武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2020年
06月24日

「令和元年東日本台風」で使用不能から復活、緊急事態宣言解除後の丸子橋グラウンドに笑顔戻る

【Reporter:はつしも】

2月以降、新型コロナウイルスによって社会に多大なる影響が生じています。
そのインパクトの巨大さもあってか、昨年10月の「令和元年東日本台風(台風19号)」の被害については若干記憶が薄れているところがあろうかと思います。

令和元年東日本台風によって長期間にわたって使用できなくなっていた、多摩川河川敷のグラウンド等が緊急事態宣言解除後に供用開始になっていますので、ここでお伝えしておきたいと思います。

■多摩川河川敷の「丸子橋第1グラウンド」(2019年11月)
丸子橋と多摩川の河川敷 

■土が撤去された丸子橋第1グラウンド(2019年11月)
土が撤去された丸子橋第1グラウンド 

まずこちらは、令和元年東日本台風の通過から1か月が経過した、2019年11月時点の多摩川河川敷のグラウンド(丸子橋第1グラウンド)です。

河川が増水した濁流は衛生面でのリスクがあるため、水が引いたのちも泥にまみれたグラウンドをそのまま使うことはできません。

上記写真は、いったん従来の土をすべて取り除いたところです。
そののちに、新しい砂を入れる工事が行われていました。

■供用開始になった丸子橋第1グラウンド(2020年6月)
供用開始になった丸子橋第1グラウンド

■供用開始になった丸子橋第3グラウンド
供用開始になった丸子橋第3グラウンド

丸子橋周辺には、川崎市の運動施設が整備されています。

丸子橋の下流側が丸子橋第1グラウンド、丸子橋と東横線の間が丸子橋第2グラウンド、そして東横線の上流側が丸子橋第3グラウンドです。

いずれも緊急事態宣言解除後に供用再開となり、地域のサッカークラブなどの子どもたちの笑顔が戻ってきました。

■入れ替えられた砂
入れ替えられた砂

これらのグラウンドは、前述のとおり砂が入れ替えられていました。
まだ凹凸も少なく、サッカーの練習等もしやすいのではないかと思います。

■多摩川丸子橋硬式野球場
多摩川丸子橋公式野球場

丸子橋第3グラウンドより上流には、上丸子天神町地区にかけて野球場が整備されています。
こちらも同様に供用開始となり、野球クラブの練習が行われていました。


河川敷を見渡すと、令和元年東日本台風の時になぎ倒されたと思われる樹木の姿も見受けられます。

またトイレなどの施設も流されてしまったところがあり、一部新しいものが設置しなおされていました。

そんな台風の痕跡を感じるところもありますが、新型コロナウイルスというさらなる災厄を経て、こうしてふたたび使われる日を迎えられて良かったと思います。

なお、これらのグラウンドを使用しているスポーツクラブ等の活動も完全に従来通りではなく、感染リスクの抑制をはかりつつ一定の制約下にあるようです。

完全に従来のように使われるには、まだ時間が必要でしょう。

【関連リンク】
(緊急事態宣言関連)
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2020/5/26エントリ 川崎市が緊急事態宣言解除後の方針発表:5/27に市立図書館、6/1に各種市施設が段階的に再開、5/27グランツリー武蔵小杉専門店街営業再開

(令和元年東日本台風(台風19号)関連)
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2019/10/15エントリ 台風19号:武蔵小杉駅新南口の本日供用開始に長蛇の列、駅前エプロント・サイゼリヤ・ワンズガーデンはビル浸水で当面休業に
2019/10/16エントリ 台風19号:川崎市社会福祉協議会が「川崎市災害ボランティアセンター」をエポックなかはらに開設、10月17日(木)よりボランティア受付を開始
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2019/10/28エントリ 台風19号:今井神社の倒木撤去が完了、直撃で転落した狛犬は無事台座に復旧
2019/11/18エントリ 令和元年台風19号で川崎市市民ミュージアムに72億円の被害、川崎市が収蔵品修復の寄附金を受付開始
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2019/12/19エントリ 「2019年川崎市10大ニュース」が発表:第1位は「台風19号被害」、川崎フロンターレルヴァンカップ初優勝は第2位に
2020/1/3エントリ 「令和元年台風19号」で長期休業、野村不動産武蔵小杉ビルの「サイゼリヤ」「ワンズガーデン」が営業再開、「エプロント」も1/6営業再開へ
2020/1/18エントリ 上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」が台風19号浸水被害から復活、ギャラリーで「本の帯」がテーマの企画展も開催
2020/1/19エントリ 令和元年台風19号の倒木で損傷、今井神社の手水舎屋根が修復完了し金色に
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2020/3/30エントリ 「令和元年台風19号」による水没損傷から約半年、横須賀線武蔵小杉駅の自動改札機が新調され完全復旧
2020/6/11エントリ 川崎市が「号外!備える。かわさき」第3号を発行、令和元年東日本台風をテーマに当時の記録と今後の備えを特集

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2020年
06月23日

中原平和公園の児童公園エリアに、キャラクターが描かれた「ストーンアート」が登場

【Reporter:はつしも】

中原区の大規模公園のひとつに、「中原平和公園」があります。

その一角の児童公園エリアに、キャラクターの絵が描かれた石「ストーンアート(小石アート)」が集まっている一角がありました。

■中原平和公園の児童公園エリア
中原平和公園の児童公園エリア

中原平和公園は、戦後に米軍の出版センターとして接収されていた土地が1975年に返還されたのを契機として、隣接の公園を統合してできた40,740平米の大規模公園です。

敷地内には上記写真の児童公園エリア、彫刻の広場、川崎市平和館、二ヶ領用水沿いの遊歩道、はだしの広場などがあります。

ストーンアートが集まっていたのは、この児童公園の植栽です。

■ストーンアート
ストーンペインティング

植栽の中に目に留まったのは、カラフルな石です。
見ると人気のキャラクターが描かれているようです。

■「中原平和公園」
中原平和公園 

ストーンアートは、ストーンペインティング・小石アートともいわれ、手軽なアートとして楽しまれています。

河原などにある石に、色落ちせず重ね塗りができるアクリル絵の具で描いていくのが一般的なようです。

大きな石にはキャラクターとともに「中原平和公園」とありまして、この公園のためにつくられたものであることがわかります。

■「おうちへカエル」
おうちへカエル

こちらには、カエルのキャラクターとともに「おうちへカエル」のメッセージが描かれていました。

この公園では毎日たくさんの子どもたちが遊んでいますので、そんな子どもたちに向けたメッセージと思われます。

■「みなさん笑ってワハハハ!」
「皆さん笑ってワハハハ!」 

こちらには、「みなさん笑ってワハハハ!」「WELCOME TO NAKAHARA HEIWA PARK * HAPPY*」とありました。

児童公園エリアの入口近くにありましたので、ウェルカムストーンといったところですね。

■その他のストーンペインティング
その他のストーンペインティング

その他のストーンペインティング

ストーンアートは、児童公園エリア外周部に点在していました。

カラフルですぐに見つかると思いますので、通行の際は探してみてください。

【関連リンク】
川崎市 緑と公園 中原平和公園
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 中原平和公園
2015/12/16エントリ 中原平和公園の「彫刻展示広場」に並ぶ、7 か国の彫刻家による9つの作品
2017/1/12エントリ 中原平和公園の「川崎市核兵器廃絶平和都市宣言」と、周辺の平和像など
2017/7/31エントリ 甲子園の夏に、武蔵小杉の地元チームを振り返る。中原平和公園で見た、神奈川県立住吉高等学校野球部の公式戦
2018/6/17エントリ 中原平和公園の噴水池から見る、武蔵小杉の鏡面世界
2020/4/6エントリ 川崎市の「市民100万本植樹運動」により2019年10月植樹、中原平和公園の「照手桃」が開花

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2020年
06月22日

川崎フロンターレの「新しい交流様式」6/20オンラインフロンパークはOB祭り、元Mr.フロンターレ伊藤宏樹さんらが参加

【Reporter:はつしも】

 2020年6月20日(日)に、ビデオ会議サービスを活用した川崎フロンターレのWebイベント「オンラインフロンパーク」(オフロ計画)の5回目が開催されました。

今回は現役選手がトレーニングマッチに参加していたため、OBの伊藤宏樹さん、井川祐輔さん、佐原秀樹さん、吉田勇樹さんの4名がトークショー等に参加しました。
 
■6/20「オンラインフロンパーク」の入口
オンラインフロンパーク入口

■スタートのご挨拶

「オンラインフロンパーク」スタートのご挨拶

川崎フロンターレでは、毎回等々力陸上競技場でのホームゲーム開催時に周辺でイベント「フロンパーク」を開催してきました。
毎回非常に多彩な企画で、「サッカーを観戦しなくても楽しめる」内容でしたが、新型コロナウイルスの影響下にある現在では、従来通りのイベントを開催するのは困難な状況です。

