武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2024年
01月06日

川崎市立橘高校スポーツ選手が新春活躍、卒業生が箱根駅伝走り春高バレー男女同時出場

新春から、川崎市立橘高校在学・出身のスポーツ選手らの活躍が続いています。

1月2日~3日の第100回東京箱根間往復大学駅伝「箱根駅伝」では川崎市立橘高校出身の3選手がメンバー登録され、そのうち東海大学のロホマン・シュモン選手が10区を走りました。

1月4日~8日にかけて開催中の第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会「春高バレー」では、川崎市立橘高校バレーボール部が神奈川県代表として男女同時出場を果たしました。

男子は3回戦、女子はシード2回戦で敗れたものの、東京体育館で熱闘を繰り広げました。

橘高校には春高バレー出場を祝う懸垂幕が掲出されていたほか、綱島街道沿いの「住吉酒場」の店頭においても応援メッセージの横断幕が掲示されていました。

■東海大学公式X 10区ロホマン・シュモン選手
橘高校から東海大学に進学したロホマン選手は、最終区10区で11位と4秒差の10位でタスキを受け取りました。

箱根駅伝では10区までが来年無条件で出場できる「シード権」を得られます。

東海大学としては3年ぶりのシード獲得を目指して最終区を走る形になりましたが、繰り上げスタートにより「見た目の順位」と「記録上の順位」が異なり、たいへん難しい競り合いになりました。

最終的には11位でのゴールとなりましたが、力を尽くした走りに沿道からも惜しみない声援が送られました。

■國學院大學 瀬尾秀介選手X
同じく橘高校出身、國學院大學の瀬尾秀介選手は、当初1区にエントリーされていましたが、エントリー変更があり出場はありませんでした。

4年生ということで、今回が最後の箱根駅伝でした。
Xで情報発信され、これまでの応援に感謝のメッセージも投稿されていました。

なお、國學院大學陸上部の皆さんは多摩川の土手をランニングされている姿を見かけることがあります。

■順天堂大学公式Instagram 古川達也選手


さらに順天堂大学の古川達也選手も橘高校出身でした。
メンバー登録はありませんでしたがまだ1年生ですので、また来年以降の活躍も期待ですね。

「奇跡を待つより捨て身の覚悟」は、座右の銘です。



■橘高校の「春高バレー」男女出場の懸垂幕
春高バレー出場

そして本日まで「春高バレー」に出場していたのが、川崎市立橘高等学校の男女バレーボール部です。

ご覧の通り、中原区中丸子にある校舎には、「祝全国大会出場!第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会 川崎市立橘高等学校 男子/女子バレーボール部」の懸垂幕が並んでいました。

男女同時に神奈川県代表(男女とも2校ずつ)になるというのは、素晴らしいことですね。

■「住吉酒場」の応援横断幕
住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

こちらは、綱島街道の「住吉酒場」で掲示されていた応援横断幕です。
マジックが備え置かれていまして、自由に応援メッセージを書けるようになっていました。

「両足着ち(着地)」というのは、バレーボールで足を痛めないための基本的な着地です。

こうして地域で温かいメッセージが寄せられているのをみて、心温まりました。

■川崎市立橘高等学校の校舎
橘高等学校の校舎

橘高校の懸垂幕

川崎市立橘高校は、東京オリンピックにもバレーボールの島村春世選手(NECレッドロケッツ)、サッカーの三笘薫選手(元川崎フロンターレ、現英国ブライトン)が出身選手として出場するなど、優れたスポーツ選手を輩出してきました。

地元高校や出身選手の活躍には、今後も注目して参りたいと思います。

【関連リンク】
川崎市立橘高等学校 ウェブサイト
春高バレー ウェブサイト
箱根駅伝 ウェブサイト
2021/8/4エントリ 川崎フロンターレ出身五輪代表、田中碧・三好康児・三笘薫ら各選手の祝賀メッセージが出身の新城高・橘高・富士通川崎工場に掲示
2022/1214エントリ 川崎フロンターレを今季退団、知念慶・丹野研太両選手の送別会が橘高校で開催、寄せ書き贈呈しサポーターと交流

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2023年
12月12日

パラ日本代表と車いすランも!「第2回なかはらランニングフェスタ」が等々力陸上競技場で開催、富士通陸上競技部・ふろん太君も参加

子どもも大人も気軽に楽しめるランニングイベント「第2回なかはらランニングフェスタ」が2023年12月9日(土)に開催されました。

昨年初開催時に実施した「車いすトライアルラン」を経て今回は車いすランが正式種目として導入され、東京2020パラリンピック日本代表の樋口政幸選手によるエキシビジョンランも実施されました。

本イベントでは富士通陸上競技部の協力によるランニング教室や富士通川崎工場協力による車いす体験なども開催され、多くの方々がランニングを楽しみました。

■「第2回なかはらランニングフェスタ」
なかはらランニングフェスタ  

「なかはらランニングフェスタ」は、中原区町内会連絡協議会・中原区スポーツ推進委員会・中原区青少年指導員連絡協議会・中原区子ども会連合会・中原区商店街連合会・中原区社会福祉協議会で構成された「実行委員会」と、中原区役所の主催により企画運営されました。

富士通陸上競技部による「ランニング教室」、小学校低学年と保護者ペアによる「ファミリーラン」(1km)、「車いすラン」(1km)、等々力陸上競技場とその周辺を走る「ロードレース」(3km、5km)、そして富士通川崎工場が協力する「車いす体験」などが実施されました。

■ランニング教室(小学生の部)
ランニング教室(小学生の部)

小学生の部

■ランニング教室(一般の部)
ランニング教室(一般の部)

■講師を務める富士通陸上競技部OBの笹野浩志さん
笹野浩志さん

イベントは富士通陸上競技部協力によるランニング教室からスタートしました。
ランニング教室は小学生の部と、中学生以上の一般の部に分かれていました。

富士通陸上競技部OBの笹野浩志さんらがコーチを務め、体の動かし方や効果的な力の伝え方を丁寧に教えていきました。

笹野さんは現役時代には日本選手権800mで3度優勝し、2004年には当時日本歴代3位となる「1分47秒02」の自己ベストも記録されています。

■好天のもとランニングを学ぶ皆さん
好天のもとランニングを学ぶ皆さん 

ワンステップずつ体の動かし方を学びながら、皆さん楽しそうにランニングされていました。

■開会式
開会式

■中原区の板橋区長
中原区の板橋区長

ランニング教室に続いて、メインスタンドの参加者に向かって開会式の開催です。
川崎フロンターレのふろん太君も駆けつけ、主催各団体の皆さんが挨拶に立ちました。

中原区の板橋区長は、
「走る楽しさと達成感を味わっていただく、誰もがランニングを楽しむこと」
をコンセプトに本イベントを開催することに触れ、ご覧の通りご自身もゼッケンをつけてランナーとして参加されていました。

■選手宣誓
選手宣誓

選手宣誓は、地元野球チーム「中丸子南町野球部」の2人です。
本イベントには他にもサッカークラブやドッジボール部など、地域のスポーツ団体の子どもたちが多く参加していました。

■エキシビジョンランに参加した樋口選手
エキシビジョンランに参加した樋口選手

開会式に続いて、エキシビジョンランです。

エキシビジョンランは東京2020パラリンピック日本代表の樋口選手と、「なかはらランフェスチーム」による4人リレーの対決でした。

樋口選手の車いすレーサーは素晴らしい推進力とスピード感で、見事対決に勝利しました。

■「なかはらランフェスチーム」の日本パラ陸上競技連盟常務理事の花岡さん
パラ陸上競技連盟常務理事の花岡さん

■同じくなかはらランフェスチームの笹野さん、角谷さん、板橋区長
同じくランフェスチームの3人

「なかはらランフェスチーム」は、富士通陸上競技部OBの笹野さん、中丸子みゆき子ども会の角谷涼太朗さん、中原区の板橋区長、日本パラ陸上競技連盟常務理事の花岡伸和さんの4人でした。

花岡さんもアテネ、ロンドンで活躍されたパラリンピック日本代表で、今回は生活用車いすでの参加です。

アンカーとしてゴールしたのは、花岡さん。
また第1~3走者をつとめた3人も、最後まで走ってゴールしました。

■エキシビジョンランの記念撮影
エキシビジョンランの記念撮影

ゴールしたのち、樋口選手となかはらランフェスチームの4人で記念撮影です。
楽しく走った後の表情は晴れやかで、いいですね。

この対決の様子は、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルのハイライト動画に収録していますので、記事末尾よりご視聴ください。

■ファミリーランと車いすラン
ファミリーラン

ファミリーラン

ファミリーラン

ランニング種目はファミリーランと車いすランからスタートです。
それぞれ1kmで、等々力陸上競技場のトラックを走ります。

参加者の中には、「ベビーカーラン」のご家族もいらっしゃいました。
どんな形でも、楽しくランニングに参加できるのが「なかはらランニングフェスタ」のよいところです。

■ふろん太君も車いすランに参加
ふろん太君も車いすラン

■ゴールは板橋区長もお迎え
ゴールは板橋区長がお迎え

ロードレース(小学生の部)

車いすランには、昨年のトライアルランに続いて今回もふろん太君が参加です。

主に頑張っているのは後ろで押すクラブの方??のようにも見えますが、会場の盛り上げに大いに貢献していたと思います。

■給水もしっかり
給水もしっかり

給水もしっかり

この日は12月としては異例なほど気温が上がりましたので、給水も大切です。
参加者にオリジナルボトルがプレゼントされ、そのボトルに水を注いでしっかり水分補給をしていました。

■車いすの漕ぎ方も多様
車いすの漕ぎ方も多様

手が不自由でも、動く足があれば車いすを後ろ向きに進めることができます。

もちろんタイムを競うなら手で漕いだほうが早いかもしれませんが、「なかはらランニングフェスタ」はタイムが目的ではありません。

障がいがあってもなくても、子どもでも大人でも、親子でも赤ちゃん連れでも、それぞれの楽しみ方で参加ができます。

■ロードレース(小学生の部)
ロードレース(小学生の部)

