武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
07月21日

仮設店舗の「かどや」のトルコライス

hatsushimo.gif

「アイリッシュバー マッキャンズ」が仮設店舗で営業を開始してから
2か月が経過しましたが、それに先立って中華料理店「かどや」
隣に移転オープンしています。
今回は、仮設店舗の様子の確認も含めまして、「かどや」に行って
まいりました。

■仮設店舗の「かどや」
仮設店舗の「かどや」

「かどや」「マッキャンズ」の仮設店舗は、小杉町3丁目地区再開発
エリア内の南武線沿い
に建設されています。
東側に「かどや」が入居していまして、夜になると中華料理店では
定番の赤い看板が輝いています。

■「かどや」の店内
「かどや」の店内

■壁掛けのREGZA
壁掛けのREGZA

移転前、お店の方が「仮設なんですけど、今より綺麗で立派なん
ですよ」
と仰っていたのですが、その通り店内は綺麗になっていま
した。
旧店舗は築45年が経過していましたが、再開発の話が10年前に
持ち上がって建て替えもできず、我慢して持ちこたえてきたとの
ことでした。

旧店舗には古いテレビがありましたが、仮設店舗には新品の壁掛
け液晶テレビ
が設置されています。移転に合わせて新調されたの
ですね。

■トルコライス
トルコライス

「かどや」の名物といえば、こちらのトルコライスです。
チキンライスの上にドミグラスソースをかけた豚カツを載せた料理
で、ボリューム一杯です。
(※今回はラストオーダー直前で、『最後だから大盛りになっちゃ
った』
ということで、通常よりも盛りが多くなっているようです)

一般的なものですとライスの上に豚カツが載っている形だと思い
ますが、「かどや」のトルコライスは豚カツの上にさらにライスが
載せられています。
さすがにこれは、おなか一杯になりました。

■店先のメニュー見本
店先のメニュー見本

■ラーメン
ラーメン

仮設店舗でも基本的にメニューは変わっていないようで、店先や
店内の壁面には御馴染みのメニューが並んでいます。
ラーメン、餃子、チャーハンなど定番のものが多いですね。
まさに「地元の中華屋さん」という感じで、懐かしい味わいです。

長い間営業を続ける中、これまでも周辺の風景は大きく変わって
きたことと思いますが、現在は再開発事業が進められています。
まさにお店の歴史の中でも、最大の変化の時を迎えているのでは
ないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2009/12/10エントリ 小杉町3丁目中央地区の小杉第6共同ビルが
2010年2月末テナント退去、メチエ移転へ

2010/2/25エントリ ブーランジュリー・メチエ、しばしのお別れ
2010/5/21エントリ 小杉町3丁目中央地区・味奈登庵のケイアイ
ビルが当面存続

2010/6/25エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉
2010/11/30エントリ 小杉町3丁目中央地区の第二成高ビル・
小杉第6共同ビル解体完了

2010/12/4エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の
解体開始

2010/4/6エントリ 「ブーランジュリー・メチエ」リニューアルオープン、
「あんてろーぷ」新規オープン

2011/1/5エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の
解体進捗

2011/1/6エントリ 「an umbrella」、再開発で移転営業中
2011/1/19エントリ 小杉町3丁目中央地区に仮設店舗建設、
「かどや」は仮設営業後再開発ビル入居へ

2011/2/7エントリ 武蔵小杉でフィッシュ&チップスを
2011/3/6エントリ 小杉町3丁目中央地区の仮設店舗に「かどや」の
看板設置

2011/4/21エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」が3月26日
閉店、4月末仮設店舗へ移転へ

2011/4/11エントリ 旧中原市民館の解体工事開始と、マッキャンズの扉
2011/4/19エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」仮設店舗の
内装・外装工事
2011/5/1エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」2011年5月
4日(水)プレオープン、6日(金)本オープン

2011/5/6エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」
本日仮設店舗で本オープン

Comment(1)

2011年
07月19日

中丸子地区・店舗付マンションの躯体工事

hatsushimo.gif

2011/2/24エントリにおいて、中丸子地区B地区の店舗付マンション
の着工について取り上げました。その後工事が進み、建物躯体が
立ち上がりつつあります。

■中丸子地区B地区の店舗付マンションとクレーン
中丸子地区B地区の店舗付マンションとクレーン

こちらは、建設中のマンションを野村不動産武蔵小杉ビルN棟の前
から見たものです。現在、大きなクレーンが資材を運搬しています。
周囲にはガードマンが配置され、建物から少し離れた場所を歩行
するようになっていました。

