武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
04月17日

フーディアム武蔵小杉の「ラ・セゾン・デ・パン」4月20日閉店・「飯野眼科」9月移転、跡地にダイエーグループのベーカリー「ラ・ボンテ」が2015年5月出店決定

【Reporter:はつしも】

フーディアム武蔵小杉1階の「ラ・セゾン・デ・パン」が、2015年4月20日をもって閉店し、パン工房を不動前に開設するとともに販売店舗を都立大学・センター南に移転させることになりました。
また2階の「飯野眼科」も、小杉町3丁目に新築された「増田屋ビル」に2015年9月に移転することとなりました。

そして「ラ・セゾン・デ・パン」跡地には、ダイエーグループのベーカリー「ラ・ボンテ武蔵小杉店」が2015年5月にオープンします。

■フーディアム武蔵小杉1階の「ラ・セゾン・デ・パン」
フーディアム武蔵小杉1階の「ラ・セゾン・デ・パン」

「ラ・セゾン・デ・パン」は、2008年5月24日のフーディアム武蔵小杉開業当初から営業を続けてきた店舗です。
まだ店舗が少なかった再開発地区の貴重なベーカリーとして、一定の顧客をつかんでいたように思います。

またかつては再開発地区に飲食店が欠乏していたこともあり、同年にはイートインスペースを開設するなど運用上の工夫も行っていました。

■「ラ・セゾン・デ・パン」の閉店・移転告知
「ラ・セゾン・デ・パン」の閉店・移転告知

現在、レジ前にはフーディアム内の店舗閉店と、新たな事業展開のお知らせが掲示されています。
これによると5月に不動前にパン工房を開設し、販売店舗を都立大学駅とセンター南の東急SC(2015年9月)にオープンさせるということです。

同店のオープン当初に比べると、再開発地区には競合店舗がかなり増えてきました。
武蔵小杉東急スクエアの「DONQ」「アンデルセン」「リトルマーメイド」、ららテラス武蔵小杉の「神戸屋キッチン」、グランツリー武蔵小杉の「パンオトラディショネル」など、消費者にとっては選択肢が多く喜ばしい状態です。

フーディアム武蔵小杉は施設全体の集客状況も厳しい状態が続いており、「ラ・セゾン・デ・パン」はここで競合していくよりも新天地での事業展開を選択した形になります。

■跡地に出店する「ラ・ボンテ」の既存店
跡地に出店する「ラ・ボンテ」の既存店

そしてその跡地に出店するのが、「ラ・ボンテ武蔵小杉店」です。
「ラ・ボンテ」はダイエーグループの「株式会社ボンテ」が運営する石窯パンのお店で、ダイエーの施設内に店舗を展開しています。

■ダイエー グループ会社紹介 株式会社ボンテ
http://www.daiei.co.jp/corporate/group/bonte.html

■「ラ・ボンテ」のパン
「ラ・ボンテ」のパン

■カレーパンとソーセージパン
カレーパンとソーセージパン

■「土用の丑の日パン」
「土用の丑の日パン」

「ラ・ボンテ」では、オーソドックスなパンから「土用の丑の日パン」まで、さまざまなパンが販売されています。

普通においしくいただきましたが、ダイエーのパン屋さんですので、「職人の極み」のようなクオリティを期待するものではないかと思います。

■「ラ・ボンテ」のイートインスペース
「ラ・ボンテ」のイートインスペース

「ラ・ボンテ」は、店舗によりイートインスペースを設けているところがあります。
フーディアム武蔵小杉の店舗も、今のところイートインスペースが設置される見込みです。

「ラ・セゾン・デ・パン」の閉店が4月20日、「ラ・ボンテ」のオープンが5月ですから、比較的速やかに準備が着手されることになるでしょう。



■フーディアム武蔵小杉2階の「飯野眼科」
フーディアム武蔵小杉2階の「飯野眼科」

続いて移転するのが、2階の「飯野眼科」です。
こちらはコメントで情報提供いただきました通り、小杉町3丁目に建て替えられた「増田屋ビル」の2階に入居することになります。

こちらは前述の通り、2015年9月に増田屋ビルでの新規開院を予定しています。

■小杉町3丁目の「増田屋ビル」
小杉町3丁目の「増田屋ビル」

旧増田屋(蕎麦店)を建て替えた「増田屋ビル」の1階には、「トモズ」の調剤薬局が入ることを2015/4/10エントリでお伝えしておりました。
同ビルは2階までが店舗区画になっていまして、これで店舗情報が揃いました。

■フーディアム武蔵小杉のこれまでの店舗入れ替わり
▼55ステーション(2009年3月閉店)⇒ぷらちなはーと(2012年12月閉店)⇒ジュエリープラザ(2014年3月頃閉店)⇒クツショウテン(2014年6月29日閉店)⇒保険見直し本舗増床
▼パリミキ(2009年9月閉店)⇒現・フィットネス用品売り場
▼アイシティ(2010年3月閉店)⇒現・ストレッチファクトリー
▼柿安口福堂(2011年1月閉店)⇒さざれ(2011年12月閉店)⇒幸せの黄金鯛焼き(2013年1月閉店)⇒千花いただきや(2014年1月閉店)⇒店舗区画撤去
▼Fare(2014年5月14日閉店)⇒現・Gaba(2014年9月1日開店)およびBlanc、QBハウス(2014年11月29日開店
▼日本一(2014年5月20日閉店)⇒現・D's Selection(2014年7月12日開店)
▼広東菜館(2015年1月閉店)
▼ラ・セゾン・デ・パン(2015年4月20日移転)⇒ラ・ボンテ(2015年9月開店予定)
▼飯野眼科(2015年9月移転)

フーディアム武蔵小杉は、開業以来専門店の入れ替えが激しくなっています。
開業時から営業している、いわゆる「生え抜き」の専門店の方が少なくなってきました。

生え抜き店舗は「パークシティ歯科クリニック」「カラダファクトリー」「日本旅行OMC」「白洋舎」「保険見直し本舗」といったところで、「カラダファクトリー」などは店舗を拡張するなど好調のようです。
ただ施設全般としては、他の商業施設に押されているのは否めないところではないでしょうか。

また今回の「ラ・ボンテ」、「パリミキ」跡地のフィットネス用品売り場、「いただきや」跡地の生活用品売り場、「日本一」跡地の「D's Selection」と、専門店テナントの跡をダイエー自身で穴埋めするケースも目立ちます。
これは、外部テナントの入り手が見つかりにくい状態になっていることを伺わせます。