ロードレース(小学生の部)

ロードレース(小学生の部)

ファミリーラン・車いすランに続いて、「ロードレース」がスタートです。
ロードレースは等々力陸上競技場のトラックを回った後、競技場を出て等々力緑地内のコースを走ります。

小学生の部は3キロ、一般の部は5キロのコースになっていました。

■等々力陸上競技場でゴール
ロードレース(小学生の部)

ロードレース(小学生の部)

等々力球場の外周を回って、等々力陸上競技場に戻ってきてロードレースはゴールです。
コースに変化があって、こちらも楽しそうでした。

■富士通川崎工場協力による車いす体験(車いすレーサー)
車いす体験

車いす体験

車いす体験

また今回は、等々力陸上競技場のバックスタンド側で富士通川崎工場による車いす体験も行われていました。
こちらは樋口選手が乗っていた、スピードが出る「車いすレーサー」です。

■バスケットボール用の車いす
車いす体験

一方こちらは、車いすバスケットボール用ですね。
スピードよりも機動性、バランスが重視されています。

こういった競技用の車いすに乗る機会はなかなかありません。

トラックを一緒に走ったうえで、車いすにも実際に乗って動かしてみて初めてわかることもあり、よい経験になったのではないでしょうか。

■ペーパークラフトのワークショップなども
車いす体験

車いす体験

参加者が待機していたメインスタンドのコンコースでは、ペーパークラフトのワークショップや、食育コーナーなども設けられていました。

午前中いっぱい、好天のもと気持ちよく体を動かしつつ楽しめるイベントになっていたと思います。

ランニングはもちろんイベントでなくても、いつでも一人でも楽しめますから、健康寿命を延ばすためにも継続してみてはと思います。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「パラ日本代表と車いすランも!第2回なかはらランニングフェスタ」


また今回も、「第2回なかはらランニングフェスタ」のハイライト動画を公開しております。
樋口選手の車いすレーサーでの走りやエキシビジョンランの対決、皆さんのランニングなどは、動画の方がスピード感が伝わると思いますので、あわせてご視聴ください。

【関連リンク】
(なかはらランニングフェスタ関連)
中原区 第2回なかはらランニングフェスタを開催します!
2023/11/14エントリ 車いすランも!「第2回なかはらランニングフェスタ」12/9(土)等々力陸上競技場で開催、11/20まで参加申込受付中
2022/12/5エントリ 富士通陸上競技部協力「なかはらランニングフェスタ」が等々力緑地で初開催、車椅子トライアルランに川崎フロンターレ「ふろん太」も参加

(川崎市周辺のパラスポーツ関連)
2019/9/22エントリ 「2019ジャパンパラ水泳競技大会」開催中、横浜国際プールの高台から見た武蔵小杉の高層ビル群
2023/5/29エントリ 「第23回川崎市障害者スポーツ大会・陸上競技大会」が等々力陸上競技場で開催、全国大会出場かけ多様な選手が躍動

(パラリンピック関連)
2019/8/23エントリ 武蔵中原駅前の富士通川崎工場本館ビルが「東京2020」1年前記念でパラリンピックシンボルカラーにライトアップ
2020/12/20エントリ 武蔵中原駅前「富士通川崎工場」メインビルがオリンピック・パラリンピックシンボルカラーにライトアップ、地域向けイベントは2年連続中止に
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2021/7/19エントリ 武蔵小杉駅周辺・等々力緑地の東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表歓迎装飾が拡大、公開練習に市内ラグビースクールを招待
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2022/2/28エントリ 等々力陸上競技場前に「東京2020」英国代表事前キャンプ記念プレートが設置、キャンプ概要と成績を記録

(えがお共創プロジェクト関連)
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2021/11/21エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施
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2022/8/11エントリ 川崎フロンターレらが「2022えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場「センサリールーム」で発達障がい児向けサッカー観戦を実施
2023/9/30エントリ 川崎フロンターレらが発達障がい児向けサッカー観戦「2023えがお共創プロジェクト」開催、4年ぶり選手交流復活し子どもたちに笑顔

(富士通フロンティアーズのセンサリールーム関連)
2023/9/28エントリ 富士通フロンティアーズがアメフトXリーグで発達障がい児向け「センサリールーム」体験イベント実施、スポーツの力で可能性広げ

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2023年
12月06日

富士通フロンティアーズが進出・アメフト「ライスボウル準決勝」が12/10等々力陸上競技場開催、フロンターレ後援会員向け優待も

アメリカンフットボールチーム「富士通フロンティアーズ」が、「Xリーグ ライスボウル トーナメントセミファイナル」に進出しました。

このセミファイナルが12月10日(日)に等々力陸上競技場で開催されることとなりました。

富士通フロンティアーズは川崎フロンターレのホームゲームイベント「アメフトーーク」に参加するなど協力している縁もあり、川崎フロンターレ後援会員対象に、セミファイナルのチケットを割引販売&コラボステッカープレゼントも行われることとなりました。

■Xリーグライスボウルトーナメントセミファイナル
セミファイナル
※川崎とどろきパーク株式会社提供

社会人アメリカンフットボールの最高峰リーグ「X1 Super」の決勝「アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第 77 回ライスボウル」は、2024 年1月3日に東京ドームで開催されます。

現在、この出場権をかけたプレーオフ・ライスボウルトーナメントが開幕を迎え、そのセミファイナル(準決勝)に進出したのがライスボウル2連覇中の「富士通フロンティアーズ」、そして「パナソニック インパルス」「オービックシーガルズ」、初出場の「IBM BIG BLUE」です。

セミファイナルは12月10日に開催され、富士通フロンティアーズとオービックシーガルズが等々力陸上競技場で激突することとなりました。

■富士通フロンティアーズ・オービックシーガルズの戦績
両チームの戦績
※日本社会人フットボール協会提供

■富士通フロンティアーズ
富士通フロンティアーズ
※日本社会人フットボール協会提供

■オービックシーガルズ
オービックシーガルズ
※日本社会人フットボール協会提供

富士通フロンティアーズはここまでのX1 Superリーグを5勝0敗、オービックシーガルズは4勝1敗で勝ち抜けてきました。

富士通フロンティアーズは昨年の日本選手権ライスボウルを制しており、2連覇を目指しての戦いとなります。

富士通とオービックはXリーグのタイトルを争う社会人リーグ決勝戦で過去5回対戦し、オービックの4勝1敗ですが、リーグが「X1 Super」に再編された2019年以降の対戦成績(リーグ戦、プレーオフ)は富士通が4勝1敗と勝ち越しています。

両チーム合計でライスボウル制覇が16回を数える強豪同士の対戦は、まさに社会人アメリカンフットボールの最高峰の試合といえるでしょう。

▪️2023年1月のライスボウル制覇
ライスボウル制覇
※日本社会人フットボール協会提供

■川崎フロンターレのホームゲームイベントへの富士通フロンティアーズ参加
綱引き大会は大盛り上がり

■富士通フロンティアーズと川崎フロンターレのコラボグッズ
コラボグッズ販売も

コラボグッズ販売も

コラボグッズ販売も

富士通フロンティアーズと川崎フロンターレは同じ「かわさきスポーツパートナー」の仲間で、前述の通りホームゲームイベントでの協力や、コラボグッズの販売なども行ってきました。

今回は川崎フロンターレサポーターにも大いに等々力陸上競技場で応援いただきたいとのことで、「観戦チケットの川崎フロンターレ後援会 特別割引販売」を行います。

<通常料金>
●自由大人:前売り2,300円、当日3,000円
●自由子供:前売り1,150円、当日1,150円
●学生:2,200円

のところ、前売り限定で一律700円で販売するということです。

また後援会員限定で先着500名様に「フロンターレ×フロンティアーズ コラボステッカー」がプレゼントされます。

■フロンターレ×フロンティアーズ コラボステッカープレゼント
コラボステッカープレゼント
©KAWASAKI FRONTALE ©Fujitsu

後援会員向けにはすでにメールでご案内が送付されていますので、会員の方はご参照ください。

その他、キッチンカー出店やアメリカンフットボールのふわふわ遊具なども登場するということですので、試合と共に楽しめそうです。

■ふわふわ遊具
アメフトーーク

■富士通フロンティアーズの選手ら
作戦会議

等々力陸上競技場でアメリカンフットボールの最高峰の戦いを楽しめる、良い機会です。

セミファイナルの開催情報等につきましては、下記の関連リンクより、富士通フロンティアーズのウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
富士通フロンティアーズ ウェブサイト
Xリーグ 公式サイト
川崎とどろきパーク ウェブサイト

(富士通フロンティアーズ関連)
2021/8/5エントリ 武蔵小杉駅近くの案内板に富士通レッドウェーブ・富士通フロンティアーズのビジュアルが登場、中原区がかわさきスポーツパートナーをPR
2022/3/21エントリ 中原区役所に川崎フロンターレに加え川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズの装飾が登場、「かわさきスポーツパートナー」一色に
2022/4/5エントリ 武蔵小杉駅・武蔵中原駅周辺の案内サインに富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの装飾が追加に、中原警察署の制服で交通安全啓発も
2022/5/15エントリ 中原区役所に富士通フロンティアーズ・レッドウェーブ装飾が追加、かわさきスポーツパートナー5チームのPRが完成
2022/7/30エントリ 中原区役所×グランツリー武蔵小杉「KOSUGI SPORTS FES2022」が7/30・31開催中、富士通スポーツやドローンサッカー体験で健康促進
2022/8/28エントリ 川崎フロンターレが上位対決鹿島戦制し暫定3位浮上、ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」「カブトムシの森」に富士通フロンティアーズも参戦
2023/1/12エントリ 富士通フロンティアーズがライスボウル連覇しアメフト日本一の栄冠、グランツリー武蔵小杉での優勝報告会で「川崎市スポーツ特別賞」贈呈
2023/9/12エントリ 富士通フロンティアーズがXリーグ好発進、ライスボウル3連覇目指し趙翔来・高木翼選手らが川崎市長を表敬訪問
2023/9/28エントリ 富士通フロンティアーズがアメフトXリーグで発達障がい児向け「センサリールーム」体験イベント実施、スポーツの力で可能性広げ 2023/10/18エントリ 富士通フロンティアーズが川崎市ら連携で10/22富士通スタジアム公式戦で衣類回収&フードドライブ実施、先端技術活かしプラ成分再資源化
2023/12/1エントリ 川崎市と富士通フロンティアーズ連携の「先進技術」衣類リサイクル実施レポート:フロンターレコラボグッズも出張販売