■コンクリートミキサー車
コンクリートミキサー車

こちらは別の日に撮影したもので、この時にはコンクリートミキサー
が2台来ています。建物躯体の建設工事が本格化しているのが
わかります。

■野村不動産武蔵小杉ビルS棟から見たマンション裏手
野村不動産武蔵小杉ビルS棟から見たマンション裏手

このマンションの裏手は、野村不動産武蔵小杉ビルS棟に面して
います。敷地の形状が三角形であるため、建物の形状もそれに
応じたものになっているのが見て取れました。
現在、6階建てのうち、3階部分の工事をしているようです。

この店舗付き賃貸マンションは元々501.71㎡という小さい敷地
建設されていますが、建築面積はさらにその半分、255.19㎡
なっています。
実際の構築物も見てみると、敷地ぴったりではなく、一定の余裕を
もって建てられています。

住宅としてのエントランスなど共用部分を差し引いて考えると、
やはり1階店舗の面積はかなり限られたものになることを改めて
感じました。
店舗の内容も、おのずと限られてくるのではないでしょうか。

このマンションは当初の公示において、2012年1月31日完成を予定
していました。あと半年あまりとなりますが、徐々に仕上がりのイメ
ージも見えてくることと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区B地区 (仮称)武蔵
小杉・野口マンション

2008/10/29エントリ 中丸子地区に「三井のリパーク川崎中丸子」
オープン

2010/5/13エントリ 「三井のリパーク川崎中丸子」用地に店舗付
マンション開発

2010/10/27エントリ 「三井のリパーク中丸子」閉鎖、店舗付マン
ション着工へ

2011/2/24エントリ 三井のリパーク中丸子跡地の店舗付マンションが
着工

Comment(0)

2011年
07月17日

ブリリア武蔵小杉の外装完成、竣工は2011年10月に延期

hatsushimo.gif

2011/2/3エントリにおいて、新丸子東3丁目地区のブリリア武蔵小杉
の建設工事が最上階まで到達したことを取り上げました。現在では
外装工事も進み、ホワイトとブルーの綺麗な外観が見えるようになっ
ています。

■ブリリア武蔵小杉
ブリリア武蔵小杉

前回エントリの時点では、建物躯体自体は最上部まで組みあがっ
ていたものの、まだ一部外壁がシートで覆われている状態でした。
その後バルコニーのガラスが設置されたのですが、これが白い
壁面にブルーの色彩
を加えています。
梅雨明けの夏空に映えて、爽やかな印象を受けました。

■ブリリア武蔵小杉の1階店舗部分(西側)
ブリリア武蔵小杉の1階店舗部分(西側)

ブリリア武蔵小杉の1階店舗部分(南側)

高層階だけでなく、一般的には最後に仕上げられることの多い1階
部分
も大分出来上がってきていました。
この駅寄りの部分には、店舗(セブンイレブン)が入ることになって
います。

■1階店舗部分の内部
1階店舗部分の内部

昼間は外が明るいために内部がよくわからないことが多いのです
が、夜間には内部が照明でよく見えたりします。
上記写真で店舗スペースの奥行きがわかりますが、やはりコンビニ
程度のスペース
かな、と思いますね。

       ※       ※       ※

さて、このブリリア武蔵小杉ですが、当初は2011年8月の竣工が
予定されていましたが、東日本大震災の影響によりやや工事が
遅れ、現在では2011年10月竣工予定
となっています。

ブリリア武蔵小杉以外にも、よく知られているところでは横須賀線
武蔵小杉駅の連絡通路も供用開始が大幅に延期
になりましたし、
サライ通りで建設中のパークホームズ武蔵小杉今井仲町も工期が
遅れ、一旦販売を中止
していました。

東日本大震災は、ご存じの通り、こういった建設計画以外にも実に
多方面に影響を与えており、日本社会は未だ「震災前」に戻ることは
できていません。このあたりは、致し方ないところですね。

あと約3か月、工事が続いていくことになりまして、今後は主に住居や
店舗の内装工事が進められていくものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2009/4/27エントリ 上丸子跨線橋の騒音と振動
2009/10/2エントリ 新丸子東3丁目地区B地区に「ブリリア武蔵小杉」
正式発表

2009/11/19エントリ ブリリア武蔵小杉のモデルルーム
2010/6/9エントリ ブリリア武蔵小杉の外壁
2010/8/16エントリ ブリリア武蔵小杉の工事状況(2010年8月)
2011/2/3エントリ ブリリア武蔵小杉建設工事が最上階まで到達

