武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
08月15日

三菱ふそうトラック・バス川崎工場が「福島ひまわり里親プロジェクト」でヒマワリを栽培中、育てた種はふたたび福島へ

【Reporter:はつしも】

中原区西加瀬・大倉町にある「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」において、「福島ひまわり里親プロジェクト」によるヒマワリが育てられていました。

■「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」の「福島ひまわり里親プロジェクト」
「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」の「福島ひまわり里親プロジェクト」

「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」の「福島ひまわり里親プロジェクト」

「福島ひまわり里親プロジェクト」は、福島県内の有志がスタートさせたものです。

本プロジェクトでは、震災の影響により仕事が減少した、福島県二本松市の障がい者作業所で封入した「ヒマワリの種」を全国の「里親」が購入します。
「里親」がヒマワリを育ててできた種子はふたたび福島に送り返され、福島県内に無料で配布されます。

これらのヒマワリは福島県内各地で復興のシンボルとして開花し、また採取された種はバイオエネルギーとしても再生利用されているということです。

■ダイムラー・グループの活動紹介
ダイムラー・グループの活動紹介

三菱ふそうの親会社であるダイムラーは、社会人向けの教育事業を展開する「グロービス経営大学院仙台校」に対し、日本財団と共同で2012年に約2億円の基金を拠出していました。
この基金では、被災地を対象とした奨学金や新規事業開業の支援を行っていまして、その奨学生のひとりが、今回ご紹介する「福島ひまわり里親プロジェクト」に関わられていたそうです。

■「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」のヒマワリ
「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」のヒマワリ

「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」のヒマワリ

現在、「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」が里親となって、工場敷地内でヒマワリの栽培がおこなわれています。
同工場の敷地は広大ですからこの場所が全てではないかもしれませんが、エントリ末尾のマップに記載したエリアにおいて、一般の歩道からヒマワリの姿を楽しむことができます。

ここで採れた種が、また福島県に帰って元気に育ってくれることと思います。

■「福島ひまわり里親プロジェクト」の手作り看板
福島ひまわり里親プロジェクトの手作り看板

福島ひまわり里親プロジェクトの手作り看板

「福島ひまわり里親プロジェクト」は、これで何かが一気に解決するような処方箋ではありません。

ただ、このような取り組みが続いていくことは、被災地を忘れずに思いを寄せる機会になるでしょうし、またヒマワリ畑が観光資源にもなりえます。

今後もまた、多くのヒマワリの種が福島県と全国各地をつないでいくことと思います。

■「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」のヒマワリ栽培場所


「三菱ふそうトラック・バス川崎工場」のヒマワリ栽培場所は、綱島街道の「労災病院前」交差点を三菱ふそう方面に曲がって直進したところにあります。
わざわざ見に行くことはないと思いますが、通りがかりの際にはフェンス沿いに注目してみてください。

■2012年にご紹介した二ヶ領用水の「ひまわりプロジェクト」
2012年にご紹介した二ヶ領用水の「ひまわりプロジェクト」

2012年にご紹介した二ヶ領用水の「ひまわりプロジェクト」

なお、本サイトでは2012年に、二ヶ領用水の遊歩道で実施されていた「ひまわりプロジェクト」をご紹介しておりました。

こちらは国連NGO「DCI」が主宰していた取り組みで、福島市の障がい者支援NPO「シャローム」から食用油用ひまわりの種をもらい、自宅の庭など使われていない土地で育て、収穫した種を同法人に送るものでした。
「シャローム」は、種からひまわり油を生産し、障がい者の方の仕事を創出するものとしていました。

少しコンセプトが似ていますが、別組織の活動ですね。


被災地の支援活動にはさまざまなものがあり、人によって考え方はさまざまでしょう。
それぞれに心に沿う活動があったらご協力をされるというかたちで、よろしいかと思います。

【関連リンク】
福島ひまわり里親プロジェクト ウェブサイト
三菱ふそうトラック・バス ウェブサイト
2012/8/19エントリ 二ヶ領用水のひまわり

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2017年
08月14日

丸子山王日枝神社「山王祭」8月15日まで開催中、2日目「例祭式典」で賑わう出店と活気溢れる夜神輿

【Reporter:はつしも】

2017年8月13日から15日にかけて、丸子山王日枝神社において「山王祭」が開催されています。
本日は2日目の「例祭式典」にあたり、神社の境内に多くの方が集まりました。