ただもちろん、空きスペースになってしまうよりも、すぐに何らかの売り場として活用されるほうが望ましいですね。
特にベーカリーはスーパーとしては必須でしょうから、「ラ・セゾン・デ・パン」の後釜が登場してくれるのは、利用者としてはとりあえず有難いことです。

ダイエーの経営がイオンに統合されたことはすでにお伝えしたとおりで、今後のフーディアム武蔵小杉の経営方針についても、動向が注目されます。

■フーディアム武蔵小杉開業当時のにぎわい
フーディアム武蔵小杉開業当時のにぎわい

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット foodium武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
飯野眼科 ウェブサイト

 (ラ・セゾン・デ・パン関連)
ラ・セゾン・デ・パン ウェブサイト
2008/6/4エントリ ブーランジュリー・ラ・セゾン・デ・パンのスイーツ
2008/11/3エントリ foodiumにカフェ登場? ラ・セゾン・デ・パンのイートイン

(フーディアム武蔵小杉関連)
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2008/7/25エントリ フーディアム武蔵小杉に関するアンケート結果
2009/3/17エントリ フーディアム武蔵小杉の55ステーションが閉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/31エントリ フーディアム武蔵小杉2階、パリミキ9月23日閉店
2009/10/1エントリ フーディアム武蔵小杉のパリミキ跡地に催事場オープン
2010/5/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階のアイシティが2010年7月31日閉店
2010/6/23エントリ 貴金属修理・買取「ぷらちなはーと」がフーディアム武蔵小杉2階にオープン
2011/12/18エントリ フーディアム武蔵小杉の薄皮たい焼き「さざれ」が本日閉店
2012/1/18エントリ フーディアム武蔵小杉に「幸せの黄金鯛焼き」が本日オープン
2013/5/9エントリ フーディアム武蔵小杉にたこ焼き・お好み焼き店「ITADAKIYA(いただきや)千花」が2013年5月13日(月)オープンへ
2014/2/11エントリ フーディアム武蔵小杉のたこ焼き・お好み焼き店「千花いただきや」が閉店
2014/4/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階「ジュエリープラザ」閉店、跡地に「クツショウテン」がオープン
2014/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉の美容室「Fare」、惣菜店「日本一」が2014年5月に連続閉店
2014/6/27エントリ フーディアム武蔵小杉の「クツショウテン」が6月29日(日)閉店、3か月足らずで営業終了に
2014/8/4エントリ フーディアム武蔵小杉2階に「Gabaマンツーマン英会話」が2014年9月1日(月)オープンへ
2014/9/26エントリ フーディアム武蔵小杉の「保険見直し本舗」が増床リニューアル、「Fare」跡地は「Gaba」と新店舗で2分割
2014/10/11エントリ フーディアム武蔵小杉2階に「Eyelash Salon Blanc」が2014年11月29日(土)オープンへ
2014/11/19エントリ 本日「ライフ宮内二丁目店」グランドオープン、「フーディアム武蔵小杉」売場改装オープン
2015/2/15エントリ フーディアム武蔵小杉の中華惣菜店「広東菜館」が、運営会社自己破産のために閉店
2015/4/10エントリ 旧増田屋ビル1階に「トモズ」の調剤薬局が出店、隣接の「トモズ武蔵小杉店」と併存へ

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2015年
04月16日

ららテラス武蔵小杉が4月26日まで1周年セールを実施、本日「AfternoonTea TEA STAND」がリニューアルオープン

【Reporter:はつしも】

「ららテラス武蔵小杉」が、2014年4月19日の開業から1周年を迎えます。
これを記念して、本日2015年4月16日(木)から4月26日(日)まで「1stアニバーサリー」セールが開催されています。

■ららテラス武蔵小杉 1stアニバーサリー(PDFファイル)
http://www.lalaterrace-musashikosugi.com/htdocs/wp/
wp-content/uploads/2015/04/anv1504.pdf


また、同施設1階の「AfternoonTea TEA STAND」が本日リニューアルオープンしました。
「TEAのエディトリアルショップ」として、メニューが一新されています。

ららテラス武蔵小杉の「1stアニバーサリー」

「1stアニバーサリー」の詳細については、上記PDFをご参照ください。
各店舗でのセールやイベントのほか、武蔵小杉東急スクエアと共同による大抽選会などが開催されます。

■「1stアニバーサリー」のご案内




各店舗の店先には、それぞれにセール等のご案内が掲示されていました。

■「大抽選会」の会場




ららテラス武蔵小杉・武蔵小杉東急スクエア合同の大抽選会では、各店舗で1,000円お買い物をするごとにスタンプがひとつもらえます。
このスタンプを5個(両施設のスタンプを含む)集めると、抽選が1回できるようになっています。

今回の抽選会はご覧の通り「ガチャガチャ」を使ったものになっています。
賞品は具体的に何かはわからないようになっていますが、旅行券やアミューズメント施設のチケット、食事券などが用意されているようです。

■リニューアルオープンした「AfternoonTea TEA STAND」


また冒頭に申しあげたとおり、本日、ららテラス武蔵小杉1階の「AfternoonTea TEA STAND」がリニューアルオープンしました。

店内の内装等はほとんど変わりませんが、メニューが一新されています。

■アイスキャンディーティー「フルーツ&アールグレイ」(税別580円)


こちらは、アイスキャンディーティー「フルーツ&アールグレイ」です。
フルーツたっぷりのアイスキャンディーを、アールグレイで溶かしながら飲むようになっています。

■アイスキャンディーを溶かして


アイスキャンディーは炭酸が入っていまして、アールグレイにフルーツの酸味とあわせてちょっとした刺激が加わります。

アールグレイはアイスですので、アイスキャンディーは少しずつ溶けていきます。

■「バニラスフレパンケーキ」(税別700円)
 「バニラスフレパンケーキ」

また同店では、ドリンクだけでなくフードメニューも新しくなっています。
こちらは「バニラスフレパンケーキ」です。

スフレの真ん中に穴をあけて、そこにハチミツやバターを入れるのが推奨の食べ方です。
また手前は焼きバナナで、お好みで一緒に食べるようになっています。

スフレは最後までアツアツで、甘党のわたくしとしては美味しくいただきました。


商業施設全体のリニューアルはまだ数年先でしょうが、各店舗ごとに一定の更新をかけていくことも大切かと思います。



■2周年セール中の「武蔵小杉東急スクエア」
武蔵小杉東急スクエアの4階改札口

セールの告知

なお、2015/4/14エントリでお伝えした通り「武蔵小杉東急スクエア」においても2周年記念セールが4月22日(水)まで開催されています。

■武蔵小杉東急スクエア 2ND ANNIVERSARY 電子カタログ
http://www.kosugi-square.com/share/catalog/
15/FLASH/index.php


