武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2010年
11月20日

エクラスタワー武蔵小杉のモデルルームと工事進捗

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武蔵小杉駅南口地区西街区に建設中の「エクラスタワー武蔵小杉」
が来年1月からの販売開始を控え、東急武蔵小杉駅直結のモデル
ルーム
の準備が進んでいます。

■エクラスタワー武蔵小杉のモデルルーム建物
エクラスタワー武蔵小杉のモデルルーム建物

このモデルルームに関しては、2010/9/14エントリで一度建設中の
状態を取り上げたのですが、当時はこちらが入口なのかな、と思っ
ていました。
しかし、できあがってみるとこちらは裏口及び駐車スペースでした。

■東急武蔵小杉駅直結のモデルルーム入口
東急武蔵小杉駅直結のモデルルーム入口

モデルルーム入口は、先ほどの写真とは反対側、東急武蔵小杉
駅の通路に直結したところに設置
されました。エクラスタワー武蔵
小杉自体も駅直結の利便性を訴求しているものですし、モデル
ルームもそれを疑似体験するようなコンセプトなのでしょう。
このあたりのアレンジは、売主に東急電鉄が入っている強みですね。

駅の通路にありますので、東急線をご利用の方には目に留まる
機会が多かったと思います。何か店舗ができるのかな? と期待
してしまった方
もいらっしゃるのではないでしょうか。

■武蔵小杉駅南口地区西街区
武蔵小杉駅南口地区西街区

一方、武蔵小杉駅南口地区西街区全体では、引き続き再開発ビルの
工事
が進められています。

■東急武蔵小杉駅の防護壁
東急武蔵小杉駅沿いの防護壁

鉄道に隣接した工事ということもあり、安全のために駅沿いには
防護壁が設置
されています。先日のナイスシティアリーナ武蔵小杉
同様、飛散物などに注意する必要があるのだと思います。

■稼動する重機
稼動する重機

工事現場内では、基礎工事のために活発に重機が稼動しています。
これは、丁度大きな筒のようなものを持ち上げているところですね。
基礎に使用する何らかのパーツのようです。

今年は基礎工事までで終了となりますが、来年には建物自体の
姿も立ち上がってくる予定です。今の西街区はがらんとした風景に
なっていますけれども、これがまた一変してくることになります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/1/13エントリ 東京急行電鉄、武蔵小杉駅ビルへ動く
2009/1/15エントリ 武蔵小杉ライフ版「武蔵小杉に関するアンケート」
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/10/22エントリ 東急武蔵小杉駅に駅ビル建設、西街区再開発
ビルと一体開発へ

2010/3/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の工事説明会
2010/6/5エントリ 新中原図書館のパブリックコメント募集結果
2010/7/17エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区「(仮称)武蔵小杉駅前
再開発タワープロジェクト」公式サイトオープン

2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/14エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区住宅棟の名称が「エクラス
タワー武蔵小杉」に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2010/9/18エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区・エクラスタワー武蔵
小杉の商業施設1階にスーパーマーケットが入居

2010/10/21エントリ 「散歩の達人」に武蔵小杉登場、西街区
商業施設にイタリアン出店多し

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2010年
11月19日

中小企業婦人会館をアスベスト対策を講じず破砕、発がん性物質が飛散

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武蔵小杉駅南口地区東街区における中小企業婦人会館の解体工事
において、飛散防止対策を講じずにアスベストが破砕
され、毒性の
強い「アモサイト」が飛散していたことが明らかになりました。
コメントで情報頂きました通り、本日付の東京新聞において報じられ
ています。

■東京新聞 川崎市の施設 対策なく解体 石綿飛散
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/
CK2010111902000022.html


詳細は上記を参照いただきたいと思いますが、記事内容を要約すると
以下の通りになります。

■アスベスト飛散に関する記事概要(時系列)
①再開発組合が都内の建設会社に解体を発注
②建設会社は都内の別の業者が業務を下請け
③9月~10月に作業を実施。開始時点で川崎市と労働基準監督署が
 立ち入り検査をしたがその時点では指摘事項なし
④飛散性が高く作業場の隔離や保護服着用が必要な鉄骨の柱周囲の
 耐火材を、必要な対策を講じず破砕除去
⑤エレベーター内壁のアスベスト含有建材も非含有建材として破砕
⑥11月1日に市議の指摘により川崎市と労働基準監督署が立ち入り、
 問題が発覚
⑦建設会社は認識不足および図面作成時のミスと説明。下請け業者は
 建設会社指示通りの作業の認識
⑧川崎市は、事前調査で指摘しなかった点について「その時点で見抜
 けなかったことは反省している」とコメント


