武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
09月09日

シティタワー武蔵小杉商業施設・最後の1区画にクリニックを募集、「関原デンタルオフィス」とのバッティングは回避

【Reporter:はつしも】

シティタワー武蔵小杉の商業施設に残された最後の1区画において、クリニックの募集が行われていることがわかりました。
現地において、募集告知が掲示されています。

■シティタワー武蔵小杉と低層部の商業施設(2階のクリニック募集区画)
シティタワー武蔵小杉と低層部の商業施設 

シティタワー武蔵小杉は、東京機械製作所玉川製造所第二工場跡地を住友不動産が買収・開発した53階建てのタワーマンションです。

その1階~2階には商業施設と駐輪場が整備されており、これまでに上記写真2階に見える区画以外のテナントについては、本サイトで一通りご紹介してきました。

■2階のクリニック募集告知
2階のクリニック募集告知

先日より、2階に残されたさいごの1区画に、クリニック募集の告知が掲示されているのが見えました。

■クリニック募集の区画
クリニック募集の区画

クリニック募集の区画

2階に残されているのは、認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」の手前の1区画です。

ここはクリニック募集告知によると、38.94坪あるということです。

■メディカル・イノベーション 開業物件 シティタワー武蔵小杉
http://www.medicalinnovation.co.jp/property/211.html

募集元の「メディカル・イノベーション」のウェブサイトには、シティタワー武蔵小杉のクリニック募集情報が掲載されていました。

2016年1月30日には掲載されていたようですから、かねてからクリニックを募集していたもののなかなか埋まらず、今回現地にも掲示を出した、ということのようです。

■募集区画の内部
募集区画の内部

募集企画はT字のような、やや変則な形をしていますが、クリニックを開業するには十分な面積があります。

前掲の募集サイトによると、募集する診療科は内科・眼科・耳鼻咽喉科・小児科・婦人科・皮膚科・心療内科・その他ご相談となっています。

「歯科以外の募集」となっていますが、これは商業施設1階にはすでに「関原デンタルオフィス」が開業していることによるものです。
同商業施設で歯科が2院バッティングしてはいけないですから、当然の措置といえるでしょう。

■1階「関原デンタルオフィス」
関原デンタルオフィス

「関原デンタルオフィス」は、武蔵小杉新駅前「シティハウス武蔵小杉」2階の「関原デンタルクリニック」の分院にあたります。

本院の「関原デンタルクリニック」では予約が取りづらい状況になっており、同じく住友不動産分譲物件「シティタワー武蔵小杉」にも進出することとなったものです。

「関原デンタルオフィス」は、シティタワー武蔵小杉商業施設のテナントとしては早めの、7月1日に開院していました。

■シティタワー武蔵小杉商業施設1階の平面図
シティタワー武蔵小杉商業施設1階の平面図 

■2階の平面図
2階の平面図

さて、そのようなわけで、仮に入居するクリニックが首尾よく見つかれば、上記のような形で商業施設の全体が固まることになります。

ただ、現在のクリニック募集は少なくとも1月から実施しているわけですから、不調に終わって別業種の募集に切り替える可能性もゼロとはいえません。

府中街道沿いの「すきずき」の雑居ビルをクリニックモールに建て替える計画が具体化してから白紙になった実例もありますし、シティタワー武蔵小杉の商業施設も当初はクリニック3院の募集を行っていたものが途中で切り替えになりました。

とりあえず、現段階ではさいごの1区画でクリニックの募集が行われている、というのが確認できる事実ということになります。

武蔵小杉周辺のクリニックは混雑しているところも多いですし、地域のニーズに応えるようなクリニックが入ると良いですね。

■シティタワー武蔵小杉
シティタワー武蔵小杉

【関連リンク】
関原デンタルクリニック ウェブサイト
公文式ウェブサイト シティタワー武蔵小杉教室
住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館
住友不動産ニュースリリース 住友不動産リフォームギャラリー武蔵小杉グランドオープン
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法
2016/1/22エントリ 完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ
2016/3/15エントリ 「シティタワー武蔵小杉」竣工・公開空地オープン、店舗13区画のうち2階にクリニック3院のオープンを計画
2016/4/19エントリ シティタワー武蔵小杉1~2階の325台駐輪場が供用開始、定期利用も受付中
2016/5/8エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設1階にシティハウス武蔵小杉の「関原デンタルクリニック」分院が7月1日開院決定
2016/5/10エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設2階に「公文式」が7月オープン、2階1区画にも住友不動産マンションギャラリーが入居へ
2016/6/3エントリ シティタワー武蔵小杉1~2階商業施設が7区画に再編、大部分が住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館に
2016/6/7エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設1階の残り区画に「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」が入居、総合マンションギャラリーと併せ商業施設の大半が住友不動産の販売拠点に
2016/7/2エントリ シティタワー武蔵小杉に「関原デンタルオフィス」「公文式」「住友不動産総合マンションギャラリー2階増床」がオープン
2016/7/30エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設1階最後の空き区画に「住友不動産リフォームギャラリー武蔵小杉」が本日オープン

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2016年
09月08日

武蔵小杉周辺の中原警察署・交番11か所を巡る旅で確認する、各地の海抜表示

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉には中原警察署があり、その管轄の交番が周辺に多数配置されています。
これらの施設には必ず建設地の地盤の海抜が掲示されていまして、今回はこの海抜を確認しながら、警察署と各交番を回ってみました。

■中原警察署
中原警察署

中原警察署

最初はもちろん、中原警察署です。

中原警察署は1889年(明治22年)に高津分署中原駐在所として発足し、1948年(昭和23年)に中原警察署に改組されました。
現在の庁舎は2008年3月に竣工したもので、2008年4月15日より 新庁舎として使われています。