つまり今週末18日(土)、19日(日)は両施設のセールが重なることになりますので、多くの方がショッピングに訪れるのではないでしょうか。

両施設はウェブサイトもバナーで相互リンクしていますし、今後も連携していくものと思います。

【関連リンク】
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2014/4/20エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「KEY'S CAFE」でいただく、トップスのケーキとパスタ
2014/4/22エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「Afternoon Tea TEA STAND」でいただく、アップルパイ
2014/4/27エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「バールデルソーレ」でいただく、肉+魚料理ランチ
2014/5/2エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「神戸屋キッチン」でいただく、パン窯煮込みの牛ほほ肉のシチューセット
2014/7/8エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の七夕「クールアース・デー」ライトダウン
2014/12/28エントリ ららテラス武蔵小杉「三井のすまいモール」の、武蔵小杉周辺模型マップ
2015/1/16エントリ ららテラス武蔵小杉に新店舗。老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」が2015年3月下旬出店へ
2015/3/6エントリ ららテラス武蔵小杉初の店舗入替、「ビルケンシュトック」が「ラコンテ・モア」閉店跡地に3月27日(金)オープン決定
2015/4/13エントリ ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」がオープン

(ららテラス武蔵小杉・武蔵小杉東急スクエアコラボ関連)
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2014/6/26エントリ 武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉が本日より合同セール開催、武蔵小杉ライフをコラボで応援
2014/11/16エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」がクリスマスプレゼント大抽選会を合同開催、グランツリーオープン3連休に対抗
2015/4/14エントリ 武蔵小杉東急スクエアが2014年度に過去最高の売上高・来館者数を記録、4月22日まで2周年記念セールを実施中

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2015年
04月15日

二ヶ領用水で、八重桜の変色ライトアップが実施

【Reporter:はつしも】

二ヶ領用水の八重桜が、ほぼ満開になりました。
本日、そのうち南武沿線道路に面した場所で、変色を加えたライトアップが行われていました。

■二ヶ領用水の八重桜ライトアップ
二ヶ領用水の八重桜ライトアップ

二ヶ領用水の八重桜ライトアップ

ライトアップが行われていたのは、二ヶ領用水と南武線船道路が交わる場所の、北側の部分です。ここには八重桜が並んでいまして、その道路沿いの部分に照明が設置されていました。

単なる照明であれば、街路灯が意図せずしてライトアップになることがあるのですが、今回設置されていた照明は、色合いが次々と変わるものになっていました。

■次々と変色するライトアップ
次々と変色するライトアップ

次々と変色するライトアップ

次々と変色するライトアップ

このように、照明の色が一定間隔で変わっていき、それによって八重桜もお召し替えをしていきます。

■八重桜の変色ライトアップ(Youtube動画)


色合いが変わっていく様子をYoutube動画にしてみましたので、こちらもご覧ください。
ちょっと不思議な感じですね。

■変色するライトアップ
変色するライトアップ

今回のライトアップは、どこが実施したものかわかりません。

遊歩道の路上に照明が設置されていましたので、川崎市または川崎市の許諾を得たものか、あるいは個人のクリエイターの方などがゲリラ的に実施したものかもしれません。

南武沿線道路を通行する多くの方の目に留まったようで、皆さん手持ちのスマートフォンなどで撮影をされていました。

明日も実施されているものか不明ですが、もし夜間に通行されることがあれば、注目してみてください。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園:公開空地 二ヶ領用水
2010/5/2エントリ 二ヶ領用水の八重桜ライトアップと、風に舞う花びら
2010/5/16エントリ タンポポの綿毛散るころ二ヶ領用水へ
2011/4/22エントリ 二ヶ領用水に、八重桜が咲く頃
2011/4/29エントリ 春の二ヶ領用水
2012/4/23エントリ 二ヶ領用水に、八重桜が咲く頃2012
2012/5/9エントリ 新緑の渋川
2013/4/8エントリ 二ヶ領用水に、八重桜が咲く頃2013
2013/4/15エントリ 新緑の二ヶ領用水
2014/2/18エントリ 2月14日の大雪により、二ヶ領用水の八重桜が倒れる
2014/4/5エントリ 武蔵小杉の桜の時。2014
2014/4/12エントリ ソメイヨシノのあとに、二ヶ領用水の八重桜

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2015年
04月14日

武蔵小杉東急スクエアが2014年度に過去最高の売上高・来館者数を記録、4月22日まで2周年記念セールを実施中

【Reporter:はつしも】

東急電鉄が本日付のニュースリリースにおいて、「武蔵小杉東急スクエア」が2014年度に過去最高の売上高・来館者数を記録したことを発表しました。
また同施設は2013年4月2日の開業から2周年を迎え、「2ND ANNIVERSARY」セールが4月22日(水)まで実施されています。

■東急電鉄 4月14日付ニュースリリース 「武蔵小杉東急スクエア」 2014年度 過去最高売上高!開業初年度を越える売上高143億円を達成(昨年対比:106.3%)
 http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2248
 
上記は速報的なリリースとなりますが、武蔵小杉東急スクエアの2014年度(2014年4月から2015年3月まで)の売上高は約143億円(前期比106.3%)、来館者数約2,354万人(前期比120.9%)とされています。

リリースではこの好調の要因として、
▼日常生活で必要とするバラエティ豊かな店舗を構成したこと
▼季節に応じた冊子、装飾、イベントを軸としたキャンペーンを多く実施したこと
▼周辺の商業施設との相乗効果があったこと
を挙げています。

武蔵小杉東急スクエアの周辺では、昨年4月に「ららテラス武蔵小杉」が、11月には「グランツリー武蔵小杉」が開業しました。
グランツリーなどを目当てに従来よりも遠方から武蔵小杉に来た方が、「駅直結」の武蔵小杉東急スクエアで買い物をした、ということもあったのではないでしょうか。