そこでスタートしたのが「オンラインフロンパーク」で、5月23日からテスト開催を重ね、試行錯誤をしてきました。

今回は前回に引き続き、上限800名で、事前申し込みなしでイベントには参加できました。
またトークショーについては事前の抽選制でしたが、こちらもYoutubeのライブ配信はどなたでも視聴できるようになっていました。

■伊藤宏樹さん
伊藤宏樹さん

今回OBとして参加された伊藤宏樹さんは、2001~2013シーズンまで在籍した元選手です。
立命館大学卒業後に川崎フロンターレに入団、引退までフロンターレ一筋でした。

2007年に中村憲剛選手にキャプテンを引き継いだのが伊藤さんで、中村憲剛選手が背中を見続けてきた「Mr.フロンターレ」です。

■引退後、集客プロモーション部時代の伊藤宏樹さん
集客プロモーション部時代の伊藤宏樹さん 

伊藤宏樹さんは、引退後に川崎フロンターレのクラブスタッフとなり、当初は集客プロモーション部に配属されました。

上記は2015年9月のホームゲームイベント「東急グループフェスタ」でアトラクションを担当される伊藤さんです。

現在は強化部で、選手のスカウトなどで活躍されています。

■井川祐輔さん
井川祐輔さん

今回OBとして登場した井川祐輔さんは、2006~2017シーズンに在籍した元選手です。
長年川崎フロンターレの守備を支え、J1初制覇を果たした2017シーズンをもって退団しました。

その後香港プレミアリーグに移籍したのち現役引退し、現在は香港3部リーグの監督をつとめています。

■第1節「サガン鳥栖戦」のOBトークショーに出演した井川祐輔さん
井川祐輔さん 

井川さんは、2月22日に開催されたJ1リーグ第1節「サガン鳥栖戦」のOBトークショーにも出演していました。

この時に続いて、今回のトークショーでも香港での活動についての話題が出ました。

香港は日本に比べて人種・国籍が多様で、サッカー選手の育成にとってもプラスの部分があるということでした。

■佐原秀樹さん
佐原秀樹さん 

佐原秀樹さんは、1997~2007、2010シーズンに在籍した元選手です。
川崎フロンターレ入団後には提携先のブラジル・グレミオに留学し、当時のチームメイトにはのちの世界的プレイヤー・ロナウジーニョ氏もいたそうです。

現在は川崎フロンターレのU-18コーチを務めています。

現在の現役選手の中では、ボランチの田中碧選手は、ユース時代も良い選手だったということです。
他の選手よりも早く来て練習をするなど、当時から練習熱心さが光っていたようです。

■吉田勇樹さん
吉田勇樹さん

吉田勇樹さんは、川崎フロンターレユース出身の元選手です。

プロ歴は2008~2011シーズンの4年で、出場は天皇杯での1試合にとどまりましたが、引退後は川崎フロンターレのスクールのコーチを経て現在はトップチームコーチをつとめています。

■OB選手トーク
OB選手トーク

今回はOB選手祭りということで、オンラインフロンパークの参加者もお子さんというよりは、大人のオールドファンが多かったように思います。

もちろん現役選手の企画が盛り上がるのは確かですが、古くからフロンターレを支えた選手、当時を知る・当時を語りたいサポーターもいらっしゃるわけですので、コンセプトの一つとして一定の需要はあったかと思います。

4名中3名は現在のクラブスタッフですので、選手がトレーニングマッチで参加できない中、動員しやすいという事情もあったでしょう。

そこに井川祐輔さんが加わったかたちですね。
 
■「フロカフェ」定点カメラ
「フロカフェ」定点カメラ 

オンラインフロンパークの各種定番企画は、今回も登場しています。
その中でこれまでにご紹介していないルームを、ちょっとご紹介したいと思います。

こちらは武蔵小杉駅北口の公式カフェ「FRO CAFE(フロカフェ)」の定点カメラです。
店内のカウンターが定点で映っていまして、スタッフの方のオーダーを確認する声がずっと聞こえている…という、いろいろ回って一休みしたいときに環境映像的に使える部屋でした。

■フロンターレ事務所前のキッチンカー中継
フロンターレ事務所前のキッチンカー中継


キッチンカー中継

現在、Jリーグは長期の中断期間中にあり、7月4日の再開後も無観客や定員に厳しい制限を課した状態が続きます。

従来スタジアムグルメで出店していたお店が営業できず苦しい状況にあるため、高津区の川崎フロンターレ事務所では、事務所前のスペースをスタジアムグルメ店舗の臨時出店場所として提供しています。

今回のオンラインフロンパークでは、そのPR活動として、ふろん太・コムゾーがキッチンカーで買い物をする模様の中継を行っていました。

またいつか、オンラインだけでなく、等々力緑地のフロンパークにスタジアムグルメの店舗がたくさん並ぶ日がくればと思います。
 
【関連リンク】 
川崎フロンターレ 「Re/☆☆☆ト(リスタート)」プロジェクトのお知らせ

(川崎フロンターレの取り組み)
2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
2020/4/1エントリ 川崎フロンターレオフィシャルグッズ&カフェ「AZZURRO NERO × FRO CAFE(フロカフェ)」本日オープン、「お風呂」コンセプトの店内を完全レポート
2020/4/15エントリ 川崎フロンターレが新型コロナウイルス対策でオリジナルマスク販売、需要急減の陸前高田市・キャンプ地等の物産紹介にビデオ会議背景画像を配布
2020/4/29エントリ 武蔵小杉駅北口「フロカフェ」前で等々力陸上競技場「ファンキーズ」がカレー弁当を5/6まで販売、ハズレなしくじで川崎フロンターレ選手サイン等プレゼント
2020/5/6エントリ 「みんな負けない。ここにまた帰ってくる。」フロンターレ・ブレイブサンダース・レッドロケッツ・レッドウェーブのメッセージが等々力緑地に展示
2020/5/23エントリ 武蔵小杉の川崎フロンターレ公式カフェ&ショップ「アズーロ・ネロ×フロカフェ」が営業再開、オリジナルコーヒー・クラフトビールに新スイーツも登場
2020/6/2エントリ 川崎フロンターレがオリジナルマスクの子供サイズを販売、新たにマスコットデザインを追加
 
(オンラインフロンパーク関連)
2020/5/23エントリ 川崎フロンターレが「新しい生活様式」に対応、「オンラインフロンパーク」を試験開催しビデオ会議でサポーター100名と選手らが交流
2020/6/6エントリ 川崎フロンターレの「新しい交流様式」オンラインフロンパーク6/6拡大開催レポート:選手トークショーは似顔絵大会、新加入橘田選手もデビュー
 ・2020/6/13エントリ 川崎フロンターレ「オンラインフロンパーク」6/13拡大開催、FC東京「多摩川クラシコ前哨戦」オンライントークショーに中村憲剛選手らが参加

(伊藤宏樹元選手関連)
2015/6/22エントリ 川崎フロンターレ協力「親子サッカードリーム教室」が本日開催、新井選手・小宮山選手・伊藤宏樹元選手が登場
2015/9/20エントリ 東急電鉄×フロンターレ記念入場券販売、「東急グループフェスタ~川崎の車窓から~」開催レポート

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2020年
06月21日

アフターコロナの音楽活動支援「音楽のまち・かわさき」コンサートが中原平和公園野外音楽堂で試験開催、運営ノウハウ公開し新たな一歩に

【Reporter:はつしも】

本日、コロナに負けない!音楽業界アーティスト・スタッフ支援企画『音楽のまち・かわさき』平和公園コンサート」が中原平和公園の野外音楽堂で開催されました。

ヴァイオリンの神山里梨さん、門倉茜さん、ピアノの中山亜利沙さんが出演し、18:30~19:15の約45分の間、美しい生演奏で皆さんに馴染みのある楽曲を演奏してくれました。
 
