武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2012年
02月08日

東急・JR武蔵小杉駅連絡通路の改修工事着手により階段幅員が減少

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2012年2月7日より、武蔵小杉駅の東急とJRを結ぶ連絡通路の
階段の幅員が一部で狭くなりました。

これは、2011/11/16エントリでも取り上げたとおり、現在の連絡
通路を改修し、下りエスカレーターを設置
するためのものです。

■幅員が一部減少した連絡通路の階段
幅員が一部減少した連絡通路の階段

■工事の仮囲い
工事の仮囲い

現在、連絡通路の階段の片側のに仮囲いが設置され、その分
幅員が減少
しています。現在は片側の一部分ですが、今後は
これが順次上の方まで伸びていく
そうです。

この仮囲いの中で、これから改修工事が着手されることになります。

おそらくは、新しい下りエスカレーターがこちら側に設置されるの
ではないでしょうか。

■幅員減少前の連絡通路の掲示
幅員減少前の連絡通路の掲示

幅員減少前の連絡通路の掲示

こちらは、幅員減少前の連絡通路です。ここには、先日より幅員
減少を告知する大きな掲示
が出ていました。
ここで日付が2月7日と告知されていましたが、7日夜の段階では
まだ作業は始まっていませんでしたので、実質的には8日から
だったようです。

掲示によれば、幅員が減少するのは2012年9月末までとされてい
ます。連絡通路改修工事全体は2013年3月末までですが、幅員
減少が必要な作業は7ヶ月あまりで終了することになります。

■上から見た連絡通路
上から見た連絡通路

この連絡通路は、東急とJRを乗り継ぐ多くの利用者が行き交って
います。

もともと比較的幅はありますので今回の幅員減少で大きな支障を
きたすことはないように思いますが、西街区の再開発ビルと接続
される新連絡通路ができるまで、少々辛抱
となります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2011/9/6エントリ 東急武蔵小杉駅ビルが公式リリース、ビル内に
学童保育施設および保育所を開設へ

2011/11/16エントリ 東急・JR武蔵小杉駅連絡通路を改修、下り
エスカレーター設置し西街区再開発ビルに接続へ

2011/12/14エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設予定地の重機と、
みずほ銀行ATM閉鎖

2012/1/2エントリ 東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエスカ
レーター設置工事を2012年1月10日着手へ

2012/1/11エントリ 東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエス
カレーター設置工事が開始、ホームに仮囲いが登場

2012/1/14エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの鉄骨組み上げ開始
2011/1/21エントリ 東急武蔵小杉駅渋谷・目黒方面ホームにも
仮囲いが設置

2012/2/4エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの2層目部分

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2012年
02月04日

東急武蔵小杉駅ビルの2層目部分

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東急武蔵小杉駅ビルの工事が着々と進められ、駅ビルの2層目
部分
についても一部鉄骨が組まれてきました。

■東急武蔵小杉駅ビル建設工事
東急武蔵小杉駅ビル建設工事

東急武蔵小杉駅ビルは、駅上部人工地盤の北側(写真手前)から
順次工事が進められています。
写真右端に見えるのは西街区・エクラスタワー武蔵小杉で、駅ビル
との接続が行われます。

■2層の駅ビル鉄骨
2層の駅ビル鉄骨

角度を変えて見てみると、駅ビルが2層構造になっているのがわか
ります。
フロア数でいえば、駅ビル1層目が4階、2層目が5階ということに
なり、接続されるエクラスタワーのフロア数とも統一されています。

■パークシティ武蔵小杉前から見た東急武蔵小杉駅ビル
パークシティ武蔵小杉前から見た東急武蔵小杉駅ビル

駅ビルの完成は2013年3月ですので、気がついてみればあと1年
余りです。エクラスタワー武蔵小杉もどんどん建物の背が伸びて
いますし、東街区のパークシティ武蔵小杉 ザ・グランドウイング
タワーも今年は建物躯体が立ち上がってくるでしょう。

上記写真でも手前に見えているグランドウイングタワーのモデル
ルーム
は、近々オープンするようです。

これから2013年、2014年にかけて、東急武蔵小杉駅の姿が大きく
変貌
してくることになります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2011/9/6エントリ 東急武蔵小杉駅ビルが公式リリース、ビル内に
学童保育施設および保育所を開設へ

2011/11/16エントリ 東急・JR武蔵小杉駅連絡通路を改修、下り
エスカレーター設置し西街区再開発ビルに接続へ

2011/12/14エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設予定地の重機と、
みずほ銀行ATM閉鎖

2012/1/2エントリ 東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエスカ
レーター設置工事を2012年1月10日着手へ

2012/1/11エントリ 東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエス
カレーター設置工事が開始、ホームに仮囲いが登場

2012/1/14エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの鉄骨組み上げ開始
2011/1/21エントリ 東急武蔵小杉駅渋谷・目黒方面ホームにも
仮囲いが設置

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2012年
02月03日

JR武蔵小杉駅連絡通路跨線橋バリアフリー化に伴う「森山ビル」の撤収開始

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先般より、JR武蔵小杉駅の横須賀線連絡通路の跨線橋に隣接
した「森山ビル」の撤収作業
が進められています。

■撤収作業が進む「森山ビル」
撤収作業が進む「森山ビル」

JR東日本および川崎市は、南武線各駅のバリアフリー化を進めて
います。その一環として、JR武蔵小杉駅の横須賀線連絡通路に
エスカレーターおよびエレベーターを設置
することが当初より計画
されていました。