■武蔵小杉東急スクエア
 



そして冒頭に申しあげたとおり、武蔵小杉東急スクエアは2周年を迎えました。
同施設ではこれを記念して、4月22日(水)まで「2ND ANNIVERSARY」セールなどを開催しています。

■武蔵小杉東急スクエア 2ND ANNIVERSARY 電子カタログ
http://www.kosugi-square.com/share/catalog/
15/FLASH/index.php


セールの詳細等は、上記の電子カタログをご参照ください。
今回は、2周年を迎えた武蔵小杉東急スクエアの館内を巡ってみたいと思います。

■武蔵小杉東急スクエアの4階改札口
武蔵小杉東急スクエアの4階改札口

東急線のホームからエスカレーターをのぼると、武蔵小杉東急スクエアの4階に接続される改札口に出ることができます。

ここには2015/2/21エントリでご紹介した暖房効率改善のエアカーテンが設置されていまして、その機械が「2ND ANNIVERSARY」の電飾看板にもなっています。

■桜のディスプレイ
桜のディスプレイ

武蔵小杉東急スクエアの各出入口や4階レストラン街の広場などには、桜のディスプレイが設置されています。
本物のソメイヨシノはすでに散ってしまいましたが、館内はまだお花見の盛りのようです。

■来館者記念写真の展示
来館者記念写真の展示

また館内エスカレーターの周囲には、「2ND ANNIVERY」による来館者の記念写真が多数展示されていました。
これは撮影イベントを開催して写真を集めたものです。

多くは地域の方かと思いますので、お知り合いの写真も見つかるかもしれませんね。

■セールの告知
セールの告知

セールの告知

セールの告知

前掲の電子カタログに記載のとおり、「2ND ANNIVERSARY」では、各店舗がセールを実施しています。
館内を歩くと、各店舗の店先にセールの告知が目に留まります。

何かしらお目当てのものがありましたら、この機会を活用するのもよいでしょう。

■武蔵小杉東急スクエア
武蔵小杉東急スクエア

武蔵小杉東急スクエアは開業以来にぎわいも衰えず、全体として好調と見受けられます。
地域のお買いものスポットとして、定着してきているのではないでしょうか。

今回東急電鉄から発表された数値は、これを裏付けるものでした。

来年は3周年セールを行うのでしょうし、また引き続き地域の支持を集める商業施設として営業されることを期待しております。

【関連リンク】
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/2エントリ 新「中原図書館」開館レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2013/4/10エントリ 武蔵小杉東急スクエアの「雨に濡れる」連絡通路に庇が設置へ
2013/4/14エントリ 武蔵小杉東急スクエアで「駅員さんになって電車とツーショット!」撮影会が開催
2013/4/16エントリ 武蔵小杉東急スクエア「フードショースライス」の「ぐるチュロ」
2013/4/26エントリ 武蔵小杉東急スクエア連絡通路の庇が完成、「雨に濡れない」駅直結に
2013/6/6エントリ 武蔵小杉東急スクエアの電子マネーとドコモ基地局がついに開通、東急ストアは6月10日から24時間営業再開へ
2013/9/29エントリ 武蔵小杉東急スクエアに「アクアビジョン」「アクアネイル」がオープン
2013/10/9エントリ 武蔵小杉東急スクエアのデジタルサイネージに「コスギフェスタ2013」ポスターが投影開始
2013/10/24エントリ 武蔵小杉東急スクエアで、5つの「カラフルなかぼちゃ」を探そう
2013/10/31エントリ 武蔵小杉東急スクエアの、自動ドア
2013/10/17エントリ 武蔵小杉東急スクエアに3歳未満プレイスペース「ベビースクエア」がオープン
2013/12/12エントリ 武蔵小杉東急スクエアにフラワーショップ「FLEURISTE BON MARCHE」が本日オープン
2013/12/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアのクリスマス
2013/12/25エントリ 武蔵小杉東急スクエアの「QBハウス」が2013年12月27日(金)リニューアルオープン
2014/1/4エントリ 武蔵小杉東急スクエアの年始イベント:福袋・獅子舞・ノンタン
2014/6/26エントリ 武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉が本日より合同セール開催、武蔵小杉ライフをコラボで応援
2014/9/19エントリ 武蔵小杉東急スクエアに「キッチン仁々木」11月出店、グランツリー武蔵小杉に対抗し新店舗導入へ
2014/10/15エントリ 武蔵小杉東急スクエアの2014ハロウィンイベント
2014/11/1エントリ 「グランツリー」を迎え撃つ武蔵小杉東急スクエアが店舗入れ替え、和惣菜「きっちんににぎ」本日オープン
2014/11/16エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」がクリスマスプレゼント大抽選会を合同開催、グランツリーオープン3連休に対抗
2014/11/26エントリ 大野屋の良質オリジナル商品「数量限定国産ぜいたくジャム」
2015/2/21エントリ 武蔵小杉東急スクエア出入口に暖房効率改善のエアーカーテンが設置
2015/3/17エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「ににぎ」「おこわ米八」が相次ぎ閉店、跡地の「ジスウィーク」に19日より葛西「ビッグベル」が登場

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2015年
04月13日

ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」がオープン

【Reporter:はつしも】

2015年3月27日(金)に、ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」がオープンしました。

■ビルケンシュトック 店舗詳細 ららテラス武蔵小杉店
http://www.birkenstockjpn.co.jp/brand/shops/
detail?id=lala-terrace-musashikosugi


■ビルケンシュトック ららテラス武蔵小杉店
ビルケンシュトック ららテラス武蔵小杉店

出店第一報をお伝えした2015/1/16エントリでもご紹介した通り、ビルケンシュトック社の起源は1774年までさかのぼります。
当時の公文書に「臣下のシューマイスター」としてJohann Adam Birkenstock氏の名前が記録として残っており、歴史のあるブランドといえます。

近世では1900年代当初、木製・金属製のフットヘッド(中敷)が主流だった時代にコルク・ラバー製のものを開発し、1960年代にサンダル第一号を誕生させました。同社のフットヘッドは凹凸により足にフィットするようつくられているのが特徴です。

