武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2013年
05月14日

二ヶ領用水のカルガモ親子2013

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2008/5/21エントリにおいて、二ヶ領用水のカルガモ親子の姿をご紹介したことがあります。この時期には二ヶ領用水や江川せせらぎ遊歩道などの名物となっており、毎年楽しみにしていらっしゃる方も多いようです。

あれから5年ぶりに、二ヶ領用水でカルガモ親子の姿を見かけることができました。

■二ヶ領用水のカルガモ親子
二ヶ領用水のカルガモ親子

カルガモ親子の姿が見られたのは、二ヶ領用水と東急線の交点付近で、東住吉小学校のグラウンドやすみれ保育園と隣接しているエリアです。
その二ヶ領用水の水面で、お母さんカルガモの周りを子どもたちが囲んでいました。

■10羽の子ガモたち
10羽の子ガモたち

子ガモたちを数えると…、全部で10羽いました。

■草陰に入ってみたり
草陰に入ってみたり

■窪みに入ってみたり
窪みに入ってみたり

子ガモたちは水辺の草陰に入ってみたり、岸の窪みに入ってみたりと、元気に動き回っていました。お母さんカルガモは、そばで子ガモたちを見守っています。

■あたたかい日差しの中で
あたたかい日差しの中で

もうすっかり暖かくなりましたので、子育てには適した季節ですね。
春の日差しに照らされて、カルガモ親子たちは二ヶ領用水を上流へと泳いでいました。

■二ヶ領用水のカルガモ親子動画(Youtube)


なお、今回もカルガモ親子の様子をYoutube動画にアップいたしましたので、こちらもどうぞご覧ください。子ガモたちが一生懸命泳ぐ姿がかわいいです。
見ていると、ときどき子ガモが1羽だけ離れたところに流されてしまうことがあるのですが、そうした時には別の子ガモが1羽くらい追いかけていく姿が見られます。固まって身を守ろうとする習性なのかどうかわかりませんが、それもまた微笑ましく思います。

これから子ガモたちが元気に育っていくのが楽しみですね。

■カルガモの姿が見られた二ヶ領用水(東住吉小学校付近)
カルガモ親子の姿が見られた二ヶ領用水(東住吉小学校付近)

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2008/5/21エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子

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2013年
05月13日

「JAセレサ川崎小杉支店」が2013年6月24日に小杉町3丁目中央地区再開発ビルに移転オープンへ

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小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の工事が進み、イトーヨーカドー側の商業施設棟・賃貸住宅棟「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」が完成に近づいてきました。小杉町3丁目中央地区の商業施設には、従来から当該地区内で営業をしていた店舗の一部が入居する予定です。
このたびその第一号として、2013年6月24日(月)に「JAセレサ川崎小杉支店」が新店舗でオープンすることになりました。

■「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」
「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」

■「JAセレサ川崎小杉支店」オープン予定地
「JAセレサ川崎小杉支店」オープン予定地

「JAセレサ川崎小杉支店」がオープンするのは、「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」の低層部にあたる部分です。先日、1階壁面に「JA」のロゴが設置されました。

■「JAセレサ川崎小杉支店」のオープン告知
「JAセレサ川崎小杉支店」のオープン告知

■同支店のイメージパース
同支店のイメージパース

小杉町3丁目中央地区の仮囲いには、「JAセレサ小杉支店」のオープン告知が掲示されました。この告知には、同支店のイメージパースも掲載されています。

当初はオープニングキャンペーンも実施されるようですね。

■小杉町3丁目中央地区のイトーヨーカドー側商業・業務施設
小杉町3丁目中央地区のイトーヨーカドー側商業・業務施設

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業では、イトーヨーカドー側と南武線側にそれぞれ商業・業務施設が建設されます。
そのうちイトーヨーカドー側の商業施設が完成間近となっていまして、JAセレサ川崎に続いて、こちらにもテナントが入ってくる形になります。

■JAセレサ川崎小杉支店の旧店舗
JAセレサ川崎小杉支店の概要

南武線寄りの敷地には、JAセレサ川崎小杉支店の旧店舗がまだ営業中で残っています。6月24日(月)に新店舗に移転することで、この建物が新たに解体可能になるわけです。
小杉町3丁目中央地区では、このように既存店舗の営業を最大限維持しつつ、順次移転をすることで再開発工事を進めていく計画です。