■会場となった中原平和公園の野外音楽堂
中原平和公園の音楽堂

■「音楽のまち・かわさき」平和公園コンサート
平和公園コンサート 

現在、新型コロナウイルスの影響により、音楽・芸術分野の活動が大幅な縮小を余儀なくされています。

これはミュージシャンらにとって収入を絶たれる死活問題であるとともに、アーティストとしてのモチベーションを保つことも難しい状況にあります。

「このままでは、現在の自粛期間中だけでなく、その先の未来においても本来生まれたはずの音楽を失うことになるのではないかー。」

中原区に拠点を置き、川崎市でミュージシャンの活動支援を行うNPO法人カワサキミュージックキャストの反町充宏さんは、そんな危機感を覚えました。

反町さんはそこで、「今現在、社会で許容される範囲」のコンサートをさまざまな検討の末に企画しました。

川崎市の音楽振興活動「音楽のまち・かわさき」の協力、川崎市の後援のもと、本日「コロナに負けない!アーティスト・スタッフ支援企画『音楽のまち・かわさき』平和公園コンサート」として結実したというわけです。

今回は基本的に事前の告知をほとんど行わず、試験的な取り組みとなりました。

■受付での検温
受付での検温

まず本イベントの受付では、非接触式の検温が行われました。
この業務を担当するスタッフは、マスクとフェイスシールドの両方を着用しています。


受付表の記入

受付票の記入

検温後は、受付票の記入を行います。
名前、性別、年齢、住所、連絡先を記入するようになっています。

これは万が一新型コロナウイルスの感染者等が判明した場合にご連絡できるよう、念のための対応ということですね。

■受付票の提出
受付票の提出

受付票の提出窓口です。
ここにはアクリルスタンドが立てられ、飛沫感染を防止するようになっています。

■マスクをした「ミュートン」
マスク着用の「ミュートン」 

■消毒液
消毒液

窓口には、「音楽のまち・かわさき」のキャラクター「ミュートン」が、マスクをしていました。

また、消毒液も備置されていますので、消毒をして入場です。

■音楽堂の着席可能場所の指定
音楽堂の客席絞り込み

本イベントではソーシャルディスタンス確保のため、野外音楽堂の客席を限定しています。

写真のように円形のシートが敷かれているところが、着席可能な場所です。
全体で約70席ありました。

なお、シート一つに1名が絶対ではなく、家族であればシートを中心に並んで着席することも可能でした。

■「音楽のまち・かわさき」平和公園コンサート開始
「音楽のまち・かわさき」平和公園コンサート開始

■司会の橋本聖子さん
司会の橋本聖子さん 

さて、皆さん着席して、定刻の18:30に「音楽のまち・かわさき」平和公園コンサートが開始です。

司会は、シンガーソングライターの橋本聖子さんです。
川崎市内などで音楽活動をされ、武蔵小杉のイベントにも出演をされていました。

ご自身の活動も大きく制限されているだけに、本イベントの開催にあたっての思いもあったかと思います。

■カワサキミュージックキャストの反町充宏さん
カワサキミュージックキャストの反町充宏さん

冒頭、カワサキミュージックキャストの反町充宏さんからご挨拶がありました。

反町さんとしては、今回のノウハウ、経験を広く公開し、共有することで今後音楽活動などが許容される範囲において、少しでも実現できる第一歩にしていきたいということでした。

ご自身の活動だけにとらわれない広い視野から、本イベントを取り組まれたものです。

司会の橋本聖子さん、反町充宏さんもともにマスク着用でした。
 
■出演者の登場
出演者の登場

■神山里梨さん
神山里梨さん

ヴァイオリンの神山里梨さんは、川崎市出身です。
第16回大阪国際音楽コンクール全国大会入選、セシリア国際音楽コンクール入選など実績を積まれ、東京音楽大学を卒業されました。

地元・川崎市ではカワサキミュージックキャストのコンサートコーディネーターとして、多くのコンサートのプロデュース・キャスティングを担当されているということです。

■門倉茜さん
門倉茜さん

同じくヴァイオリンの門倉茜さんは、3歳よりヴァイオリンを始めました。
東京音楽大学を卒業、同大学大学院音楽研究科科目等履修生を修了され、2015年には第16回大阪国際音楽コンクールAge-U入選を果たしています。

デュオやソロでの活動に加え、室内楽・オーケストラなど幅広い活動をされているということです。

■中山亜利沙さん
中山亜利沙さん

そして3人目はピアノの中山亜利沙さんです。
同じく東京音楽大学を卒業し、第4回ヨーロッパ国際ピアノコンクール大学生の部・特別優秀賞など、在学中に複数の受賞歴があります。

これまでにゲーム音楽の作曲や、ジャズ、クラシック、ポップスなど幅広いジャンルでの演奏活動や指導をされているということです。

■3人による演奏
3人での演奏

3人での演奏

3人での演奏
3人での演奏

3人での演奏

今回は約45分という限られた時間の中で、「魔女の宅急便より『海の見える街』」「オリンピック応援メドレー」「チャルダッシュ」「かもめが翔んだ日」「坂本九メドレー」「ハンガリー舞曲」、そしてアンコールでサザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」が演奏されまました。

いずれも多くの方が耳にしたことがある、馴染みのある曲でしたので、楽しみやすかったと思います。

演奏のクオリティはとても高く、やはりその場で聞く「生演奏」の良さをあらためて感じたところです。

■撮影スタッフの方
3人での演奏

本イベントは、カワサキミュージックキャストに加えて、「音楽のまち・かわさき推進協議会」の皆さんもスタッフとして協力されていました。

新型コロナウイルス影響による「緊急事態宣言」発令下では、ずっと自粛せざるを得なかったコンサートの現場です。

ミュージシャンの方はもちろん、それを支える現場スタッフの皆さんにとっても、厳しい時期が続いていたのではないでしょうか。

今回は「第1回」ということで、基本的に事前告知を行わず試験的な開催となりました。

試験開催で得られた経験値を活かして、今後開催可能な範囲でこうしたコンサートを継続していきたいということです。

また反町さんがお話されていたように、運営ノウハウは全て公開していくということですから、各地で同様の取り組みが広がっていくと良いと思います。

■ライトアップがきれいな野外音楽堂
ライトアップがきれいな野外音楽堂  
 
そして今回注目すべきだったのは、中原平和公園の野外音楽堂です。

新型コロナウイルス感染症防止のためには「3密」を避けることが求められており、屋内でのコンサートはかなりハードルが高い状況にあります。

そんな中、この野外音楽堂は貴重な会場になりうるのではないでしょうか。

もっとも、現状は騒音クレーム防止のために打楽器・管楽器などかなり禁止楽器の範囲が広いようです。
今回はヴァイオリン・ピアノとその制約の隙間を縫って開催されたということでした。

そんな制約はありますが、これまではイベント開催で使われることがかなり少ない状態にありましたので、あらためて存在意義を見直してみても良いように思います。


次回以降の取り組みについて、本サイトとしても注目してまいります。

【関連リンク】
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
NPO法人カワサキミュージックキャスト
2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(前編)
2010/7/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(後編)

(新型コロナウイルス関連の取り組み)
2020/4/15エントリ 「ナチュラマーケット」が食品スーパー「ナチュラストアー」を期間限定開店、生産者・取引業者連携で新型コロナウイルス影響による食品ロスを防止
2020/4/15エントリ 川崎フロンターレが新型コロナウイルス対策でオリジナルマスク販売、需要急減の陸前高田市・キャンプ地等の物産紹介にビデオ会議背景画像を配布
2020/5/6エントリ 「こどもの日」で新丸子「菓心 桔梗屋」がGW限定「男のかしわ餅」を5/6まで販売、新型コロナウイルス拡大防止を願い「アマビエまーるん」が登場
2020/5/6エントリ 「みんな負けない。ここにまた帰ってくる。」フロンターレ・ブレイブサンダース・レッドロケッツ・レッドウェーブのメッセージが等々力緑地に展示
2020/5/20エントリ 川崎フロンターレが新型コロナ最前線の医療従事者を支援、防護服代替の「観戦用ポンチョ」2,000着を医療施設に寄贈し感謝のメッセージを配信
2020/5/23エントリ 川崎フロンターレが「新しい生活様式」に対応、「オンラインフロンパーク」を試験開催しビデオ会議でサポーター100名と選手らが交流
2020/5/29エントリ 航空自衛隊「ブルーインパルス」が医療従事者などに敬意と感謝の飛行、東京都区部と武蔵小杉上空でスモーク噴射
2020/5/31エントリ NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントがエッセンシャルワーカーの皆さんへの感謝のメッセージを募集、こすぎコアパークとウェブサイトに順次掲示
2020/6/5エントリ 川崎マリエンが「LIGHT IT BLUE」、エッセンシャルワーカーに感謝を示し青色にライトアップ
2020/6/8エントリ 新丸子の和菓子店「菓心 桔梗屋」が新型コロナ収束を祈願、「アマビエ」「まーるんアマビエ」練り切りを製作
2020/6/15エントリ 元住吉・ブレーメン通り商店街「音楽隊像」の動物たちがマスクを着用、新型コロナウイルス感染防止を啓発

