武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2025年
02月08日

武蔵小杉「聖マリアンナ医科大学東横病院跡地」が東急・明和地所管理地に移行、仮囲い設置し開発へ

武蔵小杉駅近くの「聖マリアンナ医科大学東横病院」は、2024年3月31日をもって閉院となりました。

跡地活用について注目されてきたところ、先日より建物周囲に仮囲いが設置されました。
そして現地での告知により、当該用地は東急株式会社および明和地所株式会社の管理地となったことがわかりました。

■聖マリアンナ医科大学東横病院跡地が東急・明和地所の管理地に
聖マリアンナ医科大学東横病院跡地

■武蔵小杉の「聖マリアンナ医科大学東横病院」
聖マリアンナ医科大学東横病院

まずこちらは、閉院前の聖マリアンナ医科大学東横病院です。

聖マリアンナ医科大学東横病院は、同大学創設者の明石嘉聞博士により「東横医院」として1941年10月に開設されました。1947年に「聖マリアンナ会東横病院として開院し、1971年に聖マリアンナ医科大学の開学にあわせて附属病院となりました。

同病院は敷地の一部をナイスに売却して建て替えを行い、2008年6月には新病棟が完成しました。
売却した土地は分譲マンション「セントスクエア武蔵小杉」になっています。

建て替えを行った東横病院では、消化器病・心臓病・脳神経・脳卒中などの3センター機能を中心に急性期病院として運営してきましたが、経営環境が大きく変化し、東横病院単体では累積赤字が増え続ける状況にあったということです。

検討を重ねた結果、「聖マリアンナ医科大学病院」(宮前区)および川崎市より指定管理者となっている「川崎市立多摩病院」(多摩区)に機能を集約し、聖マリアンナ医科大学東横病院は閉院しました。

■仮囲いの設置
仮囲いの設置

仮囲いの設置

■東急・明和地所管理の告知
管理地の告知

そしてこちらが、仮囲いが設置された現在の聖マリアンナ医科大学東横病院跡地と、東急および明和地所による管理のお知らせです。

上記写真ではカットしていますが、担当者名と連絡先電話番号も記載されていました。

東急は総合的な都市開発を行いますが、明和地所は「クリオ」シリーズを看板とするマンション専門のデベロッパーです。

明和地所がジョインしている以上は、聖マリアンナ医科大学東横病院跡地の開発にはマンションが含まれるとみるのが自然でしょう。

一方でこの場所は武蔵小杉駅前通り商店街の重要な一角を占めていますので、1階部分など一定のテナント区画が設けられることも十分に考えられますね。

■聖マリアンナ医科大学東横病院の売却地に建設された「セントスクエア武蔵小杉」
セントスクエア武蔵小杉

隣に先行して開発されたセントスクエア武蔵小杉も、1階・2階部分に「ナイス住まいの情報館」が入居しています。

こちらは現在大規模修繕工事中でした。

■東急・伊藤忠都市開発が法政通り商店街に開発した「ドレッセタワー武蔵小杉」
ドレッセタワー武蔵小杉

東急の直近の開発物件といえば、法政通り商店街の「ドレッセタワー武蔵小杉」がありました。
こちらも商店街の一角でしたので、1~2階が店舗区画となっています。

聖マリアンナ医科大学東横病院跡地がどのような開発になるのかは現段階で発表がありませんが、今後何らか情報が出てくるのではないでしょうか。

【関連リンク】
聖マリアンナ医科大学 聖マリアンナ医科大学東横病院の事業終了及び機能移転等について (お知らせ) 
2008/6/18エントリ 聖マリアンナ医科大学東横病院オープン
2023/10/25エントリ 聖マリアンナ医科大学東横病院が2024年3月31日閉院を発表、「創業の地」で82年余の歴史に幕
2024/3/26エントリ 聖マリアンナ医科大学東横病院3/31閉院直前、オリジナルブランド天然水「マリアンナ水」をご紹介

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2025年
02月07日

グランツリー武蔵小杉屋上に太陽光発電パネル設置、施工プロセスをレジデンス・ザ・武蔵小杉から撮影

グランツリー武蔵小杉の屋上に、太陽光発電パネルが設置されていました。
広い屋根を活用して、大きな面積を占めています。

■グランツリー武蔵小杉屋上の太陽光発電パネル設置
グランツリー武蔵小杉

グランツリー武蔵小杉は、東京機械製作所玉川製造所第一工場の跡地に開発され、2014年11月22日に開業した大型複合商業施設です。

セブン&アイ・ホールディングスが運営し、「アリオ」の上位ブランドのような形でオープンしました。

上記写真は太陽光発電パネル設置が完了した段階のもので、横須賀線武蔵小杉駅前の高層マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」から撮影したものです。

今回は同マンションにお住まいの方のご協力を得て、設置プロセスを連続写真でご紹介したいと思います。

■太陽光発電パネルの台座が設置


まずこちらが、太陽光発電パネルの台座が設置された段階のものです。
細かいですので、拡大してみていきましょう。

■台座の設置プロセス







上記3枚の写真が、太陽光発電パネルの台座が設置されていく様子を順番に撮影したものです。
施工作業をする方の姿も見ることができますね。

■太陽光発電パネル設置完了






そして2025年1月には、太陽光発電パネル設置が完了しました。
屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」の建屋の上など、最大限スペースを活用していました。

