武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2010年
11月13日

武蔵小杉のタイ料理店「ムーハオレストラン」

hatsushimo.gif

今回は、クチコミで情報をいただきましたタイ料理店「ムーハオレス
トラン」
をご紹介したいと思います。
(※なお、ウェブ等において「ムーハウ」という表記も混在しています
が、本エントリでは店舗の看板を正としています)

■「ムーハオレストラン」
「ムーハオレストラン」

「ムーハオ」は、上丸子山王町の「ラーメン二郎」の隣にあります。
エントリ末尾のマップも参照いただきたいと思いますが、武蔵小杉
駅から徒歩10分くらいでしょうか。
2008年に新規オープンしたもので、まだ比較的新しいお店です。

■「ムーハオレストラン」の店内
「ムーハオレストラン」の店内

私が行ったのは平日12時台のランチタイムですが、お客さんの姿は
終始ありませんでした
。場所も駅から離れていますし、近くに大きな
オフィスビルもありませんので、平日ランチは大体こんな感じなの
かもしれません。
どちらかというと、ディナータイムがメインなのでしょうかね。

■トムヤムクンラーメンセット
トムヤムクンラーメンセット

今回はトムヤムクンラーメンセット(890円)をオーダーしました。
トムヤムクンラーメンの他、ライス・サラダ・ビーフン・デザート
付いています。
デザートは一見果物のように見えましたが、さつまいもを甘く煮た
もの
でした。

■トムヤムクンラーメン
トムヤムクンラーメン

メインのトムヤムクンラーメンですが、辛味と酸味が程よくバランスが
取れていて、おいしかったですね。激辛というほどのことはありません
ので、辛いものやトムヤムクン独特の風味が苦手な方でなければ
あっさり食べられるのではないかと思います。

トムヤムクンラーメンセット以外にも、グリーンカレーや蒸し鶏、各種
炒め物など
メニューのバリエーションはありますので、いろいろ試し
てみたいところです。
ランチは700円台からありますので、全般的にお値段が安めでは
ないかと思いました。

武蔵小杉でタイ料理というと、先行して2005年に「コピーピー」が北口
近くにオープン
していまして、それに続くかたちとなります。イタリアンや
インド料理等、他のジャンルでもそうなのですが、やはりここ数年で
選択肢が増えてきている感じがしますね。

この「ムーハオレストラン」、場所柄もあってか、お客さんの層は一見
さんというよりは常連さん主体のようです。一見の方には店構えが
ちょっと入りにくいかもしれませんが、タイ人の店主さんは気さくな方
ですので、ちょっと勇気を出してドアを開けてみてください。

■Patty's Place のほほん日記 ムーハウでタイランチ
http://kiyomy.blog.so-net.ne.jp/2009-08-22

お店の雰囲気等については、上記ブログエントリもご参考になると
思いますので、気になるかたはどうぞ。

■ムーハオレストランの店舗情報
所在地:中原区上丸子山王町1-1401
営業時間:11:30~14:00 17:00~24:00
定休日:なし(時期により休業の場合あり)

■ムーハオレストラン マップ
ムーハオレストラン マップ

【関連リンク】
ワイワイタイランド ムーハウレストラン

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2010年
11月12日

川崎歴史ガイド・中原街道ルート(10):「小杉駅と供養塔」

hatsushimo.gif

川崎歴史ガイド・中原街道ルートの連載第10回目は、「小杉駅と
供養塔」
です。

中原街道の武蔵小杉付近は、1673年(寛文13年)「小杉宿」として
宿駅(宿場)に指定
されていました。宿駅とは、江戸時代に各街道に
おいて交通・通信事務を取扱う為設定された町場をいい、大名の
本陣や旅人の宿泊施設、荷物運搬の人馬を中継ぎする設備が置
かれていました。

東海道の川崎宿は1623年(元和9年)に正式な宿駅となっており、
小杉宿は丁度それに50年遅れて指定されたことになります。ただ、
実際に小杉宿付近が最も栄えたのは宿駅の指定をされた時期より
も前、江戸時代初期
であったようです。

