武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2019年
04月14日

J1リーグ第7節:川崎フロンターレがサガン鳥栖からリーグ2勝目、公式カフェ「川崎モアーズの湯」ではパブリックビューイングに歓声

【Reporter:はつしも】

J1リーグ第7節「サガン鳥栖vs川崎フロンターレ戦」がアウェイの駅前不動産スタジアム(佐賀県鳥栖市)で本日開催されました。

前半、ボールを保持しながらもなかなか決定機を作れない時間帯が続きましたが、後半51分、1トップでスタメン出場した知念慶選手が球際で競り勝ったところから落ち着いてゴールを決め、1-0で勝利しました。

これにより、川崎フロンターレはJ1今季2勝目を挙げ、8位に浮上しました。

また本日はアウェイということで、川崎駅前の「川崎フロンターレ カフェ&ダイニング 川崎モアーズの湯」においてパブリックビューイングが行われ、多くのサポーターが集まりました。

■Jリーグtwitter ゴール動画 鳥栖vs川崎F

川崎フロンターレは、今季J1リーグ開幕以降、ゲーム内容は悪くないもののなかなか勝利に恵まれない状況が続いていました。

さらに本日は大黒柱の中村憲剛選手、昨シーズン連覇の原動力のひとつともなった2年目の守田英正選手に加え、AFCチャンピオンズリーグの「蔚山現代戦」で谷口彰悟選手が負傷欠場となりました。

■本日欠場した谷口彰悟選手(JR川崎駅北口通路のパネルより)
谷口彰悟選手 

谷口彰悟選手は、川崎フロンターレの副キャプテンをつとめるセンターバックです。
2014年22節の名古屋戦から155試合連続出場、また2016年セカンドステージ第15節の広島戦から77試合連続フル出場を続けてきたディフェンスリーダーです。

川崎フロンターレが連覇を果たすプロセスにおいて「いるのが当たり前」だった同選手の欠場がどのような影響を及ぼすものか、懸念する声も寄せられていたところでした。

■本日から戦列に復帰した大島僚太選手
大島僚太選手 

一方で本日の試合から負傷から復帰したのが、ボランチの大島僚太選手です。

同選手は「川崎フロンターレの心臓部」ともいわれ、Jリーグでもトップクラスとされるボールタッチのテクニック、パス成功率を誇ります。

本日の試合でもワンランク上のパス精度を見せ、中盤の安定感が目に見えて向上しました。
さらに知念慶選手の得点につながった縦パスも大島僚太選手によるもので、復帰戦で1アシストを記録したことになります。

本日のダブルボランチのスタメンは、湘南ベルマーレから昨シーズン加入の下田北斗選手が久々のチャンスをつかみました。
さらに急成長中の20歳・田中碧選手に加えてブラジル出身のカイオ セザール選手も評価を高めるなど、ボランチの競争が一層激化していくことでしょう。

J1リーグ3連覇、またカップ戦も含めた4冠獲得は、レギュラー11人の選手の力だけでは現実的に不可能です。
このようなチームの総力が問われることになります。

■公式カフェ「川崎フロンターレ カフェ&ダイニング ~川崎モアーズの湯~」
川崎フロンターレ公式カフェ「モアーズの湯」 
 
■「川崎モアーズの湯」のパブリックビューイング
モアーズの湯のパブリックビューイング

モアーズの湯のパブリックビューイング

そして本日は、川崎駅前の「川崎フロンターレ カフェ&ダイニング 川崎モアーズの湯」でパブリックビューイングが実施されました。
 
同店は川崎フロンターレがスタジアム以外でもサポーターが楽しめる場を提供するもので、2019年3月27日(水)から同6月30日(日)まで期間限定出店です。
この期間中、Jリーグの映像配信を行うDAZNの協力により川崎フロンターレ戦のパブリックビューイングなどのイベントが企画されることとなっています。

同店のオープン以降、3月31日のアウェイ「松本山雅FC戦」でパブリックビューイングが開催されていまして、今回が2回目となります。

パブリックビューイング開催にあたっては、ウェブ経由で事前の予約を受け付けていました。
写真のとおり座席は満席になりまして、多くのサポーターの皆さんが観戦されました。

また「川崎モアーズの湯」でのパブリックビューイングは開催されると思いますので、告知等は川崎フロンターレンのウェブサイトをご参照ください。

■三陸産かつおのたたき
三陸産かつおのたたき 

「川崎モアーズの湯」では、フロンターレオリジナルメニューとして、友好協定を結ぶ陸前高田市など三陸産の食材を使用したメニューが提供されています。

 同店のオープン日当日、2019/3/27エントリでご紹介をしておりますので、そちらもご参照くささいませ。

■「川崎モアーズの湯」限定の「ガチャフロ」
ガチャフロ 

■「川崎モアーズの湯」のロゴ看板
川崎モアーズの湯のロゴ看板

■「川崎モアーズの湯」が7階に入居する「川崎モアーズ」
川崎モアーズ

■「川崎フロンターレ カフェ&ダイニング モアーズの湯」の店舗情報
●所在地:川崎市川崎区駅前本町7 川崎モアーズ7F
●営業時間:11:00~23:00
●定休日:不定休(川崎モアーズに準ずる)
  
■川崎モアーズのマップ


【関連リンク】 
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(川崎モアーズの湯関連)
2019/3/27エントリ 川崎フロンターレ公式カフェ「川崎モアーズの湯」が期間限定で本日オープン、陸前高田の食材メニュー提供しパブリックビューイングも実施へ

(川崎フロンターレ 2019シーズン関連)
2019/1/14エントリ 川崎市「平成31年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで本日開催、1999年3月14日生まれ「ふろん太&ワルンタ」成人式も挙行
2019/1/15エントリ 川崎フロンターレが2019シーズン始動:川崎大師で必勝祈願、武蔵小杉にはバナナ隊長・MVP家長昭博選手や新年ご挨拶回りの田中碧選手らが登場
2019/2/15エントリ 川崎フロンターレの2019シーズン開幕「FUJI XEROX SUPER CUP」を控え、武蔵小杉周辺のJ1連覇祝賀メッセージ「追補版」をご紹介
2019/2/16エントリ 川崎フロンターレが「FUJI XEROX SUPER CUP」で浦和レッズに勝利しカップ戦初タイトルを獲得、「小杉らぁめん夢番地」に祝賀メッセージが登場
2019/2/20エントリ 東急武蔵小杉駅南口・耐震補強工事中の通路壁面に川崎フロンターレ応援ディスプレイが登場
2019/2/21エントリ 2/23開幕戦「多摩川クラシコ」直前!JR川崎駅北口通路「フロンターレロード」のパネルが2019シーズン仕様に更新、新戦力含め全選手を紹介
2019/2/23エントリ 川崎フロンターレホーム開幕戦「多摩川クラシコ」はFC東京とドロー、等々力陸上競技場のトラックが青色一色「フロンターレ仕様」でお披露目
2019/2/28エントリ 等々力陸上競技場に町工場グループ「チーム等々力」による川崎フロンターレ金属加工モニュメント・2018シーズン版が登場、J1連覇の戦績を記録
2019/3/1エントリ J1リーグ第2節・川崎フロンターレvs鹿島アントラーズは1-1ドロー、等々力陸上競技場には新調された選手送迎バスが登場
2019/3/10エントリ 川崎フロンターレ「アウェイ横浜F・マリノス戦」観戦レポート:2-2ドローも田中碧選手が絶妙パスでアシスト、レンタル中・三好康児選手は募金活動実施
2019/3/13エントリ 川崎フロンターレが齋藤学選手のゴールによりシドニーFCを下す、今季ACL・等々力陸上競技場で初勝利
2019/3/17エントリ 川崎フロンターレがガンバ大阪に敗れJ1リーグ4戦未勝利、フロンパークでは「フロンターレ牧場」「ふろん太&ワルンタ成人祝い」が開催
2019/4/1エントリ 川崎フロンターレが松本山雅FCに2-0で勝利、知念・阿部両選手の得点により今季J1リーグ初勝利
 ・2019/4/5エントリ J1リーグ第6節・川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦は1-1ドロー、満開の「お花見シート」と中村憲剛選手起用の統一地方選啓発ブースを設置

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2019年
04月13日

「なかはらミュージカル」の第7回公演「GREIFEN」が市民の手でアミガサ事件を描き切り喝采、4月21日まで回顧写真展を開催

【Reporter:はつしも】

中原区の市民ミュージカル「なかはらミュージカル」の第7回公演「GREIFEN(グライフェン)」が、2018年3月9日(土)、10日(日)に中原市民館において上演されました。

チケットは完売となり、当日は川崎市の福田市長も来訪して観劇する中、たいへんクオリティの高い舞台が披露されました。

■「なかはらミュージカル」第7回公演「GREIFEN」
「なかはらミュージカル」第7回公演「GREIFEN」
※写真提供:なかはらミュージカル実行委員会

「なかはらミュージカル(なかミュー)」は、中原市民館の開館記念事業「NAKAHARA ACT STREET」の企画として2013年にスタートしました。
前回までは中原区の「地域課題対応事業」としての位置づけだったものが今回は行政から独立し、新たに「一般社団法人 New Act Society」の事業として生まれ変わっています。

中原区の地域人材を活用した音楽・芸術の振興、中原区の魅力発信を行うとともに、世代を超えた豊かな交流の場づくりや地域への理解を深めること、次世代を担う子どもたちを育てていくことなどを目的として活動を続けています。

