武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2024年
06月17日

6/29「かわさき飛躍祭」でスポーツ体験イベント「アッと等々力フェス」開催、なでしこ植木理子さんら豪華ゲストも

川崎市が、市制100周年記念事業「かわさき飛躍祭(ひやく=100)」を2024年6月29日(土)に等々力緑地一帯で開催します。

同イベントは「音楽のまち・かわさき」と「スポーツのまち・かわさき」を組み合わせ、地元出身アーティストの「SHISHAMO」「sumika」らが出演する野外音楽イベント「かわさき100フェス」を等々力球場で開催します。

またこの日は等々力陸上競技場(Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu)で川崎フロンターレの市制100周年記念試合「サンフレッチェ広島戦」が開催されるほか、等々力緑地内各所で各種スポーツ・パラスポーツ体験ができる「アッと(@/at)等々力フェス」も展開されます。

「アッと等々力フェス」では14種目のスポーツ体験ができますが、そのうち事前申込が必要な企画の締め切りが6月19日(水)に迫っておりますので、ご紹介いたします。

【※6/19追記 6月20日(木)20時に延長されました!】

■アッと等々力フェス
アッと等々力フェス
※川崎とどろきパーク株式会社提供、以下同じ

■事前申込イベント
事前申込参加イベント
※クリックで拡大します。

マップ※クリックで拡大します。

■「アッと等々力フェス」の開催概要
開催日時 2024年6月29日(土)9:00~18:00※雨天中止
会場
等々力緑地内各施設
受付方法 2024年6月20日(木)20:00必着で下記リンクの申込方法を参照の上お申し込みください。
イベント情報:事前申込
※当選通知:6月21日(金)19:00
※申込上の留意点は、
事前申込参加型イベント ●富士通レッドウェーブ バスケットボール教室
時間:15:00~16:30
会場:とどろきアリーナ サブアリーナ
対象:小学3~6年
定員:30名

(富士通レッドウェーブ)
富士通レッドウェーブ バスケットボール教室

●パラアスリート 山下千絵選手と走ろう
時間:①11:00~12:00 ②15:00~16:00
会場:補助陸上競技場
対象:親子
定員:各回親子ペア10組
※お子様は小学1年~中学3年までが大賞

(山下千絵選手)
山下千絵選手
<山下千絵選手>
●生まれ:1997年7月13日
●所属:SMBC日興証券株式会社
●自己ベスト:100m 13.94  200m 28.62
小学4年生の時に交通事故に遭い左膝から下を切断。5歳から続けていたテニスを、私立田園調布学園中高時代、そして現在も健常者に混ざって続けている。大学でスポーツを専攻していたことをきっかけに「板バネの義足」に興味を持ち、2024年5月には「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」に出場。現在は「2024パリパラリンピック」への出場を目標に励んでいる。

●木下アビエル神奈川 木下卓球アカデミーによる卓球教室
時間:①13:00~14:15 ②15:00~16:15
会場:とどろきアリーナ サブアリーナ
対象:小学1年~3年 ※未経験者も参加可
定員:各回30名

(木下アビエル神奈川)
卓球教室 
川崎市を拠点に活動しているTリーグ参戦チーム「木下アビエル神奈川・木下マイスター東京」の選手ならびにそのジュニアチーム「木下卓球アカデミー」のメンバーが直接指導します。卓球は年齢や性別、体格を問わず誰もが気軽に始められるスポーツで、少しのコツを知るだけで一気に上達します。卓球未経験の方も大歓迎。全国トップの選手たちと一緒に卓球を体験し、一緒に楽しみましょう!

●パラテニス体験
時間:10:00~15:00
タイムスケジュール:※下記タイムスケジュール全てにご参加ください
①10:15~11:00 ②11:15~12:00 ③13:15~14:00 ④14:15~15:00
会場:等々力テニスコート
対象:小学生以上
定員:40名
※現地で1グループ8名を5グループつくります

体験種目①車いすテニス
車いすに乗りテニスをします。動く難しさや上半身だけで打つ難しさを感じると共に地面に落ちているボールを拾う時等の車いす特有の不便さなどを体験します。
体験種目② ブラインドテニス
アイマスクをして視界を遮った中での鈴の入ったボールを打つテニスです。視覚情報を遮断した中での動きはとても難しく音を頼りに頭の中で空間をイメージする感覚を味わえます。
体験種目③ 立位テニス
四肢を欠損された状態でも車いすを使わずに立ってテニスをします。片方の手を欠損された方のサーブのトスの仕方を体験したり片足でのテニスの体験をしたりすることができます。
体験種目④ デフテニス
聴覚の情報を遮断してテニスを行います。ボールの情報は意外にも音に頼っている部分の発見であったり指導者の指示が聞こえないなかでどの様にして理解するのかを学びます。
体験種目⑤ ビーチテニス
基本は砂浜で行うテニスですがその体験が出来ます。使用するボールやラケットが違いルールも異なります。海岸を保有する神奈川県民にはとても親和性の高い競技です。

後援 公益財団法人日本テニス協会


車いすテニス 

●野球教室
時間:15:00~17:00
会場:運動広場
対象:小学3~4年
定員:30名

(ENEOS野球部)
野球教室
(東芝野球部)
野球教室 
(ゲストのパンチ佐藤さん)
パンチ佐藤さん
ENEOS野球部、東芝野球部による野球教室を開催します。スペシャルゲストにはパンチ佐藤さんが登場! ※応募の際にはポジション(ピッチャーor野手)を記入してください。

●フラッグフットボール体験教室
時間:①11:00~12:00 ②13:30~14:30
会場:補助陸上競技場
対象:小学1~6年
定員:各回50名

(富士通フロンティアーズ)
富士通フロンティアーズ
(フラッグフットボール女子日本代表)
フラッグフットボール女子日本代表
富士通フロンティアーズ、フラッグフットボール女子日本代表によるフラッグフットボール体験教室を開催します。 体験教室の後にはフラッグフットボール日本女子代表選手団による公開練習があります!