■ビルケンシュトックのサンダル
ビルケンシュトックのサンダル

ビルケンシュトックのサンダル

ビルケンシュトックといえば、日本では特にサンダルが定番ですね。
シンプルなデザインから、華やかな絵柄のものまでバリエーションがあります。

■「ビルケンシュトック」と隣接する「SHIPS Days」
「ビルケンシュトック」と隣接する「SHIPS Days」

■「SHIPS Days」で取り扱っている「ビルケンシュトック」のアイテム
「SHIPS Days」が取り扱っている「ビルケンシュトック」のサンダル

ビルケンシュトックの隣には、「SHIPS Days」がららテラス武蔵小杉の開業時から出店しています。
同店でもビルケンシュトックのアイテムを販売しており、重複といえば重複なのですが今後も引き続き取り扱っていくということです。

ビルケンシュトックの国内直営店にはまだ入ってきていないアイテムもあるため、セレクトショップならではの品揃えで住み分ける可能性があるということです。

■ららテラス武蔵小杉
ららテラス武蔵小杉

なお、ビルケンシュトックの区画に開業当初出店していた「ラコンテ・モア ル コティディアン(Raconte-moi le quotidien)」は、前回エントリにコメントいただいた通り、運営会社がインテリア雑貨販売から撤退をしたことによる閉店でした。

■ラコンテ・モア ショップインフォ
http://www.raconte-moi.jp/shopinfo/index.html

ららテラス武蔵小杉の開業から1年足らずでの閉店でしたので「定期入れ替え」としては早すぎるタイミングでしたが、会社全体での事業撤退であればやむを得ないところですね。

【関連リンク】
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2014/4/20エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「KEY'S CAFE」でいただく、トップスのケーキとパスタ
2014/4/22エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「Afternoon Tea TEA STAND」でいただく、アップルパイ
2014/4/27エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「バールデルソーレ」でいただく、肉+魚料理ランチ
2014/5/2エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の「神戸屋キッチン」でいただく、パン窯煮込みの牛ほほ肉のシチューセット
2014/6/26エントリ 武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉が本日より合同セール開催、武蔵小杉ライフをコラボで応援
2014/7/8エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の七夕「クールアース・デー」ライトダウン
2014/12/28エントリ ららテラス武蔵小杉「三井のすまいモール」の、武蔵小杉周辺模型マップ
2015/1/16エントリ ららテラス武蔵小杉に新店舗。老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」が2015年3月下旬出店へ
2015/3/6エントリ ららテラス武蔵小杉初の店舗入替、「ビルケンシュトック」が「ラコンテ・モア」閉店跡地に3月27日(金)オープン決定

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2015年
04月12日

武蔵小杉の子供防犯イベント「小杉っ子探偵団PART2」開催レポート

【Reporter:はつしも】

2015年3月14日(土)に、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントによる子どもたちの防犯イベント「小杉っ子探偵団PART2」が開催されました。

本イベントは昨年8月に開催され、好評を博したイベントの第2弾です。
専門指導員のもとで子供たちが街を歩き、「見えにくい・危ない場所」を見つけて「地域安全マップ」が作成し、実践的な防犯意識を高めていく構成になっています。

前回は告知だけさせていただきましたが、今回は開催レポートをお届けいたします。
(なお本エントリの写真は、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント(カメラマン @motoy さん)から提供をいただいています。)

■NPO法人地域安全マップ協会ウェブサイト
http://casamap.web.fc2.com/

本イベントは、NPO法人地域安全マップ協会の協力により実施されました。
同法人ではかねてから「地域安全マップ」をつくる活動を全国で展開されています。

■専門指導員による事前のレクチャー
専門指導員による事前のレクチャー



まずは中原市民館に集合して、座学からのスタートです。
地域安全マップ協会の専門指導員により、「危ない場所」の見分け方などついてレクチャーをしてもらいました。

■中原市民館から出発!
中原市民館から出発!

ひととおりのレクチャーが終了したら、中原市民館から武蔵小杉の街に出発です。

■東急線高架そばの駐輪場
東急線高架そばの駐輪場

ここは、本サイトでのイベント告知の際、リスクの高い場所のイメージとしてご紹介した、東急線高架そばの駐輪場ですね。
高架沿いの道路から細い路地を入っていった奥に駐輪場があり、利用者の出入も多くないため街の死角になっています。

イメージとしてご紹介していたのはたまたまですが、やはり気になるポイントに挙がったようです。

■トンネルの落書き
トンネルの落書き

続いてここは、東急線をくぐるトンネルです。
全長は短く、これ自体はそれほど見通しの悪い場所ではないのですが、落書きがありました。

落書きは治安を悪化させる要因になると、「割れ窓理論」で知られるようになりました。
こういった落書きを消す活動をされている方も中原区にはいらっしゃいますが、なかなか根絶することは難しいです。

■家と家の間
家と家の間

家と家の間の、細いスペースです。
子どもの遊びではこういったところに入り込むこともありそうですが、やはり人の目がとどきにくく、相対的に危険性が高いものと思われます。

■地域安全マップ作成
地域安全マップ作成

地域安全マップ作成

フィールドワークを終えたら、中原市民館に戻って「地域安全マップ」の作成です。
専門指導員の方のアドバイスもいただきながら、気がついたことを盛り込んでいきます。

■地域安全マップの発表
地域安全マップの発表

地域安全マップの発表

さて、子どもたちの手による「地域安全マップ」が完成しました。
各チームから発表を行ないまして、お互いの気付いたことなどを共有しました。

ここまでで、今回のイベントは終了です。

■NPO法人地域安全マップ協会 地域安全マップについて
http://casamap.web.fc2.com/about/index.html

地域安全マップ協会のウェブサイトには、「地域安全マップ」についての考え方が記載されています。
要約すると、以下の通りです。

<犯罪の「動機」と「機会」について>
▼犯罪は、「動機」と「機会」が揃ったときに発生する。
▼「動機」に犯罪発生の原因を見出そうとするのを「犯罪原因論」という。必然的に家庭環境など「個人」に注目することになり、それらひとつひとつに市民がアプローチしても防犯に結びつけるのは難しい。また、一歩間違えれば差別教育につながるおそれもある。
▼一方、「機会」注目するのが「地域安全マップ」のもととなる「犯罪機会論」。 「個人」ではなく犯罪が起こりやすい「場所」(条件)に焦点をあて、その場所を避けたり、対策を講じたりできるようにする。