これにより、作業員約20人が発がん性物質「アモサイト」を吸引した
可能性
があります。また近隣住民および通行される皆さんとしても、
建物外への飛散はないのか、全く健康に影響はないといえるのか、
非常に心配なところではないでしょうか。

このアスベスト対策工事については、2010/9/13エントリにおいて
取り上げていました。

■解体工事に関するお知らせ
解体工事に関するお知らせ

当時、現地にアスベスト飛散防止に関する作業の公示が掲出され
まして、業者が川崎市に届出を行っている旨が記載されていました。
ところが、実際には飛散防止対策が(全てが、というわけではない
のでしょうが)行われていなかった部分があった
ということです。

今回は市議会議員の指摘により発覚ということですが、議員の方が
ご自身で現場の不備を発見ということはまずありえませんね。実際
には、問題を知るに至った内部の方の通報が、議員の方に寄せら
れた
ということかと思います。

■解体中の中小企業婦人会館
解体中の中小企業婦人会館

近隣にお住まいの方、隣接する鉄道を利用される方、通勤・通学等で
解体現場の前を通行される方にとっては、行政の監督のもと、法制度
に基づいて適切に作業の管理がなされ、壁の向こう側で安全に執行
されていることを信じるしかありません。
業者の不備はもちろん、川崎市の事前の確認も機能しなかったこと
は非常に残念なところです。

今後も武蔵小杉再開発を中心として、旧中原市民館や東京機械製作
所玉川製造所の取り壊しなど大規模な工事
が続きますので、言うまで
もないですが適切な工事が行われることを願っております。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2008/4/15エントリ 小杉駅南部地区C地区、2009年度着工へ
2008/8/28エントリ 東急武蔵小杉駅舎上部開発と東西街区
2008/11/6エントリ 小杉駅南部地区C地区のイメージパース
2009/1/13エントリ 東京急行電鉄、武蔵小杉駅ビルへ動く
2008/1/14エントリ 小杉駅南部地区C地区の再開発組合が設立認可
2009/1/23エントリ 小杉駅南部地区C地区が2010年度着工の見通
2009/2/19エントリ 中小企業婦人会館の植栽メンテナンス
2009/8/6エントリ 武蔵小杉のシネコン計画とロータリー延期情報
2010/5/30エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区再開発が始動、
中小企業婦人会館取り壊しへ

2010/8/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の権利変換計画が
承認、再開発着工へ

2010/9/13エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の中小企業婦人
会館取り壊し着手

2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、
旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖

2010/10/18エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の武蔵小杉
学生ハイツ解体工事着手

2010/11/7エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区・武蔵小杉学生
ハイツと中小企業婦人会館の解体工事進捗

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2010年
11月18日

川崎市のプラスチック製造容器包装・ミックスペーパーの分別開始に関する広報活動

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2011年3月からのプラスチック製造容器包装・ミックスペーパーの
分別開始
を控え、中原生活環境事業所ではそれを告知するための
のぼりが立っています。

■中原生活環境事業所
中原生活環境事業所

中原生活環境事業所は、中丸子地区と府中街道の南側、再開発
地区を縦断する新設幹線道路沿いにあります。これまでにも何度
かご紹介していますが、中原区のごみ収集車の拠点であり、駐車
場には数多くの収集車の姿が見えます。

■分別開始を告知するのぼり
分別開始を告知するのぼり

分別開始を告知するのぼり

その入口付近等にのぼりが立てられていまして、プラスチック製造
容器包装とミックスペーパーの分別が2011年3月から開始する旨が
記載されています。

■新しいキャラクター
新しいキャラクター

のぼりをよく見ると、また川崎市の新しいキャラクターが登場してい
ました。マンガっぽい女の子のイラストですが、これはこれまでに
見たことがありませんので、分別の告知のために新しく作られた
もの
ではないでしょうか?
川崎市のウェブサイトにも情報がないようで、名前がわかりません。