■賑わう丸子山王日枝神社
賑わう丸子山王日枝神社

賑わう丸子山王日枝神社

丸子山王日枝神社は、創建1,200年の歴史を有する由緒ある神社です。

毎年8月15日にかけて開催される「山王祭」は丸子地区の代表的なお祭りで、神社の境内には多くの出店が並びます。

■金魚すくい
金魚すくい

■水あめ
水あめ

■チョコバナナ
チョコバナナ

並んでいる出店は、焼きそば・射的・宝ひろい・水あめ・チョコバナナ・お面…、境内の照明に照らされて、いずれも何とも言えない色彩です。

親子連れや、お友達グループできた中学生たちなどで賑わっていました。

■本殿への参道
本殿への参道

■供物が並んだ本殿
供物が並んだ本殿

本殿は、たくさんの提灯で明るく照らされていました。
中には、地域からのたくさんの供物が並べられていました。

■「丸子囃子保存会」
「丸子囃子保存会」

■神楽殿
神楽殿

本日は「日枝神社舞姫」「上丸子小学校和太鼓クラブ」「中原中学校吹奏楽部」などの奉納演奏が神楽殿で行われました。

この時はすべてのプログラムが終了し、神楽殿は静かにライトアップされていました。

■新丸子商店街での御神輿担ぎ
新丸子商店街での御神輿担ぎ

新丸子商店街での御神輿担ぎ

一方、丸子山王日枝神社の境内を出ると、新丸子駅東口の商店街において御神輿が出ていました。

小さなお子さんや、外国人の方も参加してたいへんにぎやかでした。

■新丸子駅前
新丸子駅前

御神輿は東急新丸子駅前まできて、Uターンです。

掛け声をかけながら、左右に大きく神輿を揺らすエネルギッシュな御神輿でした。

■8月15日「大神輿渡御」のルートと時間
15日「大神輿渡御」のルートと時間 

「山王祭」では、最終日の明日8月15日に「大神輿渡御」が行われます。
本サイトでは2年前、2015/8/15エントリでレポートさせていただきました。

神社の境内には御神輿のルートと時間が掲示されていましたので、見物される方はご参照ください。

■2015年の「大神輿渡御」
2015年の大神輿渡御

2015年の大神輿渡御 

【関連リンク】
丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
2009/12/31エントリ 武蔵小杉の2009年大晦日
2010/1/23エントリ 丸子山王日枝神社の「神猿」
2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
2010/4/24エントリ 丸子山王日枝神社と住吉神社の「力石」
2011/1/3エントリ 丸子山王日枝神社と川崎大師の初詣
2011/1/9エントリ 武蔵小杉から見る東京スカイツリー
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2011/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の年始行事
2012/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の2013年始行事と、大楽院の「川崎七福神」
2015/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
2015/8/15エントリ 丸子山王日枝神社「山王祭」の最終日、「大神輿渡御」レポート
2016/1/6エントリ 2016年1月10日(日)開催「丸子どんど焼き」の福餅焼き完全攻略ガイド
2016/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2016開催レポート:福餅焼き必需品・アルミホイルが公式アイテムに採用

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2017年
08月13日

武蔵小杉駅近くの南武線沿い・高架下駐輪場前歩道のツツジ植栽が一部廃止、通行量多い区間の歩行空間を拡張

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅近くの、南武線高架沿いの歩道の植栽が一部廃止され、アスファルトで固められていました。
これにより、歩行領域が拡張されています。

■南武線沿いの歩道(植栽廃止前)
南武線沿いの歩道(植栽廃止前)

こちらは、植栽が廃止される前の歩道です。
左側が南武線側、右手に見えるのは旧NEC小杉ビルです。

この区間の植栽にはツツジが植えられていまして、4月下旬になると鮮やかな花を咲かせていました。

■植栽廃止後の歩道
歩道廃止後の歩道

そしてこちらが、植栽が廃止されたのちの歩道です。

ツツジが植えられていた部分が、黒いアスファルトで埋められていました。

この歩道は、朝になると通勤・通学の方で混み合いますから、歩行する機能だけを考えた場合、利便性が向上したといえるでしょう。

■高架下の駐輪場と入口
高架下の駐輪場と入口

高架下の駐輪場と入口

またこの歩道は、南武線高架下駐輪場にも隣接しています。

そのため、ゲート部分では歩行者と自転車の出入りの交錯も発生します。

ツツジがなくなるのは残念な面がありますが、このあたりの安全面も優先したものかもしれません。

また、このツツジに限りませんが、川崎市内の植栽は手入れが生き届かず、少々荒れた見た目になっていることが多いように思います。

「割れ窓理論」の結果として、植栽部分にごみが捨てられてしまう姿を以前はよく目にしていました。

そういう意味では、メンテナンスしきれない植栽よりもアスファルトの方が行政としては扱いやすいでしょう。

これは人によって、さまざまな見方があろうかと思います。
街中の小さな変化から少し思うところがありましたので、ご紹介いたしました。

■植栽が廃止された区間
植栽が廃止された区間

【関連リンク】
2008/4/30エントリ 武蔵小杉にツツジが咲く頃
2016/4/17エントリ 武蔵小杉周辺の八重桜・ハマダイコンが満開、ツツジの開花がスタート

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2017年
08月12日

南武線高架下・湘南発の和ビストロ「臥薪」がランチ営業をスタート、鎌倉野菜や小田原港直送の海鮮が彩る2,500円ランチコースを体験

【Reporter:たちばな】

プラウドタワー向かいの南武線高架下に、湘南発の和ビストロ「臥薪」が2017年5月30日にオープンしています。
同店は7月よりランチ営業をスタートしましたので、ご紹介したいと思います。

■「臥薪」武蔵小杉店
「臥薪」武蔵小杉店

「臥薪」は、株式会社かたむすびの運営により、鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市に3店舗を展開する外食店舗です。
コンセプトは各店舗によって異なりますが、湘南以外初出店となる武蔵小杉においては「和ビストロ」形態となりました。

■「臥薪」の店内
「臥薪」の店内

「臥薪」の店舗はいずれも、通常の居酒屋とは一味違うお洒落な空間づくりを特徴としています。
武蔵小杉店においても、木の質感を活かした明るい雰囲気の内装になっていました。

「コ」の字型のカウンター席プラス、テーブル席が用意されています。

■ランチメニュー
ランチメニュー

ランチメニューは、税別2,500円のランチコースと、税別1,300円~1,500円の丼系で構成されています。
今回はまず、ランチコースからご紹介していきましょう。