■カギ道付近の「つけぎや」
カギ道付近の「つけぎや」

さて、カギ道付近に「つけぎや」というお米屋さんがありますが、
そのすぐ脇(写真左手)に小杉が宿駅であったことを示す供養塔
残されています。

■供養塔とガイドパネル
供養塔とガイドパネル

ここには敷地の端に供養塔、すぐ隣にガイドパネルが建てられて
います。完全にお店の建物の敷地内で、供養塔だけが保存されて
いるような格好です。
この供養塔には「武州橘樹郡稲毛領小杉駅」とありまして、台座の
部分には「東江戸、西中原」という文字も判読できます。
この表記から、中原街道が江戸から平塚の中原を結んでいた街道
であることと、小杉が正式な宿駅であったこと
があらためて確認で
きます。

供養塔は、1848年(弘化5年)、前掲の「つけぎや」の先祖、鈴木
戸右衛門によって建立
されました。もう幕末に近い時期で、小杉が
宿駅になってから175年後
のことでした。

「つけぎや」は江戸時代から20代続く旧家で、籠屋として創業、
附木屋・よろず屋・材木屋などを経て現在はお米屋さんになって
います。
かつて営んでいた、附木屋(つけぎや)の屋号が現在まで残って
いる
わけですね。

「附木屋」とは、その名前の通り「付け木」を売る店です。付け木とは
薄い板の先に硫黄を乗ったもので、薪木に火をつけるためのマッチ
のような道具でした。
明治以降にマッチが使われるようになると、付け木は徐々に姿を消し
ていきましたので、それに伴って付け木を売る商店も別の業態に
移り変わっていった
ものと思います。

中原街道の「つけぎや」は、現在は一見してごく普通のお米屋さんに
見えますが、中原街道に名を残す歴史あるお店だったのですね。

■中原街道と供養塔
中原街道と供養塔

なお、中原街道のこの区間は歩道が設置されておらず、供養塔の
すぐそばを車が走っています。丁度バス停の目の前にもなっていま
すので、見学の際はご留意ください。

■「小杉駅と供養塔」のガイドパネル マップ
「小杉駅と供養塔」のガイドパネル マップ

【関連リンク】
(川崎歴史ガイド・中原街道ルート連載)
2009/9/23エントリ (1):「丸子の渡し」
2009/10/6エントリ (2):「旧原家母屋跡地」
2009/11/9エントリ (3):「旧名主家と長屋門」
2009/11/29エントリ (4):「明治の醤油作りと八百八橋」
2009/12/21エントリ (番外編):「武蔵小杉駅の八百八橋」
2010/2/9エントリ (番外編):「丸子の渡しガイドパネル入札不調」
2010/2/14エントリ (5):「小杉御殿と『カギ』の道」
2010/3/30エントリ (6):「小杉御殿の御主殿跡」
2010/5/23エントリ (番外編)「中原区役所の八百八橋」
2010/6/28エントリ (7):「小杉陣屋と次大夫」
2010/7/19エントリ (8):「御蔵稲荷と多摩川」
2010/8/19エントリ (9):「西明寺と小杉学舎」

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2010年
11月11日

横須賀線武蔵小杉駅改札前のNEC玉川事業場専用出入口供用開始

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2010年11月1日より、横須賀線武蔵小杉駅改札口前のNEC玉川
事業場専用入口が供用開始
されました。

■横須賀線武蔵小杉駅前のNEC玉川事業場専用出入口
横須賀線武蔵小杉駅改札前のNEC玉川事業場専用出入口

横須賀線武蔵小杉駅の東側は、全面がNEC玉川事業場に面して
います。駅舎自体もNECからの用地を買収することによって建設
されたもので、改札口を出てすぐ東が事業場の通路になっていま
した。
従来使っていた正門は向河原駅寄りにあり、新駅改札口からそこ
までは少々遠回りをするかたちになっていたのですが(2010/10/
25エントリ
参照)、今回ショートカットルートが開通したものです。

■従来のルートと新規開通ルート
従来のルートと新規開通ルート

前回エントリでも図示したように大幅に改札から事業場までの距離
が短縮
され、直結している北側の事業場の方にはかなり便利になっ
たものと思います。

■専用出入口の内部
専用出入口の内部

専用出入口の内部には、警備員の方の詰所(左側)と、機械式の
ゲートが設置
されています。

■機械式のゲート
機械式のゲート

前回エントリで取り上げた際には、この機械式のゲートは設置され
ていませんでした。写真では確認しづらいですが、フロントの部分
に「NEC」のロゴがありますので、NECの製品なのでしょう。
上部には、非接触式ICカードをかざす部分が見えます。

