武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
11月23日

グランツリー武蔵小杉1周年。新店舗2店オープン・おもちゃ売り場3倍増・地元店舗「メチエのシュトーレン」「イクミママ」登場

【Reporter:はつしも】

2014年11月22日にグランツリー武蔵小杉がグランドオープンしてから、1周年を迎えました。
1周年を記念してこの3連休にはセールが実施されたほか、新店オープンや売場のリニューアルが相次いで行われました。

■「グランツリー武蔵小杉」1st Anniversary
「グランツリー武蔵小杉」1st Anniversary 

■11月18日オープン「ミネルヴァ/ベネッセ英会話教室」
11月18日オープン「ミネルヴァ/ベネッセ英会話教室」 

まず11月18日にオープンしたのが「ミネルヴァ/ベネッセ英会話教室」です。
「はて、4階にそんなスペースあったかしら?」
と思う方が多いかと思いますが、

■「タリーズコーヒーキッズコミュ」裏手
「タリーズコーヒーキッズコミュ」裏手

「ミネルヴァ/ベネッセ英会話教室」がオープンしたのは、「タリーズコーヒーキッズコミュ」の裏手です。
ここには従来「ハローキティ仕様」のベビー休憩室がありまして、2015/2/24エントリでご紹介しておりました。

■かつての「ハローキティ仕様のベビー休憩室」
かつての「ハローキティ仕様のベビー休憩室」

このベビー休憩室は広々としていたのですが、利用率がそれほど高くなかったのでしょうか。
ここが改装されて、英会話教室スペースに生まれ変わりました。

■「ミネルヴァ/ベネッセ英会話教室」
ミネルヴァ・ベネッセ英会話教室

「ミネルヴァ/ベネッセ英会話教室」

ここは「ミネルヴァ」と「ベネッセ」のコラボによる英会話教室で、「ミネルヴァ英会話」「ベネッセこども英語教室」「グリム教室」の複合教室になっています。

■英会話のミネルヴァ グランツリー武蔵小杉プラザ
http://www.minel.jp/school/kanagawa/guranturi_misasikosugi/

英会話スクールのウェブサイトにもかかわらずURLが「guranturi_misasikosugi」(ぐらんつり みさしこすぎ)なのは少々違和感もありますが、子ども向けの英会話教室は武蔵小杉でニーズが高いのではないでしょうか。

■改装後も存続した「こどもトイレ」
子どもトイレ

■改装後も存続したおむつ替えシート・授乳室
改装後も存続したおむつ替えシート・授乳室

なお、「ハローキティ仕様のベビー休憩室」にあった「こどもトイレ」やおむつ替えシート・授乳室は、改装後も英会話教室と同居するかたちで存続しています。

これらは英会話教室専用ではなく、あくまでもグランツリー武蔵小杉全体の共用施設としてどなたでも利用することができます。



■11月20日オープン「CHOOSE LIFE」
11月20日オープン「CHOOSE LIFE」

11月20日オープン「CHOOSE LIFE」

続いてこちらは、11月20日にオープンした「CHOOSE LIFE by KATHARINE HAMNETT」です。

「CHOOSE LIFE」は、英国ロンドン発のブランド「KATHARINE HAMNETT」が展開するレーベルのひとつです。
このブランドは同名のデザイナー、キャサリン・ハムネットが立ち上げたもので、英国のトラディショナルスタイルをアバンギャルドにアレンジするのが特徴です。エイズなどの社会問題や国際紛争等に対してメッセージを発信することから「社会派ブランド」としても知られています。

■キャサリン・ハムネット ウェブサイト
https://www.katharinehamnett.jp/

同店の出店については、2015/11/14エントリでお伝えしておりました。



■おもちゃ売り場が3倍に拡張「good day park」
おもちゃ売り場が3倍に拡張「good day park」 

おもちゃ売り場が3倍に拡張「good day park」 

そして既存の売り場が一番ドラスティックに変わったのは、4階のイトーヨーカドーエリア「good day park」です。

従来のおもちゃ売り場が約3倍に拡張され、品揃えやプレイスペースの充実が図られました。

■ぬいぐるみコーナー設置
巨大なぬいぐるみ

おもちゃ売り場の一角に、巨大なぬいぐるみが登場しました。
新たにぬいぐるみコーナーが設置されましたので、それを認知してもらうためのアイキャッチのようです。

■プラレールコーナー
プラレールコーナー

プラレールコーナー

またおもちゃ売り場内には、プラレールのプレイスペースが2か所設置されました。
ひとつは靴を脱いで入れるようになっていまして、こちらは小さいお子さんの人気を集めそうです。

■家庭用ゲーム機コーナー
家庭用ゲーム機コーナー

おもちゃ売り場の一番奥には、ニンテンドー3DS、WiiUソフトなど家庭用ゲーム機のコーナーがありました。

売場が従来比3倍増になりましたので、子供のおもちゃを買うには使いやすくなったのではないかと思います。

グランツリー武蔵小杉でセブンアンドアイが展開するショップのうち、アパレル専門店エリアに出店して高価格路線にシフトさせた「ギャローリア」などは比較的好調だったものの、「good day park」の衣料品類は苦戦をしていたようです。
(オープン後しばらくして、同社社長がインタビューに答えていました。)

しかしながら「good day park」の売り場面積はグランツリーのなかではかなり広いものになっていましたので、お客さんの少ない売り場が正直勿体ない印象もありました。
それを有効活用するという点で、今回のおもちゃ売り場への大胆なシフトチェンジは正解ではないかと思います。

