等々力陸上競技場に「Uvanceとどろきスタジアム」看板が登場、川崎フロンターレ2/15開幕戦控え
川崎市が保有する等々力陸上競技場はネーミングライツ事業を導入しており、現在は富士通株式会社がネーミングライツパートナーとなっています。
2024年2月1日から2029年3月31日までの約5年間、年額2,000万円の契約により、同競技場の愛称が「Uvance(ユーバンス)とどろきスタジアム by Fujitsu」となっています。
このたび、川崎フロンターレのホーム開幕戦(2月15日)を控えて、同競技場メインスタンドに「Fujitsu Uvance Todoroki Stadium」の看板が登場しました。
■「Uvance Todoroki Stadium」の看板が設置された等々力陸上競技場
川崎市は、等々力緑地の再編整備事業を推進しています。
そのために同市は東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設の共同出資による「川崎とどろきパーク株式会社」と「等々力緑地再編整備・運営等事業」の事業契約を2023年3月に締結し、事業に着手しました。
本事業では、ネーミングライツを業務の一つと位置づけ、川崎市が認めた場合には対象の施設に
ネーミング(愛称)を付けることができる契約となっています。
これに基づいて川崎とどろきパークより、富士通株式会社をスポンサーとしたネーミングライツを等々力陸上競技場に導入する提案が2024年1月に行われ、川崎市による審査の結果、2024年2月1日から「Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu」が愛称となりました。
なお、本事業では、川崎とどろきパークがネーミングライツ料の50%を支払う契約となっています。
■看板設置工事中
■設置完了した「Fujitsu Uvance Todoroki Stadium」の看板
富士通は「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能(サステナブル)にしていく」ことを目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance(フジツウ ユーバンス)」を2021年10月に発表しました。
「Uvance」とは、「あらゆる(Universal)」ものをサステナブルな方向に「前進(Advance)」させるという2つの言葉を組み合わせたもので、多様性を重視しています。
同社は「Fujitsu Uvance」を旗印に、社会課題の解決にフォーカスしたビジネスを推進しています。
「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」には、そのようなコーポレートメッセージが込められており、等々力陸上競技場のネーミングライツにも使われることとなりました。
■富士通のコーポレートメッセージ「Fujitsu Uvance」


約1年愛称として使われてきたことで、川崎フロンターレや等々力陸上競技場で開催されるスポーツ大会のニュース等で、「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」という愛称が一般に露出してきましたが、ただこれまで現地にははっきりとした愛称の表示がありませんでした。
このたびご覧の通り、メインスタンドに大きく「Fujitsu Uvance Todoroki Stadium」の看板が設置されました。
■メインスタンドの「バンディエラゲート」
「Uvance Todoroki Stadium」の看板は、中村憲剛さんをモチーフにした銅像を設置した「バンディエラゲート」と共通のデザインになっています。
こちらは少し斜体がかかっていますが、「Uvance Todoroki Stadium」の看板も同様に夜になるとライトが点灯するのではないでしょうか。
■川崎フロンターレのホームゲーム開催時の横断幕(昨年)
ところで、「Uvance Todoroki Stadium」の看板の設置場所は、昨シーズンまではホームゲーム開催時に応援の横断幕が取り付けられていました。
その上から横断幕をかぶせると、せっかくの観衆注目時、またメディア露出のチャンスにスポンサー看板が隠れてしまう格好になりますから、NGになるような気がします。
このあたりはどのような対応になるか、ホーム開幕戦であきらかになることでしょう。
■等々力緑地再編整備の鳥観図

©Todoroki Park and Link
■球技専用スタジアムへの改修が発表された等々力陸上競技場

©Todoroki Park and Link
なお、弊紙でもお伝えしてきた通り、等々力陸上競技場は再編整備の一環として球技専用スタジアムとして改修されます。
もし、2029年3月31日までのネーミングライツ契約期間内に等々力陸上競技場の解体等が開始する場合には、契約期間は工事開始日の前日までに短縮されることになります。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ 2/15 名古屋「ホームゲーム開催情報」について
・川崎とどろきパーク ウェブサイト
・2024/1/23エントリ 等々力陸上競技場が2024年2月1日よりネーミングライツ導入、愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」に決定
・2024/12/24エントリ 等々力の価値ある歴史をアーカイブ!「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuギャラリー」公開、解説付きツアーも
・2025/2/4エントリ 等々力の価値ある歴史アーカイブ第2弾、Uvanceとどろきスタジアムに続き等々力球場・アリーナの展示が大幅拡充
2024年2月1日から2029年3月31日までの約5年間、年額2,000万円の契約により、同競技場の愛称が「Uvance(ユーバンス)とどろきスタジアム by Fujitsu」となっています。
このたび、川崎フロンターレのホーム開幕戦(2月15日)を控えて、同競技場メインスタンドに「Fujitsu Uvance Todoroki Stadium」の看板が登場しました。
■「Uvance Todoroki Stadium」の看板が設置された等々力陸上競技場