奥には冠雪した富士山も見えますね。

■地上の太陽光発電パネルと風力発電機




グランツリー武蔵小杉では、2014年の開業当時から建物周辺に太陽光発電パネルと、風力発電機が設置されていました。

こちらの太陽光発電パネルの面積と比べると屋上のパネルは大幅に拡張されますので、発電量も大きくなりそうです。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 グランツリー武蔵小杉
2018/8/11エントリ 東急元住吉駅の環境配慮設計と、太陽光発電パネル
2022/10/11エントリ 「西丸子小学校太陽光発電所」が最大100kW・校門で発電量表示し稼働中、蓄電池システム備え災害時の避難所として機能
2024/11/28エントリ ドトール上位ブランド「ドトール珈琲店 グランツリー武蔵小杉店」オープン、スペシャリティコーヒーと料理を提供
2025/1/13エントリ 川崎市出身俳優・市原隼人さんが1日消防団長でグランツリー武蔵小杉に登場、富士通フロンティアーズも参加し消防団員募集をPR

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2025年
02月06日

全国都市緑化かわさきフェア企画「未来っていいな☆まつり」が3/29・30等々力緑地で開催、「ドラえもんたちとのパレード」参加申込開始

「全国都市緑化かわさきフェア」春季が2025年3月22日(土)から4月13日(日)まで開催されます。
このメイン会場のひとつである等々力緑地において、市制100周年でチャレンジしたActionや向上したシビックプライドを未来へつなぐイベント「未来っていいな☆まつり ~夢を集めて川崎100周年~」が3月29日(土)30日(日)に開催されることが発表されました。

本イベントでは川崎市ゆかりの「ドラえもん」を起用し、ドラえもんたちと一緒に行進できる参加型のパレードで川崎市市制100周年のフィナーレを飾ります。
このパレードの参加申込みが2月5日からスタートとなりました。

また未来を体感するブースや藤子・F・不二雄作品キャラクターのスタンプラリーなど、市制100周年の取組を未来へつなぐさまざまなコンテンツ展開し、将来を担う子どもたちに川崎への愛着と誇りを生みだしていくことを目的としています。

■「未来っていいな☆まつり~夢を集めて川崎100周年~」
未来っていいな☆まつり
※川崎市提供、以下同じ。コンテンツはいずれもイメージ写真です。

■「未来っていいな☆まつり~夢を集めて川崎100周年~」の開催概要
日時 2025年3月29日(土)・30日(日)10:00~17:00
※雨天時は一部のコンテンツを中止・変更する場合がございます。
会場 等々力緑地 催し物広場
【全国都市緑化かわさきフェア会場内】
主催 川崎市市制100周年記念事業・全国都市緑化かわさきフェア実行委員会
コンテンツ(1)
「未来っていいな☆ドラえもんパレード」
ドラえもんたちと一緒に、子ども参加型のパレードを実施します。

●実施日時:3月29日(土) ・30(日)11時/13時30分(各30分程度)
※市立橘中学校(29日)大西学園中高等学校(30日)吹奏楽部によるマーチング
※参加者にはドラえもんオリジナルバルーンをプレゼント
※雨天時はUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)外周部等で実施予定

●パレードの参加者募集
ドラえもんたちと一緒に歩く、パレードの参加者を募集します。

■対象:市内在住・在学で小学校6年生までの、一人でパレードに参加できる幼児・児童
(車椅子等介助が必要な方は、介助する方も参加いただけます。)
※当日は保護者の同伴が必要です。
■パレード開催場所:等々力緑地 催し物広場内をゆっくり歩きます(200m程度)。
■定員:各回50人 計200人
※申込多数の場合は抽選

■募集期間:2月5日(水)~3月10日(月)
※詳細は【申込フォーム】を御覧ください。

(登場予定のドラえもん、のび太、しずか)
登場予定のドラえもん、のびた、しずか
ⒸFujiko-Pro
コンテンツ(2)
市制100周年の取組を未来へつなぐブース出展
①未来を体感するブース
市内の企業等と連携しながら、子どもたちが未来を感じることができる、体験型のブース出展を行います。

●自分の塗り絵が3Dモデルになる飛行機レース
※3月22日(土) ・23(日)にも同会場にて出展予定
●ドローン体験、地震体験VR
●川崎市自動運転バス(Minibus 2.0)の展示 など

(ドローン体験)
ドローン体験

(自動運転バス(Minibus 2.0))
自動運転バス

(飛行機レース)
飛行機レース
飛行機レース

②100周年の取組を振り返るブース
100周年の取組紹介や記念商品展示など、100周年の取組を振り返ることができるブースを出展します。
UNI COFFEE ROASTERYの生ドーナツ等の記念商品の一部も販売予定です。

(記念商品展示)
記念商品展示

(取り組み紹介)
取り組み紹介

(記念商品販売「UNI COFFEE ROASTERYの生ドーナツ」)
生ドーナツ

③川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムブース
川崎が誇る「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」をPRするブースとして、ポケットミュージアムの出張展示や来場者へオリジナルクリアファイルを配布予定です。
藤子・F・不二雄ミュージアムブース


コンテンツ(3)
体験を記憶や記録に残すコンテンツ
同時開催中の緑化フェア会場を回る「ドラえもん」をはじめとする藤子・F・不二雄作品キャラクターのスタンプラリーや、ドラえもん名言パネルの設置、フォトスポットの設置など、幅広い世代の記憶に残るコンテンツを実施します。

(ドラえもんフォトスポット)
フォトスポット

フォトスポット

フォトスポット

(フォトスポットイメージ)
フォトスポット
Web 川崎市市制100周年記念事業公式ウェブサイト イベント情報

全国都市緑化フェアは、緑の大切さを学びつつ、緑がもたらす快適で豊かなまちづくりを推進するため、1983年から全国各地を巡回して開催されてきました。

これが川崎市制100周年記念事業として、2024年秋季と2025年春季に川崎市で開催されることとなり、富士見公園・等々力緑地・生田緑地の3か所がコア会場となります。

