川崎フロンターレvs浦和レッズ戦はドロー決着、スタメン狙う瀬川祐輔が今季初ゴール
明治安田J1リーグ第13節「川崎フロンターレvs浦和レッズ戦」がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で5月21日に開催されました。
この日はJ1リーグは本試合含め2試合のみの開催で、勝利すれば上位に勝ち点で迫るチャンスでした。
後半86分に途中出場の瀬川祐輔の今季初ゴールで勝ち越し、勝利は目前と思われたところ、アディショナルタイム4分に追いつかれ2-2ドローで幕切れとなりました。
■川崎フロンターレvs浦和レッズ戦はドロー決着
今季のJ1リーグは20クラブが登録されており、各クラブホーム19試合・アウェイ19試合で合計38試合となります。
基本的には開幕戦「第1節」からスタートして「第38節」まで順番に開催されますが、5月18日に行われたのが「第17節セレッソ大阪戦」、21日に行われたのが「第13節浦和レッズ戦」でした。
なぜそのようなことが生じるかというと、「天皇杯」やアジア地区の国際大会「ACLE」などに出場する場合に、日程上バッティングする国内リーグ戦が別日程で開催となるためです。
本来の「第13節」は4月29日に開催されていまして、ここは川崎フロンターレはサウジアラビアで「ACLE」に出場していました。
それが後追いで開催されたというわけです。
後追いで開催される場合は、毎週末は通常日程のリーグ戦がありますから、週半ばの水曜日に入ることが多いです。
そうしますと通常は1週間の調整機関が2日、3日になってしまい、体力的には厳しいものがあります。
そういった点でも、「ACLE」に出場するのは大変と言われています。
■赤黒に埋め尽くされた浦和レッズの応援席
■メインスタンド側にも多くのレッズサポーター
そしてJリーグには「ビッグクラブ」と呼ばれるクラブがありまして、今回対戦した浦和レッズは国内屈指のビッグクラブです。
2024シーズンの来場者数は約71万人、1試合平均3万7千人と不動のトップです。
アウェイのUvanceとどろきスタジアムにも、毎回たいへん多くのサポーターが集まります。
通常はビジター側のバックスタンドの半分程度しか使わないものが、昨日は全体が赤黒に染まり、またメインスタンド側までレッズサポーターの皆さんが集まっていました。
■「血戦」
横断幕などの装飾も、クラブごとに個性があって楽しいです。
■川崎フロンターレのホーム側応援席
川崎フロンターレの2024年の観客動員数は約40万人、1試合平均約2万1,000人です。
これはスタジアムの箱の大きさの違いがありまして、Uvanceとどろきスタジアムのキャパシティとしては上限に近いところがあります。
全体の数の違いはあっても、ホーム開催であれば圧倒的にホーム側のサポーターが多くなり、熱く選手らを後押しすることができます。
■選手入場
■この日のスタメン
■前線で果敢にプレスを掛けたエリソン
この日のスタメンフォワードは、セレッソ戦で2得点を挙げたエリソンでした。
前線でキーパーまで果敢にプレスをかける姿は、スタンドも大いに盛り上がります。
それでボールを奪えるところまでいくのは難しいですが、プレッシャーがあるとキーパーもアバウトにボールを蹴らざるを得なくなり、それでボールを奪えるケースも多くあります。
相手に自由にゲームの組み立てをさせないためにも、意味のある動きといえます。
ただ、エリソンは負傷で前半32分での交代となりました。
まだ状況はわかりませんが、心配されるところです。
■ドリブルで駆け上がる伊藤達哉
■途中出場で躍動した瀬川祐輔
この試合のハイライトは、後半85分の瀬川祐輔の勝ち越しゴールでしょう。
今シーズン、長谷部監督体制で出場機会が少なく本人も「先発で出たい」と危機感を持っていました。
ただ今シーズンここまでも途中出場ながら光るプレイを見せており、この試合も後半から出場となりました。
■勝ち越しゴールを挙げた瀬川祐輔
ファンウェルメスケルケン際からの折り返しをダイレクトに合わせた瀬川祐輔のゴールは、今季初得点となりました。
ここまで悔しい思いをしてきただけに、感情を爆発させる姿が印象に残りました。
■アシストのファンウェルメスケルケン際
■エリソンに代わった山田新(20番)もゴールならず
■ラストワンプレーでドローに
■キャプテン脇坂泰斗を先頭にサポーターに挨拶
勝ち越して勝利目前のところ、ラストワンプレーで追いつかれて座り込む選手が多くいました。またサポーターに挨拶する際も、悔しい表情の選手たちです。
勝利すると勝ち点3、ドローは勝ち点1ですので、勝ち点2を逃した形になります。
ただ、勝ち点1でも積み上げることは本当に大切です。
また週末、25日には「ガンバ大阪戦」がUvanceとどろきスタジアムで開催されますので、息をつく暇もない連戦となります。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ゲーム記録 第13節
この日はJ1リーグは本試合含め2試合のみの開催で、勝利すれば上位に勝ち点で迫るチャンスでした。
後半86分に途中出場の瀬川祐輔の今季初ゴールで勝ち越し、勝利は目前と思われたところ、アディショナルタイム4分に追いつかれ2-2ドローで幕切れとなりました。
■川崎フロンターレvs浦和レッズ戦はドロー決着