■専用出入口に向かう従業員の皆さん
専用出入口に向かう従業員の皆さん

このゲートは、朝7:40~10:00、夕方17:15~19:00の間解放され
ており、出退勤ピークタイムのみ利用可能となっています。これは、
JR向河原駅のNEC専用改札口(2010/10/11エントリ参照)の利用
時間と同じ
ですね。

朝の開門数分前の時間帯には、あえて遠回りをせずに出入口の
前で定刻を待つ方の姿も見受けられました。
前回いただいたコメントによれば、玉川事業場ではこの専用出入口
の利用が推奨されているとのことです。

さて、今回のNEC玉川事業場専用出入口の供用開始により、また
少し横須賀線武蔵小杉駅が完成形に近づきました。

残る「未完成」部分としては、
①正規連絡通路の完成
②連絡通路跨線橋のエレベーター設置(一部用地取得を含む)
③ロータリーで空席の2番バス乗り場へのバス誘致

実現するかどうか未確定なものもありますが、上記のようなところが
大きなタスクとしては残っていますね。

このうち①の正規連絡通路に関しては、来年春の完成に向けて
工事が進められている
ところですので、開通を楽しみに待ちたいと
思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2010/4/17エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路のバリアフリー化
計画

2010/8/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のご案内

武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東武地区 B地区
2007/12/12エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの夜
2008/12/5エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2008
2009/7/15エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの窓掃除
2009/10/8エントリ NEC玉川ソリューションセンター建設中
2009/11/14エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2009年
2009/12/4エントリ 中原区・武蔵小杉のスポーツチーム(1)
NECレッドロケッツ

2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの玉川稲荷神社
2010/6/27エントリ NEC玉川ソリューションセンター竣工
2010/8/27エントリ 「NEC玉川サマーフェスティバル」開催レポート
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2010/10/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅改札口外にNEC玉川
事業場専用出入口設置

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2010年
11月10日

中原街道の「カギ道」付近の歩道を暫定整備

hatsushimo.gif

現在、中原街道の「カギ道」付近において、暫定的な歩道の拡張
工事
が行われています。

■中原街道の「カギ道」付近
中原街道の「カギ道」付近

これは、丸子橋方面から「カギ道」に入る手前のところで、写真の
左手(街道南側)に道路拡幅用地があります。

最終的には写真奥のクランク部分を直線化する計画となっていま
すが、それが完成するにはまだ数年を要することになります。
しかしながらこの区域は分離された歩道がなく、車と歩行者が近接
して非常に危険な状態
となっているため、すでに確保された拡幅
用地を活用して暫定的に歩行空間を整備することとなったもの
です。

■拡幅工事の看板
拡幅工事の看板

街道南側の取得済みの用地部分には、拡幅工事の看板が出て
います。これによれば、2011年1月18日までに完了する予定となっ
ていました。

■街道南側の歩道設置部分
街道南側の歩道設置部分

看板のそばでは工事が進められていまして、この部分に関しては、
暫定とはいってもきちんと車道と歩道が分離されるかたちで工事
が進められています。

■中心線の移動
中心線の移動

この工事は単に南側の歩道整備を行うだけではなく、道路自体を
南側に移動
させるかたちとなっていまして、それにより街道北側の
歩行スペースを拡張
するものとなっています。

1枚目の写真または上記写真をよく見ていただくとお分かりになる
かと思いますが、中原街道の中心線が南側に大きく移動していま
すね。この分、街道北側の歩行者スペースが拡張されているわけ
です。
北側の歩行者スペースについては白線が引かれているのみで、
車道とは分離されていませんが、従来がかなり狭い状態で危険
でしたので、それに比べれば安全性が向上するかたちになろう
かと思います。

■拡幅用地が取得されている未着工区域
拡幅用地が取得されている未着工区域

拡幅用地が取得されている未着工区域

今回は暫定的な手当てとなりますが、周辺では用地取得が徐々に
進んでおり、空地となっている未着工部分が目立つようになってきま
した。

■川崎市建設局 川崎市の道路整備プログラム
http://www.city.kawasaki.jp/53/53doukei/home/seibi_program/
seibi_program_plan.htm


