武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2010年
07月08日

中原区役所のゴーヤーの実

hatsushimo.gif

中原区役所のゴーヤーがすくすくと育ち、大きな実をつけています。
この実は企画課で配布されているほか、区役所の食堂においても
メニューの一部として提供
されることになります。

■中原区役所南側壁面のゴーヤー
中原区役所南側壁面のゴーヤー

以前からご紹介している中原区役所南側壁面のゴーヤーはご覧
のように成育し、見事な「緑のカーテン」となりました。

■ゴーヤーの実
ゴーヤーの実

ゴーヤーの実も立派な姿になりました。ひとつひとつ形が違います
ので、見ていて楽しいですね。

■中原区役所西側壁面のゴーヤー
中原区役所西側壁面のゴーヤー

以前はなかったのですが、新たに中原区役所西側(正面玄関側)
の壁面にもゴーヤーが植えられていました
。こちらはまだまだこれ
からが育ち盛りです。

■正面玄関脇の花壇
正面玄関脇の花壇

2009/8/26エントリでご紹介した昨年のゴーヤーは、こちらの正面
玄関脇の花壇
の部分に植えられていたのですが、今年はここには
主に別の植物が植えられています。

■花壇の一部に植えられたゴーヤー
花壇の一部に植えられたゴーヤー

ネットは今年も架けられているのに、ゴーヤーは植えないのかしら、
と思ってよく見てみると、花壇の端のほうに少しだけゴーヤーが植え
られていました

こちらもまだ植えられて間もない感じですので、これからの成長が
楽しみです。

さて、これらのゴーヤーの実ですが、エントリ冒頭で申し上げた通り、
中原区役所2階の企画課窓口で不定期に配布されています。

■中原区役所 「中原区役所産ゴーヤー」配布しています
http://www.city.kawasaki.jp/event/info5997/index.html

ゴーヤーの実は週2回ほど収穫していまして、たくさん収穫できた
場合にはひとり1本ずつ配布
しているそうです。

また、先日コメントで情報頂きましたように、7月21日(水)と28日
(水)において、中原区役所4階の食堂においてゴーヤーを使った
料理が提供
されます。

■かわさき市政だより 2010年7月1日号 中原区版
http://www.city.kawasaki.jp/65/65soumu/home/
soumu69/2010/na1007.pdf


食堂でのゴーヤー料理は11:30~14:00の間、先着100名で提供
されるとのことです。平日時間のある方に限られますが、中原区役
所産のゴーヤーを食べたい方は、トライしてみてください。

【関連リンク】
2007/11/25エントリ 中原区のヒートアイランド現象
2009/8/26エントリ 中原区役所のゴーヤー
2010/6/6エントリ 中原区役所のゴーヤーと中原区環境“楽習会”
2010/6/17エントリ 中原区役所のゴーヤーの花
2010/6/22エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場のゴーヤー

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2010年
07月07日

武蔵小杉のライトダウンキャンペーン2010

hatsushimo.gif

本日の七夕ということで、昨年2009/7/7エントリで取り上げたライト
ダウンが、中原区内の各施設において今年も実施
されました。
これは、環境省が地球温暖化防止のためライトアップ施設の消灯を
呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」によるものです。

■ライトダウンキャンペーン2010 公式ウェブサイト
http://coolearthday.jp/

このキャンペーンは、日常生活で慣れたライトアップを消すことで、
普段どれだけ照明を使用しているかを実感し、地球温暖化問題に
関する啓発
をしていくことを目的としています。

上記ウェブサイトで都道府県別に参加団体を参照することができま
して、本サイトで確認したところ、武蔵小杉周辺では以下の企業・
団体等が目に留まりました

(都道府県以上の検索ができませんので目視でのチェックを行い
ました。全体の非常に件数も多く、抜けがあるかもしれません)

■武蔵小杉周辺のライトダウン参加企業・団体等
レジデンス・ザ・武蔵小杉(※)
富士通小杉ビル
トヨタカローラ神奈川丸子店(※)
住まいと暮らしのコンシェルジュ
マツモトキヨシ武蔵小杉店
キヤノン小杉事業所(※)
サントリー商品開発センター
富士通川崎工場本社ビル
富士通中原ビル
生活協同組合コープ井田三舞店(※)

※印は昨年からの継続参加

今年は10団体の参加が確認できましたが、そのうち昨年からの継続
参加は4団体
です。今年はかなり参加が増えましたね。

さて、それでは順番にライトダウンの様子を見ていきましょう。

■レジデンス・ザ・武蔵小杉(ライトダウン前)
レジデンス・ザ・武蔵小杉(ライトダウン前)

■レジデンス・ザ・武蔵小杉(ライトダウン後)
レジデンス・ザ・武蔵小杉(ライトダウン後)

レジデンス・ザ・武蔵小杉は、昨年と2010/3/29エントリのアースア
ワーの際にも取り上げていますので、おなじみですね。屋上照明が
消灯されています。
今回は、横須賀線武蔵小杉駅のホームから撮影してみました。

■富士通小杉ビル(ライトダウン前)
富士通小杉ビル(ライトダウン前)

■富士通小杉ビル(ライトダウン後)
富士通小杉ビル(ライトダウン後)

こちらの富士通小杉ビルは、横須賀線ロータリー前にできた野村
不動産武蔵小杉ビルの裏手にあるビルです。ライトダウンキャンペ
ーンのサイトに掲載された情報によると、オフィスの2階の屋内照明を
消灯
するとのことでした。

確かに一部消灯はされているのですが、わかりにくいですね。仕事が
終わって退社したことで、自然と一部が消灯されただけのようにも
見えます。
もっとも「屋内照明」としか明記されていませんので、必ずしも外から
確認できる場所とは限りませんし、何ともいえないところです。

■トヨタカローラ神奈川丸子店(ライトダウン前)
トヨタカローラ神奈川丸子店(ライトダウン前)

■トヨタカローラ神奈川丸子店(ライトダウン後)
トヨタカローラ神奈川丸子店(ライトダウン後)

綱島街道沿いのトヨタカローラ神奈川丸子店では、建物外側のオレ
ンジ色の看板が消灯されました。

■住まいと暮らしのコンシェルジュ(ライトダウン後)
住まいと暮らしのコンシェルジュ(ライトダウン後)

続いて、武蔵小杉駅構内の住まいと暮らしのコンシェルジュです。
ここはピンポイントかつ写真でわかりづらいもので、ライトダウン後の
写真のみをご紹介します。
店舗外側に設置されている看板の文字が普段は輝いているのですが、
本日は終日消灯されていました(イベントの消灯時間は20時~22時)。

■マツモトキヨシ武蔵小杉店(ライトダウン前)
マツモトキヨシ武蔵小杉店(ライトダウン前)

■マツモトキヨシ武蔵小杉店(ライトダウン後)
マツモトキヨシ武蔵小杉店前(ライトダウン後)

今回、ちょっと問題だったのがこのマツモトキヨシ武蔵小杉店です。
ライトダウン定刻から40分ほど経過したところで到着したのですが、
どうも消灯されている気配がありませんでした。そこで店員の方に
確認したところ、完全に失念していた状況で、あわてて外側の看板を
消灯されていました


私が確認しなければ、そのままライトダウンされることなく終了して
いたのではないでしょうか?

