武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
07月24日

法政通り商店街「ナクール」で第30回「洋服ポスト武蔵小杉」が開催、201組・1トン超の洋服類集まり1kg7円の寄付を川崎市社会福祉協議会へ

2023年7月24日に、法政通り商店街のメンズセレクトショップ「ナクール」において、第30回目の「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」が実施されました。

国内各所で実施されている「洋服ポスト」は、不要になった洋服等の寄贈を受けて古着としてアジア各国で販売を行うものです。
集まった洋服等の重量に応じて、社会貢献活動への寄付が行われます。

武蔵小杉では2015年7月から「ナクール」が年4回のペースで継続的に実施してきました。
前々回までは東日本大震災被災地を支援する「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」に寄付を実施してきましたが、前回4月開催より寄付先が「川崎市社会福祉協議会」になりました。

今回は炎天下もあり直近実績の最高記録「2,410.8kg」には及ばなかったものの、201組「1,144.9kg」もの洋服類が集まりました。

1kgあたり7円、計算すると約8,014円が中原区社会福祉協議会に寄付されることになります。

■「洋服ポスト武蔵小杉by nakool」を主催するナクールのオリハシ店長
洋服ポスト武蔵小杉

「ナクール」は、法政通り商店街など武蔵小杉で古くから営業するメンズセレクトショップです。
2022年に創立50周年を迎え、同年には「ホテル精養軒」で記念パーティーも開催されました。

オリハシ店長による目利きのアイテムが揃い、「ナクーリスト」と呼ばれる愛好家が中原区だけでなく都内からも来訪しています。

「洋服ポスト」開催時には店先にテントが張られ、地域の皆さんが次々と寄付する洋服を持って集まります。

■「洋服ポスト」の仕組み
洋服ポストの仕組み

洋服ポストの仕組み

■寄付先は川崎市社会福祉協議会に
寄付先は川崎市社会福祉協議会に

テントには、「洋服ポスト」の仕組みがパネルで掲示されています。
洋服ポストで集められた洋服等は古着会社を経由してアジア各国で古着として販売されます。

その重量に応じて、各会場が指定する社会貢献団体(ナクールにおいては川崎市社会福祉協議会)に寄付が行われる流れです。

■次々と集まる洋服等
次々と集まる洋服等

次々と集まる洋服等

■重量を計測
重量を計測

この日は大変暑い日ですが、スタートの10時から終了の14時まで、切れ目なく地域の皆さんが洋服等を持参されました。

2015年から8年間継続され、すっかり定着した感があります。

■1トン以上集まった洋服の山
洋服の山

■ぬいぐるみなども寄贈可能
ぬいぐるみなども寄贈可能

この日集まったのは、1,144.9kgでした。
ナクールの店先に、ご覧の通りの山になっています。

「洋服ポスト」という名前だけに洋服のイメージが強いですが、ご覧の通りぬいぐるみや、毛布・シーツ・タオル・ハンカチ・カーテン、バッグ、靴、ベルトなども寄贈することができます。
(詳細は関連リンクより、洋服ポストのウェブサイトをご参照ください)

■トラックに積み込み
トラックに積み込み

トラックに積み込み

積み込み完了



14時にトラックが着て、積み込みを行います。
もう30回目ですから、みなさんたいへん手慣れたものであっという間に積み込みが終了しました。

この様子がなかなか気持ちよかったので、動画でご覧ください。
皆さんが楽しそうなのも良いですね。

■「ナクール」の洋服
ナクールの洋服

洋服ポストでタンスが空くと、新しい洋服を…というのが「ナクーリスト」の皆さんの定番にもなっているようです。

ファッションというと敷居を高く感じる方もいらっしゃるかと思いますが、「ナクール」は決して敷居の高いお店ではありません。

オリハシ店長が絶妙のさじ加減でオススメをしてくれますので、ご安心ください。

また、「洋服ポスト武蔵小杉」の開催情報は同店のTwitterサブアカウント「ナクバックくん」が配信していますので、下記よりご参照ください。

■「ナクバックくん」Twitter


■「ナクール」の店舗情報
●所在地:川崎市中原区小杉町3-6-1 ナイスグランソレイユ武蔵小杉1F
●営業時間:10:00~21:00
●定休日:木曜日
●Web:https://www.nakool.com/

■マップ



【関連リンク】
洋服ポストウェブサイト 洋服ポスト武蔵小杉 by nakool 
川崎市中原区社会福祉協議会 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ファッション ナクール
2012/1/4エントリ 法政通り商店街・「ナクール(nakool)」の福袋
2012/3/9エントリ 「ナクール(nakool)」のスウェーデンブランド、「Happy Socks」
2012/8/13エントリ 「nakool(ナクール)」で劇家・高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブを開催
2013/2/20エントリ 「ナクール(nakool)」で、劇家・高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブ「劇励」第2弾を開催
2013/4/9エントリ 高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブ「劇励 in nakool」開催報告
2013/11/14エントリ 「ナクール」のスウェーデンブランド「HAPPY SOCKS」新作入荷
2014/1/18エントリ 武蔵小杉周辺のアート活動:「ナクール」アートパフォーマンスと、「Salt」村上ユカ原画展
2015/7/11エントリ 不要な衣類の有効活用。「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」が2015年7月18日(土)に登場
2015/7/26エントリ 「第1回洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」実施レポート
2015/10/6エントリ 「コスギフェスタ」「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」「GO!デロリアン走行プロジェクト」古着回収開催レポート/バナナリパブリックに洋服ポストが28日まで設置
2016/1/23エントリ 不要な衣類の有効活用。「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」vol.3が本日1月23日(土)10時~15時開催
2016/5/25エントリ 法政通り商店街「ナクール」・新丸子「写真道場」コラボによるスライドファッションショー「nakool style in 写真道場」
2017/1/22エントリ 法政通り商店街・本日の2大イベント:「西洋菓子フェリシア」最終営業日に長蛇の列/「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」に過去最高の400kg超の洋服が集まる
2019/3/11エントリ 東日本大震災から8年の武蔵小杉:この1年も川崎フロンターレ「Mind-1」、ナクール「洋服ポスト」など支援活動が継続
2019/4/20エントリ 不要な洋服をアジアに届け東日本大震災復興支援。「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」が本日実施、16回目で寄贈量が初の1トン突破
2019/7/22エントリ 「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」17回目が開催、寄付先の復興支援活動「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」の劇家・高山広さんも参加

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2023年
07月23日

サッカー女子W杯パブリックビューイングがコスギアイハグで開催、日本代表植木理子選手を輩出「AC等々力」女子チームらが応援しザンビアに快勝

「FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023」が開幕しました。

この日本代表(なでしこジャパン)には、中原区のクラブチーム「AC等々力」にも過去在籍し、県立住吉高校出身でもあるフォワード・植木理子選手が選出されています。

7月22日には日本代表が1次リーグでザンビアと対戦し、5-0で快勝しました。
植木理子選手も後半から出場し、アディショナルタイムに自ら作ったチャンスで得たPKを決めるなど活躍しました。

この試合は武蔵小杉の新複合施設「コスギアイハグ」でパブリックビューイングが行われ、AC等々力の女子チームや地域の皆さんが観戦しました。

■コスギアイハグでのパブリックビューイング
パブリックビューイングに参加したAC等々力の皆さん

パブリックビューイングの皆さん

パブリックビューイング

パブリックビューイング

■会場には冷水も
会場には冷水も

コスギアイハグでのパブリックビューイングは、AC等々力がコスギアイハグや地元議員など各所の協力を得て企画されたものだそうで、様々な調整が必要だったということです。