Comment(0)

2011年
07月15日

東京機械製作所玉川製造所再開発地区内のビルが閉鎖

hatsushimo.gif

東京機械製作所玉川製造所第二工場の隣接地にあるビルが、先般
より閉鎖
されています。これは、玉川製造所跡地における大型複合
商業施設・高層マンションの建設に伴って道路拡張を行うためのもの
です。

■府中街道沿いのビル
府中街道沿いのビル

ここは、玉川製造所第一工場・第二工場の間の道路と、府中街道が
合流する地点
です。そのY字路の角地にあるビルの退去が完了し、
現在シートで覆われた状態になっています。

玉川製造所跡地の再開発については、ほとんどは玉川製造所の
用地のみを活用することになりますが、このビルも事業区域に入っ
ています。

■ビル側面の掲示
ビル側面の掲示

ビルの側面には、玉川製造所の壁面と同様に事業計画に関する
告知が掲示
されていました。

■事業計画図中におけるビルの位置
事業計画図中におけるビルの位置

事業計画図中におけるビルの位置

事業計画図中におけるビルの位置は、上記で点線で囲んだ部分
です。
第一工場・第二工場の間の道路は片側2車線+片側1車線に
拡幅され、Y字路の角地部分の歩道が大きく広げられる形
になり
ます。

今回のビルの部分は、歩道としてここまで拡幅しなくても一応導線
は成立するのかもしれません。ただ、大型開発が完了すれば歩行
者も増えるでしょうし、Y字路の視界を改善する点でも計画図の
ように拡張できた方がベターでしょう。
川崎市の環境アセスメントも、当然こういった交通アクセスの改善
を前提として実施
されることになります。

ビルとしては立ち退く形になりますが、東京機械製作所との折衝に
より、ビルオーナーの協力が得られることになったものと思います。

さて、2011/4/21エントリでもお伝えしたように、2011年3月23日に
第二工場は住友不動産に売却され、3月31日には移転先である
TKSかずさテクノセンターが竣工
しています。

TKSかずさテクノセンターは7月に本格稼動する予定となっており
ますので、現在さまざまな移転作業が最終段階を迎えていること
と思います。

今後、今回ご紹介したビルも含め、玉川製造所の解体工事なども
着手されていくことになるのでしょう。

■第一工場・第二工場の間から見たY字路
第一工場・第二工場の間から見たY字路

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)

2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ

2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成

2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報

2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場
用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

2010/11/25エントリ 東京機械製作所跡地の大型複合商業施設に
大型スーパーとシネコン入居へ

2011/4/21エントリ 東京機械製作所玉川製造所第二工場の売却完了、
かずさテクノセンター竣工

Comment(0)

2011年
07月14日

東急武蔵小杉駅ビル8月着工に伴いエキナカ閉店相次ぐ、2013年3月完成へ

hatsushimo.gif

2011年8月1日、東急武蔵小杉駅ビル建設工事が着工することに
なりました。施工を行う東急建設より近隣等にお知らせが配布され
ており、工事完了は2013年3月31日を予定しています。

■東急建設の告知による計画概要
工事名称:東急武蔵小杉駅ビル新築工事
都市計画:商業地域 基準建蔽率80% 基準容積率500%
敷地面積:5,000.67㎡
建築面積:3,755.90㎡(公示段階では3,865.62㎡)
延床面積:7,605.85㎡(公示段階では7,577.73㎡)
建物高さ:29.65m
建物用途:駅舎、店舗
構造・規模:鉄骨造 地上3階
工期:2011年8月1日~2013年3月31日(予定)
   (公示段階では2011年6月1日~2012年12月31日)

■東急武蔵小杉駅ビル建設予定地
東急武蔵小杉駅ビル建設予定地

東急武蔵小杉駅ビルについては、約1年前、2010年7月26日に
現地に建築計画が公示
されていました(2010/7/30エントリ参照)。
そこでは2011年6月1日着工・2012年12月31日完成とされていまし
たので、着工が2ヶ月、完成が3ヶ月後ろにずれ込んだ形です。

隣接するエクラスタワー武蔵小杉の竣工・入居が当初から2013年
3月
とされていましたので、同時に完成することになりますね。

また、建築面積、延床面積がわずかに変更されていますが、こちら
は誤差程度のもので、公示段階とほとんど変わりません。設計の
微調整によるものでしょう。

       ※       ※       ※

さて、駅ビル建設工事着工に伴って、武蔵小杉駅構内では次々と
エキナカ店舗が閉店
になっています。

■「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」

■「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」閉店のお知らせ
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」一時休業のお知らせ

