豪雨の横須賀線武蔵小杉駅ホームで、傘満開
今朝は大変な豪雨と強風が吹き荒れまして、通勤・通学時間帯を
直撃したために往生した方もいらっしゃったのではないでしょうか。
もっとも雨が強かった時間帯、横須賀線武蔵小杉駅ホームは
異様な光景となっていました。
■傘満開の横須賀線武蔵小杉駅ホーム
ご覧の通りなのですが、ホームには当然屋根があるにも関わらず、
皆さんの傘が満開となっています。そして、写真右側(新幹線側)
には人が少なく、多くの方が左側(NEC玉川事業場側)に寄って
電車を待っていました。
これは、防風壁がNEC玉川事業場側にしかないために、新幹線側
から物凄い勢いで雨が吹き込み、傘を差さなければずぶ濡れに
なってしまう状況だったものです。
■傘、傘、傘
■ホームの新幹線側に吹き込む雨
通常であれば、ホームで傘を差していると駅員さんから注意を受ける
わけですが、この時はホーム内に豪雨が降っているに等しい状況
でした。
傘を差さずにずぶ濡れになって満員電車に乗るほうがはるかに
周囲に迷惑をかけてしまう現実がありまして、正直やむを得ない
状態だったと思いますし、駅員さんからのアナウンスもありません
でした。
ただ、これで強風の影響などでダイヤが大幅に乱れていたりすると、
連絡通路が封鎖された2010年11月1日を上回る阿鼻叫喚の地獄
絵図になったのではないか、と思います。
本日は南武線や田園都市線などのダイヤも乱れていたようでした
し、かなり苦労された方も多かったのではないでしょうか。
その後あっさり雨はやんでしまいまして、お昼時には嘘のような
青空になりましたので、傘をお忘れの方も多そうですね。
強風をかいくぐりつつ、とりあえず今日も一日無事に終わりまして、
「全て世は事も無し」、と温かい紅茶など飲みながら本エントリを
書くに至れたことを、ここに感謝する次第です。
■「全て世は事も無し」
【関連リンク】
2008/8/29エントリ 多摩川増水