<「地域安全マップ」について>
▼地図作成そのものが目的ではなく、フィールドワークを通じて「犯罪が起こりそうな場所を見分ける能力を養う」ことが目的。
▼「犯罪発生マップ」「不審者マップ」ではその地図に書かれた場所でしか効果がなく、差別にもつながりやすい。一方「地域安全マップ」では「見分ける能力」を養うことでどこでも応用がきく。
▼座学だけでなくフィールドワークを通じて最大限の学習効果をあげる構成になっている。また、グループワークによる達成感やコミュニケーションなど付随効果も見込める。


なるほど、確かに家庭環境や雇用の非安定化など「犯罪の動機」に個々人で対応するのは難しいですが、「犯罪の機会」をさけることは可能です。
また、「○○町の○○が犯罪が発生していて危ない」というのではなく、「こういった条件の場所が危ない」という見分ける力を養えれば、マップを作成した場所に限らず防犯効果が得られるわけですね。

マップという物質的な成果物が目的ではないというのは、よくわかりました。

■武蔵小杉駅周辺に設置された防犯カメラ
武蔵小杉駅周辺に設置された防犯カメラ

武蔵小杉駅周辺はここ数年で大きく整備が進められ、行政や商店街などによって防犯カメラが設置されたり、道路が拡幅されて従来よりも見通しがよくなったりしています。
こういった環境整備も重要ですが、街の隅々まで行き届かせるのは現実的に不可能といわざるをえません。
また、お子さんの安全を考えるとき、家族や地域が1日中見守り続けることもできないでしょう。

お子さんが徐々に育っていき、独立して外で行動していく割合が増えていく過程で、今回の「こすぎっ子探偵団」のような機会に触れてみるのもよいと思いました。
形はどのようなものでもよいと思いますが、先日の「防災フェス」と同じように、「実際に一度やってみる」 ことが大切ではないでしょうか。

■「犯罪に 遭わない工夫と 心がけ」
「犯罪に 遭わない工夫と 心がけ」
※本イベントとは無関係の、住宅街の掲示です。

【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 防災ワーキンググループ 開催報告 小杉っ子探偵団
 2007/10/5エントリ 小杉町2丁目の青色防犯灯
2007/10/12エントリ 小杉町2丁目の青色防犯灯(2)
2008/2/23エントリ 小杉町2丁目の青色防犯灯アンケート結果
2008/4/28エントリ 小杉町2丁目の青色防犯灯・その後
2009/6/3エントリ サライ通り商店街に防犯カメラ設置
2009/9/18エントリ 犯罪のないまちづくり
2010/10/1エントリ フーディアム武蔵小杉前の防犯カメラと通報装置
2010/10/3エントリ 武蔵小杉の「ひと」(3):NPO法人防犯ネットワーク(前編)
2010/10/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(3):NPO法人防犯ネットワーク(後編)
2011/12/13エントリ フロンターレ大島僚太選手と再開発地区を歩く「夜回り」を実施
2014/7/23エントリ 子供防犯イベント「小杉っ子探偵団」が2014年8月9日(土)開催、8月1日(金)まで参加受付中
2015/2/25エントリ 地域安全マップを、みんなで作ろう。「小杉っ子探偵団PART2」が2015年3月14日(土)開催、参加申込受付中

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2015年
04月11日

渋川の地元呼称は「シブッカ」? 川崎市が二ヶ領用水の選奨土木遺産認定記念の案内サインを設置

【Reporter:はつしも】

二ヶ領用水は、江戸時代に整備された農業用水路で、多摩川流域では最も古いとされています。
その歴史的価値が認められ、2012年9月26日には川崎市で初めて公益社団法人土木学会の「選奨土木遺産」に認定されています。

認定から半年後、2013年3月24日に認定書授与式が行われました。
そこからさらに2年が経過した2015年3月、これを記念した案内サインや銘板の展示が川崎市により設置されました。

■川崎市報道発表資料 二ヶ領用水「選奨土木遺産」認定を記念し案内サインを設置します。 ~中原区の新たな魅力に~
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
nakahara/0000066213.html


■二ヶ領用水に設置された案内サイン
二ヶ領用水に設置された案内サイン

二ヶ領用水の案内サインは、中原区宮内4丁目のこすぎごてんみどり歩道橋付近と、小杉町3丁目の総合自治会館付近の2か所に設置されました。

上記写真は総合自治会館付近のもので、先日の「第38回こすぎ名物花見市」でお披露目されました。
ここは藤棚になっています。

■案内サイン
案内サイン

■「土木学会選奨土木遺産」の銘板
「土木学会選奨土木遺産」の銘板

川崎市が設置した案内サインには、二ヶ領用水などに関する説明が記載されているほか、土木学会から授与された銘板も展示されています。

■二ヶ領用水・渋川の説明
二ヶ領用水・渋川の説明

案内サインに記載されている説明の全文は、冒頭に記載した川崎市の報道発表資料内に掲載されています。

ただこの中で、ひとつ目に留まった箇所がありまして…、

■渋川の地元の呼称は「シブッカ」?
渋川の地元の呼称は「シブッカ」?

これによると、渋川の地元での呼称は「シブッカ」であるとされています。

正直申しあげて、いままで聞いたことがありませんね。
またGoogleで「渋川 シブッカ」「中原区 シブッカ」などで検索しても、全くヒットしません。
(本エントリをアップしたのちは、本エントリがヒットするようになるでしょうが)

もちろんそういった呼び方はあったといえばあったのでしょうが、「地元での呼称」と呼ばれるような、現在に至るまで定着しているものではなさそうです。

ただとりあえず新しい発見ということで、
「シブッカ」の今後のゆくえを見守ってまいりたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2011/7/9エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(13):「二ヶ領用水と神地橋」
2015/4/6エントリ 「第38回こすぎ名物花見市」雨天のレポート、ダンスグループ「KSG48」始動

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2015年
04月10日

旧増田屋ビル1階に「トモズ」の調剤薬局が出店、隣接の「トモズ武蔵小杉店」と併存へ

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目の旧「増田屋」の建て替えビル(以下、増田屋ビル)1階に、「トモズ」の調剤薬局が出店することがわかりました。
聖マリアンナ医科大学東横病院などの処方箋を取り扱うものと思われます。

■「トモズ」調剤薬局出店予定地(旧増田屋ビル)
「トモズ」調剤薬局出店予定地(旧増田屋ビル)

■1~2階の店舗区画
1~2階の店舗区画

増田屋ビルは、聖マリアンナ医科大学東横病院の向かいにあります。
長年蕎麦店の「増田屋」が営業をしていたものが2014年3月25日に閉店となり、その跡地に店舗とマンションの複合ビルが建設されました。