上場企業として「CSR活動を実施しています」と表面でうたっておき
ながら実際にはやっていない、これは率直に申し上げて大いなる
欺瞞、詐術
です。
悪気がないとかそういう問題ではなく、企業として徹底・実行できない
のであれば「貢献しています」などと表明をするべきではないでしょう。

何らかの取り組みをしようと考えることは良いことですので、マツモト
キヨシおよびマツモトキヨシ武蔵小杉店には、今後の対応改善を
期待したいところです。

■キヤノン小杉事業所(ライトダウン前)
キヤノン小杉事業所(ライトダウン前)

■キヤノン小杉事業所(ライトダウン後)
キヤノン小杉事業所(ライトダウン後)

駅前から離れて今井上町のキヤノン小杉事業所では、エントランス
部分の照明が消されていたようです。
ここは住宅街の中ですが結構大きな事業所となっていまして、昨年も
ライトダウンに参加しています。

■サントリー商品開発センター(ライトダウン前)
サントリー商品開発センター(ライトダウン前)

■サントリー商品開発センター(ライトダウン後)
サントリー商品開発センター(ライトダウン後)

同じく今井上町のサントリー商品開発センターでは、オフィス前面の
照明がほとんど全て消灯されました。いつもライトアップがきれいな
オフィスですので、ライトダウンしてみると大分印象が変わりますね。

このサントリー商品開発センターについては2008/3/20エントリでも
取り上げましたが、また近々ご紹介したいと思います。

■富士通川崎工場本部ビル(ライトダウン前)
富士通川崎工場本部ビル(ライトダウン前)

■富士通川崎工場本部ビル(ライトダウン後)
富士通川崎工場本部ビル(ライトダウン後)

■富士通中原ビル(ライトダウン前)
富士通中原ビル(ライトダウン前)

■富士通中原ビル(ライトダウン後)
富士通中原ビル(ライトダウン後)

中原区に多くの拠点を持つ富士通は、2つ目にご紹介した富士通
小杉ビル以外にも、富士通川崎工場本部ビル富士通中原ビル
おいてもライトダウンを行っています。
富士通川崎工場本部ビルは武蔵中原の駅前、富士通中原ビルは
武蔵中原駅から中原街道を挟んで南側にあります。

この2つのビルでは、ビルの上部で普段は赤い光を放っている
「FUJITSU」の文字が消灯されています。

■生活協同組合コープ井田三舞店(ライトダウン後)
生活協同組合コープ井田三舞店

最後は、生活協同組合コープ井田三舞店です。この店舗では、道路
沿いの看板を消灯していました。普段は白く輝いているのですが、
言われないと気づかないかもしれませんね。

・・・ということで、各企業・団体等がそれぞれにできる範囲でライト
ダウンをしていました。
電力消費の軽減ということでは、ひとつひとつの効果は非常に小さい
ものでしょうから、以前のエントリでも申し上げました通り、やはり
これは啓発活動、ということが主眼ではないかと思います。

昨年に比べて参加企業・団体等も大幅に増加していますので、
来年はどうなるでしょうか。ある程度参加数が増えてきますと街の
あちこちでライトダウンがなされ、それに気づく方も増えてくる

ではないかと思います。

■NEC玉川ルネッサンスシティのライトダウン?
NEC玉川ルネッサンスシティのライトダウン?

最後におまけですが、NEC玉川ルネッサンスシティの最上部(写真
では建物の右上)に設置された「NEC」の輝くロゴが消灯
されていま
した。
ライトダウンキャンペーンの参加団体には、NECは記載されておりま
せんでした
ので、少なくとも公式参加団体ではありません。

たまたまなのか任意で消灯していたのかわかりませんが、一応
ご紹介しておきます。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット コープかながわ
井田三舞店

2008/3/20エントリ 今井上町・サントリーのサントリー
2009/7/7エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の七夕ライトダウン
2009/9/28エントリ 「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」
東急武蔵小杉駅構内に本日オープン

2010/3/29エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉のアースアワー2010
ライトダウン

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2010年
07月06日

野村不動産武蔵小杉ビルの「モバイルプラザ武蔵小杉店」本日オープン

hatsushimo.gif

本日、野村不動産武蔵小杉ビルN棟に、NTTドコモの携帯販売店
「モバイルプラザ武蔵小杉店」がオープンしました。

■モバイルプラザ武蔵小杉店
モバイルプラザ武蔵小杉店

この「モバイルプラザ武蔵小杉店」は、富士通パーソナルズが経営
する携帯ショップです。富士通パーソナルズは、主に「ドコモショップ」
と「モバイルプラザ」の2つのラインで携帯ショップを展開
しており、
武蔵小杉駅北口の「ドコモショップ武蔵小杉駅前店」も、実は富士通
パーソナルズの店舗です。

本ブログでかねてからドコモショップとしてお知らせしておりましたが、
店舗ブランドとしてはモバイルプラザということになりました。なお、
店名にドコモは入っていませんが、ドコモの携帯しか販売しておりま
せん

ドコモショップでは各種サポートも提供されていますが、モバイル
プラザではドコモの携帯の販売(新規契約及び機種変更)のみ

取り扱っています。

■富士通パーソナルズ モバイルショップ一覧
http://jp.fujitsu.com/group/personal/facilities/mobileshop/#c

上記サイトにも本日時点では記載がありますが、今回の「モバイル
プラザ武蔵小杉店」は、アルカード武蔵中原の「モバイルプラザ中原
店」が移転
したものです。
武蔵中原も富士通のお膝元ですし、今回も富士通・富士通エフサス
が入居したオフィスビルの下
ということで、富士通つながりでの
出店ということなのでしょう。

武蔵小杉店の内装工事は2010/6/30エントリで取り上げておりまし
て、その際にはまだまだこれからという感じだったのですが、一気に
作業が進んで本日オープンということになりました。

■前日夜のオープン告知
前日夜のオープン告知

こちらは店頭のオープン告知ですが、これが掲示されたのは前日夜、
21時をまわってから
でした。店舗側としては予定通りということかも
しれませんが、傍からはかなり急なオープンという感じを受けました。
携帯販売店ですと、什器を入れてしまえば大半完成ですので、ある
程度しっかりした内装が必要な野村證券などに比べると、簡単な
作業だったものと思います。

上記のような経緯で告知が行き届かなかったせいか、店内にはお客
さんの姿があまり見られなかったようです。

■閉鎖されたデイリーヤマザキとの境界部分
閉鎖されたデイリーヤマザキとの境界部分

なお、併設されるデイリーヤマザキについては、後追いでオープンと
なるようで、店舗の境界部分が閉鎖されていました。

デイリーヤマザキシティハウス武蔵小杉店が隣接して営業している
状況で、本当に「コンビニの」「デイリーヤマザキが」出店するのか、
というのがどうにも疑問なのですが、壁面塗装を見てみると、これは
武蔵小杉北口のデイリーヤマザキの塗装と全く同じものです。

■併設されるデイリーヤマザキ(工事中)の壁面塗装
併設されるデイリーヤマザキの壁面塗装

■デイリーヤマザキ武蔵小杉駅前店(北口既存店舗)の壁面塗装
デイリーヤマザキ武蔵小杉駅前店の壁面塗装

・・・ですので、多少の派生ブランドの違いはあったとしても、デイリー
ヤマザキの店舗ということでやはり間違いはない
ようです。

このデイリーヤマザキのオープンによって併設店として完成形になる
わけですが、単に入口が同じというだけの形態のようで、単独で
営業してもあまり変わりはないように思います。
モバイルプラザ側からすると、日常的に出入りするコンビニの導線
を店舗に引き込むメリットがある、ということでしょうかね。

何はともあれ、これで野村不動産武蔵小杉ビルに2店舗目がオープン
いたしました。今後デイリーヤマザキと野村證券が続いてくことで、
幹線道路沿いにテナントがささやかながら並ぶことになります。