今回の第7回公演は「GREIFEN(グライフェン)」と題し、「アミガサ事件」をテーマとしました。

「アミガサ事件」とは、1914年(大正3年)9月16日、大雨が降るたびに洪水に悩まされてきた橘樹郡御幸村の住民、約200名が「多摩川の築堤」を神奈川県知事に求めるべく決起した事件のことです。
この集団は目印として編み笠をかぶっていたことから、「アミガサ事件」として現代まで伝えられています。

■工場立地等による発展
工場立地等による発展で対立する村民

■工場立地に反対する住民との対立
工場立地に反対する住民との対立

当時、川崎市は相次ぐ工場立地等で経済発展期を迎えていました。
それを歓迎する人、反対する人…、大きな転換期での市民の対立が描かれました。

■度重なる洪水ですべてを失う村民
度重なる洪水ですべてを失う村民

その一方、御幸村のそばを流れる多摩川は「あばれ川」といわれ、たびたび氾濫しました。
川崎側には堤防がなく、大雨のたびに作物や家屋を失うなど、たいへん厳しい生活環境にありました。

堤防が必要なのですが、「川崎側に堤防など作ったらこちらに水が来る」という東京側からの反発もあり、なかなか前に進まない現状があったのです。

■立ち上がる村議の娘「小百合」
立ち上がる村議の娘「小百合」

■同じく女中の「環」
立ち上がる女中「環」

この時代、女性の地位は低く、社会活動参加などはむしろ白眼視されるようなところがありました。
それでも、自分たちの生活を何とかしたいという志や、過去に洪水で亡くなった家族を思って、立ち上がる女性たちがあらわれます。

御幸村会議員、秋元家の一人娘である小百合と、屋敷で働く女中の環です。
環は、5年前の関東大水害で家族を亡くし、その際に支えてくれた一人の男性との再会も願っていました。

実はこの男性こそが、神奈川県知事の有吉氏であったことがのちに判明します。

■街でのチラシ配布活動
街でのチラシ配布活動

小百合はまずは街でチラシ配りなどをして窮状を訴えます。
それでも「お嬢様の政治ごっこ」「憐れみの道具」「偽善者」などと中傷を受けるなどなかなかうまくいかない日々が続きました。

そんなある晩、嵐が村を襲い大きな被害が出たことで、村民たちの怒りが頂点へ達します。

■「アミガサ」をかぶっての行進
「アミガサ」をかぶっての行進
※写真提供:なかはらミュージカル実行委員会

舞台のクライマックスは、なんといっても編み笠をかぶっての行進です。

「グライフェン! 掴め!」
「フリーデン! 平和を!」


そう声をあげて、村民たちは神奈川県庁をめざします。

ドイツ語で「GREIFEN(グライフェン)」は「掴む」、「FRIEDEN(フリーデン)」は「平和」を意味します。
この掛け声はもちろん本作品による脚色ですが、自分たちの力で平和な暮らしを掴もうとした、我々の先人たちの思いを表現したものです。

神奈川県知事の有吉氏は、御幸村の窮状を理解してくれました。

問題はどうやって築堤をするかですが、環が両親から教わった野菜作りのコツ「作物の根に盛り土をする」から着想して、有吉知事は「道路に盛り土をして堤防がわりにするアイデアに到達します。
これによってできた堤防は、「有吉堤」と呼ばれるようになりました。

■フィナーレ
フィナーレ
※写真提供:なかはらミュージカル実行委員会

「有吉堤」をきっかけとして、各地で築堤が進んでいくことになりました。
現在の多摩川では堤防が完備し、さらに強度を上げる工事が段階的に進められているところです。

1916年に有吉堤が完成してから、すでに100年以上が経過しています。
時間の流れを超えて語り継がれる、力強い物語でした。

■現在の多摩川で進められている堤防の強靭化
見学所から見た工事現場

今回、「なかはらミュージカル」を観劇させていただいて言えるのは、ミュージカルとしての完成度が想像以上に高いということです。
出演者は市民からの公募によるオーディションですが、プロの指導によりしっかりとした舞台になっていました。

出演者募集が2018年6月29日締め切り、8月稽古開始、上演が2019年3月9日、10日ですから、約7か月をかけて仕上げてきたということになります。

出演者の皆さんは決して楽な稽古ではなかったかと思いますが、達成感はかなり大きなものがあったのではないでしょうか。
また観劇する立場としては、非常に良い舞台を見せていただいて、満足感がありました。

■「なかはらミュージカル」のグッズ販売
グッズ販売

グッズ販売

グッズ販売

なかはらミュージカルのグッズ販売

また、「なかはらミュージカル」は、オリジナルグッズが充実しているのも特徴でした。
これは観劇された方も勿論ですが、思い入れの強い出演者の方も購入されるものと思います。



なお、この「なかはらミュージカル」を振り返る写真展が、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店前のイベントスペース「Kosugi 3rd Avenue Labo」で2019年4月21日(日)まで開催されています。

■「Kosugi 3rd Avenue Labo」
イベントスペース「Kosugi 3rd Avenue Labo」

写真展
 ※写真提供:なかはらミュージカル実行委員会

写真展
 ※写真提供:なかはらミュージカル実行委員会

まずはこの写真展をご覧いただいて、雰囲気を掴んでいただくのも良いでしょう。

「なかはらミュージカル」は、来年も上演される予定です。
出演側・観劇側両面ありますが、またご紹介したいと思います。

■「アミガサ事件」後に築堤された「有吉堤」の遺構と、竣工百年の記念碑(中丸子児童公園)
「アミガサ事件」後に築堤された「有吉堤」の遺構と、竣工百年の記念碑(中丸子児童公園)

【関連リンク】
(なかはらミュージカル関連)
なかはらミュージカル ウェブサイト
一般社団法人New Act Society
なかはらミュージカル facebookページ
2013/2/16エントリ 「なかはらアクトストリート2013」「中原空襲展」開催レポート
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2017/6/7エントリ 東急武蔵小杉駅の情報発信スポット「こすぎアイ」で地域イベント告知を開始、「なかはらミュージカル」実行委員・ボランティアスタッフ・出演者を募集中
2018/1/26エントリ 「なかはらミュージカル」第6回公演「新・多摩川伝」が2018年3月10日(土)・11日(日)開催、人気のチケット一般販売が1月27日(土)スタート
2018/5/26エントリ 市民ミュージカル「なかはらミュージカル」がアミガサ事件をテーマに「第7回公演」を2019年3月上演、出演者募集の事前説明会を6月17日(日)に開催
2019/1/22エントリ 「なかはらミュージカル」がアミガサ事件を描く公演「GREIFEN」を3月9日(土)10日(日)上演、1月26日(土)に完売必至のチケット販売

(Kosugi3rd Avenue関連)
小杉町3丁目東地区再開発組合 Kosugi 3rd Avenue ウェブサイト
Kosugi 3rd Avenue the residence ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2018/4/24エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の三井不動産タワーマンション「Kosugi 3rd Avenue The Residence(コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス)」が発表、2020年8月下旬入居を予定
2018/6/15エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアベニュー)」建設工事が本格化、地下部分の鉄骨が組みあがり
2018/9/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のワークショップスペース「Kosugi 3rd Avenue Labo」が平日カフェ営業をスタート、元住吉の「Cafe OrangeBule」などが出店
2018/10/20エントリ 「コスギフェスタ2018」開催レポート:謎解きラリー「怪盗ギスーコの挑戦状」に子どもたちが熱中、商店街が変貌「Kosugi 3rd Avenue LIVIVG」も同時開催
2018/12/4エントリ 「メガネのオーサカ」が2019年1月31日に現店舗の営業終了・2月7日仮店舗に移転決定、再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」に2020年6月オープンへ
2019/2/11エントリ 武蔵小杉の老舗「メガネのオーサカ」が再開発により仮店舗に移転、「Kosugi 3rd Avenue」での再オープンは2020年7月予定に変更
2019/3/18エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」の建物躯体立ち上がり
2019/4/3エントリ 武蔵小杉のパンフェスタ「Kosugi 3rd Avenue BAKERY LIVING」開催レポート:東横線沿線の人気パン店が集結

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2019年
04月12日

武蔵小杉の桜の時。2019:お花見新スポットと、今年で見納めの総合自治会館前「桜のトンネル」を巡る

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺のソメイヨシノが、4月上旬に今年も満開になりました。
本エントリでは、新スポットや、逆に今年限りとなるスポットを中心にご紹介したいと思います。

■武蔵小杉タワープレイス北側のソメイヨシノ
武蔵小杉タワープレイス北側のソメイヨシノ

最初は、武蔵小杉タワープレイス北側のソメイヨシノです。
タワープレイスの隣にはツインタワー「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」が完成し、大きく風景が変わりました。

■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンのソメイヨシノ
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンのソメイヨシノ

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンのソメイヨシノ

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンのソメイヨシノ

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンの周囲には、歩道状空地が提供され、新たにソメイヨシノも植樹されました。
これらはまだ若木ですので、これから大きく成長してくれることと思います。

■渋川の遊歩道整備マップ
渋川の整備マップ

続いて、新たなお花見スポットとして、渋川に整備された遊歩道もご紹介したいと思います。
今回訪れたのは、上記マップの「2015年10月整備区間」の南端と、「2018年6月整備区間」です。

■住吉小学校前に整備された渋川遊歩道のソメイヨシノ
住吉小学校前に整備された渋川遊歩道のソメイヨシノ

こちらは、住吉小学校前に整備された渋川遊歩道「2015年10月整備区間」です。
遊歩道自体は整備されてから3年以上が経過しているのですが、写真の矢倉橋寄りの一部区間だけは長期間にわたって通行止めになっていました。