■「森山ビル」と連絡通路の跨線橋
「森山ビル」と連絡通路の跨線橋

ただ、ご覧の通り、現状の連絡通路跨線橋にはぎりぎりのスペース
しかありません。この通路を拡張してバリアフリー化するには、森山
ビル立ち退く必要があります。

その後の経過は2011/10/1エントリで取り上げたとおりで、
JR東日本が旧中原消防署跡地の一部を川崎市より取得したことに
より昨年中に「森山ビル」移転の目途が立ちました。

これを受けて、このたび森山ビルの撤収が進められているものです。

■撤収した1階ダンススクール
撤収した1階ダンススクール

このビルの1階にはダンススクールがあったのですが、現在では
すでに内部の撤収が進められています。
その他、ビル上階はマンションになっているのですが、マンション
入口には瓦礫が積み上げられ、人が住んでいる気配はないよう
です。

この様子ですと、移転先のビル完成を待たずして、このまま解体が
進められていきそうな感じですね。
ビル解体後、この用地を活用して連絡通路跨線橋がバリアフリー
化される
ことになります。

■移転先の旧中原消防署跡地
移転先の旧中原消防署跡地

■旧中原消防署跡地の一部区画
旧中原消防署跡地の一部区画

一方、移転先の旧中原消防署跡地では、最近になって敷地の一部
区画がフェンスで囲われました。ここがそのまま代替地として割り
当てられている区画なのかどうかはわかりませんが、いずれは
ビルの建設工事が始まるものと思います。
(※厳密に言えば、代替地がビルとして運用されるかどうかは
オーナーの方次第ですので、確認できた事実ではありません)

この用地の売却は、府中街道拡幅の代替地として期待を寄せて
いた沿道の皆様としては非常に落胆される結果
となりました。
拡幅事業や二ヶ領用水も含めた一体的な整備について、川崎市も
含めた当事者間で検討が進められる中、寝耳に水の売却となった
ことが反発を呼んでいるものです。

その後川崎市から事後の説明が行われたものと思いますが、
今後の府中街道拡幅事業に影響を及ぼす可能性もあります。

連絡通路のバリアフリー化とあわせて、拡幅事業の進捗も見守
っていきたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図面
2009/11/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と隣接ビル
2010/4/17エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路のバリアフリー化
計画

2010/6/14エントリ 東京機械製作所跡地再開発始動と、府中街道と
二ヶ領用水の一体整備案

2011/10/1エントリ 川崎市が旧中原消防署跡地をJR東日本に売却、
新駅連絡通路跨線橋バリアフリー化のための隣接ビル代替地活用へ

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2012年
02月02日

小杉町3丁目中央地区再開発の地下部分

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小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の、地下部分の
工事
が大分進んできました。

■小杉町3丁目中央地区
小杉町3丁目中央地区

このとき、小杉町3丁目中央地区では、背の高いクレーン車が稼動
していました。クレーン車があるのが地上レベルであり、その下は
再開発ビルの地下部分
ということになります。

写真奥にはユニオンビル、イトーヨーカドー、セントスクエア武蔵
小杉、パークシティ武蔵小杉などが見えます。

■再開発ビルの地下部分
再開発ビルの地下部分

再開発ビルの地下部分

再開発ビルの地下部分には鉄骨が組まれ、鉄骨の足場の上で
重機が稼動
しています。
拡大してみると、地下の底となる部分も視認できます。

この地下部分は、駐車場などになるのではないでしょうか。

■マッキャンズとかどやの仮設店舗
マッキャンズとかどやの仮設店舗

マッキャンズとかどやの仮設店舗

これは、南武線沿いにあるマッキャンズとかどやの仮設店舗
ですね。こうして見てみると、コンパクトなスペースを活用して
いることがあらためてわかります。

仮設店舗は生かしたまま再開発ビルの工事が進められ、竣工
後に再移転して、最後に南武線沿いの道路拡幅が行われる
ことになります。
再開発ビル完成は2015年春、道路拡幅も含めた全体の事業完了は
2015年度中(2016年3月まで)を予定
しています。

小杉町3丁目中央地区再開発については、野村不動産・相鉄不
動産
からすでに着工に関するプレスリリースが出ています。
竣工時期が比較的近い、三井不動産の「パークシティ武蔵小杉
ザ・グランドウイングタワー」
は近々販売活動がスタートしますし、
こちらのタワーについても今年のうちには何らか動きがあるの
ではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉3丁目地区
2007/10/19エントリ 小杉町3丁目中央地区計画公表!
2007/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区イメージパース
2007/10/24エントリ 小杉町3丁目中央地区フロア構成
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/9/15エントリ 旧中原消防署の跡地利用と小杉3丁目中央地区
2008/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発が本組合に移行へ
2009/3/5エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発を清水建設・野村
不動産・相鉄不動産に委託

2011/6/6エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体進捗とエコジョーズ採用
2011/6/8エントリ 小杉町3丁目中央地区の最新イメージパース
2011/6/18エントリ 小杉町3丁目中央地区:中原市民館の解体
状況

2011/11/13エントリ 小杉町3丁目中央地区の基礎工事

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2012年
01月30日

小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す

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小杉町3丁目東地区は、今年はいよいよ具体的に再開発事業が
動いていくことになります。2012年2月にも再開発計画の素案が
行政当局に提出され、2013年3月の都市計画決定
に向けて
手続きが進められていくスケジュールが組まれることとなりました。

