武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2010年
08月14日

向河原駅駐輪場のゴーヤー

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉駅の駐輪場では現在ゴーヤーの栽培が行われ
ており、これまで何度か生育状況を取り上げてきました。これは、
川崎市建設緑政局の事業で、「緑のカーテン」の取り組みの一環と
して9月下旬あたりまで実施
されているものです。

■川崎市建設緑政局 緑のカーテン設置のお知らせ
http://www.city.kawasaki.jp/53/53ziten/home/ziten_top/
osirase[midori].html


2010/8/5エントリでも名前だけご紹介しましたが、中原区では横須
賀線武蔵小杉駅の駐輪場のほかに向河原駅自転車等駐車場、
上平間自転車等保管所、今井西町自転車等保管所でもゴーヤーが
栽培
されています。
今回は、このうち向河原駅自転車等駐車場のゴーヤーを観察して
みました。

■向河原駅自転車等駐車場
向河原駅自転車等駐車場

向河原駅自転車等駐車場は、向河原駅前のすぐ側、NEC玉川
ルネッサンスシティ前の広場に面した場所
にあります。上記写真の
左手がJR南武線の線路、右手がルネッサンスシティです。

ゴーヤーは、写真右端のフェンス沿いで栽培されていました。

■栽培されているゴーヤー
栽培されているゴーヤー

向河原駅自転車等駐車場においても、横須賀線武蔵小杉駅と同様
ネットが張られて、そこにゴーヤーのつるが伸びていました。

■ゴーヤーのプランター
ゴーヤーのプランター

プランターを見ると、これもやはり横須賀線武蔵小杉駅で使用されて
いるのと同じものですね。

■ゴーヤーとNEC玉川ルネッサンスシティ
ゴーヤーとNEC玉川ルネサンスシティ

中原区役所のゴーヤーに比べると生育が遅く、また数も少ないです
ので、なかなか「緑のカーテン」というまでには至りませんが、それ
でも元気につるが伸びていました。

この場所はNEC玉川事業場に勤務される方がたくさん通行されます
ので、ゴーヤーにお気づきの方、成育を楽しみにされている方もいら
っしゃるのではないでしょうか。

【関連リンク】
2010/6/6エントリ 中原区役所のゴーヤーと中原区環境“楽習会”
2010/6/17エントリ 中原区役所のゴーヤーの花
2010/6/22エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場のゴーヤー
2010/7/8エントリ 中原区役所のゴーヤーの実
2010/7/16エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇・2010夏
2010/8/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場のゴーヤー生育
2010/8/11エントリ 中原区役所の「緑のカーテン」完成

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2010年
08月09日

「SUUMO住宅展示場武蔵小杉」2010年9月11日オープン

hatsushimo.gif

今井上町の東急テクノシステム跡地に建設されていた「SUUM0
住宅展示場武蔵小杉」が2010年9月11日にオープン
することに
なりました。

■株式会社リクルート ニュースリリース 
http://www.recruit.jp/newsrelease/2010/08/new/NR20100806

■SUUMO住宅展示場武蔵小杉
SUUMO住宅展示場武蔵小杉

8月6日付で運営会社のリクルートよりニュースリリースが出ている
ほか、現地では横断幕が張られています。

■SUUMO住宅展示場武蔵小杉の横断幕
SUUMO住宅展示場武蔵小杉の横断幕

横断幕にはSUUMOのキャラクター「スーモ」が描かれているので
すが、木をモチーフにしたような丸い苔玉のような姿です。
・・・なんとなく、2005年に名古屋で開催された「愛・地球博」のキャラ
クター「モリゾー」
を思い出しました。

■「愛・地球博」公式キャラクターの紹介
http://www.expo2005.or.jp/jp/A0/A1/A1.10/index.html

さて、それはともかく、敷地内ではモデルハウスが次々と建てられて
います。ニュースリリースによると全16区画中13区画に出展があり、
これは川崎エリアでは最大規模となるようです。

■敷地内のモデルハウス
敷地内のモデルハウス

敷地内を見ると、写真手前の南武沿線道路沿いが駐車場、奥が
モデルハウスの展示場
となっています。

住宅展示場ですので余分なスペースは無く、モデルハウスの区画
には一戸建て住宅が密集して建てられています。2010/5/10エントリ
でご紹介した際にはまだ全くの更地だったのですが、建築工事が
始まってからは、短期間にどんどん家が出来上がってきました。