■茶碗蒸しとアイスティー
茶碗蒸しとアイスティー

ランチでは、全てのメニューに茶碗蒸しとコーヒーまたは紅茶、アイスクリームがついています。
最初に茶碗蒸しが出てきて、こちらをいただきながら前菜が出てくるのを待ちます。

この茶碗蒸しは、季節柄かひんやりと冷たい仕上がりでした。

■前菜3種「タコとアボカドのマリネ」「手作り豆腐」「マグロのぬた」
前菜3種「タコとアボカドのマリネ」「手作り豆腐」「マグロのぬた」

ほどなく前菜3種がやってきました。
手前から「タコとアボカドのマリネ」「手作り豆腐」「マグロのぬた」です。

いずれも少量でさっぱりしていまして、この後の料理に期待が高まりました。

■「鎌倉野菜サラダ」
「鎌倉野菜サラダ」

続いて、湘南発の「臥薪」のおすすめ「鎌倉野菜サラダ」です。
これはドレッシングが少々濃いめの味付けでした。

もう少し素材のまま味わえても良いかと思いますが、お好み次第でしょう。

■「イナダとヒラメのお刺身」
「イナダとヒラメおお刺身」

お刺身は、イナダとヒラメでした。
小田原港からの直送のようで、新鮮さのあるお魚が柔らかい口当たりで、美味しかったです。

■「柚子胡椒の天ぷら」
「柚子胡椒の天ぷら」

■「銀鱈の西京焼き」
「銀鱈の西京焼き」

天ぷらは柚子胡椒で、銀鱈は西京焼きでいただきます。
いずれも上品なサイズで、適量を楽しむのが飽きが来なくて良いと思います。

■ご飯とお味噌汁
ご飯とお味噌汁

メインのお料理とあわせて、もちろんご飯とお味噌汁も出てきます。
ご飯が進むお料理が多いですから、あっさりと完食してしまいました。

■デザートのシャーベット
デザートのシャーベット

デザートには、シャーベットが出てきました。
最後にさっぱり、お口直しです。

ここまでが、2,500円のランチコースです。
量は多すぎずに、さまざまなお料理を楽しめるという点でよかったのではないかと思います。



■「バラちらし」のランチ(1,300円)
「バラちらし」のランチ

ただ、「ランチに2,500円はちょっと…」という方も少なからずいらっしゃるかと思います。
そんな場合は、1,300円~1,500円の「丼系」がお勧めです。

今回ご紹介するのは、「バラちらし」(1,300円)です。

■セットのコーヒー
セットのコーヒー

こちらにも前述の通り茶碗蒸しとコーヒーまたは紅茶、デザートがついています。
今度はホットコーヒーを食後にいただいてみました。

そのあたりも含めると1,300円はそれほど割高感はなく、ちらしも十分満足できる仕上がりだったかと思います。


「臥薪」武蔵小杉店は、夜の営業も人が入っているようです。
まずはランチあたりから、試してみるのも良いかもしれませんね。

■「臥薪」武蔵小杉店の店舗情報
●所在地:中原区小杉町3-269-2
●営業時間:
(月~金)
ランチ11:30~15:00(L.O.14:00) ディナー17:00~26:00(L.O.25:30)
(土)
通し営業11:30~26:00(ランチL.O.15:30、ディナーL.O.25:30)
(日・祝)
通し営業11:30~24:00(ランチL.O.15:30 ディナーL.O.23:30)
●定休日:なし
●Web:
http://katamusubi.co.jp/index-6.html

■「臥薪」武蔵小杉店のマップ


【関連リンク】
株式会社かたむすび ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:バー・飲み処 臥薪
2017/4/29エントリ セントア武蔵小杉向かいの南武線高架下に、湘南地区の和ビストロ「臥薪」が2017年5月30日(火)グランドオープン決定

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2017年
08月11日

川崎フロンターレ試合日に楽しむ、青色メニュー。「KOSUGI CURRY」のブルードリンクと、「SHIBA COFFEE」のブルークリームソーダ

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレを応援する店舗の会員組織に、「川崎フロンターレサポートショップ」というものがあります。
同チームには富士通等のメインスポンサーがついていますが、それに加えて地域の個人商店等も含めた「サポートショップ」や、個人では「後援会員」が小口スポンサーとしてチームを支えています。

サポートショップの中には川崎フロンターレのチームカラー「フロンターレブルー」をテーマにしたメニューを提供しているところがありますので、ご紹介してみたいと思います。

■「KOSUGI CURRY(コスギカレー)」
「KOSUGI CURRY」 

■「KOSUGI CURRY」のブルードリンク
「コスギカレー」のブルードリンク

2017年5月にリニューアルオープンした「KOSUGI CURRY」では、「ブルードリンク」をメニュー化しています。
上記メニューの通り、川崎フロンターレの試合がある日に全品300円で提供しています。

■「KOSUGI CURRY」の「バタフライピー」
コスギカレーのバタフライピー

コスギカレーのバタフライピー

こちらは、「バタフライピー」というタイの青いお茶です。
ややハーブ独特の風味があり、好き嫌いが分かれるかもしれませんがさっぱりと飲めます。

■ミルクを加えた「バラフライピー」
ミルクを加えた「バタフライピー」

本場ではライムなどを加えて飲むのがポピュラーですが、ミルクを加えてもフロンターレブルーに近づいて良いでしょう。
眼精疲労やアンチエイジングに効果があるとされています。

