その外壁はレンガブロックのようになっていまして、ボールの壁当てをしないように注意の掲示が行われていました。
■等々力球場の外壁(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuへのアクセスルート)
等々力球場は、等々力緑地再編整備の一環として建て替えられ、2020年10月に新たに供用開始となりました。
前述の通り、外壁がレンガ造りのようになっています。
上記写真は府中街道からUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)へのアクセスルート「フロンターレロード」で、広いスペースがあります。
■ボール当て禁止の掲示
こちらが、ボール壁当て禁止の掲示です。
等々力緑地の管理運営を担う川崎とどろきパーク株式会社によるもので、「通行の妨げや思わぬ事故にならないようご理解のほどお願いします」とメッセージが添えられています。
理由としては安全第一ということがまずあるとは思うのですが、掲示の周辺、特に壁面の下のほうをみると、かなり壁面の建材が割れてしまっているのが目につきました。
■壁面の損傷
壁面の損傷は、上記写真のようになっています。
結構綺麗にパキッと割れて、コンクリートから建材が剥離しています。
■上部には損傷が少ない
壁面を見上げてみると、上部には損傷が極めて少ないことがわかりました。
そうしますと、やはり自然に割れたものではない、と考えるのが妥当なようです。
ボールに限らないでしょうが、何らか衝撃を受けたことにより割れたものということでしょう。
■等々力球場の階段には損傷なし
一方場所を変えて、等々力球場の入口の階段を見てみると、こちらは低い位置でも損傷が皆無でした。
こちらはフロンターレロードと違って周囲のスペースがなく、遊ぶ人や出店が並んだりすることもないため、衝突があまり起こらないのではないでしょうか。
等々力球場は川崎市の財産、つまり市民の皆さまの財産ですから、大事に使いたいところです。
【関連リンク】
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