そのため告知等も広く行ってはいなかったそうですが、AC等々力の選手や保護者、またたまたま通りかかった地域の方なども含めて100人近くの方が集まりました。

コスギアイハグの映像装置が画質が良く、また音響設備もしっかりしていることから、快適に視聴が可能です。

この日は天気が良くなかなかに暑い日でしたから、テントや冷水も準備されていました。

■集合写真撮影中に日本代表が得点
集合写真撮影中に日本代表が得点

この日の日本代表は前述の通り5-0でザンビアに快勝しました。

集合写真撮影中に日本代表が得点し盛り上がりましたし、また後半から植木理子選手も出場して得点し、AC等々力の皆さんにもまた大いに励みになったことでしょう。

■「RIKO'S PRIDE AC TODOROKI」
RIKO'S PRIDE

日本代表・植木理子選手は10歳でAC等々力に入団し、日テレ・ベレーザの下部組織に入団するまで同クラブで成長しました。

その後なでしこ1部の日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)で活躍し、「WEリーグ」創設2シーズン目にはリーグ14得点・リーグ杯5得点でそれぞれ得点王に輝いています。

日本代表でも活躍し、いまやフォワードの中心的な選手となってきました。
現在でもAC等々力とは交流があり、後輩たちを勇気づけているということです。

この日もAC等々力の皆さんが「RIKO'S PRIDE」と書かれたTシャツを着用していました。
写真の通り、植木理子さんのサイン入りの子もいまして、日本代表選手と身近に交流ができる環境はモチベーションが上がりそうです。

サインにある「9」は、日テレ・東京ヴェルディベレーザでの植木理子選手の背番号です。

今回、AC等々力で少女クラスを担当されている斉藤コーチにお話を伺いました。

「今回は、体育館などではなく、外でパブリックビューイングを実施したいという強い思いがありました。私たちが外に出て応援することで、女子サッカーやワールドカップの認知度を高めていきたいと考えていたのです」

またAC等々力はSNSにも力を入れていまして、SNS担当を配置しています。
SNS担当の方からも、

「わたしたちは、サッカーを通じて街を盛り上げ行きたいというコンセプトで活動しています」

ということでした。
これは地元最大のサッカークラブである「川崎フロンターレ」とも共通していますね。

J1クラブ、街クラブのそれぞれにできることがある、ということかと思います。

「なでしこジャパン」日本代表のワールドカップでの戦いはまだこれからグループリーグが続いていきますので、引き続き地元アスリートの植木選手をはじめ、弊紙でも応援してまいりたいと感じました。

■V1リーグファイナルの「コスギアイハグ」でのパブリックビューイング
パブリックビューイング

「コスギアイハグ」では、NECレッドロケッツの「Vリーグファイナル」のパブリックビューイングも実施しており、弊紙でレポートしておりました。

今後も何らか、開催されるのではないでしょうか。

■同日等々力陸上競技場で開催されていた川崎フロンターレのパブリックビューイング
開放されたメインスタンド

脇坂泰斗選手のゴールで盛り上がるパブリックビューイング

またコスギアイハグと同日、等々力陸上競技場では川崎フロンターレvsヴィッセル神戸戦のパブリックビューイングも開催されていまいた。

この7月22日は、武蔵小杉周辺でサッカーのパブリックビューイング日和でしたね。

■AC等々力Instagram

【関連リンク】
AC等々力 ウェブサイト
AC等々力ブログ 緊急企画第3弾 なでしこジャパン・植木理子応援!パブリックビューイング開催しましたよ!!

2023/4/22エントリ NECレッドロケッツがV1ファイナル制し6年ぶり栄冠、「コスギアイハグ」パブリックビューイングで「2冠」に声援
2023/7/22エントリ 等々力陸上競技場で7/23まで「スタジアムビアガーデン」開催中、川崎フロンターレ「神戸戦」パブリックビューイングで応援歌響く

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2023年
07月22日

等々力陸上競技場で7/23まで「スタジアムビアガーデン」開催中、川崎フロンターレ「神戸戦」パブリックビューイングで応援歌響く

2023年7月20日(金)から23日(日)にかけて、等々力陸上競技場をビアガーデンとして開放する「スタジアムビアガーデン」が開催されています。

4日間の開催期間のうち、本日22日は明治安田生命J1リーグ第16節「川崎フロンターレvsヴィッセル神戸戦」のアウェイゲーム開催日にあたり、この映像をスタジアムに投影したパブリックビューイングも行われました。

試合は2-2のドローに終わりましたが、メインスタンドの観客席に多くのファン・サポーターが集まり、声援を送りましたので、その模様をお伝えしたいと思います。

■「スタジアムビアガーデン」開催中の等々力陸上競技場
スタジアムビアガーデン開催中の等々力陸上競技場

スタジアムビアガーデン開催中の等々力陸上競技場

「スタジアムビアガーデン」は、東急、富士通、丸紅や川崎フロンターレ等が合弁で設立し、等々力緑地の管理運営業務を川崎市から受託している「川崎とどろきパーク株式会社」と、川崎フロンターレの協力により開催されています。

20日、21日の平日は17:00~21:30、22日、23日の土日は14:00~21:30に等々力陸上競技場のメインスタンドをビアガーデンとして開放しています。

■開放されたメインスタンド
開放されたメインスタンド

開放されたメインスタンド

開放されたメインスタンド

■車いす席も供用
車椅子席も

ご覧の通り、メインスタンドが飲食・パブリックビューイングスペースとして開放されました。
本日はやはり川崎フロンターレのユニフォーム等を着用したファン・サポーターの方が多く集まりましたね。

パブリックビューイングの映像は、サイドスタンドの映像装置やメインスタンドコンコース内のモニターで放送されていました。

■飲食出店
飲食出店

飲食出店

飲食出店

■「みぞのくち醸造所」のクラフトビールも
みぞのくち醸造所

みぞのくち醸造所のクラフトビール

本日のメインスタンドでは、飲食出店がたいへん賑わっていました。
普段のホームゲームでは出店していない「みぞのくち醸造所」のクラフトビールなど、人気を博していました。

■脇坂泰斗選手のゴールで盛り上がるパブリックビューイング
脇坂泰斗選手のゴールで盛り上がるパブリックビューイング

■脇坂泰斗選手のチャント(応援歌)も


本日の川崎フロンターレvsヴィッセル神戸戦は、主に前半に川崎フロンターレがリズムを掴み、脇坂泰斗選手、宮代大聖選手のゴールで2点を先制しました。

脇坂泰斗選手の先取点の際には同選手のチャント(応援歌)もパブリックビューイングの客席から沸き起こりました。

■パソコンやスマートフォンで観戦される方も多数
パソコンなど手元の端末で観戦する方も多数

なお、等々力陸上競技場のモニターはメインスタンドからはやや遠く、正直なところ解像度もあまり高くはないため、パブリックビューイングでは手元にパソコンを持ち込んだり、スマートフォンで「DAZN」(Jリーグ等のスポーツコンテンツ配信サービス)を視聴する方の割合がかなり高かったです。