この場所の地盤は海抜約8mでした。

■武蔵小杉駅前交番
武蔵小杉駅前交番

武蔵小杉駅前交番

続いて交番を回っていきましょう。
武蔵小杉の交番といえば、やはり北口の武蔵小杉駅前交番ですね。

ここは海抜約7mと、中原警察署より1m低くなっています。

■小杉交番
小杉交番

海抜8m

よりシンプルな名前がついているのが、小杉十字路の小杉交番です。

中原街道の歴史的景観にあわせて、2010年3月4日に「蔵」をイメージしたデザインに生まれ変わりました。

小杉交番の海抜(約8m)は、交番の建物内に掲示されています。

■宮内交番
宮内交番

宮内交番

小杉十字路から府中街道を北上すると、宮内小学校の先に宮内交番があります。

ここは海抜約11mと、今回ご紹介する武蔵小杉周辺の交番の中ではもっとも海抜が高くなっています。

確かに、府中街道を武蔵小杉から北上していくと、緩やかな上り坂になっていることがわかります。

■丸子橋交番
丸子橋交番

海抜8m

では、より水辺に近い丸子橋交番はどうか…と思って見てみますと、海抜約8mでした。

武蔵小杉駅前交番よりも、約1m高くなっています。

■木月交番
木月交番

木月交番

続いて、元住吉方面もめぐってみましょう。

こちらは関東労災病院南側にある、木月交番です。

海抜は約6mと、今回ご紹介する交番の中では低い部類にあたります。

■木月三丁目交番
木月三丁目交番

木月三丁目交番

木月交番から綱島街道を南下し、木月四丁目交差点から尻手黒川道路に入ると、ほどなく木月三丁目交番が見えてきます。

こちらも海抜約6mです。

武蔵小杉駅周辺よりも、こちら方面のほうが少し海抜が低いのですね。

■井田交番
井田交番

井田交番 

尻手黒川道路を進み、ライフ中原井田店前から井田中ノ町商店街方面に入っていくと、井田交番があります。

海抜約7mと、少し高くなりました。

■下小田中交番
下小田中交番

下小田中交番

さて、井田交番から武蔵中原方面に北上していきましょう。
下小田中の住宅街の中に、下小田中交番がありました。

ここは海抜約8mと、少し高くなっています。

■武蔵中原駅前交番
武蔵中原駅前交番

武蔵中原駅前交番

下小田中の住宅街を抜けると、南武沿線道路沿いの「エポックなかはら」となりに武蔵中原駅前交番がありました。

ここは、海抜約9mです。

井田交番(海抜約7m)→下小田中交番(海抜約8m)→武蔵中原駅前交番(海抜約9m)→宮内交番(海抜約11m)と、尻手黒川道路付近から北上していくほどに海抜が上がっていくことがわかります。

■下沼部交番
下沼部交番

下沼部交番 

最後に回ったのが、下沼部小学校隣の下沼部交番です。

今回ご紹介した交番の中ではもっとも海抜が低く、約5mでした。

一番高かった宮内交番の約11mとは約6mの差があります。
実際に6mの高さをイメージしてみると、結構差が大きいですね。

中原区といえば井田山を除いて平坦なイメージですが、平地に見える部分でもそれなりに緩やかな高低差があることがわかりました。

■武蔵小杉周辺の交番マップ
  武蔵小杉周辺の交番マップ
 
本エントリでは、上記マップのうち中丸子交番以外の、武蔵小杉周辺の交番をご紹介しました。

近年は武蔵小杉駅東口での再開発が進み、北口だけでなく再開発地区側での交番設置の要望もあるようです。

普段はあまりお世話になることもないと思いますが、交番の前を通った際にでも、海抜の掲示などに注目してみてください。

【関連リンク】
中原警察署ウェブサイト 交番案内
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 中原警察署建て替え
2010/4/25エントリ 小杉十字路の小杉交番完成
2014/9/15エントリ 武蔵小杉駅北口の「武蔵小杉駅前交番」が2014年11月4日まで閉鎖、「デイリーヤマザキ」が9月10日閉店

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2016年
09月07日

臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備

【Reporter:はつしも】

中原区には、川崎市上下水道局の配水施設「平間配水所」が上平間にあります。
今回は、この「平間配水所」周辺をめぐってみました。

■上平間の「平間配水所」
上平間の「平間配水所」

「平間配水所」は、川崎市臨海部へ供給する工業用水の水量・水圧の調整に加えて、多摩区の長沢浄水場・生田浄水場のバックアップとしての機能も有する施設です。

中原区においては、平間駅よりも南側、府中街道と南武沿線道路に挟まれた最南端にあります。

■「平間配水所」の調圧塔
「平間配水所」の給水塔

■調圧塔前の警告
水道施設の警告

平間配水所でひときわ目立つのが、こちらの調圧塔です。

この調圧塔は1955年、長沢浄水場で処理した工業用水を臨海部に送るための圧力調整を行うために建設されました。
しかしながら管路の耐圧性能向上などにより1979年にはその役割は不要となり、現在では倉庫として活用されています。

この調圧塔に限らず、平間配水所では施設の老朽化が進んでいます。
耐震性の問題等もあり、これまでに調整池・ポンプ棟・ポンプ設備・自家発電設備などの更新が行われてきました。

■平間配水所の施設
平間配水所の施設

平間配水所は、上平間に広大な敷地を有しています。

川崎市では施設の更新に加えてこの敷地をコンパクト化することで、他の用途に転換することを計画しています。

■川崎市中部学校給食センター建設地
川崎市給食センターの建設地

川崎市中部学校給食センター建設地 

その用途転換のひとつが、川崎市中部学校給食センターの建設です。

同センターでは日吉中・平間中・玉川中・住吉中・井田中学校、今井中・中原中・宮内中・西中原中・高津中・西高津中・野川中・平中・稲田中の12校の中学校給食を2017年12月から提供する予定となっています。