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2023年
12月01日

川崎市と富士通フロンティアーズ連携の「先進技術」衣類リサイクル実施レポート:フロンターレコラボグッズも出張販売

川崎市は、「かわさきプラスチック循環プロジェクト(相性:かわプラ)」を設立し、10の参画事業者とともにプラスチック資源循環を推進しています。

その一環として、川崎市とかわプラに参画している富士通株式会社が連携し、「富士通フロンティアーズ」の10月22日の試合開始前に衣類回収・リサイクルの取り組みを実施することを2023/10/18エントリでお知らせしておりました。

今回は、当日の模様をご紹介したいと思います。

フロンティアーズ

■富士通スタジアム川崎周辺のイベントスペース
富士通スタジアム川崎周辺のイベントスペース

富士通スタジアム川崎周辺のイベントスペース

イベントスペース

川崎市と富士通による衣類回収・フードドライブの取り組みが行われたのは、10月22日(日)に富士通スタジアム川崎で開催されたX1 SUPER秋季リーグ第4節「アサヒビールシルバースター戦」です。

富士通スタジアム周辺は、各種イベントスペースになっています。
川崎フロンターレでいうところの、等々力陸上競技場周辺の「フロンパーク」のようなものとご理解ください。

キックターゲットの的は川崎フロンターレと共通ですが、蹴るのはアメリカンフットボールのボールです。

■富士通フロンティアーズの「フロンティー」
富士通フロンティアーズの「フロンティー」

こちらは富士通フロンティアーズのマスコットキャラクター「フロンティー」です。
10月開催でしたので、ハロウィンの仮装をしています。

■選手との記念撮影
選手との記念撮影

フロンティアーズのホームゲームイベントは、選手らも記念撮影スポットに登場していました。
こういったところは、より身近な感じがしますえ。

■洋服(スポーツウェア)の回収
洋服(スポーツウェア)の回収

さて、本題の洋服の回収です。
今回はポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・レーヨンなど化学繊維を含むスポーツウェアの回収を行っていました。

■衣類リサイクルの流れ
リサイクルフロー
※富士通提供

令和2年度の環境省調査によると、現在、国内の家庭から年間約75 万トンの衣類が廃棄され、そのうち約 65%の 49 万トンが焼却されています。
衣類には化学繊維が多く使われており、その回収と適切なリサイクル推進は脱炭素社会の実現、プラスチック資源循環の観点からも重要な取組となります。

今回回収したスポーツウェア等はフロンティアーズを通じてリサイクル業者に送られ、衣類に含まれるプラスチック成分が「アンモニア・水素・二酸化炭素」という3種類の素材に分解されます。

このうちアンモニアは化学繊維や合成樹脂などの原料として、水素は水素自動車の燃料などに二酸化炭素はドライアイスなどとして再活用されるということです。

■集まったスポーツウェアは、汚れや破れがあってもOK
回収されたスポーツウェア

スポーツウェア

使わなくなった洋服の回収はさまざまなところで行われていますが、このような回収方法のメリットは、「服が汚れたり破れたりしていてもOK」ということです。

古着市場を通じて活用するには商品として通用することが必要ですから、汚損がある場合は回収ができません。
そうした場合は、今回のようなスキームが有効ですね。

なお、回収したプラスチックを燃料として用いる「サーマルリサイクル」は全国で行われているものの、今回のように化学的に分解して再資源化する「ケミカルリサイクル」は先進的な技術が必要です。

川崎市の臨海部にはこうした先進技術を持つ事業者が多数立地しており、川崎市と富士通による「かわプラ」の取り組みは、川崎市ならでは事業といえます。

■フードドライブ
フードドライブの実施

フードドライブの実施

フードドライブ

またこの日は、富士通と神奈川県、公益社団法人フードドライブかながわの連携による「フードドライブ」も実施されていました。

フードドライブは、ご家庭で使い切れない食品を持ち寄り必要とする方に寄付するものです。

■ごみの分別学習
ごみの分別学習

こちらは、川崎市環境局によるごみの分別学習です。
毎日の生活の中でかならずごみが出ますから、大人も子どももきちんと分別を理解しておくことが大切です。

■ふろん太君も登場
ふろん太君も登場

■コラボグッズ販売も
コラボグッズ販売も

■アズーロ・ネロ横山店長も出張参戦
コラボグッズ販売も

コラボグッズ販売も

コラボグッズ販売も

富士通フロンティアーズと川崎フロンターレは「富士通スポーツ」つながりということで、この日はコラボグッズ販売も行われていました。

コラボグッズ販売は、武蔵小杉駅北口のオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」から横山店長が出張参戦していました。

ご覧の通り、なかなかの盛況ぶりで横山店長もフル稼働されていました。
また今後も、なんらかコラボレーションがあるのではないでしょうか。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 発達障がいをお持ちの小学生とご家族向けの観戦イベント(過去記事より)


【関連リンク】
富士通フロンティアーズ ウェブサイト

(富士通フロンティアーズ関連)
2021/8/5エントリ 武蔵小杉駅近くの案内板に富士通レッドウェーブ・富士通フロンティアーズのビジュアルが登場、中原区がかわさきスポーツパートナーをPR
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2023年
10月18日

富士通フロンティアーズが川崎市ら連携で10/22富士通スタジアム公式戦で衣類回収&フードドライブ実施、先端技術活かしプラ成分再資源化

川崎市は、「かわさきプラスチック循環プロジェクト(相性:かわプラ)」を設立し、10の参画事業者とともにプラスチック資源循環を推進しています。

その一環として、川崎市とかわプラに参画している富士通株式会社が連携し、「富士通フロンティアーズ」の試合開始前に衣類回収・リサイクルの取り組みを実施することになりました。

対象試合は2023年10月22日(日)に富士通スタジアム川崎で開催されるX1 SUPER秋季リーグ第4節「アサヒビールシルバースター戦」です。

またこれとあわせて、富士通は神奈川県および公益社団法人フードドライブかながわと連携し、各ご家庭で使い切れない食品を持ち寄り必要とする方に寄付する「フードドライブ」を実施します。

■着なくなった服、資源になります
着なくなった服、資源になります
※川崎市報道発表資料より

■衣類リサイクルの流れ
リサイクルフロー
※富士通提供、以下同じ

令和2年度の環境省調査によると、現在、国内の家庭から年間約75 万トンの衣類が廃棄され、そのうち約 65%の 49 万トンが焼却されている状況ということです。

衣類には化学繊維が多く使われており、川崎市ではその回収と適切なリサイクルを進めることは脱炭素社会の実現、プラスチック資源循環の観点からも重要な取組の1つと考えています。


今回の川崎市と富士通フロンティアーズによる取り組みにおいては、ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・レーヨンなど化学繊維を含むスポーツウェアなどの衣類を回収します。

これらはフロンティアーズを通じてリサイクル業者に送られ、衣類に含まれるプラスチック成分が「アンモニア・水素・二酸化炭素」という3種類の素材に分解されます。

このうちアンモニアは化学繊維や合成樹脂などの原料として、水素は水素自動車の燃料などに二酸化炭素はドライアイスなどとして再活用されるということです。

回収したプラスチックを燃料として用いる「サーマルリサイクル」は全国で行われているものの、今回のように化学的に分解して再資源化する「ケミカルリサイクル」は先進的な技術が必要となります。

川崎市の臨海部にはこうした先進技術を持つ事業者が多数立地しています。
今回の川崎市と富士通による「かわプラ」の取り組みは、川崎市の立地を生かしたコラボレーション事業というわけです。

■衣類リサイクル ご協力をお願いいたします!
衣類リサイクル ご協力よろしくお願いします!

■スケルトンごみ収集車の展示も(弊紙撮影)
スケルトンごみ収集車体験

また当日会場では、川崎市によるスケルトンごみ収集車の展示や、ごみの分別ゲームなども行われる予定です。

上記写真は、中原区役所にスケルトンごみ収集車が登場した時のものです。
ごみを収集する車体の内部が、シースルーで見えるようになっています。



また前述の通り、富士通フロンティアーズはこれにあわせて、「フードドライブ」を実施します。

フードドライブとは家庭で使い切れない食品を持ち寄り、「本当に食べ物を必要とする人」に寄付する活動です。
生活に困窮されているご家庭への支援と食品ロス削減に寄与する取り組みです。

富士通フロンティアーズはSDGsに貢献する本活動の趣旨に賛同し、試合会場においては今回が初実施となります。

■フードドライブの対象
フードドライブの寄付対象

■「もったいない」を「ありがとう」に!
もったいないをありがとうに!