ですが、前掲の写真や動画のように、みんなで盛り上がったり、チャントを歌ったりするのがパブリックビューイングの醍醐味ということでしょう。

■瀬川祐輔選手のバナナマンパネル
瀬川祐輔選手のバナナマンパネル

■山田新選手のアボカドマンパネル
山田新選手のアボカドマンパネル

■川崎とどろきパーク株式会社による等々力緑地のイベント告知
川崎とどろきパーク株式会社のイベント告知

川崎とどろきパーク株式会社のイベント告知

川崎とどろきパーク株式会社のイベント告知

会場内には、川崎とどろきパーク株式会社による等々力緑地のイベント告知も掲示されていました。

等々力陸上競技場でのメモリアル写真撮影や、ナイトヨガ、催し物広場でのビヤガーデンなど、いろいろ予定されていますね。

イベント情報は関連リンクより、川崎とどろきパーク株式会社のウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク株式会社 ウェブサイト
川崎フロンターレ 7/20~23「スタジアムビアガーデン2023」開催のお知らせ
2023/7/15エントリ 川崎フロンターレが首位マリノス戦劇的勝利、東急武蔵小杉駅には神奈川ダービーや新横浜アクセス向上PRも
2023/7/16エントリ 川崎フロンターレ「2023年ファン感謝デー」が4年ぶり選手交流復活開催、等々力陸上競技場に選手と来場者の笑顔あふれる

(等々力緑地再編整備関連エントリ)
2019/12/19エントリ 東急が等々力陸上競技場全面改築など緑地再編整備を川崎市にPFI事業提案、市が取組方針案を公表し意見募集
2020/3/17エントリ 等々力緑地の硬式野球場の建設進む、仮囲いに工事進捗の空撮写真が時系列で掲示
2020/4/19エントリ 等々力補助競技場の再整備が完成、フィールドが人工芝化され陸上トラックが鮮やかな青色に
2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート
2021/5/27エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備改定骨子案を発表:等々力陸上競技場は球専用スタジアム化、6/1より市民意見を募集
2021/11/26エントリ 等々力緑地再編整備実施計画改定案が公表、とどろきアリーナ再整備で屋内プール設置、等々力陸上競技場等施設の2029年度整備完了目指す
2022/11/8エントリ 等々力緑地再編整備・運営事業を東急・富士通・川崎フロンターレなどのコンソーシアムが576億円で落札、新スタジアムなどのイメージパースを公表
2023/4/21エントリ 等々力緑地再編整備の環境影響配慮計画書が公表・意見募集開始、風水害記録や動植物生態など環境情報が満載

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2023年
07月21日

等々力球場で「第94回都市対抗野球」西関東予選を開催、旧川崎球場から移転の売店「林商店」も営業

等々力緑地には硬式野球場「等々力球場」が建て替え整備され、2020年10月に供用開始になっています。

等々力球場では高校野球や大学野球、社会人野球などの公式戦も行われており、「第94回都市対抗野球」の西関東予選の一部試合が2023年6月に開催されていました。

等々力球場での予選試合は入場無料で観戦でき、球場内の売店も利用できましたので、今後のご参考にレポートを残しておきたいと思います。

■都市対抗野球西関東予選開催中の等々力球場
等々力球場

等々力球場

■スコアボード
スコアボード

■山梨球友クラブvs横浜ベイブルース
山梨球友クラブvs横浜ベイブルース

■球速は130km台を記録
球速は133kmを記録

この時開催されていたのは、「山梨球友クラブ」と「横浜ベイブルース」の敗者復活戦でした。
両チームとも、過去にNPB(日本野球機構)のプロ選手を輩出したことがあります。

本大会を勝ち抜き都市対抗野球代表となった三菱重工East(横浜市)、東芝(川崎市)が参加チームの中では頭抜けていた感はありますが、山梨球友クラブ、横浜ベイブルースの試合も熱の入った好試合だったと思います。

ピッチャーの球速も130km台を記録していました。

■開店していた売店「林商店」
開店していた売店

開店していた売店

開店していた売店

開店していた売店

等々力球場内には、売店が1か所設置されています。
うどん、そばのほか、かき氷なども販売していました。

「林商店」というお店で、旧川崎球場から等々力球場にお店を移し、2020年の等々力球場建て替えに伴ってリニューアルオープンされた形です。

同店の肉うどんは、川崎球場時代からの名物ということです。

■かき氷
かき氷

この日はかき氷をいただきました。

なお、市営球場の売店ですから、最近流行の高級かき氷のクオリティを求めるべきものではありません。

どちらかというと氷を削り出したというよりは、粗い氷粒をボリボリと歯で砕いて食べる感じです。
ただ蒸し暑い日でしたので、それでもたいへんありがたくいただきました。

■InstagramやTwitterも
InstagramやTwitterも

この売店は、意外とInstagramやTwitterで情報発信もしています。
営業日はメニュー情報は、こちらでご参照ください。

■等々力球場うどん・そば店「林商店」Instagram

■同じく、Twitter

直近では高校野球が7月18日まで開催され、7月23日(日)には高校軟式野球決勝で営業されるとのことです。

名物の肉うどんも、次回は食べてみたいと思います。

■等々力球場から眺める等々力球場
等々力陸上競技場

■武蔵小杉のタワーマンション群
武蔵小杉のタワーマンション

■等々力の釣池
釣り池

■運動広場
運動広場

また、等々力球場の内野席からは、等々力緑地の周辺を見渡すことができます。
普段とは違う角度の等々力陸上競技場や釣り池などが見られますので、ご来場の際はこちらも眺めてみてはいかがでしょうか。

なお、都市対抗野球の本戦は東京ドームで現在開催中であり、川崎市代表の東芝は、明日7月22日に横浜市代表の三菱重工Eastと対戦します。

両チームは西関東大会の決勝でも対戦し、その際には5-4で三菱重工Eastが勝利していました。
東芝は敗者復活で本戦に進出したかたちでしたが、ここで雪辱なるか、注目が集まります。

【関連リンク】
第94回都市対抗野球 ウェブサイト
2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート

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2023年
07月20日

武蔵小杉駅周辺の一方通行道路に「自転車逆走禁止」の啓発サイン掲示、「自転車も軽車両」の認識を

武蔵小杉周辺には、一方通行の道路が多数存在します。

一方通行は車両の一種である「軽車両」の自転車にも適用されますが、あまり守られていない実態があるため、最近になって各所に中原区交通安全対策協議会による「自転車逆走禁止」の啓発サイン掲示が行われるようになりました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店脇の一方通行
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店脇の一方通行

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店脇の一方通行

まずこちらは、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店脇の一方通行です。
赤地に白い横棒マークの、一方通行標識が立っています。

ここは自動車と同様に、自転車も写真手前側から奥の武蔵小杉駅前通り商店街側に進入することはできません。

車止めのポールに、「自転車も左折できません」と目立つように掲示が加えられました。

■「自転車逆走禁止」
自転車逆走禁止

■「自転車も入れません!」
自転車も入れません!