武蔵小杉には子どもが非常に多く、グランツリー武蔵小杉のなかでも4階の子ども向けゾーンはたいへんな盛況ぶりを見せています。



■1階「グランツリーマルシェ」の銘店コーナー
1階「グランツリーマルシェ」の銘店コーナー

そして1階の「グランツリーマルシェ」には、各地の銘店のお菓子などを揃えた「銘店コーナー」が登場しました。

年末年始の贈答ニーズに応えたものではないでしょうか。

■「ブーランジュリー・メチエ」のシュトーレン
「ブーランジュリー・メチエ」のシュトーレン

また1周年記念で、「グランツリーマルシェ」に地元店舗としてブランドを確立している「ブーランジュリー・メチエ」「イクミママ」のどうぶつドーナツが登場しました。

■次々と売れていったシュトーレン
次々と売れていったシュトーレン 

次々と売れていったシュトーレン

次々と売れていったシュトーレン

「ブーランジュリー・メチエ」のシュトーレンは人気商品で、店舗での販売は予約のみで完売となりました。

グランツリー武蔵小杉では今回100個が売場に並びましたが、こちらも3日間で完売となりました。

■24日まで登場「イクミママのどうぶつドーナツ」
24日まで登場「イクミママのどうぶつドーナツ」

一方、「イクミママのどうぶつドーナツ」は、11月24日(火)まで販売を行っています。
販売時間は20時までとなっていますので、ご注意ください。



■「AQUA DROP」前でのイベント
「AQUA DROP」前でのイベント

グランツリー武蔵小杉の1周年記念セールは、11月29日(日)まで続きます。

11月28日には「トータルテンボス&ハイキングウォーキング お笑いライブ」が開催されるほか、29日には大抽選会が予定されています。

グランツリー武蔵小杉は地域のショッピングの中心的存在として、今後もさまざまな企画を展開していくことと思います。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ショップ情報 ミネルヴァ/ベネッセ
グランツリー武蔵小杉 ショップ情報 CHOOSE LIFE
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ
2015/1/13エントリ 「ブーランジュリー・メチエ」のシュトーレン、「SHIBA COFFEE」で専用ブレンドとセットで提供中
2015/2/24エントリ グランツリー武蔵小杉の「ハローキティ」仕様のベビー休憩室
2015/1/17エントリ グランツリー武蔵小杉の「折鶴モニュメント」展示終了と、バレンタイン特設売場オープン
2015/5/15エントリ グランツリー武蔵小杉で初の店舗入れ替え。西武・そごう「カッフェアマービレ」跡地に紳士・婦人雑貨売り場が5月30日(土)オープンへ
2015/6/4エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」がリフレッシュオープン、紳士・婦人雑貨を拡充
2015/8/29エントリ グランツリー武蔵小杉の「BURROWS & SUN」が、「レベッカミンコフ」に続きブランド撤退により2015年8月31日(月)閉店
2015/10/16エントリ グランツリー武蔵小杉のカジュアル強化。レベッカミンコフ跡地「リプレイ」に続き、サマンサタバサが「リッチミーNY」を「サマンサ ベガ」に切り替え本日オープン
2015/11/1エントリ 「グランツリー武蔵小杉」にニコライ・バーグマンとコラボのクリスマスツリーが本日登場、11月20日よりARフォトスポット設置へ
2015/2/24エントリ 1周年近づくグランツリー武蔵小杉の新店舗。バロウズアンドサン跡地に「CHOOSE LIFE」が11月20日オープン

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2015年
11月22日

川崎フロンターレが2015シーズン最終戦に勝利、大久保嘉人選手がJリーグ史上初の3年連続得点王を獲得

【Reporter:はつしも】

本日、J1リーグ2ndステージ最終節「川崎フロンターレvsベガルタ仙台戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

川崎フロンターレが1対0で勝利をおさめ、1得点を挙げた大久保嘉人選手がJリーグ史上初となる、3年連続得点王を獲得しました。

またこれにより、川崎フロンターレは2ndステージを6位で終えることになりました。

■川崎フロンターレ ゲーム記録 J1リーグ2ndステージ第17節vsベガルタ仙台
http://www.frontale.co.jp/goto_game/2015/j_league1/34.html

本日、この最終戦を観戦いたしましたが、そこに至るには10月31日にグランツリー武蔵小杉で開催されたフロンターレイベントにさかのぼります。

■ふくしまの米 新米キャンペーン
ふくしまの米 新米キャンペーン 

川崎フロンターレは、継続的に東日本大震災被災地の復興支援を行っています。

福島県の農産物がいまだ風評被害を受けている中、全袋検査を行って安全を確認している「お米」の魅力を伝えるべく、10月31日に「ふくしまのお米 新米キャンペーン」がグランツリー武蔵小杉で開催されました。

■「会津 ひとめぼれ」
「会津ひとめぼれ」

今回ふろん太君が紹介をしていたのは、「会津 ひとめぼれ」です。
これを購入することで、フロンターレの大島僚太選手・登里亨平選手の握手会に参加することができました。

■最終節ご招待
イベント参加者の最終節ご招待 

フロンターレでは、関連イベントの参加者を対象にホームゲームへの招待を行っています。
今回はこのチケットが当選しまして、最終節ベガルタ仙台戦を観戦することとなったわけです。

■イベント参加者招待チケット等引き換え場所
イベント参加者招待チケット等引き換え場所

■引き換えたチケット
当選したチケット

当選したチケットは、等々力陸上競技場メインスタンド前で引き換えることができます。

イベント参加をきっかけに、ホームゲームを観戦するファンを作り出す仕掛けですね。

■「陸前高田ランド」
陸前高田ランド

■陸前高田市と川崎フロンターレの友好協定提出
陸前高田氏と川崎フロンターレの友好協定締結

そして今回、等々力陸上競技場前の「フロンパーク」には、「陸前高田ランド」が展開されていました。

川崎フロンターレと陸前高田市は「高田フロンターレスマイルシップ」という友好協定を締結しており、今回はその一環として同市の特産物販売等のテントが並びました。

■陸前高田市の特産物販売
陸前高田市の特産物販売

■長い行列
ホタテ・カキ販売の行列

この長い行列は何かしら…と思って見てみると、

■広田湾のカキ・ホタテ販売
広田湾のカキ・ホタテ販売

広田湾のカキ・ホタテ

これは陸前高田市の広田湾直送のカキ・ホタテ販売でした。

広田湾は東日本大震災によって大きな被害を受けましたが、こうしてまた新鮮なカキ・ホタテが収穫されています。


川崎フロンターレのホームゲームは、このようにフロンパークで毎回さまざまな企画が用意されていることも魅力の一つですね。

一通り楽しんだら、等々力陸上競技場で試合観戦です。

■バックスタンドSS席(2階)
バックスタンドSS席(2階)

招待されたのは、バックスタンドのSS席(指定)です。
このエリアには、各席に貸し出しの応援フラッグが置かれていました。

一般の前売り券で1枚4,600円で、4枚まで申し込むことができます。
4枚で合計18,400円ですから、招待で観戦できるのはたいへんお得です。

「バックSS」は2015/6/16エントリでご紹介した「Gゾーン」のように本気モードのサポーターエリアではありませんので、初観戦の方でも安心です。

■緩衝帯のないベガルタ仙台戦
緩衝帯のないベガルタ仙台戦

「バックSS」からは、サイドスタンドのベガルタ仙台サポーターのエリアも良く見えます。

等々力陸上競技場は、ベガルタ仙台戦の場合はホームとアウェイのサポーターのトラブルを防ぐための「緩衝帯」がありません。

これは以前から両サポーターの交流が深く、たいへん友好的な関係を構築していることによるものです。

■川崎フロンターレvsベガルタ仙台
川崎フロンターレvsベガルタ仙台

■大久保嘉人選手が3年連続の得点王を獲得
大久保嘉人選手が3年連続の得点王を獲得 

試合は冒頭に申しあげたとおり、1-0で川崎フロンターレが勝利しました。
1得点、通算156点目(Jリーグ歴代3位)を挙げた大久保嘉人選手が、3年連続の得点王を獲得しました。

■シーズン終了セレモニーに登場した監督・選手
シーズン終了セレモニーに登場した監督・選手

■2015シーズン最終戦セレモニー
シーズン最終戦セレモニー

本日は試合終了後に「2015シーズン最終戦セレモニー」が開催されました。
川崎フロンターレの監督・選手がバックスタンド前に並び、藁科社長、風間監督、中村憲剛キャプテンのご挨拶などが行われました。