折角ですので余剰の食品がありましたら、こちらもお持ちになってはいかがでしょうか。

試合当日、フロンティアーズの赤いテント横にフードドライブの回収ボックスが設置されます。
またご協力いただいた方には神奈川県からプレゼントも予定されているということです。



■富士通スタジアム川崎(川崎区)(弊紙撮影)
富士通フロンティアーズ

フロンティアレッツ

■富士通フロンティアーズの試合(弊紙撮影)
迫力あるアメリカンフットボールの試合

富士通フロンティアーズの試合が行われる「富士通スタジアム川崎」は、川崎区の旧川崎球場を再整備したものです。

フロンティアーズによる迫力あるアメリカンフットボールの試合は、発達障がいをお持ちの小学生とご家族を対象とした観戦イベントともに2023/9/28付記事でご紹介をしておりました。

関連リンクより、そちらもご参照ください。

■富士通フロンティアーズによる衣類リサイクルとフードドライブの開催概要
日時 2023年10月22日(日)12:30~13:30
※試合開始は13:30
開催場所 富士通スタジアム川崎
内容 ①不要衣類を回収&川崎市の最先端テクノロジーで再資源化
対象:ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・レーヨンなど化学繊維を含む衣類(スポーツウェア等)
対象外:カバン、靴、帽子、ベルト・革製品

②フードドライブ
対象:米などの穀類・缶詰・レトルト・インスタント食品・菓子などで、常温保存ができ、賞味期限が2ヶ月以上残っているもの
対象外:冷蔵が必要なもの、賞味期限が不要なもの、外袋が破れているもの、アルコール
リリース 富士通フロンティアーズ スポーツウェアなど不要衣類を回収し、川崎市の最先端テクノロジーで再資源化に協力します!
富士通フロンティアーズ 試合会場でフードドライブを実施!
川崎市 富士通フロンティアーズと連携した「衣類回収・リサイクル」を初実施します!

なお、「かわプラ」みよる衣類回収・リサイクルの取り組みは、富士通レッドウェーブのWリーグ2023-24レギュラーシーズン「シャンソン戦」(2024年3月16日、17日)でも実施される予定です。

こちらはとどろきアリーナですので、武蔵小杉駅からは近いですね。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 発達障がいをお持ちの小学生とご家族向けの観戦イベント


(富士通フロンティアーズ関連)
2021/8/5エントリ 武蔵小杉駅近くの案内板に富士通レッドウェーブ・富士通フロンティアーズのビジュアルが登場、中原区がかわさきスポーツパートナーをPR
2022/3/21エントリ 中原区役所に川崎フロンターレに加え川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズの装飾が登場、「かわさきスポーツパートナー」一色に
2022/4/5エントリ 武蔵小杉駅・武蔵中原駅周辺の案内サインに富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの装飾が追加に、中原警察署の制服で交通安全啓発も
2022/5/15エントリ 中原区役所に富士通フロンティアーズ・レッドウェーブ装飾が追加、かわさきスポーツパートナー5チームのPRが完成
2022/7/30エントリ 中原区役所×グランツリー武蔵小杉「KOSUGI SPORTS FES2022」が7/30・31開催中、富士通スポーツやドローンサッカー体験で健康促進
2022/8/28エントリ 川崎フロンターレが上位対決鹿島戦制し暫定3位浮上、ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」「カブトムシの森」に富士通フロンティアーズも参戦
2023/1/12エントリ 富士通フロンティアーズがライスボウル連覇しアメフト日本一の栄冠、グランツリー武蔵小杉での優勝報告会で「川崎市スポーツ特別賞」贈呈
2023/9/12エントリ 富士通フロンティアーズがXリーグ好発進、ライスボウル3連覇目指し趙翔来・高木翼選手らが川崎市長を表敬訪問
2023/9/28エントリ 富士通フロンティアーズがアメフトXリーグで発達障がい児向け「センサリールーム」体験イベント実施、スポーツの力で可能性広げ

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2023年
10月10日

NECレッドロケッツが2023-24シーズン「発射式」を川崎ルフロンで開催、連覇目指し決意と笑いの1時間に

バレーボールの「V1リーグ女子」2023-24シーズンが10月28日に開幕します。
これを控えて、NECレッドロケッツがシーズン発射式(壮行会)「LIFT OFF」を10月9日に川崎駅前の川崎ルフロンで開催しました。

NECレッドロケッツ2023-24シーズン発射式「LIFT OFF」
NECレッドロケッツ発射式

発射式

NECレッドロケッツは、NEC玉川事業場に拠点を置く女子バレーボールチームです。
中原区を中心とした地域活動にも積極的に取り組み、また昨シーズンは天皇杯、V1リーグファイナルを制して「2冠」に輝きました。

この日開催された「発射式」(壮行会)には、ヘッドコーチと選手らが参加し、かわさきルフロンのイベントスペースにに多くの方が集まりました。

選手らの登場
選手らの登場

選手らの登場

発射式はオープニングムービーから始まり、選手やスタッフらがレッドカーペットの階段を降りて登場です。

ショーアップされて、会場がぐっと盛り上がりました。

新キャプテン小島満菜美選手の挨拶
新キャプテン小島選手

今シーズンの新キャプテンは、小島満菜美選手です。 ヘッドコーチから打診された時は、即答はできず「3日ください」と悩んだとのこと。

今シーズンのスローガン「挑-FIGHT WITH PRIDE-」に触れつつ、副キャプテンの柳田光綺選手、藤井莉子選手など周囲の協力を得て「連覇」目指し頑張っていく所信を表明されました。

■加入2年目の廣田あい選手
廣田あい選手

昨シーズン文教学院大学女子高から加入した2年目の廣田あい選手も、成長してきました。

「周りが自分がやりやすいようにしてくれた」とルーキーシーズンを振り返りつつ、2年目のステップアップに向けて自覚を覗かせました。

新加入選手もいる中、チームのコミュニケーションは良好とのこと。

誰が積極的にコミュニケーションを取っているのか?というMCの質問には、
「私が積極的に‥はい、先輩たちに話しに行っています」と頼もしい回答も。

先輩方も笑いながら拍手していました。

■武蔵小杉駅北口の川崎市制100周年PR活動に参加していた廣田あい選手
NECレッドロケッツの選手らも参加

廣田あい選手

廣田あい選手といえば、6月30日に武蔵小杉駅北口での「川崎市制100周年」PR活動にも参加し、弊紙でもご紹介しておりました。

NECレッドロケッツは、地域での身近な活動に協力しています。

■古谷ちなみ選手


古谷ちなみ選手は、厳しいトレーニング状況についても紹介してくれました。

「昨年と同じことをしていては越えられない。女子選手というよりか、男子選手がやるようなトレーニングをして鍛えて、『男子化』しています」
と、会場の笑いを誘っていました。

■新ユニフォーム
新ユニフォーム

また今回、新ユニフォームの紹介も行われました。 赤はレッドロケッツのチームカラーですが、グレーは新しい配色です。

「おしゃれ上級者」と指名された野嶋華澄選手は 、
「私には似合うと思いますがみんなにはちょっと早いかな?」
とジョークを交えつつユニフォームを紹介。

背中にあしらわれた昨シーズンのチャンピオンマークに触れて
「着るのが楽しみです。ありがとうございます!」
とのことでした。

■日本代表・山田ニ千華選手
山田二千華選手

■日本代表キャプテン・古賀紗理那選手
古賀紗理那選手

またつい先日まで日本代表として活躍してきた山田ニ千華選手、古賀紗理那選手もチームに帰ってきました。

山田ニ千華選手は、「日本代表でサーブを強化したので、リーグでも見せたい」とのこと。

古賀紗理那選手は日本代表活動を振り返り、大会の結果は結果として受け止めつつ、「そこまでのプロセスでチーム全員頑張った」と総括しました。

■NECレッドロケッツユースチームの紹介
ユースチームの紹介

ユースチームの紹介

石垣島キャンプの話題や新加入選手の紹介など話題は尽きない中、NECレッドロケッツのユースチームの皆さんも紹介されました。

ユニフォームの代表から、トップチームへの激励メッセージもあり、選手らも真剣に耳を傾けました。

■金子隆行監督の挨拶
金子隆行監督

■フォトセッション
フォトセッション

最後にフォトセッションで、NECレッドロケッツ2023-24シーズン発射式は終了しました。

約1時間があっという間に過ぎ、笑いも絶えない楽しい時間になりました。
みなさん新シーズンへの期待が高まったのではないでしょうか。

■新シーズンのスケジュール
シーズンのスケジュール

新シーズンは10月28日(土)デンソーエアリービーズ戦、10月29日(日)日立Astemoリヴァーレ戦、いずれもとどろきアリーナでの開催から開幕します。

この2試合は、川崎市が市民400人を無料招待しており、10月15日までが申込期間となっています。

詳細は記事末尾の関連リンクより、川崎市およびNECレッドロケッツの公式ウェブサイトからご参照ください。

■武蔵小杉ライフ公式YouTubeチャンネル NECレッドロケッツ発射式


また今回のNECレッドロケッツ発射式の模様を、約3分半の動画にまとめております。
記事未収録も含め、選手らのトークの雰囲気などもよりリアルに分かりますので、どうぞご視聴ください。

【関連リンク】
NECレッドロケッツ ウェブサイト
川崎市 【募集中】NECレッドロケッツ市民招待を実施します!(10月28日・10月29日)

2021/11/5エントリ V1リーグ2021-22シーズン戦う「NECレッドロケッツ」応援横断幕が中原小学校前・平間銀座商店街に登場
2022/3/21エントリ 中原区役所に川崎フロンターレに加え川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズの装飾が登場、「かわさきスポーツパートナー」一色に
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2022/6/16エントリ NECレッドロケッツが社会課題解決プロジェクト「R-CONNECTION」推進、下沼部小学校の交通安全教室・多摩川美化活動やバレーボール教室に連続参加
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2023/5/31エントリ NECレッドロケッツV1リーグ優勝報告会がラゾーナ川崎プラザで開催、「川崎市スポーツ特別賞」贈呈にファンも声援
2023/6/17エントリ NEC×アサヒ飲料共同開発の防犯カメラ付き自販機が下沼部公園に登場、向河原駅前踏切と同じNECレッドロケッツデザインで
2023/6/28エントリ 元住吉・オズ通り商店街にNECレッドロケッツ優勝祝賀横断幕が登場、6/30終了の武蔵小杉駅装飾には柳田光綺選手サインも
2023/6/30エントリ 武蔵小杉駅など中原区内各駅で「川崎市制100周年PR大作戦!」展開、NECレッドロケッツや川崎フロンターレら参加し区役所に横断幕も