ご覧の通り、電柱には「自転車逆走禁止」、アスファルトには「自転車も入れません!」との掲示が加えられました。

こうした掲示ができる数年前、弊紙記者が武蔵小杉駅前通り商店街側から正しく自転車で通行していたところ、反対側から自転車で若い女性が逆走してきました。
道路が狭いものですからお見合い状態で交錯しそうになり、その女性に「チッ」と舌打ちされたことがあります。

このたび、道路標識に加えて車止め、電柱、アスファルトとくどいまでに自転車逆走禁止の掲示が行われたわけですが、それだけ道路標識だけでは自転車の方には交通規則が認識されていない現状がある、ということでしょう。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場は降りて通行を
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場通路は降りて通行を

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の西側から自転車で武蔵小杉駅側に行く場合は別のルートを使わなくてはなりません。

すぐ脇にはイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場の通路がありますが、ここも狭い通路です。

この通路では自転車で走行したことにより事故が発生したそうで、降りて通行通行頂きたいというお願いがありました。

■渋川沿いの一方通行
渋川の一方通行  

一方こちらは、渋川沿いの一方通行です。
写真はサライ通り商店街との交差点で撮影したものです。

渋川の両側の道路がそれぞれ一方通行になっていまして、写真右側の道路がこちらから入る専用、左側の道路が奥から出てくる専用です。

ですので、自転車で渋川沿いを走る場合は、この一方通行に従わなくてはいけません。

■渋川沿いの「自転車逆走禁止」
自転車逆走禁止

自転車逆走禁止

渋川沿いの道路でも同様に、「自転車逆走禁止」の掲示が行われていました。

普段、確かに自転車が普通に行き交っている気がしますし、一方通行の道路標識だけではなかなか認識されないのでしょうね。

なお、一方通行の標識の下に「軽車両を除く」などの補助標識が付いている場合もあり、そこは自転車は対象外となります。

自転車も車両であるとの認識のもと、あらためて交通ルールや道路標識を見直してみるとより交通安全につながるかと思います。

【関連リンク】
中原区 交通安全運動
2009/3/26エントリ 中原警察署管内交通事故死亡者ゼロ記録が700日に
2012/9/27エントリ 綱島街道・木月歩道橋の交通安全表示
2015/2/10エントリ 武蔵小杉駅近くの南武沿線道路で川崎市バスと乗用車の正面衝突事故が発生、16名が負傷
2020/8/24エントリ 中原警察署管内の交通死亡事故ゼロ記録が連続1,058日に到達、過去最長を大幅に更新
2022/4/5エントリ 武蔵小杉駅・武蔵中原駅周辺の案内サインに富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの装飾が追加に、中原警察署の制服で交通安全啓発も
2022/6/16エントリ NECレッドロケッツが社会課題解決プロジェクト「R-CONNECTION」推進、下沼部小学校の交通安全教室・多摩川美化活動やバレーボール教室に連続参加
2022/8/4エントリ 中原区交通安全対策協議会が区内小学校3年生の交通安全標語入賞19作品を電柱幕で掲示、毎年更新へ
2023/5/19エントリ 中原区の小学校3年生が応募「令和4年度交通安全標語」のぼり旗が中原区役所で掲示、春の全国交通安全運動期間に啓発











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2023年
07月19日

二ヶ領用水・中原桃の会による「桃の実」みのる、寒白・新矢口・黒川矢口など若木も生育

二ヶ領用水沿いに植えられた桃の木に、実がみのっています。
「二ヶ領用水・中原桃の会」の皆さんが1985年頃から植樹し、手入れされているものです。

■二ヶ領用水(宮内付近)
二ヶ領用水

■「中原桃の会」による掲示
中原桃の会の掲示

二ヶ領用水沿いでも、特に桃の木が集中的に植えられているのは中原区宮内付近です。
中原街道との交点付近には、「二ヶ領用水・中原桃の会」による掲示がありました。

この掲示によると、中原の桃は大正10年(1921年)ごろから昭和19年(1944年)2月まで生産されていたといいます。
戦時体制で桃畑が田畑に転換されるまでは、「全国の二大産地」といわれるほどに美味しい桃の里だったといいます。

このあたりのストーリーを舞台にしたのが、中原区の歴史を描く市民んミュージカル「なかはらミュージカル」でしたね。

■なかはらミュージカル「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」
なかはらミュージカル

なかはらミュージカル「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」については、2023/3/12エントリでレポートさせていただきました。
詳細は関連リンクよりご参照ください。

■「寒白(花桃)」
寒白(花桃)

寒白(花桃)

寒白(花桃)

「二ヶ領用水・中原桃の会」の掲示のそばに植えられていたのは、花桃の一種「寒白」でした。

名前の通り純白の花が咲く、白い花桃の代表格ということです。

■「新矢口(花桃)」
新矢口

新矢口

新矢口

一方こちらは「新矢口」です。
2014年に中原区の木が「モモ」に制定された際、ここからほど近い川崎市立中原小学校の美化フラワー委員会5・6年生の21名が植樹したものということです。

植樹してから9年ほどの若木で、まだこれから育っていくことでしょう。

■「黒川矢口」
黒川矢口

黒川矢口

黒川矢口

続いてこちらは「黒川矢口」です。
濃い赤色の八重の花が、ピンクの矢口桃にについて開花するということです。

「矢口桃」「新矢口」「黒川矢口」と、矢口シリーズの品種があるわけですね。

■宮内付近の若木
宮内付近の若木

若木の桃

宮内付近には、さらに若木も植えられていました。
こんな若木でも、近づいてみるときちんと桃の実がみのっています。

桃の木の寿命は木のなかでは短く、農業としての経済性の観点からは15年~20年程度とされています。

大切に保護すれば植物としては30~50年生きることも可能ということですが、それにしてもそれほど長寿ではありませんね。

それだけに「二ヶ領用水・中原桃の会」の皆さんによる手入れや、新たな植樹が「桃並木」の維持には欠かせないということでしょう。

■二ヶ領用水の「選奨土木遺産」指定記念の案内サイン
二ヶ領用水のパネル

桃の里

二ヶ領用水と中原小学校正門前をつなぐ「こすぎごてんみどり歩道橋」近くには、二ヶ領用水が「選奨土木遺産」に認定されたことを記念する案内サインが2015年に設置されていました。

こちらでも「桃の里」としての中原が紹介されています。

こんな歴史もふりかえりつつ、二ヶ領用水を散歩してみてはいかがでしょうか。

■二ヶ領用水沿いの「トトロ」街路樹 (2022年)
二ヶ領用水沿いのトトロ街路樹

■部分的に伐採された現在の街路樹
部分的に伐採された街路樹

ところで、二ヶ領用水の宮内付近では、街路樹がトトロの形に剪定されて子どもたちに人気を博していたのを、2022年にご紹介しておりましたが、その後部分的に伐採されていました。

これは視界が悪く交通事故につながるということが理由だったようです。

確かに伐採前後で見比べますと、このこんもりと車道にせりだした木陰に子どもが隠れていて飛び出してくると、危険性が高いように思います。

子どもの安全を第一に考えますと、致し方ないことだったかもしれません。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
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(二ヶ領用水の選奨土木遺産認定関連)
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2016/8/26エントリ 二ヶ領用水の桃の実と、こすぎごてんみどり歩道橋前「選奨土木遺産」認定の案内サイン
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2023/4/16エントリ コスギアイハグに二ヶ領用水の国登録記念物指定案内板が設置、敷地隣接「中丸子堰」の歴史を偲ぶ

(トトロ街路樹関連)
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2023/3/12エントリ なかはらミュージカル「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」が上演、戦時下の中原区と未来への希望描く

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2023年
07月18日

「尾道中華そば 西國や」が武蔵中原から武蔵小杉に移転オープン、牛たん「坊気門」跡地には「牡蠣ツ端」がオープンへ

武蔵小杉駅北口の東急線高架沿いに、尾道中華そば店「西國や」が2023年4月29日にオープンしました。
武蔵中原からの移転となり、オープン後は品切れ閉店が続いていました。