比較的早い段階で閉店したのは、南武線乗り換え連絡通路側の
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」で、3月28日に閉店
していました。
2011/3/10エントリでも取り上げました通り、本店舗については
2012年晩秋には営業を再開する予定となっています。その頃には
駅ビル建設工事が現地での営業に干渉しなくなる、ということでは
ないでしょうか。

現地は現在東急の「Weekly Shop」として、週替わりの物販店舗
が出張
してきています。
これは暫定的な運用で、いつでも撤収できるタイプのものです。

■「BOOKS SAGA」
「BOOKS SAGA」

■「BOOKS SAGA」閉店のお知らせ
「BOOKS SAGA」閉店のお知らせ

コンジェルジュの隣、「BOOKS SAGA」は、2011/7/3エントリで取り
上げた通り、7月26日の閉店を予定しています。
駅構内の利便性の高い書店として、惜しむ声も多いようです。

こちらは残念なことに現段階においては再度リニューアル出店の
計画は無い
とのことです。

■「田園そば」
「田園そば」

東急武蔵小杉駅改札口内では、立ち食いの「田園そば」がすでに
閉店
になっていました。正確な日時はわかりませんが、比較的
最近のことのようです。
ウインドウがブルーシートで覆われています。

■「京樽」と「新杵」
「京樽」と「新杵」

■「京樽」閉店のお知らせ
「京樽」閉店のお知らせ

東急武蔵小杉駅南口のモールでも閉店が進み、「京樽」と「新杵」の
閉店が完了
しています。

「京樽」は3月24日に閉店しており、「住まいと暮らしのコンシェルジュ」
同様に早い段階での閉店となりました。「新杵」は京樽グループで、
2009年11月13日に新規オープンした店舗
でしたが、2年に満たない
短期間の営業に終わりました。

■「三崎市場」
「三崎市場」

■「三崎市場」閉店のお知らせ
「三崎市場」閉店のお知らせ

「京樽」の向かい側、「三崎市場」も8月12日の閉店を予定していま
す。お知らせにもある通り、ここは2000年10月にオープンした店舗
で、10年以上営業を続けてきました。

なお、これらの閉店店舗全てが明確に「駅ビル建設に伴う閉店」と
確認が取れているものではありません。

ただ、いくつかの店舗では確認が取れましたし、このタイミングで
次々と閉店している状況からすると、ほぼ関連した動きである
と見るのが自然
ではないかと思います。

武蔵小杉駅構内には、「ヴィドフランス」「ユニクロ」「銀だこ」「ガスト」
「東急ストア」「iTSCOMスポット」
が引き続き営業を続けています。

「東急ストア」などは工事には干渉しないように見えますし、必ずしも
全店舗が閉店するわけではないと思いますが、ここまで閉店が続く
と、残り店舗の動向も気になるところですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/4/16エントリ 「iTSCOMスポット武蔵小杉」駅構内にオープン
2009/6/1エントリ ヴィ・ド・フランスカフェ武蔵小杉店本日オープン
2009/10/27エントリ 東急武蔵小杉駅下りホームに鉄道グッズコー
ナー設置

2009/11/17エントリ 東急武蔵小杉駅南口に和菓子店「新杵」オープン
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/3/10エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設工事により「住まいと
暮らしのコンシェルジュ」が一時休業へ

2011/7/3エントリ 東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が2011年7月
26日閉店

Comment(0)

2011年
07月12日

府中街道拡幅:歩道の一部完成と東横化学用地の有害物質検出

hatsushimo.gif
 
2011/4/14エントリで、府中街道拡幅工事の進捗について取り上げ
ました。その後2ヶ月が経過し、市ノ坪交差点付近の歩道はほぼ
出来上がってきました。

■府中街道:東京応化工業前
府中街道:東京応化工業前

こちらは、市ノ坪交差点近くの東京応化工業前の歩道です。この
一帯は東京応化工業による用地提供が早い段階で行われ、比較
的進捗が早かったエリアです。
現在では歩道が完成し、植栽も植えられています。

■信号器材の新社屋
信号器材の新社屋

■府中街道:信号器材前
府中街道:信号器材前

東京応化工業の向かい側には、信号器材の本社工場があります。
建設中だった新社屋が完成し、同時に府中街道の歩道も完成し
ています。
この付近には「市の坪中町」のバス停があり、その部分は車道を
広げてあります。
 