「餃子の王将」前のケイアイビルの店舗や仮設店舗の「アイリッシュバー マッキャンズ」「かどや」なども、今後移転をしていくことになります。

【関連リンク】
JAセレサ川崎 ウェブサイト
ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉 物件サイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2010/6/25エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉
2010/12/4エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体開始
2011/1/5エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体進捗
2011/6/6エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体進捗とエコジョーズ採用
2011/1/19エントリ 小杉町3丁目中央地区に仮設店舗建設、「かどや」は仮設営業後再開発ビル入居へ
2011/5/6エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」本日仮設店舗で本オープン
2014/8/14エントリ 小杉町3丁目中央地区「プラウドタワー武蔵小杉」発表
2012/10/15エントリ 小杉町3丁目中央地区のへーベルプラザ武蔵小杉移転と、プラウドタワー躯体立ち上がり
2012/11/26エントリ 「味奈登庵武蔵小杉店」がへーベルプラザ跡地に店舗拡張
2013/5/1エントリ 小杉町3丁目中央地区の「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」が2013年6月より賃貸募集開始へ

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2013年
05月12日

「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」イベントレポート

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本日、旧中原図書館の謝恩イベント「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」の第1日目が開催されました。
第1日目ではおはなし会のほか、中原区の郷土史研究家による講演、旧中原図書館の壁面を利用したお絵描きなどが行われました。

■旧中原図書館
旧中原図書館

旧中原図書館は、2013年2月28日をもって閉館し、2013年4月2日にエクラスタワー武蔵小杉の5階・6階に新たに開館しました。新中原図書館は最新の設備を擁し、従来に比べてたいへん利用者が増加しています。
一方、旧中原図書館は「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」により今後取り壊しが予定されています。本イベントは、その建物を利用したお別れ会でもあります。

■旧中原図書館壁面を使ったお絵描き
旧中原図書館壁面を使ったお絵描き

旧中原図書館壁面を利用したお絵描き

旧中原図書館壁面を利用したお絵描き

本日は午前中におはなし会、午後に郷土史研究家による講演が行われたのち、旧中原図書館の壁面を利用したお絵描きイベントが行われました。

■用意されたペンキ
用意されたペンキ

今回のお絵描きイベントのために、ご覧の通り色とりどりのペンキが用意されました。これらのペンキは、一般社団法人川崎塗装業協会の協力により提供されたものです。

■図書館の柱の絵
図書館の柱の絵

こちらは、かつて図書館の貸出・返却窓口があったカウンター前の柱です。柱の全面に、所狭しとカラフルな絵が描かれました。
「2013年5月12日(日) さようなら中原図書館」というメッセージが見えますね。

■多摩川と丸子橋
多摩川と丸子橋

柱の絵をよく見てみると、多摩川と丸子橋、武蔵小杉のタワーマンションなどが描かれていました。

■多摩川と丸子橋、電波塔
多摩川と丸子橋、電波塔

こちらも多摩川と丸子橋ですね。
絵の左端に、「でんぱとう」が描かれています。
電波塔は、多摩川沿いの大田区側(沼部)にある水色の塔で、中原区からもよく見えます。本ブログでも、2011/1/9エントリでご紹介したことがあります。

■沼部の電波塔(ご参考)
沼部の電波塔(ご参考)

電波塔は写真でご覧になると、ご記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

■ガラス面のドラえもん
ガラス面のドラえもん

壁面には、アンパンマンなど子ども向けのキャラクターが多く見受けられました。
こちらはガラス面一杯に、ドラえもんの顔が並んでいます。

■「本だいすき Thank you」
「本だいすき Thank you」

■「Good Bye & Thank you」
「Good bye & Thank You」

■「図書館バイバイ ありがとう」
「図書館バイバイ ありがとう」

■「ありがとう 想憶 中原図書館 さようなら」
「ありがとう 想憶 中原図書館 さようなら」

また、お絵描きとあわせて、旧中原図書館への感謝とお別れを告げるメッセージも各所に描かれました。
こうしたメッセージは、子どもたちに加えて、大人の方もそれぞれの思いをこめて筆をとっていました。

■空になった書架
空になった書架

なお、本日は旧中原図書館の空になった書架を見ることができました。
当然ですが、すでに蔵書はすべて移動しています。

「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」では、本日に加えて18日(土)にも「旧図書館探検隊」として、以前は見られなかった図書館の裏側を探検するイベントが開催されます。
関心ある方は次回18日12:00~、13:30~の回(それぞれおはなし会終了後)にどうぞご参加ください。