この中原街道のカギ道の拡幅・直線化については、上記の川崎市
の道路整備プログラム
を参照すると、2014年度までに完成させる
予定
となっています。
予定通り進捗すればあと4年で完成ということになりますので、
当面の交通安全を祈りつつ、整備の進捗を見守りたいと思います。

【関連リンク】
2010/2/14エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(5):「小杉
御殿と『カギ』の道」

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2010年
11月09日

「第6回エコカフェ」のスケルトンごみ収集車

hatsushimo.gif

2010年10月16日、「市民と働く者のフェスタ」と同日、等々力緑地に
おいて中原区役所主催の「第6回エコカフェ」が開催されていました。

■中原区役所 第6回エコカフェレポート(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/65/65nakahara/home/
nakahara18/shiryou18/houkoku6.pdf


■第6回エコカフェ会場の等々力緑地・市民ミュージアム前
第6回エコカフェ会場の等々力緑地・市民ミュージアム前

エコカフェについては、中原区役所で開催されたものを2010/6/14
エントリ
2010/8/29エントリでも取り上げてきましたが、今回は会場が
等々力緑地となっています。
市民ミュージアム前の広場にスターバックスの出張店舗と客席が
並んでいまして、これは過去に取り上げたエコカフェでもおなじみの
光景ですね。

■環境“楽習会”のふれあい出張講座
環境“楽習会”のふれあい出張講座

このエコカフェは名前の通り「エコ」をテーマにしており、毎回エコに
ついて学ぶ「環境“楽習会”」などがセットになっています。
今回は川崎市環境局が、ごみの分別に関する出張講座を開催
していました。

川崎市では、2011年3月よりプラスチック製容器包装とミックス
ペーパーの分別回収をスタート
することになっています。今回の
出張講座では、どのようなものが分別に該当するのかを具体的に
示したものでした。

■ごみ収集車の展示
ごみ収集車の展示

さて、これにあわせて、会場では子どもたちに人気のごみ収集車
が展示
されていました。

■スケルトンごみ収集車
スケルトンごみ収集車

■スケルトンごみ収集車の内部
スケルトンごみ収集車の内部

これは、ごみ収集部分の内部がシースルーになっているスケルトン
収集車
です。内部をよく見ると、川崎市環境局のキャラクターである
「キレイクン」がいます。
普段は見かけないレアなごみ収集車ということで、子どもたちの
人気を集めていたようです。エントリ冒頭にリンクを掲載した中原
区役所のレポートを参照すると、座席に乗せてもらえたり、特別に
収集ボタンを押してダミーのごみを収集
することもできたそうです。

2010/8/29エントリでご紹介した際はフリーマーケット等でしたが、
このように毎回楽しみながらエコについて理解を深める仕組みに
なっているのですね。

■中原区 中原区の環境への取り組み
http://www.city.kawasaki.jp/65/65nakahara/home/
nakahara18/nakahara18_02.htm

■中原区 第5回なかはら子ども未来フェスタ(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/65/65nakahara/home/
nakahara18/shiryou18/ecocafe7.pdf


次回の第7回エコカフェは2010年11月27日(土)の10時から15時、
会場は中原区役所
となっています。「なかはら子ども未来フェスタ」
と同時開催
となっていますので、ご興味のある方は覗いてみては
いかがでしょうか。

【関連リンク】
2008/6/11エントリ 好きですかわさき愛の街
2009/8/26エントリ 中原区役所のゴーヤー
2010/6/6エントリ 中原区役所のゴーヤーと中原区環境“楽習会”
2020/6/14エントリ 中原区環境“楽習会”レポート
2010/6/17エントリ 中原区役所のゴーヤーの花
2010/7/8エントリ 中原区役所のゴーヤーの実
2010/7/16エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇・2010夏
2010/8/11エントリ 中原区役所の「緑のカーテン」完成
2010/8/29エントリ 中原区エコカフェ開催
2010/10/13エントリ 川崎市のごみ収集車の「キレイクン」と「グリンピー」