オープン後は住宅に関するセミナー等も開催されるようで、土日
には住宅を検討中の方がお集まりになるのではないかと思います。

■SUUMO住宅展示場武蔵小杉 マップ
SUUMO住宅展示場武蔵小杉 マップ

【関連リンク】
SUUMO 公式ウェブサイト
東急テクノシステム 公式ウェブサイト
2008/7/6エントリ 今井上町の東急テクノシステムが移転
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
2010/5/10エントリ 東急テクノシステム跡地にSUUMO武蔵小杉
住宅展示場を建設

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2010年
07月07日

武蔵小杉のライトダウンキャンペーン2010

hatsushimo.gif

本日の七夕ということで、昨年2009/7/7エントリで取り上げたライト
ダウンが、中原区内の各施設において今年も実施
されました。
これは、環境省が地球温暖化防止のためライトアップ施設の消灯を
呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」によるものです。

■ライトダウンキャンペーン2010 公式ウェブサイト
http://coolearthday.jp/

このキャンペーンは、日常生活で慣れたライトアップを消すことで、
普段どれだけ照明を使用しているかを実感し、地球温暖化問題に
関する啓発
をしていくことを目的としています。

上記ウェブサイトで都道府県別に参加団体を参照することができま
して、本サイトで確認したところ、武蔵小杉周辺では以下の企業・
団体等が目に留まりました

(都道府県以上の検索ができませんので目視でのチェックを行い
ました。全体の非常に件数も多く、抜けがあるかもしれません)

■武蔵小杉周辺のライトダウン参加企業・団体等
レジデンス・ザ・武蔵小杉(※)
富士通小杉ビル
トヨタカローラ神奈川丸子店(※)
住まいと暮らしのコンシェルジュ
マツモトキヨシ武蔵小杉店
キヤノン小杉事業所(※)
サントリー商品開発センター
富士通川崎工場本社ビル
富士通中原ビル
生活協同組合コープ井田三舞店(※)

※印は昨年からの継続参加

今年は10団体の参加が確認できましたが、そのうち昨年からの継続
参加は4団体
です。今年はかなり参加が増えましたね。

さて、それでは順番にライトダウンの様子を見ていきましょう。

■レジデンス・ザ・武蔵小杉(ライトダウン前)
レジデンス・ザ・武蔵小杉(ライトダウン前)

■レジデンス・ザ・武蔵小杉(ライトダウン後)
レジデンス・ザ・武蔵小杉(ライトダウン後)

レジデンス・ザ・武蔵小杉は、昨年と2010/3/29エントリのアースア
ワーの際にも取り上げていますので、おなじみですね。屋上照明が
消灯されています。
今回は、横須賀線武蔵小杉駅のホームから撮影してみました。

■富士通小杉ビル(ライトダウン前)
富士通小杉ビル(ライトダウン前)

■富士通小杉ビル(ライトダウン後)
富士通小杉ビル(ライトダウン後)

こちらの富士通小杉ビルは、横須賀線ロータリー前にできた野村
不動産武蔵小杉ビルの裏手にあるビルです。ライトダウンキャンペ
ーンのサイトに掲載された情報によると、オフィスの2階の屋内照明を
消灯
するとのことでした。

確かに一部消灯はされているのですが、わかりにくいですね。仕事が
終わって退社したことで、自然と一部が消灯されただけのようにも
見えます。
もっとも「屋内照明」としか明記されていませんので、必ずしも外から
確認できる場所とは限りませんし、何ともいえないところです。

■トヨタカローラ神奈川丸子店(ライトダウン前)
トヨタカローラ神奈川丸子店(ライトダウン前)

■トヨタカローラ神奈川丸子店(ライトダウン後)
トヨタカローラ神奈川丸子店(ライトダウン後)

綱島街道沿いのトヨタカローラ神奈川丸子店では、建物外側のオレ
ンジ色の看板が消灯されました。

■住まいと暮らしのコンシェルジュ(ライトダウン後)
住まいと暮らしのコンシェルジュ(ライトダウン後)

続いて、武蔵小杉駅構内の住まいと暮らしのコンシェルジュです。
ここはピンポイントかつ写真でわかりづらいもので、ライトダウン後の
写真のみをご紹介します。
店舗外側に設置されている看板の文字が普段は輝いているのですが、
本日は終日消灯されていました(イベントの消灯時間は20時~22時)。

■マツモトキヨシ武蔵小杉店(ライトダウン前)
マツモトキヨシ武蔵小杉店(ライトダウン前)

■マツモトキヨシ武蔵小杉店(ライトダウン後)
マツモトキヨシ武蔵小杉店前(ライトダウン後)

今回、ちょっと問題だったのがこのマツモトキヨシ武蔵小杉店です。
ライトダウン定刻から40分ほど経過したところで到着したのですが、
どうも消灯されている気配がありませんでした。そこで店員の方に
確認したところ、完全に失念していた状況で、あわてて外側の看板を
消灯されていました


私が確認しなければ、そのままライトダウンされることなく終了して
いたのではないでしょうか?

