武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
07月28日

武蔵小杉駅南口地区東街区公共地下駐輪場の工事説明会

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本日、武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業で整備
される公共地下駐輪場
についての工事説明会が開催されました。
本エントリでは、その説明会内容をまとめてみたいと思います。

■公共地下駐輪場新築工事の概要
建築主: 武蔵小杉駅南口地区東街区市街地再開発組合
施工者: 竹中・東急建設共同企業体
規模: RC造 地下1階、地上1階
延床面積: 約4,600㎡
工期: 2011年7月着工 2012年10月竣工予定
   ※ロータリーは2014年3月末頃完成予定
駐輪台数: 約2,000台予定

■ロータリーおよび公共地下駐輪場のイメージパース
ロータリーおよび公共駐輪場のイメージパース

上記が東街区ロータリーおよび地下駐輪場のイメージパースです。
駐輪場の出入り口は、フーディアム武蔵小杉の目の前あたりに
設置
される形になります。

写真左手奥の建物は、東街区に建てられる4階建ての商業施設
です。これまでに出ているイメージパースですと、現在のフーディ
アム武蔵小杉(パークシティ武蔵小杉プラザ)とほぼ同じデザイン
で、双子の商業施設が斜向かいに並ぶような格好になるようです。

また、川崎市の計画では、ロータリーの中央には高木・低木が
何本か植えられる
とのことでした。

■ロータリーおよび地下駐輪場の建設予定地
ロータリーおよび地下駐輪場の建設予定地

工期は2011年7月から2012年10月までということで、すでに現地
では準備工事が始められています。これに伴い、2011/6/23エントリ
でお伝えしたように、上記計画地に設置されている暫定駐輪場が、
再度移転
をする形になります。

■川崎市 東急武蔵小杉駅自転車等第1駐車場をご利用の皆様へ
http://www.city.kawasaki.jp/53/53ziten/home/ziten_top/
musashikosugi23.8.pdf


■駐輪場移転図
駐輪場移転図

上記が駐輪場の移転図ですが、このように東街区の地区内で移転
を行った上で、地下駐輪場の建設を着手
します。
そして約1年3か月後、2012年10月に地下駐輪場が完成した暁には、
今度は東街区の商業施設を建設するために地下駐輪場を仮使用
(再々移転)することになります。

ただし、この時点では東街区のロータリーは完成していませんで、
あくまで仮使用ということになります。
現在の東街区の駐輪場が約400台収容ですので、少なくともそれと
同じ台数は供用開始する
とのことですが、駐輪場自体は完成して
いるため、どこまで供用開始するかはその段階での工事進捗、
安全確保の状況を勘案して判断することになります。

■現在の東急武蔵小杉駅自転車等第1駐車場
現在の東急武蔵小杉駅自転車等第1駐車場

なお、東街区のロータリーについては2012年10月の地下駐輪場
完成後に工事着手され、2014年3月末頃の完成予定
となる旨、
説明会資料に明記があり、川崎市まちづくり局からも重ねて明言が
ありました。
ただ以前、まちづくり局からは「2014年度=2015年3月完成予定」
という書簡が出されていた経緯
もあり、本ブログでもその通りお伝え
していたところです。

スケジュールが前倒しになるのは大変うれしいところですが、これに
ついては念のため確認をしておきたいと思います。

また、ロータリーの用地内からは、石綿(アスベスト)セメント管が
36mにわたって埋設
されていることが確認されています。
これは非飛散性・レベル3に相当する危険度の低いものだるとのこと
で、湿潤化による飛散防止措置を講じた上で除去、内袋付きフレコン
梱包で搬出されることになります。

質疑応答に当たっては「強風の日は作業を行わないでほしい」との
要望も出され、「適切な散水ができないような強風の場合、作業は
しない」
との回答がありました。
東街区においては、中小企業婦人会館の解体に当たって不適切な
アスベスト処理が行われていたことが発覚
していました。今度こそは
安全な作業をしてほしいところですね。

加えて、質疑応答で工事区域において喫煙場所を設置してほしい
との要望
もありました。同区域周辺において路上喫煙やポイ捨てが
無秩序に行われていることが理由であり、これまでの東街区の工事
説明会でも同様の質疑が行われていました。

これまでは、事業者側からは受け入れられないとの返答があった
のみだったのですが、その後市議会議員を通じての陳情も行われた
ようで、今回は
「場所を提供し、川崎市によって管理していただく」
との返答がありました。

ロータリー完成後は、この一帯は路上喫煙防止重点区域に指定され
る予定
となっていますが、それまでの過渡期にあたっても、やはり
規制と喫煙所のセットが必要ということかと思います。