■展覧会「元・杉・丸宣言」
展覧会「元・杉・丸宣言」

また本イベントでは、旧中原図書館別館において展覧会「元・杉・丸宣言」も開催されています。

■旧中原図書館別館階段の展示
旧中原図書館別館階段の展示

こちらは、旧中原図書館別館の階段です。この階段が、展示スペースとして活用されています。

■多摩川と沿岸の風景
多摩川と沿岸の風景

この場所の展示では、階段の壁面に水色の線が引かれ、それが多摩川に見立てられています。その両側に、多摩川沿いの風景写真が多数展示されていました。

■どんと焼き
どんと焼き

■ガス橋からの丸子橋方面
ガス橋からの丸子橋方面

■キヤノン前の桜並木
キヤノン前の桜並木

多摩川沿いのさまざまな表情が切り取られていて、いずれの写真も見ていて楽しかったです。
先程のお絵描きイベントで丸子橋の絵が多かったのは、この展示に触発されていたのかもしれません。

■建築デザインの展示


■小杉御殿町の住宅模型
小杉御殿町の住宅模型

この「元・杉・丸宣言」は、武蔵小杉・元住吉・新丸子在住・在勤の建築家・デザイナー・ジャーナリストなどの方によるグループが主催されています。
周辺地域のものづくりとまちづくりをデザインの視点から提案、実行し、魅力的な生活環境にしていくことをグループの目的としているそうです。

2階の展示室では、メンバーの方の作品の模型が展示されていました。

       ※       ※       ※

さて、「さよなら・ありがとう!中原図書館」は、本日に加えて18日(土)、19日(日)も引き続き開催されます。

■「さよなら・ありがとう!旧中原図書館-元・杉・丸宣言-」のイベント概要

<企画① ぼくらの街 むかしの・これからの「元・杉・丸」>※終了
▼日時:
2013年5月12日(日)13:00~15:30
▼対象年齢:10歳~15歳
▼内容:
(1)武蔵小杉の昔と未来を知ろう
羽田猛先生と地元に詳しい方々から、武蔵小杉の昔の話と未来の話を聞きましょう!
(講師 羽田猛先生)
1934年生まれ。中原区の市立小学校に赴任したのが縁で中原街道に興味を持ち、川崎市内の郷土史を研究。写真撮影、取材などを開始し、ライフワークとする。著書:「写真で見る中原街道」ほか多数


(2)図書館の壁に未来の街を自由に描こう!※終了
図書館の壁に、未来の小杉の街を自由に思い切って描いちゃおう!
※ペンキを使用する予定です。汚れても良い服装でご参加ください。


<企画② おはなし会>
▼日時:5月12日(日)および18日(土) ※時間は下記の通り
▼対象年齢:3歳~8歳
▼内容:
○12日(日) ※終了
11:00~11:30 ナレーター おはなしくまさん
11:30~12:00 ナレーター メリーポピンズ

○18日(土)
11:00~11:30 ナレーター ジェリービーンズ
11:30~12:00 ナレーター おはなしもり
13:00~13:30 ナレーター おはなしの小箱 
※小学校高学年

<企画③ 旧図書館探検隊>
▼日時:5月12日(日)12:00~※終了 18日(土)12:00~、13:30~
   
※おはなし会終了後にスタートします。
▼内容:
今まで見ることができなかった旧図書館の裏側を探検しましょう!

<企画④ 「元・杉・丸」クリエイト展>
▼日時:5月12日(日)※終了18日(土) 11:00~18:00 19日(日)11:00~15:00
▼内容:
中原区の建築家、デザイナー、企業が作品を展示。東地区再開発事業の展示も!


お絵描きイベントは終了してしまいましたが、皆さんが描いた絵は来週土日も見ることができます。またおはなし会や旧図書館探検隊、「元・杉・丸宣言」展覧会も開催されますので、この機会に旧図書館にお別れをしてみてはいかがでしょうか。