上場企業として「CSR活動を実施しています」と表面でうたっておき
ながら実際にはやっていない、これは率直に申し上げて大いなる
欺瞞、詐術
です。
悪気がないとかそういう問題ではなく、企業として徹底・実行できない
のであれば「貢献しています」などと表明をするべきではないでしょう。

何らかの取り組みをしようと考えることは良いことですので、マツモト
キヨシおよびマツモトキヨシ武蔵小杉店には、今後の対応改善を
期待したいところです。

■キヤノン小杉事業所(ライトダウン前)
キヤノン小杉事業所(ライトダウン前)

■キヤノン小杉事業所(ライトダウン後)
キヤノン小杉事業所(ライトダウン後)

駅前から離れて今井上町のキヤノン小杉事業所では、エントランス
部分の照明が消されていたようです。
ここは住宅街の中ですが結構大きな事業所となっていまして、昨年も
ライトダウンに参加しています。

■サントリー商品開発センター(ライトダウン前)
サントリー商品開発センター(ライトダウン前)

■サントリー商品開発センター(ライトダウン後)
サントリー商品開発センター(ライトダウン後)

同じく今井上町のサントリー商品開発センターでは、オフィス前面の
照明がほとんど全て消灯されました。いつもライトアップがきれいな
オフィスですので、ライトダウンしてみると大分印象が変わりますね。

このサントリー商品開発センターについては2008/3/20エントリでも
取り上げましたが、また近々ご紹介したいと思います。

■富士通川崎工場本部ビル(ライトダウン前)
富士通川崎工場本部ビル(ライトダウン前)

■富士通川崎工場本部ビル(ライトダウン後)
富士通川崎工場本部ビル(ライトダウン後)

■富士通中原ビル(ライトダウン前)
富士通中原ビル(ライトダウン前)

■富士通中原ビル(ライトダウン後)
富士通中原ビル(ライトダウン後)

中原区に多くの拠点を持つ富士通は、2つ目にご紹介した富士通
小杉ビル以外にも、富士通川崎工場本部ビル富士通中原ビル
おいてもライトダウンを行っています。
富士通川崎工場本部ビルは武蔵中原の駅前、富士通中原ビルは
武蔵中原駅から中原街道を挟んで南側にあります。

この2つのビルでは、ビルの上部で普段は赤い光を放っている
「FUJITSU」の文字が消灯されています。

■生活協同組合コープ井田三舞店(ライトダウン後)
生活協同組合コープ井田三舞店

最後は、生活協同組合コープ井田三舞店です。この店舗では、道路
沿いの看板を消灯していました。普段は白く輝いているのですが、
言われないと気づかないかもしれませんね。

・・・ということで、各企業・団体等がそれぞれにできる範囲でライト
ダウンをしていました。
電力消費の軽減ということでは、ひとつひとつの効果は非常に小さい
ものでしょうから、以前のエントリでも申し上げました通り、やはり
これは啓発活動、ということが主眼ではないかと思います。

昨年に比べて参加企業・団体等も大幅に増加していますので、
来年はどうなるでしょうか。ある程度参加数が増えてきますと街の
あちこちでライトダウンがなされ、それに気づく方も増えてくる

ではないかと思います。

■NEC玉川ルネッサンスシティのライトダウン?
NEC玉川ルネッサンスシティのライトダウン?

最後におまけですが、NEC玉川ルネッサンスシティの最上部(写真
では建物の右上)に設置された「NEC」の輝くロゴが消灯
されていま
した。
ライトダウンキャンペーンの参加団体には、NECは記載されておりま
せんでした
ので、少なくとも公式参加団体ではありません。

たまたまなのか任意で消灯していたのかわかりませんが、一応
ご紹介しておきます。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット コープかながわ
井田三舞店

2008/3/20エントリ 今井上町・サントリーのサントリー
2009/7/7エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の七夕ライトダウン
2009/9/28エントリ 「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」
東急武蔵小杉駅構内に本日オープン

2010/3/29エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉のアースアワー2010
ライトダウン