■全国都市緑化かわさきフェアの「アクティブガーデン」(2024秋季開催)
に追補させていただくメインガーデン「アクティブガーデン」

緑化フェアは2回に分けて開催され、2024年秋季開催が10月19日(土)から11月17日(日)まででした。こちらは弊紙でも集中的にご紹介をしていたところです。

今回の「未来っていいな☆まつり ~夢を集めて川崎100周年~」は、2025年3月22日(土)から4月13日(日)までの春季開催の一部として3月29日(土)・30日(日)に開催されます。

前掲のイベント内容に加えて、勿論緑化フェアのさまざまな植物や展示、企画なども楽しめることと思います。

開催まではまだ少し時間がありますが、ドラえもんたちと一緒に行進できる参加型のパレードの参加申込みが2月5日からスタートし、3月10日までとなっています。

希望される方は、忘れずにお申込みください。


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 最速公開「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート!等々力緑地編


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル さとうたけしさんライブペインティングも!全国都市緑化かわさきフェア等々力緑地会場レポート追補編


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート!都市の緑化がテーマの「富士見公園編」


【関連リンク】
(全国都市緑化かわさきフェア関連)
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2025年
02月05日

セントア武蔵小杉・ミニストップ前テナント案内が昨年来破損、電源健在で日没後には点灯

小杉町3丁目では、「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業」により、分譲タワーマンション「プラウドタワー武蔵小杉」、賃貸中層マンション「ケイジェイレジデンス武蔵小杉」、複合商業施設「セントア武蔵小杉」が開発されました。

このうち複合商業施設「セントア武蔵小杉」の交差点角地にあるテナント看板が、昨年来事故により破損しているのですが、電源は健在で日没後には点灯しています。

■セントア武蔵小杉のテナント看板破損も電源健在
セントア武蔵小杉

■セントア武蔵小杉
セントア武蔵小杉

セントア武蔵小杉は、南武線沿いに2013年から2014年にかけて段階的に開業した複合商業施設です。

南武線沿いが「A棟」でミニストップや味奈登庵などが入居、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店側が「B棟」で「かどや」などが入居しています。

■A棟「ミニストップ」前のテナント案内
セントア武蔵小杉

セントア武蔵小杉

事故で破損しているのは、A棟の「ミニストップ」前のテナント案内です。

ここの前の交差点は、南武線の下をくぐる軽いどんぶり坂のようになっていて、交通安全や防災面において若干リスクがある場所にはなっています。

どのような状況であったかはわかりませんが、明らかに車道方面からの衝突で破損しています。

カラーコーンで、一応周囲が囲われていました。

■日没後はライトが点灯
セントア武蔵小杉

この案内は少なくとも昨年末にはすでに破損していました。
出来合いの躯体ではなく特注品でしょうから、交換に時間がかかるのはやむを得ないところです。

ただ、まず撤去はされるものかと思っていたところ、2月に入ってもまだ健在で、日没後にはライトも点灯します。

これだけ外観が破損していると、点灯はできても内部の電気系統に部分的でも損傷がないとは言い切れないような気がしますね。

あえて点灯させなくても良いような気がいたしますが、とりあえず漏電など生じないように、祈っております。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2013/8/10エントリ 「セントア武蔵小杉」2013年9月1日オープン、ピアノ教室「AYAミュージックスクール」同日プレオープンへ
2014/7/15エントリ セントア武蔵小杉A棟がオープン、「味奈登庵」「いわた歯科クリニック」「小杉画廊」などが入居

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2025年
02月04日

等々力の価値ある歴史アーカイブ第2弾、Uvanceとどろきスタジアムに続き等々力球場・アリーナの展示が大幅拡充

等々力緑地は現在、東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設の合弁による「川崎とどろきパーク株式会社」による管理運営および再編整備が進められています。

弊紙では昨年末に、川崎とどろきパークが等々力緑地に縁のあるスポーツ等さまざまな展示を充実させた「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu ギャラリー」をオープンさせたことをお伝えしておりました。

こうした展示は同スタジアムだけではなく、等々力緑地内の「等々力球場」「とどろきアリーナ」においても拡充が行われていますので、ご紹介いたします。

■等々力球場・とどろきアリーナの展示拡充
等々力球場・とどろきアリーナの展示拡充

■等々力球場


■等々力球場の展示


等々力緑地には2020年10月に建て替え整備された硬式野球場です。

この1階事務所前にプロ野球選手等のサインが展示されているのを、弊紙では2024/5/31エントリでご紹介しておりましたが、現在では当時よりさらに展示が拡充されています。

なお、基本的にこのスペースは施設利用者向けのものとなっているということですので、あらかじめご了承ください。

弊紙では川崎とどろきパークのご案内により取材・撮影を行っております。窓口で見学希望の旨お伝えになれば、(保証はいたしかねますが)おそらく断られはしないのではないかと思います。

■佐々木主浩さんのサイン


■筒香嘉智選手のサイン


■里崎智也さん・松坂大輔さんのサイン


■アトランタオリンピック出場記念球


昨年ご紹介時に比べて、横浜DeNAベイスターズなどゆかりのある選手・元選手らのサインが大幅に増えていました。

それぞれに所属や名前が添えてあり、わかりやすいです。

■AC等々力出身のなでしこ日本代表・植木理子さんのシューズとユニフォーム




またこちらも等々力球場の展示で、なでしこ日本代表の植木理子選手のシューズとサイン入りユニフォームです。

植木理子選手はAC等々力出身で、高校は住吉高校を卒業された地元選手です。
川崎市市制100周年記念のスポーツイベント「アッと等々力フェス」で、サッカー教室の講師として来場していたのを弊紙でもご紹介しておりました。