■中原生活環境事業所入口の「キレイクン」
中原生活環境事業所入口の「キレイクン」

川崎市環境局のキャラクターといえば、2010/10/13エントリでご紹介
した「キレイクン」「グリンピー」がいますが、またちょっとテイストが
違うようです。

       ※       ※       ※

さて、それはさておき、今回の分別開始については徐々に川崎市
からの告知が本格化
してきました。

■川崎市宮前区 菅生台自治会 ごみ収集方法変更説明会
http://sugaodai.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-3cc8.html

■環境“楽習会”のふれあい出張講座
環境“楽習会”のふれあい出張講座

2010/11/9エントリでは、中原区役所主催の「エコカフェ」で「環境
“楽”習会」として分別方法の展示
をしていたの取り上げましたが、
その他、近頃になって各地域で住民向けの分別説明会も開催され
ています。

■川崎市環境局 ごみ・リサイクルに関するホームページ
http://www.city.kawasaki.jp/30/30genryo/home/menu.htm

ただ、川崎市環境局のウェブサイトには、情報がわかりやすく掲載
されていない
ようですね。2010年7月に公表された「川崎市分別収集
計画」などの行政資料を読み込んでいくと、一応分別が開始される
ことは書かれていたりはするのですが・・・。
告知を進めるのであれば、そろそろトップページのバナー付きで分別
方法の図解ページを設置しても良いかな、と思います。

川崎市といえばごみの分別があまり必要ないことが特徴のひとつで、
都内から転居されたりすると最初は驚かれるようです。川崎市の
焼却炉の性能が高いことによるものだそうで、市民には好評な部分
でした。

2011年3月以降はもう少し分別が進められることになりますが、
これは「燃やせるか、燃やせないか」ということではなく、いかに資源
の再利用をしていくか
という主旨になりますね。
神奈川県でこの分別を実施していないのは、現在では川崎市と
茅ヶ崎市のみ
となっています。

以前よりも各家庭で手間がかかる話になりますが、持続可能な社会
をつくっていくためにも、できることを協力してかなければ、と思い
ました。

■ごみ収集車が発着する中原生活環境事業所
ごみ収集車が発着する中原生活環境事業所

【関連リンク】
2008/6/11エントリ 好きですかわさき愛の街
2020/6/14エントリ 中原区環境“楽習会”レポート
2010/8/29エントリ 中原区エコカフェ開催
2010/10/13エントリ 川崎市のごみ収集車の「キレイクン」と「グリンピー」
2010/11/9エントリ 「第6回エコカフェ」のスケルトンごみ収集車

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2010年
11月17日

東急バス川崎営業所の閉鎖と取り壊し工事

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これまでにもコメント頂いております通り、2010年9月30日をもって
東急バスの川崎営業所が廃止
されました。これに伴い、所轄して
いた路線のダイヤ改正などが行われています。

■東急バス 川崎営業所営業終了のお知らせ
http://www.tokyubus.co.jp/top/news/2010/0930_kawasaki.html
■東急バス 所管営業所変更および運行時刻変更のお知らせ
http://www.tokyubus.co.jp/top/news/2010/1001_unkoujikoku.html

■廃止された東急バス川崎営業所
廃止された東急バス川崎営業所

川崎営業所の入口

川崎営業所は、小杉御殿町交差点から府中街道を北上したところに
ありました。営業所が廃止されたことにより、現地ではすでに取り壊し
の作業
が始まっています。

営業所にはかつては多くの東急バスが停留していましたが、現在は
もう1台も姿が見えません。

■川崎営業所廃止のお知らせ
川崎営業所廃止のお知らせ

この場所には、「川崎営業所」というバス停がありましたが、営業所の
廃止により、「小杉折返所」という名前に変更
されています。今後も
バスの折り返しは行われることになるわけですね。
「小杉折返所」バス停のそばに、営業所廃止のお知らせがありました。