●サッカー教室
時間:①10:00~11:00 ②14:00~15:00
会場:補助陸上競技場
対象:小学1~3年(女子)
定員:各回20名
ゲスト:なでしこ日本代表、川崎市出身植木理子さん、川崎フロンターレ事業統括部(元WE.リーグノジマステラ神奈川相模原)牛久保鈴子さん、川崎市出身ビーチサッカー元日本代表原口朔太郎さん

(植木理子さん)
植木理子さん

●ソフトボール教室
時間:11:00~13:00
会場:運動広場
対象:小学3~4年
定員:30名

(日立サンディーバ)
日立サンディーバ
日立サンディーバによるソフトボール教室を開催します!
当日参加型イベント ●プレイグリーンパーク
●カワサキB-PARK
●プロレスリング:ヒートアップ
●モルック体験会
●テニス体験
●NECレッドロケッツ川崎 バレーボール体験会
※詳細は下記イベントページよりご参照ください。
WEB 川崎とどろきパーク株式会社 アッと等々力フェスを開催します!

また、イベント情報は川崎とどろきパーク株式会社のXでも発信されています。
下記もどうぞご参照ください。


■「かわさき飛躍祭」の記者発表会
かわさき飛躍祭の記者発表会


「かわさき飛躍祭」の概要については、2024/2/21エントリで記者発表内容をお伝えしておりました。

その後詳細が確定していますので、関連リンクより公式ウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
川崎市制100周年記念事業 公式ウェブサイト
中原区 市制100周年デザイン花壇SNSシェアキャンペーン
2023/6/30エントリ 武蔵小杉駅など中原区内各駅で「川崎市制100周年PR大作戦!」展開、NECレッドロケッツや川崎フロンターレら参加し区役所に横断幕も
2024/1/10エントリ ラグビーリーグワン「東芝ブレイブルーパス東京」川崎市制100周記念試合が等々力陸上競技場で開催、能登半島地震支援募金も
2024/2/21エントリ 川崎市制100周年記念「かわさき飛躍祭」が6/29等々力緑地で開催、SHISHAMO・sumika音楽フェスに川崎フロンターレの記念試合も
2024/4/29エントリ JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示が「川崎市制100周年」仕様に、全選手登場祝賀メッセージも
2024/6/3エントリ 武蔵小杉に川崎フロンターレの市制100周年記念タペストリーが登場、中原区役所の花壇も「100」デザインでSNSキャンペーン実施

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2024年
06月15日

等々力球場の壁面に「ボールの壁打ち禁止」注意喚起が掲示、壁面の建材損傷も

等々力緑地に公式野球場「等々力球場」があります。

その外壁はレンガブロックのようになっていまして、ボールの壁当てをしないように注意の掲示が行われていました。

■等々力球場の外壁(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuへのアクセスルート)
等々力球場の壁面

等々力球場の外壁

等々力球場の外壁

等々力球場は、等々力緑地再編整備の一環として建て替えられ、2020年10月に新たに供用開始となりました。

前述の通り、外壁がレンガ造りのようになっています。

上記写真は府中街道からUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)へのアクセスルート「フロンターレロード」で、広いスペースがあります。

■ボール当て禁止の掲示
ボール壁当て禁止の掲示

ボール壁当て禁止

こちらが、ボール壁当て禁止の掲示です。

等々力緑地の管理運営を担う川崎とどろきパーク株式会社によるもので、「通行の妨げや思わぬ事故にならないようご理解のほどお願いします」とメッセージが添えられています。

理由としては安全第一ということがまずあるとは思うのですが、掲示の周辺、特に壁面の下のほうをみると、かなり壁面の建材が割れてしまっているのが目につきました。

■壁面の損傷
壁面の損傷

壁面の損傷

壁面の損傷は、上記写真のようになっています。
結構綺麗にパキッと割れて、コンクリートから建材が剥離しています。

■上部には損傷が少ない
上部には損傷がなし

壁面を見上げてみると、上部には損傷が極めて少ないことがわかりました。
そうしますと、やはり自然に割れたものではない、と考えるのが妥当なようです。

ボールに限らないでしょうが、何らか衝撃を受けたことにより割れたものということでしょう。

■等々力球場の階段には損傷なし
等々力球場の入口

等々力球場の階段には損傷なし

一方場所を変えて、等々力球場の入口の階段を見てみると、こちらは低い位置でも損傷が皆無でした。

こちらはフロンターレロードと違って周囲のスペースがなく、遊ぶ人や出店が並んだりすることもないため、衝突があまり起こらないのではないでしょうか。

等々力球場は川崎市の財産、つまり市民の皆さまの財産ですから、大事に使いたいところです。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク 等々力球場施設利用案内
2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート 2023/7/21エントリ 等々力球場で「第94回都市対抗野球」西関東予選を開催、旧川崎球場から移転の売店「林商店」も営業
2024/5/31エントリ 等々力球場にプロ野球選手らのサイン入り色紙が展示、ベイスターズ「ハマの番長」三浦大輔監督から若手選手まで多彩に