■尾道中華そば「西國や」
尾道中華そば 西國や

尾道中華そば 西國や

「西國や」は、2023年3月26日までは「尾道ラーメン 西國や」として武蔵中原地区で営業をしていました。

それが武蔵小杉駅北口のとんかつ店「三八(さんぱち)」の跡地に移転してきたかたちです。

ロケーションとしては、武蔵小杉駅北口の東急線高架沿い、川崎ブレイブサンダースのバスケットボールステーションの東側にあたります。

店内はカウンター5席ほどと、奥に小上がりのお座敷席4席分がありました。

■メニュー
メニュー

メニュー

メニューは「中華そば」「黒い中華そば」「ワンタン麺」が基本となっています。
そこに大盛りや替え玉、味付け玉子や青ネギ、のり、メンマなどをトッピングできるようになっています。

■中華そば(750円)
中華そば

今回の注文は、基本の「中華そば」です。

スープは国産の鶏ガラ・豚ガラをベースに、尾道漁港直送の黒鯛(チヌ)を丸炊きにして風味豊かに仕上げています。

麺は低加水の中細平打ちで、約3年かけて太さや厚みなどを試行錯誤で調整してきた「西國や」特注麺ということです。

化学調味料や保存料、着色料などは使わず、素材の旨味を活かしています。

ご覧の通り、尾道ラーメンの特徴である背脂たっぷりですが、スープ自体は比較的あっさりしていますので食べやすいと感じました。

店主さんは尾道の出身で、故郷の本場の味を追求されているそうです。

武蔵小杉駅周辺では、実にさまざまなジャンルのラーメン店が揃ってきましたね。
さらに激戦となりますが、「尾道中華そば 西國や」も移転早々品切れ終了が続いており、武蔵中原時代に続いて人気のようです。

なお、品切れ終了だけでなく、弊紙で見る限りでは「臨時休業」も少し多めのようですので、ひょっとしたら来店時に空振りすることもあるかもしれません。
あらかじめ、お伝えしておきます。



なお、「西國や」のすぐ近く、「牛たん麦とろ 坊気門」の閉店跡地には、産直かきと炉端焼きのお店「武蔵小杉 牡蠣ツ端」がオープン準備中でした。

■近隣でオープン「牡蠣ツ端」
武蔵小杉牡蠣ツ端

牡蠣ツ端

7月中旬オープン予定ということですので、こちらも注目ですね。

■「尾道中華そば 西國や」の店舗情報
●川崎市中原区新丸子東2-907
●営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、18:00~23:00(L.O.22:30)
●定休日:月曜日夜
●facebookページ:https://www.facebook.com/saikokuya/?locale=ja_JP

■マップ


【関連リンク】
牡蠣ツ端(恵比寿)Instagram

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2023年
07月17日

第19回中原市民活動の集い「なかはらっぱ祭り」開催レポート:中原区の今昔写真展示や4年ぶり体験型企画フル開催に賑わい戻る

「第19回中原市民活動の集い なかはらっぱ祭り」が、2023年7月16日(日)に開催されました。
本記事ではイベントレポートをお届けいたします。

■「なかはらっぱ祭り」会場の中原市民館
中原市民館

「なかはらっぱ祭り」は、中原区内で活動する市民活動団体の祭典です。
コロナ禍でここ3年は制限がありましたが、今回は4年ぶりに従来のかたちでのフルスペック開催となりました。

今回は中原市民館と、グランツリー武蔵小杉のピロティでの2会場での開催です。
まずは中原市民館からみていきましょう。

■エントランスでは「モリオン」がお出迎え
モリオン

■ロジーちゃんと中原パルるんも
ロジーちゃんと中原パルるん

エントランスでは、川崎市の緑化キャラクター「モリオン」、中原区のエコ推進キャラクター「ロジーちゃん」、そして中原区社会福祉協議会キャラクター「中原パルるん」がお出迎えです。

川崎市では2024~2025年にかけて「全国都市緑化かわさきフェア」が等々力緑地などで開催されますので、「モリオン」はこれから出番が増えそうです。

■市制100周年特別企画「中原今昔ものがたり」
中原今昔ものがたり

今回、特別企画として開催されたのが、「市制100周年特別企画 中原今昔ものがたり」です。
中原区の今昔写真を比較しての展示や、川崎市の古い映像を集めたアーカイブ映像をモニターで上映していました。

この展示を担当されていたのが、以前中原区まちづくり推進委員会として活動され、「なかはらフォトコンテスト」なども推進されてきた関口清さん(写真)です。

「今回の展示にあたって地域の皆さんにご協力をいただき、古い写真を集めました。昭和30年代ごろの写真が多いのですが、今回地域のお米屋さんで店内に掲示されていた大正時代の貴重な写真も見つかりました」

「展示をお楽しみいただきながら、ご自宅の写真も振り返ってみるきっかけになればと思います」

関口さんはひとつひとつの写真のエピソードも紹介してくださいました。

現在は中原区まちづくり推進委員会は活動を終了していますが、「中原区まちづくり推進委員会ゆかりの会」としてなかはらっぱ祭りの実行委員会にも加わっています。

■今昔写真の比較展示
中原今昔ものがたり

中原今昔ものがたり

中原今昔ものがたり

今回の展示を実施したことで、関口さんはまた別の機会にも展示にもつなげていきたいということです。

非常に興味深い内容かと思いますので、また今後に期待したいと思います。

■In Unity実行委員会&アロハスマイル
In Unity実行委員会

音楽室では、中原区の音楽とダンスの祭典「In Unity」と、「アロハスマイル」のコラボレーションによる音楽教室が開催されていました。

大人も子どもも、一緒に楽しく踊ることができました。

■「言語交流研究所ヒッポファミリークラブ」
ヒッポファミリークラブ

ヒッポファミリークラブ

ヒッポファミリークラブ

こちらは、「言語交流研究所ヒッポファミリークラブ」のワークショップです。
ヒッポファミリークラブは、7か国語をベースに、多言語を自然習得することを目指す会員制クラブです。

今回は海外の言語や文化に触れる簡単なワークショップが行われていました。

■ガールスカウト神奈川県第17団 茶道体験
茶道体験

■ガールスカウト神奈川県第17団の活動紹介
ガールスカウト神奈川県第17団の

こちらは、ガールスカウト神奈川県第17団による「茶道体験」です。
同団体については、弊紙でも2019年に「フラワーアレンジメント教室」をご紹介したことがありました。