ただ、川崎営業所の建物が取り壊されてバスの留置もないとなると、
折返所としてはかなりスペースが余剰な気がしますね。今後、川崎
営業所の土地が売却されたり、何らか活用されたりということもある
のではないでしょうか。

折しも先週末、11月12日には府中街道拡幅のための地元説明会が
開催
されており、やはり補償の問題が焦点となったと聞いています。
そこで、この川崎営業所跡地が立ち退きの代替地として活用できない
のか
、という声もあるようでした。
あくまでも地元のアイデアベースの話ですし、東急バスの意向が第一
になりますので、どのような形になるのかわかりませんけれども、
今後も動向を見守っていきたいと思います。

■かつての「川崎営業所」のバス停
かつての「川崎営業所」バス停

【関連リンク】
東急バス 公式サイト
2008/3/4エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(前編)
2008/3/5エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(後編)
2008/6/3エントリ 東急バス川崎営業所がPASMO導入

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2010年
11月16日

横須賀線武蔵小杉駅・向河原駅駐輪場のゴーヤー栽培終了

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横須賀線武蔵小杉駅ロータリーの駐輪場などで実施されていた
ゴーヤー栽培による「緑のカーテン」が終了しました。

■JR武蔵小杉駅自転車第4駐車場
JR武蔵小杉駅自転車第4駐車場

まずこちらは、横須賀線武蔵小杉駅ロータリーのJR武蔵小杉駅
自転車第4駐車場
(新幹線高架沿い)です。ネットは残っているの
ですが、ゴーヤーが取り除かれています。

■片付けられたプランター
片付けられたプランター

駐輪場の隅に、プランターが重ねて片付けられていました。

■JR武蔵小杉駅自転車等第3駐車場
JR武蔵小杉駅自転車等第3駐車場

また、同時に隣接のJR武蔵小杉駅自転車等第3駐車場(4階建て
駐輪場)のゴーヤー栽培も終了
しています。こちらは、取り除かれ
た・・・というよりも、プランターを片付けて、あとは枯れるに任せて
いる感じですね。

■向河原駅自転車等駐車場
向河原駅自転車等駐車場

■向河原駅自転車等駐車場のプランター
向河原駅自転車等駐車場のプランター

同様に、2010/8/14エントリで取り上げた向河原駅自転車等駐車場
での栽培も終了
しているのですが、実はこちらは9月下旬には撤去
されていました。元々栽培期間は9月下旬までとされていましたので、
予定通りということになります。

つまり、横須賀線武蔵小杉駅のゴーヤーの方が、期間を延長して
栽培していたわけですね。撤去直前まで実が残っていましたので、
割とよく育ったのではないかと思います。

■最後まで残っていたゴーヤー
最後まで残っていたゴーヤー

さて、ゴーヤーはまた来年ということになりますが、折角プランターが
ありますので、何か有効活用
はできますでしょうか。
季節柄、パンジーなど植えてみても良いと思いますけれども。

【関連リンク】
2007/11/25エントリ 中原区のヒートアイランド現象
2009/8/26エントリ 中原区役所のゴーヤー
2010/6/6エントリ 中原区役所のゴーヤーと中原区環境“楽習会”
2020/6/14エントリ 中原区環境“楽習会”レポート
2010/6/17エントリ 中原区役所のゴーヤーの花
2010/6/22エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場のゴーヤー
2010/7/8エントリ 中原区役所のゴーヤーの実
2010/7/16エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇・2010夏
2010/8/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場のゴーヤー生育
2010/8/11エントリ 中原区役所の「緑のカーテン」完成
2010/8/14エントリ 向河原駅駐輪場のゴーヤー
2010/8/29エントリ 中原区エコカフェ開催
2010/9/9エントリ 横須賀線武蔵小杉駅のゴーヤーの実

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2010年
11月15日

ナイスシティアリーナ武蔵小杉の建設状況と、大規模商業施設の位置

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中丸子地区のナイスシティアリーナ武蔵小杉の建設工事が進んで
きました。

■ナイスシティアリーナ武蔵小杉の工事現場
ナイスシティアリーナ武蔵小杉の工事現場

ナイスシティアリーナ武蔵小杉は、中丸子地区の南端、プラウド
武蔵小杉グリーンフロント
中丸子まるっこ公園に隣接した場所
で建設が進められています。以前は、平山ファインテクノの本社
工場や駐車場
があったエリアですね。