■「KOSUGI CURRY」の「ブルーカクテル」
ブルーカクテル 

アルコールで人気なのは、ブルーカクテルです。
混ぜることで、よりフロンターレブルーに近くなります。

■ビアカクテル「マリンスノー」
コスギカレーのブルーカクテル

一方こちらは、ビアカクテル「マリンスノー」です。
ブルーキュラソーやカルピスを使って、青い色あいを出しています。

カクテルは少々色合いがまた変わりますがノンアルコールもできますので、お酒が苦手な方は試してみてはいかがでしょうか。

■「SHIBA COFFEE」
SHIBA COFFEE

■「SHIBA COFFEE」のクリームソーダ・ブルー(ラムネ)(650円)
シバコーヒーのクリームソーダ

一方、こちらは「KOSUGI CURRY」からほど近い「SHIBA COFFEE」です。
同店ではかねてからクリームソーダを提供してきましたが、このたびフロンターレブルーのクリームソーダが登場しました。

こちらは夏季の間、いつでもオーダーできます。
 
これはラムネ味になっていまして、なかなかにソフトドリンクとしての完成度が高いように思いました。

やはりこういった企画は、「色の再現優先で無理無理につくった」ものよりも、実際に美味しいのが一番ですね。


そういえば最近、茨城県の「国営ひたち海浜公園」の「ネモフィラの丘」の青を再現した「ネモフィラカレー」が一部で話題になりました。
「ネモフィラカレー」の仕上がりはわかりませんが、「ブルー」をフード系で再現するのは少々難しいところです。

今回ご紹介したのはいずれもドリンクでしたが、また別のところで、フロンターレブルーのフードに挑戦しているお店もあるのではないでしょうか。

■等々力陸上競技場の売店で販売している「フロンターレブルーソーダ」
等々力陸上競技場の売店で販売している「フロンターレブルーソーダ」

なお、川崎フロンターレのホームゲーム開催時、等々力陸上競技場の売店では「フロンターレブルーソーダ」という名前のソフトクリーム型シャーベットを販売しています。

暑い日が続きますので、スタジアムの観戦時にはこちらも良いと思います。

ちょうど8月13日(日)には、等々力陸上競技場では鹿島アントラーズ戦が開催されます(チケットはすでに完売のリリースが出ています)。

J1リーグで上位を争うチーム同士、また熱い戦いが繰り広げられることでしょう。

■「KOSUGI CURRY」の店舗情報
●所在地:中原区新丸子東2-897-11 ラポール新丸子102
●営業時間:ランチ11:30〜15:00 ディナー16:00〜22:00 
●定休日:なし ※告知の上臨時休業あり
●Web:http://yuko25ap.wix.com/kosugicurry
 
■「KOSUGI CURRY」のマップ


■「SHIBA COFFEE」の店舗情報
●所在地:中原区新丸子東1-826 シャトレKOYO1階
●営業時間:11:00~20:00
●定休日:木曜日、その他不定休あり
●Web:http://www.shibacoffee.com/
 
■「SHIBA COFFEE」のマップ


【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(川崎フロンターレ観戦関連)
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報 道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤 子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/5/27エントリ フロンターレの「遅割」半額チケットで、お得に楽しむ平日夜の等々力ホームゲーム
2015/6/16エントリ 等々力陸上競技場「ホームA」で楽しむ、フロンターレのホームゲーム/読書会「フロンターレあるあるを読もう!」6月23日開催
2017/4/13エントリ 無料チケットやサポートショップ優待など特典が一杯! 川崎フロンターレ後援会入会ガイド

(KOSUGI CURRY関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:エスニック・カレー KOSUGI CURRY
2012/1/23エントリ 濃すぎカレーの移動販売。「KOSUGI CURRY」
2012/7/1エントリ 濃過ぎカレーの移動販売「KOSUGI CURRY」が店舗営業を開始
2014/7/19エントリ 新丸子周辺6店舗による「新丸子ゴールデンルートクラブ」発足、コラボ第1弾「メチエ×コスギカレーの焼きカレーパン」販売中
2017/5/8エントリ 武蔵小杉のカレー専門店「KOSUGI CURRY」が本日リニューアルオープン、スペース拡張により「@marucafe」の「まちの案内所機能」を統合

(SHIBA COFFEE関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ SHIBA COFFEE
2012/7/30エントリ 「SHIBA COFFEE(シバコーヒー)」の新丸子ブレンドと、アフォガード
2013/12/5エントリ 読書会「こすぎナイトキャンパス in SHIBA COFFEE」レポート、12月9日「七味五悦三会」開催
2014/5/17エントリ 「こすぎナイトキャンパス」スピンオフ「ゆるゆると地元でガンダムを語っちゃうぞ in 武蔵小杉」開催レポート

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2017年
08月10日

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店2階「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」向かいに「サイゼリヤ」が本日オープン

【Reporter:はつしも】

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店2階のファミリーレストラン「ファミール」の跡地に、「サイゼリヤ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」が本日オープンしました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 

■2階の「サイゼリヤ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」
サイゼリヤ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の2階には、セブンアンドアイ系列の「ファミール」が長く営業をしていました。

「ファミール」は2017年5月28日に閉店となりまして、その後継店舗として、同じくファミリーレストランの「サイゼリヤ」が出店をすることとなりました。

その出店情報については、本サイトで2017/6/1エントリでご紹介していたところです。

■分煙150席の店内
分煙150席の店内

「サイゼリヤ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」の店内は、分煙150席が用意されています。

