武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2009年
11月16日

東急武蔵小杉駅ホームエレベーター付近に転落防止柵設置

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先週、東急武蔵小杉駅ホームにおいて、エレベーター付近に転落
防止のための柵が設置
されました。

■東急武蔵小杉駅ホームの転落防止柵(手前が東横線側)
東急武蔵小杉駅ホームの転落防止柵(手前が東横線側)

これは、多摩川駅において車椅子の方がホームの傾斜により転落
するという事故が2回発生
し、2回目については誠に痛ましいことに
死亡事故となってしまったことを受けて、再発防止策として設置され
たものです。

事故後の調査によって、武蔵小杉駅など東急線の7駅でホームの
傾斜が強く、車椅子等の転落リスクある
ことが明らかになりました。
そのためエレベーターに注意喚起のアナウンスが流されるようにな
ったほか、応急措置としてガードマンが配置されていましたが、恒久
対策として転落防止柵の設置が予定されていました。
(詳細は2009/10/4エントリを参照ください)

■転落防止柵設置工事のお知らせ
転落防止柵設置工事のお知らせ

現地エレベーターには、以前より転落防止柵設置のお知らせが掲
示されていました。工事期間は11月末までとなっていますが、一応
作業は完了しているようにも見えます。

1枚目の写真を見ると、転落防止柵が設置されているのは手前の
東横線側
となっています。これは、目黒線側にはホームドアが設置
されている
ため、基本的には転落するおそれがないということだと
思います。

■目黒線側のホームドア
目黒線側のホームドア

このホームドアを東横線側にも設置すればすむ話ではあるのです
が、東横線には東京メトロ日比谷線が乗り入れています。日比谷線
と東横線はドアの位置の規格が合わないために、ホームドアを設置
することができない
という事情があります。
なかなか簡単にはいかないものですね。

ガードマンは転落防止柵ができたらいなくなるのかな、と思っていた
のですが、先週末の段階ではまだ配置されていました。このあたりは
今後どのような運用になるのかはわかりません。

柵を設置したエレベーター前以外に傾斜がないわけではないので、
これで万全の対策というわけではないのでしょうが、とりあえずは
一通りの対策を打ったというところです。
安全は鉄道事業会社が死守すべき生命線ですので、今後同様の
事故の無いよう安全確保につとめてもらいたいところです。

【関連リンク】
2009/10/4エントリ 東急多摩川駅の転落事故と武蔵小杉駅等7駅の安全対策

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2009年
11月15日

武蔵小杉駅南口地区西街区の旧東急武蔵小杉駅自転車等第3駐輪場取り壊し

hatsushimo.gif

武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業の進捗により
移転となった旧・東急武蔵小杉駅自転車等第3駐輪場の取り壊しが
行われ、すでに跡形もなくなっています。

■旧・東急武蔵小杉駅自転車等第3駐輪場
旧・東急武蔵小杉駅自転車等第3駐輪場

現在も周囲は白いシートで覆われているのですが、この中での解体
作業はすでに完了しています。

■駐輪場跡地
駐輪場跡地

シートの中を見てみると、完全に駐輪場は撤去されていますね。
確か、先週の2009年11月10日から取り壊しが始まっていたのです
が、あっけないもので、4,5日ほどで更地になってしまいました。

駐輪場がなくなってみると、思ったよりも広いスペースだったのです
ね。ここは人通りの多い駅までのアクセス道路になっていますから、
2階建て程度の商業施設など、駐輪場が逼迫していなければそれ
以外の用途もあったかもしれないな、と思いました。

ただいずれにせよここは、武蔵小杉駅南口地区西街区の都市計画
道路の用地
となります。現在の道路が拡幅されて、この駐輪場
スペースに向かってぐいっと曲がる感じです。
(マップは武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区を参照くだ
さい)

■駐輪場跡地と既存道路
駐輪場跡地と既存道路

駐輪場跡地前の既存道路は、駐輪場沿いの放置自転車が定番に
なっていることと、駅への主要アクセス道路であるため歩行者が
多いことから、車が通行しようとすると非常に難渋する状態です。