今シーズンも悲願のタイトル獲得はならず、力及ばなかったことについてそれぞれの言葉でお詫びと来シーズンへの決意を表明されていました。

当然ながらタイトルを狙うのはフロンターレだけではありませんので、簡単なことではありません。
また2016年シーズンも、フロンターレの特長である「地域貢献」を継続しつつ、ピッチの上でも活躍してくれることを期待しております。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
川崎市立図書館 ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレカテゴリ記事
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2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
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2015/6/16エントリ 等々力陸上競技場「ホームA」で楽しむ、フロンターレのホームゲーム/読書会「フロンターレあるあるを読もう!」6月23日開催
2015/6/22エントリ 川崎フロンターレ協力「親子サッカードリーム教室」が本日開催、新井選手・小宮山選手・伊藤宏樹元選手が登場
2015/6/27エントリ 等々力陸上競技場近くの小鳥がまとった、川崎フロンターレ・松本山雅カラーの手編み服
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2015/9/20エントリ 東急電鉄×フロンターレ記念入場券販売、「東急グループフェスタ~川崎の車窓から~」開催レポート
2015/10/18エントリ 「第37回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎フロンターレ中原アシストクラブが多方面で協力
2015/10/28エントリ 川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」と、等々力陸上競技場ペーパークラフト
2015/11/12エントリ 「川崎フロンターレと本を読もう!」事業の「おすすめ本ガチンコバトル!」が11月30日まで投票募集中、抽選でホームゲームチケットとサイン本をプレゼント

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2015年
11月21日

「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中

【Reporter:たちばな・はつしも】

2015年11月21日(土)と22日(日)の2日間(10時~16時)にわたって、田園調布せせらぎ公園において「多摩川スピードウェイ・回顧展」が開催されています。

■「多摩川スピードウェイ・回顧展」
「多摩川スピードウェイ・回顧展」 

「多摩川スピードウェイ」は、中原区の多摩川河川敷(東急線鉄橋付近)にあった自動車・オートバイレース用のサーキットで、本サイトでも2015/10/13エントリでご紹介しておりました。
3万人を収容する日本初の常設サーキットとして1936年に開業し、同年6月7日に「第1回全国自動車競走大会」がここで開催されました。

その後外国車の参戦もあり人気を集めましたが、戦時中の娯楽自粛により自動車レースの開催は途絶えてしまいました。

今回の「多摩川スピードウェイ・回顧展」は、来年第1回大会から80周年を迎えるにあたって、当時の記録を次世代に残す機運が高まり、開催される運びとなったものです。

■会場の「田園調布せせらぎ公園」
会場の「田園調布せせらぎ公園」

■同公園の駐輪場
同公園の駐輪場

「多摩川スピードウェイ」は前述の通り川崎市中原区の多摩川河川敷にありましたが、今回の回顧展が開催されているのは、大田区側の「田園調布せせらぎ公園」です。

東急東横線・目黒線多摩川駅を降りて、東側の駅前にすぐに会場の建物が見えます。
武蔵小杉からは電車からのアクセスが便利ですし、駐輪場もありますので自転車で丸子橋を渡ってもよいでしょう。

■第1回優勝車「オオタ号」
第1回優勝車「オオタ号」

今回の展示の目玉は、第1回全国自動車競走大会の優勝車「オオタ号」です。

第1回大会には、本田技研工業創業者・本田宗一郎氏も弟の本田弁二郎氏とともに「浜松号」で出場しました。また日産自動車の源流となった「ダットサン」、現在のヤナセ自動車となる「簗瀬自動車」も参戦していました。

まさに現在の自動車産業の発展につながる、錚々たる顔ぶれと言えるでしょう。

■「オオタ自動車」のマーク
「オオタ自動車」のマーク

その中で優勝したのが、初期の自動車産業の一翼を担った「オオタ自動車」の「オオタ号」です。
「オオタ号」は同社が手作業で組み上げた車で、資本力では劣るものの確かな技術力で栄冠を手にしました。

■高い技術力の結晶、「オオタ号」のエンジン
高い技術力の結晶、「オオタ号」のエンジン

当初の優勝候補は会社の規模と資本力で勝る「ダットサン」という下馬評でした。
日産自動車社長の鮎川義介は第1回大会を観戦したものの、敗北にたいへんな屈辱を感じて社員に檄を飛ばし、雪辱を期したという逸話が残っています。

■「オオタ号」の車内
「オオタ号」の車内

■側面から
オオタ号の側面

展示してある「オオタ号」の車内はワインレッド一色で、デザインも美しく感じました。
さすがに80年前のままではなく、復元を行ったものです。

■「多摩川スピードウェイ熱戦譜」
多摩川スピードウェイ熱戦譜

会場では、「多摩川スピードウェイ熱戦譜」が無料で配布されていました。
こちらで当時のレースの記録が写真つきで解説されています。

■館内の展示
館内の展示

また、今回の回顧展では、当時の多摩川スピードウェイの写真や、第1回大会・第2回大会の録画映像なども展示されています。

こちらは、実際に会場で見てみてください。

■多摩川スピードウェイと多摩川園の絵
多摩川スピードウェイと多摩川園の絵 

館内展示のひとつ、多摩川スピードウェイ周辺を描いた絵だけご紹介しておきましょう。
左側が多摩川スピードウェイ、右側がかつて多摩川駅前にあった「多摩川園」です。

現在のテニスコートにあった「田園コロシアム」なども描かれています。
多摩川を挟んだこの一帯は、かつては大きな娯楽エリアだったことがわかります。

今回の主催は一般社団法人大田観光協会・多摩川スピードウェイの会であり、東京急行電鉄が協賛しています。
大田区長も回顧展開催に期待を寄せるなど大田区側で盛り上がっているようですが、多摩川スピードウェイがあったのは川崎市中原区ですね。

ここは是非川崎市として、産業史の一角を担った遺産である多摩川スピードウェイを考えてはいかがかと思います。

■「多摩川スピードウェイ」のメインスタンド
「多摩川スピードウェイ」のメインスタンド

2015/10/13エントリでは、多摩川堤防の斜面を活かしてつくられた3万人収容のメインスタンドの遺構をご紹介しました。

「多摩川スピードウェイの会」は現地に記念碑を建てたいと考えており、また当時レースに参加した走った実車を招いたイベントを行いたい意向も示しています。

この実車は現在日本国内に3台が現存しており、2台がホンダ自動車の「ホンダコレクションホール」(栃木県芳賀郡茂木町)が所蔵しているということですから、実現する可能性はありそうです。

その際は、実際にレースが行われた「多摩川スピードウェイ」跡地でイベント開催ができると良いと思います。

【関連リンク】
ホンダ自動車 ホンダコレクションホール
日産自動車 HERITAGE GALLARY
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の高層ビルと、富士山の夏景色
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く