オープン当日の本日もかなりの集客がありまして、「サイゼリヤ」の人気を物語っていました。

武蔵小杉周辺では新駅前の野村不動産武蔵小杉ビル、等々力緑地近く、ビーンズ武蔵中原にも店舗があり、店舗が集中してきています。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店においても、今後有力な集客装置となるかもしれませんね。



■サイゼリヤと「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」
サイゼリヤと武蔵小杉ライフ10周年記念写真展 

なお、「サイゼリヤ」の出店場所の向かいでは、JTB跡地で「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」が開催されています。

■写真展をご覧になる皆様
写真展をご覧になる皆様

「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」は、おかげさまで多くの方に楽しんでいただいています。

少々奥まった場所にあるのですが、今回「サイゼリヤ」がオープンしたこともあり、より目に留まりやすくなったのではないでしょうか。

本写真展は8月31日(木)まで開催されていますので、ぜひご来場ください。

【関連リンク】
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉店
2014/11/15エントリ 「グランツリー武蔵小杉」11月21日(金)13時プレオープンを控え、イトーヨーカドー武蔵小杉店リニューアルオープン
 ・2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン
2016/9/25エントリ 「新星堂武蔵小杉店」が9月30日(金)閉店・「miwaコーナー」終了、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店開業以来33年の歴史に幕
2016/10/1エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「新星堂武蔵小杉店」閉店最終日に「miwa」さんがサプライズ来店、ダイソー新店舗は文具・おもちゃ売り場移転跡地に出店へ
2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店
2017/2/18エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店にフラワーショップ「ヨシモトフラワーデリバリー」が3月上旬オープン決定、1月末閉店「ハッピードア」跡地を活用
2017/3/6エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場が本日リニューアルし利用料金値下げ、2階の「JTB首都圏武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)閉店
2017/5/9エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に出店「ヨシモトフラワーデリバリー」、3月28日閉店「JTB」跡地で、川崎フロンターレを応援
2017/6/1エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店2階の「ファミール」が閉店、跡地に「サイゼリヤ」が2017年夏出店決定
2017/7/25エントリ 「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」をイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で8月31日(木)まで開催、「今は見られない風景」を中心に武蔵小杉の10年間を振り返る
2017/7/26エントリ 川崎フロンターレがイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店屋上看板にロゴ掲出・壁面に応援懸垂幕掲揚を発表、7月29日にサポーター参加のお披露目式を開催
2017/7/29エントリ イトーヨーカドー史上初、武蔵小杉駅前店の屋上看板に川崎フロンターレロゴ・ふろん太くんを本日掲出、壁面に応援懸垂幕を掲揚

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2017年
08月09日

グランツリー武蔵小杉に夏の店舗入れ替え。「ハットホームズ」「イーハイフン」閉店、8月18日「アメリカンホリック」9月中旬「ミズノショップ」出店決定

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉の3階で、2店舗の入れ替えが発生します。

まず、7月30日(日)に「Hat Homes」が、8月6日(日)に「E hyphen world gallery PD」が閉店となりました。

その後釜として、8月18日(金)にレディスカジュアルの「AMERICAN HORIC」が、9月中旬にはスポーツウェアの「ミズノショップ」が出店することが決定しました。

■閉店前の「Hat Homes」
閉店前の「ハットホームズ」

■閉店後の「E hyphen world gallery PD」跡地
 閉店後の「イーハイフンワールドギャラリー」跡地

「Hat Homes」「E hyphen world gallery PD」は、いずれもグランツリー武蔵小杉3階のファッションエリアに出店をしていました。

それぞれ前述の通り閉店となりまして、現在はすでに仮囲いで覆われています。

■「E hyphen world gallery PD」跡地への「AMERICAN HORIC」出店告知
「アメリカンホリック」出店告知

新たに出店する2店舗のうち、「AMERICAN HORIC」については、本サイト公式Twitterで先行して出店情報をお伝えしておりました。

8月7日(月)付で公式にリリースがありまして、8月18日(金)出店が告知されました。

出店場所は「E hyphen world gallery PD」跡地であり、現地の仮囲いにも、ポスターが掲出されています。

■「AMERICAN HORIC」(アリオ亀有店)
アメリカンホリック

アメリカンホリック

「AMERICAN HORIC」は、「earth music & ecology」などを展開するクロスカンパニーによるレディスカジュアルショップです。
30代女性をメインターゲットに、アメリカ・ポートランドのようなナチュラル・ヘルシーな感覚に、ニューヨークのトレンド感を加えたコンセプトを掲げています。

全国のイオンモールやららぽーとなど、大型商業施設を中心に出店していまして、セブンアンドアイ系では、アリオ亀有に店舗がありました。

■「ミズノショップ」(八重洲)
ミズノショップ

一方、「ミズノショップ」については、まだ公式にはリリースされていません。
こちらはスポーツシューズ、ウェアなどを販売するミズノの直営店舗となるようです。

■「ミズノショップ」出店が想定される「Hat Homes」跡地
ハットホームズ跡地

「ミズノショップ」の出店場所は、消去法で行くと「Hat Homes」の跡地ということになります。
 その場合、「アシックスウォーキング」の向かいになりますね。

なお、今後また別店舗が閉店し、そちらと入れ替えになる可能性がないわけではありませんので、その点ご了解ください。

■「アシックスウォーキング」(グランツリー武蔵小杉)
アシックスウォーキング

■「アディダスオリジナルス」(ららテラス武蔵小杉)
アディダスオリジナルス

武蔵小杉には、「アシックスウォーキング」のほか、ららテラス武蔵小杉に「アディダスオリジナルス」が出店しています。

今回、「ミズノ」「アシックス」「アディダス」と、3つのスポーツブランドが武蔵小杉に揃い踏みとなりますね。
「ナイキ」や「プーマ」なども人気ですが、「ミズノ」も安定した支持を集めるブランドかと思います。