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2010年
11月08日

東急武蔵小杉駅上り線の10両編成対応ホーム躯体がスタンバイ

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2010/10/28エントリにおいて、東急武蔵小杉駅下り方面に10両
対応のための延長ホーム躯体が設置
されたことを取り上げました。
その時点ではまだ上りホームはこれからという状態だったのですが、
現在、駅前の作業ヤードにおいて、上りのホーム躯体がスタンバイ
しています。

■東急武蔵小杉駅前の作業ヤード
東急武蔵小杉駅前の作業ヤード

ここは東急武蔵小杉駅の東側で、すぐ北側には東京機械製作所の
社宅があります。工事完了後は駅前地区を東西に横断する都市
計画道路となる予定ですが、現在は工事車両の通行ルート及び
ホーム延長部躯体の作業ヤードとなっています。

写真左側に、ホーム躯体が置かれているのが見えるでしょうか。

■ホーム延長部躯体
ホーム延長部躯体

もう少しズームして見ると、カラーコーンに囲まれた中に、大きな
ホーム延長部躯体が鎮座しているのがわかりますね。台の上に
載った状態では、作業員の方よりも高さがあります。

■ホーム延長部躯体(ホーム先端)
ホーム延長部躯体(ホーム先端)

こちらは、反対側から見てみたところです。先端部が少し細くなって
いることから、ホーム先端部ではないでしょうか。

■ホーム延長部躯体が設置される上り方面ホーム先端
ホーム延長部躯体が設置される上り方面ホーム先端

ホーム延長部躯体は、クレーンで吊り上げられて、この上り方面
ホーム先端に設置
されることとなります。ここ数日はホーム躯体は
地上で組み立て・調整等の作業を行っていますが、それが完了した
のち、どこかのタイミング(終電後)で設置工事が行われるものと
思います。

上り・下りともホーム延長部躯体が設置されると、あとはホーム上
での作業が主体となり、徐々にホームとしての姿が出来上がって
くるのでしょうね。

【関連リンク】
東急電鉄 東横線渋谷~横浜間改良工事
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/1/13エントリ 東京急行電鉄、武蔵小杉駅ビルへ動く
2009/10/22エントリ 東急武蔵小杉駅に駅ビル建設、西街区再開発
ビルと一体開発へ

2010/3/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の工事説明会
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

2010/10/8エントリ 東急武蔵小杉駅の10両編成対応ホーム
延伸工事

2010/10/28エントリ 東急武蔵小杉駅下り線に10両編成対応ホーム
躯体が設置

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2010年
11月07日

武蔵小杉駅南口地区東街区:武蔵小杉学生ハイツと中小企業婦人会館の解体工事進捗

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2010/10/18エントリで取り上げた武蔵小杉駅南口地区東街区の
解体工事
ですが、その後順調に作業が進み、武蔵小杉学生ハイツ
がほぼ姿を消しています。

■姿を消した武蔵小杉学生ハイツ
姿を消した武蔵小杉学生ハイツ

姿を消した武蔵小杉学生ハイツ

前回エントリ時点では、まだ武蔵小杉学生ハイツの建物が半分ほど
は残されていたのですが、ご覧の通り、もはや瓦礫の山しか残って
いません。

■かつての武蔵小杉学生ハイツ
かつての武蔵小杉学生ハイツ

これは、かつての武蔵小杉学生ハイツの姿です。これは2008年
1月に撮影
したもので、当時は聖マリアンナ医科大学東横病院隣の
セントスクエア武蔵小杉のモデルルームとして活用されていました。

なくなってしまうと、どのような建物だったかすぐに忘れてしまうもの
ですので、記録としてとっておきたいと思います。

■壁で覆われた中小企業婦人会館
壁で覆われた中小企業婦人会館

壁で覆われた中小企業婦人会館

さて、武蔵小杉学生ハイツが解体されたら次は中小企業婦人会館
ということで、こちらも解体工事用の壁で建物全体が覆われました。

■駐輪場入口上部の防護壁
駐輪場入口上部の防護壁

中小企業婦人会館に隣接して、駅前駐輪場が現在も稼動していま
すので、ここは日常的に人の通行があります。
落下物による事故を防ぐため、出入口の上部には防護壁が設置
されていました。