       ※       ※       ※

東街区の工事進捗に伴って、今後の駐輪場のやりくりが少々心配
でしたが、今回の工事説明会によって、再開発完了まで駐輪キャパ
シティを損なわずに綱渡りができる
ことがわかりました。
とりあえずその点は非常に良かったと思います。

今回の説明会はあくまで地下駐輪場に関するものであり、地上の
ロータリー工事についてはまた別途発注
されることになります。
地上ロータリーの姿も多少イメージパースから読み取ることができ
ますが、こちらもどのようなものになるか、気になるところですね。

■武蔵小杉駅南口地区東街区
武蔵小杉駅南口地区東街区

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2010/11/19エントリ 中小企業婦人会館をアスベスト対策を講じず
破砕、発がん性物質が飛散

2010/11/22エントリ 中小企業婦人会館解体のアスベスト問題:
元請業者の説明と疑問

2011/4/15エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の施工スケジュ
ール・駐輪場移転・道路切替

2011/4/25エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の道路切り替え、
東急武蔵小杉駅東口閉鎖

2011/5/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の準備工事と
本工事

2011/5/24エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の工事説明会
2011/6/17エントリ 東急武蔵小杉駅前に響く、カエルの鳴き声
2011/6/23エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の駐輪場が
2011年8月19日に再移転

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2011年
07月27日

東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が閉店、駅ビル工事着工へ

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2011年7月26日、東急武蔵小杉駅構内の「BOOKS SAGA」が
閉店
しました。
これは同駅における駅ビル建設に伴うもので、8月1日より建設
工事が着手
されることになります。

■閉店した「BOOKS SAGA」
閉店した「BOOKS SAGA」

閉店した「BOOKS SAGA」

最終日の営業は普段と何ら変わらず、武蔵小杉駅を利用される方で
賑わっていました。
来店される方には本日が閉店であることをご存知の方も多く、店内の
閉店告知を指差して会話をされている姿が目に留まりました。

よく使っていたお店でも、閉店してなくなってしまうとどんな感じだっ
たのか、思い出せなくなる
ことがままあります。
「BOOKS SAGA」の記録はウェブ上にもあまり存在しないよう
ですので、今回のエントリに写真を残しておきたいと思いました。

■「BOOKS SAGA」の最終日
「BOOKS SAGA」の最終日

「BOOKS SAGA」の最終日

「BOOKS SAGA」の最終日

こういった写真は、「今見て興味を引かれる」ものではありません。
しかし、3年、5年、10年経って、ふと思い出してGoogle検索した時に
懐かしい写真を引き出せたらちょっと嬉しいかな、
と思います。

■「バーゲンブックセール」の最終日
「バーゲンブックセール」の最終日

また同日、以前から東急武蔵小杉駅構内に出展していた「バーゲン
ブックセール」も最終日
を迎えていました。

■「バーゲンブックセール」最終出店のお知らせ
「バーゲンブックセール」最終出店のお知らせ

本棚の上部にこのような掲示が出ていまして、10年間ここで出店
してきたものの、駅工事により当地での営業は最後
となるとのこと
でした。
今後は日吉駅、大倉山駅に出店することもあわせて記載されてい
ます。

この「バーゲンブックセール」については、約4年前、2007/8/10エン
トリ
で簡単にご紹介したことがありました。たまに武蔵小杉駅に
来ているのを見かけていましたが、10年間も続いていたのですね。

■宝くじ売り場の休業

宝くじ売り場の休業

宝くじ売り場の休業

「BOOKS SAGA」に隣接した宝くじ売り場も、7月29日より休業
なります。こちらは、駅ビル工事完了後、営業を再開することになる
ようです。

■「京樽」「新杵」跡地
「京樽」「新杵」跡地

また、すでに閉店になっていた「京樽」「新杵」の跡地は、2011/7/14
エントリ
ののち、防護壁で覆われていました。シートで覆うのではなく
防護壁を設置していますので、本格的な工事が始まりそうですね。

いよいよ来週からは8月に入りますので、駅ビル建設工事の準備が
進んでいる様子
が構内各所で感じられるようになりました。
駅を稼動させながらの増築はいろいろと大変な部分もありそうで
すけれども、完成が非常に楽しみです。

【関連リンク】
2007/8/10エントリ 武蔵小杉駅構内の露天
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/4/16エントリ 「iTSCOMスポット武蔵小杉」駅構内にオープン
2009/6/1エントリ ヴィ・ド・フランスカフェ武蔵小杉店本日オープン
2009/10/27エントリ 東急武蔵小杉駅下りホームに鉄道グッズコー
ナー設置