■田中将大選手のサイン入りユニフォーム


■同じく、サイン入り色紙


こちらは、楽天ゴールデンイーグルスやニューヨーク・ヤンキースで活躍し、今季から東京読売ジャイアンツに移籍した田中将大選手のサイン入りユニフォームと色紙です。

日本代表の赤いユニフォームですね。

■山崎康晃選手のサイン入りユニフォーム




こちらは、横浜DeNAベイスターズの山崎康晃選手のサイン入りユニフォームです。
直近の2025年1月23日に自主トレーニングで等々力球場を訪れた時のものということです。

このように、どのような経緯によるものかが記録してあると、より身近に感じられます。

■「かわさき100フェス」のSHISHAMO・トゲナシトゲアリのサイン


また等々力球場では、野球だけでなく川崎市市制100周年記念の野外音楽フェス「かわさき100フェス」も開催されました。

同イベントに出演した「SHISHAMO」「トゲナシトゲアリ」のサインです。

■とどろきアリーナの展示も拡充


■川崎ブレイブサンダースの展示


等々力球場に加えて、とどろきアリーナの展示も拡充されましたので、見ていきましょう。
サブアリーナの入口正面には、川崎ブレイブサンダースの展示がありました。

ニック・ファジーカス選手のラストシーズンに作られた「NICK THE LAST」のTシャツも並んでいました。

■事務所前の展示も拡充


■かながわ・ゆめ国体の展示






こちらは、1998年(平成10年)に開催された、「かながわ・ゆめ国体(第53回国民体育大会)」の展示です。

カモメのキャラクターは「かなべえ」という名前で、公募によりスタジオジブリの作品が選ばれたものだそうです。

1998年というとそれほど昔ではないように思っていましたが、これがもう、四半世紀以上前になってしまったのですね。

■富士通レッドウェーブの展示




富士通レッドウェーブは、富士通の女子バスケットボールチームです。

2006年1月8日の第72回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会優勝時のサインボールが展示されていました。

■NECレッドロケッツ川崎の展示






NECレッドロケッツ川崎は、NECの女子バレーボールチームです。
サインボールやユニフォームにも、それぞれどのシーズンのものか説明が添えられています。

■女子バレーボールワールドカップ予選ラウンドの展示




またとどろきアリーナでは、女子バレーボールのワールドカップ予選ラウンドも開催されていました。

当時の大会日程や経過なども説明があり、単にサインボールの展示だけでなくストーリーを感じることができるようになっています。

■女子バスケットボール日本代表強化試合の展示




さらにこちらは、バスケットボール女子日本代表の国際協会試合の展示です。
2016年7月5日にセネガル代表戦が開催され、2,831人が観戦したということです。

■川崎市とどろきアリーナオープン記念 日本・ロシア対抗バレーボールの展示


最後にご紹介するのは、さらに遡ってとどろきアリーナオープン記念の日本・ロシア対抗バレーボールの展示です。

1995年ということで、約30年前になるのですね。

今回ご紹介した展示は、昨年ご紹介した「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu ギャラリー」同様、川崎フロンターレから川崎とどろきパークに出向して活躍されている、営業部の田中育郎シニアマネージャーが各方面の協力を得て拡充されものです。

等々力緑地での日本代表チーム、かわさきスポーツパートナー各チームの歴史、またスポーツに限らない様々な歴史の記録が情熱をもって収集・再編・整理されています。

■Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu ギャラリー




本記事でご紹介しているのは、展示の一部です。
とどろきアリーナのサブアリーナはどなたでも入れますので、等々力緑地にお立ち寄りの際にご覧になってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク ウェブサイト
2024/5/31エントリ 等々力球場にプロ野球選手らのサイン入り色紙が展示、ベイスターズ「ハマの番長」三浦大輔監督から若手選手まで多彩に
2024/12/24エントリ 等々力の価値ある歴史をアーカイブ!「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuギャラリー」公開、解説付きツアーも

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2025年
02月03日

元住吉・ブレーメン通り商店街が「商店街では自転車おりて!」呼びかけ、12~19時は「歩行者優先時間帯」

モトスミ・ブレーメン通り商店街では、毎日12:00~19:00が歩行者優先時間帯となっています。
現在、商店街において同時間帯の自転車降車をお願いするタペストリーが掲出されていました。

■元住吉ブレーメン通り商店街の「自転車降車お願い」タペストリー掲示
商店街では自転車おりて!

■元住吉駅西側のブレーメン通り商店街
ブレーメン通り商店街

ブレーメン通り商店街は、東急元住吉駅の西側に広がる商店街です。
たいへん多くのお店が加盟し、いつも賑わっているために「全国の商店街から視察が来る」と言われています。

上記写真は休日の風景ですが、ご覧の通り人でいっぱいです。
ここを自転車でかいくぐって走行するのは、まず現実として難易度が高い部分があります。

■12~19時が歩行者優先時間帯
歩行者優先時間帯

そのようなわけで、毎日12:00~19:00は「歩行者優先時間帯」として、自転車を降りてのご通行をお願いするかたちになっています。

商店街のアーチに掲示されていたこの横断幕は、以前からあったかと思います。

■「商店街では自転車おりて!」のタペストリー
タペストリー

タペストリー

そしてこのたび新たに登場したのが、こちらのタペストリーです。
「商店街では自転車おりて!」と、ダイレクトなメッセージになっています。

モデルの方のポーズの意味はわかりませんが、不思議なインパクトがありました。

※2025/2/4追記
弊紙運営のXコミュニティ「中原区・武蔵小杉ライフ」で、昭和〜平成のアイドルユニット「Wink」のポーズと思われる旨、教えていただきました。
ヒット曲「淋しい熱帯魚」の歌詞が「STOP」から始まります。