事業区域の北側が15階建てのエアリーコート、南側が7階建ての
ブライトコートが建設
される計画となっています。

■ナイスシティアリーナ武蔵小杉ブライトコート
ナイスシティアリーナ武蔵小杉ブライトコート

工事は南側のブライトコートが先行して着手されており、現在は
建物躯体が立ち上がっています。写真奥には、武蔵小杉の高層
ビルの頭も少しだけ見えますね。

■ブライトコートと新幹線の高架
ブライトコートと新幹線の高架

ナイスシティアリーナ武蔵小杉は、新幹線の高架に近接しています。
そのため、工事もより安全性への配慮が必要なものとなっている
ようです。

■「飛散物要注意」
「飛散物要注意」

工事現場の高架沿い部分には、「JR線・新幹線近接工事のため
飛散物要注意」
との看板が立てられていました。新幹線など高速で
電車が通過しますので、ちょっとした飛散物でも注意が必要なので
しょう。

       ※       ※       ※

さて、ナイスシティアリーナ武蔵小杉はすでに販売が行われており、
先行して販売されたブライトコートはあっさりと完売しています。
先日エアリーコートの販売広告が入っていたのですが、東京機械
製作所玉川製造所跡地の大規模商業施設の予定地が間違ってい
ました。

■ナイスシティアリーナ武蔵小杉の販売広告
ナイスシティアリーナ武蔵小杉の販売広告

上記の広告ですと、南側の玉川製造所第二工場に大規模商業施設
ができることになってしまっている
のですが、ここに建設されるのは
190m・57階建てのタワーマンションです。
大規模商業施設が建設されるのは、北側の第一工場の用地ですね。
道路を挟んでかなり単位の大きな土地ですので、隣と言っても
大きな間違いです。

マンションを販売する上では現状の周辺環境、今後の計画は非常に
重要な情報
であり、特に11万㎡もの大規模商業施設の位置は大きな
ファクターです。
また、実際には190mの超高層マンションが建つものを、誤った情報
で伝えてしまう
のは、眺望等に影響する要素としても重大なミスリード
になりえます。

本ブログをお読みの方はすぐにお気づきになる方が多いと思いますが、
こういった将来情報は正確を期していただきたいところですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2009/2/23エントリ 中丸子地区C地区にナイスの新規分譲マンション
2009/3/16エントリ 中丸子地区C地区にナイスの新規分譲マンション・続報
2009/4/4エントリ ナイスアーバン中丸子Bの計画概要
2009/5/3エントリ ナイスアーバン中丸子A・Bの計画概要揃う
2009/6/15エントリ 中丸子地区・平山ファインテクノ本社工場取り壊し
2009/10/17エントリ ナイスアーバン中丸子A・Bの用地が更地化
2010/3/20エントリ ナイスアーバン中丸子着工
2010/4/16エントリ ナイスアーバン中丸子の正式名称がナイスシティ
アリーナ武蔵小杉エアリーコート・ブライトコートに


武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)

2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ

2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成

2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報

2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

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2010年
11月14日

渋川の炊飯器、ふたたび

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2010/5/8エントリにおいて、渋川のフェンス沿いに投棄された
炊飯器
を取り上げました。その炊飯器はその後渋川に落下し、
姿が見えなくなっていました。
あれから半年経ちまして、先日、少し下流でまた炊飯器が川底に
沈んでいる
のを見かけました。