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2010年
06月12日

小杉御殿町の「キックオフ」と「ノーサイド」

hatsushimo.gif

2010/4/25エントリにおいて、小杉十字路の小杉交番の建て替え
ついて取り上げましたが、その際、すぐ隣に建設が開始されていた
マンション
が目に留まりました。
その名も、(仮称)「小杉御殿町・キックオフマンション」です。

■小杉交番隣接のマンション建設工事
小杉交番隣接のマンション建設工事

■(仮称)「小杉御殿町・キックオフマンション」
(仮称)小杉御殿町・キックオフマンション

現地では、府中街道沿いの工事の看板に(仮称)「小杉御殿町・キッ
クオフマンション」
と書かれています。キックオフというと、サッカーや
ラグビー、アメリカンフットボール
でいうところのキックオフですね。

確かにこの場所は川崎フロンターレのホームグラウンド、等々力
陸上競技場からも程近く
、ホームゲームの際には歓声も聞こえる
でしょうし、サポーターの方も行き来する場所ではあります。

そういったロケーションと何か関係があるのかしら? と最初は思っ
たのですが・・・これが違いました

と申しますのも、「小杉御殿町・キックオフマンション」の名前の由来
に関して推測していたところで、そういえば、と思い出した別のマン
ション
がありました。
その名も、「ノーサイド」です。

■小杉御殿団地隣接のマンション
小杉御殿団地隣接のマンション

こちらは府中街道沿いをもう少し南に進んだあたり、小杉御殿団地
に隣接したマンション
です。2003年3月に建設された7階建てマンシ
ョンであり、一見して変わったところはないのですが、入口に表記
されている名称
を確認して見ると・・・。

■「No-side(ノーサイド)」
「No-side(ノーサイド)」

こちらは前述の通り、「No-side(ノーサイド)」という名称のマンション
になっています。ことで、これはキックオフとは正反対、ラグビーに
おける試合終了の合図
ですね。
看板もラグビーボールの形になっていて、オーナーの方がラグビー
ファンなのでは、と推察されます。

徒歩5分程度の距離にある「キックオフマンション」と「ノーサイド」、
何か関連があるのでは?
思いまして確認したところ、オーナーは
どちらも同じ方
であることがわかりました。

当初は等々力に近いことから、フロンターレに関連してサッカーの
「キックオフ」ではないかと考えましたが、前述の通りラグビーでも
「キックオフ」という言葉を使用
します。
つまり、これらはラグビーファンのオーナーの方による「キックオフ」
「ノーサイド」という一対のマンション
だったわけですね。

オーナーの方の構想10年がついに実る、ということでしょうか。

なお、このすぐ近くには2009/10/11エントリで取り上げた「テラス
(武蔵)小杉」
というマンションもあり、なかなか興味を引かれる
名称のマンションが集まっているエリアです。

■「(武蔵)小杉」
「(武蔵)小杉」

【関連リンク】
2009/10/11エントリ 「(武蔵)小杉」
2010/4/25エントリ 小杉十字路の小杉交番完成

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2010年
05月31日

等々力緑地の猫

hatsushimo.gif

等々力緑地の入口近くに、以前から気になっている看板があります。

■等々力緑地入口付近
等々力緑地入口付近

ここは府中街道から等々力緑地の噴水広場に入っていくアプローチ
道路そばの植栽
ですが、何やら看板が立てられています。

■「犬やねこを『捨てないで』ください。」
「犬やねこを『捨てないで』ください。」

看板を良く見てみると、「犬やねこを『捨てないで』ください」という
注意書きでした。
等々力緑地のような大きな公園ですと、犬や猫などのペットを捨て
てしまう方
がいらっしゃるのでしょう。

■看板の猫
看板の猫

そして以前から何となく私の心に響いていたのは、この看板の猫の
イラスト
でした。捨てられてしまった猫が、非常に不憫そうな感じ
描かれていたものですから・・・。

野良猫の寿命は非常に短いとされていまして、正確なデータは算出
が難しいですがおおよそ3,4歳くらいまでしか生きられないようです。
元々は飼い猫の状態でないのが自然な姿ではありますが、一旦
飼い猫にした以上は、やはり飼う側に責任があろうかと思います。
以前、2009/3/7エントリでは、上丸子小学校において猫への餌やりを
やめることを訴える貼り紙が掲示
されていることを取り上げました。
人情の問題もありなかなか難しいところですが・・・。