※       ※       ※

ところで、この「市ノ坪工区」の拡幅用地の一部から基準値を超える
特定有害物質が検出
され、川崎市から報道発表されていました。

■川崎市報道発表資料 中原区内一般国道409号(市ノ坪工区)
道路拡幅用地における特定有害物質の検出について(PDF)

http://www.city.kawasaki.jp/press/info20110610_3/item8909.pdf

■東横化学の拡幅用地
東横化学の拡幅用地

報道発表資料に有害物質の検出場所が記載されていまして、それ
によると検出場所は 東横化学の拡幅用地の北端にあたりますね。
上記写真の奥、府中街道と中丸子地区の幹線道路がT字路に
なる部分の角地です。

現在、検出場所はコンクリート舗装され、土砂等が飛散しないように
なっています。

■コンクリート舗装された有害物質検出場所
コンクリート舗装された有害物質検出場所

検出されたのは「フッ素およびその化合物」ということですが、東横
化学では使用されていない物質(東横化学の発表)とのことです。

どういった経緯で土壌に浸透したものか分かりませんが、安全に
対処されると良いと思います。

■綱島街道の有害物質検出地(検出当時)
綱島街道の有害物質検出地(検出当時)

そういえば、綱島街道の拡幅用地においても、東京機械製作所が
提供した用地から有害物質(テトラクロロエチレンや鉛)が検出
され
ていました。
工場として長年営業をしていると、多くの場合は何らか有害物質が
検出されるものですね。

現在では、綱島街道拡幅用地の有害物質は除去が完了し、共同
溝の工事が行われているところです。

市ノ坪工区の2011年度中(2012年3月まで)の完成に向けて、東横
化学の有害物質についても、いずれ除去作業をした上で歩道の
整備が行われる
ものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/5/1エントリ 綱島街道拡幅用地の有害物質とビニールシート
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ
2009/9/9エントリ 府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路
2009/10/13エントリ 府中街道拡幅用地の更地化
2009/11/6エントリ 府中街道拡幅用地の電話ボックスが消滅
2010/1/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅周辺の信号設置
2010/2/8エントリ 府中街道・武蔵小杉駅南口線の拡幅用地一部舗装
2010/2/27エントリ 府中街道の廃墟取り壊しと拡幅工事進捗
2010/5/4エントリ 府中街道拡幅区間の一部歩道整備
2010/6/14エントリ 東京機械製作所跡地再開発始動と、府中街道と
二ヶ領用水の一体整備案

2011/2/14エントリ 府中街道拡幅:東横化学前の拡幅用地確保
2011/4/14エントリ 府中街道拡幅:東横化学の建物取り壊し完了

Comment(1)

2011年
07月11日

横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と新幹線の軌道中心

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路に、新幹線の軌道の位置を示す
表示
がありました。

■横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の地下トンネル
横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の地下トンネル

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路は、2011年6月25日に供用開始
なりました。南武線のホームから「動くスロープ」で徐々に地下に潜
りつつ、綱島街道・新幹線・横須賀線の下をくぐる地下トンネル
なっています。

新幹線の軌道位置が示されていたのは、上記写真の地下トンネル
の部分
です。

■新幹線軌道中心の位置(上り)
新幹線軌道中心の位置(上り)

■新幹線軌道中心の位置(下り)
新幹線軌道中心の位置(下り)

私もTwitterで情報頂くまで全く気付かなかったのですが、地下トン
ネルの壁面下部に、上記のように
「新幹線(上り)軌道中心」
「新幹線(下り)軌道中心」

という表示があります。

それぞれ矢印が上を向いていまして、丁度矢印の部分が軌道中心
にあたる
ということのようです。

軌道中心位置はたいへん重要なものでして、安全ために軌道中心
間の最小距離(軌道中心間隔)
が定められています。鉄道事業者
によって基準は異なるようですが、新幹線の本線では4.3m以上を
確保
することになっています。

■国土交通省 新幹線の比較優位性(PDFファイル)
http://www.mlit.go.jp/common/000047962.pdf

実際に計測はしていませんが、連絡通路に設置された軌道中心を
示す矢印の間も、当然4.3m以上離れていることになります。

ただ、軌道中心の位置を地下トンネル内で表示する理由は何で
しょうか。
思い起こせば、この連絡通路の完成が遅れたのは、実際に施工を
してみたところ地上の新幹線の線路に影響が出てしまい、工法の
変更を余儀なくされた
ことが理由でした。