それが昨年供用開始になりまして、ソメイヨシノのお花見ができるようになりました。

■綱島街道東側に整備された渋川遊歩道のソメイヨシノ
綱島街道東側に整備された渋川遊歩道のソメイヨシノ

渋川の遊歩道整備は、段階的に進められています。
綱島街道から東側の稲荷橋までの区間は、「2018年6月整備区間」として供用開始となりました。

つまりこの区間も、お花見シーズンは初お目見えということになるわけですね。

■遊歩道整備区間が途切れる「稲荷橋」
遊歩道整備区間が途切れる「稲荷橋」

■稲荷橋より先の区間
稲荷橋より先の区間

稲荷橋から先の区間は、まだ遊歩道が整備されていません。
ただ、ソメイヨシノは歩きながら楽しむことができるでしょう。

■総合自治会館前のソメイヨシノ
総合自治会館前のソメイヨシノ

総合自治会館前のソメイヨシノ

ここまで、新スポットを中心にご紹介してきましたが、今年で見納めになる風景もあります。
2019/3/16エントリでご紹介した、川崎市総合自治会館前のソメイヨシノです。

ここには二ヶ領用水を渡る橋がありまして、その上にソメイヨシノの枝が伸びることで「桜のトンネル」のようになっています。
お花見としては良いスポットなのですが、この枝が自重に耐えられず折れるリスクがあるため、6月頃をめどに枝が伐採されることとなりました。

そのため、写真の風景は今年が最後となります。

現在は枝を支える鉄柱が添えられていまして、お花見シーズンは何とか乗り切り、そののちに伐採を行います。
あくまでも枝の伐採であり、おおもとの幹ごと伐採するわけではありません。

今後もなるべく長生きしてくれると良いと思います。

■渋川のソメイヨシノ
渋川のソメイヨシノ

■渋川から見えた「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」
渋川から見えた「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」

例年お馴染みのお花見スポット、渋川のサライ通商店街付近からは、ソメイヨシノごしに「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」が見えました。
写真の枠には入っていませんが、もう少し右側には「プラウドタワー武蔵小杉」の姿も見えます。

また駅周辺のタワーマンションだけでなく、渋川沿いの建物もあちこちで更新されているところがあります。

■法政二高近くで倒木リスクのため伐採されたソメイヨシノ(2016年)


毎年変わらないように見えるソメイヨシノも、50年、60年が経過してだいぶ年老いてきました。
適切なメンテナンスにより健康寿命を延ばすことが大切ですが、安全のためにはやむなく伐採されることもあるでしょう。

また遊歩道の整備が進んだり、周辺の建物なども、タワーマンションをはじめとして少しずつ変わっていくところがあります。

そんな変化を心に留めつつ、ソメイヨシノを眺めてみました。

■二ヶ領用水のソメイヨシノ
二ヶ領用水のソメイヨシノ

【関連リンク】
(ソメイヨシノ開花・満開関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 渋川
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2016/4/1エントリ 武蔵小杉の桜の時。2016:新校舎完成・男女共学化となる法政二中・高付近のソメイヨシノが満開に
2016/4/8エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2017/4/8エントリ 武蔵小杉の桜の時。2017:法政二中高前・工事控える日本医科大学・サポーター集まる等々力緑地などを巡る
2018/3/25エントリ 武蔵小杉の桜の時。2018:お花見新スポットと、9年の歳月を経て生育したミッドスカイタワーのソメイヨシノ
2019/3/21エントリ 武蔵小杉の春の訪れ。二ヶ領用水のソメイヨシノ2019開花宣言

(倒木・伐採関連)
2014/2/18エントリ 2月14日の大雪により、二ヶ領用水の八重桜が倒れる
2016/7/12エントリ 渋川沿い、法政二中・高前のソメイヨシノが伐採、植樹60年を数え各所で腐朽が進む
2019/2/8エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンド更地化工事が開始、外周部のソメイヨシノ等を伐採
2019/3/16エントリ 二ヶ領用水の桜模様。「河津桜」「寒緋桜」の花弁と、総合自治会館近くのソメイヨシノ「桜のトンネル」伐採

(渋川遊歩道整備関連)
2014/1/25エントリ 渋川の法政二中・高隣接区間における親水遊歩道整備工事
2014/8/17エントリ 渋川の法政二中・高前の親水遊歩道が供用開始
2015/2/23エントリ 渋川の親水遊歩道が住吉小学校隣接区間まで拡大、整備工事が進行中
2015/10/5エントリ 渋川の親水遊歩道新設区間が供用開始、二ヶ領用水分岐点~矢倉橋まで連続的な歩行空間が完成
2015/10/5エントリ 渋川の親水遊歩道新設区間が供用開始、二ヶ領用水分岐点~矢倉橋まで連続的な歩行空間が完成
2017/12/14エントリ 渋川の綱島街道東側一部区間の親水遊歩道が完成し供用開始、機械式のバイク駐車場も本日12月14日より運用
2018/5/5エントリ 渋川に架かる「矢倉橋」の拡幅工事が完了、住吉小学校近接の通学路に歩道空間が新設
2018/6/5エントリ 渋川・綱島街道東側の遊歩道整備区間が拡大、併設「元住吉駅周辺自転車等駐車場第4施設」とともに供用開始

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2019年
04月11日

東急電鉄の武蔵小杉~新丸子間高架下新商業施設に「BAKASOUL」系列店「えんがわ」が2019年5月末出店決定、九州食材の和食を提供

【Reporter:はつしも】

東急線武蔵小杉駅~新丸子駅間の高架下に、新たな店舗開発が行われることを2018/5/2エントリでお伝えしました。
この店舗区画に、九州食材を中心とした和食店「えんがわ」が2019年5月末にオープンすることがわかりました。

■「えんがわ」が出店する東急線高架下店舗区画
東急武蔵小杉駅~新丸子駅間の店舗開発居場所 

■「えんがわ溝の口」
えんがわ溝の口

えんがわ溝の口

「えんがわ」を運営するのは、株式会社ローカルダイニングです。
同社は高津区下作延に本社を置く地元外食企業であり、和食の「えんがわ」、イタリアンの「Fish House MARIO」、そしてタイ料理の「BAKASOUL」を川崎市中心に展開しています。

■「BAKASOUL Asia」
BAKASOUL

■「BAKASOUL Asia」と東急線高架下
BAKASOULと東急線高架下

なかでも、「BAKASOUL Asia」は、ちょうど武蔵小杉駅北口の東急線高架下の向かい側にあたります。
「えんがわ」の出店場所と至近距離にありますから、店舗運営上のメリットが何かしらあるかもしれませんね。

■武蔵小杉駅南口高架下商業施設
東急武蔵小杉駅南口高架下商業施設

■武蔵小杉駅北口高架下の「TINY BREAD & CAKE」
TINY BREAD & CAKE

東急線の高架下には、耐震補強工事とあわせて各種店舗の設置が進められています。

武蔵小杉駅南口高架下の商業施設には2015年11月に5店舗がオープンし、北口高架下には「ナチュラマーケット」が2018年11月に新たな店舗ゾーン「TINY BREAD & CAKE」「TINY TEA & BAR」を拡張しました。

「えんがわ」のオープンはこれに続くもので、高架下の賑わいをさらに促進することになりそうです。

高架下商業施設の大きさからするとまだ残りの区画があるように思われますが、全体の構成はまだわかりません。
またわかることがありましたら、お伝えしたいと思います。

■東急線高架下の店舗開発マップ
東急線高架下の店舗開発マップ 

【関連リンク】
ローカルダイニング ウェブサイト
2014/1/12エントリ 東急線高架下に連続出店、2月14日の新丸子「ワットマン」、4月の武蔵小杉「NATURA MARKET」
2015/9/18エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設5店舗が発表、「Public House」「アジアンビストロDai」「ベル・オーブ」「和食と立ち喰い寿司NATURA」「牛8」が11月下旬オープンへ
2015/10/17エントリ 東急電鉄が武蔵小杉高架下商業施設・駐輪場の11月25日(水)オープンをリリース、駐輪場の定期利用を先着順で受付スタート
2015/11/25エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設・駐輪場本日オープン:「Public House」でいただくパスタと駐輪場レポート
2016/1/8エントリ 東急武蔵小杉駅南口高架下「ナチュラ」新店の「立ち喰い寿司」レポート
2018/5/2エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅~新丸子駅間の高架下に新たな店舗開発を決定、2019年3月末完成へ
2018/11/4エントリ 「NATURA MARKET」11月7日(水)オープンの新ゾーン「TINY BREAD & CAKE」「TINY TEA & BAR」プレオープンレポート

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2019年
04月10日

グランツリー向かいに完成「サクセス武蔵小杉ビル」に「早稲田アカデミー武蔵小杉校」が5月7日移転決定、小杉ビルディング再開発により退去

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉前に、株式会社サクセス・プロが新たな商業ビルの開発を行っています。
この5階建てビルの1階には「セブンイレブン」、2階には「ゴールドクレストマンションパビリオン」がオープンする予定であることを、2019/3/31エントリでお伝えしておりました。

そしてこのたび、ビル名は「サクセス武蔵小杉ビル」となること、残る3階~5階には学習塾「早稲田アカデミー」が2019年5月7日(火)に移転オープンすることがわかりましたので、ご紹介します。

