本日、
グランツリー武蔵小杉において、小学1~4年生とそのご家族を対象とした「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベントが開催されました。
2022シーズンより加入した
佐々木旭(ささきあさひ)選手、五十嵐太陽(いがらしたいよう)選手が登場し、「お風呂」をテーマにした絵本の読み聞かせを行うとともに、質問コーナーや記念撮影タイムも設けられました。
■グランツリー武蔵小杉の「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベント
川崎フロンターレは、かねてから川崎市の読書推進活動に協力を行っています。
本日開催された「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベントは川崎市教育委員会・川崎市立図書館と共催するもので、
2009年にスタートして市内各所で絵本の読み聞かせを実施してきました。
コロナ禍により、
リアル開催は実に3年ぶり、14回目の開催となります。
■佐々木旭選手
佐々木旭選手は、流通経済大学で関東大学リーグMVPも受賞し、争奪戦の末に2022シーズンから川崎フロンターレに加入しました。
ポジションはサイドバックで、足元の技術の高さを活かした攻撃力が特徴です。
■五十嵐太陽選手
五十嵐太陽選手も、2022シーズンに新加入したルーキーです。
川崎フロンターレユースからの生え抜き昇格組で、U-18のプレミアリーグ昇格にも大きく貢献しました。
今季出場機会は限られていましたが、次世代のフォワードとして期待されています。
■司会の小森すみ恵さん
■リフティングでウォーミングアップ
川崎フロンターレホームゲームのスタジアムDJ、小森すみ恵さんの司会のもと、イベントがスタートしました。
両選手が少々緊張気味ということで、
リフティングでのウォーミングアップからスタートしました。
小学生の時にできたリフティング回数は佐々木旭選手が「1,000回」、五十嵐太陽選手が「100回」ということでしたが、ここでは
五十嵐太陽選手に軍配。
佐々木旭選手は
「昔の方が上手かったかも…」と苦笑していました。
■絵本の読み聞かせ
©『おふろだいすき』松岡享子/作 林明子/絵 福音館書店
©『パンダ銭湯』tupera tupera/作 絵本館
※イベント参加者は読み聞かせ中は撮影禁止でしたが、本サイトは取材メディアとして撮影許可を得ております。
さて、メインの読み聞かせは、
いずれも「川崎フロンターレ26(フロ)周年」だけに、お風呂をテーマにした絵本でした。
■佐々木旭選手「おふろだいすき」
佐々木旭選手は、
「おふろだいすき」。
男の子がお風呂に入っていると、亀やペンギン、アシカなどの動物が次々と登場してくる楽しい絵本です。
■五十嵐太陽選手「パンダ銭湯」
五十嵐太陽選手は
「パンダ銭湯」です。
なんと「パンダ以外は固くお断り」の銭湯が登場します。
これだけでちょっと読みたくなりますね。
■お互いを称えあう両選手
両選手とも緊張して一汗かきながら、慣れないながらも頑張って読み聞かせをしてくれました。
読み終わった後には、会場の皆さんと共にお互いに惜しみなく拍手を贈っていました。
■中原図書館による「図書館クイズ」
続いて
中原図書館による「図書館クイズ」です。
図書館でのマナー違反はどれでしょう?というものです。
「居眠りしない」「ものを食べない」「おしゃべりしない」ということで、子どもたちはすぐ正解できました。
このクイズで使われていたイラストは、川崎フロンターレ協力による読書推進活動の一環として作成された
オリジナル紙芝居「フロンタくんとワルンタくん~対決!闘将カーン~」です。
こちらは中原図書館で貸し出しも可能です。
■ふろん太君による図書館貸し出しカード紹介
またクイズで図書館の利用マナーを学んだところで、
図書館の利用方法として、貸出カードの紹介がありました。
すぐに作れて、本が借りられます。
ふろん太君の貸し出しカードは、かなり大きいですね。
■質問コーナー
続いて
質問コーナーです。
最初に司会の小森すみ恵さんから、お風呂のこだわりなどについて質問があり、
川崎フロンターレの寮のお風呂では、寮長の早坂勇希選手が物の置き場所に厳しく、きちんとしていないと五十嵐太陽選手らが怒られているというエピソードが両選手から紹介されました。
続いてあらかじめ応募された質問の中から、両選手が答えてくれました。
■質問に答える佐々木旭選手
昔読んだ本は、佐々木選手は「ぐりとぐら」。五十嵐選手は「かいけつゾロリ」ということです。
佐々木選手は最近コーチの勧めで
「夢をかなえるゾウ」を読んだそうで、五十嵐選手は好きなマンガではサッカーマンガ
「エリアの騎士」を読んでいるということでした。
■同じく、五十嵐太陽選手
「フロンターレの選手で1日その人になってみるとしたら誰?」という質問については、
五十嵐選手はマルシーニョ選手。とにかくスピードが凄いというのが理由です。
佐々木選手の「『何も考えていないで楽そうな』宮城天選手」になりたいとの回答には会場から笑いがこぼれました。
先般の
ベトナムツアーでも佐々木選手、橘田健人選手、遠野大弥選手が待つバスに宮城選手がなかなか現れず、「ゴメンゴメンで終わった」という、「先輩にもあまり気を遣わなくて楽そう」なエピソードもここで暴露され、同選手の愛されるキャラクターがよく伝わってきました。
他にもいくつかの質問と回答があり、楽しいひとときとなりました。
■記念撮影タイム
そして最後は、
参加者のご家族1組ずつの記念撮影タイムです。
ソーシャルディスタンス仕様で、選手らとふろん太君がステージ上段に並び、参加者がステージ下で撮影する形式でした。
途中から
ステージ上段の3人が揃ってポージングをするかたちになりましたので、さまざまなバリエーションをお楽しみください。
■ハート形ポーズ
■ガッツポーズ
■指さしポーズ
■ウェルカムポーズ
■タイツアーご挨拶ポーズ
■マルシーニョ選手ゴール後のポーズ
■指ハートポーズ
■エンブレムリスペクトポーズ
■ほっぺ指差しポーズ
■「ゲッツ!」ポーズ
これらのポーズは主にふろん太君のリードで、両選手がよく対応してくれました。
こうした
記念撮影一つとっても、楽しいものにしてくれるサービス精神も、川崎フロンターレの人気の理由かもしれません。
イベント終了後の囲み取材では、
佐々木選手、五十嵐選手ともにコロナ禍でなかなか地域活動ができなかった中、こうして活動ができて良かった、楽しかったと振り返りました。
今回の「川崎フロンターレと本を楽しもう!」も3年ぶりのリアル開催となりました。
アフターコロナ仕様で完全に元通りではありませんが、今後もさまざまな地域活動が再開されていくことと思います。
(はつしも)
【関連リンク】
・
川崎フロンターレ 11/23「フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベント開催のお知らせ
・
2017/2/9エントリ 中原図書館で読む、「川崎フロンターレと本を読もう!」事業のオリジナル紙芝居「フロンタくんとワルンタくん~対決!闘将カーン~」