■野村不動産武蔵小杉ビルのテナント看板
野村不動産武蔵小杉ビルのテナント看板

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2010/3/18エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルに野村證券が支店開設
2010/5/11エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルにサイゼリヤ、ドコモ
ショップ、デイリーヤマザキが6月以降オープン

2010/5/24エントリ イタリアンレストラン「サイゼリヤ」「ナチュラ」が
2010年6月10日同日オープン

2010/6/3エントリ サイゼリヤ武蔵小杉店に荷物搬入
2010/6/10エントリ 「サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店」「ナチュラ
武蔵小杉店」本日オープン

2010/6/16エントリ サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店の違法
駐輪対策

2010/6/17エントリ 追記:サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店が
駐輪場案内を追加

2010/6/29エントリ 野村證券武蔵小杉支店が2010年7月20日
オープン

2010/6/30エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルのデイリーヤマザキと
ドコモショップ工事中

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2010年
07月05日

武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(後編)

karejishi.gif

前編より続き)

--では次にIn Unity(インユニティ)との関わりを教えてください。

反町:まずミュージックキャストとはまったく別の存在なのですが、
私の原点でもありまして、先ほど最初にお話をした私が17才の
ときにイベントをやって、それを地域の方々にお手伝いをいただい
たのですが、その際に行政に対して、
「地元にそういう頑張っている子たちがいるよ」という情報を入れて
いただいた方、働きかけていただいた方がいらっしゃったようなん
ですね。

それで実際にイベントも成功して、地域の方、区民の方もいっぱい
足を運んで頂いたということで、だったら行政としても何かやらなけ
ればいけないんじゃないのか
、というのが本当のきっかけだとという
ことを聞いています。

反町充宏さん1

これは中原区の協働推進事業といって行政と区民が一緒になって
同じ目標の元で役割分担をしてやる、という事業ですから。
それで当時いざやるぞとなったのが、私が19才の時でして、
そういうのをやるからぜひということでお話を頂きまして、それが
第一回目In Unity2000で、これに声をかけて頂いて、それで
実行委員と言う立場で入らせていただきました。

3年目のIn Unity2002から今年3月に開催した2010までは実行委員長
をやらせて頂きました。また来年にむけて動き出すのですが、2011も
また実行委員会が立ち上がったら、実行委員長に立候補はしようとは
思っています。
ただ同じ人間が同じ事業の委員長やるのも、もう次やったら
10年連続なんですね。やはり後任をきっちり育てて、退いてもその
イベントがそれまで以上の形で動き続けていくことこそがいいイベント
であり、私自身の仕事
かと思いますので、まあそうしたいなと思います。

■In Unity 2010
In Unity 2010

--先ほどカワサキミュージックキャストさんの目的の一つで音楽を
やりたい人に場を提供するとか、情報を提供するというのと、
In Unityのイベントの目標というのは、方向性としてはあっていると
思うのですが、そういう意味での今後の関わり合いというのは
どうでしょう?


反町:まずIn Unityというのが中原区の事業なんですよね。
私の立場としてはIn Unity関しては、ミュージックキャストの代表
としてではなくて、一区民として参加させていただいています。
しかし、いまミュージックキャストがあることはIn Unityの影響と
いうのはすごく大きいです。
In Unityがなければ私もミュージックキャストとしてNPO法人化は
していなかった、出来ていなかったかもしれないと思います。
それぐらい大きな存在ではあるんですが、あくまで区民として参加
していること。ただまあ同時に代表であることは変わりないので、
ミュージックキャストとしてはお手伝いをさせていただくという
立場ですね。

先ほど申し上げた育てるイベント、支援していくイベント、
もっともっと成長していきたいイベントの一つがIn Unity
です。


--話が変わりまして、カワサキミュージックキャストの今後の
方向性とか課題みたいなものをお聞かせください。


反町:ミュージックキャストとしての課題はやはり人が足りないです。
全てにおいて。

--20人ぐらいいるという話でしたが?

反町:これがいまの20人というのは、半分は法人立ち上げの時の
初期からのメンバーで、それを含めてイメージとしては登録制
みたいな形ですか。名前をいれておいてもらって、仕事がある時に
一括してメールで投げて、必要な人数を埋めていく

そういうやりかたなんですよ、基本的には。

もちろん一人ひとりが他の仕事をやっているわけです。
ミュージックキャストに登録する人って基本無職は禁止なんですよ。
ミュージックキャスト自体は生活費を稼ぐために集まる場所では
絶対に無い
ので。最近ではそれなりの謝礼があるときも多いのですが、
いずれにしても目的は間違えてはいけない、大切なところですね。

学生なら学生でもいいですが、そうでなければ、最低限アルバイト
でもなんでもいいので必ず仕事を持っていただいて、それをしっかり
やっていただいた上で残りの時間をミュージックキャストに使って
いただくというのは、全部のスタッフに徹底していただいている
ところです。

--NPO法人の性格としてノンプロフィットは分かりますが、
逆にいうとそういうスタッフのみなさんは、いわゆるボランティア
じゃないですか。そういう立場でこの活動に携わるモチベーション
というのはどういうところからくるのでしょうか?


反町:一つはやはり私自身が代表者であり、基本的にはお願いとか
仕事があるよ、という連絡もさせていただいているので、
やはり私自身が実際の仕事をお願いするにあたって一人ひとりに
感謝
をします。そしてその感謝の気持ちをきちっと伝えるように
しているというのがまず一つ。

反町充宏さん2

それからスタッフがやりがいをもてるイベントと逆にそうじゃない
イベント
というのもあるので難しいところですが、出来るだけ
あらかじめ伝えるようにしているんですよ。

ほんとにこれは仕事をくださる方からはお願いしますと頼まれて、
こちらとしてもお手伝いをしたいイベントだったりするんですが、
でも実際の業務としてはすごく単純作業を10時間とかだったり
するんですよ。
例えばひたすら案内係でたちっぱなしとかで。

実際に入るスタッフの立場だと、それで現場のモチベーションを
維持しろって言ってもなかなか難しいじゃないですか。

--そうですね(笑)

反町:それはやはりあらかじめそういうのを伝えて、それでそういう
のをやってもらったスタッフには、それ以外でやはりやりがいのある
仕事を回す、バランスをうまく取ってやるわけなんですが。

次にこれはIn Unityともつながるんですが出会いなんですね。
ミュージックキャストはほんとに出会いにだけは恵まれています。
ミュージックキャストに関わることによって、イベントを通じて
出会う内外の方々ともすごくなじんで仲良くやっています。

ただ、若い男女が集まるのでいろいろあり困ることもありますが(笑)

反町:スタッフの課題の話に戻りまして、モチベーションの点に
ついてはとにかくイベントという場をきちっと提供して、
ミュージックキャストを通じて生まれる出会いというものがお互いの
プラスになってもらいたい。

あとはもちろん経験的なところで単にイベントのお手伝いだけを
やってたとえばそれを1年間やって振り返ったときに、とりあえず
現場は楽しかったけど、でも自分に何も身についていないというのは
ダメ
だと思います。
1年間やってその先別の道にいくにしても、ここでの1年間
というのは人と人とのつながりというところと、それから単純に知識
とか技術とか、一つでも二つでも身につけて学んでいってもらいたい

と思っています。

実際にはイベントの仕事って結構業界以外のところでも役に立つ
ところがすごくあって元々人生にイベントってすごいあふれてる
じゃないですか。
ほんとに一番身近なところだと、例えば社会人だとちょっとした
飲み会から始まり、忘年会とかその類の会社のイベント、それから
ちゃんとした結婚式だったり、また二次会だったりいろいろあるじゃ
ないですか。でイベントの段取りを組むというのは重要なところは
すごく共通
しているので、段取りの組み方みたいなところというのは
自然に覚えてもらえるように教えると言うこと。
もしほんとに学びたいと言ってきたらきちっと教えますけど。