ただ、この駐輪場もいつまで稼動できるのでしょうね。最終的には
東街区のロータリー地下に1,000台規模の駐輪場が整備
されますが、
そこに至るまでの途中段階において、一定期間駐輪場が減少せざる
を得ない
ような気がいたします。

他の再開発地区の状況を見ると、折しも旧中原市民館の臨時駐輪
場が、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業による解体
のため11月30日をもって閉鎖されることとなっています。
武蔵小杉駅周辺の今後の駐輪場動向も、各地での再開発の進捗
とあわせて気になるところですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2008/4/15エントリ 小杉駅南部地区C地区、2009年度着工へ
2008/8/28エントリ 東急武蔵小杉駅舎上部開発と東西街区
2008/11/6エントリ 小杉駅南部地区C地区のイメージパース
2009/1/13エントリ 東京急行電鉄、武蔵小杉駅ビルへ動く
2008/1/14エントリ 小杉駅南部地区C地区の再開発組合が設立認可
2009/1/23エントリ 小杉駅南部地区C地区が2010年度着工の見通
2009/2/19エントリ 中小企業婦人会館の植栽メンテナンス
2009/8/6エントリ 武蔵小杉のシネコン計画とロータリー延期情報
2010/5/30エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区再開発が始動、
中小企業婦人会館取り壊しへ

2010/8/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の権利変換計画が
承認、再開発着工へ

2010/9/13エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の中小企業婦人
会館取り壊し着手

2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、
旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖

2010/10/18エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の武蔵小杉
学生ハイツ解体工事着手

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2010年
11月06日

「今井小学校ふれあいフェスタ」本日開催

hatsushimo.gif

本日、「今井小学校ふれあいフェスタ」が開催されていました。今井
小学校の生徒たちはもちろん、地域の子どもたちも多く参加して、
休日の校舎が賑わっていました。

■今井小学校ふれあいフェスタ
今井小学校ふれあいフェスタ

今井小学校の正門に、ふれあいフェスタの看板が出ていまして、
スクールガードの方が警備をしています。今井小学校の父母の
方はIDカードを持っていますが、一般参加の方は受付をして入館
許可のストラップ
をもらうことになります。

昔はこのあたりのセキュリティはもっと緩かったのでしょうが、
ご時世と申しますか、一定の入館チェックが行われています。

■バランス養成踏み台
バランス養成踏み台

■トランポリン
トランポリン

校内ではクラスごとにさまざまな催しがありまして、こちらは体の
バランスを鍛えることをテーマにしたアトラクション
になっています。
グラグラ揺れる台の上にのって風船のひもをつかまえたり、細い
道の上を歩いたり、トランポリンで跳ねてみたり・・・といった感じで、
トランポリンのところには学校の先生がついていました。

■砂鉄ゲーム
砂鉄ゲーム

体を動かすもののほか、遊びながら勉強ができるものもたくさん
ありました。こちらは砂鉄ゲームで、磁石で砂鉄をどれだけ早く
運べるか競争するものです。

その他、理科の実験だったり、あるいは環境保護に関するクイズを
解きながら迷路を進んでいくもの
だったり、子どもたちがいろいろ
考えて工夫をしたのでしょう、手作りのアトラクションがたくさんあり
ました。

■体育館の韓国をテーマにした遊技場
体育館の韓国をテーマにした遊技場

体育館は、地理的に近しい外国への理解を深めようということで、
韓国をテーマにした遊技場になっていました。韓国でポピュラーな
遊技がいくつか紹介されていて、実際に遊べるようになっていた
ものです。

今回、写真は残していないのですが、ちょっと面白かったのは、
韓国の独楽で、「ペンイ」と呼ばれるものです。

■「ペンイ」を回す動画


丁度Youtubeに動画がありましたので、こちらをご参照ください。
紐を使って独楽を回すところまでは大差ないのですが、その後、
回っている独楽を紐でひっぱたくことで勢いをつけることができる
のですね。
うまいこと独楽を叩くことができれば、ずっと回し続けることも可能な
わけです。

■川崎中部建設労働組合 「大人気だよ!木工作」~今井小学校
ふれあいフェスタ
http://tyubu.jugem.jp/?eid=115

その他、上記は2009年のものですが、近隣の団体の協力による
木工作体験イベント
などもこれまでに開催されていたり、実にさま
ざまな催しが開催されています。文化祭のような感じですね。