■Xコミュニティ「中原区・武蔵小杉ライフ」

■自転車を押して歩く方
自転車を押して歩く方

■ブレーメン通り商店街側の「元住吉駅ビル駐輪場」
東急元住吉駅の駐輪場

とはいえ、武蔵小杉エリアから、ブレーメン通り商店街に自転車で買い物に行く方は、結構多いのではないでしょうか。

以前は商店街の中ほどに川崎信用金庫の時間貸し駐輪場があったのですが、建て替えに伴って使えなくなりました。

そのほかにも、東急元住吉駅周辺に駐輪場がありますので、そちらに自転車を停めてから商店街を歩くのが良いかと思います。

上記写真は、東急元住吉駅のブレーメン通り商店街側にある「元住吉駅ビル駐輪場」です。

■オズ通り商店街側の「東急元住吉駅前駐輪場」
オズ通り商店街側の東急元住吉駅前駐輪場

また、オズ通り商店街側には2階建ての「東急元住吉駅前駐輪場」もあります。
いずれも休日に空きがなかった経験はありませんので、まったくどこにも停められない、ということはおそらく無かろうかと思います。

特に休日には商店街に人出が多くなりますので、安全に利用できればと思います。

【関連リンク】
モトスミ・ブレーメン通り商店街 ウェブサイト

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2025年
02月02日

丸子山王日枝神社・住吉神社で2/2休日節分祭の賑わい、丸子宮元囃子保存会や地元芸人「梅ちゃん!」も登場

本日2025年2月2日は「節分」です。
昨年が土曜日であったのに引き続き日曜日の休日となり、丸子山王日枝神社や住吉神社などの節分祭がたいへん賑わいました。

■丸子山王日枝神社・住吉神社の2025節分祭
丸子山王日枝神社・住吉神社の節分祭  

節分と申しますと2月3日のイメージが強いですが、必ず2月3日が節分というわけではありません。

「季節を分ける」節目として立春の前日を指すことが多く、2025年の立春が2月3日であるためにその前日、2月2日が節分となりました。

立春の日がずれるのは、太陽暦による誤差(地球が太陽を1周する1年間の誤差)が蓄積されるためで、節分が2月2日となるのは4年ぶりとなりました。

今回は、丸子山王日枝神社と住吉神社の節分祭の模様をお伝えしたいと思います。

■丸子山王日枝神社の節分祭
丸子山王日枝神社の節分祭

まずは丸子山王日枝神社の節分祭からお伝えしていきましょう。

丸子山王日枝神社では、以前は境内に足場を組んで実施していたこともありましたが、今年は神楽殿から豆まきをするスタイルでした。

■整理券の番号表




混乱を避けるため、節分祭が始まる前は豆まき会場を封鎖して待機です。
17時開始に先立ち、16時から整理券を配布し、1回120名×6回に分けての実施となりました。

休日開催ということもあって、節分祭を開始するころには、整理券の配布が終了していました。

■豆まきスタート










定刻に豆まきがスタートし、年男・年女や地元議員さんらが豆やお菓子を盛大に撒いていきました。

参加者の中には、大きな袋を抱えてキャッチする方の姿も多く見受けられました。

■巳年の枡


豆まきをする皆さんの手にあったのは、巳年の枡でした。
丸子山王日枝神社のオリジナルです。

■お菓子の配布も


お帰りには、入口でお菓子の配布もありました。
うまくキャッチできなかったお子さんも安心です。

■丸子宮元囃子保存会の皆さんによる演奏


■丸子宮元囃子保存会 公式X

丸子山王日枝神社の境内では、丸子宮元囃子保存会の皆さんが演奏をしていました。
やはりお祭りムードを盛り上げるには、このお囃子が欠かせません。

おかげさまで、皆さん節分祭を楽しんでいらっしゃったのではないでしょうか。



■住吉神社の節分祭


続いてこちらは、住吉神社の節分祭です。
境内の中央に足場を組んで、全方位に向けて豆まきをしていました。

■豆まきする皆さん






■地元小学校の子どもたちも参加


住吉神社の節分祭には、近隣小学校の子どもたちも豆まきに参加していました。
普段このような機会はなかなかないでしょうし、とても楽しそうでしたね。

■豆まきはアピールも大事




■足場の周りは小学生エリア


なお、足場の周りは小学生エリアになっていました。
やはり、お菓子や豆をキャッチして一番喜ぶのは子どもたちですので、たくさん取らせてあげたいところです。

■地元芸人の「梅ちゃん!」


住吉神社の節分祭には、昨年に引き続き地元・元住吉在住の芸人「梅ちゃん!」さんも参加しました。

元プロボクサーで、元住吉「Powers」でのライブ活動のほか、中原平和公園での青空ボクシング教室なども開催されています。

■1万円を撒くジョークも


「梅ちゃん!」さんは壇上から1万円を手に「1万円コール」で会場を盛り上げましたが、さすがにこれは冗談でしたね。

皆さんの反応から、住吉神社の節分祭での登場が定着してきているように感じました。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 休日開催で賑わい!丸子山王日枝神社の2025節分祭


また、今回は丸子山王日枝神社の節分祭のレポート動画を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開させていただきました。

盛大に豆をまく様子や皆さんが頑張ってキャッチする姿は動画が良く伝わります。
地域の記録として、残しておきたいと思います。

【関連リンク】

2009/2/3エントリ 武蔵小杉・東福寺の節分祭2009
2012/1/26エントリ 法政通り商店街「二ヶ領用水発電所」の河童が節分仕様に
2013/1/30エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が節分仕様に/フロンターレ新春報告&サイン会を2月1日(金)開催
2014/2/3エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」節分仕様と、2月4日(火)フロンターレ新年ご挨拶回り
2015/2/16エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の節分仕様から、ひなまつり仕様
2018/2/4エントリ 武蔵小杉の2018年節分模様。東福寺の節分祭・大野屋の恵方巻から、パティスリー・シュシュクリエの恵方巻ロールまで
2019/2/3エントリ 丸子山王日枝神社「節分祭」の福豆まきに多くの方が集まる、大野屋が恵方巻を販売
2021/2/2エントリ 法政二中高一般入試スタート:コロナ禍で学習塾の応援自粛、法政通り商店街では124年ぶり2月2日節分のニカッパ君が見守る
2024/2/3エントリ 住吉神社「節分豆まき」2024は土曜開催で大盛況、地元芸人「梅ちゃん!」も盛り上げ