■「さよなら・ありがとう!旧中原図書館-元・杉・丸宣言-」の案内
「さよなら・ありがとう!旧中原図書館-元・杉・丸宣言-」の案内

【関連リンク】
川崎市立図書館 ウェブサイト
2008/3/9エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」
2008/3/22エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」レポート
2008/8/21エントリ 中原図書館の「夏休み映画会」
2009/7/23エントリ 中原図書館の食事スペースと階段席
2009/11/12エントリ 川崎フロンターレと本を読もう!
2012/4/4エントリ 東日本大震災被災3県4紙による合同プロジェクト紙面を中原図書館で配布
2012/9/21エントリ 中原図書館が2013年1月4日より移転のため長期休館へ
2012/10/12エントリ 中原図書館の鯉と亀が2012年10月17日(水)に市内の小中学校等にお引越し
2012/11/30エントリ 「さようなら中原図書館 ほんのもり」が2012年12月2日(日)開催
2012/12/2エントリ 「さようなら中原図書館 ほんのもり」開催レポート
2012/12/26エントリ 新中原図書館の概要:開館時間を21時まで延長、各施設を拡充
2012/12/29エントリ 中原図書館休館:臨時窓口を1月12日から2月28日まで設置、予約による図書貸出を実施
2013/3/22エントリ エクラスタワー武蔵小杉の、新中原図書館の看板設置工事
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/2エントリ 新「中原図書館」開館レポート
2013/5/3エントリ 「さようなら・ありがとう!旧中原図書館」を2013年5月12・18・19日開催、旧図書館での壁面ペイントや裏側探検などを企画

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2013年
05月11日

井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年6月29日(土)に、川崎市立井田病院において「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催されます。
本ワークショップは、同病院医師の西智弘さんを発起人とした「レストランサポートプロジェクト」が主催し、患者さんや地域の皆様と病院のレストランの意義や役割を見つめ直して、皆さんにとって「あったらいいな」と思えるレストランの姿を検討するものです。

本ワークショップは定員40名の事前登録制で、ウェブによる受付が明日5月12日(日)9:00からスタートします。

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」事前登録ページ
http://kokucheese.com/event/index/85090/

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催概要
▼日時:2013年6月29日(土) 9:00~11:30 
▼会場:川崎市立井田病院 新棟2階 会議室
    (神奈川県川崎市中原区井田2-27-1) 【交通アクセス】
▼目的: 
①病院レストランとは何か?をもう一度考え直し、病院利用者にとって望ましいレストランの姿を検討する。
②「待合室から医療を変えようプロジェクト※」の理念を、病院レストランをテーマに具体化させる。
▼対象: 病院利用者を中心に、病院レストランに興味のある方 (定員:40名、先着順)
▼内容:
プロジェクトの概要、病院レストランの現況などについての講演後、「病院にこんなレストランがあったらいいな」というテーマでワークショップ(講義のように座ってお話しを聞くだけではなく参加者同士でテーマについて議論をしながら答えを探っていく集まり)を行います。
▼主催:レストランサポートプロジェクト 
   (発起人:川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター 西智弘)
▼後援:待合室から医療を変えようプロジェクト
※待合室から医療を変えようプロジェクト:待合室をひとつの重要な医療資源と考え、それを有効利用することで医療の改革につなげようという活動。2013年3月に公開シンポジウムが開かれ、その後多くのメディアで取り上げられている。主催は、東京大学公共政策大学院 医療政策教育・研究ユニットにおける自主的社会活動である医療政策実践コミュニティ(Health Policy Action Community;略称 H-PAC)。


「病院レストランを考えよう!ワークショップ」

■川崎市立井田病院
井田病院の新病棟(1号棟)

病院に求められる要素とは、もちろん質の高い医療行為そのものであることは間違いありません。
しかしながら、医療サービス全体を見たとき、初めて来院した際の適切なガイダンスや待合室、レストランなど、利用者がストレスなく利用するためには大切な要素がたくさんあります。

体調が悪くて病院に行ったけれども案内は不親切、長時間の待合室は居心地が悪く、質の高い診療を受けた後に入った病院レストランの質が低かった、というとき、利用者は果たして満足できているでしょうか。

本ワークショップは、その中の「病院レストラン」をテーマに設定したものです。

       ※       ※       ※

さて、前掲のワークショップ事前登録ページでも紹介されているように、最近は病院内にレストランなどを設置するところが増えてきました。2012年5月1日に開院した井田病院の新棟においても、1階にドトール、2階にレストランが設置されています。

■1階ロビーのドトール
1階ロビーのドトール

■2階のレストラン「ポールライト」
2階のレストラン「ポールライト」

ワークショップのヒントに、今回は2階のレストラン「ポールライト」を覗いてみましょう。

■「ポールライト」の店内
「ポールライト」の店内

「ポールライト」の店内は井田病院の南側ガラス面に面し、明るい雰囲気になっています。
客席にはクロスがかかり、来客数が多い場合には写真奥のパーテーションを取り外し、席数を増やすこともできます。