オーナーは増田屋のまま変わらず、テナントを入れるかたちになります。

■隣接の「トモズ武蔵小杉店」
隣接の「トモズ武蔵小杉店」

この増田屋ビルのすぐ近くにはドラッグストアの「トモズ武蔵小杉店」があります。
こちらはかつては「クスリのカツマタ」という店名だったものが「トモズ」に名称変更されて営業をしています。

こちらはそのまま存続する予定で、ドラッグストアと調剤薬局として住み分けることになります。

■トモズ ショップガイド 関東労災病院前店
http://www.tomods.jp/shop/sh_ka20.php

大規模病院の前ですと、近隣では関東労災病院前にも「トモズ」があります。
こちらも処方箋受付の店舗で、聖マリアンナ医科大学東横病院前の新店舗も、同じような形になるのではないかと思います。

それにしても聖マリアンナの前の通りには、「トモズ」の隣の「日本調剤武蔵小杉店」など、処方箋を受け付ける薬局が多いですね。
武蔵小杉駅北口に移転した「マツモトキヨシ武蔵小杉駅北口店」も4月1日から処方箋受付を開始していますし、大規模病院とはセットの存在ということでしょう。

■4月1日から処方箋受付がスタートしたマツモトキヨシ武蔵小杉駅北口店
4月1日から処方箋受付がスタートしたマツモトキヨシ武蔵小杉駅北口

■増田屋ビルのマンション「icoco」入口


■マンション名「icoco」
マンション名「icoco」

なお、増田屋ビルは6階建てで、1~2階が店舗、3階~6階がマンションとなっています。
マンションは裏側のセンターロードにエントランスがありまして、「icoco」という名称になっていました。

2階店舗は、まだ何が入るか未確認の状態です。
「増田屋」閉店時にお店の方に確認した際には、「増田屋」自体は営業終了で新ビルには入居しないとの説明をされていました。

2階店舗でわかることがあれば、またご紹介したいと思います。

■かつての「増田屋」
かつての「増田屋」

「増田屋」の店内

【関連リンク】
トモズ ウェブサイト
2014/3/4エントリ 武蔵小杉の「増田屋」「ファーストキッチン」「Blue balloon」が閉店
2015/3/2エントリ 小杉ビルディングの「マツモトキヨシ武蔵小杉駅北口店」がオープン、処方箋受付を4月1日開始
2015/3/18エントリ 武蔵小杉のセンターロードに、塚田農場に続く新店舗。「博多天神 もつ鍋 お多福」が本日3月18日オープン
2015/3/25エントリ センターロード入口・マツモトキヨシ跡地に海鮮居酒屋「磯丸水産武蔵小杉南口店」が2015年5月オープンへ

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2015年
04月09日

南武線エキナカ店舗限定 地産地消メニューが4月13日(月)まで提供中、南武線オリジナル付箋をプレゼント

【Reporter:はつしも】

2015/2/5エントリにおいて、川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結したことをお伝えしました。
本協定は川崎市内における地域と鉄道の持続的な発展に向けて両者が連携・協力を推進することを目的としたもので、その第1弾として、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」の設置を検討することがあわせて発表されていました。

現在、この一貫として「南武線沿線での地域農業の活性化や地産地消」に取り組むものとして、川崎市産の食材「のらぼう菜」「生田の梅」「禅寺丸柿」を使った新メニューが南武線のエキナカ店舗等で4月13日(月)まで販売されています。
期間中に対象商品を購入された方には、特典として南武線オリジナル付箋がプレゼントされます。

■「南武線エキナカ限定 のらぼう菜 生田の梅 禅寺丸柿を食べよう!」



■川崎市報道発表資料 南武線沿線の地域活性化「のらぼう菜」「生田の梅」「禅寺丸柿」を使用した新メニュー登場について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/280/0000066066.html

■「のらぼう菜」「生田の梅」「禅寺丸柿」を使った新メニューの概要
品名 価格(税込) 販売店
「からし和え のらぼう菜うどん」 580円 本場さぬきうどん武蔵小杉店
「まるごと生田梅」 170円 華むすび武蔵小杉店、武蔵中原店
「生田梅マヨ」 140円 華むすび武蔵小杉店、武蔵中原店
「禅寺丸柿ワインのトレインパウンドケーキ」 700円 カフェデンマルク武蔵新城店

上記の通り、新メニューの販売店は武蔵小杉駅・武蔵中原駅・武蔵新城駅の3駅にあり、すべて中原区内にあります。

■「華むすび武蔵小杉店」
華むすび武蔵小杉店

■「華むすび」の「まるごと生田梅」と「生田梅マヨ」
「華むすび」の「まるごと生田梅」と「生田梅マヨ」

■「トレインパウンドケーキ」
 
※2014年に「多摩川梨ジャム」使用商品として販売された際の写真です。

上記のうち「禅寺丸柿ワインのトレインパウンドケーキ」は、昨年も地産地消商品として販売された「多摩川梨ジャムのトレインパウンドケーキ」と同じ「E233系」のデザインになっています(昨年の地産地消キャンペーンの詳細は2014/10/23エントリをご参照ください)。

今回は多摩川梨ジャムではなく、禅寺丸柿ワインを使用したパウンドケーキとして登場しました。

本エントリでは、これらのうち「本場さぬきうどん 武蔵小杉店」の「からし和え のらぼう菜うどん」をご紹介してみたいと思います。

■「本場さぬきうどん 武蔵小杉店」
「本場さぬきうどん 武蔵小杉店」

■地産地消キャンペーンの告知
地産地消キャンペーンの告知

「本場さぬきうどん 武蔵小杉店」は、JR武蔵小杉駅の南武線口改札前にあります。
今回のキャンペーンに参加する各店舗には、新メニューのご案内が店先に掲出されています。

■「からし和え のらぼう菜うどん」(税込580円)
「からし和え のらぼう菜うどん」(税込580円)

「のらぼう菜」の生産者は、多摩区菅地区の「菅のらぼう保存会」です。
これは同地区に鎌倉時代に伝わったという伝説も残る野菜で、現在取り扱っている農家は20軒ほどあります。茎の糖分が高くアクが少ないため、おひたしなどにも合うようです。