2009/11/17エントリ 東急武蔵小杉駅南口に和菓子店「新杵」オープン
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/3/10エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設工事により「住まいと
暮らしのコンシェルジュ」が一時休業へ

2011/7/3エントリ 東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が2011年7月
26日閉店

2011/7/14エントリ 東急武蔵小杉駅ビル8月着工に伴いエキナカ
閉店相次ぐ、2013年3月完成へ

2011/7/18エントリ 東急武蔵小杉駅構内「三崎市場」跡地に「越後
つけ麺 維新」が2011年8月21日オープン

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2011年
07月26日

小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ

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小杉町3丁目東地区再開発の検討が再開発準備組合において
進められています。
現在、基本計画案がまとまってきていまして、低層部に商業・公共
公益施設、高層部にタワーマンションを配置した再開発事業が
計画
されています。

■小杉町3丁目東地区再開発の基本計画図
小杉町3丁目東地区再開発の基本計画図

小杉町3丁目東地区は、中原図書館やみずほ銀行、URの集合
住宅、マルエツ小杉店、TSUTAYAなどが占めているエリア
です。
地区の北側は南武線、南側はイトーヨーカドー、東側は武蔵小杉
駅南口地区西街区、西側は小杉町3丁目中央地区に面しており、
武蔵小杉駅東側市街地の中心部にあたります。

土地の形状としてはL字型になりますが、この低層部全域を商業・
公共公益施設に、現在中原図書館・みずほ銀行があるエリアの
高層部をタワーマンションにする計画
が進められています。

■小杉町3丁目東地区再開発イメージパース
小杉町3丁目中央地区再開発イメージパース

こちらが小杉町3丁目中央地区再開発のイメージパースです。
現段階では詳細な設計に入っているものではありませんので、
タワーマンションのデザイン等はあくまでもダミーとなります。

これは、イトーヨーカドー南側のセントスクエア武蔵小杉のエント
ランス前あたりから、北側に再開発ビルを見たアングル
です。

■再開発ビル南側の広場
再開発ビル南側の広場

また、再開発区域の南北には、広場スペースが設けられています。
これによりイトーヨーカドー前からエクラスタワーの商業施設への
視界が一部開けることになり、地域イベント等での活用も想定され
ています。

■タワーマンションと低層部商業施設の接続部
タワーマンションと低層部商業施設の接続部

こちらは、現在のイトーヨーカドーから、北側の再開発ビルを見下ろ
したアングル
です。
現在では、正面手前にみずほ銀行、その奥に川崎信金、右手にUR
の集合住宅とマルエツ小杉店があります。

現在、ここには南北に道路が通り、南武線をくぐる形になっていま
すが、再開発ビルの建設によって廃止されることになります。
ただし、再開発ビルのタワーマンション棟と東側商業棟の間は歩行
者が通行可能
になっていますので、導線としては引き続き残され
ます。

なお、敷地の北側は南武線沿いに2車線道路が通ることになります。
これにより、武蔵小杉駅南口地区西街区→小杉町3丁目東地区→
小杉町3丁目中央地区→府中街道と、南武線沿いに2車線道路が
接続されます。
府中街道から駅前再開発地区へのアクセス道路が、これでようやく
完成することになるわけです。

■西側商業・公共公益施設
西側商業・公共公益施設

イメージパースを見る限り、低層部商業・公共公益施設は4階建て
となっているようです。
再開発地区の面積からすると、それなりに大規模になりますね。
現在のみずほ銀行、川崎信金の支店などは権利床保有者として
そのまま入る可能性が高いように思います。

なお、小杉町3丁目東地区再開発は地権者としてUR都市機構
参画し、基本計画は武蔵小杉再開発で御馴染みの日本設計
担当しています。

■再開発事業の目標スケジュール
2012年度 地区計画・市街地再開発事業等 都市計画決定
2013年度 事業計画認可・権利変換計画認可
2014年度 再開発施設建築物工事着工
2017年度 施設建築物工事完了

現状の目標スケジュールは上記の通りになっていますが、これは
変動する可能性が十分にあります。当該地区は地権者も分かれ
ており、権利変換計画がスンナリまとまるかどうかは現段階では
わかりません。
武蔵小杉駅南口地区東街区も、権利変換計画に時間を要して
年単位でスケジュールが後ろ倒しになっていました。