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2020年
06月20日

二ヶ領用水沿い「cafe loop」跡地に手作り雑貨のお店「le ciel(ルシエル)」がオープン、ワークショップも開催

【Reporter:こだなか】

二ヶ領用水沿いの法政通り商店街近く、「cafe loop(カフェループ)」の跡地に、手作り雑貨のお店「le ciel(ルシエル)」が2020年6月17日にオープンしました。

ニットデザイナーatelier h.c duoを中心としたハンドメイド作品の販売に加えて、手芸ワークショップも開催しています。
  
■手芸雑貨のお店「le ciel(ルシエル)」
ルシエル

オープンのお知らせ

「le ciel(ルシエル)」がオープンしたのは、法政通り商店街と二ヶ領用水が交差する「今市橋」のすぐ北側です。

ここには紅茶専門店「ローズマリー」など店舗がいくつか並んでいまして、そのうちのひとつ「cafe loop」が閉店したことで空き区画が生じ、今回新店舗のオープンとなりました。

「le ciel」とは、フランス語で「空」という意味です。
「どんな時も空を見上げて明るく笑顔で暮らしたい」というコンセプトで、その名前の通りお店の入口はさわやかな水色で塗装されていました。

■店内に並ぶハンドメイド作品
店内に並ぶ手芸品 

「le ciel(ルシエル)」の店内には、ハンドメイド作品が並んでいます。

入口の扉には「ハンドメイド&カフェ」とありますが、基本的には手作り雑貨のお店が中心となっています。

■atelie h.c duo
atelier h.c duo

■「atelier h.c duo」の作品
フエルトニット作品

フエルトニット作品

中心となるのは、店主さんのブランド「atelier h.c duo」です。
温かみのある、やさしい風合いのニット作品を中心に店内で販売されていました。

■ゴルフボール入れ
ゴルフボール入れ

■ペット用のベッド
ペット用のベッド

「atelier h.c duo」の作品は、これまで新丸子の雑貨店「Common Life」や、同店企画による「個小杉てづくり市」、百貨店のポップアップなどで販売をされていました。

そのため、これまでに見たことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。

■二ヶ領用水に面したガラス面の飾り
二ヶ領用水に面したガラス面の飾り

二ヶ領用水に面したガラス面の飾りも、フェルトで作られていました。
梅雨の合間の日差しに照らされて、綺麗でした。

■その他のハンドメイド作品
その他のハンドメイド作品

その他のハンドメイド作品

その他のハンドメイド作品

その他のハンドメイド作品 
 
そのほかにも、別のハンドメイド作家さんによるブランド「Lindhilo」「ri chou chou」などの作品も販売されていました。

手造りですのでオンリーワンですし、また今後内容も更新されていくかと思います。

■第1回ワークショップで作った「ミニ茶箱」
第1回ワークショップで作ったミニ茶箱

「le ciel(ルシエル)」では、今後手芸ワークショップを開催していきます。

オープン日に開催されたワークショップでは、写真の「ミニ茶箱」をつくりました。

今後のお知らせは同店のウェブサイトやSNSで告知されますので、お好きな方はチェックしてみてください。 

■「le ciel」Instagram

 ■「le ciel」facebookページ

 
■「le ciel(ルシエル)」の店舗情報
●所在地:中原区小杉町3-70-4 ホーユウパレス武蔵小杉102
●営業時間:11:30~18:00
●定休日:月曜日・火曜日・その他不定休
●Web:https://hcduo.com/
●facebookページ:https://www.facebook.com/leciel.hcduo/
●Instagram:https://www.instagram.com/le_ciel_h.c_duo/

■マップ


【関連リンク】
(法政通り商店街関連)
2008/3/29エントリ 紅茶専門店 TEA HOUSE ローズマリー
2009/5/18エントリ 「natur(ナトゥール)」に行ってきました
2009/8/8エントリ 法政通り商店街に焼き菓子専門店「un/quatre(アンキャトル)」オープン
2010/4/6エントリ 「ブーランジュリー・メチエ」リニューアルオープン、「あんてろーぷ」新規オープン
2012/5/12エントリ 法政通り商店街の「Natur」「蕪庵」閉店、「アンキャトル」一時休業
2012/6/2エントリ 法政通り商店街に「cafe loop」「串揚げ はじめ」オープンへ

(Common Life関連)
2017/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」、「小杉てづくり市」初開催レポート:武蔵小杉に21のハンドメイド作家が集まり大盛況に
2017/11/3エントリ 「第2回 小杉てづくり市」開催レポート:手作り品の作家38店とワークショップが盛況に、商店街の抽選会も実施
2019/4/21エントリ 「第5回小杉てづくり市」が武蔵小杉駅前通り商店街で開催、手作り品アーティスト30組が集結し路上に賑わい
2019/6/11エントリ 新丸子の雑貨店「Common Life」の佐藤由紀さんが店じまいし「顔ハメパネル作家」として本格始動、初開催の個展が賑わう

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2020年
06月20日

川崎市6/20発表の新型コロナウイルス感染者数は直近1週間で1名増、累計285名中入院中5名・85.3%が治療終了に

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日にグラフ化して提供をしております。
緊急事態宣言の解除によって一定の役割を終えましたが、「第二波」の到来も懸念されることから当面データ蓄積を継続し、説明等は割愛してデータのみ継続提供しております。

今回お伝えする6月14日~20日の1週間は1名の増加にとどまり、累計285人となりました。

前週の4名増よりも減少したことから、「直近1週間の人口10万人あたり感染者数」は「0.06人」となり、緊急事態宣言の解除基準のひとつとされた「0.5人」下回っています。

また感染者の療養・退院も進み、治療終了者が85.3%にのぼり、治療中が2.8%まで減少しました。
その中で、この1週間に1名の方が亡くなり、累計の死者は23名、感染者中の死亡率は8.1%となっています。
    
■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移
 
■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

■川崎市内の検査人数
 川崎市内の検査人数 
   
■川崎市内の感染者の治療状況推移【新規グラフ】
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
こちらが、前回より集計している「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

上の2つが「療養終了者数」「退院者数」で、「治療終了」のグループです。

下の一番上、22名で推移しているのが「死亡者数」です。

それ以降が「入院者数」「自宅療養者数」「宿泊施設療養者数」の「治療中」のグループ、そして「その他(市外での療養など)」ということになります。

この数字を合計すると、川崎市内の感染者数になります。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移【新規グラフ】
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出しました。

結果は上記グラフの通りで、感染者285名のうち現在8割以上が治療終了していることがわかります。

以降のデータには大きな変動はありませんので、データのみ掲載いたします。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移
    
■区別の感染者数の割合
区別の感染者数

■感染者数の男女比
 感染者数の男女比

■年代別の感染者数
   年代別の感染者数

  ■職業別の感染者数
 職業別の感染者数

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (新型コロナウイルス統計エントリ)
2020/4/5エントリ 川崎市内の新型コロナウイルス感染者が60名に到達:中原区12名が最多、性別・年代・職業別では「働き盛り男性会社員」が高比率に
2020/4/11エントリ 川崎市の新型コロナウイルス感染者数が本日過去最多18名増で累計114名に、中原区が最多・働き盛り会社員比率高まる
2020/4/18エントリ 川崎市の新型コロナウイルス感染者数は4/18発表で172名に:全市で若干増加鈍化も最多・中原区はカーブ上昇、会社員比率は減少 
2020/4/20エントリ 神奈川県が県内12地点の人口流動分析データを発表・更新、ブレーメン通り商店街では緊急事態宣言後に人出が増加
2020/4/25エントリ 川崎市4/25発表の新型コロナウイルス感染者数は224名・中原区上昇続く、男女比較では男性40~50代・女性20代が高比率に
2020/5/2エントリ 川崎市5/2発表の新型コロナウイルス感染者数は累計249名、1週間移動平均では4/16をピークに増加が鈍化
2020/5/9エントリ 川崎市5/9発表の新型コロナウイルス感染者数は直近1週間で8名増(内4名医療従事者)に留まる、退院者は50名に
2020/5/16エントリ 川崎市5/16発表の新型コロナウイルス感染者数は直近1週間で8名増(うち6名高齢者)、拡大抑制傾向続き新規感染上回る27名が退院
2020/5/23エントリ 川崎市5/23発表の新型コロナウイルス感染者数は直近1週間で4名増、同期間の「人口10万人あたり感染者数」は0.26人に
2020/5/30エントリ 川崎市5/30発表の新型コロナウイルス感染者数は直近1週間で2名増、感染拡大抑制が鮮明に