各クラスがそれぞれに工夫をこらした催しをしていますので、とても
ここではご紹介しきれないのですが、全体を通して感じたことは、
運営をしている子どもたちがとても一所懸命で、親切だとことです
ね。

それぞれの催しは、トランポリンなど先生の監督が必要な一部の
ものを除いて、基本的に生徒の皆さんによって運営されています。
今井小学校の生徒が呼び込みをし、受付をし、誘導をし、アトラク
ションの説明をし、必要があれば手助けをしたりしています。

主に高学年の子が運営をしているのですが、小さい子に対しても
非常に親身
で、できないところは手助けをしたりしていました。
一般的に、小学校高学年になると特に男の子はそのあたりが苦手
と申しますか、愛想がなくなってきがちだと思うのですが、そういっ
た印象は受けませんでした。

学校のクラスのレイアウトを見ると、1年生の隣は6年生のクラスが
配置
されていて、これは普段6年生が1年生の面倒をみたりする
ようになっているのでは・・・と思いました。

私が通っていた当時の小学校(今井小学校ではありません)は、
1階から上層階に向かって、1年生から6年生の各学年が単純に
順番に配置されていただけでしたので、そういった配慮はありま
せんでした。
時代も変わっていますので、小学校教育もいろいろ進歩している
部分があるのかな、と感じた次第です。

■下小田中小学校おやじの会 イベント定番メニューも大健闘
http://ameblo.jp/shimosho-oyaji/entry-10692836404.html

「今井小学校ふれあいフェスタ」のようなイベントは、中原区内の
他の小学校でも開催されていまして、10月30日には下小田中
小学校で「下小フェスタ」が実施されました。
上記は下小田中小学校の支援をされているグループによる
イベントレポートですが、こちらも盛況だったようですね。

楽しみながらの学習だったり地域との交流だったり、いろいろ
イベントの趣旨はあると思いますが、何はともあれ参加している
生徒や地域の子ども達が楽しそう
でしたので、良かったと思い
ます。

【関連リンク】
川崎市立今井小学校 公式ウェブサイト
2010/9/15エントリ 今井小学校の新校舎建設工事着工

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2010年
11月05日

西中原中学校の大規模改修工事

hatsushimo.gif

2010/9/15エントリにおいて、今井小学校の新校舎建設工事を取り
上げましたが、それよりも西側、西中原中学校においても校舎の
大規模改修工事
が進められています。

■大規模改修工事が進められる西中原中学校
大規模改修工事が進められる西中原中学校

上記は2ヶ月ほど前に撮影したものですので、現在はもう少し工事
が進捗しているのではないかと思います。直近での工事進捗に
つきましては、西中原中学校の公式ウェブサイトに写真がアップ
されていました。

■西中原中学校 公式ウェブサイト
http://www.keins.city.kawasaki.jp/school/original/
ke302301.html


「新校舎の工事状況」というコンテンツで、既存校舎のリフォーム
及び新校舎の建設
が進められている様子を参照できます。

■工事現場外壁の看板
工事現場外壁の看板

■西中原中学校完成イメージパース
西中原中学校完成イメージパース

工事現場の外壁には、通常の「建築計画のお知らせ」の公示に加え
て、完成イメージパースを掲載した看板が設置されていました。
これを見ると、なかなか立派な校舎になりそうですね。

■西中原中学校の校庭
西中原中学校の校庭

今回、西中原中学校を見て感じたのは、「校庭が広い」ということ
でした。東京都心などの都市部ですと、十分な広さの校庭がない
場合も多いのですが、ご覧の通り、中原区内の他の中学校に比べ
てもかなり広い
ように思います。

■西中原中学校と今井中学校・今井小学校のスケール比較
西中原中学校と今井中学校・今井小学校のスケール比較

あらためて公式ウェブサイトで西中原中学校のプロフィールを
確認すると、校地面積は26,868m²、2010年4月5日現在で生徒数
1,311人
となっていまして、日本最大級の「マンモス公立中学校」
あることがわかりました。
中学校を卒業できないまま義務教育期間を終えた方のための
夜間学級が川崎市内で唯一設置されているなど、特色のある
中学校となっています。