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2015年
11月20日

東急電鉄が武蔵小杉駅に「タッチパネル式デジタル時刻表」を本日導入、国内初の先着列車案内を提供

【Reporter:はつしも】

東京急行電鉄が、本日11月20日(金)より、東横線・目黒線武蔵小杉駅においてデジタルサイネージによる「タッチパネル式デジタル時刻表」サービスを開始しました。
また同社は目黒線武蔵小山駅においても、同サービスを11月27日(金)より開始します。

このサービスにより、国内初の「先着列車案内」機能が両駅の利用者に提供されることになります。

■東京急行電鉄 ニュースリリース 「先着列車案内」機能を搭載したタッチパネル式デジタル時刻表導入
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2348

■東急武蔵小杉駅に設置された「タッチパネル式デジタル時刻表」(定期券売り場前)
東急武蔵小杉駅に設置された「タッチパネル式デジタル時刻表」(定期券売り場前)

この「タッチパネル式デジタル時刻表」は、株式会社ナビタイムジャパンのデータをもとに運用されています。
同社のデータ提供により東急線と相互直通運転を行う各路線の乗換検索が可能となり、目的駅を指定すると一番早く到着する列車の時刻や途中停車駅の到着時刻が表示されます。

■「例えば、新宿三丁目まで一番早い電車は?」
「例えば、新宿三丁目まで一番早い電車は?」

この端末は、平常時は使い方を説明するデモがループで表示されています。
まず、新宿三丁目まで一番早い電車を検索してみましょう。

■東横線と直通路線の路線図
東横線と直通路線の路線図

最初に東横線を選択すると、東横線と直通路線の路線図が表示されます。
東京メトロ副都心線のさらに先の東武線・西武線までは一画面では表示できませんので、画面をスワイプして上下に動かすことで先の方まで路線を確認することになります。

■「新宿三丁目をタッチ!」
「新宿三丁目をタッチ!」

■「この電車が一番早い!」
「この電車が一番早い!」

そして目的の駅(この場合は新宿三丁目)にタッチすると、先着列車の情報を閲覧することができます。

■武蔵小杉駅の時刻表からの列車情報表示
武蔵小杉駅の時刻表からの列車情報表示

またこの端末では、武蔵小杉駅の時刻表で目的の列車時刻をタッチすることで、その列車の情報を表示させることもできます。

ここでは、武蔵小杉駅6:28発の上り列車をタッチしましょう。

■武蔵小杉駅6:28発上り列車の運行情報
武蔵小杉駅6:28発列車のダイヤ

そうすると、武蔵小杉駅6:28発上り列車のダイヤが表示されます。

こちらの画面も上下にスワイプすることで、東京メトロ副都心線・東武線・西武線の駅まで確認することができます。

普通に時刻表が表示されるだけであればデジタル端末の意味がありませんので、

■定期券売り場前
相互直通運転に寄り複雑化した行先表示

■南口改札口
南口改札の「タッチパネル式デジタル時刻表」

■上りホーム
上りホームの「タッチパネル式デジタル時刻表」

この「タッチパネル式デジタル時刻表」は、武蔵小杉駅においては定期券売り場前のほか、南口改札および上りホームに設置されています。

■相互直通運転により複雑化した行先表示
相互直通運転により複雑化した行先表示

東急東横線は、2013年3月16日より東京メトロ副都心線・東武線・西武線との相互直通運転を開始しました。
これにより運行区間が長大となり、行先や電車の種別が複雑になって従来より先着列車がわかりにくい状態になっていました。

また将来的には「神奈川東部方面線」により、東急線と相鉄線の相互直通運転も新たに開始される計画となっています。

今回設置された「タッチパネル式デジタル時刻表」は、このような状況を受けた利用者からのニーズによって開発されたものだということです。

現在はスマートフォンが普及しており、アプリなどで同様の検索サービスが多数提供されるようになりました。そういった方からすれば、「いまさら別に…」というのが率直な感想かと思います。
ただ公共交通機関は幅広い年代が利用しますし、必ずしも皆さんがそういった情報サービスを駆使しているわけではないでしょう。

感覚的に操作できるタッチパネル式により、駅構内であらたな情報提供がなされるのは良いことかと思います。

【関連リンク】
東京急行電鉄 ウェブサイト
2012/7/25エントリ 東急東横線・副都心線が2013年3月16日から直通運転を開始、日比谷線直通は終了へ
2012/9/22エントリ 元住吉検車区の東京メトロ副都心線・東武線・西武線車両
2013/1/22エントリ 東横線の副都心線直通に伴う3月16日ダイヤ改正等発表と、渋谷駅の「のるるん」カウントダウン
2013/2/18エントリ 東急電鉄が3月16日からの副都心線直通ダイヤを発表、前夜終電の一部区間を運休に
2013/2/24エントリ 武蔵小杉駅周辺商店街の「こすぎ名物花見市」「東横線・副都心線直通」コラボレーション横断幕
・2013/3/15エントリ 東横線渋谷駅の地上駅舎が本日営業終了、明日3月16日から副都心線直通開始
2013/3/28エントリ 副都心線直通開始後の、東急武蔵小杉駅
2013/4/6エントリ 東横線・副都心線直通記念ラッピング列車のイラストに武蔵小杉駅が採用、2013年4月14日より運行開始
2013/11/5エントリ 東急電鉄が東横線・田園都市線の終電延長を試験的に実施、渋谷発25:20元住吉行を運行へ
2015/1/9エントリ 東急電鉄が2020年目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドア設置を発表、武蔵小杉駅は2015年3月までに先行設置へ
2015/5/5エントリ 東急東横線武蔵小杉駅に設置された、シースルーのホームドア

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2015年
11月19日

等々力緑地の紅葉・黄葉と、鏡面世界パノラマ

【Reporter:はつしも】

晩秋になりました。
武蔵小杉周辺の木々の紅葉・黄葉が進み、等々力緑地では美しい風景が見られます。
 
■等々力緑地の入口(府中街道から)
等々力緑地の入口(府中街道より)