確かに等々力緑地には野良猫が多いようで、やはり仕方が無いので
面倒をみていらっしゃる方がいたり、それでまた増加したりといった
ことになっています。

■野良猫の家
野良猫の家

先日、等々力陸上競技場の近くの植栽に、何やらビニール傘が広
げてあるのが見えました。これはよくよく見てみると、野良猫の家
どなたかが作ったもののようです。

■等々力緑地の野良猫
等々力緑地の野良猫

ビニール傘の家の近くには、どうやらその家主らしい野良猫が歩い
ていました。このあたりで、えさなどももらえるのでしょうね。

一旦捨てられてしまった猫に関しては、生物として繁殖するのは当然
ですし、対応が難しい問題ですが、まずは原点に立ち返ると、「飼っ
た猫を捨てない」というごく当たり前のことが大切
かと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2007/5/28エントリ 新丸子の猫
2009/3/7エントリ 上丸子の猫
2009/5/20エントリ 等々力緑地の竹林で、許されざる・・・
2009/8/1エントリ 多摩川クラシコの等々力陸上競技場から
2009/9/17エントリ 市民ミュージアムの、輝くオブジェ
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2009/12/19エントリ 中原区役所の猫「ミーコ」

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2010年
05月26日

多摩川美化活動

karejishi.gif

来る2010年6月6日(日)に多摩川美化活動というものが催されます。

■第32回多摩川美化活動
http://www.city.kawasaki.jp/event/info6136/index.html

この活動はどういうものかというと、第31回の報告ページにある
実施概要
から抜粋しますと、
http://kawa-zencho.com/information/tamabika09804.htm

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■実施概要
 子どもたちを中心に多くの市民が参加して、母なる川、多摩川を
「きれいに よごさない」「親しまれる川」をスローガンに
多摩川美化活動を実施しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とあります。
兼ねてからこのブログの公園事情でも取り上げているように武蔵小杉
周辺には地域の公園ばかりではなく、多摩川という恵まれた環境
あります。

■多摩川緑地(写真奥が丸子橋)
多摩川緑地(写真奥が丸子橋)

一方で過去2009/12/20エントリ「多摩川緑地」でも取り上げましたが、
一部の心無い人たちによって、捨てられたゴミが散乱しているような
場合も見受けられます。

■多摩川緑地に捨てられたゴミ
多摩川緑地に捨てられたゴミ1

地域の公園であれば地元の町内会での清掃活動などがありますが、
多摩川は面積も広く、そう簡単に掃除というわけにもいきません。
そこでこのようなイベントが定期的に催されているのだと思われます。

■多摩川美化活動マップ(点線が中原区周辺ブロックの清掃範囲)
多摩川美化活動イベントマップ(点線が清掃範囲)

このイベントは上流から下流まで広範囲に実施されており、
先の第31回の報告ページでは各地区の集計結果がまとめられて
いますがその量をみると驚きの一言です。

■全体
 ゴミの総量 9,225kg  粗大ゴミ合計 438個
■うち中原区
 ゴミの総量 1,880kg  粗大ゴミ合計 69個


掃除をする前は、こんなにもたくさんのゴミが捨てられていたんで
すね。

さて、このページの集計結果には、中原区の参加団体は44団体
3,501人
とありますが、その内訳は

(参加団体)
・中原区町内会連絡協議会
・サッポロビール
・中原区子ども会連合会
・富士通(株)川崎工場
・ボーイスカウト中原区連絡会
・中原区少年サッカー連盟
・川崎美化運動実施中原支部
・(株)富士通SSL
・ガールスカウト川崎連絡会
・(財)日本公衆電話川崎北分会
・川崎河川漁業協同組合
・(株)川崎フロンターレ
・川崎中ロータリークラブ
・川崎市退職教職員の会
・川崎とどろきロータリークラブ
・東京電気管理技術者協会神奈川支部
・神奈川県建築士事務所協会川崎支部
・湾岸シーバスソサエティー
・中原区老人クラブ連合会
・内藤電誠(株)
・中原区体育指導委員会
・中原リーグ軟式野球
・中原区青少年指導員連絡協議会
・中原区内郵便局
・中原区町内会婦人部連絡協議会
・中部公園事務所
・中原区地域女性連絡協議会
・中原生活環境事業所
・中原交通指導員連絡会
・中原警察署
・中原区役所
・中原区役所建設センター
・京浜商事
・ウィザードセンター
・富士通フロンティアーズ
・神奈川県測量設計業協会川崎支部
・富士通レッドウェーブ
・NECエレクトロニクス
・慶応大学
・京セラコミュニケーションズシステム
・日本電気通信システム株式会社