当初予定よりも遅れる形になりましたが、中学校給食のスタートを心待ちにされている方も多いのではないでしょうか。

またこのほか、2014/11/28エントリでお伝えした通り、高津区蟹ヶ谷の川崎市動物愛護センターも2018年度をめどに平間配水所の敷地に移転してくる予定です。

■平間配水所の遊歩道
平間配水所の遊歩道 

平間配水所の再整備にあたっては、市民の避難所としても活用できる緑地が整備される方針が川崎氏より示されています。

現在の敷地内にも、自由に通行できる遊歩道が一部整備されていました。

 
平間配水所の再整備に関しては、昨年川崎市によるパブリックコメント募集が行われていました。
川崎市のウェブサイトに再整備案に関する資料が掲載されていますので、関連リンクをご参照ください。

【関連リンク】
川崎市 パブリックコメント 「平間配水所用地の有効利用に関する整備方針(案)」に対する意見募集について
川崎市上下水道局 ウェブサイト
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2015/5/26エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」

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2016年
09月06日

大野屋前の「旧第一勧業銀行」跡地を「みずほ銀行武蔵小杉支店」として再整備、小杉町3丁目東地区再開発により現店舗から移転へ

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目の「大野屋小杉店」の向かい側で長年塩漬けになっていた「旧第一勧業銀行武蔵小杉支店」が、現在の「みずほ銀行武蔵小杉支店」の移転先として再整備されることとなりました。

長年建物前を覆っていた仮囲いが取り外され、搬出入が可能なフェンスに取り換えられました。

■旧第一勧業銀行武蔵小杉支店
旧第一勧業銀行武蔵小杉支店

■「第一勧業銀行」の文字の跡
「第一勧業銀行」の文字の跡

みずほ銀行は、2002年に当時の第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の分割・合併によりみずほコーポレート銀行とともに誕生したメガバンクです。

2013年にみずほコーポレート銀行に吸収される形で消滅しましたが、新称号をあらためて「みずほ銀行」としたため、一般利用者としてはみずほ銀行が変わらず法人として存続しているように見える形態になっています。

大手都市銀行であった第一勧業銀行と富士銀行の統合により、当時は主要各駅において両行の支店が「みずほ銀行」として重複するかたちになりました。

それらの店舗は順次、統廃合が進められてきたところです。

■現在の「みずほ銀行武蔵小杉支店」
現在の「みずほ銀行武蔵小杉支店」

そうした中、多くの街と同様に、武蔵小杉においても両行の2支店が重複になりました。

「みずほ銀行武蔵小杉支店」(旧第一勧業銀行・大野屋前)、「みずほ銀行武蔵小杉駅前支店」(旧富士銀行・中原図書館隣)として一時併存していたものの、2006年2月13日に前者が存続、後者が廃止という形で統廃合が行われました。

この際、非常にわかりにくいのですが、旧第一勧業銀行(大野屋前)が存続したものの、店舗の建物は廃止になった旧富士銀行(中原図書館隣)を使用するというかたちがとられました。
そのため、一見すると旧富士銀行の店舗が残ったようですが、実は旧第一勧業銀行の店舗が存続したということになります。

これは、前述のみずほ銀行・みずほコーポレート銀行の統合の仕方と、少し似ていますね。
パズルのように複雑ですが、当時日本橋支店、松戸支店、向ヶ丘支店など、多数の支店で同様の統合手法がとられています。

■開閉式のフェンス設置
開閉式のフェンス設置

■「みずほ銀行武蔵小杉支店改修工事」
「みずほ銀行武蔵小杉支店改修工事

しかしながら、現在のみずほ銀行武蔵小杉支店は、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業により本年度中に立ち退きを行う必要があります。
そこでかねてから塩漬けにしてあった、旧第一勧業銀行武蔵小杉支店の建物が再度活用されることになったわけです。

これはおそらく、ある程度予定されていたものでしょう。

みずほ銀行武蔵小杉支店の移転にあたり、冒頭に申しあげた通り、10年以上閉鎖されていた旧第一勧業銀行武蔵小杉支店の仮囲いが取り外され、開閉式のフェンスになりました。
また出入口には、「みずほ銀行武蔵小杉支店改修工事」の看板が出ています。

長年使っていなかった古い建物ですから、あちこち不具合も出ているでしょう。
それらの改修を行ったうえで、「みずほ銀行武蔵小杉支店」としてあらためてオープンするものと思います。

旧第一勧業銀行の支店が、10年越しに戻ってくるということになりますね。



■小杉町3丁目東地区の「川崎信用金庫武蔵小杉支店」
小杉町3丁目東地区の「川崎信用金庫武蔵小杉支店」

さて一方、小杉町3丁目東地区には、同じく金融機関として「川崎信用金庫武蔵小杉支店」があります。
こちらは府中街道沿いに2016年10月11日に移転することを、2016/7/4エントリでお伝えしました。

■川崎信金移転先の仮店舗ビル
川崎信金移転先の仮店舗ビル

川崎信金移転先の仮店舗ビル

移転先の仮店舗は「64Cafe+Ranai」前の駐車場用地に4階建てで新築
され、ほぼ外観は完成しています。
金融機関ですから、高度なセキュリティやシステムインフラの構築なども移転までに行われることでしょう。