この道路の状態のまま西街区に再開発ビルを建設して中原図書館
を含むそれなりの規模の商業施設
を作ってしまうとにっちもさっちも
いかなくなりますので、当然周辺の道路整備とセットになっている
わけです。
一連の再開発が完了すれば、東急武蔵小杉駅の周囲を360度、
きちんとした都市計画道路で歩行者と車を分離して一周できるよう
になります。

■重機での既存樹木除去作業
重機での既存樹木除去作業

2009/11/8エントリでも取り上げたように、旧こすぎFROMや中原
変電所跡地
では既存樹木の除去作業も行われ、再開発ビル建設
の準備が進んでいます。
この東急武蔵小杉駅自転車等第3駐輪場の取り壊しも完了し、
着工のために除去が必要なものは大部分作業が完了してきたの
ではないでしょうか。

■武蔵小杉駅南口地区西街区と駐輪場移転
武蔵小杉駅南口地区西街区と駐輪場移転

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 A地区
2008/6/29エントリ ABC-MART武蔵小杉店オープン
2008/8/4エントリ 「おかしのまちおか武蔵小杉店」オープン
2008/8/25エントリ 東京純豆腐武蔵小杉店オープン
2009/8/10エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場移転、道路
整備工事着工へ

2009/9/1エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場が本日移転
2009/9/26エントリ 中原変電所の地上部分除却工事
2009/10/22エントリ 東急武蔵小杉駅に駅ビル建設、西街区再開発
ビルと一体開発へ

2009/10/26エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地
再開発事業が特定業務代行者を募集

2009/11/8エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の既存樹木除去工事
2009/11/14エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の「KOSUGI PLAZA」

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2009年
11月14日

武蔵小杉駅南口地区西街区の「KOSUGI PLAZA」

hatsushimo.gif

東急武蔵小杉駅南口に、「KOSUGI PLAZA」というパチンコ屋さん
があります。除却と地下化が進められている中原変電所の南側
あたり、2階には2008/8/25エントリで取り上げた「東京純豆腐」と
漫画喫茶
が入っているのですが、このビルは武蔵小杉駅南口地区
西街区第一種市街地再開発事業
の範囲に入っており、将来的に
取り壊しが予定されています。

■東急武蔵小杉駅南口の「KOSUGI PLAZA」
東急武蔵小杉駅南口の「KOSUGI PLAZA」

東急武蔵小杉駅南口を出るとQBハウス、てもみん(写真右端)が
ありますが、その裏手に「KOSUGI PLAZA」があります。2階は
写真手前が漫画喫茶、奥が「東京純豆腐」です。

■「東京純豆腐」の入口
「東京純豆腐」の入口

「東京純豆腐」も、2008年8月23日のオープンから1年以上が経過
しました。オープン1周年キャンペーンなども行っていたようです。
そういえば、2009年7月にオープンした自由が丘の商業施設「Luz
自由が丘」にも東京純豆腐は出店
していました。

■Luz自由が丘 公式ウェブサイト
http://www.luz-jiyugaoka.com/

従来どおり、基本的にはオシャレ系のエリア・商業施設への出店を
行っているようです。

■中原変電所側から見た「KOSUGI PLAZA」
中原変電所側から見た「KOSUGI PLAZA」

こちらは中原変電所側(北側)から「KOSUGI PLAZA」を見たところ
です。北側は変電所の地下化も終了し、駐輪場及び駐車場となって
います。
通りを挟んだ向かい側もパチンコ屋さんですが、この先のABCマート
おかしのまちおかについても、以前はパチンコ屋さんでした。
もっと先の線路沿いのパチンコ屋さんも、先日情報いただきましたが
最近閉店しています。

この一帯は駅前のパチンコ・パチスロ通りのような感じだったのです
が、この写真右側、「KOSUGI PLAZA」向かい側しか残らなくなる
ようです。

■武蔵小杉駅南口地区西街区の俯瞰
武蔵小杉駅南口地区西街区の俯瞰

この再開発地区を俯瞰で見ると、上記のようになります。点線で囲
んだのが今回取り上げている「KOSUGI PLAZA」
です。この用地
では、再開発によって一旦消滅した小杉第一公園が復活する形に
なります。

再開発事業の進捗としては、この「KOSUGI PLAZA」は、2007年
3月28日より、再開発組合を施行者として「都市再開発法による
権利変換手続」が行われています。
すでに所有権に関する手続きは
実施されているわけです。