今季のJ1リーグは20クラブが登録されており、各クラブホーム19試合・アウェイ19試合で合計38試合となります。
基本的には開幕戦「第1節」からスタートして「第38節」まで順番に開催されますが、5月18日に行われたのが「第17節セレッソ大阪戦」、21日に行われたのが「第13節浦和レッズ戦」でした。
なぜそのようなことが生じるかというと、「天皇杯」やアジア地区の国際大会「ACLE」などに出場する場合に、日程上バッティングする国内リーグ戦が別日程で開催となるためです。
本来の「第13節」は4月29日に開催されていまして、ここは川崎フロンターレはサウジアラビアで「ACLE」に出場していました。
それが後追いで開催されたというわけです。
後追いで開催される場合は、毎週末は通常日程のリーグ戦がありますから、週半ばの水曜日に入ることが多いです。
そうしますと通常は1週間の調整機関が2日、3日になってしまい、体力的には厳しいものがあります。
そういった点でも、「ACLE」に出場するのは大変と言われています。
■赤黒に埋め尽くされた浦和レッズの応援席

■メインスタンド側にも多くのレッズサポーター

そしてJリーグには「ビッグクラブ」と呼ばれるクラブがありまして、今回対戦した浦和レッズは国内屈指のビッグクラブです。
2024シーズンの来場者数は約71万人、1試合平均3万7千人と不動のトップです。
アウェイのUvanceとどろきスタジアムにも、毎回たいへん多くのサポーターが集まります。
通常はビジター側のバックスタンドの半分程度しか使わないものが、昨日は全体が赤黒に染まり、またメインスタンド側までレッズサポーターの皆さんが集まっていました。
■「血戦」

横断幕などの装飾も、クラブごとに個性があって楽しいです。
■川崎フロンターレのホーム側応援席

川崎フロンターレの2024年の観客動員数は約40万人、1試合平均約2万1,000人です。
これはスタジアムの箱の大きさの違いがありまして、Uvanceとどろきスタジアムのキャパシティとしては上限に近いところがあります。
全体の数の違いはあっても、ホーム開催であれば圧倒的にホーム側のサポーターが多くなり、熱く選手らを後押しすることができます。
■選手入場

■この日のスタメン

■前線で果敢にプレスを掛けたエリソン


この日のスタメンフォワードは、セレッソ戦で2得点を挙げたエリソンでした。
前線でキーパーまで果敢にプレスをかける姿は、スタンドも大いに盛り上がります。
それでボールを奪えるところまでいくのは難しいですが、プレッシャーがあるとキーパーもアバウトにボールを蹴らざるを得なくなり、それでボールを奪えるケースも多くあります。
相手に自由にゲームの組み立てをさせないためにも、意味のある動きといえます。
ただ、エリソンは負傷で前半32分での交代となりました。
まだ状況はわかりませんが、心配されるところです。
■ドリブルで駆け上がる伊藤達哉

■途中出場で躍動した瀬川祐輔


この試合のハイライトは、後半85分の瀬川祐輔の勝ち越しゴールでしょう。
今シーズン、長谷部監督体制で出場機会が少なく本人も「先発で出たい」と危機感を持っていました。
ただ今シーズンここまでも途中出場ながら光るプレイを見せており、この試合も後半から出場となりました。
■勝ち越しゴールを挙げた瀬川祐輔


ファンウェルメスケルケン際からの折り返しをダイレクトに合わせた瀬川祐輔のゴールは、今季初得点となりました。
ここまで悔しい思いをしてきただけに、感情を爆発させる姿が印象に残りました。
■アシストのファンウェルメスケルケン際

■エリソンに代わった山田新(20番)もゴールならず

■ラストワンプレーでドローに

■キャプテン脇坂泰斗を先頭にサポーターに挨拶

勝ち越して勝利目前のところ、ラストワンプレーで追いつかれて座り込む選手が多くいました。またサポーターに挨拶する際も、悔しい表情の選手たちです。
勝利すると勝ち点3、ドローは勝ち点1ですので、勝ち点2を逃した形になります。
ただ、勝ち点1でも積み上げることは本当に大切です。
また週末、25日には「ガンバ大阪戦」がUvanceとどろきスタジアムで開催されますので、息をつく暇もない連戦となります。
【関連リンク】
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(2025シーズン関連)
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