これらの金融機関2店舗に加えて旧中原図書館もすでに移転が完了していますので、小杉町3丁目東地区の立ち退きもいよいよ本格的に進捗してきた感があります。

【関連リンク】
みずほ銀行 店舗統合のお知らせ(2011年資料。PDFファイル)川崎信用金庫ウェブサイト 武蔵小杉支店仮店舗移転のお知らせ
小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ
2016/3/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:旧中原図書館の暫定バイク駐車場が6月末閉鎖、再開発地区内の移転進む
2016/6/6エントリ 「小杉こども文化センター」代替施設が中原区役所敷地内に6月1日暫定開設、小杉町3丁目東地区再開発地区内に整備する仮施設に同施設や「メガネのオーサカ」が移転へ
2016/7/4エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:「川崎信金武蔵小杉支店」が2016年10月11日府中街道沿いに移転決定、旧中原図書館のバイク駐車場が6月末で閉鎖完了

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2016年
09月05日

リッチモンドホテルプレミア隣接の川崎バルブ用地に「スーパーホテル」に加え「トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉駅前店」が10月15日(土)オープン決定

【Reporter:はつしも】

リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接の「株式会社川崎バルブ」の用地に、「トヨタレンタリース神奈川(トヨタレンタカー) 武蔵小杉駅前店」が2016年10月15日(土)にオープンすることがわかりました。

■「トヨタレンタリース神奈川 武蔵小杉駅前店」がオープンする川崎バルブの用地
「トヨタレンタカー武蔵小杉駅前店」のオープン予定地

■同用地にオープンする「スーパーホテル」の看板
スーパーホテルの看板

株式会社川崎バルブの用地は、リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉、東海道新幹線、上丸子跨線橋に挟まれた三角地帯になります。

ここは川崎バルブの事務所のほか、周辺工事の作業ヤード、駐車場として活用されてきましたが、工事の進捗によりこのたび事務所の建て替えおよび同社を事業主とした「スーパーホテル」が建設されることがあきらかになっています。

■株式会社川崎バルブの新事務所の建物
川崎バルブの新事務所の建物

■新事務所建設の看板
新事務所建設の看板

「トヨタレンタリース神奈川 武蔵小杉駅前店」は、川崎バルブの新事務所の建物内に入居するようです。

この事務所は2階建てで、ニッポンレンタカーが利用するのはその一部ということになるでしょう。

■武蔵小杉新駅コンコースのオープン告知
武蔵小杉駅コンコースのオープン告知

武蔵小杉駅コンコースのオープン告知

武蔵小杉新駅のコンコースには、「トヨタレンタリース神奈川 武蔵小杉駅前店」のオープン告知が掲示されていました。

この地図を参照すると、確かに川崎バルブの事務所にオープンすることがわかります。

■トヨタレンタリース神奈川 武蔵小杉店
トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉店

■トヨタレンタリース神奈川 店舗案内 武蔵小杉店
http://www.r-kanagawa.co.jp/shop/musashikosugi.html

トヨタレンタカーは、中原区にはすでに小杉御殿町交差点北側の府中街道沿いに「武蔵小杉店」があります。

こちらは東急線より西側のエリアをカバーし、新店舗の「武蔵小杉駅前店」は東側をカバーするということでしょう。

■ニッポンレンタカー中原区役所前営業所
ニッポンレンタカー中原区役所前営業所

■ニッポンレンタカー武蔵小杉駅北口営業所
ニッポンレンタカー武蔵小杉駅北口営業所

レンタカーの店舗としては、ほかに武蔵小杉駅周辺にはニッポンレンタカー2店舗などがあります。

このうち東急線高架下、「NATURA MARKET」隣の店舗は、9月1日付で名称が「武蔵小杉駅前営業所」から「武蔵小杉駅北口営業所」に変更されました。

たまたまでしょうが、はからずも「トヨタレンタカー武蔵小杉駅前店」と店舗名の重複を回避するような格好になりました。


このたびオープンする「トヨタレンタリース神奈川 武蔵小杉駅前店」は、武蔵小杉再開発地区では初のレンタカー店舗となります。
電車ネットワークが至便な武蔵小杉駅前のマンションで、車を持たずに機能的に暮らす方も多く、近年は周辺の「三井のリパーク」などでカーシェアリングの営業も増えてきました。

人口も増加する中、レンタカーについても一定のニーズが見込めるということなのでしょうね。

【関連リンク】
スーパーホテル ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区
2008/1//27エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体開始
2008/3/24エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉オープン
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2011/5/22エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の窓掃除
2012/8/23エントリ 武蔵小杉の不動産屋さん「帝観ホテル」と、「ビジネスホテル小杉」
2016/1/15エントリ 「ホテル精養軒」の新本館がグランドオープン、レストランラウンジで「おかし工房しいの実」コラボのシフォンケーキ提供中
2016/1/20エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接地に「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」が出店、小杉駅東部地区A地区に6年ぶりの開発
2016/8/14エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接のビジネスホテル計画が格安ホテル「スーパーホテル」に決定

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2016年
09月04日

法政通り商店街の「夜みこし」と、綱島街道を渡る「市ノ坪神社祭礼」の子供みこし

【Reporter:はつしも】

2016年9月3日(土)に、法政通り商店街の「夜みこし」が開催されました。
また同日から9月4日(日)にかけて、法政通り商店街近く、市ノ坪神社の祭礼が執り行われました。