■「ポールライト」のメニュー見本
「ポールライト」のメニュー見本

■モーニングセット
モーニングセット

■モーニングセットの紅茶
モーニングセットの紅茶

レストランですから、提供される食事がおいしいかどうかは、当然重要な要素ですね。
一流シェフの名店のような「極上の味」までを求める方は少ないかと思いますが、普通においしいと思える食事は期待したいところです。

■「ポールライト」の手洗い場
手洗い所

「ポールライト」の入口には、手洗い場が設置されていました。ハンドソープと消毒液が用意されています。
病院は通常の施設にもまして清潔に保たれていると思いますが、こういった設備もニーズが高いのではないでしょうか。

■お持ち帰り弁当の案内
お持ち帰り弁当の案内

また入口には、「お持ち帰り弁当始めました」という看板も出ていました。唐揚げ弁当、ハンバーグ弁当、のり弁当、豚生姜焼弁当が390円、ステーキ弁当が450円です。

病院は待ち時間も長いですし、お買い物や料理をする時間がなくなってお弁当が便利な場合もあるかもしれません。「ポールライト」では最初はお弁当はやっていなかったようですが、ニーズに対応して始めたようです。

このように、井田病院のレストラン「ポールライト」を少し見ただけでも、いくつか病院レストランとして考えられるポイントがあるように思います。実際に自分自身や家族が通院・入院して利用してみると、さらにいろいろと見えてくる部分、「こうだったら良いのに」と感じる部分も出てくるのではないでしょうか。

理想の病院レストランはなかなかないと思いますが、なければ地域の利用者目線で具体的に検討してみよう…というのが、今回の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」です。

発起人である、井田病院の西智弘さんは、たいへん熱意ある方です。普通に医師としての仕事だけをしていても、誰に責められるわけでもありません。病院全体をより良くしようという思いからこのようなプロジェクトをご自身の意思で立ち上げているわけですから、頭が下がります。
本サイトとしてもそのご活動に賛同し、ご紹介することといたしました。

■川崎市立井田病院 マップ
川崎市立井田病院 マップ

【関連リンク】
川崎市立井田病院 売店・レストラン
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院

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2013年
05月10日

武蔵小杉タワープレイスの街路樹倒木後、川崎市が南武沿線道路の街路樹を調査

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2013/5/7エントリにおいて、武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れたことをお伝えしました。本件は地方紙や全国地の地方版など、各種メディアでも取り上げられました。

その後の川崎市の調査により、倒れた街路樹は根元が菌の浸食により腐っていたほか、周辺の街路樹89本のうち2本に幹枯れがみられることが判明し、続報として報じられています。

■毎日新聞 街路樹:武蔵小杉駅周辺で倒れる 原因究明、風害対策を 近隣住民団体、川崎市に申し入れ /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130510ddlk14040253000c.html
■神奈川新聞 中原区の街路樹倒木、別の2本「幹枯れ」か/川崎
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1305090003/
■東京新聞 ビル風が影響? 12メートルケヤキ倒れ波紋
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20130509/CK2013050902000124.html

■倒れた街路樹(@gom6105さん提供)
倒れた街路樹

こちらは、倒れた時点の街路樹の写真です。
前回エントリでもお伝えした通り、地中の根はそのままに、幹の部分が真っ二つに折れています。この部分が腐食していたということのようです。

■調査が行われた周辺の街路樹
調査が行われた周辺の街路樹

調査が行われた周辺の街路樹

南武沿線道路には、JR武蔵小杉駅北口ロータリー前から小杉御殿町交差点にかけて、写真のケヤキが植えられています。今回川崎市が調査を行ったのは、この区間の89本です。

■街路樹のナンバリング
街路樹のナンバリング

街路樹のナンバリング

調査にあたって、該当する街路樹にはチョークでナンバリングが実施されました。小杉御殿町交差点の北西ブロックの街路樹を「1」として、武蔵小杉駅に向かって順番に番号がふられています。

今回の事故でけが人が出なかったのは不幸中の幸いでしたが、心配なのはやはり「同様の事故がおこらないか」ということです。周辺の街路樹の調査は、応急の対応として必須事項であったと思います。

前回のコメントで、幹に対して植えられている場所(マス)が狭すぎるという指摘をいただきましたが、東京新聞の取材に対して、川崎市職員の方も同様の趣旨のコメントをされています。
とりあえず枝を切って負担を軽くし、状態が悪い場合には植え替えを検討するということですが、風害対策としての機能は、それよって弱まらざるを得ないようにも思います。