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2023年
10月06日

富士通レッドウェーブがリーグ開幕控え福田市長表敬訪問、本紙取材で宮澤・町田・内尾3選手が中原区内の選手装飾に感謝も

バスケットボール女子日本リーグ「Wリーグ」の23-24レギュラーシーズンが、2023年10月14日に開幕します。

この開幕を控えて、かわさきスポーツパートナーである「富士通レッドウェーブ」の宮澤夕貴・町田瑠唯・内尾聡菜の3選手とスタッフらが川崎市の福田市長への表敬訪問を行いました。

またこれにあわせて3選手の囲み取材が行われ、弊紙では中原区内で展開されている富士通レッドウェーブ選手装飾についてインタビューを行いましたので、お伝えいたします。

■富士通レッドウェーブの福田市長表敬訪問
表敬訪問のフォトセッション

表敬訪問

まず、表敬訪問での皆さんのコメントについて、ほぼ全文をご紹介いたします。

■富士通レッドウェーブ 丸山茂実部長
丸山茂実部長

<丸山部長>
改めまして、富士通の丸山と申します。よろしくお願い致します。
本日はお時間をいただきましてありがとうございます。

いよいよ開幕なんですけれども、まさに全チーム全国各地で試合が行われ、富士通は新温で14日に開幕し試合が続きますが、何とか頑張っていきたいと思います。

昨年はいろいろ途中でケガなどがあって、結果的に6位になってしまいましたけれど、今年は勿論改めまして、優勝目指して頑張っていさたいと思います。神奈川県内でも試合がありますので、いい試合を見せられるように頑張っていきたいと思います。

このあとまた川崎市の代表、バスケットのトップリーグのチームとして、川崎市の皆さんと一緒にがんばれるようなつもりで戦いたいと思いますので、是非よろしくお願い致します。

■吉田大輔ゼネラルマネージャー
吉田GM

<吉田ゼネラルマネージヤー>
改めまして、GM の吉田です。今日お時間をいただきましてありがとうございます。

チームとしましては今シーズン、今日来ている3人の富士通のバスケットボールをよく知るメンバーはもちろん、新人・新加入のメンバ 一、中堅のメンバー、力の揃った選手、またバランスも良い選手たちになりますので、優勝を狙えるチームではないかと思います。チャンピオンシップ獲得目指して頑張っていきたいと思います。

ただ、勝つ、優勝するだけではなくて、やはりバスケットボールへの取組への姿勢や、川崎市のスポーッパートナーとして一緒に活動させていただいておりますけれども、そういった活動を通じて市民の方々や子どもたちに力を与えるような、元気を与えるような、そういった存在になるということも、やはりチームの存在意義というか、大事なところかなと思っていますので、そういった価値を高めていけるようなシーズンにしていきたいと思います。

今シーズンも最終節、等々力で試合がありますし、市民招待というところもいま企画させていただいているところですので、是非そういったところも連携しながら、ご協力をいただくところも多々あると思いますけれども、今シーズンもまたよろしくお願いいたします。

■BTテーブス ヘッドコーチ
テーブスヘッドコーチ

<BTテーブスヘッドコーチ>
おはようございます。昨シーズンけが人が多くて、言い訳に聞こえるかもしれませんが結構苦しいシーズンでした。ただそれがあってもチームは成長してきたと思います。

私たちの目標は変わらず日本一。メンバーがいいし、日本一になるために全員が練習でフォーカスしてくれています。今シーズンも応援よろしくお願いいたします。

■宮澤夕貴選手
宮澤夕貴選手

<宮澤夕貴選手>
こんにちは。チームとしてはもちろん優勝なんですけど、去年けがでチームに迷惑をかけたので、今シーズンはしっかりとコートに立てるように、ケガなくシーズンを終えることと、個人的にはスリーポイントだけではなく、幅の広いプレイ、スリーポイントより少し手前のシュートをしっかりやって、チームに貢献できたらなと思いますし、しっかりとキャプテンとしてリーダーシップを発揮したいと思います。よろしくお願いします。

■町田瑠唯選手
町田瑠唯選手

<町田瑠唯選手>
おはようございます。みんな言っていたように、昨シーズンはちょっとケガが多くて苦しいシーズンではあったんですけど、でもその中でも成長した部分もあったと思うので、それは今シーズンも継続して、今ベテランだけじゃなくて中堅・若手も成長してきているので、みんなをポイントガードである自分が活かしていけるように、そしてチームを引っ張っていけるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

■内尾聡菜選手
内尾選手

<内尾聡菜選手>
おはようございます。今シーズンは開幕に向けて、各々がしっかりステップアップでさた部分があるので、開幕戦からしっかり出せるように、チームワークを大事にしながらみんなで頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

■川崎市 福田市長
福田市長

<福田市長>
今日はわざわざお越しいただきましてありがとうございます。1年が回るのが早いなと思いますけれども、皆さん言われたように去年、ケガがやっぱり多かったので、皆さん本当に悔しい思いをされたと思います。
いいメンバーがそろって今シーズン迎えられるということで、とても期待しています。

アジア大会を今やっていて、昨日大勝ということで期待していますし、町田さんはケガでご辞退されたというニュースを聞いて残念だったんですけど、女子バスケット全体が盛り上がってきています。

今年はワールドカップも男子の活躍があったので、そういった意味ではバスケット全体が盛り上がっているので、皆さんのご活躍というのが川崎を明るくしてくれる、そういうプレーをぜひ期待したいと思います。

富士通の時田社長から電話をいたちて、川崎に本社機能を移転してくる、「どっぷり川崎だ」という話を言われていたので、そういう意味では市民もそうですし、会社としてもチーム一丸となってホームのレッドウェーブを応援していく体制がますます充実していくんじゃないかなと思います。
等々力とカルッツの試合をはじめ、県内で川崎市民の皆さんが一杯応援に来るという機会が多くなればと本当にうれしいなと思います。

いつもふれあい教室で本当に教えていただいたり、市内のイベントにも積極的に関わっていただいて、コートだけではない活躍をしていただいていることは本当にありがたく思っていますし、あこがれの選手たちに教えてもらえるというのはこんなに贅沢な話はないので、これからも地域のために頑張っていただきたいと思います。

本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。今シーズンも期待しております。

■集合写真
集合写真


続いて3選手の囲み取材がありましたので、せっかくの機会に中原区内で展開されている「富士通レッドウェーブ」の選手装飾について、ご感想等を伺ってみました。

宮澤夕貴選手、町田瑠唯選手、内尾聡菜選手ともに装飾に登場しています。

■宮澤夕貴選手(こすぎコアパーク)
宮澤夕貴選手

■町田瑠唯選手(武蔵小杉駅近く南武線沿い)
町田瑠唯選手

■内尾聡菜選手(武蔵中原駅近くの交差点)
内尾聡菜選手

皆さんこれらの装飾についてはしっかり認知されていて、「自分のはちょっと恥ずかしいけれど、嬉しい」「頑張らないとという気持ちになる」とたいへん喜んでいました。

またInstagramなどのSNSでメンションをいただくことが多く、装飾が認知されていることを実感しているとのこと。

このインタビューは武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開していますので、どうぞご視聴ください。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 富士通レッドウェーブ3選手インタビュー


【関連リンク】
富士通レッドウェーブ ウェブサイト
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2023年
09月28日

富士通フロンティアーズがアメフトXリーグで発達障がい児向け「センサリールーム」体験イベント実施、スポーツの力で可能性広げ

富士通のアメリカンフットボールチーム「富士通フロンティアーズ」の2023 秋季 X1 SUPER リーグが開幕しています。
9月24日には第2節「胎内ディアーズ戦」が富士通スタジアム川崎(川崎区)で開催され、60-3で勝利して開幕2連勝を飾りました。

富士通スタジアム川崎でのホーム開幕戦となるこの試合は、発達障がい等に伴う「感覚過敏の特性」をお持ちの小学生とそのご家族を対象とした特別観戦室「センサリールーム」が設置され、大きな音や光、人混みが苦手な子どもたちがアメリカンフットボール観戦を楽しみました。

弊紙ではこれまでに、川崎フロンターレにおける発達障がい児向けの観戦体験の取り組み「えがお共創プロジェクト」を継続的にご紹介してまいりました。
今回はこれに続いて、富士通フロンティアーズにおける取り組みを取材させていただきましたので、レポートをお届けいたします。

■富士通スタジアム川崎(川崎区)
富士通フロンティアーズ

富士通スタジアム川崎は、かつてプロ野球「ロッテ」の本拠地があった川崎球場を前身とした川崎市の施設です。

アメリカンフットボールを中心とした球技専用スタジアムとして 2000年から2014年にかけて順次整備が行われ、現在は富士通が命名権を取得、指定管理者として川崎フロンターレと東急コミュニティーが運営管理を行っています。

富士通フロンティアーズにとっては、ホームスタジアムという位置づけになり、この日も多くのファンがスタジアムに集まりました。

■スタンド上部の「センサリールーム」
センサリールーム

「センサリールーム」は、スタンド上部の個室に設けられていました。

大きな音や光が苦手な子どもたちでも安心して観戦できるよう、遮音等の工夫が施されており、人混みにもあわず落ち着いて観戦ができます。

前面がガラス張りで開放感があり、気持ちよくフィールドを見渡すことができました。

■観戦するご家族
観戦するご家族

日本国内で、発達障がいをお持ちの方は約48万人いるとされています。
ひとりひとりが社会の一員であり、誰にとっても「別世界」のことではありません。

障がいの特性にはそれぞれの個性があり、理解不足により「単なるわがまま」と誤解されてしまうこともあります。過去の体験などから外に出るのをためらわれるケースもあるようです。