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2024年
06月10日

「かわさきのむかし話」探訪、現地で分かる影向寺裏「井戸坂」(高津区)にむじなが出る理由

幸区・鹿島田駅前にある地域密着型書店「北野書店」が刊行した、「かわさきのむかし話を語ろう」(小澤俊夫編・再話)という郷土本があります。

今回は、同書で「人をばかすむじなが出る」話が伝えられている、高津区の「井戸坂」を訪れてみました。

そうしますと、「なぜ、むじなが出るのは井戸坂なのか?」がわかりましたので、お伝えいたします。

■「かわさきのむかし話を語ろう」(小澤俊夫編・再話、北野書店)
かわさきのむかし話を語ろう

「かわさきのむかし話を語ろう」は、川崎市内に残る昔話を昔話研究科・小澤俊夫さんが監修して再話収録したもので、これまでにいくつかの版がありましたが、本書は2022年に復刻版として刊行されたものです。

2023/12/16エントリでは、この中に収録された「下小田中のきつね」に出てくる「ピンスケ稲荷」を訪問しておりました。

■「井戸坂」のマップ
井戸坂のマップ

<昔話「井戸坂のむじな」の概略>
●野川の影向寺のうらの井戸坂は日が暮れると人っこひとり通らない寂しい坂だった
●村の男が井戸坂を登っていくと見たことのない老人とすれ違い、男が挨拶すると消えてしまった
●ある晩には牛が角を立てて向かってきたので助けを呼ぶとまた消えてしまった
●これらはむじなが村人をばかしているのだといわれていた

上記の平面マップではわかりませんが、影向寺は高台の上にあり、基本的に周囲は全て坂道になっています。

その中で赤い線で示したのが、「井戸坂」です。

■井戸坂への入口
井戸坂への入口

井戸坂に入る目印は、「らーめん幸楽苑 川崎千年店」です。
武蔵中原駅から中原街道をまっすぐ南下し、千年の交差点で右折した先、橘小学校の近くにあります。

■井戸坂は「千年地区急傾斜地崩壊危険区域」
井戸坂の斜面

井戸坂の斜面

井戸坂は急傾斜になっていて、「千年地区急傾斜地崩壊危険区域」に指定されています。
リスクが高い場所は、ご覧の通りコンクリートで固められていました。

■「枯草火災注意」
井戸坂の斜面

■急になってきた斜面
井戸坂の斜面

■自転車に関する注意喚起
井戸坂の斜面

他にも、「枯草火災注意」や、急斜面のため自転車の運転に関する注意など、注意喚起の掲示が多い場所でした。

■防犯カメラ
井戸坂の斜面

そして昔話にもあったように確かに寂しい道でしたから、防犯カメラも設置されていました。

■井戸坂の上
井戸坂の上

井戸坂の上

そして、実際に来てみてわかったのは、井戸坂は影向寺の高台の北側急斜面であるため、日が暮れるのがひときわ早いということでした。

今回の写真はいずれも午後15時台後半に撮影したものなのですが、井戸坂は高台の陰になって、すでに薄暗い印象になっていたのです。

もし、これが反対側の坂道であったならば、午後の日差しを浴びてまだまだ明るい状態だったでしょう。

現在は街灯がありますが、昔話の当時はすぐに真っ暗になってしまったと思われます。
だからこそ、人をばかすむじなの話が残っているのは、坂道だらけの影向寺周辺でもこの「井戸坂」だったのでしょう。

昔話を本で読んで、地図で見ただけではわからないことが、現地を訪れることでわかったりします。
時代が変わっても、基本的な地形は変わりませんので、そこから辿れることがあると楽しいですよ。

■多くの昔話が残る影向寺
影向時

さて、井戸坂をのぼった先の影向寺には、多くの昔話が残されています。
そちらはまた次回以降、ご紹介したいと思います。

【関連リンク】
影向寺 ウェブサイト
川崎市教育委員会 影向寺
2023/12/16エントリ 「かわさきのむかし話を語ろう」で巡る昔話:「化かす狐」を鎮めたピンスケ・権九郎・おひなの「下小田中三稲荷」

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2024年
06月07日

上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」で7店による古本市が開幕、コラボメニューのコーヒーゼリーも美味

上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」で、古本市「COYAMA BOOK MARKET」が本日開幕しました。

2024年6月7日(金)8日(土)9日(日)、14日(金)15日(土)16日(日)の6日間で、豪徳寺の書店「ヌイブックス」の主催により、同店ら7店舗が集まる古本市となっています。

■「COYAMA」で開催「COYAMA BOOK MARKET」
COYAMA

COYAMA

COYAMA

「COYAMA」は、上丸子山王町の住宅街に2019年にオープンしました。

店主の小山さんが古い印刷工場をセルフリノベーションした木造建築で、古書店(COYAMA book)とカフェ(COYAMA cafe)、そしてギャラリー(COYAMA gallery)の複合店舗として営業しています。

■ギャラリーでの古本市「COYAMA BOOK MARKET」
古本市

古本市

今回は豪徳寺の「ヌイブックス」主催により、下記の書店が集まりました。
「TIME」をテーマに、「時を感じる」本がセレクトされているということです。

●三叉灯(雑貨・本)【Instagram
●七月堂(古本・新刊)【Instagram
●Frobergue(古本) 【Instagram
●Librairie B612(星の王子さま専門店)【Instagram
●脳天松家(古本)【Instagram
●野原本棚(古本)【Instagram
●ヌイブックス(古本・主催)【Instagram