こちらのオープン予定は9月中旬で、まだもう少し先となります。

■「西武・そごう武蔵小杉SHOPご愛顧感謝閉店売りつくしセール」
「西武・そごう武蔵小杉SHOPご愛顧感謝閉店売りつくしセール」 

グランツリー武蔵小杉では、8月27日(日)をもって「西武・そごう武蔵小杉SHOP」が閉店となります。
この跡地の活用も、気になるところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 グランツリー武蔵小杉
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト BURGER#1
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ

(グランツリー武蔵小杉 店舗入れ替え関連エントリ)
2015/5/15エントリ グランツリー武蔵小杉で初の店舗入れ替え。西武・そごう「カッフェアマービレ」跡地に紳士・婦人雑貨売り場が5月30日(土)オープンへ
2015/6/4エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」がリフレッシュオープン、紳士・婦人雑貨を拡充
2017/2/11エントリ グランツリー武蔵小杉1階「ハオツァイ」跡地に「鶏魚介vs鶏白湯 つけ麺や 武双」がオープン
2017/4/7エントリ グランツリー武蔵小杉に「100時間カレーB&R」の新店舗「100時間カレーAMAZING」が本日オープン、テイクアウト弁当も販売
2017/5/16エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」が2017年8月末頃撤退決定、川崎市内から百貨店が消滅へ
2017/6/2エントリ グランツリー武蔵小杉「雨時々小豆」閉店跡地に「The 3rd Kitchen」がオープン、「パスタヒロ」閉店跡地にグルメバーガー「BURGER#1」が6月末頃オープンへ
2017/6/9エントリ グランツリー武蔵小杉「西武・そごう武蔵小杉SHOP」の閉店日が2017年8月27日(日)に決定、本日6月9日より「ご愛顧感謝閉店売りつくしセール」がスタート
2017/7/17エントリ グランツリー武蔵小杉のフードコートで店舗入れ替え。「パスタヒロ」跡地に北海道国産牛のグルメバーガー店「BURGER#1」がオープン

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2017年
08月08日

JR南武線・武蔵溝ノ口駅が環境保全技術導入のモデル駅「エコステ」としてリニューアル、壁面緑化のデザインを導入し明るい雰囲気に

【Reporter:はつしも】

JR東日本は、水素エネルギーの活用を推進し、省エネルギー・再生可能エネルギーなど様々な環境保全技術を駅に導入する取組み「エコステ」を実施しています。

同社と川崎市の包括連携協定に基づき、南武線の武蔵溝ノ口が「エコステ」のモデル駅として選定されまして、2017年4月よりコンコース等がリニューアルされています。

壁面緑化のデザイン等が導入され、全体的に綺麗になっていますので、ご紹介しておきます。

■武蔵溝ノ口駅の改札口
JR武蔵溝ノ口駅

JR武蔵溝ノ口駅は、武蔵小杉から3駅9分の距離にある、南武線の主要駅です。

東急田園都市線・大井町線との乗換えがありますが、東急線の駅名は「溝の口駅」であり、「武蔵溝ノ口駅」といえば、注釈をつけなくてもおのずとJR南武線の駅ということになります。

駅前にペデストリアンデッキが設置され、再開発ビル「ノクティプラザ」が1997年に完成するなど、武蔵小杉よりも早くから駅前の整備が進められてきた経緯があります。

■みどりの窓口の壁面緑化デザイン
みどりの窓口の壁面緑化

■コンコースの壁面緑化デザイン
コンコースの壁面緑化デザイン

コンコースの壁面緑化デザイン

コンコースの壁面緑化デザイン

コンコースでは、壁面のベースが木材調にリニューアルされました。
またそれに加えて、ご覧の通り壁面緑化のデザインが広範囲にわたって施されています。

今回のリニューアルで、全体的な雰囲気が明るくなったのではないでしょうか。

「エコステ」においては、壁面緑化だけでなく、照明のLED化や太陽光発電パネルの導入などが行われています。

詳細につきましては、エントリ末尾の関連リンクから、JR東日本のニュースリリースをご参照ください。

■JR武蔵小杉駅
現在の武蔵小杉駅北口 

一方、JR南武線の武蔵小杉駅もだいぶ駅舎が古くなってきました。

JR東日本は駅前の「小杉ビルディング」を買収し、将来的に駅ビルの整備等も計画しているようですが、具体化にはまだまだ時間がかかるでしょう。

武蔵溝ノ口駅のようなデザインが南武線各駅に横展開されるものかどうかはわかりませんが、武蔵小杉駅も一定のリニューアルを実施しても良いように思います。

【関連リンク】
南武線 facebookページ
JR東日本横浜支社 ニュースリリース 4月17日 南武線 武蔵溝ノ口駅が 「エコステ」モデル駅としてリニューアルします!(PDF)
2008/1/19エントリ みぞのくち未来展:溝の口再開発の軌跡
2017/4/1エントリ 武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」買収企業はJR東日本と判明、駅舎も含めた駅ビル開発を計画