ただ、そうしますと一層社会の理解が進まないという悪循環が生じることもあるでしょう。
富士通フロンティアーズは、こうした課題にスポーツの力で取り組み、発達障がいを持つ子どもたちの可能性を広げようとしています。

まず、スポーツには声援や鳴り物など、大きな音がつきものです。また人気スポーツであるほど人混みが避けられません。

センサリールームであれば、まずこの点で安心して観戦ができます。

■くつろげるプレイスペースも用意
くつろげるプレイエリアを設置

プレイエリアを設置

そして通常のスポーツ観戦では、競技によって異なりますが「数十分椅子に座ったまま動けない」という制約もあります。
動いてはいけないわけではないのですが、特に満員でぎっしり詰まった状態で、なかなか席から移動などはしづらいですよね。

発達障がいのなかには、「長くじっとしているよりも、いろいろ動きたい」という個性もあります。
センサリールームでは後ろにくつろげるプレイスペースを用意して、自由に遊べるようになっていました。

■光るおもちゃ
光るおもちゃ

光るおもちゃ

ここに用意されているおもちゃは、穏やかに光るものがいくつかありました。

先ほど「強い光が苦手」という発達障がいの特性について申し上げましたが、これらは発達障がいがあっても受容しやすいように配慮して作られています。

■小さいおうち
小さいおうち

またちょっと疲れたら、小さいおうちの中に籠って一休みもできます。
子どもたちは観戦を楽しみながらも、自由に遊んでいました。

「座っていないとダメ」「静かにしないとダメ」「ちゃんと観戦しないとダメ」といった、子どもたちに縛りをかけないこと。

この安心感があることで、皆さんリラックスして参加されていたと思います。

■大丈夫な子はテラスに出ることも可能


また音などが大丈夫という場合は、センサリールーム前のテラスに出ることもできました。
障がいの個性はひとりひとり違いますので、それぞれのスタイルで楽しめます。


参加された保護者の方にお話を伺うと、
「以前は同じ発達障がい児向けのバスケットボール観戦に参加して、子どもも『楽しかった』『また参加したい』とのことで今回アメリカンフットボールの観戦に来ました。こうして外に出て楽しめるのは、本当に有難いと思っています」
とのことでした。

競技を横断したリピーターの方もいらっしゃるのですね。

富士通の担当の方にもお話を伺うと、
「この取り組みは非常に好評で、リピーターの方も多くいらっしゃいます。たいへん人気が高く、高倍率になっています。参加された方に楽しんでいただけているのは、本当に嬉しいです」
とのことでした。

高倍率で必ずしも席をご用意できないのは心苦しいのですが…、とも付け加えられていましたが、施設の制約もありますので、これは致し方ないところかと思いました。

■スタンバイする富士通フロンティアーズの選手ら
スタンバイする富士通フロンティアーズ

あわせて、富士通フロンティアーズの試合についてもご紹介しておきましょう。

アメリカンフットボールは、フィールドに同時に入るのは 11人とサッカーと変わらないのですが、交代は自由で、攻守で選手が入れ替わるため、ベンチにはたいへん多くの選手が入ります。

体格のいい選手らがずらりと並ぶと、たいへん迫力があります。

■迫力あるアメリカンフットボールの試合
迫力あるアメリカンフットボールの試合

迫力あるアメリカンフットボールの試合

迫力あるアメリカンフットボールの試合

迫力あるアメリカンフットボールの試合

アメリカンフットボールの試合は、ワンプレイの中で次々と攻守が入れ替わるサッカーなどと違って、明確に「攻撃のターン」と「守備のターン」が分かれています。

前に進めなかったりパスがカットされたり攻撃が失敗すると、攻守交替となります。

攻撃はパスとラン(ボールを持って走る)の2種類があり、クォーターバック(QB)と呼ばれる投手がレシーバーにボールを投げます。

■QBの高木翼選手
高木翼選手

富士通フロンティアーズのQBは、高木翼選手。
開幕を控えて行われた川崎市の福田市長への表敬訪問でも、取材させていただきました。

QB からのパスを受けるなどして、ボールを持った選手が相手側のエンドゾーン(陣地の一番奥)に入ると「タッチダウン」で、6点入ります。

タッチダウンするともう一度攻撃が可能で、「ゴールに向けてキック」か「2ポイントコンバージョン」と呼ばれる再攻撃が選択できます。

キックはボールがゴールの枠に入ったら1点、「2 ポイントコンバージョン」はもう一度攻撃を選択し、またエンドゾーンまで到達できれば2点となります。

■2ポイントコンバージョンを成功させた福住高基選手
得点

こちらは、87番の福住高基選手がバスを受けて2ポイントコンバージョンに成功したところです。
見た目は「タッチダウン」と同じです。

他にも得点となるプレイはありますが、ここではこのくらいにしておきましょう。

■休憩時間の作戦会議(中央:キャプテン超翔来選手)
趙選手

作戦会議

アメリカンフットボールの試合は、第1クォーターから第4クォーターの4つに分けて進行していきます。
Xリーグでは1クォーター12分で合計48分ですが、バスケットボールのようにプレイが切り替わる都度時計が止まるため、休憩時間も含めて全体では2時間程度かかります。

「カ押し」ではなく緻密な戦術が大切ですので、ハーフタイム等にはヘッドコーチ・選手らが集まってミーティングが行われていました。

写真中央は先日高木翼選手とともに取材させていただいた、キャプテンの超翔来選手です。

■応援するチアリーダー「フロンティアレッツ」
フロンティアレッツ

フロンティアレッツ

フロンティアレッツ

■マスコットキャラクター「フロンティー」
マスコットキャラクター「フロンティー」

富士通フロンティアーズの試合では、チアリーダー部「フロンティアレッツ」やマスコットキャラクター「フロンティー」も試合を盛り上げます。

応援の仕方も試合前にレクチャーをしてくれますので、初めての方でも安心です。

■センサリールームには選手からのメッセージ
選手からのメッセージ

■選手が訪れて交流も
選手が訪れて交流も
※富士通提供

なお、今回は選手がセンサリールームを訪れて、子どもたちと交流もされていました。
子どもたちとそのご家族にも、良い思い出になったのではないでしょうか。

こうしてスポーツ観戦によって外に出ることにポジティブな記憶をもてることで、お子さんがより活動的になれたという保護者の方からのお話を今までにも何度も伺っています。

たいへん意義のある、富士通スポーツの取り組みではないでしょうか。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「センサリールームまとめ動画」


最後に、今回のイベントを1分20秒ほどにまとめた動画を、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。

こちらもどうぞご参照ください。

また冒頭にご案内の通り、この日富士通フロンティアーズは60-3で胎内ディアーズに快勝。
やはり勝利したほうがより盛り上がります。

富士通フロンティアーズでは、今後もセンサリールームでの観戦体験を実施していくということです。

また通常の観戦としては、10/8(日)、10/22(日)にも富士通スタジアム川崎での試合がありますので、詳細は関連リンクより公式ウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
富士通フロンティアーズ ウェブサイト

(富士通フロンティアーズ関連)
2019/10/7エントリ 富士通川崎工場に多目的グラウンド「F☆PARK」が完成、こけら落としイベントに富士通スポーツと川崎フロンターレが集結
2021/8/5エントリ 武蔵小杉駅近くの案内板に富士通レッドウェーブ・富士通フロンティアーズのビジュアルが登場、中原区がかわさきスポーツパートナーをPR
2022/3/21エントリ 中原区役所に川崎フロンターレに加え川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズの装飾が登場、「かわさきスポーツパートナー」一色に
2022/4/5エントリ 武蔵小杉駅・武蔵中原駅周辺の案内サインに富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの装飾が追加に、中原警察署の制服で交通安全啓発も
2022/5/15エントリ 中原区役所に富士通フロンティアーズ・レッドウェーブ装飾が追加、かわさきスポーツパートナー5チームのPRが完成
2022/7/30エントリ 中原区役所×グランツリー武蔵小杉「KOSUGI SPORTS FES2022」が7/30・31開催中、富士通スポーツやドローンサッカー体験で健康促進
2022/8/28エントリ 川崎フロンターレが上位対決鹿島戦制し暫定3位浮上、ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」「カブトムシの森」に富士通フロンティアーズも参戦
2023/1/12エントリ 富士通フロンティアーズがライスボウル連覇しアメフト日本一の栄冠、グランツリー武蔵小杉での優勝報告会で「川崎市スポーツ特別賞」贈呈
2023/9/12エントリ 富士通フロンティアーズがXリーグ好発進、ライスボウル3連覇目指し趙翔来・高木翼選手らが川崎市長を表敬訪問

(えがお共創プロジェクト関連)
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート
2020/11/22エントリ 川崎フロンターレが11/21大分戦で開催、「発達障がい児向け親子サッカー教室&パブリックビューイング」密着取材レポート
2021/11/21エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施
2022/3/13エントリ 川崎フロンターレ・富士通が「街歩きバリアフリーマップ」で等々力陸上競技場までのアクセス情報を提供、車いすでの来場取材レポート
2022/8/11エントリ 川崎フロンターレらが「2022えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場「センサリールーム」で発達障がい児向けサッカー観戦を実施