今回の大規模改修工事では、夜間学級の校舎も新たに建設され
ており、今後も引き続き社会的役割を果たしていくことになるよう
です。

現地の掲示によると、大規模改修工事の完成は2013年3月の
予定
となっています。現在の在校生の方は、かろうじて1年生が
一部新校舎を使用できるかどうか・・・という感じですね。
主にこれから入学予定の学区内の方が、新校舎の完成を楽しみ
にされているのではないかと思います。

【関連リンク】
西中原中学校 公式ウェブサイト
2007/6/8エントリ 武蔵小杉の将来推計人口
2008/12/19エントリ 武蔵小杉再開発地区の小学校がキャパオーバーに
2009/4/29エントリ 上丸子小・下沼部小の仮設校舎、間に合わず
2010/6/2エントリ 日本医科大学用地に川崎市立小学校を新設
2010/9/15エントリ 今井小学校の新校舎建設工事着工

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2010年
11月04日

横須賀線武蔵小杉駅のOREO

hatsushimo.gif

先行してtwitterオフィシャルアカウントでは話題にさせていただいて
おりましたが、横須賀線武蔵小杉駅コンコースの天井に、なぜか
OREOの袋が載っています。


■ヤマザキナビスコ OREO
http://www.yamazaki-nabisco.co.jp/brand_nb/oreo/index.html

■横須賀線武蔵小杉駅コンコース
横須賀線武蔵小杉駅コンコース

横須賀線武蔵小杉駅コンコースの天井は独特なデザインになって
いまして、装飾用の白いバーが波打つように連続して設置されて
います。
これによって天井の照明がきれいなストライプの影を落とすように
なっているのですが、問題のOREOは、このバーの上で発見され
ました。

上記写真の自販機のほぼ真上に、その姿が見えます。

■天井のOREO
天井のOREO

天井のOREOは、10月中旬に発見されました。普段注意して見て
いるわけでもないもので、実際にいつからあったのかはわかりま
せん。

この時には、袋が開封されているのかどうか、よく判別できなかっ
たのですが、数日後にふたたびOREOを確認すると、袋の位置が
少し変わっていて、袋が開封されているのが見える
ようになりま
した。

■開封されたOREO
開封されたOREO

拡大して見てみると、確かに袋の口が切られているのがわかります。
中身が空かどうかまではわかりませんが、風に吹かれて移動したと
すれば、空で軽い状態である可能性が高い気がいたします。

■微妙なバランスを保つOREO
微妙なバランスを保つOREO

位置が変わったことで、OREOは微妙なバランスを保っているように
見えます。少し風で押されれば、そのうち落下してくるかもしれません。

・・・しかしなぜ、この場所にOREOが載っているのでしょうか。
人為的に投げるには、ある程度の重みが必要ですが、中身が空で
軽いとすれば、風に吹かれて載った可能性ぐらいしか考えられない
ように思います。
ただ、駅構内でそこまでの風が舞うかというと、疑問点もありますね。

■なぜ、OREOが載っているのか考える
なぜ、OREOが載っているのか考える

駅を利用される方には全く影響を及ぼしませんので、今日も何事も
なくOREOの下を多くの方が通行されるわけですが、いつまでそこに
載っているのか、
今後もそれとなくウォッチしてみたいと思います。

【関連リンク】
2008/2/15エントリ 武蔵小杉の空に、謎の人影
2008/3/20エントリ 今井上町・サントリーのサントリー
2009/1/16エントリ 小杉駅南部地区A地区にも自転車マナー看板
2009/2/1エントリ 洗っていいとも!中原店
2009/2/13エントリ いつもポケットに、武蔵小杉ライター
2009/5/20エントリ 等々力緑地の竹林で、許されざる・・・
2009/9/30エントリ 今井上町の二宮金次郎、地上に降り立つ
2009/10/11エントリ 「(武蔵)小杉」
2010/5/31エントリ 等々力緑地の猫
2010/6/12エントリ 小杉御殿町の「キックオフ」と「ノーサイド」
2010/6/19エントリ 小杉町3丁目中央地区の生首
2010/7/26エントリ 小杉町3丁目中央地区の生首・その後

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