■小杉町3丁目東地区マップ
小杉町3丁目東地区マップ

小杉町3丁目東地区は、現在のマルエツ小杉店や、中原図書館が
あるエリア
です。

中原図書館については、2013年3月に西街区のエクラスタワー
武蔵小杉に移転予定
であり、その用地が空くことになります。
またその他の既存ビルもかなり築年数が経過していることから、
再開発による更新をはかることになります。

■現在の中原図書館
現在の中原図書館

これまでのエントリでもお伝えしているように、小杉町3丁目東地区
再開発には、三井不動産レジデンシャルと東急不動産が参画
しています。
再開発組合には、その他UR都市機構や既存ビルオーナーの方
などが地権者として名前を連ねることになりますが、商業施設や
タワーマンションの開発事業は三井+東急の2社が主軸となって
推進
していくことになるものと思います。

■現在計画されている再開発イメージ(複数案のひとつ) 現在計画されている再開発イメージ(複数案のひとつ)

現在計画されている再開発イメージ(複数案のひとつ)

■再開発事業の目標スケジュール
2012年度 地区計画・市街地再開発事業等 都市計画決定
2013年度 事業計画認可・権利変換計画認可
2014年度 再開発施設建築物工事着工
2017年度 施設建築物工事完了


前回お伝えした目標スケジュールは上記の通りで、2012年度=
2013年3月まで
となりますから、現在のところ大きな変更はありま
せん。まずは2013年3月の都市計画決定に向けて、来月に予定
されている事業計画の素案をベースに、所定の行政手続きを
踏んでいく
ことになります。

ただやはり、小杉3丁目東地区は地権者が分散していますし、
2013年度=2014年3月までの権利変換計画認可がひとつの山
なりそうですね。
スケジュールはあくまでも現時点での目標であり、ずれ込む可能
性が十分にある
ことを認識しておく必要があります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを
日本設計に委託

2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益
施設とタワーマンションを建設へ

2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジ
デンシャル・東急不動産が参画

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2012年
01月28日

東京機械製作所玉川製造所第一工場の解体工事が鴻池組に内定

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東京機械製作所玉川製造所第一工場の解体工事の施工業者が、
鴻池組に内定
しました。
第一工場跡地には大型複合商業施設「アリオ武蔵小杉」の建設を
行う計画であり、4月に解体工事を着手、今秋の建設工事着工
予定しています。

■東京機械製作所玉川製造所第一工場
東京機械製作所玉川製造所第一工場

第一工場は、玉川製造所の北側の敷地にあたります。南側の第二
工場はすでに住友不動産に売却
されていますので、そちらに関し
ては住友不動産による別個の事業ということになります。

ただ、工場の解体工事に関しては、いずれも2012年4月に着手
される見込みとなっています。

■鴻池組による東京機械製作所社宅解体およびオフィスビル建設
鴻池組による東京機械製作所社宅解体およびオフィスビル建設

鴻池組といえば、東京機械製作所の「新丸子社宅」の解体および
オフィスビル建設工事も受注
していました。

さらには、東京機械製作所玉川製造所の移転先である「TKSかずさ
テクノセンター」も、鴻池組の施工
によるものです。

■東京機械製作所 新着情報 かずさテクノセンター竣工式
http://www.tks-net.co.jp/shintyaku/110428.html

昨年4月に行われたかずさテクノセンターの竣工式では、鴻池組の
蔦田代表取締役が挨拶をしています。
鴻池組は、東京機械製作所御用達のような感じになっているよう
ですね。

「アリオ武蔵小杉」の建設工事の施工業者はまた別途選定されると
いうことですが、鴻池組が有力候補して名前が挙がることになり
そうです。

■綱島街道から見た第一工場
綱島街道から見た第一工場


綱島街道から見た第一工場

解体工事は4月からということで、一部撤収作業などは行われて
いるようですが、今のところ大きな動きは見えません。
綱島街道の拡幅用地も、まだこれからという状態です。

今回、解体工事の施工業者が内定しましたので、今後は工事着手に
向けての具体的な準備作業
が進められていくことになります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)

2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ

2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成

2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報

2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場
用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

2011/4/21エントリ 東京機械製作所玉川製造所第二工場の売却完了、
かずさテクノセンター竣工

2011/7/15エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発地区内の
ビルが閉鎖

2011/8/17エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発の事業計画
が公示

2011/8/19エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地再開発の
平面図と立面図

2011/8/22エントリ 東京機械製作所跡地の大型複合商業施設が
イトーヨーカドーに決定、アリオ形態の複合SCに

2011/8/24エントリ 東京機械製作所の「アリオ武蔵小杉」はシネコン
誘致断念、イトーヨーカドーは2店舗併存へ

2011/8/28エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地「アリオ武蔵
小杉」のイメージパース

2011/9/19エントリ 東京機械製作所玉川製造所の一部施設除却工事
2011/11/17エントリ 東京機械製作所が小杉御殿町の「新生寮」など
固定資産を売却

2011/12/3エントリ アリオ武蔵小杉の建設と、パークシティ武蔵
小杉の用途地域変更

2012/1/25エントリ アリオ武蔵小杉建設に伴う、パークシティ武蔵
小杉の用途地域変更に関する川崎市の見解

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2012年
01月25日

アリオ武蔵小杉建設に伴う、パークシティ武蔵小杉の用途地域変更に関する川崎市の見解

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東京機械製作所玉川製造所跡地に大型複合商業施設「アリオ
武蔵小杉」を建設するために、川崎市が隣接するパークシティ
武蔵小杉の用途地域の変更
を打ち出しています。
昨年11月には公聴会が実施され、パークシティ武蔵小杉ミッド
スカイタワー理事会が公述人として用途地域変更の代替案等を
提案
されていました。