工事中または将来的な工事発生にあたって、新幹線の軌道位置
が重要な情報である、ということかもしれません。

■「武蔵小杉連絡地下道」の銘板
「武蔵小杉連絡地下道」の銘板

ところで、この近辺に、地下連絡通路の銘板も設置されていました。
これによると、この通路は「武蔵小杉連絡地下道」という名称の
ようです。

また、この銘板では、竣工時期が2010年12月と表示されていま
した。
連絡通路自体は2011年6月25日の供用開始で、実は供用開始
以降も一部内装工事などの工期が残っている状態ですので、
タイミングがずれています。
これは、あくまでもこの地下トンネル部分の工事だけを指している
ということなのでしょう。

東日本大震災の影響による完成遅れなどもあり、トンネルの竣工
から連絡通路の供用開始まで半年かかった
ことになります。

さて、今後は暫定連絡通路の解体が進められていきます。
この解体工事については別途取り上げたいと思いますが、完全に
工事が完了するまでには、もう暫くの時間が必要となります。

武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内と
ドライミスト

2011/4/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が4月末供用
開始予定、震災により遅延可能性あり

2011/4/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路工事の
資材が震災により調達できず、2011年4月末供用開始予定が
延期に

2011/5/2エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の
工事状況

2011/5/26エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のエスカレ
ーター工事が進捗

2011/6/7エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路が2011年
6月25日供用開始、改札外乗換は廃止に

2011/6/15エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路内部の完成
写真が公開

2011/6/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路、供用
開始の準備進む

2011/6/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅暫定連絡通路最終日、
「動くスロープ」は歩行禁止

2011/6/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始
2011/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路、初の平日ラッシュ

Comment(0)

2011年
07月06日

エルシィ跡地周辺再開発の基本計画策定へ、小杉ビルディングは駅前広場拡充を見据え段階的整備を検討

hatsushimo.gif

武蔵小杉駅北口のホテル・ザ・エルシィ跡地周辺の再開発事業に
関し、UR都市機構が2012年10月までに基本計画を策定
することに
なりました。

この基本計画においては、「将来的な駅前広場の拡充を見据え、
段階的整備を実現することを検討」
することとなっています。
すなわち、駅前広場に面した小杉ビルディングについては当初から
の一体開発が折り合わず、まずはエルシィ跡地とNEC小杉ビルに
よる再開発に留まることが濃厚
となりました。

■ホテル・ザ・エルシィ跡地周辺地区
ホテル・ザ・エルシィ跡地周辺地区

この基本計画の策定にあたっては、以下のような業務が実施され
ることになります。

(基本計画策定)
○まちづくりに関する上位計画、地域課題等の整理
○用途地域、容積率、高さ制限、駐車場附置義務等の計画与条件
 の整理
○インフラ供給状況の整理
○周辺の利便施設等の立地状況調査
○周辺地域における商業、業務、住宅等の需要動向調査
○まちづくり方針の作成
○まちづくり方針に基づく開発コンセプト(土地利用コンセプト、用途
 構成、景観計画等)
○事業実施手順と全体事業スケジュールの作成
○関係機関との協議・調整

(都市計画変更)
○交通量調査
○都市計画素案の策定(将来交通量予測、影響評価など)
○都市計画変更手続きの実施

(基盤整備計画)
○基盤整備計画手法の検討
○基盤整備基本計画の立案(道路計画、換地計画等)


さて、冒頭に申し上げたとおり、今回の基本計画策定にあたっては、
「将来的な駅前広場の拡充を見据えた段階的な整備の実現に向け
た都市計画手法の検討」
がテーマとなっています。

基本計画の範囲は、ホテル・ザ・エルシィ、NEC小杉ビル、小杉ビル
ディング、現在の駅前広場までとなっていますので、駅前広場の
拡充とは小杉ビルディングの用地以外にはありえません。


■駅前広場と小杉ビルディング
駅前広場と小杉ビルディング

■ホテル・ザ・エルシィ跡地周辺の状況
ホテル・ザ・エルシィ跡地周辺の状況
※青枠線が今回の基本計画の範囲です。

上記の通り、ホテル・ザ・エルシィおよびNEC小杉ビルについては、
都市再生機構の旗振りにより一体開発の方向性が明確になって
います。しかしながら小杉ビルディングについては、一体開発を
目指しつつも所有者との調整がついていない状態
でした。

川崎市議会においても北口へのペデストリアンデッキ設置への動き
が見られ、UR都市機構が一体開発を目指してきたところでしたが、
現状では、以下のような段階的開発を検討しているようです。