■グランツリー武蔵小杉前の「サクセス武蔵小杉ビル」
グランツリー武蔵小杉前の「サクセス武蔵小杉ビル」

グランツリー武蔵小杉から綱島街道を挟んだ反対側には、三角形の土地があります。

この三角地帯は、グランツリー武蔵小杉と中原消防署、レジデンス・ザ・武蔵小杉、そして武蔵小杉新駅ロータリーに囲まれた再開発地区の中心部にあり、武蔵小杉再開発においては「中丸子地区A地区」と位置付けられています。
従来は主に「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」と、「藍屋」「あさくま」「ジーンズメイト」「ドコモショップ」の商業ビルやコインパーキングの用地として活用されてきました。

今回完成した「サクセス武蔵小杉ビル」は、その三角地帯の北端にあります。
ここはコインパーキングがゴールドクレストのマンションギャラリーに転換されたのち、いったんギャラリーを解体して新たなビル建設が行われました。

■5階建てのビル
5階建てのビル

順番におさらいをしていきますと、ビル1階には「セブンイレブン」(グランツリー武蔵小杉前店)が出店します。
東急武蔵小杉駅・JR武蔵小杉新駅の中間にあたり、人の流れが多い路面ですから、コンビニエンスストアなどの物販店舗は営業しやすい面があるでしょう。

またパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー1階の「ファミリーマート武蔵小杉駅前店」が3月6日に閉店したばかりですから、同店の利用者が代替で利用されることもあるのではないでしょうか。

■「サクセス武蔵小杉ビル」建設前のゴールドクレストマンションギャラリー
サクセス武蔵小杉ビル建設前のゴールドクレストマンションギャラリー

そして2階は「ゴールドクレストマンションパビリオン」です。

「サクセス武蔵小杉ビル」施工主の「株式会社サクセス・プロ」はゴールドクレストの親会社にあたり、前述の通り、ここはビル建設前はゴールドクレストのマンションギャラリーでした。
つまるところ、ギャラリーを建て替えて商業ビル化したということになります。

■小杉ビルディングから移転する「早稲田アカデミー」
小杉ビルディングから移転する「早稲田アカデミー」

小杉ビルディングから移転する「早稲田アカデミー」

3階~5階に移転することが決まった「早稲田アカデミー」は、現在「北館」が武蔵小杉駅北口の小杉ビルディングに入居しています。

本サイトですでにお伝えした通り同ビルはJR東日本が買収し、今後再開発を行うことが決定しています。
そのため、入居しているテナントが順次退去を進めている状況にあり、「早稲田アカデミー」も今回「サクセス武蔵小杉ビル」が確保できたことで同ビルから移転することとなりました。

「サクセス武蔵小杉ビル」という名称は、進学塾としては縁起がよいのではないでしょうか。

■「早稲田アカデミー」の南館
「早稲田アカデミー」の南館

「早稲田アカデミー」は、「サクセス武蔵小杉ビル」からすぐ近くの場所(中原消防署向かい)に「南館」を構えています。
「北館」の機能のうち「個別進学館」を「南館」に移し、それ以外のクラスを「サクセス武蔵小杉ビル」に移転させる計画となっています。

従来駅を挟んで離れていた「北館」「南館」が近接することになり、運営上は便利になりそうです。また、設備等が更新されることで、通学者の環境が向上する部分もあるでしょう。

一方で移転により従来よりもアクセスが良くなる方、悪くなる方、これは両面いらっしゃるでしょうね。


さて、以上で「サクセス武蔵小杉ビル」のテナントがすべて明らかになりました。
「早稲田アカデミー」の移転日が2019年5月7日ですから、「セブンイレブン」「ゴールドクレストマンションパビリオン」についても、その前後あたり、それほど極端にオープン時期がずれることはなさそうです。

【関連リンク】
(中丸子地区A地区関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2014/7/27エントリ 中丸子地区三角地帯の商業施設を増築しドコモショップ出店、旧セントラル駐車場は@Parkに一体化
2016/7/27エントリ セントラルフィットネスクラブ前の「タイムズ武蔵小杉第2」が閉鎖、跡地にゴールドクレストのマンション販売センターがオープンへ
2016/10/20エントリ 「ニッポンレンタカー武蔵小杉横須賀線口営業所」「トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉駅前店」オープン、ニッポンレンタカーの建物は車両タイプの移動式
2017/3/10エントリ 武蔵小杉新駅ロータリー前「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」の駐輪場がリニューアル、一般利用が可能な時間貸し駐輪場として本日供用開始
2018/3/15エントリ グランツリー武蔵小杉向かいの三角地帯、ゴールドクレストマンションギャラリー用地にサクセス・プロが6階建ての店舗・オフィス複合ビルの建設を決定
2018/6/25エントリ グランツリー武蔵小杉向かいに建設、サクセス・プロの店舗・オフィス複合ビル計画が公示。5階建てに変更し2019年3月完成へ
2018/7/1エントリ グランツリー武蔵小杉向かいの三角地帯店舗「こすぎペット」が2018年7月29日(日)閉店決定、17年の歴史に幕
2018/8/4エントリ グランツリー武蔵小杉向かいの三角地帯「こすぎペット」閉店跡地に「らあめん花月嵐武蔵小杉店」が2018年9月28日(金)オープンへ
2018/9/25エントリ グランツリー武蔵小杉向かいに建設中の店舗・オフィス複合ビルのイメージパースが公表、1フロア70坪でテナント募集中
2018/9/28エントリ 綱島街道沿い「こすぎペット」跡地に「らぁめん花月嵐武蔵小杉店」が本日オープン、「元住吉店」も9月14日リニューアルオープン
2019/3/31エントリ グランツリー武蔵小杉向かいの新商業ビル1階に「セブンイレブン」、2階に「ゴールドクレストマンションギャラリー」が出店決定

(ファミリーマート関連)
2019/3/5エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの「ファミリーマート」が3月6日(水)朝9時閉店、中原市民館「喫茶室いくおう中原」が3月16日(土)閉店

(セブンイレブン関連)
2013/7/26エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」の「セブンイレブン川崎武蔵小杉駅前店」本日オープン
2015/8/1エントリ 武蔵小杉に、かつてない大型コンビニ。「セブンイレブン川崎中原区役所前店」がオープン
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン
2018/9/5エントリ 綱島街道沿いに新型ドリンクバー設置「デニーズ武蔵小杉店」、セミセルフレジ・宅配ボックス設置「セブンイレブン川崎新丸子東2丁目店」複合店舗がオープン

(小杉ビルディング関連)
2017/4/1エントリ 武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」買収企業はJR東日本と判明、駅舎も含めた駅ビル開発を計画
2018/6/12エントリ 法政通り商店街の「KOUTOビルディング」に貸衣装・フォトスタジオ「衣通(イッツ)」が小杉ビルディングから移転、全6店舗がオープン完了

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2019年
04月09日

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン商業施設「COSUGI COMMONS」ウエスト棟が一部開業、「コスギコモンズ歯科」が4月11日開院を控え内覧会を開催

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅北口の再開発事業「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」が完成し、高層部タワーマンション棟についてはすでに3月より入居が行われています。

4月より低層部の商業施設「COSUGI COMMONS」のウエスト棟が部分的に開業し、「コスギコモンズ歯科」が内覧会を開催するなど順次テナントがオープンしていますので、ここで現時点の状況をご紹介したいと思います。

■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、南武沿線道路沿いのJX日鉱日石エネルギー社宅跡地に建設されたツインタワーです。

低層部1~2階が商業施設「COSUGI COMMONS」、高層部53階までがタワーマンションとなっています。
武蔵小杉駅よりの「タワーズイースト」が先行して建設され、2018年4月に川崎市コンベンションホールや各店舗がオープンしました。

そしてこのたび、「タワーズウエスト」についても一部テナントがオープンしたかたちです。

■「タワーズウエスト」の2階デッキ
「タワーズウエスト」の2階デッキ 

「COSUGI COMMONS」のタワーズウエスト側(ウエスト棟)は、2階のテナントから先行オープンしました。

武蔵小杉駅側から順番に「ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス武蔵小杉校」、「武蔵小杉コモンズ歯科」、「HOPPAパークシティ武蔵小杉」の3つです。

■「ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス武蔵小杉校」
「ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス」 

一番駅寄り(タワーズイースト寄り)の「ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス武蔵小杉校」は、バイリンガルのプリスクール&キンダーガーデンです。

行政上の区分では、川崎市認定保育園に指定されています。

当初、「COSUGI COMMONS」の2階は4区画あったのですが、「ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス武蔵小杉校」が「W6」「W7」の2区画を統合したため、テナント数は前掲の3つとなりました。