このたび、川崎市よりその公述に対する見解が示されました。

■川崎市まちづくり局 川崎都市計画素案
http://www.city.kawasaki.jp/50/50tosike/home/
osirase/tosikeikaku/sinmaruko_h23/soan/top.htm


まずは全体の背景からおさらいしましょう。
アリオ武蔵小杉は、高さ31m・最高部40mの建物として計画されて
いますが、北側のパークシティ武蔵小杉の用地は「第二種住居
地域」
となっています。
第二種住居地域は、4m水平面で冬至8時~16時の間の日陰が
3時間未満となるよう日照が保証
されています。この規制にアリオ
武蔵小杉の建物が抵触するため、このままでは建築許可を出す
ことができません。

このため、川崎市が当該地区の用途地域を「商業地域」に変更し、
日照規制を撤廃
ことを打ち出したわけです。

■ミッドスカイタワー(左)と東京機械製作所玉川製造所(右)
ミッドスカイタワー(左側)と東京機械製作所玉川製造所(右側)


この用途地域の変更はパークシティ武蔵小杉の分譲時から昨年
に至るまで周知がなされたものではありませんでした。
これを受けて、前述の通り、2011年11月26日に開催された都市
計画公聴会
において、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
管理組合が公述人として立ち、用途変更にあたっての代替案を
提示
されていました。
2011/12/3エントリ参照)

今回川崎市より示されたのは、この公述に対する川崎市としての
考え方
です。
用途地域変更に対する公述人の提案を退ける一方で、ミッドスカイ
タワーと東京機械製作所の当事者間の建築協定についてはこれを
支持
するものとなっています。

ミッドスカイタワー管理組合による公述申述書の要旨と、川崎市
まちづくり局による見解の要旨を以下に示します。
(公述申述書の要旨は前回エントリの再掲となります)

<公述申述書および川崎市の見解の要旨>

1.建築基準法第56条の2第1項 ただし書適用を求める件


(公述申述書の要旨)

■これまで行政はミッドスカイタワー敷地を商業地域に用途変更
することは既決定であり、周知事項と説明してきた。しかしミッド
スカイタワーが販売された平成20年以前に川崎市が発表した
行政文書のどこにも当該記述は見当たらない。
■用途地域が第二種住居地域であることに着目してミッドスカイ
タワーを購入された者も相当数認められる。
■本年8月末になって初めて川崎市まちづくり局職員より、管理
組合に対して非公式の打診を受けた。我々の要請に応える形で
9月30日に区分所有者向けの非公式説明会を実施した。
■上記において、区分所有者が納得できる説明はなされていない。
■以上の経緯に鑑み、多くの区分所有者にとっては、商業地域
への用途変更は予見可能な事情と解することは困難である。
■そこで我々は川崎市に対し用途地域の変更の撤回を求めるが、
東京機械製作所再開発事業の遅延は本意でない。また、無限の
将来にわたって現在の用途地域の維持を求めるものではない。
■我々が主張しているのは、これまで享受してきた第二種住居
地域としての法益を奪う前に、他の代替措置を検討し、当該代替
措置では、都市計画行政の目的を遂行する上で、重大な公益
侵害があること若しくは他の利害関係者に対して回復しがたい
急迫な権益侵害があることを実証したうえで、利害関係人からの
理解を得る必要があると言っているに過ぎない。
■しかしながら、これまで川崎市からは、このような実証的な
説明はなされていない。
■そこで我々は代替措置として、建築基準法第56条の2第1項
「ただし書」の適用を提案する。当該措置は既存住民の法益を
変更せずに東京機械製作所再開発を可能とする、有力な代替
措置と考えるからである。
■これに対して、川崎市は先例がないとの理由から消極的な
姿勢を示している。
■ところが、ミッドスカイタワー自体が、この「ただし書」の適用に
よって建築許可が下ろされている。「ただし書」の適用により、
北側隣接地域を第二種住居地域から変更せずにミッドスカイ
タワーが建設されたわけで、全くの同条件でないにせよ先例
は存在している。
■住民自身が考えた行政法規上の具体的なカウンター提案をも
拒否し、住民から十分な納得も得られないままで、用途地域
変更を遂行するのが、果たして望ましい自治体行政なのか、
川崎市並びに関係行政官庁は真剣に考えていただきたい。