日本の伝統文化に触れつつ、ガールスカウトの活動紹介パネル展示も見ることができました。

■保育ボランティアグループ「にじの会」の保育室
保育ボランティアグループにじの会

■授乳室
授乳コーナー

授乳室

「なかはらっぱ祭り」では、毎回保育ボランティアグループ「にじの会」が保育室「にじのひろば」を開設しています。

ここでは授乳室も設置されていました。

この授乳室は、災害時の避難所で使われる紙の間仕切りシステムで作られたものです。

■神奈川三者の会「からくりパタパタ作り」
からくりパタパタ作り

からくりパタパタ作り

からくりパタパタ作り

こちらは、神奈川三者の会による「からくりパタパタ作り」です。
以前にも開催されていて、ご紹介したことがありました。

同会は川崎、横浜などでボランティア・スポーツ、旅行などを楽しむ健常者・家族・介護者・介助者・障害者の非営利団体です。

■中原区文化協会「ウィービング」
中原区文化協会

ウィービング

■中原区文化協会「エッグアート」
エッグアート

エッグアート

■中原区文化協会「書道体験」
エッグアート

中原区文化協会では、ウィービング(刺繍による絵)やエッグアート、書道体験などさまざまな展示やワークショップを行っていました。

エッグアートは、ロマノフ王朝時代から続くアートということです。

■ステージMCは「GABU」
GABU

■氣功 楊名時太極拳木月
気功

気功

一方ステージでも、多くのプログラムが組まれていました。
ステージというと音楽やダンスのイメージが強いと思いますが、写真は「氣功 楊名時太極拳木月」です。

観客席の皆さんも一緒に、気功を体験することができました。

中原区にはシニアの方も多くいらっしゃいますし、ニーズも多様かと思います。
こういった活動にも関心を持つ方がいらっしゃるのではないでしょうか。

■永瀬晋ギター演奏
ギター演奏

もちろん、音楽やダンスのプログラムも多く組まれていました。
写真は「音楽好きな友の会」より、永瀬晋さんのギター演奏です。

このほかにも武蔵小杉ファミリーウインドオーケストラや混声合唱団とどろき、武蔵小杉フルートオーケストラなど各種活動団体の皆さんが出演しました。

■市民活動団体の活動展示
活動団体展示

活動団体展示

中原市民館のギャラリーでは、各活動団体の紹介展示がありました。

二ヶ領用水沿いで見かける桃の植樹や手入れをされている「中原桃の会」など、実にさまざまな活動団体があります。

■グランツリー武蔵小杉会場
グランツリー武蔵小杉会場

続いて、グランツリー武蔵小杉会場もみていきましょう。
1階の屋外ピロティで開催されていました。

■「なかはらフォトコンテスト」撮影場所当てクイズ
なかはらフォトコンテストクイズ

こちらは、中原市民館で「中原今昔ものがたり」を担当されていた関口さんが同じく担当された、「なかはらフォトコンテスト」の撮影場所クイズです。

等々力陸上競技場や中原平和公園など見ればすぐわかるものもありますが、ちょっと難しいものもあります。

「なかはらフォトコンテスト」は10回を区切りに終了しましたが、弊紙も審査員をつとめていましたので、さまざまな魅力スポットが撮影されていたことを懐かしく思い出します。

■むかし遊び
むかし遊び

むかし遊び

むかし遊び

こちらは、「むかし遊び」のコーナーです。
けん玉やコマ回し、ベーゴマなど、シンプルですが始めると結構熱くなります。

コマ回しも上達すると多くの技がありますので、奥が深いですね。

■中原区ソーシャルデザインセンター「みんなでつくるなかはら宝の地図」
なかはら宝の地図

■参加者プレゼントのクリアファイル
参加者プレゼントのクリアファイル

参加者プレゼントのクリアファイル

中原区で活動する方、興味を持つ方が集まる「中原区ソーシャルデザインセンター」では、「みんなで作るなかはら宝の地図」を出展していました。

皆さんが思う、中原区の良いところ、魅力は各地にあり人ぞれぞれに違います。
それを「宝の地図」に見立て、シールで集めていこうというものです。

■食育紙芝居
食育紙芝居

最後は、「中原区食生活改善推進員連絡協議会」による「食育紙芝居」です。

紙芝居はシンプルなものですが、子どもたちに「食育の授業をします」といってもなかなか聞いてくれませんが、「紙芝居」にすると次々と集まってじっと聴いてくれるものです。

以前中原区役所で実施していた「防災紙芝居」も集客力が高いのを目の当たりにした経験があり、紙芝居はなかなか侮れません。

この日も多くの子どもたちが紙芝居で学んでくれました。


ご紹介できたのはごく一部の企画ですが、今回のイベントレポートは以上です。
中原区のイベントも、かなり元に戻ってきたことがわかりますね。

暑い中でしたがたくさんのご家族が集まり、楽しいひとときを過ごされたことと思います。

【関連リンク】
2009/7/20エントリ 第5回なかはらっぱ祭りと、実行委員会
2010/6/18エントリ 中原区の市民活動団体紹介冊子「なかはらっぱの仲間たち」
2010/7/10エントリ 武蔵小杉の「ひと」(2):なかはらっぱ(中原区地域振興課)・本多純さん(前編)
2010/7/11エントリ 武蔵小杉の「ひと」(2):なかはらっぱ(中原区地域振興課)・本多純さん(後編)
2010/7/18エントリ 「第6回なかはらっぱ祭り」イベントレポート
2011/6/5エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行委員会」による梅雨時の花々と花植え体験
2011/7/10エントリ 「第7回なかはらっぱ祭り」2011年7月17日(日)開催
2012/6/11エントリ 「二ヶ領用水 中原桃の会」による中原区制40周年記念植樹「源平枝垂れ桃」
2013/7/14エントリ 「第9回なかはらっぱ祭り」開催レポート
2014/7/21エントリ 「第10回なかはらっぱ祭り」開催レポート
2015/7/20エントリ 「第11回なかはらっぱ祭り」レポート:体育室で、整列する靴たち
2016/7/28エントリ 「第12回なかはらっぱ祭り」レポート:中原市民館に「In Unity」「かわさき犬・猫愛護ボランティア」「Coaクラブ」など市民活動団体が集結 2019/7/15エントリ 「第15回なかはら市民活動の集い なかはらっぱ祭り」開催レポート:中原区社会福祉協議会の新マスコット「中原パルるん」がデビュー
2023/7/13エントリ 中原区の市民活動団体の祭典「なかはらっぱ祭り」が7/16(日)に4年ぶりフルスペック開催、市制100周年企画で貴重な今昔写真展示も

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2023年
07月16日

川崎フロンターレ「2023年ファン感謝デー」が4年ぶり選手交流復活開催、等々力陸上競技場に選手と来場者の笑顔あふれる

本日、川崎フロンターレの「2023年ファン感謝デー」が等々力陸上競技場で開催されました。
久々に選手たちとの直接的な交流が復活し、後援会員7,156人が来場しました。

ファン感謝デー

■ファン感謝デーの会場となった等々力陸上競技場
等々力陸上競技場

等々力陸上競技場

■さまざまなアトラクション(ふわふわ)
ふわふわ

■キックターゲット(上福元直人選手のナインストライカー)
ナインストライカー

パドルボート

まずこちらは、等々力陸上競技場内の会場です。
メインステージのほかに、陸上のトラックの部分にさまざまなアトラックションが設置されていました。

■NEW ERA presentsキッズキャップチャレンジ
NEW ERAキッズチャレンジ

NEW ERAキッズチャレンジ

■等々力陸上競技場のピッチでサッカー体験「等々力のピッチでサッカー」


また中央の芝生のピッチでは、「NEW ERA presents キッズキャップチャレンジ」と、等々力のピッチでのサッカー体験が開催されていました。

「キッズキャップチャレンジ」で見事ボールが的に入ると、NEW ERAのキッズキャップがもられます。
このキャップ柄は、カブレラとたかたのゆめちゃん、そしてふたりの子どもである「メーカブー」ですね。

■メインスタンド前:救助工作車「ASTACO」の展示
ASTACO

メインスタンド前では、川崎市消防局の救助工作車「ASTACO」の展示も行われていました。
たいへん暑い中でしたが、消防士の制服レプリカを着て記念撮影もできましたよ。