武蔵小杉駅周辺から等々力緑地にアクセスするには、裏道もありますが府中街道から入っていくのが一番わかりやすいルートとなります。

ここは武蔵小杉駅と等々力緑地をつなぐバスルートでもあり、等々力緑地の正面玄関にあたります。

等々力緑地内幹線道路の左右にそれぞれ紅葉・黄葉が見られ、緑地に来た人を迎えています。

■歩道の落葉
歩道の落葉 

歩道に敷き詰められた落ち葉

歩道にはたくさんの落ち葉が敷き詰められていました。
この季節は定期的に落ち葉かきをするのでしょうが、このような風景も良いものです。

■「健康美」の像と紅葉
「健康美」の像と紅葉

等々力緑地の入口には、「健康美」と題された像があります。

これは長崎市の平和記念像で知られる北村西望氏の作品で、等々力保育園の創設者である有馬茂氏が寄贈をしたものです。

この像の向こうに、枝振り良く育った木々が美しく見えました。

■水面に映る紅葉
水面に映る紅葉

等々力緑地の中に入ると、催し物広場の手前に池があります。

この水面に、鮮やかな木々やとどろきアリーナが綺麗に映っていました。

■水面に映る等々力緑地のパノラマ画像
水面に映る等々力緑地のパノラマ画像 
※クリックで拡大できます。

この風景が非常に美しかったですので、パノラマ画像を作成してみました。
クリックすると拡大できますので、お楽しみください。

■とどろきアリーナと運動広場の間の紅葉
とどろきアリーナと運動広場の間の紅葉

催し物広場を通って、とどろきアリーナと運動広場の間の細道を抜けていくと、木々が黄金のように輝いていました。
 
■硬式野球場そばの銀杏
硬式野球場そばの銀杏
 
黄葉といえば、やはり銀杏がポピュラーですね。
本サイトでも、等々力緑地テニスコート裏の銀杏の黄葉を過去にご紹介したことがありました。

こちらは硬式野球場そばの「中央駐車場」の銀杏です。

■フロンパークの紅葉
フロンパークの紅葉

等々力陸上競技場前の遊び場「フロンパーク」も、すっかり晩秋の風景になっていました。

11月22日(日)には、川崎フロンターレのJ1リーグ最終戦「vsベガルタ仙台戦」が開催されます。
このフロンパークにも、また多数のテントが並ぶことでしょう。

■パンジーの花壇
パンジーの花壇

紅葉の風景をご紹介してきましたが、11月の中原区といえば、パンジーの出荷ピークです。
等々力緑地の花壇にも、色とりどりのパンジーが咲いていました。

■等々力緑地の入口に、戻る
等々力緑地の入口に、戻る

そのようなわけで、等々力緑地をぐるりと回って入口に戻ってまいりました。

まだ紅葉・黄葉が十分始まっていない木もあり、しばらく秋の風景が楽しめるでしょう。
気温もまだそれほど寒くありませんので、等々力緑地の散歩には適した時期かと思います。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2007/11/19エントリ 武蔵小杉の紅葉1:南武沿線道路
2007/11/24エントリ 武蔵小杉の紅葉2:二ヶ領用水
2008/11/15エントリ 紅葉の二ヶ領用水と渋川で、耳をすませば
2009/11/27エントリ 武蔵小杉に冬の訪れ
2008/11/30エントリ 武蔵小杉のイチョウの紅葉
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2010/12/16エントリ 等々力緑地のイチョウの実
2011/9/29エントリ 等々力緑地のプラタナス
2011/11/24エントリ 等々力緑地のイチョウの紅葉
2013/11/22エントリ 渋川・西加瀬付近のソメイヨシノの紅葉
2013/12/7エントリ 武蔵小杉の紅葉めぐり
2014/12/3エントリ 等々力陸上競技場「この木 なんの木 とどろ木」の、改修工事連続航空写真
2014/12/10エントリ 等々力緑地「フロンターレロード」のイチョウの紅葉

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2015年
11月18日

「コスギフェスタ2015」の写真集が、公式サイトと「小杉ビジョン」に掲載中

【Reporter:はつしも】

10月23日(金)~25日(日)に開催された「コスギフェスタ2015」の写真集が、公式ウェブサイトおよび「小杉ビジョン」に掲載されています。

■コスギフェスタ2015 公式ウェブサイト
http://kosugifesta.com/
■コスギフェスタ2015 武蔵小杉ライフ撮影分
http://kosugifesta.com/?page_id=6614

コスギフェスタ2015写真集

まず「コスギフェスタ2015」の公式ウェブサイトでは、本サイトも含めた公式カメラマン8人の写真がカメラマン別に掲載されています。
3日間で膨大な写真がありますが、いい表情をされている方が多いですね。

参加されていた方は、自分の写真を探してみるのも良いかもしれません。


そして、武蔵小杉駅前の壁面広告「小杉ビジョン」でも、ウェブサイトに掲載されている写真の一部がスライドショーになっていました。

■「小杉ビジョン」の写真スライドショー「Lady Honkerz」
前夜祭「Lady Honkerz」 

こちらは前夜祭の「タワレコ秋のミュージックフェスタinコアパーク」です。
女性のジャズバンド「Lady Honkerz」ですね。

■メインステージ:本祭1日目フィナーレ
 

■「KSG48」
「KSG48」 

■「住吉高校チアリーディング部LANCERS」
住吉高校チアリーディング部LANCERS 

■「川崎純情小町」
川崎純情小町

このあたりは、本祭1日目、2日目のメインステージですね。

■「仮装を楽しむ皆さん」
仮装を楽しむ皆さん 

仮装を楽しむ皆さん 

仮装を楽しむ皆さん 

仮装を楽しむ皆さん

続いて、実際の投影とは順不同になりますが、仮装を楽しむ皆さんです。

「ふなっしー」らしき着ぐるみは、本物ではなくあくまでコスプレということです。

■「いす-1GP武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」
いす-1GP武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ 

いす-1GP武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ

こちらは「いす-1GP武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」に参加の皆さんです。

■「カードクエスト4」
「カードクエスト4」

これは武蔵小杉の大ジャンケン大会「カードクエスト4」です。
ゲームデザイナーのマリオ改めルイージも参戦しています。

■ふろん太君とカブレラ
ふろん太君とカブレラ 

最後に、ふろん太君とカブレラです。
メイン会場・こすぎコアパークのゲート前で記念撮影したものです。

これらのスライドショーは、本サイトをよくご覧になっている方であればお気づきになったかと思いますが、大半、本サイトが撮影した写真が使われていました。
これは特に本サイトから指定等はしておりませんで、たまたまご担当の方がセレクトされたものです。

そのため本サイトの開催レポートですでにご紹介した写真が多いのですが、上記はスライドショーの全てではなく、ほかにも本サイト以外の写真もいくつか登場します。

スライドショーの登場は30分に1回程度と頻度があまり高くありませんので、見られるかどうかは運しだいになりますけれども、「こすぎコアパーク」にお越しの際は「小杉ビジョン」を見上げてみてください。

概ね11月中くらいまでは、投影されているようです。

■10月23日前夜祭開催中の「小杉ビジョン」
「村上通」 

【関連リンク】
コスギフェスタ2015 特設サイト
武蔵小杉カレーフェスティバル facebookページ
2015/10/20エントリ 今週末開催「コスギフェスタ2015」のデジタルサイネージ・のぼり・ポスターが武蔵小杉の街を席巻
2015/11/23エントリ 「コスギフェスタ2015」前夜祭「タワレコ秋のミュージックフェスタ」「武蔵小杉カレーEXPO」開催レポート/24日(土)本祭1日目の見所まとめ
2015/10/24エントリ 「コスギフェスタ2015」10月24日(土)本祭1日目開催レポート/25日(日)本祭2日目の見所まとめ
2015/10/25エントリ 「コスギフェスタ2015」10月25日(日)本祭2日目開催レポート:武蔵小杉駅前の公道を事務いすが疾走!「いす-1GP」首都圏初開催