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2020年
06月19日

等々力緑地硬式野球場建設工事仮囲いに描かれた「かわさきパラムーブメント」壁画が表現する、多様で豊かな世界

【Reporter:はつしも】

現在、等々力緑地では硬式野球場の整備が進められています。
その工事の仮囲いに、海中を泳ぐ魚たちなどの壁画が2018年から描かれています。

この絵は、川崎市が東京オリンピック・パラリンピックに向けて取り組む「かわさきパラムーブメント」の一環として、地域の子どもたちや、障害のある方などが協力して制作したものです。

本サイトの写真は2018年12月から2019年1月にかけて撮影したものですが、硬式野球場が完成に近づき、仮囲いが撤去する日も近づいてまいりましたので、まだ見られるうちにご紹介しておきたいと思います。
 
■「かわさきパラムーブメント」による壁画の説明
かわさきパラムーブメントの壁画の説明 
 
■硬式野球場建設工事の仮囲い
硬式野球場建設工事の仮囲い
 
壁画が描かれたのは、硬式野球場の建設工事のうち、等々力陸上競技場に向かう「フロンターレロード」に面した仮囲いです。

ご覧の通り、仮囲いの一部を使って大きな壁画が登場していました。

■仮囲いに描かれたふしぎな海の風景
海の風景 
 
ふしぎな海の風景 
 
この作品は、さまざまな生命が生まれる海と、森が融合した世界を舞台にしています。

たいへん豊かな魚たちなどの暮らしが描かれ、海中には太陽の日差しがさしこみ、大きな海老や小さな魚、クラゲなどまで、色とりどりの生物たちが泳いでいました。

■トンボ
 不思議な海の風景
 
■ハチの姿をした人
 ハチの姿をした人
 
■大きな木
大きな木
 
壁画には海の生物だけでなく、海上を飛ぶトンボ、ハチのような姿をした人、また海中から伸びる大きな木など、ファンタジックな風景が描かれています。

細かいところまで見ていくと、いろいろ想像が広がるようです。

こうした多様な世界は、障害のあるなしや年齢・年齢・セクシュアリティなどの人間の個性をさまざまな生命で表現しているものです。

■壁画のパノラマ
壁画のパノラマ
※クリックで拡大します。

この壁画は当然ながら、硬式野球場の工事が行われている期間限定ということになるでしょう。

冒頭にお伝えした通り硬式野球場が完成に近づいていますので、ご覧になりたい方はお早めに現地を訪れてみてください。
 
■等々力緑地で建設が進む硬式野球場
等々力緑地で建設が進む硬式野球場



なお、硬式野球場建設工事の仮囲いでは、催し物広場に面したエリアでも「宮内中学校美術部」の皆さんによる作品「四季の風 黒猫の散歩」が2017年夏に描かれていました。

■宮内中学校60周年記念壁画「四季の風 黒猫の散歩」
宮内中学校60周年記念壁画「四季の風 黒猫の散歩」
 
これは宮内中学校創立60周年を記念して描かれたもので、海、山、街などの四季折々の姿が描かれています。



■「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPR
 「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPR
 
■出場選手の写真
昨年のメモリアル写真展
 
■仮囲いに展開されている消防団員の募集
消防団員募集中 
 
■「公園とみどりのポスターコンクール入賞作品」
「第44回 平成28年度 公園とみどりのポスターコンクール入賞作品」 
 
また一方、等々力陸上競技場寄りのエリアでは、等々力陸上競技場で開催された「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPR写真や、過去開催時の「メモリアル写真展」などが掲示されていました。

詳細は関連リンクをご参照ください。



■日本医科大学武蔵小杉病院建設地の絵画
日本医科大学武蔵小杉病院建設地に掲示された絵画 

また2020/1/29エントリでは、日本医科大学武蔵小杉病院の建設工事においても、仮囲いに「かわさきパラムーブメント」による絵画が展示されていることをご紹介しておりました。

この絵画作品では、川崎市7区の街並みに、さまざまな生物、建物、乗り物などが共存している様子を通して、障害の有無や年齢、人種などの多様性が尊重され、あらゆる人々が活躍している様子を表現したものということです。

詳細につきましては、こちらも関連リンクをご参照ください。

【関連リンク】
川崎市 かわさきパラムーブメント

(パラスポーツ関連)
2017/11/27エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう
2018/4/2エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2018」レポート:川崎工場80周年記念展示で振り返る歴史と、パラスポーツ体験
2018/6/3エントリ 第2回「コスギんピック」で法政大学オレンジ・東住吉コッペパンズが優勝。大玉送りにNECレッドロケッツが参加、パラスポーツ体験も実施
2019/6/2エントリ 武蔵小杉の地域運動会「コスギんピック2019」で法政大学オレンジ・東住吉SCが連覇、こすぎコアパークではパラスポーツや高校生企画に賑わい
2019/8/23エントリ 武蔵中原駅前の富士通川崎工場本館ビルが「東京2020」1年前記念でパラリンピックシンボルカラーにライトアップ
2019/9/22エントリ 「2019ジャパンパラ水泳競技大会」開催中、横浜国際プールの高台から見た武蔵小杉の高層ビル群
2020/1/29エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院新棟建設地に「かわさきパラムーブメント」による川崎市内名所パノラマ絵画が登場
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート

(等々力緑地の仮囲い関連)
2016/11/28エントリ 等々力緑地北側で「等々力水処理センター」高度処理施設建設工事を実施中、仮囲いに「川崎市小学生下水道コンクール」全作品約900点を展示
2017/4/24エントリ 一秒あれば、世界は変わる。「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」が5月21日(日)に等々力陸上競技場で開催、競技場前でメモリアル写真展を展開中
2017/4/26エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設地で、川崎市立小中学校児童・生徒による「公園とみどりのポスターコンクール」入賞作品を展示
2017/6/3エントリ 等々力緑地の仮囲いに中原消防団の団員募集告知が展開、6月4日(日)10時から「第46回消防大会」を催し物広場で開催
2017/9/15エントリ 川崎市立宮内中学校が60周年、美術部が2週間をかけて等々力緑地の仮囲いに大作壁画「四季の風 黒猫の散歩」を完成

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2020年
06月18日

Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート

【Reporter:あさお】

川崎フロンターレは、2019シーズンの「大分トリニータ戦」において、川崎市・富士通・ANA・JTB・サポーターとの協力のもと、「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」を実施しました。

このイベントでは、発達障がいのある子どもたちを川崎・大分から20名招待し、発達障がいや感覚過敏に配慮した「センサリールーム」での試合観戦や、サッカー教室交流が行われていました。
 
■「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」ドキュメンタリー映像


発達障がいは、国内に約48万人いるといわれてますが、見た目ではわかりにくく、理解がないと「単なるわがまま」などと捉えられてしまう場合があります。

また音や光などに対しての感覚が異なり、スポーツが好きであっても観戦や、自分自身での参加を諦めてしまうケースもあります。
個人差も大きいため、対応が難しい部分もあるようです。

しかし、周囲がきちんと理解し、ちょっとした配慮をすることで、発達障がいの方ももっと生き生きと周囲とかかわり、スポーツなども楽しむことが可能です。

川崎フロンターレなど各者による「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」は、そんな子どもたちへの新しい扉を開くものでした。

■大分サポーターからの歓迎メッセージ
「よーきちくれた ありがとう」 

「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」は川崎市・富士通・ANA・JTB協力に加え、両クラブのサポーターも巻き込んで実施され、当日は両クラブのサポーターからも発達障がいを持つ子どもたちへの歓迎のメッセージが掲出されました。

これらの取り組みは社会的にも高い評価を受け、2020年5月には「2020Jリーグシャレン!アウォーズ」の「Jリーグチェアマン特別賞」を受賞しました。

「シャレン!」とは、Jリーグがより豊かな社会を共創していくための取り組みで、「社会連携」を略した言葉です。
3者以上の協力により、幅広い社会テーマに取り組むものとしており、一般からのアイデアもフリーに募集しています。