■「武蔵小杉コモンズ歯科」
武蔵小杉コモンズ歯科

武蔵小杉コモンズ歯科

武蔵小杉コモンズ歯科

そして隣の「W8」区画は「武蔵小杉コモンズ歯科」です。
同クリニックは4月11日(木)の開院を予定しており、4月6日、7日に内覧会を開催していました。

■デザインがそれぞれ異なる個室の診察室
診察室

診察室

デザインが異なる個室の診察室

「武蔵小杉コモンズ歯科」の診察室は個室タイプになっています。
それぞれにデザインが異なりまして、上記の一番最後の写真は壁面が黒板になっています。

この診察室は、小さいお子さんを同伴して、お絵かきで遊んでもらうことを想定しているのだそうです。

■説明用のモニター
説明用のモニター 

各診察室には、説明用のモニターが設置されていました。
このモニターでは、アニメーションでの治療方法の説明や、3Dでの撮影結果などを確認することができます。

口腔内の撮影は非常に鮮明で、最新機器の進歩を感じさせられました。

■口腔内撮影カメラ
口腔内撮影カメラ

■レントゲン撮影機
レントゲン撮影機

■かみ合わせの検証
嚙み合わせの検証

新しいクリニックの魅力は、やはり各種機器が新しいということですね。
医療機器も進歩を続けていますから、その効果を享受できるのは良いと思います。

■キッズスペース
キッズスペース

クリニックの一角には、小さいながらもキッズスペースが設けられていました。
ここで小さいお子さんに遊んでもらうことも可能です。

■「武蔵小杉コモンズ歯科」のロゴマーク
「武蔵小杉コモンズ歯科」のロゴマーク

「武蔵小杉コモンズ歯科」は、土日も開院をしています。
平日になかなか通院できない方は、土日両日とも利用できるのはありがたいですね。

まずは定期健診から予約をして試してみるのも良いと思います。

■「HOPPAパークシティ武蔵小杉」
「HOPPAパークシティ武蔵小杉」

HOPPAパークシティ武蔵小杉

駅から見て2階の一番奥、「W9」区画は認可保育園「HOPPAパークシティ武蔵小杉」です。
こちらは4月1日から開園しています。

床の木の質感と白い壁面が明るい雰囲気です。

■1階の「ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」
ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉

ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉

ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉

一方、1階のテナントはそれぞれ内装工事中で、まだ開院しているところはありません。

ただ、その中でも「HOPPAパークシティ武蔵小杉」下の区画(モスバーガー前)では、「ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」が開院のお知らせを出していました。

同クリニックは4月20日(土)内覧会、4月22日(月)自由診療開始、5月1日(水)保険診療開始となっています。

「COSUGI COMMONS」の1階は当初「W1」~「W5」の5区画がありましたが、「ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」が「W4」「W5」の2区画を統合したため、テナント数は4つとなりました。

ここまでのテナント情報はすべて、2019/2/1エントリでお伝えした通りです。
 
■一番駅寄りの調剤薬局オープン予定地
日本調剤コスギコモンズ薬局

日本調剤コスギコモンズ薬局

日本調剤コスギコモンズ薬局

その他、1階には「日本調剤コスギコモンズ薬局」「森のこどもクリニック武蔵小杉」「コスギコモンズクリニック」がオープンする予定です。

「森のこどもクリニック武蔵小杉」「コスギコモンズクリニック」は、2019年5月開院予定となっていました。

「COSUGI COMMONS」のタワーズウエスト側が完全に開業するのは、まだもう少し時間がかかりそうです。
 
■「タワーズウエスト」のフロアガイド
「タワーズウエスト」のフロアガイド

■「COSUGI COMMONS」タワーズイーストの店舗一覧
2階 川崎市コンベンションホール コンベンションホール
2階 昭和音楽大学附属音楽教室武蔵小杉校 音楽教室
1階 ブーランジェリー・メチエ ベーカリー
1階 APPETITO イタリアン
1階 銀座洋食 三笠會館 武蔵小杉店 洋食
1階 COSUGI LODGE ロティサリーチキン
1階 猿田彦珈琲武蔵小杉店 コーヒー
1階 L'ATELIER HIRO WAKISAKA(ラトリエヒロワキサカ) 洋菓子

■「COSUGI COMMONS」タワーズウエストの店舗一覧
2階 ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス武蔵小杉校 インターナショナルスクール(川崎市認定保育園)
※4月開校
2階 武蔵小杉コモンズ歯科 歯科医院
※4月11日開院
2階 HOPPAパークシティ武蔵小杉 認可保育園
※4月開園
1階 日本調剤コスギコモンズ薬局 調剤薬局
1階 森のこどもクリニック 小児科・皮膚科
※5月開院予定
1階 コスギコモンズクリニック 内科・呼吸器内科・脳神経外科
※5月開院予定
1階 ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉 スポーツ・一般整形外科
※4月22日開院予定

【関連リンク】
(パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン全体関連)
COSUGI COMMONS ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区 JX日鉱日石エネルギー社宅跡地

(タワーズイースト関連)
2018/1/25エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」1階商業施設の駅寄り角地に「ブーランジェリー・メチエ」が移転決定、オープン日は4月以降に
2018/2/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に「COSUGI CAFE」の後継レストラン「COSUGI LODGE」が4月1日オープン決定、地域向けワークショップ等も展開
2018/2/3エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に良質店「猿田彦珈琲」が出店決定、武蔵小杉にサードウェーブコーヒーの波が到来
2018/2/6エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設1階に銀座の老舗レストラン「銀座洋食 三笠會館」が出店決定
2018/2/10エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設にパティスリー&ショコラトリー「ラトリエ ヒロ ワキサカ」が出店決定、元モンサンクレールの脇坂紘行氏が開業か
2018/2/18エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト商業施設にイタリアン「APPETITO」が4月1日オープン決定
2018/3/19エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の商業施設名が「COSUGI COMMONS」に決定、来年開業「タワーズウエスト」は保育所含む9区画のフロアマップを公開
2018/3/24エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の公開空地と2階デッキが供用開始、「COSUGI COMMONS」各店舗の4月1日以降オープン準備進む
2018/4/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐ「小杉町ペデストリアンデッキ」が供用開始、商業施設「COSUGI COMMONS」では「COSUGI LODGE」など3店舗がオープン
2018/4/27エントリ 「ブーランジェリー・メチエ」が「COSUGI COMMONS」に本日移転プレオープン、前夜のパン工場を特別公開
2018/4/30エントリ 都外初出店「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」が「COSUGI COMMONS」に本日オープン、同店限定「小杉ブレンド」やアイスクリームなどに行列
2018/5/23エントリ 「COSUGI COMMONS」にオープンのイタリアン「トラットリア アッペティート」のランチコース
2018/6/6エントリ 「COSUGI COMMONS」にオープンの洋食店「銀座洋食 三笠會館」の武蔵小杉店オリジナルメニュー「海老ドライカレー」と、持ち帰り用のデリコーナー
2018/8/2エントリ 「COSUGI COMMONS」1階に脇坂紘行氏のパティスリー&ショコラトリー「ラトリエヒロワキサカ」が本日オープン、8月3日までケーキ・焼き菓子セットを割引販売
2018/9/6エントリ COSUGI COMMONSのパティスリー「ラトリエヒロワキサカ」のタルトフリュイ・シャインマスカットのガトー・スフレショコラ・桃のショートケーキ

(タワーズウエスト関連)
2018/10/28エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト2階に認可保育園「HOPPAパークシティ武蔵小杉」が2019年4月開園、11月3日(土)に説明会開催
2018/12/25エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに「ローラスインターナショナルスクール オブ サイエンス」が2019年春開校決定
2019/1/9エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに「(仮称)武蔵小杉コモンズ歯科」が2019年4月開院
2019/1/21エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに野球・スポーツ専門医院「ベースボール&スポーツクリニック武蔵小杉」が2019年4月開院決定
2019/1/30エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト1階に「森のこどもクリニック」が2019年5月開院決定、3つめの医院判明でクリニックモールを形成
2019/2/1エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストに「コスギコモンズクリニック」「日本調剤」が出店決定、全テナントと出店区画が判明
2019/3/4エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストの公開空地が供用開始、屋上庭園付き2階デッキでエルシィ跡地から屋根付き歩行空間が接続

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2019年
04月08日

「第42回こすぎ名物花見市」レポート:好天とソメイヨシノの見頃に恵まれ盛況、ビンゴゲームは長蛇の列に

【Reporter:はつしも】

2019年4月7日に、「第42回こすぎ名物花見市」が開催されました。
当日は好天に恵まれてたいへん多くの方が二ヶ領用水沿いに集まり、無料のビンゴゲーム大会なども人気を集めました。

■第42回こすぎ名物花見市
第42回こすぎ名物花見市

「こすぎ名物花見市」は、毎年川崎市総合自治会館をメイン会場として、周辺の二ヶ領用水沿い、渋川沿いの一部エリアに様々な出店が行われます。

今年は開催のタイミングがソメイヨシノの見ごろに比較的重なり、また好天に恵まれてお出かけしやすい気温となりました。

■「タヒチアンダンスHeremiti」
タヒチアンダンスHeremiti

屋外ステージでは、タヒチアンダンス「Heremiti」が出演していました。
昨年の花見市や、「コスギフェスタ」など地域イベントに多く出演しています。

タヒチアンダンスには女性のイメージが強いかもしれませんが、今回のステージでは男性も加わって優美なダンスを見せてくれました。

■「和太鼓祇園」
和太鼓祇園

「和太鼓祇園」は、もう「こすぎ名物花見」ですっかりお馴染みになりました。

本イベントの特徴は、ステージと観客の距離と高さが近いことです。
その近さを活かして、観客参加型の「和太鼓体験」も行っていました。

太鼓を叩くという動作自体はたいへんシンプルですから、お子さんも気軽に参加できるかと思います。

■「佐々木壮明 津軽三味線」
佐々木壯明 津軽三味線 

続いてこちらは、佐々木壮明(そうめい)さんの津軽三味線です。

佐々木壯明さんは、川崎市出身です。
日本民謡については太田はま子氏、津軽三味線については小山貢翁氏に師事し、1986年に独立。津軽三味線「佐々木流」を創設されました。

これまでに多くのリサイタルを国内外で開催されています。

ホールの音響の中で聴くのも良いですが、ソメイヨシノが満開となる中、屋外で津軽三味線のスピード感あるリズムを楽しむのも乙なものでした。

■賑わう渋川沿い
賑わう渋川沿い

■「オステリア・オージオ・ソット」
オステリア・オージオ・ソット

それでは、総合自治会館周辺の出店も回ってみたいと思います。

こちらは、渋川沿いのエリアです。
数年前に花見市をご紹介したときにはなかった「プラウドタワー武蔵小杉」「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」「川崎市医師会館」が近年次々と建設され、会場から見えるようになりました。

このエリアには、「オステリア・オージオ・ソット」などが出店していました。

■オステリア・オージオ・ソットの「三浦産赤イカと海老のフリット」
三浦さん赤イカと海老のフリット

「オージオ・ソット」は、サライ通商店街のイタリアンバルです。
非常にクオリティの高い料理が地域で人気を博しており、本サイトでも2017/8/24エントリでご紹介しておりました。

今回同店が出していたのは、「三浦産赤イカと海老のフリット」です。
やわらかい素材がさっくり揚がって、塩味のアクセントでビールが進む仕上がりでした。

■最も賑わった二ヶ領用水沿い
最も賑わった二ヶ領用水沿い


そして最も賑わったのが、メイン会場近くの二ヶ領用水沿いのエリアです。
渋川に比べて少しスペースが狭いこともあって、進むのがたいへんなほどでした。

■「JAGA」
JAGA

■「JAGA」のタンドーリチキン
「JAGA」のタンドーリチキン

そんな二ヶ領用水沿いに出店していたのが、新丸子・武蔵小杉でインド料理店を営む「JAGA」です。
カレーに加えてチーズナン、写真のタンドーリチキンなどを販売していました。

タンドーリチキンは、1個200円です。
ボリュームのあるチキンがスパイシーで、食べやすいためお花見に好適でした。

■川崎市医師会館裏手
川崎市総合自治会館裏手

■川崎市医師会館裏手のベンチ
川崎市医師会館裏手のベンチ

二ヶ領用水沿いには、さきほど渋川沿いからも見えた「川崎市医師会館」が2017年に竣工しました。
この裏手には、一部お花見もできるようなベンチが設置されています。

今回の花見市では、ここに座ってお食事をされる方の姿も多く見受けられました。

■ビンゴゲーム大会の行列
ビンゴゲーム大会の行列

さて、13時からはビンゴゲーム大会のゲーム券の配布です。
以前は200円だったものが無料配布とあって、たいへん多くの方が並んでいました。

ゲーム券は当初250枚の予定を300枚に増やしたものの、後ろの方に並んだ方には残念ながらいきわたりませんでした。

おおよそですが、今年は30分以上前に並ぶ必要があったのではないでしょうか。

■ビンゴゲーム大会
ビンゴゲーム大会

ビンゴゲーム大会

ビンゴゲーム大会

ビンゴゲーム大会は、「こすぎ名物花見市」終盤の16:10からスタートです。
イベントとしては、最後まで会場周辺に賑わいを保つ役割を果たしているものと思われます。

この時間帯になりますと、飲食店舗は完売して早くに撤収をすませるところも出てきています。
渋川・二ヶ領用水沿いの人出が徐々に引けてきまして、皆さんがビンゴゲーム券を手に総合自治会館前に集結してきます。

商品は事前にご案内の通り、自転車やフーディアム武蔵小杉提供によるお米、川崎フロンターレのホームゲームチケットなどです。

無料で当たったら嬉しいですし、また当たらなくてもご家族で盛り上がれてよいかと思います。

■総合自治会館裏手のフリーマーケット
総合自治会館裏手のフリーマーケット

総合自治会館の裏手では、フリーマーケットが開催されています。
これは建物メイン会場からはあまり見えないため、意外と気づいていない方も多いようです。

写真一番奥には、路地裏カフェ「64Cafe+Ranai」が見えました。

■「こすぎ名物花見市」臨時駐輪場(府中街道拡幅用地)
「こすぎ名物花見市」臨時駐輪場

■同じく臨時駐輪場(二ヶ領用水沿い)
こすぎ名物花見市臨時駐輪場

「こすぎ名物花見市」開催中は、会場エリアを自転車で通行することができません。
そのため、周辺の府中街道拡幅用地や二ヶ領用水沿いに臨時駐輪場が設置されていました。

このような施策は、法政通り商店街の「全長80m大そうめん流し」などでも採用されています。

武蔵小杉周辺では自転車を利用される方が非常に多いですので、イベント運営上必要なことでしょう。

■総合自治会館前から
総合自治会館前から

今回のレポートは、以上です。
1日を通じて陽気も良く、「第42回こすぎ名物花見市」はたいへん盛況に終わりました。

例年日程が重なる「富士通フェスティバル 春まつり 川崎」と、今年は1週間ずれてバッティングしなかったことも、武蔵中原方面からの集客増につながったかもしれません。

さらにソメイヨシノもちょうど散り始めのころで、お花見を堪能できました。

また来年は日程がどうなるかわかりませんけれども、長きにわたって継続されている催しですから、勿論また開催されることと思います。

【関連リンク】
(こすぎ名物花見市関連)
タヒチアンダンスHeremiti Facebookページ
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2008/4/10エントリ 丸子・小杉桜まつり2008レポート
2009/4/5エントリ 丸子・小杉桜まつり2009レポート
2010/4/5エントリ 「2010丸子・小杉桜まつり」レポート
2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止
2013/4/7エントリ 「第36回こすぎ名物花見市」レポート
2014/4/7エントリ 「第37回こすぎ名物花見市」レポート
2015/4/6エントリ 「第38回こすぎ名物花見市」雨天のレポート、ダンスグループ「KSG48」始動
2016/4/3エントリ 「第39回こすぎ名物花見市」開催レポートと、中原平和公園に至る二ヶ領用水のソメイヨシノ
2017/4/2エントリ 「第40回こすぎ名物花見市」レポート:中原警察署・KSG48・ふろん太くん・所英男さん・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店が自転車安全啓発活動を実施
2018/4/10エントリ 早朝の準備中をめぐる、「第41回こすぎ名物花見市」

(オステリア・オージオ・ソット関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:イタリアン オステリア・オージオ・ソット
2017/8/24エントリ サライ通り商店街の、上質イタリアン。「オステリア・オージオ・ソット」の休日ランチ

(JAGA関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:エスニック・カレー JAGA新丸子店
2009/4/25エントリ 新丸子のインドネパール料理「JAGA」
2012/7/22エントリ 法政通り商店街にインドネパール料理「JAGA」が本日オープン

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2019年
04月07日

「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2019」レポート:本館ビル20階から見る、新設アメフト場「FRONTIERS Field」

【Reporter:なかはら】

「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2019」が、2019年3月31日(日)に開催されました。

当日は本館ビル20階の一部が展望フロアとして地域に開放され、このたび富士通川崎工場の敷地内に完成したアメリカンフットボールフィールド「FRONTIERS Field」の姿を確認することができましたので、ご紹介します。

■「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2019」
「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2019」

「富士通フェスティバル 春まつり 川崎」は、JR武蔵中原駅前の富士通川崎工場で毎年開催されている地域貢献イベントです。
同工場の広大な敷地と建物の一部が開放され、音楽ステージやアトラクション、物販など、さまざまな催しが行われる大規模なものです。

昨年までは富士通株式会社と富士通労働組合R&D支部の共催でしたが、今回は労働組合の名称が「富士通労働組合プロダクトグループ」に変更されました。
これは単純に社内での組織改編に対応したものと思われます。

入口からは写真の通り、20階建ての本館ビルが真正面に見えます。
この本館で、低層部においては地下1階のテクノロジーホール見学、1・2階で音楽コンサート、バンブーフレンド工作(竹細工教室)、科学教室が行われました。

さらに12階の社員食堂では、人気の「マグロの解体ショー」が昨年から会場を変えて実施されたほか、20階では前述の「展望フロア」の開放が行われていました。
本エントリでは、この展望フロアを中心にご紹介します。

■本館20階展望フロアから見た東京方面
本館20階展望フロアから見た東京方面

本館20階の展望フロアからは、北側の東京方面と、南側の横浜方面2方向のの風景を楽しめます。
まず東京方面を見ると、手前に富士通川崎工場の北側敷地を俯瞰で見ることができました。

一番手前の空き地は、富士通の新たな研究開発施設の建設地です。こちらは当初の予定より、着工が遅れているようです。
その先に、アメリカンフットボールフィールド「FRONTIERS Field」が整備されているのが見えます。

■ 「FRONTIERS Field」
フロンティアーズフィールド

富士通は、かねてからスポーツ活動も活発に取り組んでいます。
そのうちのひとつ「富士通フロンティアーズ」は1985年に創部されたアメリカンフットボール部です。

今回は富士通川崎工場の敷地内に、チーム名を冠した人工芝のアメリカンフットボール場「FRONTIERS Field」が整備されました。
フィールド中央にあるのは、フロンティアーズの「F」のロゴマークです。

また、フィールドには10ヤードごとに距離を示すラインが引かれていました。

■「FRONTIERS Field」に引かれたサッカーのペナルティエリア
「フロンティアーズフィールド」に引かれたサッカーのペナルティエリア

■サッカーのゴール設備
サッカーのゴール設備

また、「FRONTIERS Field」はアメリカンフットボールだけでなく、サッカー場としても利用できます。
フィールドには、サッカーのペナルティエリアなどのラインが引かれていました。

また、この時はフィールド脇に片付けられていましたが、サッカーのゴールも設備として用意されていました。

これらの設備を活用して、現在は川崎フロンターレのサッカースクール「中原スクール」が開催されています。

このフィールドは外の歩道からはあまり見えないようになっているのですが、本館ビルから一望することができましたので、今回ご紹介することといたしました。

■大抽選会の様子
大抽選会の様子

なお、このとき北側の敷地では春まつり恒例の大抽選会が開催されていました。
富士通ノートパソコンやタブレット、川崎フロンターレのチケットなどが当たるもので、毎年たいへん人気です。

20階展望フロアから見てみると、かなりの人出であることがあらためてよくわかりました。

■本館20階展望フロアから見た武蔵小杉方面
本館ビル20階展望フロアから見た武蔵小杉の高層ビル

■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のツインタワー
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンのツインタワー

一方、本館20階展望フロアの反対側、横浜方面(南側)からは、視線を東寄りに向けると武蔵小杉の高層ビル群がよく見えました。
前回ご紹介したときに比べると、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のツインタワーが完成しています。

またツインタワーの奥には、小杉町3丁目東地区の「Kosugi 3rd Avenue The Residence」のタワークレーンも稼働しているのが見えます。

来年の「春まつり」では、おそらくはこの新タワーが外観上かなり完成に近づいているものと思います。

■「富士通スポーツ」のパネル展示
「富士通スポーツ」のパネル展示

■富士通陸上競技部
富士通陸上競技部

■富士通レッドウェーブ(女子バスケットボール部)
富士通レッドウェーブ

■富士通フロンティアーズ(アメリカンフットボール部)
富士通フロンティアーズ

「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2019」においては、本館ビルの1階に「富士通スポーツ」の展示が行われていました。
富士通陸上競技部、富士通レッドウェーブ(女子バスケットボール部)、富士通フロンティアーズ(アメリカンフットボール部)の3つのスポーツ部です。

富士通フロンティアーズから登場していたのは、中村輝晃クラーク選手です。
同選手は、2017年12月に開催されたアメリカンフットボール日本社会人選手権(JAPAN X BOWL)でフロンティアーズが2年連続3度目の優勝を果たした際、MVPに選出されるなど活躍を続けています。

■富士通陸上競技部のフォトスポット
富士通陸上競技部のフォトスポット

■富士通レッドウェーブのフォトスポット
富士通レッドウェーブのフォトスポット

また今回は、本館ビル前には富士通陸上競技部、富士通レッドウェーブのフォトスポットも設置されていました。
これは「春まつり」では、初めての設置だったように思います。

そのようなわけで、今回は本館ビル20階展望フロアからの「FRONTIERS Field」と、富士通スポーツの展示を中心にご紹介してみました。
「春まつり」は来年も開催されると思いますので、またお知らせしたいと思います。

■地上から見た「FRONTIERS Field」
地上から見た「FRONTIERS Field」

【関連リンク】
富士通 地域貢献活動 富士通フェスティバル 春まつり 川崎2019
富士通ウェブサイト スポーツ活動
川崎フロンターレウェブサイト 中原スクール
2008/4/8エントリ 「2008富士通春まつり」レポート
2009/4/6エントリ 「2009富士通春まつり」レポート
2010/4/4エントリ 「2010富士通春まつり」レポート
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2012/4/1エントリ 「2012富士通川崎工場春まつり」レポート
2013/5/19エントリ 「2013富士通川崎工場春まつり」レポート
2014/4/6エントリ 「2014富士通川崎工場春まつり」レポート
2015/4/5エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2015」レポート
2016/4/4エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016」レポート
2017/4/3エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2017」レポート:55kgのバチマグロの解体ショーでいただく、マグロ丼
2018/4/2エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2018」レポート:川崎工場80周年記念展示で振り返る歴史と、パラスポーツ体験

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2019年
04月06日

「第42回こすぎ名物花見市」が4月7日(日)開催、川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」も出演

【Reporter:はつしも】

2019年4月7日(日)に、「第42回こすぎ名物花見市」が開催されます。
今年も二ヶ領用水沿いに多くの出店が並ぶとともに、メイン会場の川崎市総合自治会館ではステージイベントやビンゴ大会などが行われます。

例年は「富士通フェスティバル 春まつり 川崎」と同日開催となりますが、今年は富士通フェスティバルが3月31日に開催済みです。
中原区における2大お花見イベントのバッティングが回避された形になりました。

■「こすぎ名物花見市」
「第40回こすぎ名物花見市」 
 
■第42回こすぎ名物花見市の開催概要

日時 2018年4月7日(日)10:00~17:00 ※雨天決行
会場 総合自治会館・広場及び二ヶ領用水・渋川
内容 ●ステージイベント(詳細後記)
●大ビンゴ大会(詳細後記)
●法政通り商店街プレミアム商品券販売(詳細後記)
●各種出店
●フリーマーケット
Web https://musashikosugi.info/1823

■ステージイベントのタイムテーブル
時間 広場 ホール
10:00   オープニングセレモニー
10:20 川崎フロンターレシュートチャレンジ  
11:00 川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」
11:20 地元ウクレレ漫談 地元出身落語家 三遊亭愛九
11:50 ストリートライブ山城優平(1回目)  
12:00   うたのおねえさんとうさぎちゃんのワクワクコンサート(1回目)
12:30 タヒチアンダンスHeremiti  
12:40   元劇団四季友石竜也によるソング&ダンス
13:10 祇園太鼓  
13:40   落語 真打桂米多朗 
14:10 ベリーダンス   
14:30   法政二中高吹奏楽部演奏 
15:00 ストリートライブ山城優平(2回目) 
15:20 佐々木壮明 津軽三味線 うたのおねえさんとうさぎちゃんのワクワクコンサート(2回目) 
16:10 大ビンゴ大会(※下記参照)

■各種企画
大ビンゴ大会 ●開催時間:13:00ゲーム券配布、16:10ゲーム開始
●開催会場:総合自治会館前(本部にてゲーム券配布)
●参加定員:先着250名(小学1年生以上対象)
●参加費:無料
●景品:自転車・お米・ゲームソフト・川崎フロンターレ観戦チケット・地元商店の金券など
法政通り商店街プレミアム商品券販売 ●内容:1口あたり5,500円分のプレミアム商品券を販売
●販売時間:11:00~

●販売場所:総合自治会館入口
●販売口数:1口5,000円、300口限定。ひとり4口まで
●有効期限:2019年6月30日まで

■「こすぎ名物花見市」のマップ
「こすぎ名物花見市」のマップ

「こすぎ名物花見市」は、今回で42回目を迎える歴史あるイベントです。

毎年4月の第1日曜日に開催され、ソメイヨシノの開花に合わせているわけではありませんが、今年は比較的見ごろのタイミングで開催となりました。

■今回出演する川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」
川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」 

川崎市総合自治会館では、屋外ステージと屋内ホールの2か所でステージプログラムが組まれています。

そのうち屋外ステージにおいては、今回は川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」が出演します。

プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」に参戦しているブレイブサンダースは、一昨年あたりから地域イベントへに積極的に参加しています。

■「こすぎ名物花見市」メインステージ「和太鼓祗園」
メインステージ「和太鼓衹園」 
 
■総合自治会館内ホール
総合自治会館内ステージ 

■総合自治会館ホール「うたのおねえさんとうさぎちゃんのワクワクコンサート」
 

また、それ以外にも「和太鼓祇園」など、おなじみの団体も出演します。
天候によってプログラムが変更されることもありますが、今年はどうやら好天に恵まれそうです。

ステージプログラムの最後、16:10からはメインステージで大ビンゴ大会が開催されます。

以前は200円だったものが、一昨年より無料配布になりました。
自転車、お米、ゲームソフト、川崎フロンターレのチケットなどが当たりますので、13:00のゲーム券配布で受け取っておくとよいと思います。

■「法政通り商店街プレミアム商品券」の販売
「法政通り商店街プレミアム商品券」販売 

また「法政通り商店街プレミアム商品券」は、今年も11時から販売が行われます。

1口5,000円で5,500円分の商品券が買えますので、4口では2万円で2万2,000円分の商品券として使えます。

商店街のウェブサイトでは、「法政通りのお店ならどちらでもご利用いただけます」と大きく記載されている一方、ページ下部を見ると「一部の店舗ではご利用いただけません」と注意書きがあります。

利用できる店舗は現地で配布されているかと思いますので、確認の上、用途が決まっている方などは、この機会に購入しておくとよいでしょう。

■二ヶ領用水沿いに並ぶ模擬店
盛況な出店 

賑わう出店

■「炭火やきとりわいわい」
「炭火焼鳥わいわい」 

■フリーマーケット
フリーマーケット  

加えて、「こすぎ名物花見市」では、毎年多数のお店がが二ヶ領用水・渋川沿いに並びます。
今年は出店リストが事前に告知されていませんが、例年とそう大きくは変わらないでしょう。