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2017年
08月07日

綱島街道拡幅・上丸子跨線橋の上り車線側にスロープ付きの歩行者・自転車用側道の新設が決定、2018年度の拡幅完了後に着工へ

【Reporter:はつしも】

現在、綱島街道の拡幅事業のうち、川崎市内の最後の山場となる「上丸子跨線橋」の拡幅工事が進められています。
当初、この跨線橋は拡幅に伴って上り線側(西側)の歩道が廃止され、下り線側(東側)のみに歩道が設置される計画でしたが、上り線側にも幅員2mの側道が整備されることが明らかになりました。

この側道は、南武線をまたぐ区間についてはスロープ付きの階段が整備され、自転車も通行できるようになるということです。
上丸子跨線橋とは同時完成ではなく、跨線橋の工事が完了する2018年度以降に、側道の整備が着手される予定です。

本件については、2017年6月27日の川崎市議会第2回定例会において、建設緑政局長が答弁を行ったものです。

■拡幅工事中の上丸子跨線橋
拡幅工事中の上丸子跨線橋

川崎市では、かねてから綱島街道の拡幅事業を推進してきました。
先行して開通していた上丸子跨線橋以北の区間に加えて、2014年11月には跨線橋南側の、グランツリー武蔵小杉・シティタワー武蔵小杉前の区間が供用開始になりました。

さらに2016年5月には関東労災病院前交差点まで、2017年4月には木月4丁目交差点までが順次開通し、川崎市内においては、上丸子跨線橋のみが最後の難所として残されていたところです。

■一部開通した上り車線
一部開通した上り車線

上丸子跨線橋の拡幅は、当初2012年度中に完成する予定でしたが、JR東日本・JR東海との調整が難航し、南武線・新幹線への影響を最小限に留めるために工法の変更を余儀なくされました。
その結果として、完成時期は「2018年度中」に大幅延期される結果となっています。

現在は新たな工法による工事が進められ、上り車線の一部が完成して旧車線との切り替えが行われています。

■上り車線脇の側道予定地
上り車線脇の側道予定地

上り車線脇の側道予定地

今回新設されることが判明した側道は、この完成した上り車線の脇が建設予定地となっています。

ここはすぐ近くまで沿道のマンションが迫っているのですが、完成した上り車線の外側を見ると、あきらかに車は通行できない幅の側道が一部ありました。
無意味にこのような構造物を作ることはありえないでしょうから、これは、新設される側道の一部を先取りして作ったもののように見えます。

■側道建設前に撤去が必要な仮設のライフライン
側道建設前に撤去が必要な仮設のライフライン

新たな側道は、前述の通り上丸子跨線橋の工事が完了したのちに整備が着手される予定です。
上記写真に見える通り、跨線橋の上り車線側には仮設のライフラインのパイプが設置されていまして、側道を建設するためにはこれが邪魔になるためです。

跨線橋完成後にライフラインを撤去し、残りの側道を建設していく計画です。

■当初は下り車線側のみだった歩道(当初計画図)
当初は片側だった歩道

当初は片側だった歩道 

こちらは、上丸子跨線橋の拡幅工事の初期に公表されていた拡幅図です。

平面図では緑色の部分が歩道で、下り車線側にしか歩道が計画されていなかったことがわかります。

前掲の側道らしき構造物は、この時点では存在していませんでした。

■上丸子跨線橋の北側(新丸子側)
上丸子跨線橋の北側(新丸子側)

上丸子跨線橋の下り線側(東側)の歩道には、武蔵小杉再開発地区のマンションから、上丸子小学校に通う子供たちが多数利用しています。

当初の計画で歩道が片側しか確保できないとなった時、下り線側に歩道を設置する設計となったのは、そんな通学事情を勘案したものだったのではないかと思います。

ですが、両側に歩道があった方が良いのは当然で、結果としてそれが実現する運びとなったのは歓迎すべきことですね。

新しく完成した上り車線を見ると、従来よりも勾配がきつくなっているようです。
以前よりも上り下りに力を使うことになりそうですが、具体的にどのような設計になるものか、楽しみにしております。

■拡幅工事が進む上丸子跨線橋(手前はスーパーホテルLohas)
拡幅工事が進む上丸子跨線橋(手前はスーパーホテルLohas)

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 綱島街道拡幅
2011/4/28エントリ 綱島街道の「櫓橋」拡幅工事
2012/5/13エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋拡幅の完成が2018年に大幅遅延、川崎市とJRの調整難航が原因
2012/5/15エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:新幹線への影響軽減のため大幅な工法変更、約27億円費用加算へ
2012/5/22エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:6年間遅延に至るまでの経緯
2013/4/11エントリ 綱島街道拡幅:「櫓橋」4車線化へ工事進む
2013/5/4エントリ 綱島街道拡幅の難所、「櫓橋」が竣工
2014/10/14エントリ 元住吉・綱島街道沿いの「すき家」跡地に「餃子の王将元住吉店」がオープンへ
2013/10/28エントリ 元住吉付近の綱島街道拡幅に伴い、自転車専用レーンが設置へ
2014/11/17エントリ グランツリー武蔵小杉オープン直前、綱島街道の拡幅車線・自転車専用レーンが供用開始
2016/6/4エントリ 綱島街道拡幅:市ノ坪交差点~労災病院前交差点の自転車専用レーンが供用開始
2016/8/1エントリ 綱島街道・武蔵小杉エリアの自転車専用レーンに誘導を行う、電光掲示板が設置
2017/7/27エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉近接「スーパーホテルLohas武蔵小杉駅前」が2017年11月22日グランドオープン決定、天然温泉「徳川・鷹狩の湯」を備え事前予約スタート

