【Reporter:はつしも】
本日、
川崎フロンターレの「2021ファン感謝デー~リベンジ~」がオンライン&オフライン併用で開催されました。
オンラインでは
麻生グラウンドの練習中継や、選手によるトークショーや直接会話・記念撮影ができる「リミートライブ」が実施されました。
オフラインでは
武蔵小杉のオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」などでスポンサーの「エバラ焼肉のたれ」やサイン入りトレカの配布サービスが行われ、多くの後援会員が集まりました。
■プロデューサーの登里享平選手
(c)川崎フロンターレ
川崎フロンターレのファン感謝デーは、通常は等々力陸上競技場でエンターテイメント満載のイベントとして開催されてきました。
しかしながら
昨年以降は新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインを中心とした開催を余儀なくされています。
今年は
オンラインで8月に一度日程が設定されましたが、感染状況の拡大により無期限延期となりました。
その後調整の結果、
試合日程の間を縫って本日10月10日に「~リベンジ~」と題して開催にこぎつけたものです。
ファン感謝デーのプロデューサーは、前回に引き続き
生え抜き13年目のベテラン・登里享平選手です。
登里選手はサービス精神旺盛なキャラクターで、
中村憲剛さん引退後の試合直後のSNS発信なども受け継ぐなどファン向けの活動を支える存在です。
■川崎市の福田市長(後援会会長)によるメッセージ
(c)川崎フロンターレ
川崎フロンターレの「ファン感謝デー」は、オンライン化によりどなたでも楽しめるものになりましたが、本来的には後援会員向けのイベントでした。
川崎フロンターレの後援会長は、川崎市の福田市長ですので、冒頭は福田市長(後援会長)からの挨拶でスタートしました。
これまでクラブが長く地域貢献につとめてきたことで、行政とも協力関係ができてきています。
■選手によるトークショー
(レアンドロ ダミアン、ジョアン シミッチ、ジェジエウ、マルシーニョ)
(c)川崎フロンターレ
(家長昭博、山根視来、小林悠、長谷川竜也)
(c)川崎フロンターレ
(山村和也、旗手怜央、小塚和季、脇坂泰斗)
(c)川崎フロンターレ
(安藤駿介、丹野研太、イ キョンテ、チョン ソンリョン)
(c)川崎フロンターレ
(大島僚太、車屋紳太郎、登里享平、塚川孝輝)
(c)川崎フロンターレ
(谷口彰悟、知念慶、神谷凱人、イサカ ゼイン)
(c)川崎フロンターレ
(田邉秀斗、宮城天、遠野大弥、橘田健人)
(c)川崎フロンターレ
オンラインファン感謝デーのメインコンテンツは、
4選手×7組によるトークショーです。
来季から加入の早坂勇希選手、松井蓮之選手を除き、全選手が参加しています。
組み合わせごとに個性がありますが、
個人的には一番最後の田邉秀斗・宮城天・遠野大弥・橘田健人の4選手の若手チームが、高校生っぽさが残るボーイズトークで面白かったです。
■第一子誕生を発表した大島僚太選手
(c)川崎フロンターレ
そしてもうひとつ注目されたのが、
大島僚太選手の元気な姿と、第一子誕生の発表でした。
大島僚太選手は川崎フロンターレで日本人で初めてエースナンバーの「10番」をつけ、
長く中盤ンの司令塔として君臨してきました。
Jリーグ所属の「国内組」からロシアワールドカップ代表にも選ばれ、
「Jリーグで一番上手い」とも評されるなど絶対的な能力を持つ選手ですが、今季は相次ぐケガで大半の試合が欠場となっています。
最近練習にも復帰したとのことですが、
今回のファン感謝デーで久しぶりの元気な姿を見ることができ、さらに「第一子誕生」というおめでたい発表もありました。
現在はお子さんが少しずつまとまった時間寝てくれるようになってきたということで、幸せそうな姿が印象に残りました。
また今季中、J1リーグや天皇杯での復帰も期待されるところです。
■中村憲剛さんのドキュメンタリー映画「One Four Kengo THE MOVIE」発表
(c)川崎フロンターレ
(c)川崎フロンターレ
(c)川崎フロンターレ
そしてもうひとつ、新しい発表は
中村憲剛さんのドキュメンタリー映画の完成と上映日程のお知らせでした。
この映画製作については、中村憲剛さんの現役引退セレモニーにおいて予告されていました。
その後無事に完成し、
10月31日に109シネマズ川崎で先行上映が行われ、11月12日~25日には109シネマズ川崎と新百合ヶ丘で期間限定上映が行われるということです。
詳細については10月25日に川崎フロンターレから発表される予定ですので、お待ちください。
■選手らと直接会話・記念撮影ができる「リミートライブ」
(旗手怜央選手)
(鬼木達監督)
そして選手らのトークショーと並行して開催されていたのが、
選手らと直接会話・記念撮影ができるサービス「リミートライブ」です。