ただし、隣接地に先日移転してきた「東急武蔵小杉駅自転車等第3
駐輪場」は、2012年度あたりまではこのまま運用される
との話を
関係者の方より聞いていますので、おそらく「KOSUGI PLAZA」も
それと同じような時期までは残る
ことになるのではないでしょうか。
「東京純豆腐」もまだオープン1年ですし、さすがに数年間の営業
見込みがなければ出店もしないでしょうしね。

この区域については、「再開発に入っているの?」という質問をたま
にお受けすることもあり、あらためて取り上げてみました。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 A地区
2008/6/29エントリ ABC-MART武蔵小杉店オープン
2008/8/4エントリ 「おかしのまちおか武蔵小杉店」オープン
2008/8/25エントリ 東京純豆腐武蔵小杉店オープン
2009/8/10エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場移転、道路
整備工事着工へ

2009/9/1エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場が本日移転
2009/9/26エントリ 中原変電所の地上部分除却工事
2009/10/22エントリ 東急武蔵小杉駅に駅ビル建設、西街区再開発
ビルと一体開発へ

2009/10/26エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地
再開発事業が特定業務代行者を募集

2009/11/8エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の既存樹木除去工事

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2009年
11月13日

中原区の休日急患診療所

hatsushimo.gif

2009/11/3エントリ新型インフルエンザ予防接種に関して取り上げ
ましたが、その後もやはり感染は拡大しているようです。新型に限りま
せんが、私の周辺でもインフルエンザにかかったという話をよく耳に
するようになりました。
病は時と場所を選んではくれないもので、休日に発熱したりしますと、
診療できるところが限られていて難儀
しますよね。そんなときのために、
中原区役所に隣接して休日急患診療所が設置されています。

■中原区ウェブサイト 休日や夜間に病気になったときは
http://www.city.kawasaki.jp/65/65hohuku/home/hohuku22/
hohuku22.htm


■中原区役所の中原休日急患診療所
中原区役所の中原休日急患診療所

中原休日急患診療所は、中原区役所の敷地内、区役所正門の南側
にあります。

■診療科目の看板
診療科目の看板

診療科目は内科・小児科で、受付および診療の時間は看板に記載
の通りですが、以下のようになっています。

診療日:日曜日・祝日
受付:9:00~11:30 13:00~16:00
診療:9:30~12:00 13:00~


エントリ冒頭の中原区のウェブサイトには受付時間しか書いていない
のですが、朝一に行った場合、受付開始と診療開始には30分の時間
差がある
のがポイントです。

■中原休日急患診療所の受付・診察の流れ
①番号札を取る(これにより診療順位が決定)
②症状などを書面に記載する
③受付開始後、書面を提出
④診療開始後、番号順に呼ばれ診察を受ける
⑤処方箋により診療所内で薬を購入


受付から診察の流れはこのようになっていますが、休日急患診療所
は大変混雑します
。まずは番号札を手に入れるのが肝要でして、皆
さん朝一を狙って、8時半よりも前に番号札を取りにきているようです。

■朝8:40頃の診療所内
朝8:40頃の診療所内

8時40分頃ともなると、すでに診療所の待合室は診察を待つ方が
たくさんいらっしゃいます。やはりインフルエンザの方が多いのか、
あるいは院内での感染を防ぐためか、マスク着用の方が非常に
多い
ですね。

早めに診察を受けるためには、やはり8時半前に番号札を入手する
ことになりますが、前述の通り、診療開始は9時半からですので、
それなりに時間の経過を待つことにはなります。

もし家族で連係プレーが可能で、中原区役所から近いお住まいで
あれば、元気な方が早めの時間に番号札と書類だけゲットして一旦
家に帰り、自宅で書類をゆっくり書きつつ、9時~9時半の間に患者
ご本人が診療所に赴き受付処理をして診察を待つ
、というのが合理
的かもしれません。

■子ども用待合室
子ども用待合室

診療所内には、子ども用の待合室もあります。ここにはベビーベッド
や絵本などが備え付けられていました。

なお、ここで診察を受けて薬を処方された場合、当然ながら休日で
すので街中の薬局が開いていません。そのため、この休日急患診療
所内に処方箋の薬を出してくれる窓口が設置
されています。

大体こんなところなのですが、中原休日急患診療所は現在のところ
非常に混雑していまして、スペースも狭いためにこの診療所でずっと
待っている方が体調が悪くなりそう・・・
というのが率直な感想です。
特に体調が悪いと待っているのも辛いものですから、もう少し環境が
良くならないものかな、と思いました。

・・・とはいえ、休日診療できるところが限られていますので、致し方な
いんですけどね。休日に高熱でも出てしまえば、やはり行くしかない
のです。
そういった際、なるべく効率的に診察を受けたいというのが人情でしょ
うから、今後何らか役に立てば、ということで記事としてまとめてみま
した。

まずは手洗い・うがいの励行で、なるべくお世話にならないようにした
いものですが、かかるときはかかってしまうんですよね、これが。

■中原休日急患診療所 マップ
中原休日急患診療所 マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
2009/11/3エントリ 新型インフルエンザ予防接種始まる

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2009年
11月12日

川崎フロンターレと本を読もう!

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現在、「川崎フロンターレと本を読もう!」というフロンターレの事業が
実施されています。それに伴って、中原図書館内に川崎フロンターレ
の大きなパネルが設置
されていました。

■川崎フロンターレ フロンターレと本を読もう!事業実施のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2009/1019_8.html

■中原図書館のフロンターレパネル
キックオフ! “読書のまち かわさき”

これは、中村憲剛選手鄭大世選手、それにふろん太くんがサッカー
少年たちと読書をしているパネルです。この事業は、「読書のまち・
かわさき」
の普及活動の一環で、「川崎フロンターレ2009年の15冊」
というキャンペーンタイトルも付けられています。
どういう内容かというと、川崎フロンターレの8人の選手が、それぞれ
に15冊のお気に入りの本を紹介
することなどにより、フロンターレを
応援する皆さんに読書を身近に感じてもらおう、というもので、2009
年10月26日から2010年2月末
まで実施されています。

■15冊の本を紹介するリーフレットとフロンターレのしおり
15冊の本を紹介するリーフレットとフロンターレのしおり

パネルには選手の皆さんお勧めの15冊の本が掲載されたリーフ
レット
が設置されているほか、図書館で本を借りた方にはフロンター
レのしおり
がプレゼントされます。

■リーフレット本文の紹介記事
リーフレット本文の紹介記事

お勧めの15冊の本は、以下の通りです。

・寺田周平選手:「沈まぬ太陽」、「東京タワー」、「竜馬がゆく」
・横山知伸選手:「スラムダンク勝利学」、 「 69 sixty nine」
・伊藤宏樹選手:「獣の奏者」、「犬と私の10の約束」
・鄭大世選手:「塩狩峠」、「読書力」
・谷口博之選手:「サッカー・ボーイズ13歳」
・相澤貴志選手:「龍時」、「夢をかなえるゾウ」
・中村憲剛選手:「模倣犯」、「一瞬の風になれ」
・井川祐輔選手:「テロリストのパラソル」

・・・いかがでしょうか。お読みになったことのある本がありましたか?
いろいろ読んでいらっしゃるんですね。

また、エントリ冒頭のフロンターレからのリリースを参照しますと、
中原図書館および高津図書館で、フロンターレ選手による読み聞か
せ会が開催
されるようです。
中原図書館は2009年12月第2週ということで、詳細は後日公表と
なっていますが、これは人気が集まりそうです。(フロンターレの
ファンになるサッカー少年少女と、読み聞かせを喜ぶ小さい子では
多少年齢ギャップはあるかもしれませんが)

「読書のまち・かわさき」、定着しているのかどうか正直よくわからない
面がありますが、こういった地元クラブとの連携はなかなか面白い
ですね。

■中原図書館のポスター
中原図書館のポスター

【関連リンク】
川崎フロンターレ 公式ウェブサイト
2008/3/9エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」
2008/3/22エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」レポート
2009/5/2エントリ 調布まで1泊2日。海と空翔けるフロンターレ応援ツアー
2009/6/11エントリ 武蔵小杉駅北口のフロンターレカラー
2009/7/23エントリ 中原図書館の食事スペースと階段席
2009/8/1エントリ 多摩川クラシコの等々力陸上競技場から
2009/8/25エントリ 新中原図書館の機能(川崎市議会より)
2009/9/2エントリ フロンターレイベントで、親子サッカー

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2009年
11月11日

中原区・武蔵小杉のスポーツチーム(1):富士通レッドウェーブ

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中原区・武蔵小杉周辺のスポーツチーム・・・といえばJリーグの川崎
フロンターレですが、それ以外にもいくつか地元企業などのスポーツ
チームが存在します。今回から、そんな地域のスポーツチームを取り
上げてみたいと思います。
第1回は、富士通レッドウェーブから。

■富士通レッドウェーブ
http://sports.fujitsu.com/redwave/

レッドウェーブはWリーグに加盟する女子バスケットボールチームで、
名前の通り富士通のチームです。本拠地は富士通川崎工場にあり、
ホームゲームはとどろきアリーナで開催。2004年には川崎市ホーム
タウンスポーツ推進パートナー
に認定され、地域のチームとして活動
しています。

そういえば、恒例の「富士通春まつり」でレッドウェーブもバスケットボ
ールのイベントをやっていたように記憶しています。富士通川崎工場の
東側に、体育館などのスポーツ施設がありまして、スポーツ系のイベ
ントはそちらで開催されていました。

■富士通川崎工場本部ビル
富士通川崎工場本部ビル

■富士通川崎工場本部ビルから見るとどろきアリーナ
富士通川崎工場本部ビルから見るとどろきアリーナ

そんなレッドウェーブの戦績はというと、2005年~2007年の全日
本総合バスケットボール選手権3連覇、2007年Wリーグ優勝
など、
優れた成績をおさめている強豪チームです。

現在は2009-2010年リーグ戦期間中であることから、地元商店街
の店舗などに富士通レッドウェーブのポスターが掲示されていたり
します。

■富士通レッドウェーブのポスター
富士通レッドウェーブのポスター

このポスターは法政通り商店街のメンズセレクトショップ「ナクール」
のもので、「ナクール」では店舗内での掲示のかわりにウェブサイト
上に掲載を行っているのを転載させていただきました。

バスケットボールというと、日本では人気漫画「スラムダンク」による
盛り上がりはありましたが、国内リーグを観戦した経験のある方と
いうのは非常に限られる
ように思います。
やはりNBAなど世界との実力差は否めませんが、バスケットボール
経験のある私としましては、リングに触れずにシュートが入った瞬間、
あの「SWISH!」という感覚は忘れがたいものがあります。

地道な広報活動や選手の皆さんによる地域活動が必要かと思いま
すが、裾野の拡大と認知度の向上を期待したいところです。

さて、レッドウェーブだけでなく「地元スポーツ」という切り口でいろいろ
調べてみよう、ということで、次回以降は不定期で別のチームも取り
上げていきたい
と思います。

【関連リンク】
ナクール 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2008/4/8エントリ 富士通春まつり2008レポート
2008/12/24エントリ 2008富士通川崎工場クリスマスイベントレポート
2009/4/6エントリ 2009富士通春まつりレポート

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2009年
11月10日

横須賀線武蔵小杉駅のNEC側防音壁

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2010年3月の開業に向けて建設が進められている横須賀線武蔵
小杉駅
ですが、ホーム部分のNEC玉川事業場側には防音壁が設置
されています。

■横須賀線武蔵小杉駅のホーム部分
横須賀線武蔵小杉駅ホーム部分

本ブログ上でこのアングルの写真を掲載したのは2009/5/7エントリ
以来になりますが、その段階よりはさまざまな部分で工事が進んで
います。

■ホーム部分の拡大
ホーム部分の拡大

ホーム部分を拡大してみると、手前のNEC玉川事業場側に設置さ
れている防音壁
がよくわかります。他のJRの駅では、あまり見かけ
ない気がいたします。

■NEC玉川事業場から見た防音壁
NEC玉川事業場から見た防音壁

この防音壁を、NEC玉川事業場から正面にとらえると、この表面は
フラットではなく、波打っているような形状であることがわかります。
また、透過性が高く、壁の向こう側が見える素材になっていますね。

壁の向こうに見えるのはレジデンス・ザ・武蔵小杉で、その奥にパー
クシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
の最高部が少し覗いています。

■NEC玉川事業場から見た防音壁と高架下
NEC玉川事業場から見た防音壁と高架下

少し視点を落としてみると、高架下でも工事が行われています。ここ
駅構内の通路にあたる部分で、エスカレーターや階段が設置され
て上部のホームにのぼることができるようになります。

ふと疑問に思ったのは、この防音壁はレジデンス・ザ・武蔵小杉側
には設置されないのだろうか、
ということです。
もっとも、同じように横須賀線ホームの西側に防音壁を設置しても、
そのさらにレジデンス寄りに新幹線が通っていますから、その間に
防音壁というのは合理的でないのかもしれませんが。

音は反射しますので、片側だけですと反射音のリスクもあるような
気がしますが、このあたり、正確なことはわかりません。
NEC玉川事業場は横須賀線武蔵小杉駅建設のための用地を提供
していますので、おそらくはその際に防音壁の設置などに関する
協定があったのでないか、と想像します。

一方、ホームから乗客が周りを見渡した場合、NEC玉川事業場側
は壁で全く見えないのかな、と思っていたのですが、シースルーで
玉川事業場がよく見えそう
です。
ここから見える玉川事業場(小杉駅東部地区B地区)は高層建築物
がありませんが、ホームもさして高くはありませんので、それほど
遠くは見渡せないとは思いますが。

■NEC玉川事業場(小杉駅東部地区B地区)
NEC玉川事業場(小杉駅東部地区B地区)

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 横須賀線武蔵小杉駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 B地区
2009/5/7エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅の駅舎現る
2009/9/3エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、線路切り替え直前
2009/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅線路切り替え工事完了
2009/9/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の旧下り線撤去完了
2009/10/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路と綱島街道トンネル

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2009年
11月09日

川崎歴史ガイド・中原街道ルート(3):「旧名主家と長屋門」

hatsushimo.gif

川崎歴史ガイド・中原街道ルートの連載第3回は、「旧名主家と長屋
門」
です。
第2回の旧原家母屋跡地からわずか30秒足らず武蔵中原方面に
歩いたところに、川崎歴史ガイドのガイドパネルが立っています。
ここが、旧名主家・安藤家の長屋門です。

■「旧名主家と長屋門」のガイドパネル
「旧名主家と長屋門」のガイドパネル

前回の原家も名主をつとめた旧家でしたが、安藤家もかつては
北条氏(小田原北条氏)に仕えたといわれる旧家
でした。
北条氏が1590年に豊臣秀吉に敗れ没落するとともに土着・帰農し、
江戸時代には近隣一体の割元名主をつとめていたそうです。

割元名主とは、近隣一体の名主たちと代官との間で法令の伝達や
年貢の取りまとめにあたる役割を担っていた名主の代表格で、
安藤家が代官から賜ったとされる立派な長屋門が現在もここに
残っています。

■安藤家の長屋門とアプローチ
安藤家の長屋門

この長屋門は、江戸時代の中期に江戸の代官屋敷から移築された
ものと伝えられています。長屋門を正面から見てみると、アプローチ
が非常に長く、風格を感じますね。

■長屋門(拡大)
長屋門(拡大)

写真ではわかりませんが、この長屋門の内側には慶応4年(明治
元年・1868年)に発令された高札
が飾られています。高札とは、
古代から明治時代初期にかけて法令を民衆に周知するために、
木製の札を人目につきやすい街中に立てたもので、この付近では
西明寺の参道入口付近に設置
されていたようです。
それが現在では長屋門の内側に保存されており、現在でも当時の
法令を読むことができます。

■長屋門そばに保存された高札の文面
 定
一、人たるもの五倫の道を正しくすべき事
一、鰥寡(かんか)孤独廃疾のものを憫むべき事
一、人を殺し、家を焼き、財を盗む等の悪行あるまじき事
慶応四年三月 太政官


一つ目の「五倫の道」とは儒教の教えですね。儒教では、五常(仁・
義・礼・智・信)という徳性を育てることにより五倫(父子・君臣・夫婦・
長幼・朋友)関係を強める
ことを教えています。
「五倫の道を正しくすべきこと」とは、徳を育てて人の様々な絆を大切
にせよ、という人の道の基本を説いたものでしょう。

二つ目の「鰥寡孤独」とは、親兄弟など身寄りのない人のことで、
「廃疾」とは身体障碍のことです。身寄りの無い人や障碍のある人を
大切にせよ、ということですね。

三つ目は、そのまま読んだとおりで、殺人・放火・窃盗などの悪行
戒めています。江戸時代では放火は現在よりもはるかに重罪でした
ので、明治初期のこの高札においても、数ある悪行の中でも特筆
されているものと思います。

なお、この高札の立てられた時期に関して、「川崎歴史ガイド」の冊子
では「明治4年に発令」という記述がありますが、これは慶応4年(明治
元年・1868年)の誤り
です。
この高札の文面を読むと、明治維新後の新政府が発した「五榜の
掲示」という5つの高札のうちのひとつ
であることがわかります。
これは「五ヶ条の御誓文」が出された慶応4年(明治元年・1868)3月
14日の翌日、明治新政府が旧幕府の高札を撤去し、その代わりに
立てられた
ものであり、その発令時期が確認できます。

「五傍の掲示」のうち、この高札を含む3つは「定三札」といわれ、期限
を定めず掲示し続けるものとされましたが、印刷物などの情報伝達
手段の発達により、やがて存在意義が薄れるようになってきます。
その結果、この「五榜の掲示」を最後に、高札による法令の伝達は
明治6年(1873年)2月24日をもって廃止
されました。
つまり、今回の長屋門の高札は、「最後の高札」といえるわけですね。

また高札以外にも、安藤家には古文書や絵画などの文化財が残され
ていて、現在では貴重な史料となっています。
川崎歴史ガイド・中原街道ルートで歴史をたどるにあたっては、それ
らの史料が大きな役割を果たしているものです。

■「旧名主家と長屋門」マップ
「旧名主家と長屋門」マップ

【関連リンク】
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2009/10/6エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(2):「旧原家母屋跡地」

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2009年
11月08日

武蔵小杉駅南口地区西街区の既存樹木除去工事

hatsushimo.gif

武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業が行われる
小杉駅南部地区A地区においては、すでに変電所設備など既存の
建築物の除却が行われていますが、先日、地区内の樹木についても
除去
が行われていました。

■小杉駅南部地区A地区(武蔵小杉駅南口地区西街区)
小杉駅南部地区A地区

手前の敷地が旧こすぎFROM跡地、その奥が旧小杉第一公園跡地
一番奥が旧中原変電所移設跡地にあたりますが、写真左の東急
武蔵小杉駅沿いにはいくつか樹木が残されています。
今後の施工上それらの樹木を残すことができないため、除去工事
が行われているものです。

■重機での除去作業
重機での除去作業

除去作業は重機を使用して行われています。これが非常に力業と
申しますか、重機で樹木をつかんでぐいっと引っこ抜くのですね。
こういった作業は初めて見ましたが、重機の力はすごいものです。

さて、これで変電所跡地付近を以前のエントリと見比べてみると、
以下のようになります。

■中原変電所跡地(2009/9/26エントリ時点)
中原変電所跡地(2009/9/26エントリ時点)

■中原変電所跡地(現在)
中原変電所跡地(現在)

樹木が取り除かれ、一部残されていた建造物もさらに除却が行われ
更地化が進んでいますね。

■西街区のショベルカー
西街区のショベルカー

その他、ショベルカーも稼動し、着々と現地の更地化が勧められて
いました。

樹木の伐採、除去まで進められてくると、従来の施設の除却は
いよいよ大詰め
というところですね。2009/10/26エントリでも取り上
げた特定業務代行者の決定も行われれば、いよいよ再開発ビルの
着工フェーズに入っていくものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2008/8/28エントリ 東急武蔵小杉駅舎上部開発と東西街区
2009/1/13エントリ 東京急行電鉄、武蔵小杉駅ビルへ動く
2009/1/15エントリ 武蔵小杉ライフ版「武蔵小杉に関するアンケート」
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/10エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場移転、
道路整備工事着工へ

2009/9/1エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の駐輪場が本日移転
2009/9/26エントリ 中原変電所の地上部分除却工事
2009/10/22エントリ 東急武蔵小杉駅に駅ビル建設、西街区再開発
ビルと一体開発へ