「からし和え のらぼう菜うどん」はその名のとおり、からしに和えたのらぼう菜をさぬきうどんに載せたものです。

エキナカ店舗ですから期待値を高くもって食べるものではないと思いますが、のらぼう菜とからしが良く合っていました。

■特典の南武線オリジナルふせん
特典の南武線オリジナルふせん

冒頭に申し上げたとおり、本キャンペーンのメニューをオーダーすると、特典として南武線オリジナルふせんがひとつもらえます。
(「華むすび」の場合は、対象商品を含むおにぎり2個以上の購入が条件となります)

これは、南武線新型車両「E233系」の側面に描かれている沿線風景デザインを用いたものですね。

本キャンペーンのメニューおよびふせんはなくなり次第終了となります。
また実施期間は4月13日(月)までと残り少なくなっていますので、ご注意ください。

【関連リンク】
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/2/5エントリ 川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を2016年3月開業へ

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2015年
04月08日

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立が、2015年2月16日に川崎市より認可を受けました。
本事業には三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画し、組合施行により2016年度着工、2019年度完成を目標として動き出すことになります。

高層部は高さ約160m・44階建てのタワーマンション、低層部は4階建ての商業・業務・公共公益施設となります。

■川崎市 報道発表資料 「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」の組合設立認可について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000065189.html

■小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
▼施行地区面積:約1.1ヘクタール
▼建築敷地面積:8,347.32㎡
▼建築面積:約5,200㎡
▼建築延面積:約72,900㎡
▼最高部高さ:約160m
▼規模:地上44階・地下2階
▼構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造
▼主要用途:
 商業・業務、住宅(520 戸)、公共公益(小杉こども文化センター・総合自治会館)、駐車場・駐輪場
▼建築工事期間(予定):2016年9月~2019年9月


■小杉町3丁目東地区
小杉町3丁目東地区の既存建築物
※写真手前には現在は武蔵小杉東急スクエア・エクラスタワーが建設されています。

小杉町3丁目東地区は、現在のダイソーやTSUTAYA、川崎信用金庫、みずほ銀行、旧中原図書館などがある中心市街地にあたります。
当該地区の再開発では、細分化されたこれらの地権者等で構成された「再開発組合」を組成し、同組合が各地権者の権利を等価交換して再開発ビルにまとめていくことになります。

■小杉町3丁目東地区再開発ビルのイメージパース
小杉町3丁目東地区再開発ビルのイメージパース

小杉町3丁目東地区再開発の概要は、これまでにもすでにお伝えした通りです。
低層部にはL字型の商業・業務・公共施設を配置し、その上に44階建て・最高部約160mのタワーマンションを建設する計画です。

■小杉町3丁目東地区の施設配置図
小杉町3丁目東地区の施設配置図

L字型の商業・業務・公共公益施設は、実際には「タワーマンション直下棟」「北棟」「南棟」(名称は本サイトが便宜上独自につけたものです)の3つに分かれています。
「タワーマンション直下棟」には1~3階に業務施設、「北棟」「南棟」には1~3階に商業施設、3階~4階に公共公益施設が入居する予定です。

公共公益施設はすでにお伝えした通り、小杉こども文化センターと総合自治会館が合計2,000㎡の規模で整備されます。
 
また、敷地北側には都市計画道路が整備され、「小杉町3丁目中央地区」(プラウドタワーなど。2015/4/4エントリ参照)「武蔵小杉駅南口地区西街区」(武蔵小杉東急スクエアなど。2014/7/28エントリ参照)の道路とつながります。
これにより、南武線南側の都市計画道路が府中街道から武蔵小杉駅前までつながり、綱島街道までも容易にアクセスできるようになります。

■再開発ビルの南北導線
再開発ビルの南北導線

本事業では3つに低層棟を分けることにより、再開発ビルの敷地が歩行者導線を分断することなく、東西南北の導線を確保することをコンセプトにしています。
上記イメージパースは再開発ビルの南北導線で、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店あたりから再開発ビルを見た構図です。

イメージパース奥では、現在のみずほ銀行・川崎信用金庫・ダイソーの間の道路が再開発敷地内の南北導線として機能しています。

■再開発ビルの間の広場
再開発ビルの間の広場

前掲の南北導線を北に向かって歩いていくと、再開発ビルに囲まれた広場があります。
ここには商業施設のテラス席なども想定され、中心市街地のにぎわいを創出するものと位置づけています。

ここで注目すべきなのは、小杉町3丁目東地区の商業施設は、店舗のファサード(正面)が外側の歩道に向かっている点です。

これまでの武蔵小杉再開発では、武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉・グランツリー武蔵小杉など、ファサードが内側を向いているものがほとんどでした。
ファサードが内側を向いている場合、建物の内側と外側は隔絶されていまして、「建物の中に別世界をつくる」ようなかたちになります。

小杉町3丁目東地区の店舗は1階店舗が路面に並ぶ形になりますので、従来の商店街と連続した路面のにぎわいを作り出すということです。

■商業・公共公益施設南側の階段状テラスと広場
商業・公共公益施設南側の階段状テラスと広場

また、本事業では敷地の南北にも広場が計画されており、特に南側の広場は階段状のテラスと連続性をもたせています。
さらに駅前の「こすぎコアパーク」にも隣接しており、これらはイベント等での活用など、駅前のオープンスペースとしての連携も期待されますね。

■小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業のスケジュール(予定)
2015年度 権利返還計画認可
2016年度(9月) 施設建築物着工
2019年度(9月) 施設建築物完成


今後のスケジュールは、上記の通りです。
まずは今回再開発組合の設立が認可されまして、今後は再開発組合による権利返還計画の承認という山場を迎えることになります。
地権者の方の権利調整という最もデリケートな部分になりますので、これまでに「武蔵小杉駅南口地区東街区」など、ここで予定よりも時間を要した組合施行の事業も過去にはあります。

本事業は2011年の段階では「2017年度完成」、2012年に川崎市まちづくり局が周辺町内会に配布した資料では「2018年度完成」とされていましたから、そこからはすでに遅れていることになります。
上記スケジュールは100%その通りに進むとは限らないことは、あらかじめご承知ください。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/11/19エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
2010/10/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発事業の試験掘り実施
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で商業・公共公益施設とタワーマンションを建設へ
2011/10/28エントリ 小杉町3丁目東地区再開発に三井不動産レジデンシャル・東急不動産が参画
2012/1/30エントリ 小杉町3丁目東地区再開発計画の素案を2012年2月提出へ、2013年3月の都市計画決定目指す 2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定 
2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備

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