また、都市計画決定も来年度目標であり、前掲の基本計画案も
FIXしたものでない
ことはあらかじめ認識しておく必要があります。

■現在の小杉町3丁目東地区
現在の小杉町3丁目東地区

少なくとも今から6年後の話にはなりますが、この再開発事業が
完了すれば、武蔵小杉駅南口地区西街区・小杉町3丁目東地区・
小杉町3丁目中央地区と連続した駅西側一帯が大きく変貌する
ことになります。
こちらは低層部が商業施設主体になりますので、既存のイトーヨ
ーカドー等も含め商業集積が進むことになりますね。

その頃には東京機械製作所跡地の大型複合商業施設も完成
していますので、武蔵小杉の街全体のありかたもかなり変わって
くるのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを
日本設計に委託

2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施

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2011年
07月22日

リエトコート武蔵小杉の芝生養生中

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2011/5/10エントリリエトコート武蔵小杉の芝生張り替え着手
ついて取り上げました。その後2か月以上が経過し、現在では植え
られた芝生が養生期間に入っています。

■リエトコート武蔵小杉の円形広場
リエトコート武蔵小杉の円形広場

前回エントリでは、円形広場がフェンスで囲われ、その中に重機が
入っているだけの状態だったのですが、踏み固められた土壌の
改良が行われ、ご覧のように芝生が植えられました。


■生い茂った芝生
生い茂った芝生

梅雨のじめじめした気候が続いておりますけれども、芝生は
青々と生い茂っています。

■「芝生養生中」の告知
「芝生養生中」の告知

フェンスには芝生養生中を告知する掲示が出ていまして、これに
よると10月末まで養生期間
が続くようです。
養生期間後も、ボールを使った遊び及び自転車の乗り入れは
禁止
とする旨が記載されています。

■エントランス前の芝生養生
エントランス前の芝生養生

前回エントリでは気付かなかったのですが、円形広場だけでなく、
エントランス前の芝生なども養生されていました。円形広場と
一緒に作業をしていたものと思います。
こちらも立ち入り禁止となっていますが、ここは植栽の中で、元々
立ち入るようなスペースではなさそうです。

これから3ヶ月あまりは養生期間になりますが、元気に根付いて
生育すると良いと思います。

■円形広場から、新駅方面
円形広場から、新駅方面

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 リエトコート武蔵小杉公開空地
2008/6/6エントリ リエトコート武蔵小杉の公開空地
2008/9/27エントリ なかはらオープンカフェ、リエトコートで開催
2008/9/28エントリ なかはらオープンカフェ2日目
2011/5/5エントリ 武蔵小杉再開発地区の、花咲く季節2011
2011/5/10エントリ  リエトコート武蔵小杉円形広場の芝生張り替え

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2011年
07月21日

仮設店舗の「かどや」のトルコライス

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「アイリッシュバー マッキャンズ」が仮設店舗で営業を開始してから
2か月が経過しましたが、それに先立って中華料理店「かどや」
隣に移転オープンしています。
今回は、仮設店舗の様子の確認も含めまして、「かどや」に行って
まいりました。

■仮設店舗の「かどや」
仮設店舗の「かどや」

「かどや」「マッキャンズ」の仮設店舗は、小杉町3丁目地区再開発
エリア内の南武線沿い
に建設されています。
東側に「かどや」が入居していまして、夜になると中華料理店では
定番の赤い看板が輝いています。

■「かどや」の店内
「かどや」の店内

■壁掛けのREGZA
壁掛けのREGZA

移転前、お店の方が「仮設なんですけど、今より綺麗で立派なん
ですよ」
と仰っていたのですが、その通り店内は綺麗になっていま
した。
旧店舗は築45年が経過していましたが、再開発の話が10年前に
持ち上がって建て替えもできず、我慢して持ちこたえてきたとの
ことでした。

旧店舗には古いテレビがありましたが、仮設店舗には新品の壁掛
け液晶テレビ
が設置されています。移転に合わせて新調されたの
ですね。

■トルコライス
トルコライス

「かどや」の名物といえば、こちらのトルコライスです。
チキンライスの上にドミグラスソースをかけた豚カツを載せた料理
で、ボリューム一杯です。
(※今回はラストオーダー直前で、『最後だから大盛りになっちゃ
った』
ということで、通常よりも盛りが多くなっているようです)

一般的なものですとライスの上に豚カツが載っている形だと思い
ますが、「かどや」のトルコライスは豚カツの上にさらにライスが
載せられています。
さすがにこれは、おなか一杯になりました。

■店先のメニュー見本
店先のメニュー見本

■ラーメン
ラーメン

仮設店舗でも基本的にメニューは変わっていないようで、店先や
店内の壁面には御馴染みのメニューが並んでいます。
ラーメン、餃子、チャーハンなど定番のものが多いですね。
まさに「地元の中華屋さん」という感じで、懐かしい味わいです。