■法政通り商店街の入口と「夜みこし」
法政通り商店街の入口と「夜みこし」

商店街を練り歩く「夜みこし」

法政通り商店街の「夜みこし」は、同商店街の夏の最後を飾る風物詩です。
商店街の中を明るく輝く神輿と、針金ハンガーで作ったねぶたが練り歩きます。

■明るい「夜みこし」
明るい「夜みこし」

■雨天に備え、ビニールに包まれた提灯
雨天に備え、ビニールに包まれた提灯

夜みこしは、法政通り商店街各店舗の協賛による提灯がついています。
この日は降雨も懸念されたため、提灯がビニールに覆われていました。

提灯の中には、すでに閉店した文具店「ペンギン堂」などもあり、ちょっと懐かしい気持ちもいたします。

■大野屋小杉店前の「夜みこし」
大野屋小杉店前の「夜みこし」

「夜みこし」は、法政通り商店街から府中街道を超えて、大野屋小杉店前まできていました。

ここは武蔵小杉駅前通り商店街のエリアに入っています。

■針金ハンガーねぶた
針金ハンガーねぶた

夜みこし

そして「夜みこし」に続いて「針金ハンガーねぶた」の登場です。

これは針金ハンガーを組み合わせて形をつくり、それに紙をはりつけてねぶたをつくりあげています。

例年この魚の形がおなじみですが、さて、尾びれがないようです。

■今市橋にあった忘れ物
今市橋の落とし物

今市橋に、大きな落とし物がありました。
「落とし物です 持ち主を探しています」
ということで、これはぜひお魚さんに伝えてあげましょう。

■昼間の針金ハンガーねぶた
昼間の針金ハンガーねぶた

なお、この「針金ハンガーねぶた」を昼間に見るとこのようになります。

毎年、微妙に仕上がりが違いますね。



■市ノ坪神社祭礼
市ノ坪神社祭礼

法政通り商店街の「夜みこし」は、毎年「市ノ坪神社祭礼」と同日程で開催されています。

9月3日、4日は2日間にわたって祭礼が行われていました。

■市ノ坪神社境内の露店
市ノ坪神社の露店

市ノ坪神社の境内には、金魚すくいや射的、かき氷などの定番の露店が並んでいました。

また境内脇の駐車場にはステージが組まれ、演芸大会も開催されました。

東横線越しに見上げると、新たに完成したタワーマンション「シティタワー武蔵小杉」の姿があります。
新旧が融合する、武蔵小杉らしい風景でした。

■綱島街道をわたる子供みこし
綱島街道をわたる子供みこし

市ノ坪は、綱島街道を挟んで細長く東西に広がっています。

本日は子供みこしが、綱島街道を横断して市ノ坪神社方面に向かっていく姿を見かけました。

このみこしは長年同じコースを通っていたものと思いますが、綱島街道は拡幅され、ここから見える風景も大きく変貌しました。

8月から9月にかけては、来週末の小杉神社祭礼など、武蔵小杉駅周辺各地の神社で祭礼が行われます。
各地でご参加される方も、多くいらっしゃることでしょう。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 市ノ坪神社
2010/9/4エントリ 法政通り商店街の「夜みこし」2010
2016/8/17エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が台風耐久仕様に/9月3日(土)「夜みこし」が担ぎ手を募集

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2016年
09月03日

パークシティ武蔵小杉のシンボルツリー「ヒマラヤスギ」が倒木リスクのために本日伐採

【Reporter:はつしも】

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー・ミッドスカイタワーのシンボルツリーとなるヒマラヤスギのうち、ステーションフォレストタワー側が本日伐採されました。

※9/8追記
なお、このヒマラヤスギは両タワーで別個に維持管理されており、ミッドスカイタワー側のヒマラヤスギについては現在特に倒木リスク等は認められておらず、伐採の予定もないということです。
 
■伐採前のヒマラヤスギ
伐採前のヒマラヤスギ 

東急武蔵小杉駅東口においては、再開発初期においてパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー・ミッドスカイタワーが建設されました。

それに伴って両タワーの間には、綱島街道まで「都市計画道路 武蔵小杉駅南口線」が整備されました。
この道路と綱島街道の交差点にタワーと一緒にそびえたっていたのが、2本のヒマラヤスギです。

伐採後のヒマラヤスギ
伐採後のヒマラヤスギ

本日、前述の通りパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー側のヒマラヤスギが伐採されました。

写真右手に、ヒマラヤスギの姿が消えているのがわかるでしょうか。

■ヒマラヤスギの伐採跡
ヒマラヤ杉の伐採跡

ヒマラヤスギの伐採跡

こちらが、本日のヒマラヤスギの伐採跡です。

現地には切り株が残り、伐採されたヒマラヤスギは小分けにされてトラックの荷台に積み込まれています。

■伐採前、倒木の危険が懸念されたヒマラヤスギ(2016年4月)
伐採前、倒木の危険が懸念されたヒマラヤスギ

■ヒマラヤ杉の倒木防止
ヒマラヤ杉の倒木防止

■倒木危険により通行止め
倒木危険により通行止め

このヒマラヤスギは、2016年4月ごろには倒木の危険があるということで、周囲に補強が施されるとともに立ち入り禁止になっていました。

それから5か月ほどが経過したのち、結局伐採ということになりました。


大きな木ですので残せたほうがもちろん良いのですが、もし倒れれば大変危険です。
台風の季節を迎え、万が一けが人等が出てしまうことがあってはいけませんし、やむなしというところでしょう。



