【Reporter:はつしも】
2019年11月30日に、
J1リーグ第33節「川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦」が等々力陸上競技場で開催され、川崎フロンターレは1-4で完敗しました。
最終節・第34節は北海道コンサドーレ札幌とのアウェイゲームとなるため、川崎フロンターレにとってはこれが
ホーム最終戦となります。
また同日ホームゲームイベントとして、恒例の
「陸前高田ランド・冬」が開催され、陸前高田市の特産物などがたいへん人気を集めました。
■賑わう「陸前高田ランド・冬」
■「陸前高田ランド・冬」のもちまき
川崎フロンターレは、
「支援は、ブームじゃない。」を合言葉に、東日本大震災の継続的な復興支援活動に取り組んでいます。
その一環として、
川崎フロンターレは陸前高田市と友好協定を締結し、被災地訪問によるサッカー教室など、さまざまな支援活動や交流活動を実施してきました。
フロンパークで年2回展開される
「陸前高田ランド」はそれら活動のひとつで、フロンターレホー
ムゲームイベントとして毎回
陸前高田市の物産販売や、募金活動などが行われています。
上記写真は毎回おなじみの
「餅まき」です。
■餅まきに参加したファミリーアートディレクターの大塚いちおさん
■同じく、応援番組「SukiSukiフロンターレ」MCの阿井理沙さん
■陸前高田市の生産者の皆さん(大和田家の牡蠣)
■陸前高田市の生産者の皆さん(きのこのSATO)
この餅まきには、
川崎フロンターレのファミリーアートディレクター・大塚いちおさんや応援番組「SukiSukiフロンターレ」MCの阿井理沙さんなどお馴染みの顔ぶれに加えて、
陸前高田市の生産者の皆さんが参加していました。
■「大和田家」の蒸し牡蠣
■「大和田家」の牡蠣のお吸い物
陸前高田市の物産の中でも、
「大和田家の牡蠣」は毎回大変な人気があります。
本サイトでもこれまでに蒸し牡蠣や牡蠣のお吸い物をご紹介してきました。
■川崎フロンターレが寄贈した大漁旗
この「大和田家」は、牡蠣を収穫する船を新調されたのだそうです。
それにあたって、
川崎フロンターレが大漁旗を寄贈されたということで、今回のもちまき会場にも登場していました。
この大漁旗は川崎フロンターレのエンブレムが入った、立派なものです。
同クラブが陸前高田市の生産者の方とのご縁を、現在も大切にしていることがわかります。
■「きのこのSATO」のしいたけのバター焼き
こちらは、もちまきにも参加されていた
「きのこのSATO」のしいたけのバター焼きです。
現地ではパックに入っているのですが、今回は持ち帰ってからいただいてみました。
ぷりぷりした食感で、たいへんおいしかったです。
■居酒屋 膳のホタテ焼き
■ホタテが入った「三陸ラーメン」
「陸前高田ランド」では、「三陸ラーメン」にも毎回長蛇の列ができています。
今回はこの
「三陸ラーメン」に、新たにホタテが加わりました。
スープに三陸産の食材の旨味がたっぷり加わって、こちらも完食です。
■「カフェフードバーわいわい」のカキフライ
「カフェフードバーわいわい」では、「ホヤの天ぷら」を提供していました。
残念ながら一番最初に完売となってしまったため、こちらでは
カキフライをいただきました。
この牡蠣にも柔らかくて厚みがあり、満足です。
■餅まきには馬渡和彰選手・原田虹輝選手も参加
■終了後には東日本大震災被災地支援の募金活動も
もちまきには、
川崎フロンターレからは馬渡和彰・原田虹輝両選手が参加しました。
また終了後には、
東日本大震災復興支援「Mind-1」の募金活動も行われ、多くのかたが協力をされていました。
■陸前高田市のマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」
■グルージャ盛岡のマスコットキャラクター「キヅール」
そしてマスコット界からは、
陸前高田市のマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」、岩手県のJ3クラブ「いわてグルージャ盛岡」の「キヅール」が参加してくれました。
「キヅール」はその個性的なフォルムが一部で話題を呼んでいます。
マスコットキャラクターは一般に丸っこいものが多いですが、鋭角的なフォルムが異彩を放っていますね。
「陸前高田ランド」は美味しい食を中心に楽しみが多く、川崎フロンターレのホームゲームイベントの中でも非常に人気が高い企画です。
また来シーズン以降も、継続していくことと思います。
■2020シーズンユニフォーム発表
この日のJ1リーグ第33節は、ホームゲーム最終戦です。
昨年のホーム最終戦同様、今年も来期
「2020シーズンユニフォーム」のデザインがメインスタンド前で発表されました。
モデルは
川崎フロンターレU-18の選手たちで、左から徳久翔大(とくひさしょうた)選手、徳久湧大(とくひさゆうた)選手、安福祐一選手です。
徳久選手は双子で、チームメイトは背番号やスパイクなどで見分けているということでした。