①ホテル・ザ・エルシィ跡地+NEC小杉ビルの用地の一体開発を
 実施(住宅・事務所・店舗用地として開発:2010/7/14エントリ参照)
②小杉ビルディング用地での将来的な駅前広場拡充実現を検討


駅前広場を拡充するとなると小杉ビルディングが立ち退くことになり
ますが、今のところのニュアンスからすると、そこまでの合意が
所有者と得られているものではない
ように思われます。
UR都市機構側の資料にあった文字通り、「将来的に」「見据えて」
「実現を検討」
するというレベルのようです。
・・・となると、ペデストリアンデッキも将来的な話とならざるを得なく
なりますね。

■直近で計画が具体化されるエルシィ跡地とNEC小杉ビル
直近で計画が具体化されるエルシィ跡地とNEC小杉ビル

直近で具体化されるエルシィ跡地+NEC小杉ビルの一体開発に
おいては、双方の用地の間にある道路を付け替え、一体敷地に
整形してから民間事業者に売却し、譲渡先の事業者が施設を
整備するスキーム
が想定されています。
(前掲の基本計画策定にあたっての業務のうち、「基盤整備計画」
がこれにあたります)

都市再生機構によれば、基本計画策定の期限と同時期の2012年
10月までには地区計画の変更手続きを進め、
民間事業者への
売却に備えるとのことです。
現在、エルシィ跡地はコインパーキングとして運用されていまして、
その賃貸契約は2011年6月までとなっていましたが、現状のスケ
ジュールですと、この期限はさらに延長
されることになりますね。

将来的な駅前広場の拡張・小杉ビルディングとの一体開発も含め、
具体的な手法はこれからの検討になりますので、どのような計画
になるものか、今後注目されるところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2010/5/19エントリ シンプレクスがエルシィ跡地をUR都市機構に
売却

2010/5/25エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地が再度暫定駐車場に
2010/6/11エントリ 平成22年川崎市議会第3回定例会:武蔵小杉
再開発の進捗報告

2010/6/20エントリ エルシィ跡地に「システムパーク武蔵小杉駅前
駐車場」本日オープン

2010/7/1エントリ エルシィ跡地のシステムパーク武蔵小杉が
料金値上げ

2010/7/14エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地で都市再生機構が「小杉
駅北口地区居住環境整備事業」を開始

Comment(1)

2011年
07月03日

東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が2011年7月26日閉店

hatsushimo.gif

東急武蔵小杉駅構内の「BOOKS SAGA(ブックスサガ)武蔵小杉
店」が、2011年7月26日(火)をもって閉店
することになりました。

■東急武蔵小杉駅構内の「BOOKS SAGA」
東急武蔵小杉駅構内の「BOOKS SAGA」

「BOOKS SAGA武蔵小杉店」は、東急武蔵小杉駅構内の北側に
店舗をかまえています。ちょうど南武線との乗換口の途中でもあり、
駅利用者にとっては便利なロケーション
にありました。

しかしながら、このたび、東急武蔵小杉駅ビル建設など再開発事業
の進捗により、テナントの賃貸契約の更新ができなくなりました。
それにより、今回閉店を余儀なくされることとなったものです。

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ

現在、店内レジの前に、7月26日で閉店する旨の告知が掲示され
ています。
会員の方のポイントの取り扱いについてはここで明記がありません
が、店員までお尋ね下さい、ということです。

この「BOKKS SAGA」に隣接した「東急電鉄 住まいと暮らしの
コンシェルジュ」は、同様に駅ビルの建設のため、3月28日に先行
して閉店
になっています。(2011/3/10エントリ参照)

「住まいと暮らしのコンシェルジュ」は、2012年晩秋に営業再開する
ことが告知されていましたので、同様に「BOOKS SAGA」も新しい
駅ビルで再オープンするのではないか? と思ってお店の方に確認
してみました。

…が、現在のところ「新装オープンの予定はありません」とのこと
で、単純に閉店ということになるようです。
今後駅ビルのテナント募集が行われる中で経営判断も変わる可能性
はないとは言えないのでしょうが、現時点ではそのような状況です。

「BOOKS SAGA」を愛用してきた方にとっては、残念なことですね。

■ロータリー予定地と東急武蔵小杉駅
ロータリー予定地と東急武蔵小杉駅

さて、こちらは武蔵小杉駅南口地区東街区のロータリー予定地から
見た東急武蔵小杉駅
です。

写真右端あたりが「BOOKS SAGA」の店舗奥の壁面にあたります
が、東街区のロータリーが完成すると、ここは駅の正面玄関のよう
になります。
最終的な駅構内のレイアウトはまだわかりませんが、駅からロータ
リーの導線は、現在のような壁に覆われた形ではなく、よりオープン
なもの
にするのではないでしょうか。