■選手バスの見学


またメインスタンド前では、選手バスの見学も事前申込制でできました。
このほか、ロッカールームの見学なども恒例で開催されています。

■マスコットキャラクターも活動
ふろん太

ワルンタ

そして暑い中でしたが、マスコットキャラクターも勿論参加です。
出席率の低い「ワルンタ」(紫色)も水鉄砲をもって登場しました。

■川崎新田ボクシングジムの体験


こちらは、川崎市のボクシングジム「川崎新田ボクシングジム」のミット打ち体験です。
結構体力がいりますので、暑い中良い汗をかいたのではないでしょうか。

■川崎市市政100周年のパネル展示


■「かわさきいろいろ5・7・5」








川崎市市政100周年記念のパネル展示も出展していました。
ここでは「かわさきいろいろ5・7・5」を書くことができました。

「住みたいね タワーマンション 雲の上」
というのは、武蔵小杉をイメージしたものでしょうか。

川崎の好きなところ、ワクワクするところは人によって違い、それを思い思いに書いてみようという企画です。

■選手らが登場


■川崎市の福田市長のご挨拶からスタート


イベント開始から1時間後に全選手が登場しました。
ステージに集合し、川崎市の福田市長のご挨拶から本格的に交流企画がスタートです。

福田市長は昨日の首位横浜F・マリノス戦をDAZNで観戦し、大いに盛り上がっていたということです。

■松長根悠仁選手・名願斗哉選手「つかみの挨拶」
つかみの挨拶



そして毎回恒例、新人選手による「つかみの挨拶」です。

松長根悠仁選手、名願斗哉選手が、早速前日の横浜F・マリノス戦を題材に、大ベテランの家長昭博選手、ヒーローとなった車屋紳太郎選手をいじるという、チャレンジングな内容で会場の笑いを誘いました。


この開会式終了後に、選手たちが各ブースに散らばって、来場者と交流していきます。

■「車屋選手と仮想ドライブデート体験」




今回注目されていたのは、ウエインズトヨタ神奈川による「車屋選手と仮想ドライブデート体験」です。

実際には車は動きませんが、車屋紳太郎選手と一緒に車に乗って記念撮影ができました。
車屋選手の「背番号7」を付けた方や「車屋」と書かれたパネルを持参した方など、熱烈なファンの方が多かったように思います。

車屋選手は昨日の横浜F・マリノス戦で劇的な決勝ゴールを挙げたヒーローでもあり、お祝いの言葉も多くもらっていたようです。

■枚方名物「車屋弁当」も販売


車屋選手といえば、名前が同じことでコラボレーションしている枚方名物「車屋の鳥重弁当」の販売も行われていました。

「車屋選手と仮想ドライブデート体験」に集まっている方も、結構購入されている方が多かったように思います。

■家長昭博選手


■橘田健人選手


■山村和也選手


■登里享平選手


■山根視来選手


■田邉秀斗選手


■マルシーニョ選手


■レアンドロ ダミアン選手、ジェジエウ選手


■ジョアン シミッチ選手


■大島僚太選手


■遠野大弥選手


■山田新選手


■高井幸大選手


「ファン感謝デー」では、各選手が参加するお店で買い物やアトラクションに参加すると、各選手らと交流ができるというのが基本的なスタイルになっています。

今回のテーマは「スマイル」です。
コロナ禍でなかなか触れ合えなかった3年間を経て、皆さん素敵な笑顔で来場者の皆さんを迎えられました。

■各選手ブースで貰えるファン感カード
選手カード

ファン感カード

各ブースで選手らが来場者に渡しているのは、ファン感謝デーのオリジナルカードです。
写真はレアンドロ ダミアン選手のカードです。

ダミアン選手のお父さんの髭を表現した、同選手のゴールパフォーマンスの写真でした。

■自動販売機の補充体験


■ファン感のオリジナル缶も


バックスタンドの裏手では、自動販売機の補充体験も行われていました。
また、ファン感謝デーのオリジナル缶「FAN KAN」も人気を集めていましたね。

■ステージでの似顔絵対決に参加した山田新選手


■高井幸大選手


■瀬川祐輔選手


■上福元直人選手


またメインステージでも、選手参加型の企画が行われていました。
こちらは似顔絵対決で、何を書いているかというと「鬼木監督」です。

■上福元直人選手が優勝


似顔絵対決は、上福元選手の優勝です。
鬼木監督の力強いガッツボーズの握りこぶしを表現したのが良かったようです。

■フロンタールズのチアダンス




■いよいよ選手らが再集結




「フロンタールズ」のチアダンスなどに続いて、いよいよ「ファン感謝デー」のメインイベント、選手らによる「激アツLIVE」の時間です。

この時はステージ出演しない選手たちが観客席で来場者と一緒に観てくれるのですが、橘田健人選手がなにやら目を丸くしてステージを見ています。

これはいったい何に注目しているのかというと…、

■川崎フロンターレ吉田社長による「サンシャイン吉田」


ステージに登場したのは、吉田社長による「サンシャイン吉田」でした。
絶叫系で人気を博したお笑い芸人「サンシャイン池崎」さんばりに、振り切って吉田社長がフロンターレ愛を叫んでいました。

■「2億4千万の瞳」


■安藤駿介選手


■瀬川祐輔選手


■宮代大聖選手


■早坂勇希選手


■大南拓磨選手


■「シンデレラガール」


■名願斗哉選手


■高井幸大選手


■松長根悠仁選手


■大関友翔選手


選手らによるダンスは立て続けに「2億4千万の瞳」「シンデレラガール」でした。
皆さんかなり練習されたのではないでしょうか?

King&Prince「シンデレラガール」の衣装はなかなかすごいですね。

■スタンドからは水鉄砲






なお、「激アツLIVE」の再前席は盛大に水がまかれるほか、スタンドからも選手らが水鉄砲で撃ってきますので、かなり濡れるのが前提です。

■上福元直人選手・山田新選手による「虹」




本日のステージの中心は、歌唱力が高い上福元選手と、山田新選手でしたね。
「虹」に続けてステージ選手全員で歌った「睡蓮花」、アンコールの「笑顔のまんま」まで出ずっぱりでした。

■大盛り上がりの激アツLIVE






■選手らも肩を組んで盛り上がり(瀬古樹選手)
選手らも肩を組んで盛り上がり

この「激アツLIVE」は、川崎フロンターレの「ファン感謝デー」名物といわれるだけあってたいへん盛り上がります。

選手らも全力でやっているのが伝わりますから、来場者の皆さんも応援しがいがあります。

またスタンドにいる選手たちも、肩を組んでファンと一体になっていました。

■全選手が集まり、負傷中の選手への激励サプライズ




最後、全選手が集まったのち、負傷中のレアンドロ ダミアン選手、ジェジエウ選手、田辺秀斗選手らのお面をみんなでかぶるという激励サプライズがありました。

■感謝のメッセージを伝えるレアンドロ ダミアン選手


■ジェジエウ選手


■田邉秀斗選手


このサプライズには、各選手もたいへん勇気づけられたようです。
特に田邉秀斗選手は故障が相次いだ川崎フロンターレのDF陣の補強として緊急レンタルバックされてすぐに負傷をしてしまいましたから、残念に感じた思いと、復活にかける決意が強いのではないでしょうか。

■鬼木監督の挨拶


最後に挨拶された鬼木監督は、ファン・サポーターの皆さんに感謝のメッセージを伝えるとともに、さっそく次の「ヴィッセル神戸戦」へと意識を向けていました。

マリノスが後退したことで現時点ではヴィッセル神戸が首位に代わり、さらに川崎フロンターレにとって天王山を迎えることになります。

ファン感謝デー終了後の囲み取材では、山田新選手は
「クラブが一体感をもってまとまることができたと思います。優勝を狙っていくにはここから。この一体感で神戸に乗り込んで、勝って川崎に帰ってきたいです」
と決意を新たにしていました。