■住吉小学校沿いの渋川
住吉小学校沿いの渋川

ここは、前回炊飯器が発見された法政二高沿いよりも少し下流の、
住吉小学校沿いの流域です。
写真中央に、白いものが沈んでいるのが見えますが・・・、

■川底に投棄された炊飯器
川底に投棄された炊飯器

ズームで見てみると、投棄されているのははやはり炊飯器ですね。
蓋が開いてひっくり返った状態で川底に沈み、流されてきた落ち葉が
溜まっています。

最初は、前回取り上げた炊飯器が少しずつ流されてきたのでは
ないか?
 と思ったのですが、写真を確認してみると・・・

■前回投棄されていた炊飯器
前回投棄されていた炊飯器

・・・これは、今回発見されたものとは違う炊飯器ですね。
つまり、第2の炊飯器が投棄されていたということになります。

■渋川の炊飯器の投棄マップ
渋川の炊飯器の投棄マップ

時期は違いますが、この限られた範囲で、渋川に炊飯器が2つも
投棄
されているというのは、いかがなものでしょうか。

渋川はサライ通り商店街付近では水辺に降りられるようになって
いたりしますが、この区域はフェンスが設置されています。
炊飯器を川底に沈めるためには、フェンスを越えて渋川に投げ捨て
る(文字通り「投棄」する)
必要があります。

壊れたり古くなったりして必要なくなった、ということなのでしょうが、
それで渋川まで来て投棄する胸の内が私には全く理解できません
が・・・。

■川崎市 粗大ごみの収集申込み
http://www.city.kawasaki.jp/e-guide/info3506/index.html

炊飯器を捨てる場合は粗大ごみになりまして、上記ページを参照
すると、川崎市においては炊飯器はおおよそ200円が目安となって
います。

①まずは上記ページにある連絡先に申し込む
②コンビニ等で、①で確認した金額の処理券を購入する
③収集日に処理券を貼付した粗大ごみを出す

ごく当然の話で恐縮ですが、上記のステップを踏んで粗大ごみは
収集することがルールとなっておりますので、渋川に限らず不法に
投棄することはやめていただきたいですね。

今回は炊飯器だけをピックアップしていますが、これ以外にも多くの
ごみが渋川に投棄
されています。ボランティアの方が清掃をされたり、
マナーポスターで呼びかけたりしていますが、なかなか投棄がなく
ならないのが現実のところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 渋川
2009/12/29エントリ 二ヶ領用水に棄てられるもの
2010/5/8エントリ 渋川に棄てられるもの

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2010年
11月13日

武蔵小杉のタイ料理店「ムーハオレストラン」

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今回は、クチコミで情報をいただきましたタイ料理店「ムーハオレス
トラン」
をご紹介したいと思います。
(※なお、ウェブ等において「ムーハウ」という表記も混在しています
が、本エントリでは店舗の看板を正としています)

■「ムーハオレストラン」
「ムーハオレストラン」

「ムーハオ」は、上丸子山王町の「ラーメン二郎」の隣にあります。
エントリ末尾のマップも参照いただきたいと思いますが、武蔵小杉
駅から徒歩10分くらいでしょうか。
2008年に新規オープンしたもので、まだ比較的新しいお店です。

■「ムーハオレストラン」の店内
「ムーハオレストラン」の店内

私が行ったのは平日12時台のランチタイムですが、お客さんの姿は
終始ありませんでした
。場所も駅から離れていますし、近くに大きな
オフィスビルもありませんので、平日ランチは大体こんな感じなの
かもしれません。
どちらかというと、ディナータイムがメインなのでしょうかね。

■トムヤムクンラーメンセット
トムヤムクンラーメンセット

今回はトムヤムクンラーメンセット(890円)をオーダーしました。
トムヤムクンラーメンの他、ライス・サラダ・ビーフン・デザート
付いています。
デザートは一見果物のように見えましたが、さつまいもを甘く煮た
もの
でした。

■トムヤムクンラーメン
トムヤムクンラーメン

メインのトムヤムクンラーメンですが、辛味と酸味が程よくバランスが
取れていて、おいしかったですね。激辛というほどのことはありません
ので、辛いものやトムヤムクン独特の風味が苦手な方でなければ
あっさり食べられるのではないかと思います。

トムヤムクンラーメンセット以外にも、グリーンカレーや蒸し鶏、各種
炒め物など
メニューのバリエーションはありますので、いろいろ試し
てみたいところです。
ランチは700円台からありますので、全般的にお値段が安めでは
ないかと思いました。

武蔵小杉でタイ料理というと、先行して2005年に「コピーピー」が北口
近くにオープン
していまして、それに続くかたちとなります。イタリアンや
インド料理等、他のジャンルでもそうなのですが、やはりここ数年で
選択肢が増えてきている感じがしますね。