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2025年
02月01日

東急武蔵小杉駅の川崎フロンターレ装飾が2025シーズン版に更新、2/15ホーム開幕戦控え

東急武蔵小杉駅は、2019年より「スポーツの駅」として川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダースの装飾を行っています。
両クラブともシーズンごとに選手・ユニフォームが変わりますので、装飾も毎年更新されています。

このたび、2月15日(土)のUvanceとどろきスタジアム by FujitsuでのJ1ホーム開幕戦を控えて、川崎フロンターレの装飾が2025シーズンに更新されました。

■東急武蔵小杉駅の川崎フロンターレ装飾更新
東急武蔵小杉駅の川崎フロンターレ装飾更新

■東急武蔵小杉駅改札口


まずこちらは、東急武蔵小杉駅のJR線乗換側改札口です。
改札内の左の柱が川崎フロンターレ、右の柱が川崎ブレイブサンダースになっています。

■佐々木旭選手


改札口の柱には、2名の選手が配置されています。
一番目立つ改札口の外側に向けては、ディフェンダーの佐々木旭選手でした。

流通経済大学から2022シーズンに川崎フロンターレに加入後、サイドバックを中心に活躍しています。

 ■2022・2023年にグランツリー武蔵小杉で読み聞かせイベントに参加した佐々木旭選手
読み聞かせをする佐々木旭選手

佐々木旭選手は、2022年・2023年にグランツリー武蔵小杉で開催された、絵本の読み聞かせイベントに参加してくれていました。

弊紙でも取材させていただきましたので、関連リンクよりご参照ください。

■柱の反対側は三浦颯太選手


そして佐々木旭選手の反対側は、三浦颯太選手でした。
J2クラブながら天皇杯を制したヴァンフォーレ甲府から2024シーズンに加入しました。

佐々木旭選手と同じくサイドバックとして、左サイドを駆け上がる攻撃に見ごたえがあります。

■東急武蔵小杉駅の情報発信スポット「こすぎアイ」の装飾


■「KAWASAKI BASED.」


■「FOOTBALL TOGETHER」


そして改札内のコンコースでは、大型ビジョンが設置された情報発信スポット「こすぎアイ」の装飾も更新されました。

大型ビジョン設置側が川崎ブレイブサンダース、その向かい側が川崎フロンターレとなっています。

「KAWASAKI BASED」は、クラブのホームタウン“川崎”との強い絆を象徴する2025シーズンユニフォームのコンセプトとして取り入れられています。

「FOOTBALL TOGETHER」は、川崎フロンターレが継続的に掲げているスローガンですね。

■「こすぎアイ」右側の装飾


■脇坂泰斗選手


脇坂泰斗選手は、昨シーズンに引き続き2025シーズンもキャプテンを務めることが発表されました。
クラブを代表する選手として、装飾でも大きく配置されています。

■川崎大師「必勝祈願」での脇坂泰斗選手囲み取材


足元でボールをピタリと止める技術の高さはJリーグでもトップクラス。
川崎大師での必勝祈願での囲み取材では、「MVP」の獲得への意欲を語ってくれました。

■小林悠選手


小林悠選手も、川崎フロンターレを代表する選手です。
フォワードとして苦しい局面で何度もクラブを救ってきました。

■山本悠樹選手


そして山本悠樹選手は、ガンバ大阪から2024シーズンに加入しました。
加入初年から中盤で活躍を見せ、中心的な選手となることが期待されています。

■「小杉らぁめん夢番地」で完食した小林悠・山本悠樹両選手
ラーメン完食

小林悠選手、山本悠樹選手といえば、2024年の「商店街あいさつ回り」で、武蔵小杉を担当してくれました。

小杉らぁめん夢番地で、ラーメンを完食する姿が印象的でした。

こちらも弊紙で取材させていただきましたので、関連リンクよりご参照ください。

■「こすぎアイ」右側の装飾


一方こちらは、「こすぎアイ」右側の装飾です。
2選手とふろん太が登場しました。

■ファンウェルメスケルケン際選手


ファンウェルメスケルケン際選手は、2024シーズンにオランダ・NEC(※日本電気とは無関係です)から加入しました。

サイドバックですので、今回の装飾は佐々木旭選手、三浦颯太選手とサイドバックの選手が多いですね。

■新丸子・菓心桔梗屋のファンウェルメスケルケン際選手




ファンウェルメスケルケン際選手は、先日の「商店街あいさつ回り」では、新丸子を担当しました。
「菓心 桔梗屋」ではみかぼ焼きを召し上がって大変美味しかったとのこと。

そして新丸子の商店街が人・人・人で埋め尽くされる人気ぶりはすさまじいものでした。

■大関友翔選手


ユース出身の若手選手からは、大関友翔選手が登場しました。

ユースからトップ昇格後、2024シーズンはJ3リーグの福島ユナイテッドFCに期限付き移籍で武者修行。
シーズンを通して活躍して見事J3リーグベストイレブンに輝きました。

2025シーズンは川崎フロンターレに復帰し、中盤のタクトを振るうことが期待されます。

■ふろん太



そして小さいながらも、マスコットキャラクターのふろん太も装飾に登場しました。
今シーズンもホームゲームイベントやさまざまな地域イベントで活躍してくれることでしょう。

本日取材時点で装飾が更新されたのは東急武蔵小杉駅のみでしたが、今後JR武蔵小杉駅北口や、こすぎコアパーク、中原区役所などの装飾も更新されていくものと思います。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「佐々木旭選手登場!フロンターレ選手と本を楽しもう」


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「市内商店街で選手らが交流!川崎フロンターレ2024必勝祈願・商店街挨拶回り」


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 川崎フロンターレ2025始動!新年必勝祈願・商店街あいさつ回り密着レポート(監督+4選手囲み取材収録)


【関連リンク】
川崎フロンターレ 2025シーズンユニフォーム特設サイト
2022/11/23エントリ 川崎フロンターレ佐々木旭・五十嵐太陽がグランツリー武蔵小杉で「お風呂」絵本読み聞かせ、多彩なポージングで記念撮影も
2023/11/23エントリ 佐々木旭選手が読み聞かせ!!読書推進活動「フロンターレ選手と本を楽しもう」がグランツリー武蔵小杉で開催
2024/1/11エントリ 川崎フロンターレが2024必勝祈願・新年挨拶回りを実施、中原区では小林悠・大島僚太らが交流
2025/1/12エントリ 川崎フロンターレ2025始動!新年必勝祈願・商店街あいさつ回り密着レポート(新監督+4選手囲み取材収録)
2025/1/22エントリ 川崎フロンターレの2025ユニフォーム一般販売開始、プーマ提供「選手着用写真」ノーカット掲載

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2025年
01月31日

川崎市公園緑地協会・中原区子ども会連合会が新春凧揚げ「絵付け品評会」優秀作品を中原区役所で展示

2025年1月5日に、公益財団法人川崎市公園緑地協会による「新春凧あげ大会」が多摩川・宮内の河川敷で開催されました。
本イベントは中原区子ども会連合会が協賛し、地域の親子約600人・300張を越える角凧が参加しました。

また当日は子どもたちが絵付けした凧の品評会も行われ、両団体による審査の結果、優秀作品50点が選定されました。
これらの優秀作品は、1月20日から24日にかけて中原区役所に展示されていましたので、本記事に記録しておきたいと思います。

■令和6年度・第44回新春絵付け凧優秀作品展
新春絵付け凧優秀作品展

新春絵付け凧優秀作品展

優秀作品の展示が行われていたのは、中原区役所の1階です。待合スペース裏手の壁面に、50点の鮮やかな凧が並んでいました。

■鮮やかな優秀作品
優秀作品展示

鮮やかな優秀作品
※氏名部分をマスキングしてあります。

新年の凧揚げイベントでしたので、絵付けはやはり干支の巳(へび)が多かったですね。
それぞれにお目出たい絵柄になっています。

■「星は無限 資源は有限 SDGs」
星は無限 資源は有限

絵付けのなかには、環境保護をテーマにしたものもいくつかありました。
「星は無限 資源は有限 SDGs」というメッセージとともに、虹色の蛇が描かれている作品です。

■個性あふれる作品
個性あふれる作品

個性あふれる作品

蛇はリアルな絵柄もあれば、デフォルメされたかわいらしい絵柄もありました。

上記2点はいずれも野球の絵を取り入れていますが、これは野球クラブの子どもたちが参加しているものと思います。

■海のいきものたち
個性あふれる作品

また絵付けの中には、蛇が登場しないものもありました。
こちらは海のいきものたちを描き、海洋プラスチック問題を啓発する内容になっています。

展示は5日間という短い期間で終了していますので、本記事でお楽しみいただけますと幸いです。

■中原区スポーツ推進委員会Instagram

また1月5日の凧揚げの様子は、中原区スポーツ推進委員会のInstagramで写真や動画で紹介されています。

こちらもあわせてご参照ください。

【関連リンク】
中原区子ども会連合会ウェブサイト 凧揚げ大会

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2025年
01月30日

川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1)追補編:「丸子の渡し」の歴史伝える2つの碑

財団法人川崎市文化財団の事業に「川崎歴史ガイド」があります。
これは、市内の歴史文化遺産の保存と紹介を目的とした事業で、市内の歴史をたどる9つのルートを設定し、現地にガイドパネルを設置するほか、パンフレットを作成しているものです。

中原区においては、「中原街道」「二ヶ領用水」がルートに設定されており、弊紙では2009年より長期にわたって「中原街道ルート」のガイドパネルをご紹介してまいりました。

「中原街道ルートは「丸子の渡し」からスタートするのですが、2009年の連載スタート時にすでに「丸子の渡し」のガイドパネルは行方不明となっており、その旨川崎市文化財団のウェブサイトにも記載されていました。

そのため当時は現地周辺の写真のみしかご紹介できていなかったのですが、丸子橋近くの河川敷や土手には川崎北ロータリークラブや、NPO法人多摩川エコミュージアムが設置した碑がありました。

今回はこれらの碑を追補編としてご紹介したいと思います。

■川崎歴史ガイド・中原街道ルート「丸子の渡し場跡」の碑
丸子の渡し場跡

丸子の渡し場跡の碑

「丸子の渡し」とは、丸子橋が出来る前に現在の川崎市中原区と東京都大田区を連絡していた渡し船です。

まず、川崎北ロータリークラブが設置した碑は、丸子橋近くの河川敷にありました。
写真奥は丸子橋第一グラウンドで、よく少年サッカークラブなどが試合をしています。

■「丸子の渡船場跡」のガイド
丸子の渡船場跡

この碑には「丸子の渡船場跡」と題して、説明が記載されていました。
文章は以下の通りです。


近世初期、中原往還には小杉(現中原区)、中原(現平塚市)に将軍の休泊施設である御殿が設けられ、江戸と相模凹面を結ぶ重要な幹線であった。

その後、東海道が整備されるにしたがい、当往還は地域の生活圏を結び、生産物資を運ぶ道に変貌し、殊に、往きは農産物を、復りは農作物の肥料となる下肥えを積んだ荷重で賑わい、又、道の両側には農家や商家が立ち並び、居酒屋などで一休みする人々も多かったと云う。

そして、大正年間の河川改修、昭和十年の丸子橋開通等により今の中原街道の姿へと変わってきたのである。

丸子の渡船は、はじめ上丸子村が運営し、元禄年間に二子村の市郎兵衛の個人経営に、さらに明和二年(西暦1765年)から上丸子・二子・下沼部三村の運営となり明治に至った。

文化七年の資料によれば、渡船場には水主八名、定番一名の九名が詰め、馬船三艘が就航し人馬の往来は頻繁で夜間も通行ができたという。

その一は今の丸子橋の下流、この辺りにあたる。

平成元年三月吉日 建碑
川崎北ロータリークラブ


「丸子の渡し」は公共事業と思っていましたが、一時は個人経営だった時もあったのですね。

平成元年は1989年でしたから、弊紙が2009年に「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」の第1回として記事化した際にはすでに設置からちょうど20年にあたりました。

■土手のNPO法人多摩川エコミュージアムによる碑
多摩川エコミュージアムによる碑

多摩川エコミュージアムによる碑

またこちらは、丸子橋近くの土手の上にある碑です。
NPO法人多摩川エコミュージアムが2008年3月に設置したものです。

ご覧の通り説明はコンパクトですが、当時の渡し船の写真が掲載されています。

1935年の丸子橋の架橋により廃止ということですから、まだ渡し船に乗ったことがある方も、ご存命でいらっしゃることと思います。

■「丸子の渡しまつり」
丸子の渡し祭り・多摩川で和むe体験

現在は渡し場の名残りはありませんが、毎年渡し船を再現した「丸子の渡しまつり」が開催されています。

現在は丸子橋が便利ですし、かつて「あばれ川」と呼ばれた時代よりずっと治水も進みましたが、当時の歴史を知ることも大切かと思います。

■川崎歴史ガイドのパンフレット
川崎歴史ガイドのパンフレット

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 川崎&大田区両岸で開催!「第11回丸子の渡し祭り」&「多摩川で和むe体験」


【関連リンク】
川崎市文化財団ウェブサイト 川崎歴史ガイド・中原街道ルート

(丸子の渡し関連喜い)
2023/9/23エントリ 「第10回丸子の渡し祭り」「多摩川で和むe体験」で丸子橋両岸を渡し船で繋ぎ賑わい、天然鮎塩焼き販売や走り方教室も
2024/1/11エントリ 「第11回丸子の渡し祭り」「多摩川で和むe体験」が丸子橋近く多摩川両岸で開催、鮎の塩焼きも美味

(川崎歴史ガイド・中原街道ルート連載)
2009/9/23エントリ (1):「丸子の渡し」
2009/10/6エントリ (2):「旧原家母屋跡地」
2009/11/9エントリ (3):「旧名主家と長屋門」
2009/11/29エントリ (4):「明治の醤油作りと八百八橋」
2009/12/21エントリ (番外編):「武蔵小杉駅の八百八橋」
2010/2/9エントリ (番外編):「丸子の渡しガイドパネル入札不調」
2010/2/14エントリ (5):「小杉御殿と『カギ』の道」
2010/3/30エントリ (6):「小杉御殿の御主殿跡」
2010/5/23エントリ (番外編)「中原区役所の八百八橋」
2010/6/28エントリ (7):「小杉陣屋と次大夫」
2010/7/19エントリ (8):「御蔵稲荷と多摩川」
2010/8/19エントリ (9):「西明寺と小杉学舎」
2010/11/12エントリ (10):「小杉駅と供養塔」
2011/2/11エントリ (11):「庚申塔と大師道」
2011/3/27エントリ (12):「小杉十字路」
2011/4/7エントリ (番外編):「中原区役所の八百八橋」リニューアル
2011/5/3エントリ (番外編):「中原区役所の八百八橋」看板設置と石橋ベンチ
2011/7/9エントリ (13):「二ヶ領用水と神地橋」
2011/9/4エントリ (14):「泉沢寺と門前市」
2012/12/1エントリ 「安藤家長屋門」が川崎市指定文化財に、本日12月1日(日)に一般開放
2013/2/9エントリ 「安藤家長屋門 川崎市重要歴史記念物記念イベント」が2013年3月14日(木)、30日(土)開催
2013/2/12エントリ 川崎市重要歴史記念物「安藤家長屋門」一般公開レポート
2013/8/16エントリ (15):「旧中原村役場跡」
2014/2/10エントリ (16):「木月堀と『くらやみ』」
2015/12/20エントリ (番外編):旧原家母屋跡地「GATE SQUARE小杉御殿町」の歴史展示
2016/3/16エントリ (番外編):神明神社と上小田中公園に残る、「くらやみ」の歴史
2016/4/8エントリ (番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2016/8/16エントリ (番外編):大田区側「おいと坂」と、「美富士橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群
2021/4/27エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):子母口富士見台古墳から見た武蔵小杉の高層ビル群と、富士見台からの富士山
2022/8/30エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):平塚市の中原御殿跡訪問、「中原小学校」「御殿一丁目」などまるで異世界の中原区を散策 2022/9/9エントリ 中原区×平塚市コラボ・中原図書館で中原街道史料展示開始、小杉御殿・川崎フロンターレvs中原御殿・湘南ベルマーレ「中原街道御殿ダービー」も熱戦
2022/9/29エントリ 中原区・なかはら散策ガイドの会が平塚市コラボの中原街道まち歩きを開催、小杉御殿・中原御殿の歴史を辿る

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