となっています。

地元企業から、各種地域団体、町内会・自治体、行政団体まで
幅広く参加しているようですね。

ところで最初に紹介した川崎市のイベント案内をよくみると
http://www.city.kawasaki.jp/event/info6136/index.html
「個人参加の方」という記載があります。

手元に回ってきた実施要領にもよくよくみると、参加団体にまぎれて
「一般」という文字があります。いままで気がつきませんでした。

ということでこのイベントには一般個人での参加も可能のようです。

多くの活動団体が集まる中で、個人参加はちょっと気が引けるかも
しれませんが、もし興味があるかたは一度参加してみては
いかがでしょうか?
天気に恵まれればそのままきれいになった河川敷を散歩してみる
のも良いかも知れません。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 多摩川緑地
2007/6/26エントリ 多摩川景観形成ガイドライン
2008/8/29エントリ 多摩川増水
2009/5/30エントリ 丸子橋公園の「初代丸子橋親柱」
2009/7/2エントリ 丸子橋で、都県境に立つ
2009/7/4エントリ 多摩川河川敷の、ある晴れた日
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2009/12/20エントリ 多摩川緑地
2010/1/11エントリ 丸子どんど焼き

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2010年
05月10日

東急テクノシステム跡地にSUUMO武蔵小杉住宅展示場を建設

今井上町の東急テクノシステムの工場跡地において、現在「(仮称)SUUMO武蔵小杉住宅展示場」の建設工事が行われています。

■東急テクノシステム工場跡地(今井上町)
東急テクノシステム工場跡地

本ブログにおいても、2008/7/6エントリで移転について取り上げ、2009/2/7エントリでは更地になってから中原消防署の訓練に利用される様子などもご紹介しました。
その後リクルートの住宅展示場として運用されることが決まり、建設工事が進められているものです。

ただし、この用地は現在も東急テクノシステムが保有しており、リクルートに売却されたわけではありません。
リクルートは企画運営者として参画するかたちで、さらに実際のプロジェクト運営は、住宅展示場の企画・運営の専門会社であるエイトノットアンドカンパニーが担っています。

■リクルート SUUMO 公式ウェブサイト
http://suumo.jp/
■エイトノットアンドカンパニー 公式ウェブサイト
http://www.eightknot.com/index.html

■SUUMO武蔵小杉住宅展示場工事現場
SUUMO武蔵小杉住宅展示場工事現場

現在、住宅展示場内の住宅建設用地と来客者通路の枠組みが作られているところですが、敷地内をぐるりと回る歩道の左右に、モデルハウスが16棟ほど配置されるようです。
オープンは2010年9月を予定していますので、モデルハウスの建設は短期間であっさり終わってしまうのですね。

なお、住宅展示場としての運用は一時的なもので、運用期間は約5年半、2016年2月頃までという前提になっています。土地を保有する東急テクノシステムとリクルートの間の契約がそのように
なっているのでしょうが、それ以降はまた何らかの土地利用がなされるものと思います。

■東急テクノシステムの門
東急テクノシステムの門

東急テクノシステムは敷地内に一部工場施設を残存させており、上記写真の手前、敷地の4分の1ほどはまだ稼動しています。住宅展示場の敷地とはフェンスで仕切られていますが、この残存施設も2016年かどこかの段階で完全移転になるような気がします。

今回のSUUMO武蔵小杉住宅展示場、戸建て住宅の新築を検討される方以外にはあまり関わりのない施設かもしれませんが、それなりに大規模な敷地となりますし、南武線からもよく目に留まりそうです。
オープン以降、多少遠方からでも車で来場される方がいらっしゃるのではないでしょうか。

【関連リンク】
東急テクノシステム 公式ウェブサイト
2008/7/6エントリ 今井上町の東急テクノシステムが移転
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車

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2010年
04月25日

小杉十字路の小杉交番完成

hatsushimo.gif

先般より小杉十字路に新築工事が行われていた小杉交番が完成し、
3月4日より移転、運用が開始
されています。

■工事中の小杉交番と中原街道
工事中の小杉交番と中原街道

中原街道と府中街道の交差点である「小杉十字路」は交通量の多い
交差点ですが、小杉交番はその中原街道沿い、やや丸子橋寄りの
位置に建設されていました。
上記写真の左側が中原街道、撮影場所の背中側に府中街道が
通っています。

■完成した小杉交番と中原街道
完成した小杉交番と中原街道

こちらが完成した現在の小杉交番ですが、交番の前に駐車スペース
も設けられ、以前の府中街道沿いにあった小杉交番に比べ、大分
広々としています。
以前の小杉交番が建てられたのは1976年で、老朽化のために建て
替えられることになったわけですが、移転新築となった理由のひとつ
は、警察車両の駐車スペースが十分でなかったことでした。
今回の移転によりそれが解消されたことになり、交番としての機能が
向上したわけですね。