2009/10/26エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地
再開発事業が特定業務代行者を募集

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2009年
11月07日

「キラッと! 小杉&丸子モールマップ」

hatsushimo.gif

NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントが以前より作成を進めて
いた「小杉&丸子モールマップ」が完成し、10月初旬に再開発地区
の各住居を中心に配布されています。

■キラッと! 小杉&丸子モールマップ
キラッと! 小杉&丸子モールマップ

これは、再開発地区において急増している新住民の皆さんに対して、
武蔵小杉周辺の商店街の魅力を知ってもらおうと企画されたもので、
武蔵小杉・丸子・向河原の各エリアの16商店街・453店舗の情報が
掲載
されています。

■店舗情報ページ
店舗情報ページ

店舗情報ページにはぎっしりと商店街の店舗情報が記載されている
ほか、各所に小杉駅周辺エリアマネジメントの活動紹介や生活情報
などの企画ページ
が配置されています。
イメージとしては、武蔵小杉周辺の商店に絞ったタウンページのよう
な感じでしょうか。

この冊子の発行についてはタウンニュース中原区版の2009年9月
25日号においても紹介されていました。

■タウンニュース中原区版 地元知る“バイブル”完成
http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/01_naka/
2009_3/09_25/naka_top1.html


発行された5,000部のうち、3,327部が再開発地区の各マンションに
配布
されています。
その他は商店街の各店舗や中原区役所などに分配されているの
ですが、2009/4/28エントリでご紹介した「小杉今昔ウォーキング
マップ」
のように、公共施設に多数配置されて多くの方が持っていけ
るようなかたちにはなっていないそうです。

■刷り上った「小杉・丸子モールマップ」
刷り上った「小杉・丸子モールマップ」

というのも、今回の「小杉・丸子モールマップ」は、もともと再開発地
区のマンション各住居を中心とした会員の会費で運営
されている
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントが、会員をメインターゲット
に作成したものなんですね。
そのため、上記のウォーキングマップとは少々性質が異なるものに
なっていて、再開発地区の各住居にはポスト配布がなされています。

ただ、エリアマネジメントに確認したところ、この冊子が是非欲しい!
という方は、エリアマネジメントの事務所(リエトプラザ)に営業時間
内に取りに来ていただければ、お渡しします
、とのことでした。
ご興味のある方はどうぞ。

■NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 所在地
http://musashikosugi.or.jp/category_4/
※事務所休日にご注意ください。

■小杉駅周辺エリアマネジメント事務所(リエトプラザ)
小杉駅周辺エリアマネジメント事務所(リエトプラザ)

その他、商店街の各店舗には1冊配布されていますので、府中街道
沿いの「おしゃれサロンカワイ」など、待ち合いスペースに置いて読め
るようになっていたりするところもあります。

この「小杉・丸子モールマップ」は2008年度あたりから準備が進め
られまして、完成予定は半年ほど遅れるかたちになりました。数多く
の店舗にヒアリングシートを配布し、写真を揃え、店舗情報の校正
を行う作業は大変なもの
ですが、かなり限られた人員で作業をされ
ていたようです。
このあたり、ウェブと紙という媒体の違いはありますが、武蔵小杉
ライフというタウン情報サイトの製作を担当している私には、編集を
された方の苦労がありありとわかりまして・・・。
武蔵小杉ライフは掲載店舗を限定していますが、モールマップは
ほぼ網羅ですので、作業的にかなりきつい
です、これは。

コンテンツの深さを追求していくことには限りがありませんが、とりあ
えず完成されて良かったです。今後モールマップを手にした皆さんの
武蔵小杉生活に役立つと良いですね。

【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2008/8/20エントリ 小杉駅周辺エリアマネジメントと「こすぎ夏フェスタ'08」
2008/8/23エントリ 「こすぎ夏フェスタ'08」成功
2008/9/27エントリ なかはらオープンカフェ、リエトコートで開催
2008/9/28エントリ なかはらオープンカフェ2日目
2009/4/28エントリ 「小杉今昔ウォーキングマップ」配布中
2009/7/19エントリ 「第1回こすぎフリーマーケット」「第5回なかは
らっぱ祭り」開催レポート

2009/10/31エントリ 武蔵小杉を練り歩く子ども仮装行列

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