■星の王子さま専門店「Librairie B612」
星の王子さま専門店

星の王子さま専門店

こちらは、星の王子さま専門店「Librairie B612」です。
星の王子さまは実にさまざまな翻訳が出ているのですが、ここでは8種類が並べられていました。

■「星の王子さま」どの翻訳が好き?
星の王子さま専門店

星の王子さま専門店

そして、どの出版社・翻訳者か伏せたうえで、それぞれの本の翻訳がカードになって並べられていました。

好きな翻訳を選んでカードをめくると、裏側に出版社・翻訳者が記載されていてシールで人気投票ができます。

また好きな翻訳を選んでから、その本を購入するのもお勧めです。

■プレゼント用の包装も
星の王子さま専門店

またそれぞれの本は、あらかじめプレゼント用に包装されているものも用意してありました。
どなたかに贈るのもよいですね。

■豪徳寺の「七月堂」
豪徳寺の「七月堂」

七月堂

「七月堂」は、ヌイブックスと同じく豪徳寺にある古書店です。
印刷・出版を営む会社に併設された古書部門となっています。

■「野原本棚」
野原本棚

「野原本棚」は、高低差マップなど「地形」をテーマにした本が複数セレクトされ、個人的に興味を引きました。

■「脳天松屋」
脳天松屋

一箱古本市などで活動される「脳天松屋」は、今回は和田誠さん推しのようでした。

■「三叉灯」
三叉灯

下北沢にあるハンドメイド雑貨&アクセサリーのお店「三叉灯」は、「ヌイブックス」と並びで出店。
本と一緒にかわいらしい雑貨も取り扱っていました。

■「Frobergue(フローベルグ)」
フローベルグ

「Frobergue(フローベルグ)」は、洋書専門です。

蔵前にあり、欧州各国で買い付けた洋書の絵本や文学・詩・アートなど、他にない品ぞろえが特徴です。

■シルクスクリーンによるオリジナルグッズ
シルクスクリーンによるバッグ

また今回、「COYAMA BOOK MARKET」にあわせて、シルクスクリーンによるオリジナルグッズも販売していました。

このビジュアルはイラストレーターの高橋佑平さんが手がけたものです。
洗足池を拠点に、生活に息づくものや文字をモチーフに平面作品を制作されているということです。

■カフェにコラボメニューも
コラボメニュー

コラボメニュー

さらに「COYAMA」では、イベントに合わせたコラボメニューも提供しています。
今回はコーヒーゼリーで、載っているクッキーは「本の虫」ということでした。

豪徳寺のドリンクバー「Horic Color Drinks」の協力によるもので、こちらも美味しいですので、購入した本など読みながら、召し上がってみてはいかがでしょうか。

■招き猫で有名な豪徳寺
松陰神社

松陰神社

なお、今回主催された「ヌイブックス」や「七月堂」、「HOLIC COLDDRINKS」などがある東急世田谷線の豪徳寺駅周辺には、招き猫で有名な豪徳寺や、松陰神社など見どころが多くあります。

■三軒茶屋のキャロットタワーから見た武蔵小杉の高層ビル群
東京都南部・武蔵小杉・横浜方面

2024/5/9エントリでご紹介した、無料展望台から武蔵小杉が見えるキャロットタワーも三軒茶屋にありますので、この一帯をぶらり旅してみるのも良いかもしれません。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル ギャラリーで古本市も開催!上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」


また、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでも「COYAMA」と今回の古本市「COYAMA BOOK MARKET」をご紹介しております。

店内の雰囲気などはこちらがよくわかると思いますので、あわせてご視聴ください。

■「COYAMA」の店舗情報
●所在地:中原区上丸子山王町2-1314
●営業日:木金土11:00~17:00(展示開催中は金土日)
●休業:月~水、祝日
●WEB:https://coyama.net/

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■マップ


【関連リンク】
2024/5/9エントリ 三軒茶屋キャロットタワー26階から無料で楽しむ、武蔵小杉・東京・横浜のパノラマ眺望

COYAMA ウェブサイト イベント情報
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ COYAMA
2019/2/24エントリ 上丸子山王町に木造住宅改装ブックカフェ「COYAMA」が2019年5月オープン、SHIBACOFFEEの豆によるコーヒーも提供
2019/5/2エントリ こだわりのブックカフェ「COYAMA」が上丸子山王町にオープン、セレクト古書とともにSHIBACOFFEEのコーヒー・みのやのパン等提供
2019/6/7エントリ 上丸子山王町の土日営業ブックカフェ「COYAMA」がギャラリーをオープン、6月はイラストレーター藤岡詩織さんの個展を開催
2019/7/18エントリ 7月21日(日)「参院選」投票啓発を武蔵小杉各所で展開、ブックカフェ「COYAMA」では「VOTE! & READ!」キャンペーンを7月28日(日)まで実施中
2020/1/18エントリ 上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」が台風19号浸水被害から復活、ギャラリーで「本の帯」がテーマの企画展も開催
2020/4/10エントリ 上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」でオンライン古本市を開催、新型コロナウイルスによる臨時休業下でSNS活用
2022/8/26エントリ 上丸子山王町のブックカフェ&ギャラリー「COYAMA」で個展コラボの音楽会「光の家、光の音」が9/11(日)開催
2022/9/3エントリ 上丸子山王町のブックカフェ&ギャラリー「COYAMA」で美術作家・水落彩さんの個展「光の家」が開幕、贅沢コラボデザートも提供
2022/9/12エントリ 上丸子山王町のブックカフェ&ギャラリー「COYAMA」で個展コラボの音楽会「光の家、光の音」が開催、電子と身近な音の融合で心落ち着く空間に
2024/4/19エントリ 新丸子で実験的マーケット「鼓天馬商店」が4/21(日)まで初開催、活版印刷・古着・レコード・本・雑貨やグルメまで多彩に