(これに対する川崎市の見解の要旨)
■小杉駅周辺地区では、都市機能が集積した広域的な拠点の
形成をめざしている。
■この一部を構成する小杉駅南部地区は、都市基盤施設の整備
水準が低く、土地の高度利用が図られていない状況にあった。
そこで、当地区においては「小杉駅南部地区地区計画」を平成16
年に策定し、魅力にあふれる複合市街地の形成をめざしたまちづ
くりを進めてきた。
■ミッドスカイタワーが位置するD 地区およびステーションフォレスト
タワーが位置するE地区は、都市計画道路武蔵小杉駅南口線の
整備とあわせ、商業施設、文化交流施設及び都市型住宅等の
駅前にふさわしい機能の集積を図ることとしており、その土地利用
動向にあわせ、現在の第二種住居地域から将来商業地域に変更
することを想定し、まちづくりを進めてきた。
■地区内の容積率については、現在の第二種住居地域における
200%(一部300%)から、将来は商業地域で定める400%に変更
することを想定し、さらに、敷地内の広場や公開空地等を評価する
ことなどにより、さらに400%加算し、最終的には800%の容積率と
することを地区計画で定めており、このような考え方により緩和
された容積率を用い、現在の建築物が建築されている。
■用途地域の変更の時期につきましては、都市基盤の整備が
進み、交通負荷の懸念がなくなった時点でその土地にふさわしい
用途地域に変更するため、当地区においても、事業が順次着工し、
想定していたまちづくりの実現が確実になったことから、今回、
用途地域の変更を行うこととした。
■このような都市計画制度を用いてまちづくりを進めてきたことを
踏まえ、今回の用途地域の変更は、商業・業務、研究開発、文化
交流、都市型住宅等の機能が集積した広域的な拠点にふさわしい
小杉駅周辺地区のまちづくりを進めていく上で必要と考えている。
■また、今回併せて地区計画を決定する「新丸子東3丁目南部
地区地区計画」も、「小杉駅南部地区地区計画」と同様に将来、
事業が完成又は概成した時点で、用途地域を商業地域(容積率
400%)に変更することとしている。
■建築基準法第56条の2第1項「ただし書」の適用については、
「隣地等又は隣地等の部分が、日照を必要とせず、かつ、将来に
わたって建築物の敷地として利用される可能性がない場合又は
居住の用に供する建築物等が建築される可能性がない場合は、
当該部分については日影規制を適用しないものとする」と規定
されている。
■過去にミッドスカイタワーが許可を取得した「前例」についても、
同様の趣旨で、北側ののE-1地区が、当該地区計画において
住宅の建築が規制されていたことを根拠に許可を行っている。
■しかしながら、ミッドスカイタワーがあるD地区においては、
住宅の立地が許容される地区であることから、上記許可基準に
適合しないため、建築基準法第56条の2第1項「ただし書」
を適用することは困難と考える。
■よって、都市計画素案のとおりの用途地域の変更が妥当で
あると考えている。

2.建築基準法第69条などに定める建築協定に関する件

(公述申述書の要旨)

■第一の主張である「建築基準法第56条の2第1項 ただし書適用
を求める件」が実現するか否かとは別に、次の点を主張したい。
■これまで事業主の東京機械製作所さんと、快適な居住性と利便
性の高い商業機能の共存のため、建築基準法第69条に基づく
建築協定実現に向けて作業を進めてきており、当事者間合意に
向けての調整は最終段階に達している。
■建築協定の内容には、ミッドスカイタワーの居住階層住民の
日照状態に関して、地表12m平面で冬至8時~16時の間の日陰
が3時間未満とする等も含めている。
■さらに、将来当事者が変更しても互いに協定の効果が持続する
ことが法律上担保された特殊な協定であり、川崎市の認可が
必要である。
■仮に第一の主張が不調に終わり、ミッドスカイタワー敷地が商業
地域に変更されたとしても、本協定は東京機械製作所再開発
事業での建物が及ぼす日照に関しては、ミッドスカイタワー
居住者が最低限の日照状態を確保するための制度的手当てで
ある。
■川崎市からは、先の住民説明会においても「できるかぎりの
支援はする」とのお言葉をいただいている。
■川崎市に対して、当該建築協定の実現に向けて、積極的かつ
前向きな指導をするとともに、申請後は速やかな認可を行うよう
要請する。

(これに対する川崎市の見解の要旨)
■「新丸子東3丁目南部地区地区計画」は、「建築物等の高さの
最高限度」や「壁面の位置の制限」等を定め、採光や通風の確保
や、圧迫感の低減に努めることによって周辺環境へ配慮した計画
としている。
■その一環として、ミッドスカイタワーのの居住階が存する4階の
部分に対して、冬至時の8時から16時の間に3時間以上の日影が
発生しない建築計画となるよう、事業者に対し指導している。
■川崎市としても、小杉駅周辺地区のまちづくりを進めるため
必要な用途地域の変更は行うものの、これにより周辺環境に
著しい影響を与えることは望ましくないと考えていることから、今後
も周辺環境に十分配慮した建築計画となるよう、指導・誘導して
いく。
■快適な居住性と利便性の高い商業機能の共存は非常に重要
であるため、建築基準法第69条の規定に基づく建築協定の実現
及び速やかな認可に向けて、市としてもできる限りの支援を行い
たい。

       ※       ※       ※

要旨といいながらもなるべく正確にお伝えするには削ることが
難しく、分量が多くなってしまいました。
以下、もう少しざっくりとまとめましょう。

「1.建築基準法第56条の2第1項 ただし書適用を求める件」
ついては、川崎市は「周知事項であったことを示す客観的な
行政文書は見当たらない」
という指摘には直接答えず、
「現在の第二種住居地域から将来商業地域に変更することを想定
し、まちづくりを進めてきた」

という従来からの主張を繰り返す形になっています。

ただ、ミッドスカイタワーの容積率緩和について、「商業地域に
変更することを前提に800%と定めた」というロジックをここで
登場
させ、従来からの既定事項であったという間接的なエビデ
ンスとしているようです。
(ただ、市民に周知されていたかどうかとは別の話ですが)