一人当たりの時間は20秒ほどですが、簡単な会話に続いて、記念撮影(自動スクリーンショット)ができます。
これは
選手だけでなく鬼木達(おにきとおる)監督も参加していました。
上記写真の通り、
皆さんとてもフレンドリーに接してくれていたと思います。
■新人選手による余興披露
(c)川崎フロンターレ
「ファン感謝デー」恒例、
新人選手による余興は橘田健人選手と、田邉秀斗選手でした。
ミルクボーイのM-1優勝ネタ「コーンフレーク」で鬼木監督をいじるもので、なかなか完成度が高かったと思います。
これは言葉で説明するより、本エントリ末尾に掲載するアーカイブ動画をご参照いただくのよいでしょう。
■武蔵小杉「アズーロ・ネロ」でのオフラインイベント
「2021ファン感謝デー~リベンジ~」はオンライン中心でしたが、
オフラインイベントも一部ご紹介しておきましょう。
武蔵小杉駅北口のオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」では、後援会員を対象にスポンサーの「エバラ焼肉のたれ」と、サイン入りトレカの配布サービスを実施していました。
■後援会員カードの読み取り
■エバラ焼肉のたれとサイン入りトレカの配布
入口で後援会員カードを読み取ると、本イベントのスポンサーであるエバラ食品工業の
「エバラ焼肉のたれ黄金の味 旨にんにく」と、サイン入りトレカがプレゼントされます。
冒頭に申し上げた通り、
ファン感謝デーはもともと会場の等々力陸上競技場に入場できるのが後援会員特典でしたので、オンライン配信だけですと後援会員だけのメリットがないことになります。
それもあって、このように
オフライン会場での特典を設けたものと思います。
トレーディングカードは、上記はイサカ ゼイン選手のものです。
ファン感謝デー用に、選手の皆さんで分担してたくさんサインしたのでしょうね。
■「アズーロ・ネロ」でのセール
オフィシャルグッズショップ
「アズーロ・ネロ」では、「日焼けカブレラTシャツ」など、夏物がお買い得になるセールを実施していました。
この日はたいへん多くの方が来店され、グッズを購入する姿が見受けられました。
川崎フロンターレの次の試合は
10月24日のJ1リーグ第33節「清水エスパルス戦」と、少し日程に間があります。
今シーズンは
J1リーグ6試合と天皇杯を残すのみで、優勝を目指して負けられない試合が続きます。
それまでの束の間、
選手の皆さんと応援される皆さんのコミュニケーションの場が設定できたことは、モチベーション維持のためにも良かったのではないでしょうか。
■本番スタート
■「One Four Kengo THE MOVIE」告知
■鬼木監督挨拶
■締めの挨拶(新人選手による余興)
最後に、
アーカイブ動画を掲載しておきます。
上記動画は全体の時間がかなり長くなっていますので、
登場選手ごとにチャプターが設定されています。
埋め込みではチャプターが選択できませんので
4つほどスタート地点を指定して埋め込みをしておきましたが、
視聴したいシーンが別にある場合、Youtubeで開いてチャプターを選択されるのが良いと思います。
■2019年のファン感謝デー
こちらは、
最後に等々力陸上競技場で開催された2019年のファン感謝デーです。
「アフターコロナ」あるいは「ウィズコロナ」の世界においてこうした姿が戻ってくるのか、どのような形が良いのかはなんとも言えませんが、安全面に配慮しつつ、また会場でのイベントが開催できる日を期待されている方は多いと思います。
【関連リンク】
・
川崎フロンターレ ウェブサイト
・
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
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2018/6/30エントリ 川崎フロンターレ「2018ファン感謝デー」に過去最多12,253人が来場、ジュビロ磐田に移籍の大久保嘉人選手も登場しサポーターに挨拶
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2019/7/20エントリ 川崎フロンターレ「2019年ファン感謝デー」が本日開催、各選手がサポーターと交流しスキマスイッチ常田さんもゲスト出演
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2020/10/24エントリ 川崎フロンターレ「2020年オンラインファン感謝デー」が本日開催、武蔵小杉駅北口「フロカフェ」等でもオフラインイベント開催
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2020/12/20エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート