武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2024年
12月18日

JR武蔵小杉駅「綱島街道改札開業1周年イベント」が12月21日(土)開催、「きっぷのロール紙芯」使うオリジナルリース作りも

2023年12月24日にJR武蔵小杉駅の「綱島街道改札」が供用開始になってから、まもなく1周年を迎えます。

この節目を控えて、「綱島街道改札開業1周年イベント」が12月21日に開催されることとなりました。

■綱島街道改札開業1周年イベント
綱島街道改札開業1周年イベント

綱島街道改札開業1周年イベント

■「綱島街道改札開業1周年イベント」の開催概要
日時 2024年12月21日(土)11:00~15:00
場所
JR武蔵小杉駅綱島街道改札内
内容 ①こども駅長制服撮影会

②ベビカル体験コーナー
●予約できるベビーカーレンタルサービス。実際に使ってみよう!ベビカル試乗!
●イベント当日にNewDays武蔵小杉駅店で、500円以上お買い物をされた際のレシートを提示し、1回ごとにカプセルくじを回して、景品をゲット!

③オリジナルリースづくり(13:00~15:00、無くなり次第終了)
●お子さま限定!
●普段見ることができないきっぷのロール紙の芯を使って、ここでしか作れないオリジナルリースを作ろう!

このイベント自体は、ご覧の通りそれほど大規模なものではありません。
ただ、「きっぷのロール紙の芯」を使ったオリジナルリース作りは、JRならではの企画ではないでしょうか。

■広くなったコンコース
広くなったコンコース

広くなったコンコース

会場は、綱島街道改札内となっています。
綱島街道改札の整備に伴ってコンコースが拡張されていますから、今回くらいの休日イベントは可能ではないかと思います。

■綱島街道改札の入口
綱島街道改札の入口

綱島街道改札への導線入口は、綱島街道の「上丸子跨線橋」下に作られました。
ここから綱島街道、東海道新幹線、横須賀線の下をくぐって、JR武蔵小杉駅の横須賀線コンコースに至ります。

■綱島街道の上丸子跨線橋下
綱島街道改札の入口

■新幹線・横須賀線下のトンネル
綱島街道改札の入口

■トンネル先の通路
綱島街道改札の入口

■綱島街道改札
綱島街道改札の入口

綱島街道・上丸子跨線橋下の通路、新幹線・横須賀線下のトンネルをくぐると、綱島街道改札が見えてきます。

従来に比べて、東急武蔵小杉駅からの地上乗り換えや、上丸子跨線橋北側方面からのアクセスなどが向上しました。

利用状況の正確なデータはわかりませんが、JR武蔵小杉駅としてはもう一息利用促進したいところかもしれません。

今回の「綱島街道改札開業1周年イベント」は、改札口のPRも兼ねたものと思います。


■2023.12.24供用開始!JR武蔵小杉駅綱島街道改札報道機関向け公開


【関連リンク】
2023/9/26エントリ 川崎市・JR東日本が武蔵小杉駅の新改札「綱島街道改札」2023年12月24日供用開始を発表、上丸子跨線橋北側からのアクセスルートも別途整備へ
2023/11/8エントリ 「あたらしいかいさつができるよ!」JR武蔵小杉駅「綱島街道改札」12/24供用開始予定地に大西学園幼稚園の子どもたちのぬりえが登場
2023/12/3エントリ JR武蔵小杉駅「綱島街道改札」12/24供用開始に向け完成間近、上丸子跨線橋両側からのアクセスルートが整備
2023/12/19エントリ JR武蔵小杉駅「綱島街道改札」が報道機関向け公開、新たな導線で混雑緩和と地域活性化に期待
2023/12/24エントリ JR武蔵小杉駅「綱島街道改札」が開業、記念謎解きイベント「むさっこあらを救出せよ!」も開幕
2024/4/15エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの周辺案内板に「綱島街道改札」が反映、東口駅前オブジェなどもイラストで案内

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2024年
12月17日

「かわさきのむかし話」探訪第3弾、川崎市最古・影向寺の「乳いちょう」と「力石」

幸区・鹿島田駅前にある地域密着型書店「北野書店」が刊行した、「かわさきのむかし話を語ろう」(小澤俊夫編・再話)という郷土本があります。

弊紙ではこれまでに、同書の昔話に登場する「武蔵中原のピンスケ稲荷」、高津区の影向寺近く「井戸坂」の現地レポートをお届けしておりました。

今回はさらに野川の影向寺の「乳いちょう」「力石」をご紹介したいと思います。

■影向寺の「乳いちょう」と「力石」
影向寺の乳いちょうと力石

■「かわさきのむかし話を語ろう」(小澤俊夫編・再話、北野書店)
かわさきのむかし話を語ろう

「かわさきのむかし話を語ろう」は、川崎市内に残る昔話を昔話研究科・小澤俊夫さんが監修して再話収録したものです。

これまでにいくつかの版がありましたが、上記写真の本書は2022年に復刻版として刊行されたものでした。

■宮前区の影向寺
宮前区の影向寺

影向寺は、7世紀後半に開かれた川崎市最古の寺院です。
言い伝えでは、下記のような縁起があります。

●天平11年(739年)に光明皇后が眼病を患った
●聖武天皇の御夢の中に一人の僧が現れ、「武蔵の国橘樹郡橘郷(現在の影向寺周辺)に不思議な霊石があり、聖浄な水をたたえている。そこに伽藍を建立し薬師如来を安置すれば皇后の病も治癒する」と述べた
●聖武天皇が早速行基を遣わして祈願したところ皇后の病は快癒された
●翌年、聖武天皇の名により立派な伽藍が建立され、影向寺のはじまりとなった

上記の縁起によれば8世紀の創建ということになりますが、現在では研究が進み、前述の通り7世紀後半に創建されたことが分かっています。

上記写真で境内の中心にあるのが、神奈川県指定重要文化財の「影向寺薬師堂」です。
現在の薬師堂は元禄7年(1694年)に再建されたものですが、地下には奈良時代の金堂の基壇が眠っています。

その薬師堂の右奥に、黄葉した「乳いちょう」が見えています。

■影向寺の「乳いちょう」(黄葉前)
乳いちょう(黄葉前)

■乳いちょう(黄葉後)
黄葉後の乳いちょう

■「乳いちょう」の縁起
黄葉後の乳いちょう

■「乳いちょう」の縁起
乳いちょうの縁起

影向寺の乳いちょうは、樹齢600年と推定されている巨木です。
ご覧の通り、12月になると見事に黄葉しています。

これが「かわさきのむかし話を語ろう」に収録されていまして、概要は以下の通りです。

●昔、小倉池の近くに乳の出が悪くて困っている母親がいた
●影向寺の薬師様に願をかけると父が出るようになるという話を聞いてお参りした
●薬師堂そばのいちょうの木に乳房そっくりのこぶがあり、これを削って煎じて飲んだら父がよく出るようになり、赤ん坊も元気に育った
●樹齢600年に及ぶいちょうは「乳いちょう」と呼ばれるようになった


■薬師堂と乳いちょう
薬師堂と乳いちょう

■見事に育った父いちょうの幹
見事に育った乳いちょうの幹 

樹齢600年におよぶという乳いちょうは、確かに薬師堂のそばにありました。

ご覧の通り見事に育った幹で、でこぼことしていて見方によっては乳のように見えた部分もあったかもしれません。

■イチョウの葉が積もった境内
いちょうの葉が積もった境内

現在はちょうどいちょうの黄葉の見頃でしたので、昔話探訪をしてみるのもよいかもしれません。

■影向寺の「力石」
影向寺の「力石」

影向寺の「力石」

そしてもうひとつ、「かわさきのむかし話を語ろう」には、影向寺の「力石」の話が収録されています。

「力石」自体は多くのお寺に残されており、昔、若者がこれを持ち上げて力比べをしたものです。

■「力石」に刻まれた名前
影向寺の「力石」

ただ、影向寺の「力石」に刻まれた、力比べに参加した若者の出身地と名前を見ると、非常に広い範囲からが集まっていたことがわかります。

品川、綱嶋村(綱島)、太尾村(現在の横浜市港北区大倉山)などの地名がはっきりと読み取れますね。

「かわさきのむかし話を語ろう」では、力石は25貫(約94kg)の「さし石」、90貫(約338kg)の「おったて石」のふたつとされています。

「さし石」を頭の上に持ち上げ、さらに寝転んでいる「おったて石」をまっすぐに立てられたら一人前とされ、隣村まで力比べに出かけていったのだそう。

ただ、上記写真の力石を見る限り、ふたつの石はそこまで重量の差がなさそうですね。
むかし話に出てくるものとは、違うものなのかもしれません。

■「かわさきのむかし話」に登場する「井戸坂」
井戸坂の上

なお、影向寺の裏手には、同じく「かわさきのむかし話を語ろう」に登場する「井戸坂」があります。

ここには人をばかす「むじな」が出たということです。

2024/6/10エントリでお伝えした通り、この井戸坂は影向寺の高台の北側急斜面であるため、日が暮れるのがひときわ早く、おそらく昔話の当時はすぐに真っ暗になってしまったと思われます。

だからこそ、人をばかすむじなの話が残っているのは、坂道だらけの影向寺周辺でもこの「井戸坂」だったのではないか、という推察をご紹介しておりました。

そのようなわけで、影向寺とその周辺には3つの昔話スポットが集まっていますので、あわせて探訪してみるのも良いと思います。

■影向寺のマップ


なお、影向寺のアクセスは駅からかなり遠く、高台の上で歩くと結構大変です。
武蔵中原駅などから「ハローサイクリング」で電動アシスト付き自転車をレンタルしていくと便利かもしれません。

また中原街道沿いのバス停「影向寺(ようごうじ)」で下車するのも良さそうです。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 川崎市最古!影向寺が指定文化財特別公開、木造薬師如来や十二神将など迫力


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 飛鳥時代の復元倉庫を一般公開!国史跡「橘樹官衙遺跡群」


【関連リンク】
影向寺 ウェブサイト

(かわさきのむかし話を語ろう)関連
2023/12/16エントリ 「かわさきのむかし話を語ろう」で巡る昔話:「化かす狐」を鎮めたピンスケ・権九郎・おひなの「下小田中三稲荷」
2024/6/10エントリ 「かわさきのむかし話」探訪、現地で分かる影向寺裏「井戸坂」(高津区)にむじなが出る理由

(橘樹官衙遺跡群関連)
2019/3/22エントリ 中原街道の尻手黒川道路交差点近くに「ケーズデンキ川崎野川店」がオープン、3月24日(日)までオープニングイベント実施中
2019/11/9エントリ 中原街道・千年交差点先の高台から見える、武蔵小杉の高層ビル群
2020/8/27エントリ 高津区に点在、北限・西限の武蔵小杉。下野毛「ハイラーク武蔵小杉」、千年「メイツ武蔵小杉」、子母口「ユナイト武蔵小杉」
2021/4/27エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):子母口富士見台古墳から見た武蔵小杉の高層ビル群と、富士見台からの富士山
2021/9/16エントリ 武蔵小杉から自転車20分で行ける、バスケットゴールのある公園。「千年中央公園」レポート
2024/6/10エントリ 「かわさきのむかし話」探訪、現地で分かる影向寺裏「井戸坂」(高津区)にむじなが出る理由
2024/6/20エントリ 川崎市の国史跡「橘樹官衙遺跡群」で飛鳥時代の倉庫を復元、6/21まで一般公開も
2024/11/9エントリ 川崎市最古・7世紀創建「影向寺」が指定文化財を特別公開、木造薬師如来・十二神将などが迫力
2024/11/25エントリ 中原街道・千年交差点先の高台から見える、武蔵小杉の高層ビル群【夜景バージョン】

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2024年
12月16日

地平線が美しく輝く、束の間の黄昏時。マジックアワー武蔵小杉を巡る

日の出前や日没後の、薄明の時間帯を一般に「マジックアワー」と呼ぶことがあります。
空の地平線寄りがうっすらと明るく、綺麗に見えるのが特徴です。

今回はこのマジックアワー時間帯の武蔵小杉の街を巡ってみました。

■マジックアワー武蔵小杉
マジックアワー武蔵小杉

■パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・ステーションフォレストタワー
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・ステーションフォレストタワー 

こちらは手前左が59階建てで武蔵小杉で最も背が高い「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」、右が47階建ての「パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー」です。

中央奥に見えるのが武蔵小杉東急スクエアと、その高層部のエクラスタワー武蔵小杉、さらにその左奥が「Kosugi 3rd Avenue the Residence」です。

陽が沈むのが写真奥ですから、奥の地平線に光源があります。
空がうっすらと深い青のグラデーションになっているのが、美しかったです。

■武蔵小杉駅東口駅前広場
マジックアワー武蔵小杉

こちらは、武蔵小杉駅東口駅前広場です。

写真一番左がさきほどのパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー、中央がパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーです。

光源は写真右側にありますので、先ほどとはまた違うグラデーションになっていました。

■リエトコート武蔵小杉・シティタワー武蔵小杉
リエトコート武蔵小杉・シティタワー武蔵小杉

■グランツリー武蔵小杉
グランツリー武蔵小杉

マジックアワーの空は、太陽の光がさす地平線際が黄金色に輝くのが特徴です。
別の言い方をすれば、「黄昏(たそがれ)」ですね。

最初にご紹介した写真は地平線が建物で隠れていたために黄金色の部分があまり見えなかったのですが、武蔵小杉駅横須賀線口ロータリーや、視界が開けた綱島街道からは綺麗な空の色合いを見ることができました。

■南武線沿いのマジックアワー
南武線沿いのマジックアワー


マジックアワー武蔵小杉

そして南武線沿いの幹線道路も、西に向けて視界が開けていますので、マジックアワーの空を楽しむことができます。

黄昏に消えていく立川方面行の南武線の姿も、電柱がシルエットになってなかなか綺麗に見えました。

■法政通り商店街
法政通り商店街

最後は、法政通り商店街です。
撮影をしている間に、もうだいぶ日没が進んできましたので、黄金色の部分が少なくなってきました。

マジックアワーが楽しめるのはごくごく限られた束の間の時間で。日没のタイミングも季節によって異なってきます。

ただ、今どきはスマートフォンで簡単に日没の時間を知ることができますので、タイミングを合わせてみても良いと思います。

■2023年にご紹介した、等々力緑地のイチョウ並木のマジックアワー
等々力緑地のイチョウの黄葉

【関連リンク】
2016/12/27エントリ 多摩川の大田区側河川敷・多摩川浅間神社から見る、マジックアワー武蔵小杉
2023/11/24エントリ マジックアワーに楽しむ、等々力緑地テニスコート沿いのイチョウの黄葉ライトアップ

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2024年
12月15日

下小田中「福聚山全龍寺」の紅葉を5年ぶり再訪、陽光透けるモミジが見事に

ちょうど5年前、2019年に下小田中の「全龍寺」をご紹介しました。
今年も紅葉が見頃になっていましたので、5年の間に弊紙の撮影機材が向上したことも踏まえて改めてご紹介したいと思います。

■下小田中・全龍地の紅葉
全龍寺の紅葉

■全龍地の参道入口
全龍寺の参道入口

「福聚山全龍寺」は、室町時代後期に開かれた「常泉寺」が前身とされています。
同時代作の「十一面観音菩薩坐像」を本尊とする曹洞宗の寺院です。

境内にある開山歴住堂・檀徒位牌堂には、江戸時代に下小田中の一部を知行(所領として支配)していた旗本・小林正利(1635~1711年)の肖像彫刻が安置されています。
この像は生前に作られた佳作で、川崎市重要歴史記念物に指定されています。

■山門の紅葉






全龍寺の紅葉は、モミジが中心です。
山門に掛かるような黄金色の枝葉が、見事でした。

■境内のモミジ




境内のモミジは、葉が黄色でした。
すぐ脇はパンジー農園「かしま園」に面した幹線道路なのですが、別世界のように感じられます。

■幹線道路沿いのモミジ








そして5年前にはご紹介していなかったのが、幹線道路沿いのモミジです。
こちらは真っ赤な葉が美しく鑑賞できました。

幹線道路の歩道に枝葉が延びていて、境内の木々よりも陽光を浴びて輝く姿を撮影しやすいのがポイントです。

5年前の撮影機材では伝えられていなかった美しさがありましたので、本記事で改めて記録を残しておきたいと思います。


なお、全龍寺の紅葉が美しいことは、本サイトが当時審査員をつとめていた「第9回なかはらフォトコンテスト」の優秀作品で知りました。

中原区にはさまざまな魅力がありますので、引き続きできるだけ記録してきたいと思います。

■「全龍寺」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣
川崎市教育委員会 かわさきの文化財 全龍寺
2019/8/9エントリ 下小田中にある、別世界への入口。川崎市重要歴史記念物が安置される「全龍寺」
2019/12/4エントリ 下小田中「全龍寺」の紅葉が見頃に、「かしま園」の地堀りパンジー即売は12月8日(日)に今季終了

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2024年
12月14日

中村憲剛引退試合&前夜祭が等々力で開催、豪華ケンゴファミリー集結し22,014人が声援

本日、「中村憲剛引退試合」がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で開催されました。

また前日には、同スタジアムで前日練習が、またとどろきアリーナでは引退試合参加選手によるトークショーと交流イベントが開催されました。

■「中村憲剛引退試合&前夜祭」
中村憲剛引退試合&前夜祭

■前日練習が行われたUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
前日練習が行われたUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

前日練習が行われたUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

まずは前日練習が行われたUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuからお伝えしていきましょう。

中村憲剛さんの背番号「14」のビッグフラッグが掲示され、先日こすぎコアパークで開催された街頭演説カーが展示されたスタジアムに参加選手らが集まり、合同で練習を行いました。

■前日練習
前日練習

■長谷川竜也選手
長谷川竜也選手

■齋藤学選手
齋藤学選手

■鬼木監督
鬼木監督

鬼木監督

■武蔵小杉ライフ公式X 鬼木監督の鋭いターン


中村憲剛引退試合には、中村憲剛さんはもちろん、他にも多くの引退選手が出場します。
いきなり体を動かすとけがをする場合もありますので、事前に体を動かしておくことが必要です。

先日、川崎市市民特別賞の授賞式後の囲み取材で、「一番びびっている」「監督になってから全く体をを動かしていない」とお話していた鬼木監督も、ここでしっかり慣らし運転をしていました。

■ゴールの移動も参加選手らで
ゴールの移動も参加選手らで

通常のプロの試合はゴールの設置などは全てスタッフが行いますが、この前日練習では参加選手らがゴールの移動を行いました。

サッカーをずっとやってきた方であれば、学生時代には当たり前の風景です。

■憲剛ファンの乱入?
憲剛ファンの乱入?

憲剛ファンの乱入?

憲剛ファンの乱入?

「憲剛ー!愛してるー!」と叫んで練習に乱入してきた不審者…と思いきや、これは川崎フロンターレOBの田中パウロ淳一選手(栃木シティFC)でした。

この前日練習は観客を入れて実施していましたので、エンタメ要素も盛り込んで飽きさせないつくりになっていました。

■中村憲剛さんの囲み取材
中村憲剛さんの囲み取材



前日練習終了後には、中村憲剛さんの囲み取材がありました。
まるで同窓会のような再会がそこかしこであり、楽しい場になっていたようです。

■とどろきアリーナに移動してトークショー
とどろきアリーナに移動してトークショー

■中村憲剛さん

中村憲剛さん

■大久保嘉人さん
大久保嘉人さん

■中西哲生さん
中西哲生さん

■小林悠選手
小林悠選手

■ジュニーニョさん
ジュニーニョさん

前日練習に続いて、とどろきアリーナでトークショーです。
中村憲剛さん、中西哲生さん、小林悠選手、大久保嘉人さん、ジュニーニョさんが参加しました。

「中村憲剛さんに直してほしかったところは?」というお題に、かつて点取り屋として中村憲剛さんに厳しくパスを要求し続けたジュニーニョさんは、「私にもっとパスを出すべきだった」とダメだし。

これには相当パスを出し続けたつもりの中村憲剛さんも「マジか!」とびっくりしていました。

■交流イベントのジュニーニョさん交流イベントのジュニーニョさん

■小林悠選手、長谷川竜也選手
小林悠選手、長谷川竜也選手

■車屋紳太郎選手、チョン・ソンリョン選手
車屋紳太郎選手、チョン・ソンリョン選手

■新井章太選手、阿部浩之選手
新井章太選手、阿部浩之選手

■中村憲剛さんの行列
中村憲剛さんの行列

■大人気だった中村憲剛さん
大人気だった中村憲剛さん

トークショーの跡は、サインと記念撮影ができる交流イベントでした。
選手ごとに並ぶのですが、中村憲剛さんは勿論一番の大行列でした。



■「中村憲剛引退試合」参加選手の入場
「中村憲剛引退試合」参加選手の入場

続いて、本日の「中村憲剛引退試合」です。

Uvanceとどろきスタジアム前に「ブルーカーペット」が敷かれ、そこを参加選手が順番に歩いてくる趣向で多くのサポーターが見守りました。

■澤穂希さん
澤穂希さん

こちらは、元なでしこ日本代表の澤穂希さんです。

澤穂希さんと中村憲剛さんは同じサッカークラブに所属していたことがあり、そのご縁で澤さんが「なでしこフレンズ」を率いてエキシビジョンマッチを行うこととなりました。

■吉田沙保里さんも参戦
吉田沙保里さんも参戦

■サッカー番組でお馴染みのナインティナイン・矢部浩之さんも登場
サッカー番組でお馴染みのナインティナイン・矢部浩之さんも登場

この引退試合は、社長が中村憲剛さんと同じ中央大学出身の「すしざんまい」がスポンサーになり、同時開催イベント「けんござんまい」が行われます。

そのようなわけで、入場時に各選手が「すしざんまい(けんござんまい)ポーズ」を取ってくれました。

■中村憲剛さん
中村憲剛さん

■内田篤人さん
内田篤人さん

■長友佑都さん
長友佑都さん

■小野伸二さん
小野伸二さん

■大久保嘉人さん
大久保嘉人さん

■川口能活さん
川口能活さん

■ラモス瑠偉さん
ラモス瑠偉さん

ラモス瑠偉さん

ラモス瑠偉さん

このあたりは、元日本代表の知名度の高い選手ですので、サッカーや川崎フロンターレに関心がない、という方もご存じではないでしょうか。

■ジュニーニョさん
ジュニーニョさん

■小林悠選手
小林悠選手

■脇坂泰斗選手
脇坂泰斗選手

■家長昭博選手
家長昭博選手

■チョン・ソンリョン選手
チョン・ソンリョン選手

■レアンドロ ダミアン選手
レアンドロ ダミアン選手

■登里享平選手
登里享平選手

ブルーカーペットが一番盛り上がったのは、やはり川崎フロンターレ現役、あるいはOBの選手らの登場ですね。

皆さん「けんござんまい」ポーズも迷わずやってくれました。
それぞれに特徴があるのが、比較してみると面白いです。

■他の選手の写真はFacebookページで追補




■同時開催イベント「けんござんまい」








「けんござんまい」では、マグロの解体ショーと、マグロ三貫の販売が行われて大人気でした。

■マグロが完売して落胆するカブレラ


マグロはあっという間に完売となり、食べたかったカブレラもたいへん落胆していました。

■すしざんまい社長も登場


すしざんまい社長も、勿論Uvanceとどろきスタジアムに登場して記念撮影です。
本家の「すしざんまい」ポーズですね。



■「なでしこフレンズ」vs「ケンゴフレンズ」エキシビジョンマッチ






■「中村憲剛引退試合」














■中村憲剛さんのゴールパフォーマンスも






「中村憲剛引退試合」では、中村憲剛さんのこれまでのゴールパフォーマンスも登場しました。
毎年変えていたものを、順番に披露してスタジアムがたいへん盛り上がりました。

■大久保嘉人さんのゴールもあり


■「YOSHI METER」も更新


また引退試合では大久保嘉人さんのゴールも生まれ、かつて等々力陸上競技場で累計ゴール数を記録してきた「YOSHI METER」が久々に更新されました。

■チョン・テセ選手のゴールも


チョン・テセさんのゴールには、後ろから小林悠選手が飛びついて喜びました。

■若手からは松長根悠仁選手


■現役の車屋紳太郎選手


■チャント(応援歌)に喜ぶ新井章太選手


■ジュニーニョさん


■鬼木「選手」


ジュニーニョさんや鬼木「選手」など、かつて等々力を沸かせた往年の選手の躍動にも、大きな声援が贈られました。

■亡くなられた横山知伸選手を追悼


そして引退試合の途中、バックススタンドの映像装置に故・横山知伸さんの映像が表示され、一時試合を止めて追悼が行われました。

横山知伸さんは早稲田大学から川崎フロンターレに加入し、2008年から2011年まで在籍して活躍されました。
その後移籍をされましたがサッカーを続けられていたところ、脳腫瘍と診断され、闘病の末2024年1月4日に亡くなられました。

中村憲剛さんと同じ時代を過ごした、フロンターレファミリーです。
多くの仲間たちが集まったこの機会に、追悼の場が設けられました。

■横山知伸さんのゲーフラを持参された方も
横山知伸さんのゲーフラも

この日のバックスタンドには、横山知伸さんのゲーフラ(応援用に掲げるフラッグ)を持参したサポーターもいらっしゃいました。

横山さんの在籍時からは13年が経過していますが、現在でも心を寄せる方が多くいらっしゃいます。
追悼の場が設けられたことやこうしたサポーターの姿からも、愛された選手であったことがわかります。

■海外移籍した選手らからのメッセージも
三笘薫

田中碧

また海外移籍した三笘薫、田中碧、旗手怜央、板倉滉ら、本日来場できなかった選手らからも、温かいメッセージが寄せられました。

「また憲剛さんと一緒にサッカーをしたい」という気持ちの選手が多かったですね。
三笘薫選手は中村憲剛さんが指導者の道に進まれる見込みであることを踏まえて「オファーお待ちしています」とのことでした。

■入場者は22,014人


この日の入場者の末尾は「14」。アディショナルタイムも「14分」(実際にはほぼなし)と、中村憲剛さんの背番号に縁のある試合となりました。

■最後は中村憲剛さんのフリーキックによる得点で幕切れ


■選手らで作った「14」の人文字


■「あんたが大賞」は中村憲剛さん


■最も憲剛を輝かせた「MKKP」は鬼木監督


引退試合の「あんたが大賞」は、勿論中村憲剛さんでした。
そして最も憲剛を輝かせた人に贈られる「MKKP賞」は、オンライン投票の結果鬼木監督でした。

いずれも納得の結果だったのではないでしょうか。

■セレモニーには家長昭博選手と谷口彰悟選手が寿司職人スタイルで登場






最後のセレモニーには、家長昭博選手と谷口彰悟選手が寿司職人スタイルでお寿司をもって登場するというサプライズでした。

お寿司を食べて「あがり」を飲んで、選手としての中村憲剛さんが完全に「あがり」ということです。

特に海外移籍した谷口彰悟選手の後ろからの登場には、中村憲剛さんもびっくりしていましたね。

■感謝を述べる中村憲剛さん




中村憲剛さんは、来場あるいはDAZNで観戦したファン・サポーター、出場してくれた選手やこの引退試合にかかわった多くの方に感謝の言葉を述べました。

2020年の引退時には「コロナ禍でチャントも歌えない状態での引退だった」と振り返り、素晴らしい1日になったことをかみしめるようでした。

来場された皆さんも、数々の演出に楽しまれたものと思います。

■スタジアムを回る選手らが観客席に配布した「中村憲剛仕様」キシリトール
キシリトール

選手らが場内を回る中、スタンドに向けた配布したのは「中村憲剛仕様」のキシリトールでした。「14粒入り」です。

マッチスポンサーのロッテの商品ですね。

■来場者プレゼントの「中村憲剛メモリアルフォトブック」
メモリアルフォトブック

メモリアルフォトブック

また来場者には、「中村憲剛メモリアルフォトブック」も配布されました。

こちらはニコンの「フォトサポ」(サポーターによるフロンターレ写真撮影コミュニティ)企画で、サポーターの皆さんが撮影した写真を中村憲剛さんがセレクトしたものとなっています。

こちらも素敵な記念になったのではないでしょうか。

■等々力緑地のピコリーノも中村憲剛さん仕様






■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 鬼木監督が中村憲剛引退試合「選手として出場」を語る!(川崎市市民特別賞授賞式より)


【関連リンク】
中村憲剛引退試合特設サイト
2020/12/20エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート
2024/6/4エントリ vanceとどろきスタジアムに川崎フロンターレ中村憲剛の銅像がお目見え、後世に残す「バンディエラゲート」に
2024/9/25エントリ 川崎フロンターレ中村憲剛12/14引退試合概要発表記者会見レポート:「キングダム」原泰久さんケンゴダムユニや「けんござんまい」、前夜祭など盛り盛りイベントに
2024/12/12エントリ 12/14中村憲剛引退試合控え街頭演説がこすぎコアパークで開催、川崎フロンターレ小林悠らも応援駆け付け2,000人近くが声援

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2024年
12月13日

デマンド交通サービス「チョイソコかわさき」実証実験が中原区周辺で再開、12/14(土)15(日)にPRイベントも

川崎市では、深刻化するバス運転手不足にも対応できる地域交通のサービスの維持に向けて、民間事業者など多様なプレーヤーと連携して地域資源を活用した取組を進めています。

このたび、経済産業省の「令和6年度地域新MaaS創出推進事業」の一つとして、川崎市と株式会社アイシンが連携した取り組みが選定されたことから、武蔵小杉駅周辺で断続的に実施してきたデマンド交通サービス「チョイソコかわさき」の実証実験が再開されました。

実証実験期間は2024年11月1日から2025年1月31日までとなっています。

■デマンド交通サービス「チョイソコかわさき」
チョイソコかわさき
※川崎市報道発表資料より

■「チョイソコかわさき」実証実験概要
事業主体 株式会社アイシン(⾃動⾞部品のグローバルサプライヤーで「チョイソコ」を展開)
運行エリア
中原区、⾼津区と幸区の⼀部
運行形態 予約による乗り合い送迎サービス
運行期間 2024年11⽉1⽇から2025年1⽉31⽇までの平日および祝日
※ただし2024年12⽉30⽇から2025年1⽉4⽇までは運休
運行時間 10時から22時まで
運賃 500円/回(未就学児は無料)
決済方法 ⾞内︓交通系 IC カード、現⾦
予約時間 2週間前から乗⾞30分前まで
予約方法 会員登録の上、LINE・WEB
運行事業者 川崎タクシー、平和交通、ひまわり交通
乗車定員 4名(2台運⾏)
主な停留所 スーパー・商業施設、病院、公園など
Web 川崎市 武蔵小杉駅周辺におけるチョイソコかわさき(デマンド交通)実証実験について
チョイソコかわさき 会員登録(LINE友だち登録)

「チョイソコかわさき」は、デマンド型の乗合交通サービスです。

「デマンド型」とは、通常のバスのように路線を固定せず、利用者の予約に合わせて運行する乗合交通システムです。
ざっくりご説明すると「予約専門の乗り合いタクシー」というところでしょうか。

株式会社アイシンが提供する「チョイソコシステム」を活用し、地域住民のユーザーの予約状況に応じて最も効率的なルートで運行されることで、利便性とコストメリットを提供するのが特徴です。

■今回の実証実験の停留所
停留所マップ
今回の停留所

 上記が、今回の停留所のマップです。

バス停と「チョイソコかわさき」停留所の結節点を設定し、乗り継いで利用しやすくしたということです。

「チョイソコかわさき」はこれまでにも断続的に実証実験が行われてきましたが、今回の主な変更ポイントは以下の通りです。

①⼣方以降の運⾏時間を延⻑(8:30〜17:00 ⇒ 10:00〜22:00)
②運⾏⽇を利⽤者の多い平⽇毎⽇に変更(⽉・⽔・⾦・⼟・⽇ ⇒ ⽉・⽕・⽔・⽊・⾦)
③複数台の⾞両により効率的な運⾏を実施(8名乗り×1台 ⇒ 4 名乗り×2 台)
④カーディーラーを活⽤した「モビリティハブ」の実現性を検証(新規)

■「モビリティハブ」として実証実験に参加するウエインズトヨタ神奈川中原店
ウエインズトヨタ神奈川中原店

今回、新規取り組みとなるのが、「モビリティハブ」の設置です。

「モビリティハブ」とは、路線バスなどの基幹的な公共交通の乗降場所周辺に、新しい移動⼿段であるデマンド交通の停留所やシェアサイクルなどを設置することで、多様な交通モードを提供し、地域の移動性を⾼める取組みです。

今回は「ウエインズトヨタ神奈川」中原店、加瀬店、北加瀬店、そして「トヨタモビリティ神奈川 中古⾞タウン中原」がモビリティハブとなります。

各店舗では「チョイソコかわさき」の停留所が設置されるとともに、シェアサイクルポートも提供されて「乗り換え」ができるようになります。
さらに⼦育てママ向けのヨガ教室や⼩中学⽣向けプログラミングやダンス教室まども開催される予定です。

■「チョイソコかわさきマルシェ」
チョイソコかわさきマルシェ

チョイソコかわさきマルシェ

そして今回、実証実験のPR活動の一環として、「チョイソコかわさきマルシェ」が12月14日(土)、15日(日)に開催されます。

会場は「モビリティハブ」のウエインズトヨタ神奈川中原店と、川崎市国際交流センターの玄関前広場です。

■川崎市国際交流センター前の広場
川崎市国際交流センター

「チョイソコかわさきマルシェ」では、ハンドメイド品の販売やワークショップ、紙芝居など楽しい企画のほか、「チョイソコかわさき」に会員登録することでガチャも回せます。

「チョイソコかわさき」の利用ニーズがあるようでしたら、せっかくですので参加してみても良いと思います。

【関連リンク】
2023/2/19エントリ 川崎市×双日による中原区・高津区のデマンド交通実証実験「チョイソコかわさき」体験レポート:川崎フロンターレ開幕戦でも等々力まで試験運行
2023/5/10エントリ 川崎市×双日の中原区・高津区デマンド交通サービス「チョイソコかわさき」が5/15実証実験再開、停留所115か所を自由に乗り合い
2024/1/18エントリ デマンド交通サービス「チョイソコかわさき」がこすぎコアパークで2/4(日)「大抽選会」開催、大人気の「似顔絵マシーン」も武蔵小杉再登場

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2024年
12月12日

12/14中村憲剛引退試合控え街頭演説がこすぎコアパークで開催、川崎フロンターレ小林悠らも応援駆け付け2,000人近くが声援

中村憲剛さんの引退試合およびその前夜祭が12月13日(金)、14日(土)に開催されます。
これを控えて中村憲剛さんによる「街頭演説」が武蔵小杉駅前の「こすぎコアパーク」で開催されました。

■中村憲剛さん引退試合PR街頭演説inこすぎコアパーク
中村憲剛街頭演説inこすぎコアパーク

■「中村けんご」街頭演説カー登場


■「けんござんまい党」ののぼり


■こすぎコアパークに集まった観衆


中村憲剛さんの引退試合は、12月14日(土)にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で開催されます。

これは中村憲剛さんと縁のある方々、今季限りで退任した鬼木監督が「選手」として参戦するなど豪華メンバーが一堂に会する大イベントになっていますが、入場にはチケットが必要となっています。

そのため、中村憲剛さんより
「当日スタジアムに来られない人にはちゃんと挨拶ができないんだな…」
という話があり、急遽地域の皆さんへの挨拶(とPR)を行うこととなりました。

引退試合の企画のひとつである、すしざんまいによる「けんござんまい」から名前をとった「けんござんまい党」による選挙活動という体での街頭演説です。

SNSなどで告知が行われた結果、ご覧の通りたいへん多くの方が集まりました。

■明るい中村憲剛さん


いつも明るく、親しみやすいキャラクターの中村憲剛さん。
川崎フロンターレサポーターだけでなく、広く川崎市民に愛される方です。

主催者発表2,000人近い観衆を前に、
「今お話ししているところから引退試合はスタートししたと思う」
「この人数を見たら、止まれない」
と、引退試合への意気込みを見せました。

■OBの岡山一成さん


また今回の街頭演説には、中村憲剛さんの「ルーキー時代を知る人」として、OBの岡山一成さんも応援に駆け付けました。

中村憲剛さんに「シャーレを持たせてもらった」エピソードも披露しつつ、
「日本代表の監督になってもらいたい!」
と激を飛ばしました。

■見事な応援演説を見せる岡山一成さん


■小林悠選手も登場






そして中村憲剛さんの盟友、川崎フロンターレの小林悠選手も続いて応援に立ちました。
こちらは同選手が事前に応援を表明していましたので、来場していた皆さんもご存じだったかと思います。

中村憲剛さんとの思い出として語ったのは、やはり一番は2017シーズンの最終節での逆転優勝、初タイトル獲得でした。

この話は何度も出てきますが、本人らが語るのを聞くのは何度でも聞けてしまうんですよね。

■皆さんでガッツポーズ


■街頭演説カーでお別れ


最後は中村憲剛さんのチャント(応援歌)で見送って、街頭演説は終了となりました。

中村憲剛さんがいまになって引退試合をやりたいと思った理由の一つが、2020シーズンに行われた引退セレモニーはコロナ禍で、チャントを歌ってもらうことができなかった、ということでした。

12月14日の引退試合では、
「オーナカームラー ケンゴーナカムラー」
のチャントが、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuに響き渡ることでしょう。

【関連リンク】
中村憲剛引退試合特設サイト
2020/12/20エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート
2024/6/4エントリ vanceとどろきスタジアムに川崎フロンターレ中村憲剛の銅像がお目見え、後世に残す「バンディエラゲート」に
2024/9/25エントリ 川崎フロンターレ中村憲剛12/14引退試合概要発表記者会見レポート:「キングダム」原泰久さんケンゴダムユニや「けんござんまい」、前夜祭など盛り盛りイベントに

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2024年
12月11日

川崎フロンターレらが発達障がい児向けサッカー観戦「2024えがお共創プロジェクト」開催、大島僚太ら6選手と交流も

2024明治安田J1リーグ最終節「川崎フロンターレvsアビスパ福岡戦」が、12月8日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で開催されました。

この試合後に開催された「鬼木監督の退任セレモニー」、ホームゲームイベント「陸前高田ランド・冬」「安全・安心フェアin等々力」についてはそれぞれレポートさせていただきました。

そしてこの試合では、発達障がいのある子どもとその家族のための観戦イベント「2023えがお共創プロジェクト」も開催されていましたので、3つ目・最後のレポートとしてお伝えします。

■2024えがお共創プロジェクト
えがお共創プロジェクト  

「えがお共創プロジェクト」は、川崎フロンターレがパートナー各社と協業して2019年から継続してきた取り組みです。

感覚過敏などにより外出やスタジアムなどでのサッカー観戦が困難な小学生のお子さんとそのご家族を対象に、等々力陸上競技場でのサッカー体験を提供します。

今回も川崎フロンターレのほか、JTB・全日本空輸・富士通、保育雑誌等を出版する世界文化ワンダークリエイトが共催、障がい者向けの玩具等を販売するコス・インターナショナルが協力し、川崎市の後援のもと開催されました。

発達障がいは、日本に約48万人いるといわれています。
決して少なくない数で多くの方の身近にもいるはずなのですが、一見してわかりにくいこと、また理解不足などにより「単なるわがまま」と誤解されてしまうこともあります。

発達障がいの特徴として感覚過敏により大きな音や強い光が苦手な場合もあり、外出を控えてしまうケースも多くあります。

「えがお共創プロジェクト」は、そんな発達障がいのある子どもたちの可能性を広げることを目的としています。

スポーツをひとつのツールとして活用し、そこに適切な配慮や思いやりを加えることで、子どもたちがスポーツを楽しんだり、それをきっかけとして社会とさらにかかわりを深めていく可能性を広げる取り組みです。

川崎フロンターレが掲げる、パートナーと協力を広げつつ「スポーツの力で地域射社会にとって欠かせないインフラとなる」理念に沿ったプロジェクトです。

■メインスタンド前での集合
メインスタンド前での集合 



集合場所は、メインスタンド前です。
JTBなどスタッフの方の安定感のある対応も、子どもたちの安心につながります。

■観戦ガイド


集合場所はメインスタンド前で、最初に配られるのがこの観戦ガイドです。

カードの綴りになっていて、このあとどのような流れでイベントが進行していくのか、イラストや写真入りでやさしく書かれています。

発達障がいのある子どもたちにとっては、事前に「どんな場所で」「どんなことがあるのか」か情報が提供されていることも、安心して過ごせる大切な要素ということです。

■全日本空輸のスタッフも応対


全日本空輸のスタッフも、制服でお出迎えです。
接客のプロですので、子どもたちのおもてなしも安定感抜群でした。

■選手へのメッセージ作り




受付したら、選手への応援メッセージを自由に書くことができます。
このメッセージカードは、このあとで選手を出迎える際に掲げます。

このお子さんは、橘田健人選手が好きということでした。

■マスコットのお出迎え


■選手らのお出迎え


そして、ウォーミングアップのためにピッチに登場してくる選手たちを出迎えました。

写真はしっかりと腰を落として子どもたちに目線を合わせる、笑顔の小林悠選手。
この辺りは本当にさすがです。

応援メッセージを書いた子はここで掲げ、選手らも見てくれていました。

なお、スタジアムは観客席からチャント(応援歌)やスタジアムMCの声などで結構大きな音がしますので、苦手なお子さんはピッチサイドには出ずに6階のセンサリールームに直行してもOKです。

今回は、全員がお出迎えを希望されたとのことでした。

■応援歌の応援


観戦するのは、メインスタンドの6階です。
エレベーター待ちの間、応援歌(チャント)の練習もしました。

歌詞は受付で配られた観戦ガイドにも書いてあります。

■6階のセンサリールーム




メインスタンドの6階に、子どもたちが安心して観戦できる「センサリールーム」が設置されていました。

ここはウインドウで仕切られていて、Uvanceとどろきスタジアムの大歓声などが緩和された状態で観戦できます。

発達障がいにはさまざまな個性があり、前述の通り大きな音や強い光が苦手な「感覚過敏」を生じる場合がありますが、センサリールームは、そんな個性をもった子どもたちでも落ち着いて感染ができるように配慮されています。

■外側の観戦席も


音が大丈夫という子どもたちは、センサリールームの隣にある外側の観戦席を利用することもできます。

もし辛くなってきた場合でも、すぐセンサリールームに戻れます。

■応戦席からのメッセージ


■スタメン紹介もひらがな


試合開始前、応援席に子どもたちへのメッセージが横断幕で掲出されました。
またスタメン紹介なども、毎回ひらがな・かたかなになっています。

またスタジアムのオーロラビジョンにはテラス席の子どもたちの映像も映し出され、それを見て手を振って喜んでいました。

このように会場全体で歓迎されている、というムードが感じられることも大切かと思います。

■スヌーズレンルーム






また、「えがお共創プロジェクト」は観戦イベントですが、「じっと座って観戦しなくてはいけない」ものではありません。

センサリールームの一角には、障がいがあっても受容しやすい視覚・聴覚・触覚・嗅覚などの感覚刺激を与える機器やおもちゃが配置された「スヌーズレンルーム」が設けられていました。

これらはコス・インターナショナルの協力によるもので、試合観戦などで刺激が強いと感じた場合、ここでリラックスできるようになっています。

子どもたちもご覧の通り、スタッフの方たちと楽しく遊んでいました。

■世界文化ワングループ協力による本・ぬりえコーナー








続いてこちらは、世界文化ワンダーグループによるぬりえコーナーです。
同社が出版する発達支援の保育雑誌「PriPriパレット」から提供されたものです。

「黒ぬりえ」は、色がはみ出しても大丈夫なのが特徴です。
上手く塗れなくても出来栄えに満足でき、達成感が得られることでポジティブな気持ちにを促進するようになっています。

■ぬりえを席にもっていってもOK


■席で遊んでもOK


ぬりえは席にもっていってもOKですし、席で遊んでいても良いのです。

「しっかり試合を観ないとダメ」「じっとしていないとダメ」「おとなしくしていないとダメ」など、子どもたちに縛りをかけないことを大切にされています。

■カブレラ、ふろん太、ワルンタ


そんな中、カブレラ、ふろん太、ワルンタの3人のマスコットたちもお寛ぎでした。

■お願い事はイラストでわかりやすく




また子どもたちへのお願い事や注意事項は、イラストで分かりやすく掲示されていました。

■トイレの案内






またトイレの案内も、分かりやすくなっています。
トイレの中についても、受付で配られた観戦ガイドに写真入りで掲載されていました。

■重度の身体障がいのあるお子さんも参加


今回、重度の身体障がいのあるお子さんも、2名参加していました。
保護者の方にお話を伺うと、まだまだ障がいについて知られていない面があり、積極的に外に出ていくことで是非皆さんに知っていただきたい、とのことでした。

■ケアに利用できる個室も


今回は会場に、ケアが必要になった際に利用できる個室も用意されていました。
こうした配慮も、大変安心できて有難いとのことでした。

■富士通による感覚過敏体感VRゴーグル


こちらは、富士通による感覚過敏をリアルに体感できるゴーグルです。
この動画はYoutubeで公開されていますので、記事末尾よりご参照ください。

■川崎市の福田市長も来場






この試合、冒頭であいさつをされていた川崎市の福田市長も、センサリールームを訪問されました。

参加者の話を聞かれたり、スヌーズレンルームの説明も熱心に聞くなど、強く関心を持たれているようでした。

■ふろん太・カブレラと記念撮影タイム




■選手らと記念撮影タイム








そしてマスコットのふろん太・カブレラとの記念撮影タイムに続いて、選手6人もセンサリールームを訪れてくれました。

早坂勇希選手、大島僚太選手、安藤駿介選手、セサル アイダル選手、ゼ ヒカルド選手、パトリッキ ヴェロン選手です。

■選手らとの交流












選手らとハイタッチしたり、サインをもらったりと交流もできました。
皆さん嬉しそうで、宝物になりそうですね。

■試合終了後には本などのプレゼントも




試合終了後には、本などのプレゼントもありました。

「楽しかった」という体験をすることで、また外に出てみたいというポジティブな気持ちになりやすくなります。

実際にお話を伺うと、この「えがお共創プロジェクト」に参加したことをきっかけに外に出られるようになった、スポーツ観戦できるようになったという声を複数利くことができました。

川崎フロンターレのこれまでの発達障がいのある子どもたちに向けた取り組みは、2020年5月にJリーグの社会連携プロジェクト「シャレン!アウォーズ」のチェアマン特別賞を受賞しています。

「シャレン!」とは、Jリーグがより豊かな社会を共創していくための取り組みで、「社会連携」を略した言葉です。
3者以上の協力により、幅広い社会テーマに取り組むものです。

川崎フロンターレが協力の輪を広げることで、「スポーツの力」の可能性がさらに広がり、クラブが目指す「社会にとって欠かせないインフラになる」理念に近づいていくわけです。

■川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネル 感覚過敏の疑似体験


こちらは前述の、富士通による感覚過敏の世界を体感できるVR映像ゴーグルの動画です。
再掲しておきますので、ご参照ください。
 
 ■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 川崎フロンターレら取り組む障がい児のサッカー観戦体験!「2024えがお共創プロジェクト」


また今回も、「2024えがお共創プロジェクト」レポート動画を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開いたしました。

イベントの流れや雰囲気6人の選手らとの交流タイムの様子がよくわかり、さらに安藤駿介選手のコメントも収録していますので、どうぞご視聴ください。

【関連リンク】
シャレン!Jリーグ社会連携ウェブサイト 2020Jリーグシャレン!アウォーズ・Jリーグチェアマン特別賞『発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム/川崎フロンターレ』活動レポート
川崎フロンターレ 「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」の取り組み 2020Jリーグシャレン!アウォーズ「Jリーグチェアマン特別賞」受賞のお知らせ


(えがお共創プロジェクト関連)
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート
2020/11/22エントリ 川崎フロンターレが11/21大分戦で開催、「発達障がい児向け親子サッカー教室&パブリックビューイング」密着取材レポート
2021/11/21エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施
2022/3/13エントリ 川崎フロンターレ・富士通が「街歩きバリアフリーマップ」で等々力陸上競技場までのアクセス情報を提供、車いすでの来場取材レポート
2022/8/11エントリ 川崎フロンターレらが「2022えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場「センサリールーム」で発達障がい児向けサッカー観戦を実施
2023/9/30エントリ 川崎フロンターレらが発達障がい児向けサッカー観戦「2023えがお共創プロジェクト」開催、4年ぶり選手交流復活し子どもたちに笑顔

(富士通フロンティアーズのセンサリールーム関連)
2023/9/28エントリ 富士通フロンティアーズがアメフトXリーグで発達障がい児向け「センサリールーム」体験イベント実施、スポーツの力で可能性広げ

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2024年
12月10日

武蔵小杉で開店12年、窯焼きナポリピッツァ店「CANOA(カノア)」のホリデーランチ

今井南長に、窯焼きピッツァのお店「Trattoria Pizzeria CANOA(トラットリア ピッツェリア カノア)」があります。

2012年10月にご紹介して以来、12年ぶりに同店の休日ランチをご紹介したいと思います。

■今井南町の「CANOA(カノア)」
トラットリアピッツェリアカノア





「CANOA」は、2012年3月17日にオープンしました。

この時期は武蔵小杉に窯焼きピッツァのお店の出店が相次ぎ、前月の2月15日には法政通り商店街にも「センプリーチェ」がオープン(現在は閉店)していました。

「CANOA」は法政通り商店街を元住吉方面に進んだ奥で、ここにはかつて自転車店がありました。
オープン以来盛況で、12年以上にわたって営業を続けています。

■「CANOA」の店内






「CANOA」は 白壁がベースの店内で、12年が経過してもすっきりと綺麗な印象です。
木の床には深い味わいも加わってきました。

■CANOAのメニュー








「CANOA」にはピッツァだけでなく、さまざまなアラカルトメニューがありますが、今回はホリデーランチ(税別2,050円)をいただいてみました。

こちらは前菜盛り合わせと本日のピッツァorパスタ、そしてドリンクがついています。

■前菜の盛り合わせ


■駿河湾釜揚げしらすのビアンケッティ


■マルゲリータ


■ドリンク


ホリデーランチの前菜の盛り合わせから、満足度の高い非常に上質な一皿。

ピッツァも本場イタリアの小麦を使い気候天気に合わせて配合を調整するということで、モチモチのナポリピッツァの食感が抜群でした。

ふんだんに盛られた駿河湾釜揚げしらすやトマトソースも美味しく、満足のいくランチだったと思います。

■ドルチェも450円~で追加可能


ホリデーランチには、ドルチェも追加可能です。

2千円台後半にはなってきますが、甘いものが好きな方にはCANOAの自家製ドルチェはお勧めできるかと思います。

■卓上のカトラリーレストはダックスフント


卓上のカトラリーレストは、かわいらしいダックスフント型でした。
店内のちょっとしたところにも、注目してみてください。

■「Trattoria Pizzeria CANOA(トラットリア ピッツェリア カノア)」
●所在地:中原区今井南町20-31森ビル1F

●営業時間:
平日11:30~14:00(L.O.)17:30~21:30(L.O.)
土祝11:30~14:30(L.O.)17:30~21:30(L.O.)
日1:30~14:30(L.O.)17:30~21:00(L.O.)
●定休日:月曜日、不定休
●Web:https://canoa-ro.com/
●Instagram:https://www.instagram.com/canoa_kosugi

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■マップ


【関連リンク】
2012/10/4エントリ 法政通り商店街の窯焼きピッツァ「CANOA」のランチ

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2024年
12月09日

川崎フロンターレ最終節イベント「陸前高田ランド」に冬の賑わい、「安全・安心フェアin等々力」にナスバちゃん登場

2024明治安田J1リーグ最終節(第38節)「川崎フロンターレvsアビスパ福岡戦」がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で12月8日に開催されました。

この試合は今季限りで退任する鬼木監督のラストマッチであり、その退任セレモニーについては当日の記事でお伝えしておりました。

またこの日はホームゲームイベントとして恒例の「陸前高田ランド・冬」「安全・安心フェアin等々力」、さらに発達障がいのある子どもたちを招待した「えがお共創プロジェクト」も開催されていました。

今回はそのうち「陸前高田ランド・冬」「安全・安心フェアin等々力」についてレポートします。

■「陸前高田ランド・冬」「安心フェアin等々力」
陸前高田ランド・冬&安全・安心フェアin等々力

■「陸前高田ランド・冬」会場の賑わい
「陸前高田ランド・冬」会場の賑わい

川崎フロンターレは、東日本大震災の被災地支援を継続的に実施しており、なかでも陸前高田市とは友好協定を締結してさまざまな取り組みを行ってきました。

震災直後からの募金活動にはじまり、サッカーを通じた交流から陸前高田市における農業の課題解決に至るまで、その協力関係は長きにわたって発展を続けています。

その中で定番となっているのが、年2回のホームゲームイベント「陸前高田ランド」です。
陸前高田市の物産販売など同市の魅力が満載で、毎回人気を博しています。

■「ゆめちゃんのあったかぜんざい」
「ゆめちゃんのあったかぜんざい」

まずこちらは、東日本大震災後に陸前高田市と市民を大きく支援するためのプラットフォームとして設立された、特定非営利活動法人Aid TAKATAによる「ゆめちゃんのあったかぜんざい」です。

陸前高田市のブランド米「たかたのゆめ」の玄米団子入りで、もちもち団子が美味しかったです。

■ブランド米「たかたのゆめ」
ブランド米「たかたのゆめ」



そしてもちろんブランド米「たかたのゆめ」も販売していました。
前回に引き続き、1キロ購入もさせていただきました。

■陸前高田産「北限のゆず」と米崎りんごのミックスジュース(ホット)
ゆずアップル

「ゆめちゃんのあったかぜんざい」と一緒に販売していたのは、陸前高田産北限のゆずと米崎りんごを使った「ゆずアップル」です。

こちらはホットもありましたので、温まりましたね。

■たかたのゆめちゃん絵柄のりんご
米崎りんご

陸前高田市は「北限のゆず」とともに、米崎地域でりんごも生産しています。
米崎は全国的にも珍しい、海岸沿いのりんご産地です。

陸前高田ランドでは、「たかたのゆめちゃん」の絵柄入りのりんごを販売していました。

■Aid TAKATAのたかたのゆめちゃんグッズ販売
Aid TAKATAのたかたのゆめちゃんグッズ販売



Aid TAKATAでは、たかたのゆめちゃんのグッズ販売や陸前高田市の物産販売も行っていました。

陸前高田市のマスコット「たかたのゆめちゃん」は川崎フロンターレのカブレラと結婚し、赤ちゃん「メーカブー」も誕生しています。

川崎フロンターレのホームゲームでは、すっかりおなじみですね。

■いわし缶
いわし缶

■サーモン水煮缶
サーモン水煮缶

サーモン水煮缶

缶詰系では、株式会社タイム缶詰のいわしやさば、サーモンの水煮もありました。
これらは試合会場には持ち込めない(万一投げたりすると危険である)ため、基本的には試合後に受取りとなります。

今回はサーモンの水煮缶を購入させていただきましたので、こちらも楽しみです。

■きのこのSATO「乾しいたけ」
きのこのSATO「乾しいたけ」

「きのこのSATO」のしいたけも、毎回お馴染みでファンがついています。
継続的に「陸前高田ランド」を開催しているからこそですね。

■カフェフードバーわいわいの牡蠣バター焼き
カフェフードバーわいわいの牡蠣バター焼き

カフェフードバーわいわいの牡蠣バター焼き

そして三陸地方といえば、牡蠣も人気ですね。
カフェフードバーわいわいの牡蠣バター焼きも、大人気でした。

■恒例の「餅まき」
恒例の「餅まき」

恒例の「餅まき」

恒例の「餅まき」

そして恒例の「餅まき」は、等々力球場の階段を使って行われました。

今までは児童公園に櫓を組んだり、等々力球場前にステージを設営したりしていましたが、この階段を利用するのは簡便で広さもあり、なかなか良かったのではないでしょうか。

このときは陸前高田市のみなさん、応援番組MCの奥田明日美さんと、イッツコムのコムゾーが参加していました。

餅まきの整理券はこれまた大人気で、早々に完売していました。
等々力の恒例行事として、すっかり定着してきた感があります。



■川崎市の人権啓発活動
川崎市の人権啓発活動

川崎市の人権啓発活動

そしてこちらは陸前高田ランドとは別枠になりますが、川崎市による人権啓発コーナーです。

このキャラクターは最初「JIN」と「KEN」かしらと思ったのですが、胸に書いてあるのはふたりとも「KEN」です。

確認してみると、人権イメージキャラクターの「人KENまもる君」と、「人KENあゆみちゃん」でした。

■「安全・安心フェアin等々力」
安全・安心フェアin等々力

安全・安心フェアin等々力

そして児童公園では、陸前高田ランド・冬と同時開催イベント「安心フェアin等々力」が開催されていました。

写真は神奈川県警による警察車両や、ミニ白バイの展示と記念撮影サービスです。

■「ナスバちゃん」
ナスバちゃん

■耳が動くナスバちゃん


これは独立行政法人自動車事故対策機構のマスコット「ナスバちゃん」です。
特定の動物モデルはなく、「妖精」ということでした。

弊紙公式Xで公開した動画の通り、耳が動きます。

■ナスバちゃんアニメーション動画


独立行政法人自動車事故対策機構は、人と車の共存を理念として、自動車事故の発生防止及びその被害者への援護を行う活動を行っています。

ナスバちゃんと自動車事故対策機構の活動については、こちらの動画もご覧ください。

■ナスバちゃんオリジナルキズテープ
ナスバちゃん

「安全・安心フェアin等々力」では、独立行政法人自動車事故対策機構の取り組み紹介パンフレットとあわせて、ナスバちゃんのオリジナル絆創膏もプレゼントしていました。

機構の方にお話を伺うと、「機構の取り組みがまだまだ知られていないことが課題」とのことでした。

自動車事故はどなたでも起こりえますし、事故防止と被害者の支援はきわめて重要な取り組みと思います。

■自転車シミュレーター
自転車シミュレーター

自転車シミュレーターでは、自転車の安全運転について学ぶことができました。
中原区は多くが平地で自転車の利用が多いですので、重要な取り組みと思います。

■飲酒ゴーグル体験
飲酒ゴーグル体験

こちらは、酔っぱらった状態を再現できる「飲酒ゴーグル体験」です。
ぐるぐる目が回って正常な視界が得られない中、コースを歩いていくのは結構大変です。
 
「安全・安心フェアin等々力」は、グルメ系がある「陸前高田ランド」と比べると落ち着いていましたが、これもまた意義のあるイベントであったかと思います。

今季のホームゲームイベントはこれで終わりですが、また来年の企画については、1月18日の「新体制発表会」で新たに発表されるものもあるのではないでしょうか。

■鬼木監督退任セレモニーに涙と拍手
鬼木監督退任セレモニーに涙と拍手

なお、同日の鬼木監督の退任セレモニーについては当日の記事でお伝えしておりますので、関連リンクよりご参照くだしあ。

【関連リンク】
独立行政法人自動車事故対策機構 ウェブサイト
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