この「ムーハオレストラン」、場所柄もあってか、お客さんの層は一見
さんというよりは常連さん主体のようです。一見の方には店構えが
ちょっと入りにくいかもしれませんが、タイ人の店主さんは気さくな方
ですので、ちょっと勇気を出してドアを開けてみてください。

■Patty's Place のほほん日記 ムーハウでタイランチ
http://kiyomy.blog.so-net.ne.jp/2009-08-22

お店の雰囲気等については、上記ブログエントリもご参考になると
思いますので、気になるかたはどうぞ。

■ムーハオレストランの店舗情報
所在地:中原区上丸子山王町1-1401
営業時間:11:30~14:00 17:00~24:00
定休日:なし(時期により休業の場合あり)

■ムーハオレストラン マップ
ムーハオレストラン マップ

【関連リンク】
ワイワイタイランド ムーハウレストラン

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2010年
11月12日

川崎歴史ガイド・中原街道ルート(10):「小杉駅と供養塔」

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川崎歴史ガイド・中原街道ルートの連載第10回目は、「小杉駅と
供養塔」
です。

中原街道の武蔵小杉付近は、1673年(寛文13年)「小杉宿」として
宿駅(宿場)に指定
されていました。宿駅とは、江戸時代に各街道に
おいて交通・通信事務を取扱う為設定された町場をいい、大名の
本陣や旅人の宿泊施設、荷物運搬の人馬を中継ぎする設備が置
かれていました。

東海道の川崎宿は1623年(元和9年)に正式な宿駅となっており、
小杉宿は丁度それに50年遅れて指定されたことになります。ただ、
実際に小杉宿付近が最も栄えたのは宿駅の指定をされた時期より
も前、江戸時代初期
であったようです。

■カギ道付近の「つけぎや」
カギ道付近の「つけぎや」

さて、カギ道付近に「つけぎや」というお米屋さんがありますが、
そのすぐ脇(写真左手)に小杉が宿駅であったことを示す供養塔
残されています。

■供養塔とガイドパネル
供養塔とガイドパネル

ここには敷地の端に供養塔、すぐ隣にガイドパネルが建てられて
います。完全にお店の建物の敷地内で、供養塔だけが保存されて
いるような格好です。
この供養塔には「武州橘樹郡稲毛領小杉駅」とありまして、台座の
部分には「東江戸、西中原」という文字も判読できます。
この表記から、中原街道が江戸から平塚の中原を結んでいた街道
であることと、小杉が正式な宿駅であったこと
があらためて確認で
きます。

供養塔は、1848年(弘化5年)、前掲の「つけぎや」の先祖、鈴木
戸右衛門によって建立
されました。もう幕末に近い時期で、小杉が
宿駅になってから175年後
のことでした。

「つけぎや」は江戸時代から20代続く旧家で、籠屋として創業、
附木屋・よろず屋・材木屋などを経て現在はお米屋さんになって
います。
かつて営んでいた、附木屋(つけぎや)の屋号が現在まで残って
いる
わけですね。

「附木屋」とは、その名前の通り「付け木」を売る店です。付け木とは
薄い板の先に硫黄を乗ったもので、薪木に火をつけるためのマッチ
のような道具でした。
明治以降にマッチが使われるようになると、付け木は徐々に姿を消し
ていきましたので、それに伴って付け木を売る商店も別の業態に
移り変わっていった
ものと思います。