「ただし書」の適用については、ミッドスカイタワーに適用された
のはあくまでもフーディアムが「住居ではない」ことによるもので、
ミッドスカイタワーの用地は住居が許容されていることから適用
できないとの見解
が示されました。
条文に解釈の余地があるかどうか、制度の技術論は私には
わかりませんが、川崎市の見解は「ただし書」の条文通りという
ことになるのでしょう。

これをもって「ただし書」を適用する代替案は退けられ、川崎市
の意向どおりにパークシティ武蔵小杉の用地を商業地域に変更
することが妥当であると結論付けられています。


■東京機械製作所玉川製造所
東京機械製作所玉川製造所

一方で、「2.建築基準法第69条などに定める建築協定に関する
件」
については、川崎市も前向きな姿勢を示しています。
用途地域の変更によって周辺環境に著しく影響を与えることは
望ましくないとの観点から、ミッドスカイタワーと東京機械製作所の
間の建築協定締結に関しては、川崎市もできるかぎりの支援を
する
ということです。

公述人としては、用途地域の変更が覆らないことはこれまでの
前例などからも予想されていたことと思いますし、こちらの建築
協定が現実的に講じられた「次善の策」となるものでしょう。

■アリオ武蔵小杉建設予定地とパークシティ武蔵小杉
アリオ武蔵小杉建設予定地とパークシティ武蔵小杉

今回の川崎市の見解が示されたことで、パークシティ武蔵小杉の
用地が第二種住居地域から商業地域に変更されることは確定的

といってよいと思います。

ただし、当事者間の建築協定は川崎市の支援も受けて無事に
締結される見込み
となっています。これによりミッドスカイタワーの
住居階の日照は確保されますので、実質的な部分では住環境が
担保されるということになりそうです。

さまざまな利害の調整を図ることはたいへん難しいことですが、
それに取り組まなければならないのはやはり川崎市ですね。

今後も広範囲にわたって大規模開発が進む中で、多くの調整が
必要になってくることと思います。それにあたっては、都市計画を
推進する川崎市には通り一遍の答弁で終わらない対応を望み
たい
ところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)

2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ

2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成

2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報

2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場
用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

2011/4/21エントリ 東京機械製作所玉川製造所第二工場の売却完了、
かずさテクノセンター竣工

2011/7/15エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発地区内の
ビルが閉鎖

2011/8/17エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発の事業計画
が公示

2011/8/19エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地再開発の
平面図と立面図

2011/8/22エントリ 東京機械製作所跡地の大型複合商業施設が
イトーヨーカドーに決定、アリオ形態の複合SCに

2011/8/24エントリ 東京機械製作所の「アリオ武蔵小杉」はシネコン
誘致断念、イトーヨーカドーは2店舗併存へ

2011/8/28エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地「アリオ武蔵
小杉」のイメージパース

2011/9/19エントリ 東京機械製作所玉川製造所の一部施設除却工事
2011/11/17エントリ 東京機械製作所が小杉御殿町の「新生寮」など
固定資産を売却

2011/12/3エントリ アリオ武蔵小杉の建設と、パークシティ武蔵
小杉の用途地域変更

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2012年
01月22日

パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー公開空地に禁煙標示塔設置

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2012年1月21日、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの
公開空地に、禁煙標示塔が設置
されました。
この敷地内は以前より禁煙となっていましたが、より幅広くその
周知をはかるものです。

■ミッドスカイタワーの禁煙標示塔
ミッドスカイタワーの禁煙標示塔

ミッドスカイタワー1階のかつてのam/pm(現・ファミリーマート)の
店先には、灰皿と椅子が設置
されていました。
これはその後撤去され、敷地の完全禁煙化が実施されたものの、
一旦喫煙の癖がついてしまったためか、撤去されてからも周辺での
喫煙やポイ捨てが問題となっていました。

公開空地はミッドスカイタワーの「私有地」となりますが、注意を
した方が逆切れで「誰が決めたんだ」などと凄まれるようなことも
あった
そうです。

ファミリーマートのや中原市民館の壁面などには禁煙の表示も
ありますが、一般の方には一帯が禁煙であることが分かりづらい
のも確かですね。
このたび、それを解消すべく、禁煙標示塔を立てて禁煙の「見える
化」を実現
することになったわけです。

■ミッドスカイタワーの禁煙標示塔(中原市民館前)
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの禁煙標示塔(中原市民館前)

パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー公開空地の禁煙標示塔(中原市民館前)

設置された禁煙標示塔は合計10か所で、ミッドスカイタワー敷地
内の各地に配置されています。
こちらは中原市民館前に設置されたものです。

■「ふれあいの丘」の禁煙標示塔
「ふれあいの丘」の禁煙標示塔

「ふれあいの丘」の禁煙標示塔

ミッドスカイタワーの公開空地としては、こちらの「ふれあいの丘」
ちょっと独立した公園のようになっています。
こちらにも、禁煙標示塔が設置されていました。

■エントランス付近の禁煙標示塔
エントランス付近の禁煙標示塔

最後にこちらは、エントランス付近ですね。ご紹介したのは10か所
のうち半分ですが、まだ他にも5か所、バランスよく敷地内に配置
されています。

こういった表示はあまりどぎついと景観が損なわれますが、なる
べく主張しすぎないように、一方できちんと目に留まるように
配慮
されていたようです。

■パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー前の郵便ポスト
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー前の郵便ポスト