写真にある「炭火焼鳥わいわい」や、「オステリア・オージオ・ソット」などは出店を独自に告知されていました。

好天とソメイヨシノの開花に恵まれて、多くの人で賑わうのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2008/4/10エントリ 丸子・小杉桜まつり2008レポート
2009/4/5エントリ 丸子・小杉桜まつり2009レポート
2010/4/5エントリ 「2010丸子・小杉桜まつり」レポート
2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止
2013/4/7エントリ 「第36回こすぎ名物花見市」レポート
2014/4/7エントリ 「第37回こすぎ名物花見市」レポート
2015/4/6エントリ 「第38回こすぎ名物花見市」雨天のレポート、ダンスグループ「KSG48」始動
2016/4/3エントリ 「第39回こすぎ名物花見市」開催レポートと、中原平和公園に至る二ヶ領用水のソメイヨシノ
2017/4/2エントリ 「第40回こすぎ名物花見市」レポート:中原警察署・KSG48・ふろん太くん・所英男さん・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店が自転車安全啓発活動を実施
2018/4/10エントリ 早朝の準備中をめぐる、「第41回こすぎ名物花見市」

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2019年
04月05日

J1リーグ第6節・川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦は1-1ドロー、満開の「お花見シート」と中村憲剛選手起用の統一地方選啓発ブースを設置

【Reporter:はつしも】

本日、J1リーグ第6節「川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦」が等々力陸上競技場で開催されました。
川崎フロンターレは、今季リーグ戦初勝利をあげたアウェイ「松本山雅FC戦」と同じスターティングメンバーで臨みましたが、1-1のドローに終わりました。

今季リーグ戦での等々力陸上競技場初勝利はお預けとなりましたが、連敗が続いていたセレッソ大阪戦で、2017シーズン以来久々の「勝ち点1」を獲得しました。

■Jリーグ公式twitter 川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦


■本日の試合結果
本日の試合結果

■本日のフォーメーション
本日のフォーメーション

本日のスターティングメンバーは、1トップに沖縄出身の知念慶選手。前節では貴重な先制ゴールをダイビングヘッドで挙げ、本日も同点に追いつくゴールを決めました。

サイドハーフは右に昨シーズンMVPの家長昭博選手、左に阿部浩之選手
前節、この二人によるコンビネーションで追加点を挙げ、試合を決定づけました。

トップ下は川崎フロンターレを長年にわたって支え続ける中村憲剛選手です。

■家長昭博選手(手前)と中村憲剛選手(奥)
家長昭博選手(手前)と中村憲剛選手(奥) 

前列には中村憲剛選手を柱として、上記の通り前節で活躍した選手が起用されています。
負傷もあって出場機会を失っていた阿部浩之選手の復活には、喜んだサポーターも多かったでしょう。

■ボランチでフル出場の田中碧選手
ボランチでフル出場の田中碧選手 

そして中盤、ダブルボランチは大卒2年目の日本代表・守田英正選手、そしてユース出身の20歳・田中碧選手
「Jリーグで一番上手い」「フロンターレの心臓部」とも評される大島僚太選手が負傷で戦列を離れる中、チャンスをつかんでスタメンに定着しつつあるのが田中碧選手です。
このような若手の台頭も、J1リーグ3連覇のためには欠かせない要素です。

田中選手はここ1、2年でフィジカルが向上しています。
本日もボールを刈り取りつつ、攻撃にも参加することで中盤の強度を上げました。足元のボールタッチも、一瞬大島僚太選手かと思わせるような上手さを見せる場面もありました。

知念慶選手のゴールの時には、知念選手と重なるようになったため、「どけ!」と言われて精一杯ジャンプしたシーンが皆さんの印象に残ったかと思います。

デイフェンス陣は4バック。
センターバックは不動のレギュラー・谷口彰悟選手と北海道出身のファイター・奈良竜樹選手です。

その両サイド、サイドバックは左に登里亨平選手、右に鈴木雄斗選手でした。
攻防一体の戦術を重視する川崎フロンターレにあって、サイドバックは両サイドを高速で上がっていく攻撃的なポジションです。

「超攻撃的サイドバック」エウシーニョ選手が退団したあとを誰が埋めていくのか、この問題はまだ解決していません。
本日はスタメンから外れた車屋紳太郎選手や馬渡和彰選手、マギーニョ選手など、まだまだ試行が続いていくのではないでしょうか。

ゴールキーパーは元韓国代表のチョン・ソンリョン選手です。
柿谷曜一朗選手の鋭いシュートは止めようがありませんでしたが、本日も落ちついたプレイで川崎フロンターレのゴールを守りました。

■途中出場で復帰した小林悠選手
途中出場した小林悠選手

本日の1トップのスタメンは知念慶選手でしたが、後半に2017シーズン得点王・MVPの小林悠選手、元ブラジル代表のレアンドロ ダミアン選手も投入されました。

惜しいシーンもありましたが、セレッソ大阪のゴールを割ることができず、悔しいドローに終わりました。



■等々力陸上競技場前のソメイヨシノ
等々力陸上競技場前のソメイヨシノ

ところで、対戦相手のセレッソ大阪の「セレッソ」とは、スペイン語で「桜」という意味です。
そのため同クラブのユニフォームは鮮烈な桜色となっています。

折しも、等々力陸上競技場前のソメイヨシノは満開となっていました。
そんな季節にセレッソ大阪と対戦するというのは、非常にタイミングが良いといえるでしょう。

■お花見シート
お花見シート

お花見シート

そんな企画要素に、川崎フロンターレが乗らないわけがありません。
今回は特別に「お花見シート」がスタジアムに設置されていました。

このシートは3時間半飲み放題付きで、ひとり3,900円です。

この場所はホーム側の中では、最もアウェイ側に位置しています。
そのためホーム側でサポーターが集まる「Gゾーン」の応援よりも、アウェイ側の応援を間近に聞くことになります。

通常、観戦にあたって人気のあるエリアではないのですが、それでもお花見シートで多くのサポーターが楽しんでいらっしゃいました。

■中村憲剛選手による統一地方選挙啓発ブース
中村憲剛選手による川崎市議会議員選挙啓発ブース

さて、昨日のエントリでご紹介した通り、4月7日(日)には「第19回統一地方選挙」の投票が行われます。
統一地方選のうち、川崎市議会議員選挙のメインキャラクターには中村憲剛選手が起用され、川崎市内各地で啓発ポスターなどが展開されていました。

このブースでは、中村憲剛選手のデザイン入りポケットティッシュが先着3,000名に配布されていました。

明日、4月6日(土)の期日前投票もできますので、是非一票を投じていただければと思います。

■本日の等々力陸上競技場
本日の等々力陸上競技場 

川崎フロンターレの次の試合は、4月10日(水)のAFCチャンピオンズリーグ、蔚山現代戦です。
昨年はグループリーグ敗退に終わりましたので、こちらもまた負けられない戦いが続いていきますね。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(川崎フロンターレ 2019シーズン関連)
2019/1/14エントリ 川崎市「平成31年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで本日開催、1999年3月14日生まれ「ふろん太&ワルンタ」成人式も挙行
2019/1/15エントリ 川崎フロンターレが2019シーズン始動:川崎大師で必勝祈願、武蔵小杉にはバナナ隊長・MVP家長昭博選手や新年ご挨拶回りの田中碧選手らが登場
2019/2/15エントリ 川崎フロンターレの2019シーズン開幕「FUJI XEROX SUPER CUP」を控え、武蔵小杉周辺のJ1連覇祝賀メッセージ「追補版」をご紹介
2019/2/16エントリ 川崎フロンターレが「FUJI XEROX SUPER CUP」で浦和レッズに勝利しカップ戦初タイトルを獲得、「小杉らぁめん夢番地」に祝賀メッセージが登場
2019/2/20エントリ 東急武蔵小杉駅南口・耐震補強工事中の通路壁面に川崎フロンターレ応援ディスプレイが登場
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2019/2/23エントリ 川崎フロンターレホーム開幕戦「多摩川クラシコ」はFC東京とドロー、等々力陸上競技場のトラックが青色一色「フロンターレ仕様」でお披露目
2019/2/28エントリ 等々力陸上競技場に町工場グループ「チーム等々力」による川崎フロンターレ金属加工モニュメント・2018シーズン版が登場、J1連覇の戦績を記録
2019/3/1エントリ J1リーグ第2節・川崎フロンターレvs鹿島アントラーズは1-1ドロー、等々力陸上競技場には新調された選手送迎バスが登場
2019/3/10エントリ 川崎フロンターレ「アウェイ横浜F・マリノス戦」観戦レポート:2-2ドローも田中碧選手が絶妙パスでアシスト、レンタル中・三好康児選手は募金活動実施
2019/3/13エントリ 川崎フロンターレが齋藤学選手のゴールによりシドニーFCを下す、今季ACL・等々力陸上競技場で初勝利
2019/3/17エントリ 川崎フロンターレがガンバ大阪に敗れJ1リーグ4戦未勝利、フロンパークでは「フロンターレ牧場」「ふろん太&ワルンタ成人祝い」が開催
2019/4/1エントリ 川崎フロンターレが松本山雅FCに2-0で勝利、知念・阿部両選手の得点により今季J1リーグ初勝利

(選挙関連)
川崎市 第19回統一地方選挙 ウェブサイト
2009/9/5エントリ 武蔵小杉再開発地区初の国政選挙
2009/10/19エントリ 川崎市長選挙が10月25日に投票・あなたの一票、おっき~な!
2010/6/24エントリ 本日参院選公示:武蔵小杉周辺の選挙掲示板
2010/7/2エントリ 武蔵小杉を走る選挙公報バス
2017/10/21エントリ 「コスギフェスタ2017」本祭開催レポート:ハロウィン企画を雨天決行、22日衆院選・市長選を控え「選挙に行こう!」キャンペーンも実施2019/4/4エントリ 第19回統一地方選が4月7日(日)投票、川崎市議会議員選挙のメインキャラクター・川崎フロンターレ中村憲剛選手の広報物が各地に展開

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