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2015年
11月17日

東急電鉄が武蔵小杉高架下商業施設・駐輪場の11月25日(水)オープンをリリース、駐輪場の定期利用を先着順で受付スタート

【Reporeter:はつしも】

東京急行電鉄が、武蔵小杉駅南口高架下商業施設及び「東急武蔵小杉駅南口駐輪場」が2015年11月25日(水)にオープンすることをリリースしました。

「東急武蔵小杉駅南口駐輪場」は定期利用が自転車286台、原付バイク73台、一時利用が自転車59台となります。
定期利用の申し込みは「先着順」で、11月16日よりスタートしました。

■東京急行電鉄 ニュースリリース 東横線・目黒線武蔵小杉駅南口高架下の商業施設・駐輪場2015年11月25日(水) 開業決定!
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2345

■東急武蔵小杉駅南口高架下の商業施設
東急武蔵小杉駅南口高架下の商業施設

■駐輪場の看板
「東急武蔵小杉駅駐輪場」の看板

商業施設にオープンする5店舗については、その内容および11月25日にオープンすることなど、すでに本サイトで先行してご紹介しております。
今回は「東急武蔵小杉駅南口駐輪場」についてピックアップしたいと思います。

■「東急武蔵小杉駅南口駐輪場」の概要
開業日 2015年11月25日(水)
所在地 川崎市中原区小杉町3丁目44番(住居表示)
収容台数 (定期利用)自転車286台、原付バイク73台
(一時利用)自転車59台
利用料金 (定期利用)自転車:月額3,240円、原付バイク:月額5,400円
(一時利用)自転車:1時間無料 以降6時間ごと100円
その他 定期利用の申し込み受付:2015年11月16日より
http://www.tokyu-bicycle-parking-area.jp/station/musashi-kosugi.html

冒頭に申しあげたとおり、この駐輪場の定期利用が、昨日11月16日(月)より先着順でスタートしています。

■東急電鉄 東急線駐輪場のご案内 武蔵小杉駅
http://www.tokyu-bicycle-parking-area.jp/station/musashi-kosugi.html
■定期利用申し込みページ ECOPOOL 東急武蔵小杉駅南口駐輪場
https://biz1.ecopool.jp/ECOPOOL/view/eq/eq04.html?PId=200058
 
定期利用の申し込みは、上記のサービスサイト「ECOPOOL」で行うことになります。
最初にユーザー登録が必要となっています。

自転車で1か月3,240円、原付バイク5,400円ですから、周辺の利便性が高い市営駐輪場と近い価格帯になっています。

希望される方は、お早めにお手続きください。



■オープンする飲食店「パブリックハウス」
オープンするカフェ「パブリックハウス」

そして、今回オープンする飲食店5店舗は、オープニングキャンペーンでスタンプラリーを実施します。
異なる2店舗のスタンプを揃えると、次回来店時にシャンパン1本と交換できるプレゼント券(各店舗10名、合計50名先着)がもらえるということです。

つまり、合計3回来店する必要があるわけですね。

また本商業施設のチラシには裏面にクーポン券がついていまして、各店舗でドリンク半額などのサービスを受けることができるようになっています。

■各店舗のクーポン内容
Public House(パブリックハウス) 12月31日まで、ディナータイムのお食事10%オフ
アジアンビストロDai なし
BRASSERIE MUH(ブラッスリームー) 12月31日まで、2名様以上での利用でムール貝のバケツ蒸し+200g(入荷のない場合あり)orお肉の盛り合わせ+1種類
~和食と立ち食い寿司~ナチュラ 11月27日までの3日間ドリンクがALL50%オフ
牛8 12月31日まで、ランチタイムはドリンク1杯無料、ディナータイムは名物トロ肉3秒炙り 8円

こちらは店舗により、クーポン実施期間がかなり異なりますので、ご注意ください。また「アジアンビストロDai」は、少なくともリリースにはクーポン情報がありませんでした。

■「BRASSERIE MUH」
「BRASSERIE MUH」

さて、本サイトにおいて、2014/2/25エントリにおいてこの商業施設の第一報をお伝えしてから、早いもので1年9か月近くが経過しました。
過ぎてみればあっという間で、オープンまであと1週間ほどです。

それぞれに特徴があるお店ですので、個人的にも楽しみにしております。

【関連リンク】
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2014/2/25エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅南口の高架下に店舗を新設、アリオと隣接する商業ゾーン形成へ
東急電鉄が武蔵小杉駅南口高架下店舗新設・駐輪場工事を2014年7月着手、2016年1月リニューアルオープンへ
2015/6/28エントリ 六本木発・ベルギービールのフレンチビストロ「ベル・オーブ」が2015年11月下旬武蔵小杉出店決定、豊洲店に続きタワーマンションの街へ
2015/7/2エントリ 武蔵小杉にお茶専門店「ルピシア」今秋出店決定、「アジアンビストロDai」11月出店決定
2015/7/23エントリ 東急武蔵小杉駅南口高架下の新設店舗判明第1号、「アジアンビストロDai」が11月下旬オープン決定
2015/8/19エントリ イタリアン酒場「ナチュラ」が新店計画、「アジアンビストロDai」「(仮称)ベル・オーブ」と共に外食3店舗が11月下旬に武蔵小杉同時出店
2015/10/13エントリ 東急武蔵小杉駅南口高架下商業施設が11月25日オープン決定、「Public House」「アジアンビストロDai」「MUH」「和食と立ち喰い寿司NATURA」「牛8」の店舗がお目見え
201/9/18エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設5店舗が発表、「Public House」「アジアンビストロDai」「ベル・オーブ」「和食と立ち喰い寿司NATURA」「牛8」が11月下旬オープンへ
2015/11/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの「ぐるチュロ」「NINA」跡地に「コーキーズクッキー」「ルピシア」がオープン

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2015年
11月16日

中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施

【Reporter:はつしも】

中原消防署が、NEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーにおいて、37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施しました。

■川崎市報道発表資料 37階829段の消防隊階段駆け上がり訓練を実施しました
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/840/0000072197.html

■階段駆け上がり訓練の概要
訓練日時 2015年10月30日(金)9時~11時
実施場所 NEC玉川ルネッサンスシティノースタワー東側屋内避難階段
37階建て829段・156m
参加隊員 中原消防署長以下47名
実施要領 「地震の発生により非常用エレベーターが停止し使用不能となる中、37階で火災が発生し、要救助者が多数いる」との想定により、防火衣を着装し、出火階まで屋内避難階段を各小隊単位(3~5人)で駆け上がりました。
所要タイム 7分45秒(最速小隊)

■階段駆け上がり訓練の様子
階段駆け上がり訓練の様子
※川崎市報道発表資料より

川崎市の各消防署の中でも、中原消防署管内には武蔵小杉駅周辺を中心として多数の超高層ビルが存在します。
これらの超高層ビルでは、大震災時において火災が発生し、エレベーターの使用ができなくなるケースも想定されています。