■完成した小杉交番
完成した小杉交番

■小杉交番の入口
小杉交番の入口

この小杉交番が中原街道沿いに移転するにあたり、地域住民の方
から景観に配慮したデザインを求める声が上がりました。
本ブログでも「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」を取り上げており
ますが、この街道沿いは地域の古い歴史が残されています。その
歴史的な街並みに配慮したものを、ということで、神奈川県警が
「蔵」をイメージしたデザインを採用
し、この小杉交番が完成しました。

■タウンニュース中原区版 小杉交番 内覧会・開所式で新たな門出
http://www.townnews.co.jp/0204/2010/04/23/45737.html

丁度4月23日付のタウンニュース中原区版でも取り上げられていま
して、4月11日に小杉交番の内覧会と開所式が開催されていたそう
です。実際の移転からは1ヶ月以上経過していますが、正式には
この日が開所だったのでしょうか。

中原街道はいずれ拡幅・クランクの直線化がなされますが、この
小杉十字路が交差点であることは変わりません。交通の要所でも
ありますし、この場所に交番があることは良いことではないでしょうか。
これからの長きにわたってこの場所に交番があり続けることと
思いますが、見た目はどうであれ、変わらず地域の安全のため
その役割を果たしていってほしいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:行政関連施設
2010/2/14エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(5):「小杉
御殿と『カギ』の道」

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2010年
04月24日

丸子山王日枝神社と住吉神社の「力石」

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2010/1/23エントリでは、丸子山王日枝神社の「神猿(まさる)」を取り
上げましたが、今回は「力石」というものに注目してみたいと思います。

■丸子山王日枝神社の「力石」
丸子山王日枝神社の「力石」

これは、丸子山王日枝神社の片隅ですが、楕円形の石が地面に
置かれ、側には「力石」という札が立てられています。

■石に刻まれた「力石」の文字
石に刻まれた「力石」の文字

石の表面を良く見ると、ここにも「力石」という文字が刻まれていま
す。

この「力石」とは何かというと、江戸・明治・大正時代にかけて各地
で行われた「力試し」で用いられた石
なのだそうです。
村の祭りなどのイベントで、村人が集団で力比べを行ったりしたもの
で、神社でも開催されていたようです。
その後このような習慣は次第に廃れてしまったのですが、一部の
力石は丸子山王日枝神社のように、神社に奉納されて保存されて
いるものが散見されます。

力石があるのは日枝神社だけではありませんで、元住吉駅近くの
住吉神社にも保存されているものがあります。

■住吉神社
住吉神社

住吉神社は、元住吉駅から東急線沿い西側を武蔵小杉方面に歩い
てすぐのところにあります。この境内の一角に、力石があります。

■住吉神社の「力石」
住吉神社の「力石」

こちらも楕円形の大きな石が3つ並んでいて、立て札が立てられて
います。

■住吉神社の「力石」の立て札
住吉神社の「力石」の立て札

立て札を読んでみると、前述のような謂れが説明されていますが、
あわせて力石の重さも書かれています。
これによると、右から順に110キロ、150キロ、155キロの重さが
あるようです。

うーん、持ち上げられますかね。かなり大変そうです。

これらの「力石」については、四日市大学の高島愼助教授が研究
行っていまして、「神奈川の力石」という著作が出版されています。
書店等に在庫があるような本ではないのですが、中原図書館に蔵書
が1冊あります
ので、ご興味のある方は閲覧されてみてはいかがで
しょうか。

■四日市大学健康科学研究室(高島教授の研究室)
http://www.za.ztv.ne.jp/takashim/

普段気に留めない境内の片隅にも、ちょっと調べてみると地域の
歴史の痕跡
が残されているものですね。

【関連リンク】
丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 住吉神社
2009/12/31エントリ 武蔵小杉の2009年大晦日
2010/1/23エントリ 丸子山王日枝神社の「神猿」

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2010年
04月19日

中原区魅力スポットガイドブック「なかはらが好き」

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2010年3月13日、横須賀線武蔵小杉駅開業イベントの会場において、
このような冊子が配布
されていました。

■中原区魅力スポットガイドブック 「なかはらが好き」
中原区魅力スポットガイドブック なかはらが好き

この冊子「なかはらが好き」は、発行人が「なかはら散策ガイドの会」
と中原区役所地域振興課
、協力が「中原区民会議」となっています。

■中原区ウェブサイト 中原区区民会議
http://www.city.kawasaki.jp/65/65kuminkaigi/home/
kuminkaigi/kuminkaigi.htm