イベントの世界でケーブル巻きって作業があって、一番よく使うのが
音響のマイクのケーブルがあるんですが、それって決められた巻き方
のルールがある
んですよ。それとかも知っていて損はないんですね。
ようは長いものの巻き方の話なんですね。でも誰かに教わらなければ
できないものなので、例えばそれを知っているだけで庭の水道の
ホースみたいなものにも使えますし、あとでお見せしますよ。(笑)

■後ほど見せていただいたケーブル巻き
後ほど見せていただいたケーブル巻き

あとはやっぱり紐のしばり方、ロープの使い方、電気の知識とか
知っているといざというときに意外と役に立つことって意外とあるので
別に業界にいなくても、そういうことをどんどん教えて本人がなにか
勉強になったなって思ってもらえればこちらとしてはほんとに幸せな
ことはない、そう思われなくても自然に教える叩き込むぐらいの勢い
です。

--厳しそうですね。

反町:結構ボランティアといっても厳しいんでしょうねうちは。
基本的には甘いんですけど厳しいところは厳しくて、例えば
ボランティアで応募してきているのにダメだと思ったら、普通に
やめてもらうというのはあります。とにかく怪我したら終わりの
世界
なんでそういう部分でちょっとでも不安を感じてびしっと言って
それでダメだと思ったら、やっぱり一緒にはできないということに
なりますよね。

まあそんな形でスタッフのモチベーションという意味では、今最後に
言ったことを含めて、ボランティアだから何でもウェルカムではなくて、
その先というか一歩上のものを目指している

実際にそれで仕事もたくさんもらえるようになってきている、
というのもあると思います。

--みなさん音楽が好きだったりとか、イベントを作ったり実行する
ことが好きなのでしょうね。その割には制作スタッフが少ないのは
なぜかな?と思うのですが。難しいのですか?特殊なことがある?

反町:それですね、すごく微妙なところなんですけど。
難しくはないんですけど、例えば制作スタッフを外から雇った場合
日当1万ぐらいする内容
なんですね。そんなに難しいとは思わないの
ですけど、今ミュージックキャストとして受けた制作内容をやるのに
段取りを組むのが核なので、現状は私がやるのが間違いないって
いうのと、私自身も安心できる、あとまだ私がなんとか出来ちゃって
いるので、やってしまっている
っていうのが正直なところあると
思いますね。

ただ今後は少しずつそれを分担して、私の代わりが務まる人を育てて
いくというのも仕事
じゃないですか。それをやりたいですけどただ
当面はまだ私がメインでやっていき、現場の仕事も重要なんです
けどどっちが人に任せられるかというとやはり現場なんですね。

制作の仕事というのはすごく性格もでるので、調整ごとってすごく
多いじゃないですか。そういうところできちっとした人材の育成の
体制を作る時間もない、でもそれはやっていかなければしょうがない
と思っています。

いま基本ボランティアなんでイベント要員としてきてもらっている
スタッフの皆さんは平日仕事、土日休みなんですね。
それで制作の仕事って完全に平日なので、その辺をうまくやるのって
難しいですね。

--キャストのみなさんには生活の基盤を持っていて欲しいのだけど
そうはいってもという感じですか?

反町:ほんとに制作の仕事も増えて、私一人では完全に無理っていう
ことになった時には必然的にそういう人が必要
になりますよね。
たぶん今後そうなっていくのでそれに併せてそういうスタッフを
きちっと配置していきたいと思います。

-----
ここで一旦電話が入りインタビュー中断。
当日川崎駅でイベントにでるドラマーさんがシンバルを忘れたとの
ことで急遽お願いの電話が・・・
快く引き受ける反町さん。


反町充宏さん4

反町:日曜の昼間に電話がかかってくるとドキっとしますね。
トラブル発生の連絡である確率が高いですから。
一つは忘れ物しました、もう一つが機材から音が出ませんとか、
そんなのが多いです。
-----

--話が変わりまして、武蔵小杉はいますごく変わっていますが、
反町さんからみてどう思われますか?


反町:私は生まれも育ちもここなんですね。人口が増えていくことに
関してはすごくいい街だと思っているので、今のところいまその中に
いるわけで、それも含めてすごく良いことだなとは思います。
ただ課題の話になりますがそういう増える人たちがどちらから来て
いるのか知りませんが、従来から住まわれている方との、意識と
言うか温度差と言うかきっとあるのではないか
と感じていますので、
そういうなにか架け橋となるような地域に目を向けていただくような
仕掛け
はなにかしなくちゃいけないのかな、そういう気持ちです。

--武蔵小杉ライフでも武蔵小杉の街の移り変わりをテーマに
しているのですが、最近になってオープンカフェみたいなものも
増えてきましたがどう思われますか?


反町:そういう仕掛けと言うか絶対に必要だと思うんですよね。
少なくとも何もやらなくていいという考えはないので、やっぱり
出来る人やるべき人というか、オープンカフェというのは手法の
一つに過ぎないと思うんですけど、新しく来た方と従来から暮らす
人とをつなぐ何かがないとよくないですし、やはり街づくり
というものを進めていく上で、何万人と新しく住まわれている方々の
意識を地域に向けていただくということは絶対に必要なこと
だと
思うんですよね。

そのために何かやる、それで、たまたまうちの話でいえばその時は
オープンカフェが出来ることだったんですよね。音楽とカフェという
憩いの場、交流の空間
ということで。
だけどもっともっと改良して中身を工夫して、また開催時期を定着
させて、住民の方のことを考えたらほんとはもう平日の毎週何曜日の
この時間がみたいな感じで出来たらベストかも知れないですよね。
私個人的にはやりたいんですよ。普通に小杉にカフェ作りたいぐらい。
毎回仮設でやるのって、単発には仮設のよさもあるんですけど
固定でやったほうがいいような気もするんですよね。

反町充宏さん5

--住民の参加もイベントがあって、その日だけ特別に行く
というのではなくてそこに行けばあるというほうが定着しますよね。


反町:絶対そうですね。
あとオープンカフェの場所とか内容についてももちろんそうですし
それ以外のことについてもどんどんなにかこういったことをやって
もらいたいという要望を欲しい
ですね。ミュージックキャストが
できそうなことであれば。

例えばキャンドルナイトとかどこかでやってみたいんですよね。
まだ小杉ではやっているという話はきいたことがないので。

--最後に武蔵小杉ライフ読者のみなさんに一言お願いします。

反町:カワサキミュージックキャストは川崎を拠点に音楽環境の
拡充を目的に活動
しています。広い意味でいろいろな立場の方々
が身近に音楽を表現したり楽しんだりできる環境を作るという
ことです。

音楽は基本的には皆さんになんらかの縁がある、例えばテレビを
つければ音楽は流れてくるわけですし携帯電話ひとつにしても。
そういう意味でなにかしら関わりのある音楽というもののなかで
みなさんに合ったよりよい音楽環境を作っていくのを目的とした
法人です。

その法人の事務所が実は武蔵小杉にあります。
例えば実際に演奏をやっていて、まさにこの武蔵小杉に引っ越して
きてこっちでもやりたい
のだけど、みたいな要望があればもちろん
相談していただきたいですし、音楽を聴きたいとかあるいは
スタッフをやってみたい
とかそういう興味があったらぜひ気軽に
ご連絡をいただきたいと思います。

--本日はどうもありがとうございました。

反町充宏さん6

【関連リンク】
NPO法人カワサキミュージックキャスト 公式ウェブサイト
In Unity2010 公式ウェブサイト
2008/9/27エントリ なかはらオープンカフェ、リエトコートで開催
2008/9/28エントリ なかはらオープンカフェ2日目
2009/2/11エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(前編)
2009/2/12エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(後編)
2010/2/20エントリ 「新丸子インユニCafe」開催レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・
反町充宏さん(前編)

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2010年
07月04日

武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(前編)

karejishi.gif

武蔵小杉ライフではこのたび地域活動に関わり合いのある方々への
インタビュー
を始めました。今後、地域活動に携わる「気になる方々」
訪問し、お話を伺う記事を不定期で掲載していきます。

第1回は、以前本ブログのIn Unityの記事でもご紹介したことのある
NPO法人カワサキミュージックキャストの反町充宏理事長にお話を
伺いました。(以下敬称略)

■NPO法人カワサキミュージックキャスト 事務所
NPO法人カワサキミュージックキャスト 事務所

--本日はよろしくお願いします。

反町充宏さん1

--まず設立の経緯を教えてください。

反町:私自身はピアノ教師をしていた母の影響もあって、幼いころ
からころから音楽に携わっていました。
自分自身もピアノをやったり
中学生時代は同級生とバンドを結成して活動をしていました。
当時徐々に演奏が出来るようになってくるとライブをやりたいのです
が、いざやろうとなったときにライブハウスというものはあっても費用
や集客の面から簡単ではありませんでした。

他にそれにかわる場所があるかというとそれもなくて。
もっと気軽に音楽を演奏できる場所がないものかと考えるようになり
ました。

そこで、同世代(当時17歳)の仲間とともに自主企画の無料コンサ
ートを地元「西丸子小学校」の体育館で企画
しました。
当時高校生でイベントの段取りとかもわからない中で、どうにかして
できないかということで、ほんとに地域のいろんな方の助言と協力を
得て、なんとか無料のコンサートを高校生だけで開催することが
できました。

結果として成功させることができて、それがこういったイベントごとに
関わる私の原点
だったのですが、その時に地域の方の暖かさとか
地元でなにかやるぞ、という目的意識を共有できた時の、エネルギ
ーというものをすごく感じました。ほんとにその時の感動はいまでも
忘れられないんですが、イベントをつくるということはすごいことなん
だと、また実際に成功して多くの方に喜んでいただいて、すごい
やりがいのあることだと感じました。


それでまだ10代ですから同世代の音楽活動をしている人たちは
プロデビューを目指して走り始めるわけですね。
そんな中で私はプロミュージシャンになることの難しさを実感する
と同時に裏方の仕事を学びたいという想いが強くなっていきます。
まだ何も分からなかったのですがとりあえずバンド活動をしながら
平行してイベントの企画というものを少しずつ学んでいきました。
たまたま地域にそういうことを教えてくださる方がいらっしゃって、
その方の存在も大きかったと思います。

反町充宏さん2

それで2~3年は自分達で企画する、そして自分も出演するみた
いな割とよくある形での活動をしていきます。しかし、ある時、両方
やるのは良くない、本気でやろうとしたら両立できることではない

と感じるようになりました。
そこでその時自分は何をやりたいかと考えた時は、やはり
やりたいことは裏方のこと
で、「これはこの地域に必要だ」って
思ったんですよ。
小さい範囲だといっても、この中原区、武蔵小杉地区ですか、さらに
視野を川崎というエリアまで広げたとしても、音楽環境というんですか
若者が力を発揮できる、好きなだけ演奏できる、あるいは一般の
お客さんがそういう音楽を見たいという場所が足りないな
、という
ことで。当時まだストリートライブのポイントもなかったですし。

それで裏方に専念しようということでやり始めるわけなんですが、
当時私は普通の音楽と関係ないサラリーマンをやっていまして週末
が休みの仕事でしたので、平日は普通のサラリーマンをして日曜は
全部イベント系の自分の企画だったり、手を貸して欲しいという
いろんなイベント
をやっていました。徐々にそういう依頼や、あるいは
川崎市の特に中原区の事業から声がかかるようになってきました。

同時に一緒に活動する仲間もどんどん増えていくようになって
いつからか任意団体という形で一応組織として活動を始めたのです
が、その形で4年ぐらいやったと思うんですけど、そんな中で川崎市
が音楽のまちづくりという市をあげて街ぐるみでやっていく
ということに
なりまして、いままで積み重ねてきたところもあって、ミュージック
キャストとして仕事のお願いをされる頻度がどんどん増えてきました。
まだサラリーマンだったのですが、悩むようになってきたんですね。
これはもう平行してやるのは限界かなと。

当時はサラリーマンとしての仕事も高い意識で取り組んでいましたの
で、音楽の方に切り替えるという気持ちは固まっていたのですけど、
いざそれを行動に移す最後の一歩を踏み出すのに時間がかかりました。
しかし、カワサキミュージックキャストをNPO法人化してきちんとした
社会的役割と責任を果たしていく
ということと、NPOじゃなければ
できないことをやっていくという考えのもと、必要な仲間や支援者が
集まったとことで法人化という運びとなりました。
なお、選択肢としては株式会社というものもあったのですが、やはり
NPO法人が適切であるということで、多くの方のアドバイスも頂戴して
納得して決まりました。

団体名のカワサキミュージックキャスト
 カワサキを拠点にやっていくということと
 やはり音楽のことをやっていくということでミュージック、
 キャストは仲間・共演者などという意味を含めて
そういう名前にしました。

--いま現在の主な活動内容を教えて下さい。

反町:カワサキミュージックキャストが法人として掲げている
目的は主に3つあります。

   1)音楽イベントの開催事業
   2)音楽イベントの開催支援事業
   3)アーティストの支援事業

一番に掲げているのが、「音楽の開催事業」なんですね。
開催事業というのは自分達が主催で考えて企画をして開催すると言う
ことなのですが、実は業務の割合としてはすごく小さくて、最近ですと
中原区の市民提案型事業でオープンカフェをやらせていただきました。

■なかはらオープンカフェ
なかはらオープンカフェ

いま圧倒的に多いのは「開催支援事業」という自分達の企画や主催
ではなくて、その中身としての業務自体は広くイベントのなんでも
お手伝いをする
というものです。
それが圧倒的で、イベントの本数としては、昨年度(2009年度)で
約200件、今年度(2010年度)は300件に届く勢いで仕事を頂いて
います。

実際は最初の段階で、それが本当にミュージックキャストとして
お手伝いするのに適切なイベントかどうかということを判断
させて
いただいています。
私どもはあくまで川崎を拠点に活動するNPO法人ですから一応
公益法人でもあるのであまりその考え方や趣旨に馴染まないイベ
ントというものはやるわけにはいきません。
また正直申し上げますと去年の200件でもなかなか忙しいところが
ありまして、関わる全てのイベントを大切にし、皆さんにご満足いた
だくためにはなんでも引き受けるわけにもいきません。
ですので、最初の段階でこのイベントには本当にミュージックキャス
トが必要か、地域の方などに喜ばれるか、公共性があるか、今後育て
ていくべきものか
などという基準で確かめさせていただいています。
それでぜひということになりましたら出来る限りのお手伝いをさせ
ていただいています。

ある時は人ひとりとかマイク1本というケースから、企画はあるが
でもそれを形にする力がないのでやってもらいたいという、いわゆる
企画の丸投げに近いような形でいただいて、実際の企画の目的達成の
ために、私どもの言葉で制作(イベント制作)というのですが
段取りを組む仕事、段取りを組んで実際にいろんな人・物の手配を
する仕事、そういったのを制作と言っているのですけど、それですね。

--人ひとりとか、マイク1本とかそんなに単純な仕事からやるとは
驚きです。


反町:ありますね。
最近ですと初めて年間を通しての仕事を頂きまして川崎のある
商業施設なのですが、毎週末開催されるライブなどのイベントを
ミュージックキャストのほうで年間を通してお手伝いさせていた
だくことになりました。

--そういった支援事業から、先ほどのその企画の段取りからやる
制作業務と言われましたけど、一から作ると言うのは結構人とか
手間がかかるのではないでしょうか?


反町:いまうちのほうで現場に出るスタッフは20人ぐらいです。
登録メンバーとしてはなかなかそれが一度に集まることってないん
ですけど(笑)

あくまで現場要員であるところが強くて、制作業務という意味では
私以外にそれをきちっとやれるスタッフはごく一部なんでして
その大半を私がやらせていただいているのは現状です。
時間とか手間はすごくかかるところはありますね。

抜けがゆるされないのとそれ自体がお金を頂いてやるということ
ですから、なかなかほんとに気が抜けないし、そこそこの作業量が
あるのですが、今は一定のマニュアルと言うか雛形的なもの
あるんですけど組んでいくテーブルというものがあるので、それに
添った形で進めていく、それプラスイベント特有のなにか内容とか
性格と言うものがありますけど、それを絶対忘れないように大切に
してやっていく感じ
ですね。

反町充宏さん3

--最初の話に戻るのですが、いろいろな話が来てそれを選定する
という話がありましたけど、あまり適正でないというのはどういう
ものですか?商用に偏っているとかそういう話ですか?


反町:まず一つはそうです。あきらかに利益重視の内容であったり
閉鎖的な会場やごく一部の方を対象としているものである場合

お断りすることがあります。それからチケット代などが有料の時は
内容などをより慎重に確認させていただいています。
決して入場料などの設定があるからすべて断るということではあり
ません。できるだけ費用を抑え、その分を地域やお客さんへ還元し
ようという工夫や努力
を感じ取れれば、もちろんやらせていただき
ます。
もう一つは特定のミュージシャンのイベントっていうんですか。

--ずばりコンサートみたいなものですか?

反町:そうですね。
これはミュージックキャストのすごく基本的な考え方なんですけど、
いわゆるプロダクションみたいな業務というのはやってないんですね。
ミュージシャンを抱えてとか、契約をして預かってというのは一切
やらないし、当面はそうゆうのをやる予定はないんですが。

このあと3つ目の事業でアーティストの支援事業というカテゴリが
あるのですが、それはあくまで広くアーティストの支援をするという
ところで、特定のミュージシャンに偏った支援ってやらない
んですよ。
それは実はやらないということにこだわっていまして、そういう意味で
明らかにもう特定のミュージシャンのいわゆるワンマンライブとか、
それが有料であったりとかということになると考えますね。

それでもどうしても例えばそのミュージシャンが川崎で特別な実績が
あって、またなにかそのワンマンコンサートがその後の市の音楽環境
を盛り上げていくために必要な何かであるとか、あるいは川崎市の
後援がついているとかあればまた別ですが。ただ、そういうケースは
ごくまれです。

単純にミュージックキャストに頼めば安くやってもらえる、なあなあ
でいける、みたいな雰囲気であればまずお断りするか、限定的な支援
という形となります。例えば、アドバイスや広報のお手伝いのみなど。
ミュージシャン自身の力と責任でライブを行うということも必要です
から。まずは全力でやれるだけやってもらって、それでどうしても解決
できないような状況になった時に相談をしてもらいたいです。

反町充宏さん4

--それではあともう一つ支援事業のほうをお願いします。

反町:そうですね。
アーティストの支援事業ということで先ほどイベントの開催支援事業
のところでは、他の企画されている方とかイベンターさんのお困りの
ことで、とりあえずミュージックキャストにまず相談してください、
というスタンスでしたが、このアーティスト支援事業に関しても
ミュージシャンが川崎で活動していて、あるいはこれから活動しようと
思っている方で、とりあえず何かわからないこと、不安なことが
あったらなんでも相談してくださいというスタンス
です。

例えばこれから音楽を始めたいと思う人が楽器をどこで買ったら
いいのかわからないとか(笑)、川崎ってどのぐらい楽器屋さんが
あるかわからないとか、それはミュージックキャストにはデータベース
がありますので、例えばギターだったらどこの品揃えが多いとか
ドラム関係の素材はここだよとか、いろいろあるわけですね。
そういった情報提供といったところが一つ。

それからあと活動されるに当たって、ちょっと腕も付いてきたから、
川崎でライブやりたい、とりあえずライブハウスは検索すれば
なんとなく出てくるんだけどストリートライブ、川崎駅前とかで
やっているみたいなことってどうなんですか?
どうやったらでられるんですか?といった相談内容などです。

実はその川崎のストリートライブのポイントのいくつかって
きちんとしたエントリ制だったりする
んですよ。フリーじゃなくて。
きちっと管理者がいて、シフトがあるんですよ。

--それは知らなかったですね。

反町:ルールとかすごく厳しいものがあって、それを守ってやって
いたりするんですね。
それのはしりというか、先駆的な取り組みをされた場所というのが
川崎の西口のミューザという建物がありまして、駅の改札をでて
デッキを歩いて行ってちょうどミューザの入り口のところにレンガ状
の壁があるちょっとしたオブジェとかもあるスペースがあるんですが、
そこは「ミューザゲートプラザ前」って呼んでいるんですが、そこで
約5年前、ストリートライブがスタート
したんです。

これは会場管理者からキチンと許可を頂いて、ミュージシャンが
ちゃんと登録して事前に面接をして、これを通過したアーティスト
だけが出られる
んです。管理している方が別にいらっしゃってその方に
毎月翌月のスケジュールをあらかじめ連絡して、そのまとめ役の方が
シフトを組んで、アーティストは決められた時間通りにやる。
一日あたりで3~4組出演するんですが、準備から片づけまで
ミュージシャン同士で全部やる。マナーがしっかり守られているか
というのもお互いでしっかりチェックする。そういうシステムなん
ですよ。

反町充宏さん5

で、そのミューザ前の取り組みはすばらしいことなんですよね。
やはり、まず場所がなければ出来ないということで、ミューザさんが
正式な形で貸していただいているということ、またそれを管理する、
シフトとか組むまとめ役というのは、また別の中原区の方
なんですが
平間のお花屋さんをやっている方なんですけど、おそらく民間で音楽の
まちづくりに協力している個人としては川崎No.1クラスの方でして、
ミュージックキャストとしてもすごくお世話になっているんです。

それで、その方がやられているんですけど、場所があって管理する方が
いてミュージシャンが集まってきちんとルールを守ってやっているわけ
ですね。すばらしいことです。

それこそまさに先ほど申し上げたような今後もっともっと育てていく
イベントであり、場所であり
というところで、ミュージックキャストとしても
このミューザゲートプラザ前に関しては全面支援というスタンスです。
開始当時はすべての機材をミュージシャンの持込というやり方で
3年ほど経ったところで共用に使える音響機器や楽器をミュージック
キャストから提供
させていただきました。

--ちなみにこの武蔵小杉とか丸子・中原周辺というのはそういった
場所というのはどうなのですか?

反町:それこそ小杉の北口でもフリーでやっているじゃないですか。
でもいまきちんした許可制・登録制で公式にできているところは私が
知る限りではないですね。でもあれも面白いんですよ。
他のストリートライブでは溝の口とかもそうなんですけど、
ミュージシャン同士である程度常連というか何度か顔を出すように
なると、きちっと自然に時間とか場所とか調整
するんですよね。

--住み分けができているのですか。早い者勝ちとかそういう話
ではなくて?

反町:基本的にそうですね。
確かに毎週同じ曜日、同じ時間帯にはここにはあの人、そこには
この人っていう感じです。ただ何年間も継続してという方は相当
少ない
ですよね。何ヶ月か続いているかなと思うとこなくなっちゃっ
たりとか。
ただ、基本的にはみなさん、ミュージシャン同士、近隣の店舗や
通行人の方に配慮しているところは良いことだと思います。
一方でごく一部ですが、自分にことだけしか考えず場所、音量
時間帯などを無視してやってしまっている人がいることはとても
残念です。

--中原だとインユニティとか大きなイベントをやっている
じゃないですか。この辺でも場所があればいいんじゃないかとも
思うのですが、なかなか難しいですか?


反町:いいですね、ぜひそれは私が今後やっていきたいことの一つ
です。小杉というのはいろんな意味での、アクセスであったり
ある意味の中心
というところで、そこにやはりストリートライブの
拠点になるような場所が必要
ですよね、私は欲しいですね。
しかもミュージックキャストの事務所がある武蔵小杉ですから。
ぜひ欲しいですね。

反町充宏さん6

(後編に続く) 

【関連リンク】
NPO法人カワサキミュージックキャスト 公式ウェブサイト
In Unity2010 公式ウェブサイト
2008/9/27エントリ なかはらオープンカフェ、リエトコートで開催
2008/9/28エントリ なかはらオープンカフェ2日目
2009/2/11エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(前編)
2009/2/12エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(後編)
2010/2/20エントリ 「新丸子インユニCafe」開催レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート

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2010年
07月03日

マックスバリュエクスプレス木月住吉店オープン

hatsushimo.gif

2010年6月29日、マックスバリュエクスプレス木月住吉店がオープン
しました。元住吉駅の東側ではこれまでなかった大型スーパーの
登場であり、多くのお客さんで賑わっています。
マックスバリュのオープンについては、2009/10/28エントリにおいて
本ブログが特報して以来、折に触れて経過をお知らせしてまいり
ました。

■イオンリテール マックスバリュエクスプレス木月住吉店
http://shop.aeonretail.jp/maxvalu/kidukisumiyoshi/

■マックスバリュエクスプレス木月住吉店
マックスバリュエクスプレス木月住吉店

マックスバリュエクスプレスは、元住吉駅からオズ通り商店街を
直進し、綱島街道を渡った先
にオープンしました。中原平和公園の
南側
にあたり、武蔵小杉の特に再開発地区からは、自転車で5分
程度で行ける距離にあります。

■マックスバリュエクスプレス木月住吉店の店内
マックスバリュエクスプレス木月住吉店の店内

店舗は平屋でスペースが広く、売場面積としてはフーディアム武蔵
小杉が一回り小さくなったくらい
ではないでしょうか。木月住吉町周辺
ではこれくらいの規模のスーパーがありませんでしたので、近隣の
方の生活利便性はかなり向上したのではないかと思います。

■イオン銀行ATMの看板
イオン銀行ATMの看板

マックスバリュはイオンリテールの店舗ということで、当然イオン銀行
のATMが設置
されています。近年ではセブン銀行など、流通業界が
銀行業に参入するようになりましたね。
この看板を見ると、イオンの電子マネー「WAON」のチャージもできる
ようです。「WAON」やら「nanaco」やら、個人的な要望としては電子
マネーは横断的に統一して欲しいところですが・・・。

■介添えなどをご希望のお客さまへ
介添えなどをご希望のお客さまへ

店頭には「介添えなどをご希望のお客さまへ」という掲示があり、
インターホンでお店の方を呼ぶことができます。

■駐車場と駐輪場
駐車場と駐輪場

駐輪場

店舗には駐車場が1箇所、駐輪場が2箇所用意されています。これ
が揃ったスーパーというのは意外と少ないですので、多少距離が
あっても車で利用、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

営業時間は9:00~22:00で、多くのマックスバリュの店舗のように
24時間営業にはなりませんでした。周辺は駅前地区というわけでは
なく住宅街でもありますので、収益性と周辺環境の兼ね合いがあっ
たのでしょう。

まだオープンして間もなく、平常時にどのくらいの賑わいを見せる
のかわかりませんが、周辺の競合もそれほどないことから、継続
的にある程度の集客はしていけるのではないかと思います。

■マックスバリュエクスプレス木月住吉店 マップ
マックスバリュエクスプレス木月住吉店 マップ

【関連リンク】
2009/10/28エントリ 木月住吉町に「マックスバリュ元住吉店」オー
プン予定

2009/12/17エントリ 2010年7月、マックスバリュ元住吉店新規
オープン、マルエツ元住吉店建て替えオープン

2010/3/22エントリ マルエツ元住吉店とマックスバリュ元住吉店の
工事進捗(2010年3月)

2010/5/28エントリ マルエツ元住吉店とマックスバリュ木月住吉店の
工事進捗(2010年5月)

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2010年
07月02日

武蔵小杉を走る選挙公報バス

hatsushimo.gif

2010年7月11日の参議院議員選挙の投票日が近づき、武蔵小杉
周辺を走るバスに選挙広報が掲示
されています。

■川崎市営バス
川崎市営バス

こちらは南武沿線道路を走る川崎市営バスですが、バスの前面に
選挙広報の横断幕が設置されています。

■川崎市営バスの横断幕
川崎市営バスの横断幕

これは、川崎市選挙管理委員会のキャラクター「イックン」の横断幕
ですね。

■川崎市選挙管理委員会 選挙マスコット「イックン」
http://www.city.kawasaki.jp/91/91senkyo/home/senkan/
keihatu_mascot.htm


上記ウェブサイトによると、初めてしゃべった言葉は「みんなで、行
かなイカ。」
で、7本の足は川崎市の7区を表しているそうです。

川崎市営バスは武蔵小杉でも毎回おなじみだったのですが、今回
の選挙からは、横須賀線武蔵小杉駅ロータリーから臨港バスも発着
しています。
臨港バスはどうなっているのかというと、こちらも同様に選挙広報を
行っていました。

■臨港バス
臨港バス

こちらは横須賀線武蔵小杉駅から丁度発車したばかりの臨港バス
です。

■臨港バスの横断幕
臨港バスの横断幕

川崎市営バスは当然、川崎市選挙管理委員会の広報だったのです
が、臨港バスは「神奈川県・市区町村選挙管理委員会」の名義
なっています。
こちらもなにやら動物のキャラクターが描かれているようですが、
はて、これは何でしょうか。小動物に羽が生えたようなデザインに
なっていますが・・・。

■神奈川県選挙管理委員会 明るい選挙
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/senkan/akarui/index.html

神奈川県選挙管理委員会のウェブサイトにその動物キャラクターが
掲載されていますので、神奈川県のキャラクターのようです。
ウェブサイト内を探してみたのですが、紹介ページが見つからず、
このキャラクターの名前がわかりませんでした。

ごく個人的な好みとしましては、イックンの方がマスコットキャラクター
としては出来が良いような気がいたします。

■中原区役所の期日前投票
中原区役所の期日前投票

さて、投票日に先立って、中原区役所では期日前投票が行われて
おり、期日に投票できない方が投票に訪れていました。本来は「どう
しても日程調整が付かない方」のために実施されているものですが、
「面倒なので早く済ませてしまいたい」方の利用が増え、本来の主旨
が変わってきている
との声も聞きました。

ただ、どちらにしても投票率の向上には資することになりますし、
期日前投票を利用するに至った理由を仕分けすることも不可能
ですので、行政としても最終的には良しとしているのではないか、
と思います。

最近、選挙カーなどを武蔵小杉周辺でも見かけるようになりました
が、投票日まであと1週間となり、選挙戦も本格化してくることで
しょう。

【関連リンク】
2009/9/5エントリ 武蔵小杉再開発地区初の国政選挙
2009/10/19エントリ 川崎市長選挙が10月25日に投票・あなたの
一票、おっき~な!

2010/6/24エントリ 本日参院選公示:武蔵小杉周辺の選挙掲示板

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2010年
07月01日

エルシィ跡地のシステムパーク武蔵小杉が料金値上げ

hatsushimo.gif

ホテル・ザ・エルシィ跡地に2010年6月20日にオープンした「システム
パーク武蔵小杉」が、オープン後わずか数日で料金値上げ
となって
いました。

■システムパーク武蔵小杉駅前駐車場
システムパーク武蔵小杉駅前駐車場

システムパーク武蔵小杉駅前駐車場のオープンについては、2010/
6/20エントリ
で取り上げました。シンプレクスから土地を買収した都市
再生機構が1年間の限定(延長あり)で賃貸契約
を行っているものです。

■システムパーク武蔵小杉駅前駐車場の料金
システムパーク武蔵小杉駅前駐車場の料金

さっそく料金看板を見てみると、全日昼間の最大料金が3,000円
なっています。

■オープン時の料金
オープン時の料金

オープン時の写真を見直して見ると、最大料金2,400円となってい
ましたね。オープン後に600円値上げされたかたちです。
新料金を確認したのは6月27日ですが、もっと早く改定されていた
可能性もありまして、わずか7日間以内での料金改定ということに
なります。
(オープニングキャンペーンで、最大料金2,000円という設定も一時
的には導入していたようですが)

価格の妥当性はマーケットが判断することと思いますが、それに
してもオープン直後に料金が変わるというのは利用者も混乱しま
すね。
コインパーキングでは、状況を見ながらの料金改定はある程度普通
に行われていることではありますが・・・。

また、料金改定だけでなく、オープン後に一旦営業を中断して閉鎖
されたりもしており、運営に少々不安を感じてしまうところです。

この駐車場は日本システムバンクが運営していますが、同社は都市
再生機構の契約から数日間で駐車場をオープン
させています。
オープンを急ぐあまり、やや準備不足の面があったのかもしれません。

いずれにせよ本駐車場は武蔵小杉駅前の一等地を1年間は占める
わけですので、利用者を混乱させないような運営を望みたいところ
です。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2010/5/19エントリ シンプレクスがエルシィ跡地をUR都市機構に
売却

2010/5/25エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地が再度暫定駐車場に
2010/6/11エントリ 平成22年川崎市議会第3回定例会:武蔵小杉
再開発の進捗報告

2010/6/20エントリ エルシィ跡地に「システムパーク武蔵小杉駅前
駐車場」本日オープン

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2010年
06月30日

野村不動産武蔵小杉ビルのデイリーヤマザキとドコモショップ工事中

hatsushimo.gif

野村不動産武蔵小杉ビルN棟にオープン予定のデイリーヤマザキと
ドコモショップ
ですが、順調にオープン準備が進んでいるようです。

■デイリーヤマザキとドコモショップのオープン予定地
デイリーヤマザキとドコモショップのオープン予定地

デイリーヤマザキとドコモショップのオープン予定地は、昨日のエン
トリで取り上げた野村證券武蔵小杉支店と、サイゼリヤの間の区画
になります。
先日、入り口の上部に電光看板が2つ設置されました。

■デイリーヤマザキの内装工事
デイリーヤマザキの内装工事

内部を確認してみると、向かって左側がデイリーヤマザキのようです。
本日のコメントでもいただいた通り、ごく普通のコンビニに見えます。

テナントについて私が確認した際には「コンビニ」ということで聞いて
はいましたが、ドコモショップとの併設店ということで、カフェにもなる
ような構成になれば・・・と期待
していました。
ですが、現状の外見を見る限りは入り口が一緒というだけで、いわ
ゆるコンビニとドコモショップが隣り合っている形態のように思われ
ます。

■ドコモショップの什器
ドコモショップの什器

入り口から向かって右側には、ドコモショップの什器がすでに置か
れていました。こちらの内装工事はまだまだこれからといったところ
です。

・・・ということで、中丸子地区にまさかのコンビニ3店舗乱立という
ことになり、これから限られたパイをめぐって生存競争が繰り広げ
られそうです。
最終的な店舗形態はまだ確認しきれたわけではありませんので、
引き続き経過を見守っていきたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2010/3/18エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルに野村證券が支店開設
2010/5/11エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルにサイゼリヤ、ドコモ
ショップ、デイリーヤマザキが6月以降オープン

2010/5/24エントリ イタリアンレストラン「サイゼリヤ」「ナチュラ」が
2010年6月10日同日オープン

2010/6/3エントリ サイゼリヤ武蔵小杉店に荷物搬入
2010/6/10エントリ 「サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店」「ナチュラ
武蔵小杉店」本日オープン

2010/6/16エントリ サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店の違法
駐輪対策

2010/6/17エントリ 追記:サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店が
駐輪場案内を追加

2010/6/29エントリ 野村證券武蔵小杉支店が2010年7月20日
オープン

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2010年
06月29日

野村證券武蔵小杉支店が2010年7月20日オープン予定

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉駅前の野村證券武蔵小杉支店が、7月20日(火)
にオープン
することとなりました。野村證券のウェブサイトにおいて、
事前の告知がなされています。

■野村證券 新店舗のご案内 武蔵小杉支店
http://www.nomura.co.jp/service/branch/branch/
musashikosugi/index.html


上記ウェブサイトを参照すると、オープン記念ということで、経済・
外交・投資に関するセミナーも開催
されるようです。

「武蔵小杉支店開発準備委員長」の名前による挨拶文が掲載されて
いますが、おそらく準備委員長がそのまま支店長ということになるの
でしょう。
新店舗の支店長ということで、以前はどこにいらしたのかな、と思っ
て調べてみると、高松支店のファイナンシャル・コンサルティング課長
からの昇格
ということでした。

■野村ホールディングス 組織の一部改正と役員・社員の異動について
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/holdings/
20100308/20100308.pdf


上記PDFの13ページに当該人事異動が掲載されています。かなり
細かいところまで人事異動を公表しているのですね。

さて、武蔵小杉支店の告知ページの「ご案内図」を見ると、野村不動
産武蔵小杉ビルN棟のうち、やはり一番南側の店舗区画にオープン
することがわかりました。

■野村證券武蔵小杉支店オープン予定地
野村證券武蔵小杉支店オープン予定地

工事中の野村證券武蔵小杉支店

現在、オープン予定地は内装工事中で、外側のガラス面がビニール
シートで覆われています。

先行してオープンしているサイゼリヤと違って、野村證券はにぎやか
に集客をする店舗というわけではありませんので、また少し雰囲気は
違うのではないでしょうか。
あまり自分には関係ないお店かな、とお感じの方もいらっしゃることと
思いますが、オープン後にどのような感じになるのか、経過を見守って
みたいと思います。

■野村不動産武蔵小杉ビルN棟
野村不動産武蔵小杉ビルN棟

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