今後長期的な目線で、安心して歩ける対策がなされることが望まれますね。

■街路樹が倒れた後
街路樹が倒れたあと

【関連リンク】
(武蔵小杉タワープレイス関連)
2009/9/15エントリ 武蔵小杉タワープレイスの窓掃除
2010/1/17エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「手作り年賀状展」
2011/10/26エントリ 武蔵小杉タワープレイスの駐輪場がオープン
2012/9/4エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「北海道」「タウンハウジング」オープン
2013/2/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「手作り年賀状展」2013

(小杉町2丁目開発計画関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
2011/10/18エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の180mツインタワーは54階建て・1,280戸規模に
2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
2013/3/31エントリ 「小杉町2丁目開発計画」のJX日鉱日石エネルギー社宅が退去完了、空家への防犯対策を実施へ
2013/4/20エントリ 武蔵小杉タワープレイス周辺で川崎市が追加風害対策実施を決定、防風植栽を追加へ
2013/5/7エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れ、南武沿線道路が一時不通に

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2013年
05月09日

フーディアム武蔵小杉にたこ焼き・お好み焼き店「ITADAKIYA(いただきや)千花」が2013年5月13日(月)オープンへ

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2013年5月13日(月)、フーディアム武蔵小杉1階にたこ焼き・お好み焼き等のお店「ITADAKIYA(いただきや)千花」がオープンすることになりました。

■フーディアム武蔵小杉1階の「ITADAKIYA(いただきや)千花」オープン予定地
フーディアム武蔵小杉1階の「ITADAKIYA(いただきや)千花」オープン予定地

「いただきや」がオープンするのは、フーディアム武蔵小杉1階の、「ラ・セゾン・デ・パン」の隣の区画です。この区画はフーディアムのオープン当初から店舗の変遷がありまして、

■フーディアム武蔵小杉の当該スペースのテナント変遷
2008年5月24日 フーディアム武蔵小杉および柿安口福堂開店
2011年1月31日 柿安口福堂閉店
2011年3月18日 さざれ開店
2011年12月18日 さざれ閉店
2012年1月18日 幸せの黄金鯛焼きオープン

2013年1月31日 幸せの黄金鯛焼き閉店
2013年5月13日 ITADAKIYA 千花オープン


上記のようにこれまでに3店舗が営業していましたが、いずれも短期間で閉店となりました。特に「さざれ」から「幸福の黄金鯛焼き」は居抜きでしたので出店コストはあまりかからなかったはずなのですが、短期間で閉店を判断する結果となりました。

■「いただきや」のオープン告知
「いただきや」のオープン告知

4店舗目となる「いただきや」は、たこ焼き、焼きそば、お好み焼き、ねぎ焼きを売るお店です。たこ焼きといえば、東急武蔵小杉駅南口では「銀だこ」が定着していますね。
「たこ焼き」はたいへん利益率が高い商売のようですが、東急武蔵小杉駅の再開発地区側のたこ焼き需要を囲い込むことができるでしょうか。

■「いただきや」のメニュー
▼たこ焼き 6個350円 10個500円
 すっぴん/特製ソース/柚子ソース/だし醤油/ポン酢/紅塩
▼極太焼きそば 400円~
 ソース焼きそば 鶏塩焼きそば
▼お好み焼き 400円~
 豚玉/モダン焼き
▼ねぎ焼き 450円
※上記のほか、トッピング多数


告知を参照すると、メニューは上記のようになっています。
たこ焼きのソースに、バリエーションがありますね。

■フーディアムのテナント一覧
フーディアムのテナント一覧

フーディアム武蔵小杉は、年月のオープン以来、2階専門店街を中心にテナントが入れ替わってきました。建物外側に設置されたテナント一覧の看板も、テープでの上書きやつぎはぎが多くなってきています。
今回の「いただきや」の区画は、その中でも最も入れ替わりが激しい状態になっていますので、今度こそ定着なるか、個人的にも注目しています。