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2017年
08月06日

新丸子駅東口駅前「(株)川粧ビル」解体により「ブーランジェリー・メチエ」が2018年7月末までに退去決定、武蔵小杉・新丸子エリアで移転を模索へ

【Reporter:はつしも】

東急新丸子駅前の「ブーランジェリー・メチエ」新丸子駅前店が入居する(株)川粧ビルが取り壊しが決定し、2018年7月末までに「メチエ」が退去を余儀なくされることになりました。

移転先は現在未定ですが、武蔵小杉・新丸子エリアでのテナントを模索されているということです。

本件につきましては、同店の「メチエシェフ」によるTwitterで、先日告知が行われていました。

■「メチエシェフ(@metierchef)」によるツイート


■「ブーランジェリー・メチエ」新丸子駅前店(販売店)
「ブーランジェリー・メチエ」新丸子駅前店

「ブーランジェリー・メチエ」は、武蔵小杉で2007年に創業した人気ベーカリーです。

再開発による移転などにより、現在は南武沿線道路沿いの「本店」を工場とし、「新丸子駅前店」を販売店として営業をしています。

その販売店が入居する「(株)川粧ビル」の取り壊し・建て替えがこのほど決定し、入居する各テナントが退去をすることとなったものです。

■新丸子駅(左)と、解体が決定した(株)川粧ビル
新丸子駅(左)と、取り壊しが決定した(株)川粧ビル

(株)川粧ビルは、新丸子駅の東口の駅前に面した、非常に立地の良い6階建てのビルです。

1~2階には商業テナントが入居し、3階以上は主に賃貸アパートの商住複合ビルとなっています。

■(株)川粧ビルの入口
(株)川粧ビルの入口 

■2階「らっきょの小部屋」への階段
2階「らっきょの小部屋」への入口

(株)川粧ビルの2階には、井出らっきょさんによるダーツバー「らっきょの小部屋」なども入居していました。

ただ、ご覧の通りかなり古いビルで、防災面なども含め遠からず建て替えの必要はあったでしょう。

また前述の通り好立地でもあり、新たな商業ビルの建設事業が収益的に成立しやすい物件といえるかと思います。



■「メチエ」出店前の「ミニヨン」
「メチエ」出店前の「ミニヨン」

さて、ここで「ブーランジェリー・メチエ」のここまでの歩みを振り返ってみましょう。

同店が2007年に最初に出店したのは、小杉町3丁目の中原区役所近くでした。
南武線沿いのこの場所には、「メチエ」出店前には「ミニヨン」というベーカリーが営業をしていました。

■初代「ブーランジェリー・メチエ」
初代「ブーランジェリー・メチエ」

「ミニヨン」が閉店した跡地に2007年10月に出店したのが、「ブーランジェリー・メチエ」です。

シェフによるこだわりの、ひとつひとつが極めて質の高いパンが人気を博し、一躍人気店となりました。

■新丸子東2丁目に移転した二代目「ブーランジェリー・メチエ」
新丸子東2丁目に移転した二代目「メチエ」

メチエの初代店舗は、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の区域内にありました。

そのため、メチエは一時休業ののち、新丸子東2丁目の南武沿線道路沿いに2010年4月に移転オープンしました。

場所が変わっても、同店のパンを買い求める方が集まり、人気のパンは競争率が高い状況が続きました。

■人気の「クリーム・ホーン」
人気の「クリーム・ホーン」

その後店舗拡張として新丸子駅前に2013年9月に出店したのが現在の「新丸子駅前店」です。

当初は新丸子東2丁目の「本店」との2店舗体制でしたが、新丸子駅前店が想定を超える盛況となりました。
そのため現在では「本店」はパン製造工場、「新丸子駅前店」が販売店という分業体制になっています。


今回の(株)川粧ビルの建て替えにともなって、ブーランジェリー・メチエは新たな移転先においては、分業体制になっている工場と販売店を再度一体化させることを検討されているそうです。

ただ、このあたりは物件との出会い次第ですから、どのような形になるかはわかりません。

同店は熱心なファンの多いお店ですから、武蔵小杉・新丸子エリアで良い物件が見つかると良いですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ベーカリー ブーランジュリー・メチエ
2007/10/17エントリ ブーランジェリー・メチエをレポート!
2007/11/3エントリ ブーランジュリー・メチエをレポート、再び
2008/2/7エントリ ブーランジュリー・メチエの「ショコララスク」
2008/5/5エントリ ブーランジュリー・メチエで休日ランチを。
2008/5/15エントリ しばしのお別れ、メチエのショコララスク
2008/7/23エントリ ブーランジュリー・メチエのガーリック・プレッツェル・ペシュ
2008/11/1エントリ 最近、武蔵小杉でおいしかったもの×3
2009/2/4エントリ メチエの新作、試してみました
2009/3/10エントリ ブーランジュリー・メチエのラスク2種
2010/2/25エントリ ブーランジュリー・メチエ、しばしのお別れ
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2013/9/10エントリ 「ブーランジュリー・メチエ新丸子駅前店」本日オープン、本店は臨時休業継続に
2015/11/23エントリ グランツリー武蔵小杉1周年。新店舗2店オープン・おもちゃ売り場3倍増・地元店舗「メチエのシュトーレン」「イクミママ」登場
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2016/10/6エントリ 地元の名店「ブーランジェリー・メチエ」がグランツリー武蔵小杉に10月7日(金)~10日(月)臨時出店、新作2種を先行販売

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