今回の「階段駆け上がり訓練」は、そのような緊急事態を想定し、中原消防署がNEC玉川事業場の協力を得て実施されたものです。

訓練は小隊ごとに分かれてタイムを計測し、829段を最速7分45秒で登りました。

■NEC玉川ルネッサンスシティ
NEC玉川ルネッサンスシティ

NEC玉川ルネッサンスシティは、26階建て・高さ116mのサウスタワーと、37階建て・高さ156mのノースタワーの2棟で構成されています。
今回訓練が実施されたのはノースタワーの方で、1階から最上階までの階段駆け上がりを実施したことになります。

■NEC玉川ルネッサンスシティヘリポートでの記念撮影
NEC玉川ルネッサンスシティヘリポートでの記念撮影
※川崎市報道発表資料より

今回の訓練では、高さ156mのノースタワーのヘリポートで記念撮影も行われていました。
写真奥に、高さ162.8mのパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの姿も見えますね。

820段を登り切って、お疲れのところでしょう。



なお、2015年3月14日に開催された「こすぎ防災フェス」では、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーにおいて「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」(Stair Race in MUSASHIKOSUGI)が開催されていました。
こちらにも中原消防署は参加をしています。

■「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」(Stair Race in MUSASHIKOSUGI)
「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」(Stair Race in MUSASHIKOSUGI)

■パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーウェブサイト 第二回MST防災デー ステアレース編
http://www.midskytower.com/wp/?p=3630

こちらは「階段駆け上がり訓練」を個人戦競技にしたもので、全国各地から消防士が集まりました。
59階(約200m)・999段を最速7分37秒でのぼりまして、今回の訓練の37階・829段・7分45秒を上回ります。

ただ今回は小隊単位での「訓練」であり個人が最速をめざす「レース」ではありません。
おのずと登り方が異なり、お互いに比較をするものではないでしょう。



ところで、今回の報道発表資料によると、中原消防署管内には高さ60mを超える超高層建築物が17棟あるとされています。
この17棟をリストにすると、以下の通りになるものと思われます。

1.パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー
2.パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
3.パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー
4.エクラスタワー武蔵小杉
5.プラウドタワー武蔵小杉
6.リエトコート武蔵小杉イーストタワー
7.リエトコート武蔵小杉ザ・クラッシィタワー
8.THE KOSUGI TOWER
9.レジデンス・ザ・武蔵小杉
10.シティハウス武蔵小杉
11.ブリリア武蔵小杉
12.中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
13.NEC玉川ルネッサンスシティ サウスタワー
14.NEC玉川ルネッサンスシティ ノースタワー
15.野村不動産武蔵小杉ビルN棟
16.武蔵小杉タワープレイス
17.富士通川崎工場本館ビル


本日現在で現実に存在する構築物としては、最高部190mに達する「シティタワー武蔵小杉」がありますが、これを除いて17棟に達してしまいました。
「シティタワー武蔵小杉」はまだ竣工はしていないため、上記にはカウントされていないようです。
また「KDX武蔵小杉ビル」(旧TKS武蔵小杉ビル)は、ぎりぎり60mには達していません。

「シティタワー武蔵小杉」をはじめ、これにさらにタワーマンションが7棟加わってくる計画ですので、高層ビルに対応した消防活動の訓練もさらに重要になってきます。
中原消防署では今後も、地域特性に対応した設備の配置や訓練の実施を行っていくことと思います。

■東日本大震災発生時、停電した高層ビル群
東日本大震災発生時、停電した高層ビル群

【関連リンク】
(東日本大震災関連)
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
(中原消防署・防災訓練関連)
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/27エントリ 中原消防署のミニカー展示
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
2010/6/15エントリ 中原消防署が住宅用火災報知機設置を呼びかけ
2011/4/9エントリ 中原区役所の臨時給水所
2011/6/29エントリ 中原消防署に双腕作業機「ASTACO」配備
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
2013/7/1エントリ パークシティ武蔵小杉で「RJC48」のマンション防災勉強会が開催
2013/8/11エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
2013/1/2エントリ 中原消防署の消防車ペーパークラフト
2013/11/11エントリ 川崎市消防局の「太助」が、武蔵小杉駅前を歩く
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
2015/7/4エントリ 「消五郎」が見守る中原消防署の七夕飾り短冊募集と、消防風鈴・消防車カード・ペーパークラフト配布中

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2015年
11月15日

川崎市市民ミュージアム「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート

【Reporter:はつしも】

2015年11月14日(土)と15日(日)の2日間にわたって、川崎市市民ミュージアムにおいて造形体験ワークショップ「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」が開催されました。

■川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム

■1階逍遥展示空間の「アートツール・キャラバン」
1階逍遥展示空間の「アートツール・キャラバン」 

「アートツール・キャラバン」は、横浜国立大学のAE(Art Education)ゼミのメンバーが、自分たちで開発したアートツールを提供して開催する造形ワークショップです。

同ゼミはこのワークショップを各地の学校や公園、美術館、商業施設などを回って実施していまして、市民ミュージアムでも2012年度から開催されています。

市民ミュージアムでは、1階の「逍遥展示空間」が会場となり、さまざまな造形体験の仕掛けが展開されていました。

■OHPによる投影
OHPによる投影 

■ライトテーブルによる投影
ライトテーブル

こちらは、OHPやライトテーブルを使ったデザイン体験です。
OHPの上に様々な色の形を載せて、綺麗な模様を作ることができます。

大きさの違う円を組み合わせて二重丸を作ったり、三角ふたつで星形を作ったり。
どんどん色を重ねていくと「黒」に近づいていったり、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。