■ホーム用ユニフォーム(フィールドプレイヤー)
■アウェイ用ユニフォーム(フィールドプレイヤー)
■ゴールキーパー用ユニフォーム
2020シーズンユニフォームは、
基本的には縦縞ですが、単純なラインではなく細かい模様が入っています。
これは「和」のデザインをイメージしたものということです。
■背面
一方、
背面には縦縞は入っていません。
これはまだ背番号がありませんので、背番号がプリントされるとデザインとしてバランスが取れるかと思います。
■プーマポーズ
こちらは
「プーマポーズ」でのフォトセッションです。
これは毎回定番になっているもので、プーマのロゴを模しています。
MCの方から「もう少し足を上げましょう」など、クオリティにこだわったリクエストが飛んでいました。
■沖縄出身・知念慶選手の発起による首里城再建支援缶バッヂ
また、今回のホームゲームでは、先般火災により甚大な被害を受けた
首里城の再建を支援する缶バッヂの販売が行われました。
これは
沖縄出身の知念慶選手の発起によるもので、販売価格500円から製作費を除いた全額が寄付されます。
缶バッヂのデザインでは、マスコットキャラクター「ふろん太」がシーサー仕様になっていました。
■チケットが完売したホーム最終戦
■来場者による「コレオグラフィー」
今回はホーム最終戦ということで、J1リーグ3連覇の夢はついえたものの、
チケットは完売して23,893人のサポーターが集まりました。
また同日は試合開始前、
サポーターによるコレオグラフィー(指定されたカラーのアイテムを持ってスタンドで絵柄などを表現するパフォーマンス)も実施されました。
カラーはもちろん、川崎フロンターレのチームカラーであるサックスブルーです。
■等々力陸上競技場で導入されたスパイダーカム
今回のホームゲームから、
等々力陸上競技場では「スパイダーカム」が導入されました。
これはワイヤーで制御したカメラで空撮を行うもので、よりダイナミックな映像の中継が可能となります。
■川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦
■マリノス優勝決定の可能性に集まった大量の取材陣
現在、
J1リーグの首位は横浜F・マリノスです。
この日は川崎フロンターレとの対戦と、首位争いをするFC東京の結果によっては
優勝が決定する可能性があったため、等々力陸上競技場には大量の取材陣が詰めかけていました。
横浜F・マリノスの得点シーンでは、歓喜する選手たちの周りにカメラマンが押し寄せてたいへんな騒ぎとなっていました。
結果的にはマリノスがフロンターレに勝利したものの、FC東京が引き分けたために今節での優勝決定はありませんでした。
■ホーム最終戦セレモニー
■キャプテン小林悠選手
川崎フロンターレは、3連覇は逃したもののまだ
3位以内での「AFCチャンピオンズリーグ」(ACL、アジアチャンピオンズリーグ)の出場権獲得の可能性を残しています。
来季のためにも何としても勝利したいところでしたが、
内容的にはほぼ完敗といってよい内容でした。
■Jリーグtwitter ハイライト動画 川崎Fvs横浜FM
昨季ベストイレブンのエウシーニョ選手が抜けたあと、
シーズンを通して固定できなかった「右サイドバック」にはこの日、ボランチが本職の守田英正選手が入りました。
しかしながらこの
右サイドが狙われるなど、サイドからスピードで振り切られて窮地に陥るシーンが目立ちました。
また、中盤でのパスの精度もやや悪いように思われました。
日本代表戦などの日程の都合によって32節から3週間ほど時間が空きましたが、その分調整が難しいところがあったでしょうか。
首位に立つ横浜F・マリノスの完成度はさすがに高く、幾度かの得点チャンスを活かせずに4失点での敗戦となりました。
今シーズンは特に後半、複数失点が多く、最少失点を記録した昨シーズンの完成度が失われているように思われるのが気になるところです。
そのような試合結果もあって、
ホーム最終戦セレモニーでは、藁科社長、鬼木監督、小林悠キャプテンともに非常に悔しさをにじませた挨拶となりました。
一方、初のカップ戦タイトル
「ルヴァンカップ優勝」は今季の成果です。
12月7日のアウェイでの最終戦もありますし、まずは最後まで力を尽くすことが大切でしょう。
■最終戦の「あんたが大賞」は選手全員
【関連リンク】
・
川崎フロンターレ ゲーム記録 第33節横浜F・マリノス戦
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川崎フロンターレ Mind-1日本プロジェクト ウェブサイト
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武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
(川崎フロンターレの東日本大震災被災地支援関連)
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