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2023年
09月25日

川崎ブレイブサンダースの2023-24シーズン開幕控え武蔵小杉駅周辺の装飾更新、新スローガン「All-In」掲げニック現役最後の登場

武蔵小杉駅とその周辺には、川崎フロンターレや川崎ブレイブサンダースなど「かわさきスポーツパートナー」の装飾は各所で行われています。

このたび、Bリーグの2023-24シーズン開幕を控えて、川崎ブレイブサンダースの装飾が新シーズン版に更新されました。

■武蔵小杉駅周辺の川崎ブレイブサンダースの装飾
武蔵小杉駅周辺の川崎ブレイブサンダースの装飾

■東急武蔵小杉駅の川崎ブレイブサンダースの装飾
東急武蔵小杉駅改札口の装飾

最初にご紹介するのは、東急武蔵小杉駅です。

同駅の改札口の柱は、向かって左側が川崎フロンターレ、右側が川崎ブレイブサンダースの装飾になっています。

■藤井祐眞選手
藤井祐眞選手

■篠山竜青選手
篠山竜青選手

この柱は両面仕様になっています。
改札口の外側から見えるのが藤井祐眞選手、内側が篠山竜青選手でした。

ふたりとも川崎ブレイブサンダースを象徴する選手で、迫力ある写真になっています。

■コンコース内「こすぎアイ」の装飾
コンコース内「こすぎアイ」の装飾

■篠山竜青選手、藤井祐眞選手
コンコース内「こすぎアイ」の装飾

■ニック・ファジーカス選手、選手ら集合写真
コンコース内「こすぎアイ」の装飾

またコンコース内には、大型デジタルサイネージを中心とした情報発信スポット「こすぎアイ」があります。
こちらの装飾も同時に更新されました。

改札前の柱にあった篠山竜青選手、藤井祐眞選手に加えて、ニック・ファジーカス選手と、選手らの集合写真がありました。

ニック・ファジーカス選手は、今シーズン限りでの現役引退を表明しています。
12シーズンを川崎ブレイブサンダースで過ごし、数々の記録を打ち立ててきた「大黒柱」の最後のシーズンとなります。

■こすぎコアパーク前の装飾
こすぎコアパーク前の装飾

続いて、武蔵小杉駅南口「こすぎコアパーク」前の装飾です。
ここでは川崎市の案内板を使って、東急武蔵小杉駅と同様に川崎フロンターレとセットで装飾が行われています。

この場所はニック・ファジーカス選手です。

「All-In この場所 この時間にすべてを懸ける」は、川崎ブレイブサンダースの2023-24シーズンのスローガンです。

「自らが持っているものをすべて投じる」という意味の英語表現をベースに、勝利のためにすべてを投じることができるチームでありたいというヘッドコーチや選手たちの思い、覚悟が表現されています。

また、ニック・ファジーカス選手の現役最後のシーズンとして、彼と過ごすすべての瞬間を大切にしたいという思いも込められているということです。

なお、「All-In」に加えて、「NICK THE LAST」というスローガンも掲げられています。

■中原消防署前交差点の装飾
中原消防署前交差点の装飾

■横須賀線武蔵武蔵小杉駅前交差点の装飾
横須賀線武蔵小杉駅前交差点の装飾

また同じビジュアルで、武蔵小杉再開発地区でも装飾が行われています。

篠山竜青選手は中原消防署前交差点(パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー前)に、ニック・ファジーカス選手は横須賀線武蔵小杉駅前交差点(リエトコート武蔵小杉前)に登場していました。

■JR武蔵小杉駅北口の装飾
武蔵小杉駅北口の装飾

一方こちらは、JR武蔵小杉駅北口の装飾です。
ここは毎年ホームゲームスケジュールが掲示され、戦績が更新されていくのが恒例でした。

今回はホームであるとどろきアリーナのショーアップされた写真が使われていました。

■中原区役所南武線側玄関の装飾
中原区役所南武線側玄関の装飾

最後は、中原区役所南武線側玄関の装飾です。
ここは篠山竜青選手に加えて、トーマス・ウィンブッシュ選手が起用されていました。

トーマス・ウィンブッシュ選手は、2023の新加入選手です。

■側面はニック・ファジーカス選手、ロウル
ニック・ファジーカス選手

ロウル

中原区役所玄関の側面は、ニック・ファジーカス選手とロウルで従来通りでした。

ただ、ニック・ファジーカス選手は前述の通り今シーズンをもって現役引退を表明されていますので、来季はここも更新されるのではないかと思います。

いまのうちに、ご覧になっておくと良いと思います。

■川崎ブレイブサンダース公式Youtubeチャンネル NICK THE LAST


川崎ブレイブサンダースの2023-24シーズンは、10月7日(土)8日(日)の「三遠ネオフェニックス戦」から開幕します。

ニック・ファジーカス選手のラストシーズンに、注目が集まります。

【関連リンク】
川崎ブレイブサンダース ウェブサイト
2020/2/5エントリ 「川崎ブレイブサンダース」とどろきアリーナ観戦ガイド:京都ハンナリーズ戦で「ロウル」と横浜ベイスターズ「スターマン」が初コラボ
2021/11/11エントリ 川崎ブレイブサンダースがバスケットボールステーション「ザ・ライトハウス」を武蔵小杉高架下に開設、子どもたちが安心して過ごせる場に
2022/2/5エントリ 川崎ブレイブサンダースがSR渋谷2連戦でSDGs推進、武蔵小杉駅北口のバスケットステーション「ザ・ライトハウス」こども食堂でお弁当配布も
2022/3/12エントリ 川崎ブレイブサンダースが千葉ジェッツ降し天皇杯連覇・藤井祐眞選手MVP受賞、武蔵小杉駅などで号外配布
2022/10/22エントリ 川崎ブレイブサンダースの2022-23シーズン開幕、初心者も安心の「ルール説明」をホームゲームで実施中2022/3/21エントリ 中原区役所に川崎フロンターレに加え川崎ブレイブサンダース・NECレッドロケッツ・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズの装飾が登場、「かわさきスポーツパートナー」一色に
2023/6/21エントリ 武蔵小杉周辺「かわさきスポーツパートナー」装飾が拡大、川崎フロンターレ・ブレイブサンダース・富士通レッドウェーブ・フロンティアーズら多様な色に
2023/8/6エントリ 川崎ブレイブサンダース「夕涼み会」がコスギアイハグで初開催、佐藤ヘッドコーチ生解説付き過去試合上映を肴にオリジナルクラフトビールも

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2023年
09月12日

富士通フロンティアーズがXリーグ好発進、ライスボウル3連覇目指し趙翔来・高木翼選手らが川崎市長を表敬訪問

社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」2023秋季シーズンが開幕し、川崎市をホームタウンとする「富士通フロンティアーズ」が「エレコム神戸ファイニーズ」との初戦を31-14で制しました。

これに先立って、富士通フロンティアーズの山田厳英部長、常磐真也ゼネラルマネージャー、山本洋ヘッドコーチ、キャプテン趙翔来選手、高木翼選手が川崎市の福田市長を表敬訪問し、新シーズンへの意気込みを語りました。

本記事では、その全文をお伝えいたします。

まずはお一人ずつご挨拶、続いて短時間ながらフリーの歓談タイムでした。

▪️川崎市役所 市長応接室での表敬訪問
表敬訪問

記念撮影

記念撮影

富士通フロンティアーズは、富士通川崎工場などに拠点を置く実業団アメリカンフットボールチームです。

もともとは1984年、社員有志による同好会がスタートで、1985年の創部から発展を続けてきました。
「FRONTIERS」という名前は、「仕事もフットボールも日本一に」を掲げ、日本アメリカンフットボール界の開拓者となる決意を示したものということです。

1987年には社会人トップリーグの「日本社会人1部リーグ」に昇格し、2014年には創部30年目で「JAPAN X BOWL」初優勝を果たして社会人日本一となりました。さらにこのシーズンは日本選手権「ライスボウル」で学生日本一を倒して日本のアメリカンフットボールの頂点に立ちました。

以降、2016~2019シーズン、2021~2022シーズンにライスボウル優勝を果たし、現在3連覇に向けた挑戦がスタートしている状況です。

▪️2023年1月のライスボウル制覇
ライスボウル制覇

ライスボウル制覇
(日本社会人アメリカンフットボール協会提供)



▪️富士通フロンティアーズ 山田部長
山田部長


(山田部長)
いつも応援ありがとうございます。さきほど冒頭ありました通り、秋季シーズンが開幕します。

今週末の土曜日から、私が知る限りでは初めての関西に遠征しての緒戦ということです。ちょっと台風が来ているということで、明日の移動もみんなドキドキしながらやっているところです。

数年前は新幹線に閉じ込められて、夜中に到着したメンバーもいた記憶もありますので、そういったところしっかり配慮しながら、3 連額に向けてしっかり勝ち続けていきたいと思います。


来年は市制100周年ということでお伺いしています。
今日も川崎市のエンプレムを胸に着けていますけれども、一緒に 3連覇を目指して、勝ち取って、100周年に華を添えられればと思っておりますので、引き続き応援よろしくお願い致します。


▪️富士通フロンティアーズ 山本ヘッドコーチ
山本ヘッドコーチ

(山本ヘッドコーチ)
改めまして山本でございます。いつも応援いただきありがとうございます。

チームは今シーズン3月位からスタートしまして、昨年から引き続きケガ人が多い状態でスタートしたんですけれども、春は3 試合他チームと試合がありました。トーナメントを2試合、交流戦ということでパナソニック(インパルス)とゲームがありまして、関西でやったんですけれども、内容としては(トーナメントが)1勝1敗という形だったんです。

もともと春のシーズンは、チームのボトムアップに視点を置いて、若手の選手、そして控えの選手を中心にゲームを戦ってきました。まあ一定のそういうところ(成果)は見えたんですけれども、最終的に勝ちきれなかったというところか課題として残ったのかなと思っていますので、また8月から秋に向けて練習を再開しまして、そのへんも含めながらチームの強化に努めてまいりました、というところでございます。

また今シーズンも川崎市の皆さんに喜ばしい報告ができるように、精一杯頑張っていきたいなと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

▪️富士通フロンティアーズ 趙翔来選手
趙翔来選手

(趙翔来選手)
改めまして超です。よろしくお願いします。

今シーズンでもう4期連続でキャプテンを務めることになりまして、昨シーズンの終わりに優勝報告をさせていただいた際には、ちょっともう次の若い世代に託そうかなと思っていたんですけど、ちょっと蓋を開けてみたらここに舞い戻ってきてしまいました(笑)。