■形の組み合わせ
形の組み合わせ

形の組み合わせ

形の組み合わせ

こちらは、さまざまな形のピースを組み合わせる造形体験です。
明確な正解などがあるわけではなく、子どもたちが創意工夫で造形をしていました。

■剣山のようなアートツール
剣山のようなアートツール

こちらは、剣山のようなアートツールです。
たくさんの穴の開いた板に、細い棒を1本ずつさしていくことでこの形が出来上がります。

■手形が、押せます
手形が、押せます

手形が、押せます

そしてここにそっと手を当てて押していくと、手形を作ることができました。
もちろん、手形でなくてもいろんな造形がつくれます。

■吊り下げアート
吊り下げアート

吊り下げアート

こちらは、さまざまな造形を吊り下げて作っていくアートです。
左右のバランスをとりながら、子どもたちが自由にツールを組み合わせていました。

■アニメーション装置
アニメーション装置

アニメーション装置

続いてこちらは、アニメーション装置です。
回転させて、外側の隙間から覗き込むとボールの上をお猿さんが飛び跳ねている姿が見えます。

■紙製の「積み木」
紙製の「積み木」

これらのカラフルなパーツは、積み木…というか、紙製ですので「積み紙」とでも呼ぶべきものです。

■紙を積んで…
紙を積んで…

紙を積んで…

紙を積んで…

これはシンプルな紙ですが、これらを積んでいくことで綺麗な形ができます。

やっていくと、大人でもはまります。

■車輪づくり
車輪づくり

こちらは、大小のパーツを組み合わせて車輪をつくるものです。
作った後に斜面を転がしてみるのですが、車輪の形によって思わぬ転がり方をします。

このように造形をした後に実際に「使ってみる」と、面白さが増すように思います。

■ビル作り
ビル作り 

このカラフルなアートツールは、ビルのように見えます。
この外壁に発泡スチロールなどのオブジェを、好きなようにつけていくものです。

■ネジやボルトの造形
ネジの造形

こちらもまたユニークな造形で、ネジやボルトを組み合わせていくものです。
武骨な中にも、かわいらしさや美しさを感じます。

■着せ替えツール
着せ替えツール

これは、観光地などによくある顔ハメの記念撮影スポットです。
ただ、その衣装を自由に組み合わせて、着せ替えができるようになっています。

主に女の子たちが衣装をコーディネートして、記念撮影をしていました。

■お絵描きコーナー
お絵描きコーナー

お絵描きコーナー

「逍遥展示空間」の中央には、お絵描きコーナーがありました。

もちろん普通のお絵描きコーナーではなく、鏡のように映る素材にクレヨンで描いていくようになっています。

■スイカを食べるパックマン
西瓜を食べるパックマン

この鏡の素材をどう使うのかしら…と思っていたら、地面のシートに描いた西瓜を、パネルに描いたパックマン(のようなもの)に映して食べさせることができました。


他にもいくつかのアートツールがありましたが、ご紹介しただけでも本当に多種多様で、面白いですね。
玩具店等には置いていない、ユニークなアートツールによって自由な発想で遊べるのが特徴です。

「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」は、川崎市市民ミュージアムで近年は毎年開催されています。
またキャラバンが来ることもあるかと思いますので、お子さんと一緒にまた楽しんでみてはと思います。

■「逍遥展示空間」
逍遥展示空間 

【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
横浜国立大学 大泉義一研究室 アートツール・キャラバン
2015/10/22エントリ 川崎市市民ミュージアムでデジカメワークショップ「水面に自分を映してセルフポートレートを撮ってみよう」が10月24日開催
2015/11/13エントリ 市民ミュージアムで「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」が11月14日(土)15日(日)開催

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2015年
11月14日

1周年近づくグランツリー武蔵小杉の新店舗。「バロウズアンドサン」跡地に「CHOOSE LIFE」が11月20日オープン

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉の「バロウズアンドサン」跡地に、アパレルブランド「CHOOSE LIFE by KATHARINE HAMNETT」が2015年11月20日(金)にオープンすることがわかりました。

■「CHOOSE LIFE」が出店する「バロウズアンドサン」跡地
「CHOOSE LIFE」が出店する「バロウズアンドサン」跡地

■「CHOOSE LIFE」のオープン告知
「CHOOSE LIFE」のオープン告知

「CHOOSE LIFE(チューズ・ライフ)」が出店する「バロウズアンドサン」跡地は、グランツリー武蔵小杉のファッションエリアである2階にあります。
開業時からの店舗である「バロウズアンドサン」は、ブランド自体の撤退に伴い8月31日をもって閉店となりました。しばらく後釜店舗の告知がなかったのですが、このたび現地においても「CHOOSE LIFE」のオープン告知が掲出されました。

「CHOOSE LIFE」は、英国ロンドン発のブランド「KATHARINE HAMNETT」が展開するレーベルのひとつです。
このブランドは同名のデザイナー、キャサリン・ハムネットが立ち上げたもので、英国のトラディショナルスタイルをアバンギャルドにアレンジするのが特徴です。

そのコレクションはパリ・ミラノ・ニューヨークなどファッションの先進都市で開催され、エイズなどの社会問題や国際紛争等に対してメッセージを発信することから「社会派ブランド」としても知られています。

■キャサリン・ハムネット ウェブサイト
https://www.katharinehamnett.jp/

そして「CHOOSE LIFE」は、「KATHARINE HAMNETT」のシリーズを取り扱う複合ショップです。
メインの「KATHARINE HAMNETT LONDON」、セカンドラインの「HAMNETT」、環境負荷を低減し、同ブランドの特徴ともいえる社会問題の提起を行う「KATHARINE E HAMNETT」などを取り扱っています。

■「CHOOSE LIFE」渋谷パルコ店
「CHOOSE LIFE」渋谷パルコ店

「CHOOSE LIFE」渋谷パルコ店

「CHOOSE LIFE」をはじめ、「KATHARINE HAMNETT」の日本国内の店舗は、その大部分が丸井、パルコに出店しています。
特に渋谷では丸井、パルコ、ファイヤー通りの3店舗を集中的に出店していまして、比較的若い層向けのモードカジュアルブランドといえるのではないでしょうか。

■「レベッカミンコフ」ブランド撤退跡地の「リプレイ」
「レベッカミンコフ」ブランド撤退跡地の「リプレイ」

■サマンサタバサがブランドを切り替えた「サマンサ ベガ」
サマンサタバサがブランドを切り替えた「サマンサ ベガ」

グランツリー武蔵小杉では、オープン後の1年間でカジュアル路線への店舗入れ替えが目立ちます。

西武・そごう武蔵小杉SHOPでは、「レベッカミンコフ」がブランド撤退した跡地に、デニムショップ「リプレイ」が出店しました。
また10月には、サマンサタバサが「リッチミーニューヨーク」から、ピンク色が鮮烈な「サマンサ ベガ」へのブランド切り替えを行いました。

それぞれ事情は異なりますが、結果としてはいずれもラグジュアリー路線からカジュアル路線への転換となったものです。


グランツリー武蔵小杉はまもなく開業1周年を迎え、当然ながらそれぞれの店舗にとって、決算期は別としても1年分の売上・利益が算出されることになります。
160店舗にはそれぞれの事情もありますし、手元の算盤もはじきつつ、今後も年間を通して一定の入れ替え等が発生するのではないでしょうか。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ
2015/1/17エントリ グランツリー武蔵小杉の「折鶴モニュメント」展示終了と、バレンタイン特設売場オープン
2015/5/15エントリ グランツリー武蔵小杉で初の店舗入れ替え。西武・そごう「カッフェアマービレ」跡地に紳士・婦人雑貨売り場が5月30日(土)オープンへ
2015/6/4エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」がリフレッシュオープン、紳士・婦人雑貨を拡充
2015/8/29エントリ グランツリー武蔵小杉の「BURROWS & SUN」が、「レベッカミンコフ」に続きブランド撤退により2015年8月31日(月)閉店
2015/10/16エントリ グランツリー武蔵小杉のカジュアル強化。レベッカミンコフ跡地「リプレイ」に続き、サマンサタバサが「リッチミーNY」を「サマンサ ベガ」に切り替え本日オープン
2015/11/1エントリ 「グランツリー武蔵小杉」にニコライ・バーグマンとコラボのクリスマスツリーが本日登場、11月20日よりARフォトスポット設置へ

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