長い間営業を続ける中、これまでも周辺の風景は大きく変わって
きたことと思いますが、現在は再開発事業が進められています。
まさにお店の歴史の中でも、最大の変化の時を迎えているのでは
ないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2009/12/10エントリ 小杉町3丁目中央地区の小杉第6共同ビルが
2010年2月末テナント退去、メチエ移転へ

2010/2/25エントリ ブーランジュリー・メチエ、しばしのお別れ
2010/5/21エントリ 小杉町3丁目中央地区・味奈登庵のケイアイ
ビルが当面存続

2010/6/25エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉
2010/11/30エントリ 小杉町3丁目中央地区の第二成高ビル・
小杉第6共同ビル解体完了

2010/12/4エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の
解体開始

2010/4/6エントリ 「ブーランジュリー・メチエ」リニューアルオープン、
「あんてろーぷ」新規オープン

2011/1/5エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の
解体進捗

2011/1/6エントリ 「an umbrella」、再開発で移転営業中
2011/1/19エントリ 小杉町3丁目中央地区に仮設店舗建設、
「かどや」は仮設営業後再開発ビル入居へ

2011/2/7エントリ 武蔵小杉でフィッシュ&チップスを
2011/3/6エントリ 小杉町3丁目中央地区の仮設店舗に「かどや」の
看板設置

2011/4/21エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」が3月26日
閉店、4月末仮設店舗へ移転へ

2011/4/11エントリ 旧中原市民館の解体工事開始と、マッキャンズの扉
2011/4/19エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」仮設店舗の
内装・外装工事
2011/5/1エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」2011年5月
4日(水)プレオープン、6日(金)本オープン

2011/5/6エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」
本日仮設店舗で本オープン

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2011年
07月19日

中丸子地区・店舗付マンションの躯体工事

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2011/2/24エントリにおいて、中丸子地区B地区の店舗付マンション
の着工について取り上げました。その後工事が進み、建物躯体が
立ち上がりつつあります。

■中丸子地区B地区の店舗付マンションとクレーン
中丸子地区B地区の店舗付マンションとクレーン

こちらは、建設中のマンションを野村不動産武蔵小杉ビルN棟の前
から見たものです。現在、大きなクレーンが資材を運搬しています。
周囲にはガードマンが配置され、建物から少し離れた場所を歩行
するようになっていました。

■コンクリートミキサー車
コンクリートミキサー車

こちらは別の日に撮影したもので、この時にはコンクリートミキサー
が2台来ています。建物躯体の建設工事が本格化しているのが
わかります。

■野村不動産武蔵小杉ビルS棟から見たマンション裏手
野村不動産武蔵小杉ビルS棟から見たマンション裏手

このマンションの裏手は、野村不動産武蔵小杉ビルS棟に面して
います。敷地の形状が三角形であるため、建物の形状もそれに
応じたものになっているのが見て取れました。
現在、6階建てのうち、3階部分の工事をしているようです。

この店舗付き賃貸マンションは元々501.71㎡という小さい敷地
建設されていますが、建築面積はさらにその半分、255.19㎡
なっています。
実際の構築物も見てみると、敷地ぴったりではなく、一定の余裕を
もって建てられています。

住宅としてのエントランスなど共用部分を差し引いて考えると、
やはり1階店舗の面積はかなり限られたものになることを改めて
感じました。
店舗の内容も、おのずと限られてくるのではないでしょうか。

このマンションは当初の公示において、2012年1月31日完成を予定
していました。あと半年あまりとなりますが、徐々に仕上がりのイメ
ージも見えてくることと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区B地区 (仮称)武蔵
小杉・野口マンション

2008/10/29エントリ 中丸子地区に「三井のリパーク川崎中丸子」
オープン

2010/5/13エントリ 「三井のリパーク川崎中丸子」用地に店舗付
マンション開発

2010/10/27エントリ 「三井のリパーク中丸子」閉鎖、店舗付マン
ション着工へ

2011/2/24エントリ 三井のリパーク中丸子跡地の店舗付マンションが
着工

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2011年
07月17日

ブリリア武蔵小杉の外装完成、竣工は2011年10月に延期

hatsushimo.gif

2011/2/3エントリにおいて、新丸子東3丁目地区のブリリア武蔵小杉
の建設工事が最上階まで到達したことを取り上げました。現在では
外装工事も進み、ホワイトとブルーの綺麗な外観が見えるようになっ
ています。

■ブリリア武蔵小杉
ブリリア武蔵小杉

前回エントリの時点では、建物躯体自体は最上部まで組みあがっ
ていたものの、まだ一部外壁がシートで覆われている状態でした。
その後バルコニーのガラスが設置されたのですが、これが白い
壁面にブルーの色彩
を加えています。
梅雨明けの夏空に映えて、爽やかな印象を受けました。

■ブリリア武蔵小杉の1階店舗部分(西側)
ブリリア武蔵小杉の1階店舗部分(西側)

ブリリア武蔵小杉の1階店舗部分(南側)

高層階だけでなく、一般的には最後に仕上げられることの多い1階
部分
も大分出来上がってきていました。
この駅寄りの部分には、店舗(セブンイレブン)が入ることになって
います。

■1階店舗部分の内部
1階店舗部分の内部

昼間は外が明るいために内部がよくわからないことが多いのです
が、夜間には内部が照明でよく見えたりします。
上記写真で店舗スペースの奥行きがわかりますが、やはりコンビニ
程度のスペース
かな、と思いますね。

       ※       ※       ※

さて、このブリリア武蔵小杉ですが、当初は2011年8月の竣工が
予定されていましたが、東日本大震災の影響によりやや工事が
遅れ、現在では2011年10月竣工予定
となっています。

ブリリア武蔵小杉以外にも、よく知られているところでは横須賀線
武蔵小杉駅の連絡通路も供用開始が大幅に延期
になりましたし、
サライ通りで建設中のパークホームズ武蔵小杉今井仲町も工期が
遅れ、一旦販売を中止
していました。

東日本大震災は、ご存じの通り、こういった建設計画以外にも実に
多方面に影響を与えており、日本社会は未だ「震災前」に戻ることは
できていません。このあたりは、致し方ないところですね。

あと約3か月、工事が続いていくことになりまして、今後は主に住居や
店舗の内装工事が進められていくものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2009/4/27エントリ 上丸子跨線橋の騒音と振動
2009/10/2エントリ 新丸子東3丁目地区B地区に「ブリリア武蔵小杉」
正式発表

2009/11/19エントリ ブリリア武蔵小杉のモデルルーム
2010/6/9エントリ ブリリア武蔵小杉の外壁
2010/8/16エントリ ブリリア武蔵小杉の工事状況(2010年8月)
2011/2/3エントリ ブリリア武蔵小杉建設工事が最上階まで到達

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2011年
07月15日

東京機械製作所玉川製造所再開発地区内のビルが閉鎖

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東京機械製作所玉川製造所第二工場の隣接地にあるビルが、先般
より閉鎖
されています。これは、玉川製造所跡地における大型複合
商業施設・高層マンションの建設に伴って道路拡張を行うためのもの
です。

■府中街道沿いのビル
府中街道沿いのビル

ここは、玉川製造所第一工場・第二工場の間の道路と、府中街道が
合流する地点
です。そのY字路の角地にあるビルの退去が完了し、
現在シートで覆われた状態になっています。

玉川製造所跡地の再開発については、ほとんどは玉川製造所の
用地のみを活用することになりますが、このビルも事業区域に入っ
ています。

■ビル側面の掲示
ビル側面の掲示

ビルの側面には、玉川製造所の壁面と同様に事業計画に関する
告知が掲示
されていました。

■事業計画図中におけるビルの位置
事業計画図中におけるビルの位置

事業計画図中におけるビルの位置

事業計画図中におけるビルの位置は、上記で点線で囲んだ部分
です。
第一工場・第二工場の間の道路は片側2車線+片側1車線に
拡幅され、Y字路の角地部分の歩道が大きく広げられる形
になり
ます。

今回のビルの部分は、歩道としてここまで拡幅しなくても一応導線
は成立するのかもしれません。ただ、大型開発が完了すれば歩行
者も増えるでしょうし、Y字路の視界を改善する点でも計画図の
ように拡張できた方がベターでしょう。
川崎市の環境アセスメントも、当然こういった交通アクセスの改善
を前提として実施
されることになります。

ビルとしては立ち退く形になりますが、東京機械製作所との折衝に
より、ビルオーナーの協力が得られることになったものと思います。

さて、2011/4/21エントリでもお伝えしたように、2011年3月23日に
第二工場は住友不動産に売却され、3月31日には移転先である
TKSかずさテクノセンターが竣工
しています。

TKSかずさテクノセンターは7月に本格稼動する予定となっており
ますので、現在さまざまな移転作業が最終段階を迎えていること
と思います。

今後、今回ご紹介したビルも含め、玉川製造所の解体工事なども
着手されていくことになるのでしょう。

■第一工場・第二工場の間から見たY字路
第一工場・第二工場の間から見たY字路

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)

2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ

2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成

2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報

2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場
用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