ところで、2012/1/16エントリでは、同じくミッドスカイタワーの公開
空地に郵便ポストが設置
されたことをご紹介したばかりでした。
こちらは、中原郵便局との粘り強い交渉の末設置されたものだ
そうです。

■中原市民館・市民活動センター裏手の喫煙所
中原市民館・市民活動センター裏手の喫煙所

■東街区の喫煙所

東街区の喫煙所

中原市民館裏手に設置された喫煙所や、東街区の用地に設置
された臨時喫煙所
も、ミッドスカイタワーと各方面との調整の上で
設置されています。
今回の標示塔設置など、ミッドスカイタワー一体の禁煙推進は
2か所の喫煙所設置と一体的な施策
で進められているものです。

駅前でもあり居住の場でもありますので、そのバランスを取りつつ、
生活環境を維持していくことが大切ですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
2010/8/4エントリ am/pm武蔵小杉駅前店の灰皿撤去と駐輪問題
2010/12/31エントリ 武蔵小杉駅の指定喫煙場所が移動
2011/4/23エントリ 中原郵便局の武蔵小杉駅周辺の清掃活動
2011/5/13エントリ パークシティ武蔵小杉のam/pm前の禁煙化と
中原市民館裏手の喫煙所設置

2011/5/19エントリ am/pm武蔵小杉駅前店が5月28日(土)閉店、
ファミリーマートに転換し6月22日(水)オープン

2011/6/22エントリ パークシティ武蔵小杉のファミリーマート
武蔵小杉駅前店本日オープン

2011/7/8エントリ JR武蔵小杉駅北口の路上喫煙・ポイ捨て防止
キャンペーンと、過料徴収への動き

2011/11/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区に暫定喫煙所設置
2011/11/21エントリ ロイヤルパークス武蔵小杉のローソンの灰皿と、
喫煙マナー

2012/1/16エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー前に
郵便ポストが本日設置

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2012年
01月21日

東急武蔵小杉駅渋谷・目黒方面ホームにも仮囲いが設置

hatsushimo.gif

2012/1/11エントリにおいて、東急武蔵小杉駅の横浜方面ホームに
駅ビルへの階段・エスカレーター設置工事のための仮囲いが設置

されたことを取り上げました。
その後、渋谷・目黒方面ホームにも仮囲いが登場し、準備作業が
進められています。

■東急武蔵小杉駅の渋谷・目黒方面ホーム
東急武蔵小杉駅の渋谷・目黒方面ホーム

ここは、東急武蔵小杉駅の渋谷・目黒方面ホームの北側(新丸子
寄り)の部分
です。階段およびエスカレーターが設置されるのは、
当然ながら横浜方面ホームと同じくらいの位置にあたります。

■仮囲いと東急東横線の間
仮囲いと東急東横線の間

■仮囲いと東急目黒線の間
仮囲いと東急目黒線の間

仮囲いと電車の間が狭くなっているのも横浜方面ホームと同様
ですが、こちらはいわゆる「上り電車」になります。ラッシュ時は
横浜方面よりも混雑が激しくなりますので、安全面のハードルは
より高いもの
になります。

ホームのスペースは、目黒線よりも東横線側の方が広くなってい
ます。

全般的には東横線側の方が混雑が激しいですから、その分東横
線側の方にスペースを広くとっているということなのでしょう。
ただ、ラッシュ時の目黒線の始発電車については、行列ができ
ますので、その間はかなり窮屈になっているものと思います。

■「ホームの広いところでお待ちください。」
「ホームの広いところでお待ちください。」

仮囲いの壁面には、「ホームの広いところでお待ちください。」という
掲示がありました。
どうしても狭くなっていますので、安全面の観点からここにはなるべく
並ばないでほしい、ということですね。

最低限人の通り道も開けておかなければなりませんし、こういった
誘導も必要となります。

なお、また駅職員の方に渋谷・目黒方面ホームの安全面について
質問してみたところ、今回はさすがに
「警備員2名を上り・下りにそれぞれ配置して、安全に配慮して
おります」

という明確な返答をいただくことができました。

ただやはり、ラッシュ時の目黒線始発に関しては「なるべく詰めて
いただいて・・・」
という以外にいかんともしがたいという感じでした。
実際問題、これは対策が難しいでしょう。

■仮囲いの内部
仮囲いの内部

仮囲いの内部は資材が積まれていまして、今のところはまだ本格的
な工事は始まっていないようでした。
これから非常に密度の濃い路線を運行しながらの工事になります
ので、ホーム上に作業ヤードもほとんど広げることができず、簡単な
部類の工事ではないように思います。

ただ、ホーム上の人工地盤では鉄骨も組まれつつあり、順調に
工事は進んでいる
ようです。階段とエスカレーターも含め、今後は
どんどん駅ビルの姿ができあがってくるものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2011/9/6エントリ 東急武蔵小杉駅ビルが公式リリース、ビル内に
学童保育施設および保育所を開設へ

2011/11/16エントリ 東急・JR武蔵小杉駅連絡通路を改修、下り
エスカレーター設置し西街区再開発ビルに接続へ

2011/12/14エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設予定地の重機と、
みずほ銀行ATM閉鎖

2012/1/2エントリ 東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエスカ
レーター設置工事を2012年1月10日着手へ