■川崎市平和館前の街路樹伐採
川崎市平和館前の街路樹伐採

川崎市平和館前の街路樹伐採

なお、タイミングを同じくして、綱島街道沿いでは中原平和公園の川崎市平和館前の街路樹が伐採されていました。

こちらもなかなか立派な木でしたが、何らかリスクがあったのでしょう。

■「巽橋」そばのソメイヨシノ伐採
渋川「巽橋」付近のソメイヨシノ伐採 

武蔵小杉では、北口の南武沿線道路においてケヤキの倒木事故が発生して以来、街路樹の検査が行われていました。

その一環で、2016年5月には渋川沿いのソメイヨシノが腐朽のため伐採されています。


街路樹の命も永遠ではありませんので、定期的な健康診断は必須ですし、大切に育てていくことも大切ですね。

■倒木の断面(@gom6105さん提供)
倒木の断面

【関連リンク】
2013/5/7エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れ、南武沿線道路が一時不通に
2013/5/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの街路樹倒木後、川崎市が南武沿線道路の街路樹を調査
2013/5/18エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の倒木事故を受け、川崎市が街路樹剪定作業を実施
2013/5/24エントリ 武蔵小杉タワープレイス周辺風害対策の追加植樹が完了
2013/7/18エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の倒木事故を受け、南武沿線道路の街路樹を一部伐採
2016/7/12エントリ 渋川沿い、法政二中・高前のソメイヨシノが伐採、植樹60年を数え各所で腐朽が進む

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2016年
09月02日

川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開

【Reporter:たちばな】

川崎市市民ミュージアムで、2016年9月25日(日)まで「描く!マンガ展」が開催されています。

■川崎市市民ミュージアムの「描く!マンガ展」
川崎市市民ミュージアムの「描く!マンガ展」

「描く!マンガ展」は、「描く」「人に見せる」「たのしむ」という、マンガの本質に着目し、人気漫画家の作画技術や時代背景の変化等にも光をあてる企画展です。

今回は赤塚不二夫、手塚治虫、藤子不二雄Aなど20世紀を中心に活躍した巨人たちをはじめとして、PEACH-PITなど現代の漫画家の原画等も展示を行っています。

■さいとう・たかを「ゴルゴ13」
さいとう・たかを「ゴルゴ13」

「描く!マンガ展」の特徴のひとつは、展示エリアの大部分が「撮影OK」になっているということです。
こちらはさいとう・たかを氏の「ゴルゴ13」です。

超一流のスナイパー・デューク東郷(通称ゴルゴ13)の活躍を描いた劇画作品で、小学館の「ビッグコミック」において現在も連載中です。
1968年の連載開始から50年近くが経過し、コミックスが180巻を越える超大作です。

壁面にコミックスを並べると、圧倒されます。

■ゴルゴ13が使う「M-16」
ゴルゴ13が使う「M-16」

■さいとう・たかを氏の原画
さいとう・たかを氏の原画

■漫画家・田中圭一氏による作画の解説
作画の解説

本企画展では、原画の展示だけでなく、漫画家・田中圭一氏による作画の技術的な解説も随所に挿入されています。

■島本和彦氏の作画解説
島本和彦氏の作画解説

田中圭一氏の技術的な解説は決して難しいものではなく、例示された絵を見れば感覚的にわかるようになっています。

■島本和彦氏の「アオイホノオ」
島本和彦氏「アオイホノオ」

解説にある島本和彦氏といえば、漫画家志望の青年が悩み、のたうち回る青春を描く「アオイホノオ」が連載中です。

■竹宮恵子氏「風と木の詩」
竹宮恵子氏「風と木の詩」

竹宮恵子氏「風と木の詩」

さいとう・たかを氏のきわめて男性的な絵柄から一転して、少女マンガの名作、竹宮恵子氏の「風と木の詩」です。

学校の寄宿舎を舞台にしたいわゆる「ギムナジウムもの」の代表的な作品で、少年愛が大きなテーマになっています。

1976年から1984年にかけて描かれ、同時期以降の作品に大きな影響を与えました。

■「風と木の詩」のクロッキーノート
「風と木の詩」のクロッキーノート

■実際の雑誌掲載
実際の雑誌掲載

本企画展では、「風と木の詩」のクロッキーノートや、雑誌掲載された完成品も展示されていました。
こうしてみると、実際の作画プロセスの一端がわかります。

■市民ミュージアム「マンガライブラリー」の「風と木の詩」
「風と木の詩」 

なお、市民ミュージアムの「マンガライブラリー」には「風と木の詩」が収蔵されており、自由に読むことができます。
「マンガライブラリー」については2016/6/23エントリでご紹介しておりますので、ご参照ください。

■本企画展内の閲覧コーナー
本企画展内の閲覧コーナー

本企画展内の閲覧コーナー

また、「マンガライブラリー」だけでなく、本企画展の会場内にも、閲覧コーナーが設置されていました。
こちらには「ゴルゴ13」がずらりと並んでいました。

■アニメ誌・アニパロ投稿誌
アニメ誌・アニパロ投稿誌

アニメ誌・アニパロ投稿誌

マンガのカルチャーの歴史を振り返る上で外せないのが、マンガ作品を題材に愛好家などが創作活動を行う「二次創作」です。
人気漫画家の原画等とあわせて、「アニメ誌・アニパロ投稿誌」のコーナーも設置されていました。

「アニパロ投稿誌」とは、当時の人気アニメ・漫画等を元ネタにしたパロディーを投稿する雑誌で、代表的な雑誌に「ファンロード」などがありました。

■同人誌専門印刷会社「ねこのしっぽ」コーナー
同人誌専門印刷会社「ねこのしっぽ」コーナー

同人誌専門印刷会社「ねこのしっぽ」コーナー

近年では、「アニパロ投稿誌」よりも、「同人誌」のほうが言葉としては一般に知られているように思います。
新丸子には同人誌専門の印刷会社「ねこのしっぽ」があります。

同人誌に携わる愛好家の間では有名な会社で、本サイトでも高津区下野毛の玉川工場2015/6/1エントリで簡単にご紹介しておりました。

■作画機材の体験
作画機材の体験

作画機材の体験

かつてのマンガ製作は紙とペンによるアナログでしたが、現在はペンタブレット等を活用したデジタル製作が広がっています。
そんなデジタル製作の機材も、会場で体験できるようになっていました。