■フーディアム武蔵小杉
フーディアム武蔵小杉

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット foodium武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2008/7/25エントリ フーディアム武蔵小杉に関するアンケート結果
2009/3/17エントリ フーディアム武蔵小杉の55ステーションが閉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/31エントリ フーディアム武蔵小杉2階、パリミキ9月23日閉店
2009/10/1エントリ フーディアム武蔵小杉のパリミキ跡地に催事場オープン
2010/5/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階のアイシティが2010年7月31日閉店
2010/6/23エントリ 貴金属修理・買取「ぷらちなはーと」がフーディアム武蔵小杉2階にオープン
2011/12/18エントリ フーディアム武蔵小杉の薄皮たい焼き「さざれ」が本日閉店
2012/1/18エントリ フーディアム武蔵小杉に「幸せの黄金鯛焼き」が本日オープン

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2013年
05月08日

ブーランジュリー・メチエの新作、「スイートポテト」

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今日のエントリでは、久しぶりにブーランジュリー・メチエをご紹介したいと思います。前回が再開発に伴って南武沿線道路沿いに移転した際、2010/4/6エントリですから、3年ぶりの登場ということになります。

■ブーランジュリー・メチエ
ブーランジュリー・メチエ

ブーランジュリー・メチエは、武蔵小杉の人気のパン屋さんです。中原区役所近くにあった「ミニヨン」の跡地に2007年10月にオープンしたのち、その高いクオリティにより多くのファンを獲得しました。
武蔵小杉ライフ:タウンガイドにおいても「オススメ!」マークを付けさせていただいている店舗です。

旧店舗のビルが「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業」により取り壊しとなったため、メチエは2010年4月より現在地に移転しました。
それから、もう3年が経過したというわけです。

■メチエの新作「スイートポテト」
メチエの新作「スイートポテト」

今回ご紹介したいのが、こちらの新作「スイートポテト」です。まず、見た目の美しさはさすがの一言です。
一見して濃厚そうなイメージを持ったのですが、食べてみるとポテトの素材を活かした朴訥な味わいで、比較的あっさりとしていておいしかったです。

こういった作品を丁寧に作りこんでいくのですから、あまり数は用意できず、全体的に高めになるのは致し方ないところかと思いました。

■春でも買えるようになった「ラスクショコラ」
春でも買えるようになった「ラスクショコラ」

続いてこちらは、以前もご紹介した「ラスクショコラ」です。
以前は冬季限定だったのですが、春でもケースに並ぶようになっていました。

こちらは濃厚なチョコレートに漬かったラスクで、小さいながらも満足感のあるお菓子です。チョコレートが溶けやすいですので、お持ち帰りの際はお気をつけて。

■基本の食パン「パンドミー」
基本の食パン「パンドミー」

3年ぶりのご紹介ですので、基本の食パン「パンドミー」もご紹介しておきましょう。
こちらはトーストするとサクサクした焼き上がりになります。6枚切りが基本ですが、私は個人的に薄めの8枚切りが好みです。
こちらも普通の食パンとは一味違うクオリティが味わえますので、お勧めです。

…さて、今回はこのようなところで、久々に新作と定番をあわせてご紹介しました。

武蔵小杉駅周辺では2013年4月2日に、武蔵小杉東急スクエア内に「アンデルセン」「リトルマーメイド」「DONQ」とパン屋さんが3店舗もオープンしました。地域での競争も激しくなっていますが、「ブーランジュリー・メチエ」のような実力あるお店は引き続き支持されているように思います。

定番商品に加え、今後の新作も引き続き注目ですね。

■「ブーランジュリー・メチエ」の店舗情報
▼所在地:中原区新丸子東2-906-30
▼営業時間:10:00~20:00
▼定休日:月曜日


■「ブーランジュリー・メチエ」の店舗マップ
「ブーランジュリー・メチエ」の店舗マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ベーカリー ブーランジュリー・メチエ
2007/10/17エントリ ブーランジェリー・メチエをレポート!
2007/11/3エントリ ブーランジュリー・メチエをレポート、再び
2008/2/7エントリ ブーランジュリー・メチエの「ショコララスク」
2008/5/5エントリ ブーランジュリー・メチエで休日ランチを。
2008/5/15エントリ しばしのお別れ、メチエのショコララスク
2008/7/23エントリ ブーランジュリー・メチエのガーリック・プレッツェル・ペシュ
2008/11/1エントリ 最近、武蔵小杉でおいしかったもの×3
2009/2/4エントリ メチエの新作、試してみました
2009/3/10エントリ ブーランジュリー・メチエのラスク2種
2009/12/10エントリ 小杉町3丁目中央地区の小杉第6共同ビルが2010年2月末テナント退去、メチエ移転へ
2010/2/25エントリ ブーランジュリー・メチエ、しばしのお別れ
2010/4/6エントリ 「ブーランジュリー・メチエ」リニューアルオープン、「あんてろーぷ」新規オープン