2012/1/11エントリ 東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエスカ
レーター設置工事が開始、ホームに仮囲いが登場

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2012年
01月20日

武蔵小杉で読書会を。「こすぎナイトキャンパス」

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2012年1月16日(月)に、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
主催による読書会「こすぎナイトキャンパス」が開催
されました。
これは、同法人の有志によって昨年よりトライアルを重ねてきた
もので、今回が正規には初開催となりました。
 
■NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 「こすぎナイトキャン
パス」のご案内

http://musashikosugi.or.jp/sub-a20120116
kosugi-night-campus.html

■「こすぎナイトキャンパス」Twitterアカウント
http://twitter.com/ksgnightcampus 

「こすぎナイトキャンパス」のメインターゲットは、武蔵小杉で生活
する知的好奇心旺盛な社会人
とされており、開催は当面隔週月曜
日の夜19:00~21:00
となっています。
 
本を読むのが好きな私としては以前から「読書会」なるものに一度
参加してみたいと思っておりまして、今回は個人的な関心もあって
いちメンバーとして参加してみました。
 
参加者は6名で、再開発地区以外の方が過半数を占めていました。
顔ぶれもサラリーマン、大学院生、地元の老舗商店主の方と、
年齢も幅広くバラエティーに富んだメンバー
になっていました。
 
■「こすぎナイトキャンパス」第1回の課題図書とアジェンダ
「こすぎナイトキャンパス」第1回の課題図書とアジェンダ 
 
第1回の課題図書は、日垣隆氏の「つながる読書術」でした。
読書をより実りあるものにするための方法をレクチャーする本で、
最終的には著者自身も実践している「読書会」の効能を説くものと
なっています。
 
この「つながる読書術」にも読書会を続けるメソッドとして書いて
あるのですが、「こすぎナイトキャンパス」は、課題図書を読んで
こなければ参加できない読書会ではありません。

全員読んでこないとさすがに成立しませんが、ハードルをなるべく
高くしないことが継続のコツということで、仮に読んでこなくても
参加が可能です。
(会話はいろいろ広がりますので、確かにそれでも楽しめるよう
です)

■日垣隆氏の著書
日垣隆氏の著書

読書会の流れは、共感した場所や違和感を感じた場所について、
各自意見を述べながら会話を広げていくという形式
です。
私は読書会そのものに初参加ですのでよくわかりませんが、
おそらくはごく一般的な流れなのではないでしょうか。

同じ本を読んでもさまざまなものの見方がありますし、非常に
面白かった!というのが率直な感想です。

■メガネのオーサカつれづれブログ むさしこすぎナイトキャンパス
http://megane-osaka.blogspot.com/#!/2012/
01/blog-post_19.html


第1回には、私が以前からTwitterなどでお世話になっている、
メガネのオーサカさんも参加されていました。
お店のブログで、今回のレポートを書かれています。

その中にもある通り、
「そんなに堅苦しくもなく、かといってダラダラするわけでもなく」
という感触は私も同感でして、皆さんほどよくリラックスして楽し
んでいらっしゃったな、と思います。

■会場のリエトプラザ(リエトコート武蔵小杉公開空地内)
会場のリエトプラザ(リエトコート武蔵小杉公開空地内)

■リエトプラザのフリースペース
リエトプラザのフリースペース

そして、今回実感したのは、場所の大切さです。
読書会など、何か趣味の集まりを企画されるのに、皆さん場所で
お困りになる
のではないでしょうか。

「こすぎナイトキャンパス」はNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
の事務所が入っているリエトプラザのフリースペースを借りて開催
されています。
こういったフリースペースは、借りようとしてもなかなか無いものです。

テーブルも十分なスペースがありましたので、落ち着いて読書会を
行うことができました。

■藍屋にて一杯
藍屋にて一杯

読書会はきっちり2時間で終了しまして、そのまま近くの藍屋
流れました。この近くは、ほかにあまり飲食店がありませんので、
イベント終了後の定番になっています。

今回初めて会った方もいらっしゃいましたし、読書会に関係ある
こともないことも、いろいろお話してネットワークを広げるのも
楽しみの一つではないかと思います。

       ※       ※       ※

さて、エントリ冒頭にご紹介したNPO法人のウェブページにもある
ように、「こすぎナイトキャンパス」次回以降の日程は以下の通りに
なっています。

■「こすぎナイトキャンパス」スケジュール(各回19時~21時)
1月30日(月) 山崎亮『コミュニティデザイン』
2月13日(月) グリーンズ『ソーシャルデザイン』
2月27日(月) ジェフ・ジャービス『パブリック』
3月12日(月) ジェームズ・アレン『「原因」と「結果」の法則』 
3月26日(月) プラトン『法律』


NPO法人のウェブページには課題図書がそれぞれ書いてありま
すが、2月13日開催分は第1回の参加者からの推薦図書に変更
されています。
それ以降についても、参加者の方からリクエストがあれば柔軟に
検討
されると思いますので、確定したものではないとお考えくだ
さい。

課題図書などの最新情報は、前掲のTwitterアカウントで告知され
ると思います。

「こすぎナイトキャンパス」はどなたでも参加できますので、
ちょっと読書会やってみたい、という方はTwitterアカウントに
リプライいただくか、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントまで
ご連絡ください。
(飛び入り参加でもかまわないそうです)

■リエトプラザのマップ
リエトプラザのマップ


【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2008/6/8 中丸子の藍屋で、子どもとランチ

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