2010/11/25エントリ 東京機械製作所跡地の大型複合商業施設に
大型スーパーとシネコン入居へ

2011/4/21エントリ 東京機械製作所玉川製造所第二工場の売却完了、
かずさテクノセンター竣工

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2011年
07月14日

東急武蔵小杉駅ビル8月着工に伴いエキナカ閉店相次ぐ、2013年3月完成へ

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2011年8月1日、東急武蔵小杉駅ビル建設工事が着工することに
なりました。施工を行う東急建設より近隣等にお知らせが配布され
ており、工事完了は2013年3月31日を予定しています。

■東急建設の告知による計画概要
工事名称:東急武蔵小杉駅ビル新築工事
都市計画:商業地域 基準建蔽率80% 基準容積率500%
敷地面積:5,000.67㎡
建築面積:3,755.90㎡(公示段階では3,865.62㎡)
延床面積:7,605.85㎡(公示段階では7,577.73㎡)
建物高さ:29.65m
建物用途:駅舎、店舗
構造・規模:鉄骨造 地上3階
工期:2011年8月1日~2013年3月31日(予定)
   (公示段階では2011年6月1日~2012年12月31日)

■東急武蔵小杉駅ビル建設予定地
東急武蔵小杉駅ビル建設予定地

東急武蔵小杉駅ビルについては、約1年前、2010年7月26日に
現地に建築計画が公示
されていました(2010/7/30エントリ参照)。
そこでは2011年6月1日着工・2012年12月31日完成とされていまし
たので、着工が2ヶ月、完成が3ヶ月後ろにずれ込んだ形です。

隣接するエクラスタワー武蔵小杉の竣工・入居が当初から2013年
3月
とされていましたので、同時に完成することになりますね。

また、建築面積、延床面積がわずかに変更されていますが、こちら
は誤差程度のもので、公示段階とほとんど変わりません。設計の
微調整によるものでしょう。

       ※       ※       ※

さて、駅ビル建設工事着工に伴って、武蔵小杉駅構内では次々と
エキナカ店舗が閉店
になっています。

■「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」

■「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」閉店のお知らせ
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」一時休業のお知らせ

比較的早い段階で閉店したのは、南武線乗り換え連絡通路側の
「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」で、3月28日に閉店
していました。
2011/3/10エントリでも取り上げました通り、本店舗については
2012年晩秋には営業を再開する予定となっています。その頃には
駅ビル建設工事が現地での営業に干渉しなくなる、ということでは
ないでしょうか。

現地は現在東急の「Weekly Shop」として、週替わりの物販店舗
が出張
してきています。
これは暫定的な運用で、いつでも撤収できるタイプのものです。

■「BOOKS SAGA」
「BOOKS SAGA」

■「BOOKS SAGA」閉店のお知らせ
「BOOKS SAGA」閉店のお知らせ

コンジェルジュの隣、「BOOKS SAGA」は、2011/7/3エントリで取り
上げた通り、7月26日の閉店を予定しています。
駅構内の利便性の高い書店として、惜しむ声も多いようです。

こちらは残念なことに現段階においては再度リニューアル出店の
計画は無い
とのことです。

■「田園そば」
「田園そば」

東急武蔵小杉駅改札口内では、立ち食いの「田園そば」がすでに
閉店
になっていました。正確な日時はわかりませんが、比較的
最近のことのようです。
ウインドウがブルーシートで覆われています。

■「京樽」と「新杵」
「京樽」と「新杵」

■「京樽」閉店のお知らせ
「京樽」閉店のお知らせ

東急武蔵小杉駅南口のモールでも閉店が進み、「京樽」と「新杵」の
閉店が完了
しています。

「京樽」は3月24日に閉店しており、「住まいと暮らしのコンシェルジュ」
同様に早い段階での閉店となりました。「新杵」は京樽グループで、
2009年11月13日に新規オープンした店舗
でしたが、2年に満たない
短期間の営業に終わりました。

■「三崎市場」
「三崎市場」

■「三崎市場」閉店のお知らせ
「三崎市場」閉店のお知らせ

「京樽」の向かい側、「三崎市場」も8月12日の閉店を予定していま
す。お知らせにもある通り、ここは2000年10月にオープンした店舗
で、10年以上営業を続けてきました。