川崎市は、等々力緑地の再編整備事業を推進しています。
そのために同市は東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設の共同出資による「川崎とどろきパーク株式会社」と「等々力緑地再編整備・運営等事業」の事業契約を2023年3月に締結し、事業に着手しました。
本事業では、ネーミングライツを業務の一つと位置づけ、川崎市が認めた場合には対象の施設に
ネーミング(愛称)を付けることができる契約となっています。
これに基づいて川崎とどろきパークより、富士通株式会社をスポンサーとしたネーミングライツを等々力陸上競技場に導入する提案が2024年1月に行われ、川崎市による審査の結果、2024年2月1日から「Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu」が愛称となりました。
なお、本事業では、川崎とどろきパークがネーミングライツ料の50%を支払う契約となっています。
■看板設置工事中

■設置完了した「Fujitsu Uvance Todoroki Stadium」の看板


富士通は「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能(サステナブル)にしていく」ことを目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance(フジツウ ユーバンス)」を2021年10月に発表しました。
「Uvance」とは、「あらゆる(Universal)」ものをサステナブルな方向に「前進(Advance)」させるという2つの言葉を組み合わせたもので、多様性を重視しています。
同社は「Fujitsu Uvance」を旗印に、社会課題の解決にフォーカスしたビジネスを推進しています。
「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」には、そのようなコーポレートメッセージが込められており、等々力陸上競技場のネーミングライツにも使われることとなりました。
■富士通のコーポレートメッセージ「Fujitsu Uvance」



約1年愛称として使われてきたことで、川崎フロンターレや等々力陸上競技場で開催されるスポーツ大会のニュース等で、「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」という愛称が一般に露出してきましたが、ただこれまで現地にははっきりとした愛称の表示がありませんでした。
このたびご覧の通り、メインスタンドに大きく「Fujitsu Uvance Todoroki Stadium」の看板が設置されました。
■メインスタンドの「バンディエラゲート」


「Uvance Todoroki Stadium」の看板は、中村憲剛さんをモチーフにした銅像を設置した「バンディエラゲート」と共通のデザインになっています。
こちらは少し斜体がかかっていますが、「Uvance Todoroki Stadium」の看板も同様に夜になるとライトが点灯するのではないでしょうか。
■川崎フロンターレのホームゲーム開催時の横断幕(昨年)

ところで、「Uvance Todoroki Stadium」の看板の設置場所は、昨シーズンまではホームゲーム開催時に応援の横断幕が取り付けられていました。
その上から横断幕をかぶせると、せっかくの観衆注目時、またメディア露出のチャンスにスポンサー看板が隠れてしまう格好になりますから、NGになるような気がします。
このあたりはどのような対応になるか、ホーム開幕戦であきらかになることでしょう。
■等々力緑地再編整備の鳥観図

©Todoroki Park and Link
■球技専用スタジアムへの改修が発表された等々力陸上競技場

©Todoroki Park and Link
なお、弊紙でもお伝えしてきた通り、等々力陸上競技場は再編整備の一環として球技専用スタジアムとして改修されます。
もし、2029年3月31日までのネーミングライツ契約期間内に等々力陸上競技場の解体等が開始する場合には、契約期間は工事開始日の前日までに短縮されることになります。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ 2/15 名古屋「ホームゲーム開催情報」について
・川崎とどろきパーク ウェブサイト
・2024/1/23エントリ 等々力陸上競技場が2024年2月1日よりネーミングライツ導入、愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」に決定
・2024/12/24エントリ 等々力の価値ある歴史をアーカイブ!「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuギャラリー」公開、解説付きツアーも
・2025/2/4エントリ 等々力の価値ある歴史アーカイブ第2弾、Uvanceとどろきスタジアムに続き等々力球場・アリーナの展示が大幅拡充