そうなると、やはり現在の「BOOKS SAGA」の位置に店舗があり
続けるのは、導線上邪魔になるように思いますね。

       ※       ※       ※

ここ数年、武蔵小杉駅周辺の書店は減少傾向にありまして、以前は
武蔵小杉タワープレイス、こすぎFROMにそれぞれ文教堂があった
のですが、いずれも閉店
になっています。

「BOOKS SAGA」の閉店後は中原ブックランドの3店舗が残ること
になりますが、以前の「武蔵小杉アンケート」では「大型書店」が
出店希望店舗として圧倒的な支持
を集めていました。(2009/3/18
エントリ
参照)
「大型書店」「充実した書店」「気の利いた書店」など、回答は様々
ありまして、贅沢な部分もあろうかと思いますけれども、これは以前
からの根強いニーズですね。

東急武蔵小杉駅ビルも含め、今後の商業施設開発において魅力
ある書店の出店が期待されるところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/3/10エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設工事により「住まいと
暮らしのコンシェルジュ」が一時休業へ

Comment(1)

2011年
06月28日

綱島街道の電線共同溝工事

hatsushimo.gif

綱島街道の東京機械製作所玉川製造所付近において、電線共同溝
の工事
が行われています。

■綱島街道の電線共同溝工事看板
綱島街道の電線共同溝工事看板

綱島街道は現在拡幅工事が行われていますが、それに伴って
電線が地中化されます。そのために、地中に共同溝を設置する
ことが必要となるものです。
先般より玉川製造所前に工事を告知する看板が出ていまして、
これを参照すると朝から夜までほぼ全日が工事時間となって
います。

■川崎市パブリックコメント 川崎市無電柱化整備基本方針
http://www.city.kawasaki.jp/pubcomment/info544/index.html

先般、川崎市の電線地中化に関するパブリックコメントの募集が
行われていましたが、それによって策定された「川崎市無電柱化
整備基本方針」においても、綱島街道(資料中では「東京丸子横浜
線」)が整備中路線として記載
されています。

■拡幅用地に積まれた資材
拡幅用地に積まれた資材

■共同溝の管
共同溝の管

現在、工事がどの程度進捗しているものかわかりづらいのですが、
拡幅用地に資材が積まれていました。ここにはオレンジ色の長い
がありましたが、これが共同溝で電線等を通す管ではないかと
思います。

■電線の残る東京機械側(左)と地中化されたリエトコート側
電線の残る東京機械側(左)と地中化されたリエトコート側

あらためて綱島街道の電線を確認してみると、左側の東京機械
製作所玉川製造所前はまだ電線が残っていますが、右側の
リエトコート武蔵小杉前は電線が地中化
されています。

これが両側で地中化されると、大分すっきりするのではないで
しょうか。

■中原消防署前の電話線工事
中原消防署前の電話線工事

先日夜、綱島街道の中原消防署前交差点で電話線の工事
行われていました。夜間に地中を掘り起こして、翌朝にはもう
アスファルトで舗装されていました。
この下に、電話線が埋設されているものと思います。

共同溝には電線のほか、電話回線やケーブルなど各種インフラが
格納
されることになります。まさに名前の通り「共同」の設備
なわけですね。

綱島街道が拡幅のうえ電線が地中化され、さらに東京機械製作所
玉川製造所跡地に大型複合商業施設が完成
したりすると、また
かなり雰囲気が変わりそうですね。

【関連リンク】
2008/3/8エントリ 綱島街道の陸橋工事と拡幅予定
2008/9/1エントリ 綱島街道の陸橋拡幅工事開始
2008/9/2エントリ 綱島海道路の陸橋拡幅工事・続報
2009/1/28エントリ 新・フローラルガーデン完成と周辺整備
2009/4/17エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋の仮管路設置工事
2009/4/27エントリ 上丸子跨線橋の騒音と振動
2009/5/1エントリ 綱島街道拡幅用地の有害物質とビニールシート
2009/5/6エントリ 上丸子跨線橋の仮管路、南武線をまたぐ
2009/12/16エントリ 横須賀線武蔵小杉駅工事現場に咲く花
2010/2/7エントリ 綱島街道拡幅用地の土壌汚染対策工事
2010/4/22エントリ 綱島街道の土壌汚染対策工事完了
2011/4/28エントリ 綱島街道の「櫓橋」拡幅工事

Comment(0)