■「シャレン!アウォーズ番外編 ロッカールームトーク」
シャレン!アウォーズ番外編 ロッカーるむとーく 川崎フロンターレ編 

そして6月17日、「シャレン!アウォーズ番外編」として、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」のオンライントークイベントが開催されました。

Jリーグのクラブ関係者・企業・自治体やメディア、サポーターなど約140名ほどがビデオ会議サービス「Zoom」に集まりました。

今回、本サイトもメディア取材をさせていただきましたので、詳細をレポートいたします。

■Jリーグ村井チェアマンのご挨拶
Jリーグ 村井チェアマンからのご挨拶 

冒頭に。Jリーグの村井チェアマンから挨拶がありました。
その一部を要約します。

(村井チェアマンより)
●今回のユニバーサルツーリズムでは、Jリーグの中だけでは学べなかった大きな学びがあった
●『他人の五感』の中に身を置いたのは初めてのこと。Jリーグの試合でも選手が衝突などで痛んだ際、ときに『そんなに痛くないのでは…』などと思ったりしていたが、人の痛みはわからないもの。人の感覚を勝手に判断していた自分を恥じた
●両サポーターの皆さんから、発達障がいの子どもたちを歓迎する横断幕が出たとき、スタジアムの空気が変わった
●多くの皆さんのご協力のたまもの。皆さんに本当に感謝申し上げたい

続いて川崎フロンターレ・川崎市・富士通・全日空・JTBからのプロジェクトメンバーの皆さんが出演して、ユニバーサルツーリズムに関する様々なトークが展開されました。



■川崎市オリンピック・パラリンピック推進委員会 成沢さん
川崎市成沢さん

川崎市からは、オリンピック・パラリンピック推進委員会の成沢重さんが参画しました。

川崎市は「かわさきパラムーブメント」を推進する立場から、各社の橋渡し役やさまざまな調整を行っていました。

成沢さんのお話の一部を要約すると、以下の通りでした。
以下、同じフォーマットで各社の皆さんの言葉をお伝えします。

(川崎市 成沢さんより)
●川崎市が今回担当したのは、今回参加いただいた「各社さんが担当されたこと以外のすべて」
●川崎市には、「フロンターレ専従担当」が置かれている。川崎フロンターレからの要望に対して、できるだけ応えるスタンス。フロンターレも川崎のために動いてくれる

●フロンターレは貴重な川崎の資源。言葉は悪いがどんどん活用していきたい



■JTB総研 勝野さん

JTB総研 勝野さん

JTBからは、JTB総研の勝野さんです。
今回のユニバーサルツーリズムでは、当然ながらツーリングとしての移動全般をサポートされていました。

(JTB総研 勝野さんより)
●ユニバーサルツーリズムに取り組むことで、発達障害のこどもたちの夢の実現に協力できた
●「シャレン!アウォーズ」の評価もいただきうれしかった
●SNS等で発信されたことで、社内でも取り組みをより浸透させることができた



■ANA 堯天(ぎょうてん)さん
ANA 堯天さん

ANAからは、丸山さん、堯天(ぎょうてん)さんのお二人が参加されました。
同社ではもちろん、大分からの空路での移動をサポートされています。

(ANA 堯天さんより)
●発達障がいの子どもたちには縁遠い乗り物だった「飛行機」を、少しでも身近に感じてもらえた
●「今度は海外に行ってみたい」「人生で一番楽しかった」など、子供たちの言葉がうれしかった
●グループ社員がたくさんボランティアに参加し、ANAグループのマインドセットになった
●今回のユニバーサルツーリズムはお客様にとって大きなチャレンジ。その一歩に携われたのはうれしかった。



■富士通 田中さん
富士通田中さん 

富士通からは、感覚過敏を体感するVR動画の製作に携わった田中さんが参加されました。

このVR動画はエントリ末尾に掲載をしておりますので、ぜひご参照ください。

(富士通 田中さん)
●VR動画に大きな反響。川崎市で授業にも使えるのではないかという声をいただいた。
●埼玉県の特別支援学級の先生からコンタクトあり。コロナで集合型の研修ができなくなったため、研修教材として最適だということで使ってもらった
●個人の方との接点がなかなかなかったが、twitterでサポーターの方が反応してくれた。一過性で終わらず続けていきたい



■富士通デザイン 堺さん
富士通デザイン堺さん

そして富士通グループとして、ユニバーサルデザインの観点からサポートした富士通デザインの堺さんも出演されました。

(富士通デザイン 堺さんより)
●社会課題にテクノロジーで貢献できた。発達障害は人の感覚なので具体的に体験が難しいが、そこをVR映像を使うことで没入して体験していただけた
●今回の取組は、企業として大きな価値
●「デザイン」は、見えないものを可視化したり、わかりやすくして共通理解を実現するのが得意
●どうやったら共通理解できるのかをよく考えた。皆さんの「思い」を残すことができてよかった



■発達障がいのお子さんがいらっしゃる橋口さん

橋口さん 

そして今回のプロジェクトで欠かせなかったのが、発達障がいのお子さんがいらっしゃる橋口さんということです。

保護者の立場から、全面にわたって意見・要望・アドバイスを提供されています。

(橋口さんより)
●まずは感謝を申し上げたい。
●普段、親が見られない笑顔を見ることができた。そこに目的が集約されている
●発達障害は外からはわからない。当日行けるかどうか不安でわからない。子どもは緊張しながら、いただいた説明の本を一生懸命読んでいた
●スタジアムでのハイタッチも、震えている子がいた。でも皆さん一生懸命子どもたちのことを考えてくれたから、子どもたちの笑顔につながった
●発達障がいがあっても、適切に環境を調整することでさまざまなことに参加ができる
●誰でも来られるスタジアムであること、見方や楽しみ方の選択肢を増やすことが大切。だれ一人取り残さない
●センサリールームでの観戦から、一般席で見られるようになった子も。社会との接点が広がって一員になっていく
●発達障がいの概念は発展途上で、いたって主観的なもの。定義よりは個々に着目し、環境調整していくことが大切。
●その子にあったやりかたで、やる気と可能性を引き出していくことが大切



■大分サポーター Benさん
大分サポーターBenさん

冒頭にご紹介した通り、今回のプロジェクトは両クラブのサポーターの協力もありました。

等々力陸上競技場で子どもたちへの歓迎の横断幕を掲出した、大分サポーターからは代表でBenさんが参加されました。

なお、川崎フロンターレのサポーターからも代表者が参加予定でしたが、急な事情により欠席されていました。

(大分サポーター Benさんより)
●1999年にJ2がはじまったとき、九州にはサガン鳥栖と大分トリニータしかなかった。だからアウェイばかりで、アウェイの地でひるむとかは全くなかった
●川崎サポーターは行動力がすごい。差が出ないか心配だったが、打合せ参加したとき、非常に気遣ってもらえた。非常に感謝している



■川崎フロンターレ 三浦さん
川崎フロンターレ三浦さん

そして各社の最後は、川崎フロンターレの三浦さんです。
川崎フロンターレではスタジアム観戦に加えて、発達障がいの子どもたちを対象にしたサッカー教室も開催しました。

また当日のホームゲームイベントでは、発達障がいのVR映像の体験なども実施するなど、子どもたちに楽しんでもらえるよう力を尽くしました。

(川崎フロンターレ 三浦さんより)
●クラブとサポーターの関係、見ている視点が一緒、困ったときはクラブ内よりもサポーターに相談する。
●いっしょにやる仲間として認識している。信頼関係ができている
●今後の企画は、まだまだ決まっていない。スタジアムでたくさん集客する企画は難しい。人数をコントロールできる、サッカーやサッカー以外の川崎を体験できる企画も考えたい。
●サッカー教室のように体を動かすことは大切。対策を取りながら、鬼ごっこなど親も参加できる企画も検討したい。
●スタジアムではセンサリールームまででなくても、音が苦手だったりする方向けにイヤーマフ導入なども準備している。



■川崎フロンターレ中村憲剛選手のインタビュー映像
中村憲剛選手のインタビュー映像

また、シーズン再開直前で生出演はできませんでしたが、川崎フロンターレの中村憲剛選手が、収録でインタビューに応えてくれました。

インタビュー内容は、以下の通りです。

(ユニバーサルツーリズムの取組について)
●この取り組みは続けるべき。行政、企業、クラブとの協働はリーグの理念にもかなっている
●サッカー教室は子供たちと笑顔で触れ合えた。事前の話では人との接触が抵抗あると聞いていたが、意外とやってみたらあまりそういうことはなかった