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2024年
06月06日

大規模物流施設に転換進む「三菱ふそう川崎工場第二敷地」越しに今だけ見える、武蔵小杉の高層ビル群

中原区西加瀬の「三菱ふそう川崎工場第二敷地」約10万平米は、2017年1月31日に大和ハウス工業に買収されました。
現在は同社が設立した「武蔵小杉特定目的会社」による「(仮称)西加瀬プロジェクト」として屋上スポーツ施設や店舗、公園を含む大規模物流施設の建設が進められています。

従来の工場の建物はすべて取り壊しが行われ、広大な敷地が更地となって武蔵小杉の高層ビル群がよく見えるようになりました。

■「(仮称)西加瀬プロジェクト」の用地
西加瀬プロジェクト

■稼働する重機
稼働する重機

■事業計画のお知らせ
西加瀬プロジェクト

施工予定図

撮影を行ったのは、5月下旬です。

現地には週間施工予定図が掲示され、これを参照すると建物解体後の「コンクリートガラ小割・搬出」「土壌汚染対策工」「既存杭引抜き工」「地盤改良工」が行われていることがわかります。

見た目上は建物解体がすんだように見えますが、その後の後工程が色々あるわけですね。

■武蔵小杉の高層ビル群方面
武蔵小杉の高層ビル群方面

武蔵小杉の高層ビル群方面

武蔵小杉の高層ビル群方面

そして敷地の南側から北側を見ると、武蔵小杉の高層ビル群が良く見えました。

大型の物流施設は7階建て・高さ約50mということですから、この風景は今だけのものです。
本記事に街の記録として、残しておきます。

■「三菱ふそう前」のバス停
バス停

■「三菱ふそう川崎工場第一敷地」のビル
第一敷地のビル

大規模物流施設への転換が行われるのは三菱ふそう川崎工場の「第二敷地」で、すぐ近くにある「第一敷地」は引き続き稼働を続けています。

東急バスと川崎市バスのバス停の名称も「三菱ふそう前」で変わりません。

■「(仮称)西加瀬プロジェクト」
西加瀬プロジェクト

建物断面イメージ 
西加瀬プロジェクト
 ※川崎市報道発表資料より

「(仮称)西加瀬プロジェクト」の詳細については、関連リンクより川崎市のウェブサイト等もご参照ください。

地域共存施設として店舗、屋上にはスポーツ施設、隣接して公園も整備される計画となっています。

【関連リンク】
(三菱ふそう川崎工場関連)
川崎市ウェブサイト 西加瀬地区のまちづくり
川崎市報道発表資料 武蔵小杉特定目的会社が(仮称)西加瀬プロジェクトに関する環境アセスメント手続に着手しました
2016/11/27エントリ 武蔵小杉視点で巡る、三菱ふそう川崎工場の「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」開催レポート
2017/2/25エントリ 三菱ふそうが中原区西加瀬の「川崎工場第二敷地」約10万平米を大和ハウス工業に売却、2019年3月以降に大規模開発を実施へ
2017/8/15エントリ 三菱ふそうトラック・バス川崎工場が「福島ひまわり里親プロジェクト」でヒマワリを栽培中、育てた種はふたたび福島へ
2017/8/18エントリ 時代の波に消えた、市ノ坪の強豪「三菱ふそう硬式野球部」と、グラウンド跡地にオープンした「新・川崎住宅公園」
2019/11/28エントリ 三菱ふそう川崎工場跡地に大和ハウス工業が大規模物流施設を計画、商業・生活サービス施設、屋上スポーツ施設を併設
2020/5/7エントリ 三菱ふそう川崎工場第二敷地が商業・スポーツ施設等併設の大規模物流施設開発に向け解体進む、在りし日の姿をアーカイブ

(〇〇から見た武蔵小杉)
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2011/5/9エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(羽田空港編)
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/11/27エントリ 「川崎マリエン」から見る武蔵小杉の高層ビル群と、スバルの自動車
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2024年
05月31日

等々力球場にプロ野球選手らのサイン入り色紙が展示、ベイスターズ「ハマの番長」三浦大輔監督から若手選手まで多彩に

等々力緑地には2020年10月に建て替え整備された硬式野球場「等々力球場」があります。
この1階には、球場に来場したプロ野球選手・元プロ野球選手らのサイン入り色紙が展示されていますので、ご紹介いたします。

■等々力球場のフィールド
等々力球場のフィールド

等々力球場のフィールド

等々力球場では、高校野球や大学野球、社会人野球などの公式戦も行われています。
弊紙でも2023年6月に開催された「第94回都市対抗野球」の西関東予選の一部試合をご紹介しておりました。

■1階ロビーの展示
1階ロビーの展示

等々力球場の1階ロビーには、ご覧の通りサイン入り色紙やトロフィー、表彰状などが展示されていました。

■G.G.佐藤さんのサイン入り色紙
G.G.佐藤さんのサイン入り色紙

G.G.佐藤さんは、西武ライオンズなどで活躍した元プロ野球選手です。

桐蔭学園から法政大学を経てプロ入りしましたので、法政大学時代には武蔵小杉で練習などされていたのではないでしょうか。

■里崎智也さんのサイン入り色紙
里崎智也さんのサイン

里崎智也さんは、千葉ロッテ一筋15年で現役を終えた元プロ野球選手です。
ワールド・ベースボール・クラシックや五輪にも出場して活躍しました。

ロッテといえば1991年まで本拠地が川崎球場でしたが、里崎さんのプロ入りは2000年でしたから、川崎市とのご縁はわかりませんでした。

■横浜DeNAベイスターズ三浦大輔監督のサイン入り色紙
横浜DeNAベイスターズ三浦大輔監督

こちらは、横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督のサイン入り色紙です。
現役時代から「ハマの番長」と呼ばれてリーゼントヘアがトレードマークでした。

大洋時代から横浜一筋25年の現役生活で、今シーズンもベイスターズの監督を務めます。

とどろきアリーナを本拠とする川崎ブレイブサンダースのスポンサーもDeNAで、三浦監督はブレイブサンダースの試合に来場しています。
等々力に来訪されたタイミングで、サインをされたのではないでしょうか。

■ソフトバンクホークス飛田悠成選手のサイン入り色紙
ソフトバンクホークス

■西武ライオンズ青山美夏人選手のサイン入り色紙
ライオンズ青山選手

ソフトバンクホークス飛田悠成選手、西武ライオンズ青山美夏人選手はまだ若手の現役選手です。

飛田選手は市立金沢高校、青山選手は横浜隼人高校から亜細亜大学を経てプロ入りした、いずれも神奈川県出身の選手です。

これからの活躍に期待ですね。

■都市対抗野球優勝 ENEOS野球部の寄せ書き
都市対抗野球ENEOS野球部

一方こちらは社会人野球で、2022年の第93回都市対抗野球大会で優勝したENEOS野球部の寄せ書きです。

この中からも、左下の渡会隆輝選手(#25)、左上の糸川亮太選手(#16)は横浜DeNAベイスターズ、埼玉西武ライオンズにそれぞれプロ入りしています。

■日本体育大学 矢澤宏太選手
日本体育大学矢澤宏太選手

■北海道日本ハムファイターズ 矢澤宏太選手
北海道日本ハムファイターズ矢澤宏太選手

■矢澤宏太選手のサインボール
矢澤宏太選手のサインボール

続いてこちらは矢澤宏太選手のサイン入り色紙とサインボールですが、日本体育大学と北海道日本ハムファイターズのものがあります。

東京都町田市出身、藤嶺学園藤沢高校から日本体育大学、2023年からプロ入りしています。
日体大時代には新しい等々力球場で試合をしたことがあったのではないでしょうか。

■川崎ブルーソックスの表彰
シニア世代の川崎ブルーソックス

またここには、70歳以上のシニアチーム「川崎ブルーソックス」の表彰も展示されていました。
等々力球場では少年野球からシニア世代まで、幅広い年代の方が野球を楽しまれています。

一般で観覧できるものも多くありますので、一度観戦されてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク 等々力球場施設利用案内
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2024年
05月29日

中丸子南緑道・旧渋川暗渠の名残り、「玉川橋」の文字が残る欄干遺構を探訪

中原区中丸子や北谷町に、「中丸子南緑道」や「北谷町緑道」があります。
これらはかつての渋川を暗渠にしたもので、現在は地域の方が手入れをされている綺麗な緑道になっています。

「中丸子緑道」と「北谷町緑道」の境目は南武沿線道路ですが、その付近にかつての渋川の名残と思われる「玉川橋」が残されていますので、クローズアップしてみたいと思います。

■中原区北谷町の「玉川橋」
 玉川橋

玉川橋

玉川橋は、中原区北谷町と中丸子の境界にあります。
この橋の手前が北谷町、奥に渡ると中丸子となります。

■橋の下は中丸子緑道
中丸子南緑道

中丸子南緑道

玉川橋の下は、現在は中丸子南緑道になっています。

ご覧の通り、一段低くなっていますので、ここがかつては渋川だったことはイメージがしやすいと思います。

■欄干の「玉川橋」の文字
「玉川橋」の文字

現在では橋の名残といえるものは、コンクリート製の欄干です。
この欄干をよく見てみると、「玉川橋」と読める部分が残っていました。

他の場所にも文字がありそうだったのですが、判読できるのはこの「玉川橋」だけでしたね。

古いものではありますが、ただコンクリート製ですからそこまで大昔というわけではなさそうです。

■中丸子南緑道入口の看板
緑道入口の看板

中丸子南緑道は、今から50年前、1974年に造成されたものです。

その年代前くらいまで渋川が健在だったとしますと、「玉川橋」がコンクリート製なのも矛盾はありません。

街の歴史を物語るスポットになっていますので、ご通行の際、注目してみてください。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 中丸子南緑道・旧渋川の名残り!「玉川橋」の文字が残る欄干遺構を探訪


こちらは、本記事のYoutubeチャンネル動画版です。
橋自体は動くものではないので、現地の全景をご覧になりたい場合など、あわせてご視聴ください。

■「玉川橋」のマップ


【関連リンク】
2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音
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2024年
05月28日

武蔵小杉周辺でガソリンスタンド減少続く、「ENEOS川崎住吉SS」「ENEOS向河原SS」閉店し県内では10年間で3割減に

日本全国で、ガソリンスタンドが減少を続けています。

下記は、経済産業省資源エネルギー庁の統計のうち、1都3県分をグラフにしたものです。
神奈川県もこの10年間で1,129か所から787か所と、約3割減少していることがわかります。

■1都3県のガソリンスタンド数の推移
ガソリンスタンド数の推移
※経済産業省資源エネルギー庁の統計をもとに武蔵小杉ライフ作成

武蔵小杉周辺でもその傾向はあきらかで、最近でも2022年9月30日に木月住吉町の「ENEOS川崎住吉SS」が、2024年3月31日に向河原駅近くの「ENEOS向河原SS」が閉店となっています。

■「ENEOS川崎住吉SS」跡地
川崎住吉SS跡地

■事業計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

まずこちらは、2022年9月30日をもって閉店した「ENEOS川崎住吉SS」跡地です。
隣はダイニングバー「Powers2」があります。写真奥にまっすぐ進むと、中原平和公園と関東労災病院前の交差点、そして先日開通した「木月トンネル」に至ります。

現在はコインパーキングになっていますが、すでに「事業計画のお知らせ」が掲示されていまして、店舗付きマンションになるということでした。

■2024年3月31日に閉店した「ENEOS向河原SS」
ENEOS下沼部SS

ENEOS向河原SS 

続いてこちらは、2024年3月31日に閉店した「ENEOS向河原SS」です。
向河原駅近くの、南武沿線道路沿いにあります。

現在はまだ建物等がそのまま残されていますが、今後解体が行われるでしょう。

■かつて出光SSがあった「コメダ珈琲川崎武蔵中原店」
コメダ珈琲川崎武蔵中原店 

なお、年代はかなり違いますが、南武沿線道路と中原街道の交差点に2010年にオープンした「コメダ珈琲川崎武蔵中原店」も、以前は「出光SS」でした。

ガソリンスタンドは地下にタンクがあり、その耐用年数が約40年程度といわれています。

ここにあった出光SSは、タンクの耐用年数が来たところで回収費用と今後のガソリン需要動向も勘案して、コメダ珈琲に転換を決意されたと伺ったことがあります。

他のガソリンスタンドでも、同様のケースが多いようです。

■市ノ坪交差点の「ENEOSコンフォート中原SS」
コンフォート中原SS

武蔵小杉周辺でガソリンスタンドというと、市ノ坪交差点の「ENEOSコンフォート中原SS」、北口南武沿線道路沿いの「ENEOS Dr.Driveセルフ小杉店」などが健在ですね。

ガソリンスタンドが全くなくなってしまうと困る方も多いでしょうから、電気への移行なども含め徐々に減少しつつも、一定程度は残っていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
経済産業省資源エネルギー庁 令和4年度末揮発油販売業者数及び給油所数を取りまとめました

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2024年
05月21日

等々力緑地で乳しぼりや動物たちとふれあい、「川崎市畜産まつり」に子どもたちの賑わい

「花と緑の市民フェア」が2024年5月18・19日に、「川崎市畜産まつり」が19日に開催されました。
このうち「花と緑の市民フェア」は18日にレポートしておりましたが、今回は「川崎市畜産まつり」についても追補編としてお届けしておきたいと思います。

■「花と緑の市民フェア」同時開催「川崎市畜産まつり」
川崎市畜産まつり

川崎市畜産まつり

「花と緑の市民フェア」は都市農業の振興や地産地消の推進、都市緑化の促進を目的としています。

「川崎市畜産まつり」は、川崎の畜産を身近に感じ、都市の畜産経営への理解促進を目的に開催してきました。

■ふれあい動物園
動物とのふれあい体験

動物とのふれあい体験

動物とのふれあい体験

 こちらは、ふれあい動物園です。
羊やヤギ、ウサギなどの小動物らと触れ合うことができ、子どもたちで大人気でした。

■ポニーの乗馬体験
ポニーの乗馬体験

ポニーの乗馬体験も、安定の人気でした。
生き物に乗る機会はなかなかないですし、おとなしいポニーは子どもたちも安心です。

■福田牧場の牛の乳しぼり体験
牛の乳しぼり体験

牛の乳しぼり体験

牛の乳しぼり体験

牛の乳しぼり体験

そしてこちらは川崎市高津区にある福田牧場による、牛の乳しぼり体験です。
川崎フロンターレのホームゲームイベント「フロンターレ牧場」でもご紹介したことがあります。

子どもたちの乳しぼりも上手で、よくお乳が出ていました。

■かわいい子牛さん
かわいい子牛さん

乳牛さんの隣には、子牛さんもいました。
体の大きな乳牛さんも迫力がありますが、小さな子牛さんもかわいらしく、子どもたちに人気がありました。

■横浜・相澤良牧場のオリジナルソフトジェラート
相澤良牧場のオリジナルソフトジェラート

オリジナルソフトジェラート

そして最後にご紹介するのは、横浜の相澤良牧場のオリジナルソフトジェラートです。
同牧場の牛乳を使った濃厚なソフトクリームと、つめたいジェラートがセットになっています。

ソフトクリームはたいへんなめらかで、美味しかったですね。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 等々力緑地乳しぼり!「川崎市畜産まつり&花と緑の市民フェア」

最後に、今回メインでご紹介した「川崎市畜産まつり」と、先日ご紹介した「花と緑の市民フェア」をセットにしたレポート動画を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開させていただきました。