なお、これらの閉店店舗全てが明確に「駅ビル建設に伴う閉店」と
確認が取れているものではありません。

ただ、いくつかの店舗では確認が取れましたし、このタイミングで
次々と閉店している状況からすると、ほぼ関連した動きである
と見るのが自然
ではないかと思います。

武蔵小杉駅構内には、「ヴィドフランス」「ユニクロ」「銀だこ」「ガスト」
「東急ストア」「iTSCOMスポット」
が引き続き営業を続けています。

「東急ストア」などは工事には干渉しないように見えますし、必ずしも
全店舗が閉店するわけではないと思いますが、ここまで閉店が続く
と、残り店舗の動向も気になるところですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/4/16エントリ 「iTSCOMスポット武蔵小杉」駅構内にオープン
2009/6/1エントリ ヴィ・ド・フランスカフェ武蔵小杉店本日オープン
2009/10/27エントリ 東急武蔵小杉駅下りホームに鉄道グッズコー
ナー設置

2009/11/17エントリ 東急武蔵小杉駅南口に和菓子店「新杵」オープン
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/2/17エントリ 川崎市が保育所整備補助金制度導入:東急武蔵
小杉駅ビル・南武線高架下に新設へ

2011/3/10エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設工事により「住まいと
暮らしのコンシェルジュ」が一時休業へ

2011/7/3エントリ 東急武蔵小杉駅の「BOOKS SAGA」が2011年7月
26日閉店

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2011年
07月12日

府中街道拡幅:歩道の一部完成と東横化学用地の有害物質検出

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2011/4/14エントリで、府中街道拡幅工事の進捗について取り上げ
ました。その後2ヶ月が経過し、市ノ坪交差点付近の歩道はほぼ
出来上がってきました。

■府中街道:東京応化工業前
府中街道:東京応化工業前

こちらは、市ノ坪交差点近くの東京応化工業前の歩道です。この
一帯は東京応化工業による用地提供が早い段階で行われ、比較
的進捗が早かったエリアです。
現在では歩道が完成し、植栽も植えられています。

■信号器材の新社屋
信号器材の新社屋

■府中街道:信号器材前
府中街道:信号器材前

東京応化工業の向かい側には、信号器材の本社工場があります。
建設中だった新社屋が完成し、同時に府中街道の歩道も完成し
ています。
この付近には「市の坪中町」のバス停があり、その部分は車道を
広げてあります。
 
※       ※       ※

ところで、この「市ノ坪工区」の拡幅用地の一部から基準値を超える
特定有害物質が検出
され、川崎市から報道発表されていました。

■川崎市報道発表資料 中原区内一般国道409号(市ノ坪工区)
道路拡幅用地における特定有害物質の検出について(PDF)

http://www.city.kawasaki.jp/press/info20110610_3/item8909.pdf

■東横化学の拡幅用地
東横化学の拡幅用地

報道発表資料に有害物質の検出場所が記載されていまして、それ
によると検出場所は 東横化学の拡幅用地の北端にあたりますね。
上記写真の奥、府中街道と中丸子地区の幹線道路がT字路に
なる部分の角地です。

現在、検出場所はコンクリート舗装され、土砂等が飛散しないように
なっています。

■コンクリート舗装された有害物質検出場所
コンクリート舗装された有害物質検出場所

検出されたのは「フッ素およびその化合物」ということですが、東横
化学では使用されていない物質(東横化学の発表)とのことです。

どういった経緯で土壌に浸透したものか分かりませんが、安全に
対処されると良いと思います。

■綱島街道の有害物質検出地(検出当時)
綱島街道の有害物質検出地(検出当時)

そういえば、綱島街道の拡幅用地においても、東京機械製作所が
提供した用地から有害物質(テトラクロロエチレンや鉛)が検出
され
ていました。
工場として長年営業をしていると、多くの場合は何らか有害物質が
検出されるものですね。

現在では、綱島街道拡幅用地の有害物質は除去が完了し、共同
溝の工事が行われているところです。

市ノ坪工区の2011年度中(2012年3月まで)の完成に向けて、東横
化学の有害物質についても、いずれ除去作業をした上で歩道の
整備が行われる
ものと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/5/1エントリ 綱島街道拡幅用地の有害物質とビニールシート
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ
2009/9/9エントリ 府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路
2009/10/13エントリ 府中街道拡幅用地の更地化
2009/11/6エントリ 府中街道拡幅用地の電話ボックスが消滅
2010/1/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅周辺の信号設置
2010/2/8エントリ 府中街道・武蔵小杉駅南口線の拡幅用地一部舗装
2010/2/27エントリ 府中街道の廃墟取り壊しと拡幅工事進捗
2010/5/4エントリ 府中街道拡幅区間の一部歩道整備
2010/6/14エントリ 東京機械製作所跡地再開発始動と、府中街道と
二ヶ領用水の一体整備案

2011/2/14エントリ 府中街道拡幅:東横化学前の拡幅用地確保
2011/4/14エントリ 府中街道拡幅:東横化学の建物取り壊し完了

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