(発信力について)
●大事なことはブログに書くようにしている。そのときの率直な気持ち。発信力があるのはわかっている。伝える義務がある

●クラブや行政や企業が自分だけやればよいものではなく、考えた末に協働してやれたもの。意義は大きかったと思う。いろんなことが各地で出てきたら素敵。

(サッカー選手の役割について)
●サッカー選手とは何をすべきか、考えるきっかけになった。サッカーだけやればよいとは自分が考えていない。いろんな経験値をもってほしい。イベントを通じて成長している選手もいる。一番大切なのはプレーだが、それ以外にも役割がある
●後輩たちも サッカーやってきた人間だから学生の時にそこまで真剣に考えている人間はいない。でもこうした取り組みをやることで意識が変わってくる。
●フロンターレの選手はそういうことに意識をもって取り組むことができる環境にある。自分も先輩たちの背中を見てきた
●サポーターが増えたり、ビッグクラブになったとしても活動を大事にしていくことで、若手も育ってきている
●こういうサッカー選手の貢献の仕方があると知ることで、視野が広がった
●やって実際に感じることが大きい。良いこと悪いこと含めて経験。フロンターレは、やることでサポーターや皆さんに変化が起きることを体感してきたクラブ

(Jリーグの「シャレン!」について)
●Jリーグが先導してくれたらもっと大きなことができる。
●動きも早く、いろんなところを巻き込める。魅力的なコンテンツ。どうやってJリーグとからもうかと二の足を踏んでいる企業もあると思うが、Jリーグが一緒にやっていこうと波を起こしたほうが大きくなる。やっとそれが始まったところ。まだ2年。これからもっともっといいものが作れる。
●参加してくれているだけで関心があるということ。そんな皆さんが手を取り合ってくれれば。みんなでスポーツを通して日本をよくしてけたらと思う。

(選手を巻き込むには)
●選手は何かメリットがないと。それをきちんと見せられるようにすることが大切。ただ出てくれというだけでは伝わらない。
●選手はもともと目立ちたがりなので、うまく乗せればほっといてもやるようになる。そうでない人をどうやって乗せていくか。
●地域のためを思ってやることにマイナスなことはない。どうやったら皆さんが笑顔になるかと真剣に考えれば、悪くはならないしその熱意は選手にも伝わるはず。
●参加した先に子供たちの笑顔があることを事前に説明する、体感する。
●大変だとは思うがそれ以上に心に来るものがある。「ふつうは」とか一般論を語ると先に進まないのでは。実際に行って、体感しないとわからないことだらけ。

(さいごに)
●皆さんにまた会える日を楽しみにしている。その時にはサッカー選手としてプレイできる姿を見せたい。



90分のオンライントークイベントが終了した後は、メディア向けのブリーフィングが実施されました。

武蔵小杉ライフも参加させていただきましたので、その一部をご紹介します。

(川崎市オリンピック・パラリンピック推進委員会 成沢さん)
●行政がJクラブの力にどれだけ気付いているのか。行政は決められたことを決められた通りにやっていく性質があり、行政の側から動くのは難しい。
●行政に行動できる人は少ない。Jクラブ、企業から行政に「こういうことができる」と伝えてほしい。
●行政が何を課題に考えているのか、リサーチをしてほしい。今回は川崎市が取り組む「パラムーブメント」を把握されてご相談をいただけた。それなら乗れる
●自治体の動きを待たず、仕掛けていくのが良いと思う
●センサリールームについて、今後改修の予定されるバックスタンド・サイドスタンドでも検討
●現状のメインスタンドでも、川崎フロンターレさんがVIPルームをつぶしてよければ対応可能だが、収益との兼ね合いもあると思う
●ハード面も大切だが、スタッフの配置などソフト面も大切。フロンターレさんと協力して経験値を積んでいきたい

(橋口さん)
●もともとサッカーをよく知らなかったが興味を持てた。スポーツの力を生かしていくこと、地域の人を巻き込んでいくことが大切
●VRは小杉小学校の子供たちが協力してくれている。ドキュメンタリー映像では子どもたちを守る役割など、たくさんの表には見えない人たちが協力してくれた
●発達障がいを手掛かりに、発達障がいだけでなくさまざまな困りごとの解決に展開していきたい

(富士通 田中さん)
●フロンターレは社会貢献、連覇している魅力あるクラブ
●横展開がなかなかできない理由として「フロンターレと同じことではいや」「クラブスポンサーの兼ね合いで富士通の製品だとNG」といった話が出ることがある。ただ、この際スポンサー権益は手放していけないか。富士通も自社製品でなくてもまったくかまわない

(川崎フロンターレ 三浦さん)
●行政にも使う使われる関係ができている。他クラブでは同じことはなかなかできなかったりする
●みなさんやっていきたいことだか、何かしら障害がある
●昨年は告知の時間が少なかったが、試合の冒頭で福田市長のご挨拶に盛り込んでいただけたのは大きかった。今後より広くご理解をいただけるよう取り組んでいきたい
●発達障がいだけでなく、どなたでもサッカーを楽しめるようにできる工夫してきたい
●人員の配置やイヤーマフなど、ひとつずつできることからやっていきたい。大きな話はフロンターレや川崎市全体としてやっていかなければならない

(大分サポーター Benさん)
●今回は非常に時間の限られている中、フロンターレサポーターの皆さんとも協力してなんとか実現にこぎつけた
●是非大分でも協力の輪を広げて取り組みを進めていきたい



昨年の大分トリニータ戦は、ほぼ満員に近い観客でした。

そんな中で行われた「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」の取り組みは、たいへん意義のあるものと考えます。

その趣旨や、かかわったみなさんの思いのすべてを理解することは、なかなか難しいかもしれません。

ただ本サイトとしてもなるべく多くの方にお伝えをしたいと考え、今回の取材を行ったものです。



最後に、記事中で何度か出てきた「感覚過敏の再現VR動画」をご紹介したいと思います。

■感覚過敏の再現VR動画


この動画は、富士通の製作により、川崎市立小杉小学校で収録されています。

記事中でも言及されているように、障がいはひとりひとり異なりますので、VR映像内の光や音の感じ方は「あくまでも一例」となりますが、理解の助けになると思います。

「音」も重要なファクターですので、是非イヤホンを使うなどして視聴してみてください。

【関連リンク】
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川崎フロンターレ 「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」の取り組み 2020Jリーグシャレン!アウォーズ「Jリーグチェアマン特別賞」受賞のお知らせ

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(パラスポーツ関連)
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2020年
06月17日

ジェイアール東日本都市開発が武蔵小杉で駐輪場区画付き「子ども乗せ電動自転車レンタルモニター(謝礼あり)」を募集、レンタル傘サービス等も提供

【Reporter:はつしも】

ジェイアール東日本都市開発が、武蔵小杉において「保育園等への送迎」のための子ども乗せ電動自転車のレンタルモニター(10名)を募集しています。

募集期間は2020年6月15日(月)~26日(金)で、7月にモニターに14日間協力することでびゅう商品券5,000円分が贈呈されます。
 
■ジェイアール東日本都市開発の「子ども乗せ電動自転車レンタルモニター募集」
ジェイアール東日本都市開発の「子ども乗せ電動自転車レンタルモニター募集」
※提供:ジェイアール東日本都市開発