■「デリータ―」の画材体験
「デリータ―」の画材体験

■「デリータ―」の画材でカラーリングした作品
「デリータ―」の画材でカラーリングした作品

川崎市多摩区には、マンガ等の画材専門メーカー「デリータ―」があります。
同社はイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「川崎市商品フェア」にも出店しており、2016/5/22エントリでご紹介しておりました。

同社のカラー画材は非常に発色がよく、プロの漫画家にも愛用されているということです。
そのデリータ―のカラー画材を使って、塗り絵を楽しめるコーナーがありました。

■会場外のミュージアムショップ
会場外のミュージアムショップ

■会場外の展示
会場外の展示

さらに、本企画展の会場外にも、ミュージアムショップでの関連マンガグッズ販売や、関連の展示があります。
こちらは入場料はかかりません。

少女誌「なかよし」の表紙の歴史を振り返る展示などは、なつかしく感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


以上、展示のごくごく一部のみご紹介いたしました。

この展示に加えて、川崎市市民ミュージアムではマンガ関連のワークショップも開催しています。
定員のある企画は多くがすでに満席となっていますが、一部まだ申し込みが可能な抽選企画や、当日先着順の企画もありますので、ご関心ありましたらどうぞご参加ください。

■川崎市市民ミュージアム 描く!マンガ展
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/drawing-manga/

■なかよし編集部が行く!―最強まんが教室
内容 企画展「『描く!』マンガ展」の関連イベント。少女マンガ雑誌『なかよし』の編集部が特別出張!『なかよし』でデビューしたマンガ家・伊藤みんご先生をゲストに、プロまでの道のりや漫画の描き方の基本を学べます。
日時 2016年09月18日 14:00-16:00
会場 3F体験学習室
対象 小学生以上
定員 20名(要・事前申込。申込多数の場合は抽選)
講師 伊藤みんご(『なかよし』掲載作家)、なかよし編集部
特別協力 デリーター株式会社
参加費 無料
申込方法 下記申し込みページからお申込みください。
申し込みページ
応募締切 9月4日(日) ※往復はがき・FAXでのお申込みも受付。
講師プロフィール 伊藤みんご(『なかよし』掲載作家)
3月21日生まれ、おひつじ座のAB型。『眠れぬ姫に君』で「なかよしラブリー」(2008年秋の号)よりデビュー。

■マンガお絵かき教室
内容 企画展「『描く!』マンガ展」の関連イベント。東京工芸大学マンガ学科の学生が「マンガを描く」第一歩をサポートします。マンガ制作に実際に使われている画材も体験できます。
日時 2016年09月10日 14:00-16:00
会場 1F 逍遥展示空間
対象 どなたでも
※未就学児は保護者同伴
定員 20名程度(当日先着順)
講師 東京工芸大学マンガ学科
特別協力 東京工芸大学
参加費 無料

「描く!マンガ展」関連のワークショップでは、上記2つがまだ申込または参加可能かと思います。

「なかよし編集部が行く!―最強まんが教室」は申込者多数の場合は抽選であり、プロの漫画家さんが講師となるだけに倍率が高いかもしれません。
「マンガお絵かき教室」は、先着順ですので早くから行けば参加できるでしょう。

川崎市市民ミュージアムは、これまでにもご紹介した通りマンガなどのサブカルチャーの資料収蔵や企画展にも力を入れています。

同ミュージアムらしい企画として、ご紹介してみました。

【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
2016/5/22エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「川崎市商品フェア」で体験、「川崎市産」「川崎市製」の商品たち
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
2016/8/19エントリ 川崎市市民ミュージアム・中原区役所で「シン・ゴジラ」コラボ企画「ゴジラの足跡を探そう!~映画のワンシーン画像をGET!~」を期間延長開催

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2016年
09月02日

「パンドププ」が第1回カレーパングランプリ金賞受賞作品「バターチキンカレー」を本日9月2日(金)より販売再開

【Reporter:はつしも】

元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」が、「バターチキンカレー」パンで「第1回カレーパングランプリ」の「東日本焼きカレー部門 金賞」を受賞し、期間限定販売を8月26日まで行っていたことを、2016/8/24エントリでご紹介いたしました。

その後同店に問い合わせが相次ぎ、本日9月2日(金)より、「バターチキンカレー」パンが販売再開されることが決定しました。

■「パンドププ」Facebookページ


販売は9月2日(金)からスタートし、終了はいつになるかはまだ具体的に決まっていません。

本サイトでも期間限定販売終了2日前にレポートさせていただきましたが、確かにおいしい焼きカレーパンです。
前回買い逃した方は、このチャンスにお召し上がりくださいませ。

■「パンドププ」の「バターチキンカレーパン」
「パンドププ」の「バターチキンカレーパン」

■「パンドププ(Pan de Pu-Pu)」
「パンドププ」

■「パン・ド・ププ」の店舗情報
▼所在地:中原区木月1-23-14 ピアパレス1階
▼営業時間:9:00~19:00
▼定休日:日曜日

▼Facebookページ: https://ja-jp.facebook.com/pandepupu
▼Twitterアカウント: https://twitter.com/PandePuPu

■「パン・ド・ププ」のマップ
「パン・ド・ププ」マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ベーカリー パンドププ
パンドププ Facebookページ
2008/6/15エントリ 元住吉のパン・ド・ププ
2010/9/10エントリ パン・ド・ププの「クラップフェン」
2012/6/30エントリ パン・ド・ププの夏季限定「鶏ひき肉キーマカレーパン」
2014/10/21エントリ 元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」がオープン10周年、オリジナルキャラクター名募集中
2014/11/24エントリ 元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」のオリジナルキャラクター名が「ププ丸」に決定