中原街道の「つけぎや」は、現在は一見してごく普通のお米屋さんに
見えますが、中原街道に名を残す歴史あるお店だったのですね。

■中原街道と供養塔
中原街道と供養塔

なお、中原街道のこの区間は歩道が設置されておらず、供養塔の
すぐそばを車が走っています。丁度バス停の目の前にもなっていま
すので、見学の際はご留意ください。

■「小杉駅と供養塔」のガイドパネル マップ
「小杉駅と供養塔」のガイドパネル マップ

【関連リンク】
(川崎歴史ガイド・中原街道ルート連載)
2009/9/23エントリ (1):「丸子の渡し」
2009/10/6エントリ (2):「旧原家母屋跡地」
2009/11/9エントリ (3):「旧名主家と長屋門」
2009/11/29エントリ (4):「明治の醤油作りと八百八橋」
2009/12/21エントリ (番外編):「武蔵小杉駅の八百八橋」
2010/2/9エントリ (番外編):「丸子の渡しガイドパネル入札不調」
2010/2/14エントリ (5):「小杉御殿と『カギ』の道」
2010/3/30エントリ (6):「小杉御殿の御主殿跡」
2010/5/23エントリ (番外編)「中原区役所の八百八橋」
2010/6/28エントリ (7):「小杉陣屋と次大夫」
2010/7/19エントリ (8):「御蔵稲荷と多摩川」
2010/8/19エントリ (9):「西明寺と小杉学舎」

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2010年
11月11日

横須賀線武蔵小杉駅改札前のNEC玉川事業場専用出入口供用開始

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2010年11月1日より、横須賀線武蔵小杉駅改札口前のNEC玉川
事業場専用入口が供用開始
されました。

■横須賀線武蔵小杉駅前のNEC玉川事業場専用出入口
横須賀線武蔵小杉駅改札前のNEC玉川事業場専用出入口

横須賀線武蔵小杉駅の東側は、全面がNEC玉川事業場に面して
います。駅舎自体もNECからの用地を買収することによって建設
されたもので、改札口を出てすぐ東が事業場の通路になっていま
した。
従来使っていた正門は向河原駅寄りにあり、新駅改札口からそこ
までは少々遠回りをするかたちになっていたのですが(2010/10/
25エントリ
参照)、今回ショートカットルートが開通したものです。

■従来のルートと新規開通ルート
従来のルートと新規開通ルート

前回エントリでも図示したように大幅に改札から事業場までの距離
が短縮
され、直結している北側の事業場の方にはかなり便利になっ
たものと思います。

■専用出入口の内部
専用出入口の内部

専用出入口の内部には、警備員の方の詰所(左側)と、機械式の
ゲートが設置
されています。

■機械式のゲート
機械式のゲート

前回エントリで取り上げた際には、この機械式のゲートは設置され
ていませんでした。写真では確認しづらいですが、フロントの部分
に「NEC」のロゴがありますので、NECの製品なのでしょう。
上部には、非接触式ICカードをかざす部分が見えます。

■専用出入口に向かう従業員の皆さん
専用出入口に向かう従業員の皆さん

このゲートは、朝7:40~10:00、夕方17:15~19:00の間解放され
ており、出退勤ピークタイムのみ利用可能となっています。これは、
JR向河原駅のNEC専用改札口(2010/10/11エントリ参照)の利用
時間と同じ
ですね。

朝の開門数分前の時間帯には、あえて遠回りをせずに出入口の
前で定刻を待つ方の姿も見受けられました。
前回いただいたコメントによれば、玉川事業場ではこの専用出入口
の利用が推奨されているとのことです。

さて、今回のNEC玉川事業場専用出入口の供用開始により、また
少し横須賀線武蔵小杉駅が完成形に近づきました。

残る「未完成」部分としては、
①正規連絡通路の完成
②連絡通路跨線橋のエレベーター設置(一部用地取得を含む)
③ロータリーで空席の2番バス乗り場へのバス誘致

実現するかどうか未確定なものもありますが、上記のようなところが
大きなタスクとしては残っていますね。

このうち①の正規連絡通路に関しては、来年春の完成に向けて
工事が進められている
ところですので、開通を楽しみに待ちたいと
思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2010/4/17エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路のバリアフリー化
計画

2010/8/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のご案内

武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東武地区 B地区
2007/12/12エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの夜
2008/12/5エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2008
2009/7/15エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの窓掃除
2009/10/8エントリ NEC玉川ソリューションセンター建設中
2009/11/14エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2009年
2009/12/4エントリ 中原区・武蔵小杉のスポーツチーム(1)
NECレッドロケッツ

2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの玉川稲荷神社
2010/6/27エントリ NEC玉川ソリューションセンター竣工
2010/8/27エントリ 「NEC玉川サマーフェスティバル」開催レポート
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2010/10/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅改札口外にNEC玉川
事業場専用出入口設置

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