■レンタルモニターの募集要項
募集人数 10名
応募条件 ①必須条件
●保育園等に送迎しているお子様が1人の方(ご提供する自転車がリアシート1つの為)
●お子様の送迎前後に、弊社が専用区画を設置するParking in 武蔵小杉駅前第2駐輪場(http://www.jks-jrg.jp/search/detail_00863/)にレンタル自転車を駐輪して武蔵小杉駅から通勤可能な方
・モニター期間後、対面でのアンケートにご協力いただける方
②任意条件
・共働きで子供を保育園等に送迎している方
・普段自転車以外で保育園等に送迎している方で、自転車での送迎に興味のある方
モニター期間 2020年7月6日から2020年7月31日の間の14日間
※期間については当選連絡の際に、調整させていただきます。
応募期間 2020年6月15日(月)から2020年6月26日(金)まで
当選発表 2020年6月30日(火)、ご当選者にメール又は電話にて直接ご通知いたします。(応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。)
※ご当選の連絡はメール又は電話にて行います。電話は03-6688-9205より連絡いたします。メールは【@jrtk.co.jp】からのメールを受信できるように設定してください。
貴重なお時間をいただきご応募頂いても、2020年7月3日までにご当選のご案内ができない場合は、残念ながら失格とさせていただきます。
ご提供内容 ●電動自転車(子供乗せリアシート付)
●専用駐輪区画
●子供用ヘルメット
●雨具
●アイカサ(傘の貸し出しサービス)
●自転車保険
サービス内容 ●子供乗せ電動自転車の貸出
●Parking in 武蔵小杉駅前第2駐輪場内に専用区画ご用意
●利用期間中は所有しているのと同様にご利用いただけます
●自宅駐輪、買物・休日利用等すべてOK
●モニター当選後、貸出にあたってはParking in 武蔵小杉駅前第2駐輪場での立会が必要となります。返却時も同様です。
モニター謝礼 びゅう商品券 5,000円
※モニター期間終了後、対面でのアンケ―トの際にお渡しいたします。
応募方法 下記の応募ページよりご応募ください。
応募ページ
個人情報の取扱いに関するご案内 当社はお客様から提供いただいた申込フォーマットに記載の個人情報を、損害保険およびこれに付帯関連するサービスの提供等に利用いたします。
当社が委託する保険代理店および引受保険会社のグループ各社は、申込フォーマット等に関する個人情報(過去に取得したものを含みます。)を保険引受の判断、本契約の管理・履行および付帯サービスの提供のために利用いたします。
お客様の同意を得ずにほかの目的には使用いたしません。
個人情報保護に関する基本方針を必ずお読みいただき、内容にご同意の上、確認画面にお進みください。
※個人情報保護に関する基本方針は、上記応募ページ内にリンクがあります。

ジェイアール東日本都市開発では、新規事業として駐輪場区画をセットにした子ども乗せ電動自転車のレンタルサービスを検討しています。

検討されているサービスのポイントは、ライフステージに合わせた自転車レンタルと、駐輪場専用区画の提供です。

「子ども乗せ」の自転車が必要な年数は限られており、そこで価格帯の高い電動自転車は購入しにくいという方も多いでしょう。
ライフステージの変化を考えたとき、購入するよりもレンタルのほうが合理的な場合があります。

また、武蔵小杉駅周辺では、利便性の高い駐輪場区画は確保するのが大変です。
自分の身ひとつであれば多少不便でも受忍可能かもしれませんが、今回想定されている「保育園への送迎」では、極力ストレスフリーな駐輪場を求めるのが当然の心理というものでしょう。

今回、ジェイアール東日本都市開発がモニターを募集するサービスは、これらのニーズをターゲットにしたものです。

「子ども載せ電動自転車」をレンタルで提供し、なおかつJR武蔵小杉駅近くに「専用の駐輪場区画」をセットで提供します。
また、雨天時を想定して雨具も提供するほか、駐輪場においては傘の貸し出しサービス「アイカサ」も導入します。

■今回専用区画が用意される「Parking in 武蔵小杉駅前第2駐輪場」
今回専用区画が用意される「Parking in 武蔵小杉駅前第2駐輪場」

今回モニターのための専用区画が用意されるのは、JR武蔵小杉駅近くの南武線高架下「Parking in 武蔵小杉駅前第2駐輪場」です。
現在、再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアヴェニュー)」が建設されているところのちょうど北側ですね。

■現地でのモニター募集チラシ
現地でのモニター募集チラシ

現地駐輪場では、モニター募集チラシが配布されています。
このチラシは、本サイトに掲載されているものと同内容です。不明点等は、ジェイアール東日本都市開発にお問い合わせください。

応募は、前掲の要項内から、モニター応募ページにアクセスしてください。

モニター10名は抽選となっていますので、落選する場合もあろうかと思います。
あらかじめご承知くださいませ。

【関連リンク】
ジェイアール東日本都市開発 ウェブサイト
Parking in 武蔵小杉駅前第2駐輪場
2018/12/14エントリ グランツリー武蔵小杉でレンタサイクルサービス「ハローサイクリング」が提供開始、セブンイレブン各店で拡大中
2019/2/5エントリ 川崎市と民間企業等連携で「多摩川シェアサイクル社会実験」を実施、丸子橋~二子新地間で「ハローサイクリング」のポート7か所を供用開始

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2020年
06月16日

中原ブックランド仮設店舗が府中街道沿い・東急線高架近くで営業開始、約3年後に旧店舗跡地の新ビルに再移転へ

【Reporter:こだなか】

法政通り商店街の「中原ブックランド本店」が、ビル上部のURとの契約が2020年6月末をもって満了したことにより移転となり、6月15日より府中街道沿いの仮設店舗での営業を開始しました。

旧入居ビルは、6月末をもって解体が着手されます。
跡地には約3年ほどで新たなビルを建設し、中原ブックランドが再度入居する予定ということです。

■「中原ブックランド」の仮設店舗
中原ブックランドの仮設店舗

営業時間のご案内

中原ブックランドの仮設店舗は、前回エントリでお伝えした通り、府中街道沿いの東急線高架南側にオープンしました。

簡易な2階建ての建物で、1階が売場、2階が事務所になっています。
営業時間は、現状10時~20時でした。

■コンパクトな店内
コンパクトな店内 

■文庫とコミックス
文庫とコミックス

入口から見て一番奥の壁面(写真右側)が全面コミックスです。
写真左側が、表裏両面文庫本の本棚になっていました。

文庫本は、少ない蔵書量の中でも池波正太郎氏の本はかなりの割合を占めているなど、移転前に比べて平均的な縮小ではありませんでした。

■雑誌、実用書、単行本、新書など
実用書、雑誌、新書など

■雑誌
雑誌

その他、雑誌などはある程度平均的に揃っているかと思います。

書籍の単行本はさすがに幅広くそろえるのは無理ですので、新刊や話題の本などに特化していました。

約3年間、限られた機能にはなりますが、こうして地域の書店が営業をしてくれるのはありがたいことです。

■旧店舗の引っ越し作業
旧店舗の引っ越し作業

旧店舗の引っ越し作業 

中原ブックランドは、1967年に創業した武蔵小杉の老舗書店です。

かつては「TSUTAYA小杉店」「イトーヨーカドー武蔵小杉店」がありましたが、いずれも閉店しています。

旧ビルで営業をしていた「本店」は、6月5日をもって閉店しました。
その後引っ越し作業が行われて、15日より現在の仮設店舗での営業ができる運びとなったわけです。

■旧本店のシャッター
中原ブックランド旧本店のシャッター

旧本店のシャッター

中原ブックランド旧本店のシャッター

旧本店が移転したのちは、シャッターが閉まっています。
シャッターに描かれた「ぴあ」のロゴが、時代を感じさせますね。

ここに現在の記録を残しておきたいといおもいます。

同ビルでは「ジョナサン」も5月31日に閉店し、6月末の解体着手を待つ状況になっています。
中原ブックランド本店併設の「フォトレインボー」はまだ営業を続けていますが、移転することになるのではないでしょうか。

【関連リンク】 
(中原ブックランド関連)
中原ブックランド ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 中原ブックランド本店
2009/2/25エントリ 中原ブックランド本店の絵本コーナー
2009/7/27エントリ 中原ブックランド本店のミニギャラリー
2009/8/21エントリ 写真展「武蔵小杉動物園」がどうぶつ入れ替え
2009/12/27エントリ 「武蔵小杉動物園」寅年バージョンを中原ブックランド本店で開催
2013/11/28エントリ 中原ブックランド本店ミニギャラリーの「猫八水族館」
2020/6/3エントリ 中原ブックランド本店がURとの契約満了により6/5現店舗営業終了・仮設店舗に移転し6/15営業開始、現行ビルは6月末解体へ

(フォトレインボー関連)
フォトレインボー ウェブサイト

(法政通り商店街の変遷関連)
2016/11/10エントリ 法政通り商店街「ナクール」向かいのビル建替えが店舗3フロアの商業ビルを計画、「クリーニングひまわり」は旧キャンドゥ跡地に移転へ
2017/9/14 「西洋菓子フェリシア」跡地の2階にヘアカラー&ヘッドスパのお店「by sheen」が9月15日(金)オープン、1階「メガネスーパー」と上下階で営業
 ・2017/11/16エントリ 法政通り商店街「センプリーチェ」閉店跡地に恵比寿のステーキ専門店「T8 Steak House」が11月20日(月)オープン、メガネスーパー跡地の「ローソン」は12月7日(木)オープンを告知
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2020/5/13エントリ 中原ブックランドのビル1階「ジョナサン武蔵小杉店」が2020年5月30日(土)閉店決定

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