今シーズンは「WIN THE DAY」というスローガンを掲げてここまで取り組んできました。
込めた意味としては、1日1日自分たちに打ち勝って、最終的に1月3日(アメリカンフットボール日本選手権ライスボウル)に辿り着こうという思いと、あともう一つは、2014 年に初めてフロンティアーズが優勝した際に、「WIN THE DAY」というスローガンがありまして、その時のメンバーとガラッと変わってはいるんですけど、初めて優勝したときの気持ちを改めてみんなに持ってほしいなという思いを込めて、このスローガンでやってきました。

さきほどヘッドコーチからあった通り、春は若い世代に負けるという経験も味わいました。それは秋にもう一度日本一になることで、「あの時の負けが活きたね」といえるようなシーズンにできたらと思います。

明後日9月9日緒戦、関西での試合になります が、川崎市のプライドをもって臨んでまいりますので、今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

▪️富士通フロンティアーズ 高木翼選手
高木翼選手

(高木翼選手)
高木です。いつもありがとうございます。

今シーズンはコロナも若干落ち着いてきて、コロナ前の日常に戻りっつある、というところで、まず3試合川崎スタジアムのほうでも予定されているなど、お客さんも戻ってきて、よりフットボールの醍調味が味わえると思っています。
いち選手としても一人でも多くの声援を踏まえてプレイするということに対して、すごくワクワク、楽しみにしております。


やっぱり3 運覇がかかるシーズンではありまして、他のチームから相当研究されて、より厳しいシーズンになるなということは思っているんですけれども、いま超からもあったとおり1日 1日の積み重ね、1戦 1戦の積み重ねで最終的には絶対日本一を勝ち取りたいなと思っていますので、今シーズンも変わらぬご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

▪️川崎市 福田市長
趙翔来選手

(福田市長)
こんにちは。いつもありがとうございます。そして今日はわざわざ開幕報告ということで来ていただいてありがとうございます。

やっぱり2連頭やって次は3連額というのは、いま高木選手からもあった通り、「何とかタイトル海選で」という他チームの強い思いと、それをさらに乗り越えるという強い気持ちがあるという、みんなの気持ちのぶつかり合いになる、相当難しいシーズンになると思いますけど、是非チャンピオンとしての意地をさらに見せつけていただきたいなと思っています。

山田ヘッドコーチからもお話いただきましたように、来年市制100周年ということですので、今年も最初に一番嬉しいニュースはフロンティアーズから始まりましたけれども、来年はそれ以上の、私も思いがありますので、1月3日、みんなで応援して、勝利を勝ち取れるようにみんなで応援していきたいと思っています。

10月はアサヒビールシルバースターとの対戦で、川崎対決というか、川崎ダービーという、これはこれですごい盛り上がるなという風に思っています。

やはり多くの観客の前でプレイするというのは選手もそうでしょうし、スタジアムが熱くいろんな声援が飛ぶというのは、一番見たい光景だなと思っていますので、そういう意味で全国で頑張っていただきたいんですけど、川崎のホームでもですね、大いに盛り上げて、アメフト自体底上げをできるような、そんな街でいたいというふうに思っていますので、活躍を期待しております。どうぞよろしくお願い致します。



<以下、フリーの歓談タイム>

(福田市長)
無茶苦茶色が濃い(色黒な)常盤さんからもひとこといただけますか。選手以上に黒い(笑)

▪️富士通フロンティアーズ 常盤ゼネラルマネージャー
常盤ゼネラルマネージャー

(常盤ゼネラルマネージャー)
今年は新人が9名入りまして、ピチピチしたいい選手ばかりなので、初戦から活躍できるかなという風に思っています。そうなるとやはり層はかなり厚くなっていると客観的に思いますし、期待していただければと思います。

今年すでに川崎で、去年はあまり試合がなかったんですけれども、3試合決まっていますんで、そこから上に行くと、また川崎でということになりますので、是非ともご支援お願い致します。
必ず優勝してメモリアルイヤーを盛り上げたいと思いますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

(福田市長)
趙さんも4シーズン目のキャプテンですね。もう安定感ありぎて。ゆるぎない信頼と安定感ですよ(笑)

(趙翔来選手)
次はもう次の世代を育てていくというのが、チームとしてもミッションだと思うので。
私も来年、川崎市幸区に生まれて誕生30周年なので、盛り上げていきたいと思います(笑)

(福田市長)

自ら勝ち取って自ら祝う、みたいな(笑)

(趙翔来選手)
川崎市に骨を埋めます。

(福田市長)
春はいろんな交流戦もあるし、パールボウル、グリーンボウル、いろいろあるじゃないですか。

(山本ヘッドコーチ)
関東にあるのがパールボウルトーナメントで、関西にあるのがグリーンボールトーナメントです。今まではパールボウルトーナメントが開催されずに交流戦というかたちでやっていたんですが、今年からパールボウルがまた戻ってきた、という感じですね。

我々が2試合やって、先に進めず、交流戦でパナソニックと試合をして終わった、という感じです。

(福田市長)
今年のディビジョン(B)でいうと、やっぱり強豪は IBM(ビッグブルー)ですか。

※注:Xリーグ(X1 SUPER)はディビジョンA、Bに分かれ、フロンティアーズはB所属です。

(山本ヘッドコーチ)
そうですね、いまのところそうなると思います。あとは緒戦、今週末のエレコム(神戸ファイニーズ)も昨年 2 試合やったんですけれども、徐々に力をつけてきているチームなので、きっちり勝ち切りたいなとは思います。

(福田市長)
あっちのディビジョン(A)でいうとやっぱりパナソニック(インパルス)ですか。

(山本ヘッドコーチ)
パナソニック、オービック(シーガルズ)ですね。

(常盤ゼネラルマネージャー)
そこがあるので、言葉悪いんですけど、(両チームで)叩きあうので、我々にとってはIBM にしっかり勝ち切るとちょっと楽といいますか。

(福田市長)
なんとなく(富士通フロンティアーズ、IBM、パナソニック、オービックで)「4強」という感じでしょうか。


(常盤ゼネラルマネージャー)
そうですねぇ。

(福田市長)
だからアサヒ(アサヒビールシルバースター)にもちょっとがんばって、と。ちょっと変な言い方なんだけど、もっと競い合うようになるともっと燃えるというか。

(常盤ゼネラルマネージャー)
おっしゃる通りですね。本当に盛り上がれば我々も嬉しいので、どんどんどんどん力をつけていただき、ちょっとへんな言い方ですが(笑)

(福田市長)
そうなんですよね。拮抗すれば拮抗するほどみんな盛り上がってくると思います。

■市長応接室に展示されたかわさきスポーツパートナーのユニフォーム
市長応接室に展示されたかわさきスポーツパートナーのユニフォーム



富士通フロンティアーズによる表敬訪問の全文は、以上です。

このあと個別取材がありまして、弊紙が以前ご紹介した、武蔵小杉周辺における富士通フロンティアーズの装飾についてお話を伺いました。

■武蔵中原駅前の趙選手の装飾
趙翔来選手の装飾

■こすぎコアパークの高木翼選手の装飾
高木翼選手の装飾

--趙選手は武蔵中原駅前に、高木選手は武蔵小杉駅前のこすぎコアパークに装飾が行われています。ご自身の写真が街に掲示されているのをご覧になって、いかがですか。

(趙翔来選手)
ちょうどそこの川崎工場の事務所があったりするので、従業員の皆さんとかからも結構「あそこにいるね」と声をかけてもらったりとか、あとは住んでくださっている皆さんにも、ちょっと目立つので、あれでアメフトと女子バスケ、富士通スポーツをすごく認知してもらっているので、ありがたいなと思います。

(高木翼選手)
私の場合武蔵小杉にあって、商業施設が多いということもあって、知人や友人とかから連絡をもらうことが多くあります。
私自身も3歳と1歳の子どもがいるんですけれども、子どもを連れて看板を見に行ったりして、話題もできて本当にありがたく思っています。


ということで、武蔵中原駅は富士通のお膝元ですし、こすぎコアパークも非常に人通りの多い場所ですから、注目度も高く選手ご本人もしっかり認知されていました。

富士通フロンティアーズなど「かわさきスポーツパートナー」を応援するホームタウンの雰囲気作りは、中原区において非常に進んできたように思います。

そんな川崎市、中原区の地域の後押しも受けて、富士通フロンティアーズはXリーグ2023秋季シーズンで緒戦勝利の好発進。

9月24日、10月8日、22日のそれぞれ日曜日には富士通スタジアム川崎でXリーグ2~4節が開催されるなど、ライスボウル3連覇に向けて、熱い戦いが続いていきます。

■Xリーグ公式X 高木翼選手のタッチダウンパス

■Xリーグ公式X 趙翔来選手の試合後コメント

最後に、Xリーグの公式X(旧Twitter)から、高木翼選手、趙翔来選手の映像をご紹介しておきます。

高木翼選手のポジションは、クォーターバック(QB)。
チームの司令塔としてパスを出す、アメリカンフットボールで花形といわれるポジションで、長短の正確なパスを使い分けます。

映像でもタッチダウン(得点)につながる、見事なパスを見ることができました。

趙翔来選手は、勝利後のほっとした時間帯ですね。
初の遠征での緒戦だったこと、また表敬訪問でも話が出た台風にも言及されていました。キャプテンとして責任を負い、常にチーム全体のことを考えています。

選手のプレイの特徴やキャラクターなども知っていくと、より楽しめると思います。

■グランツリー武蔵小杉でのライスボウル優勝報告会(2023年1月)
富士通フロンティアーズ優勝報告会

■キャプテン趙翔来選手
趙翔来選手

■「KOSUGI SPORTS FES」にも参加
富士通フロンティアーズの選手も登場

また富士通フロンティアーズは、「KOSUGI SPORTS FES」やアメリカンフットボール教室など、地域向けのイベントにも積極的に協力しています。

過去にご紹介したものもありますので、関連リンクよりご参照ください。

【関連リンク】
富士通フロンティアーズ ウェブサイト
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