「中原区民会議」は、地域の課題を地域で解決するために、公募等
によって集められた中原区民が中原区と協働でさまざまな課題検討
を行うもの
です。
その検討テーマのひとつである「まちの魅力を見つける」という課題
の審議結果により、今回の冊子が作成されることになりました。

■かわさき市民活動ポータルサイト なかはら散策ガイドの会
http://genki365.net/gnkk09/mypage/index.php?gid=G0001038
■タウンニュース中原区版 人物風土記 中山博夫さん(会の代表)
http://www.townnews.co.jp/0204/2009/10/30/24175.html

それを受けて地域振興課と冊子編集を行ったのが「なかはら散策
ガイドの会」
ですが、この会は中原区が市民と協働で行う「中原区
協働推進事業」のひとつ、「区民観光ガイド養成講座」を受講された
方から派生した市民グループで、史跡めぐりなどの散策を趣味と
する方で構成
されています。

今回のガイドブックは、「区民観光ガイド養成講座」の報告書をベー
スとして、中原区民会議で提起された意見なども参考に、新たな
散策スポットの追加や写真撮影、コメントの補完
を行ったものです。

ガイドブックの内容ですが、率直に申し上げて非常によく作りこんで
ありまして、読み応えのある
ものになっています。

■「なかはらが好き」の内容 「小杉地区」
「なかはらが好き」の内容 「小杉地区」

まずは中原区の全体マップに始まって、「小杉地区」「大戸地区」
「住吉地区」「玉川地区」「丸子地区」の5地区ごとの歴史スポットや
散策スポット
が紹介されています。
また、「なかはら自慢」として、多摩川の歴史、二ヶ領用水、等々力
緑地、中原区の産業
についてもそれぞれピックアップされています。

いずれも写真が豊富で、分かりやすくなっています。

■「なかはらが好き」の内容 まちの変化
「なかはらが好き」の内容 「まちの変化」

続いてこちらは「まちの変化」で、武蔵小杉再開発地区の航空写真
をはじめ過去と現在のまちの姿をとらえ、変化する中原区を紹介
して
います。

■「なかはらが好き」の内容 「イベントカレンダー」
「なかはらが好き」の内容 イベントカレンダー

この見開きは「イベントカレンダー」で、中原区内の行事が網羅され
ています。
神社の祭礼などの「地域のお祭り」、法政通り商店街などの「商店街
の行事」
、In Unityや丸子・小杉桜まつりなどの「区民のお祭り・
協働のお祭り」
という3つのジャンルに整理して掲載されているため、
わかりやすいです。

■「なかはらが好き」の内容 「歴史と緑の散策コース」
「なかはらが好き」の内容 歴史と緑の散策コース

最後は「歴史と緑の散策コース」で、以下のようなお勧め散策ルート
が紹介されています。

1.歴史の道探訪 中原街道コース
2.水辺と緑の散策 二ヶ領・渋川コース
3.多摩川散策と等々力緑地コース
4.中丸子・緑道をつなぐ花と緑の散策コース
5.江川せせらぎと市民健康の森散策コース
6.七福神めぐり


これは、2006年度の中原区協働推進事業として、「なかはら20年
構想委員会」によって作成された「花と緑の散策マップ」から、散策
コースのみを抜粋
したものです。
(元となった散策マップは現在在庫がなく、2011年3月の二ヶ領用水
竣工400年記念に合わせて改訂される予定となっています)

自分で散策ルートを決めて歩くのも良いですが、ある程度定まった
コースを歩くのも、地図を確認しながら散策する楽しみがあるかも
しれません。

       ※       ※       ※

内容は大体こんなところで、32ページ建ての充実した冊子になって
います。新駅開業イベントで4,000~5,000部程度が配布され、当日
の人出もあってあっという間にはけてしまった
ようですが、さほど期待
せずに受け取って、思いのほかしっかり作られていた冊子に驚いた
方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この「中原区魅力スポットガイドブック なかはらが好き」は、現在は
中原区役所地域振興課で配布されていますので、ご興味のある方は
区役所4階までお尋ねください。

【関連リンク】
中原区ウェブサイト 中原区協働推進事業
2009/11/7エントリ 「キラッと! 小杉&丸子モールマップ」
武蔵小杉ブログカテゴリ 川崎歴史ガイド:中原街道ルート

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