本日の「2023年ファン感謝デー」で得た一体感とサポーターの応援を糧に、タイトルを目指して最後まであきらめずに戦っていくことでしょう。

■最後までファンに挨拶
最後までファンに挨拶

■川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネル ファン感謝デー配信


【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2018/6/30エントリ 川崎フロンターレ「2018ファン感謝デー」に過去最多12,253人が来場、ジュビロ磐田に移籍の大久保嘉人選手も登場しサポーターに挨拶
2019/7/20エントリ 川崎フロンターレ「2019年ファン感謝デー」が本日開催、各選手がサポーターと交流しスキマスイッチ常田さんもゲスト出演
2020/10/24エントリ 川崎フロンターレ「2020年オンラインファン感謝デー」が本日開催、武蔵小杉駅北口「フロカフェ」等でもオフラインイベント開催
2020/12/20エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート
2021/1010エントリ 川崎フロンターレが「2021ファン感謝デー」を開催、選手・監督とのオンライン交流に加え武蔵小杉「アズーロ・ネロ」等でオフライン企画も実施
2022/7/24エントリ 川崎フロンターレが「2022ファン感謝デー」を等々力陸上競技場で3年ぶり開催、6,523人が来場し選手らの全力ステージに笑顔

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2023年
07月15日

川崎フロンターレが首位マリノス戦劇的勝利、東急武蔵小杉駅には神奈川ダービーや新横浜アクセス向上PRも

本日、明治安田生命J1リーグ第21節「横浜F・マリノスvs川崎フロンターレ戦」が横浜市の日産スタジアムで開催されました。

「この試合を落としたら、優勝は難しくなる」と選手らに伝える、背水の陣をもって臨んだ川崎フロンターレは、後半にリズムを掴むも仕留めきれないまま90分が経過。

しかしながら後半アディショナルタイムに途中出場の瀬川祐輔・大南拓磨がつないだパスを車屋紳太郎が押し込み、1-0で劇的な勝利を収めました。

アシストの大南、車屋はともにディフェンダーの選手で、車屋は試合終了後に「リスク管理で戻らなければいけない立場だったが、勝たないといけないので走りこんだ」と振り返り、それだけ勝利が必達の覚悟であったことを伺わせました。

■JリーグTwitter 横浜FMvs川崎F 得点シーン 車屋紳太郎
■JリーグTwitter 横浜FMvs川崎F 試合後の歓喜
この勝利により、川崎フロンターレは1試合消化の多い首位マリノスに対して勝点差「12」、現時点で6位となりました。残りリーグ戦13試合があることを踏まえると、優勝争いに希望を残す結果となりました。



■東急武蔵小杉駅の神奈川ダービー広告
東急武蔵小杉駅の神奈川ダービー広告

神奈川県内のJリーグクラブの対戦は「神奈川ダービー」と呼ばれます。

なかでも、近年のJ1リーグを牽引してきた川崎フロンターレ、横浜F・マリノスの対戦はビッグマッチで、毎回激戦となってきました。

本日の神奈川ダービーを迎えるにあたり、東急武蔵小杉駅のコンコース全体にタペストリー型の広告が掲示されていました。

■「過去6年、覇権を争ってきた“最高峰”の熱戦。」
東急武蔵小杉駅の神奈川ダービー広告

■「神奈川は“最強”の称号をゆずらない。」
東急武蔵小杉駅の神奈川ダービー広告

タペストリーには、
「過去6年、覇権を争ってきた“最高峰”の熱戦。」
「神奈川は“最強”の称号をゆずらない。」
とあります。

これは、2017~2022の過去6シーズンのJ1リーグ優勝クラブがいずれも川崎フロンターレと横浜F・マリノスであったことによります。

まさに神奈川の両クラブが頂点であり続けたということです。

このようなコンセプトに基づいて、上記2枚のコンセプトタペストリーに加えて、6シーズン分・6種類のタペストリーが下記の通り掲示されていました。

・2017、2018、2020、2021シーズン:優勝した川崎フロンターレのビジュアル
・2019、2022シーズン:優勝した横浜F・マリノスのビジュアル

■2017シーズン(川崎フロンターレ優勝)
2017シーズン

2017シーズンは、川崎フロンターレ初優勝の年でした。
等々力陸上競技場のピッチで泣き崩れた中村憲剛選手(当時)の姿は多くの方の記憶に焼き付いています。

■2018シーズン(川崎フロンターレ優勝)
2018シーズン

2018シーズンは、川崎フロンターレが連覇を果たしました。
写真は同年エースストライカーとして活躍した小林悠選手です。

■2019シーズン(横浜F・マリノス優勝)
2019シーズン

2019シーズン、川崎フロンターレの3連覇を阻んだのは横浜F・マリノスでした。
川崎フロンターレはルヴァンカップを制し、連続してタイトル獲得を果たしています。

■2020シーズン(川崎フロンターレ優勝)
2020シーズン

そして2020シーズン、川崎フロンターレは再度J1タイトルを奪還します。
このシーズンは写真の三笘薫選手がルーキーとして大活躍。

他にも田中碧選手、旗手怜央選手、守田英正選手らのちに海外移籍し日本代表として活躍する選手らも主力として活躍し、「最強・フロンターレ」の名をほしいままにしました。

またこのシーズンは天皇杯初優勝も果たし、2冠で中村憲剛選手(当時)の引退に花を添えました。

■2021シーズン(川崎フロンターレ優勝)
2021シーズン

2021シーズンも川崎フロンターレの強さは変わらず、2度目の連覇を果たしました。
三笘薫選手ら主力選手の海外移籍はあったものの戦力の厚みで勝ち切り、写真左のベテラン家長昭博選手も健在、写真右のレアンドロ ダミアン選手は得点王・MVPを獲得しました。

■2022シーズン(横浜F・マリノス優勝)
2022シーズン

そして直近の2022シーズンは、横浜F・マリノスが優勝でした。
川崎フロンターレは惜しくも2位で、3連覇を再び阻まれるかたちになりました。

今季、2023シーズンの対戦は開幕戦で1-2でマリノス勝利、本日第21節が1-0川崎フロンターレ勝利ということで、1勝1敗です。

今後もJリーグトップクラスの戦いが、等々力陸上競技場、日産スタジアムで歴史を紡いでいくことになるでしょう。

■東急新横浜線開通のPR
東急新横浜線開通のPR

また東急武蔵小杉駅コンコースの情報発信スポット「こすぎアイ」では、東急新横浜線開通をPRする「神奈川ダービー」広告も掲示されていました。

弊紙でもお伝えした通り、「東急新横浜線」の開通により、武蔵小杉駅と新横浜駅までが直通10分で結ばれています。

川崎フロンターレの10番大島僚太選手、横浜F・マリノスの10番マルコス ジュニオール選手のユニフォームで、「10分」をPRする内容になっていました。

■東急武蔵小杉駅サイネージの「ファン感謝デー」告知
ファン感謝デー  

また神奈川ダービーの翌日、等々力陸上競技場では川崎フロンターレの「2023ファン感謝デー」(後援会員対象)が開催されます。

こちらも東急武蔵小杉駅改札前のデジタルサイネージに、告知が出ていました。

本日の勝利もあってよいムードで迎えられるのではないでしょうか。

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