動物たちの様子は動画のほうがよくわかりますので、あわせてご視聴ください。

【関連リンク】
川崎市 花と緑の市民フェア 過去の開催風景
川崎市 川崎市畜産まつり 過去の開催風景
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:公園 等々力緑地
2015/5/17エントリ 「第46回花と緑の市民フェア」「第49回川崎市畜産まつり」開催レポート
2017/5/24エントリ 「第48回花と緑の市民フェア」「第51回川崎市畜産まつり」開催レポート:牛の乳搾り体験や、卵の品評会で知る「新鮮卵の見分け方」
2018/5/27エントリ 「第49回花と緑の市民フェア」「第52回川崎市畜産まつり」開催レポート:鉢植え野菜の販売や、盆栽展などに多くの来場
2019/5/19エントリ 「第50回花と緑の市民フェア」「第53回川崎市畜産まつり」が等々力緑地で開催、各種畜産・緑化企画に加えふろん太ふわふわも登場
2023/5/21エントリ 「第52回花と緑の市民フェア」「第57回川崎市畜産まつり」等々力緑地で開催、乳しぼり体験など久々のふれあいイベントに賑わい
2024/5/18エントリ 等々力緑地「花と緑の市民フェア」開幕し「シャリシャリジュレ川崎フロンターレブルー」も登場、5/19は川崎市畜産まつりも同時開催

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2024年
05月18日

等々力緑地「花と緑の市民フェア」開幕し「シャリシャリジュレ川崎フロンターレブルー」も登場、5/19は川崎市畜産まつりも同時開催

等々力緑地で本日、「花と緑の市民フェア」が開幕しました。
開催期間は明日5月19日(日)までで、19日は「川崎市畜産まつり」も同時開催されます。

■等々力緑地で開幕した「花と緑の市民フェア」


等々力緑地で開幕した「花と緑の市民フェア」

花と緑の市民フェア

植物の販売

「花と緑の市民フェア」は、都市農業の振興や地産地消の推進、都市緑化促進を目的として毎年開催されています。

会場は等々力緑地の催し物広場で、入口ではさまざまな植物の販売が行われていました。

■川崎市産の野菜販売
川崎市産の野菜販売

川崎市産の野菜販売

川崎市産の野菜販売

川崎市産の野菜販売

川崎市産の野菜販売

川崎市産の野菜販売

川崎市産の野菜販売

そして植物に負けず充実していたのが、川崎市をはじめとした地元産の野菜販売です。
JAセレサ川崎などのテントが並び、いずれも美味しそうでしうた。

■就労支援事業所による綿あめ
綿あめ

こちらはちょっと変わり種で、地場産野菜と一緒に販売されていた綿あめでした。

川崎市多摩区の就労継続支援A型B型事業所「CANVAS」と、川崎市麻生区の「株式会社Chain Of Happiness」のコラボによる賞品です。

くちどけが良く、賞味期限が180日あるということです。

■新鮮卵も販売
川崎市産の野菜販売

畜産系では、新鮮な卵もありました。
こちらも美味しそうですね。

■飲食コーナーも
飲食出店コーナー

飲食出店コーナー

そして本イベントには、飲食出店もありました。
こちらは武蔵新城でシフォンケーキなどを販売する「菓子工房ichie」や「新城テラス」などが出店していました。

武蔵小杉周辺のイベントにも良く出店しています。

■宿河原「Choco♥to(ちょこっと)」のシャリシャリジュレ「フロンターレブルー」
飲食出店コーナー

飲食出店コーナー

そして暑い中オススメだったのが、宿河原のケーキ屋さん「Choco♥to(ちょこっと)」のシャリシャリジュレ「フロンターレブルー」です。

これは等々力陸上競技場でも販売し人気を博したものということでした。

少し凍らせたジュレの中にキウイ、パイン、みかんとフルーツがたっぷり入って、ラムネシロップとサイダー味も爽やかでした。

■キッチンカー出店も
キッチンカーも

そのほか、キッチンカー出店もありました。
炭火焼の豚串のお店で、これは川崎市の「森畜産」のお肉を使っているのだそうです。

■種だんご作り
種だんご作り

種だんご作り

種だんご作り

「花と緑の市民フェア」で毎回人気を博しているのが、種だんご作りです。
簡単にできますので、種だんごを作ってご自宅で育ててみてはいかがでしょうか。



本日開幕した「花と緑の市民フェア」は、明日5月19日も開催されます。

そして19日は「川崎市畜産まつり」が開催され、本日ご紹介した内容に加えて、下記のような催しが加わります。

●市内産卵の福引き販売
●乳搾り体験
●羊の毛刈り体験
●ポニーの乗馬
●ふれあい動物園
●乳牛・鶏の展示
●市内産ミルクを使用したアイス販売 など

■牛の乳しぼり体験(以下、昨年開催写真)
牛の乳しぼり体験

牛の乳しぼり体験

■ポニーの乗馬体験
ポニーの乗馬体験

■ふれあい動物園

動物とのふれあい体験

動物とのふれあい体験

さらにご家族で楽しめるイベントになりますので、この機会に来場してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎市 花と緑の市民フェア 過去の開催風景
川崎市 川崎市畜産まつり 過去の開催風景
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:公園 等々力緑地
2015/5/17エントリ 「第46回花と緑の市民フェア」「第49回川崎市畜産まつり」開催レポート
2017/5/24エントリ 「第48回花と緑の市民フェア」「第51回川崎市畜産まつり」開催レポート:牛の乳搾り体験や、卵の品評会で知る「新鮮卵の見分け方」
2018/5/27エントリ 「第49回花と緑の市民フェア」「第52回川崎市畜産まつり」開催レポート:鉢植え野菜の販売や、盆栽展などに多くの来場
2019/5/19エントリ 「第50回花と緑の市民フェア」「第53回川崎市畜産まつり」が等々力緑地で開催、各種畜産・緑化企画に加えふろん太ふわふわも登場
2023/5/21エントリ 「第52回花と緑の市民フェア」「第57回川崎市畜産まつり」等々力緑地で開催、乳しぼり体験など久々のふれあいイベントに賑わい

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