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2016年
09月01日

「小杉らぁめん夢番地」が「ヨンパチ食堂」跡地に本日オープン、「S.N.Bビルディング」1階の「ファミリーマート」がオープンセール実施中

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目の「小杉らぁめん夢番地」が、本日武蔵小杉西街区ビル1階の「和inBAR ヨンパチ食堂」跡地に移転オープンしました。

■武蔵小杉西街区ビルの「小杉らぁめん夢番地」
武蔵小杉西街区ビル1階の「小杉らぁめん夢番地」

「小杉らぁめん夢番地」

「小杉らぁめん夢番地」は、小杉町3丁目の「小杉こども文化センター」隣接で営業していた「大野屋」グループのラーメン店です。

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の進捗により旧店舗の立ち退きが必要となり、8月18日には閉店をしていました。

その移転先となったのが、武蔵小杉西街区ビルで2016年4月30日に閉店した「和inBAR ヨンパチ食堂」跡地です。

この区画は大野屋グループが所有する地権者店舗の区画であり、同グループが店舗を入れ替えた形になります。

■新店舗でのメニュー
新店舗のメニュー

こちらが、移転に伴って新しくなったメニューです。
店内では先に食券を購入する形式で、これは旧店舗から変わりません。

■「和inBAR ヨンパチ食堂」跡地の店内
「和inBAR ヨンパチ食堂」跡地の店舗

「小杉らぁめん夢番地」は、「和inBAR ヨンパチ食堂」の店内を改装しています。
ホールの中央にはカウンターが設置され、こすぎコアパーク寄りには2名のテーブル席も設置されていました。

■鶏白湯らぁめん
鶏白湯らぁめん

こちらは、新「夢番地」が推す「鶏白湯らぁめん」です。
とろみのある塩味スープに鶏の旨味がよく出て、細麺によく絡んでおいしかったです。

■閉店後の旧「小杉らぁめん夢番地」
閉店した「小杉らぁめん夢番地」 

閉店後の「小杉らぁめん夢番地」は、すみやかに看板が取り外されていました。

小杉町3丁目東地区の既存店舗等は本年度中に立ち退きを完了し、解体が着手される見込みです。

新たに移転した「小杉らぁめん夢番地」は駅直結で立地もよいですので、以前よりも認知度が向上してお客さんも多く入るのではないでしょうか。



一方、「小杉らぁめん夢番地」からすぐ近く、こすぎコアパーク前の「S.N.Bビルディング」1階の「ファミリーマート武蔵小杉駅西店」は、昨日8月31日にオープンしました。

■8月31日オープンの「ファミリーマート武蔵小杉駅西店」
「ファミリーマート武蔵小杉西店」

■「ファミリーマート武蔵小杉駅西店」のオープンセール
「ファミリーマート武蔵小杉駅西店」のオープンセール 

「ファミリーマート武蔵小杉駅西店」は明日、9月2日(金)までオープンセールを実施しています。

店内は少々狭いように感じましたが、こちらも駅前ですので、「立地が一番」といわれるコンビニエンスストアとしては優位性がありそうですね。

「S.N.Bビルディング」では、今後10月にかけて順次テナントオープンが続きます。

【関連リンク】
(小杉町3丁目東地区関連)
小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ
2016/3/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:旧中原図書館の暫定バイク駐車場が6月末閉鎖、再開発地区内の移転進む
2016/6/6エントリ 「小杉こども文化センター」代替施設が中原区役所敷地内に6月1日暫定開設、小杉町3丁目東地区再開発地区内に整備する仮施設に同施設や「メガネのオーサカ」が移転へ
2016/7/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:「川崎信金武蔵小杉支店」が2016年10月11日府中街道沿いに移転決定、旧中原図書館のバイク駐車場が6月末で閉鎖完了
2016/8/3エントリ 小杉町3丁目東地区「小杉らぁめん夢番地」が、同じ大野屋グループ「ヨンパチ食堂」跡地に9月上旬入居決定

(S.N.Bビルディング関連)
Bees武蔵小杉店 ウェブサイト
アオイチデンタルクリニック ウェブサイト 歯科医スタッフ紹介
Di PUNTO(ディプント)ウェブサイト
2015/5/12エントリ 武蔵小杉駅前「お好み焼 忍」旧店舗が50年の歴史に幕、ビル建替えにより2016年秋再オープンへ
2015/6/18エントリ 武蔵小杉駅前の「お好み焼 忍」が解体開始、7階建て商業ビルの建築計画が公示
2016/7/9エントリ 東急武蔵小杉駅南口駅前「お好み焼 忍」の新築ビル「S.N.B」の一部がお目見え、「忍」は上階に入居へ
2016/8/2エントリ 武蔵小杉駅南口駅前「お好み焼き 忍」のS.N.Bビル1階に「ファミリーマート武蔵小杉駅西店」が8月末出店決定
2016/8/4エントリ 武蔵小杉駅南口駅前「お好み焼 忍」のS.N.Bビルにワインバル「Di PUNTO(ディプント)」が8月下旬以降出店決定
2018/8/17エントリ 「お好み焼き 忍」のS.N.Bビルに8月31日「ファミリーマート」9月18日ワインバル「Di PUNTO」10月3日「オーセント歯科クリニック」オープン決定
2016/8/21エントリ 「お好み焼き 忍」のS.N.Bビルに小杉町3丁目東地区の美容室「Bees」が「Ash」に名称変更し9月28日移転決定、1~5階までのテナント出揃う

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