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2013年
05月08日

写真家・伊奈英次氏による「写真講座」が本日5月8日(水)13:30より中原区役所で無料開催

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2013/4/18エントリでご紹介した、「第4回なかはらフォトコンテスト」に向けた「写真講座」が本日5月8日に中原区役所において開催されます。事前申し込み不要ですので、お気軽にご参加ください。

■中原区ウェブサイト まちづくりサロン~写真講座~を開催します。
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000047290.html

■「まちづくりサロン~写真講座~」の開催概要
▼日時:2013年5月8日(水)13:30~15:00(13:10受付開始)
▼会場:中原区役所5階501会議室
▼講師:東京綜合写真専門学校校長 伊奈英次氏
   http://www005.upp.so-net.ne.jp/eiji-ina/
<講師プロフィール>
1957年、名古屋市に生まれる。1977年、中部工業大学工業物理学科中退。
1984年、東京綜合写真専門学校研究科卒業。
1981年、初の個展「都市の肖像」(フォトギャラリー・OWL、東京)以来、一貫して8×10インチの大型カメラにより都市の光景を撮り続けている。
1988年、第4回東川賞新人作家賞を受賞。1998年、アメリカのレオポルド・ゴドウィスキー・Jr.カラー写真賞で第2席を受賞。2009年さがみはら写真賞、カッセル写真集賞を受賞。
2012年、東京綜合写真専門学校校長に就任。

▼申込:不要です。当日直接お越しください。
▼参加費:無料


【関連リンク】
中原区まちづくり推進委員会公式ブログ なかまちブログ
デジブック 第3回なかはらフォトコンテスト優秀賞・入賞作品 ※音楽が流れます。
2011/12/29エントリ 「第2回なかはらフォトコンテスト」入選作品発表
2012/7/12エントリ 「第3回なかはらフォトコンテスト」作品募集スタート
2012/10/19エントリ 「第34回なかはら“ゆめ”区民祭」を2012年10月21日(日)開催、「第3回なかはらフォトコンテスト」市民投票実施
2012/10/21エントリ 「第34回なかはら“ゆめ”区民祭」レポート:「なかはらフォトコンテスト」審査と「NHKのど自慢」予選会
2013/1/21エントリ 「第3回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入賞作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2013/4/18エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」に向けた「写真講座」が2013年5月8日(水)開催

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2013年
05月07日

武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れ、南武沿線道路が一時不通に

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本日夕方、武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れ、一時南武沿線道路が不通となりました。川崎市消防局による倒木の撤去作業が行われ、現在では復旧しています。

■武蔵小杉タワープレイス前の街路樹(倒れる前)
武蔵小杉タワープレイス前の街路樹(倒れる前)


こちらが、倒れる前の武蔵小杉タワープレイス前の街路樹です。本日の強風のさなか、この15メートルほどある街路樹が、向かい側のホテル・ザ・エルシィ跡地に向かって倒れました。

■倒れた街路樹(地域住民の方提供)
倒れた街路樹

街路樹は、ご覧の通り南武沿線道路を真っ直ぐ遮るような形で倒れました。当然のことながら車は通行できず、路線バスは運休状態になりました。

■倒木の断面(@gom6105さん提供)
倒木の断面

街路樹は、地中の根はそのままに、地上の根元部分が折れる形で倒れました。この写真では、生々しい断面を確認することができます。

■川崎市消防局による撤去作業(@zuckiey_m_sさん提供)
川崎市消防局による撤去作業

川崎市消防局による撤去作業

川崎市消防局による撤去作業

倒木の撤去作業

やがて川崎市消防局の皆さんが大勢現地に集まってきまして、倒木の撤去作業が始まりました。ノコギリで倒木を切断していきます。

■切断された倒木(@gom6105さん提供)
切断された倒木

■復旧した南武沿線道路(@zuckiey_m_sさん提供)
復旧した南武沿線道路

この作業は迅速に行われ、比較的早い段階で倒木の撤去が完了したようです。
これにより、南武沿線道路が復旧しました。この写真の段階では、まだ現地に交通整理の警察官の姿が見えます。

■倒木のあと
倒木のあと

破損したガードレールのあと

現在は平常通りになっていますが、現地には街路樹の無くなったあとが残り、また破損したガードレールの部分が撤去されてなくなっています。

今回は幸いけが人は出なかったようですが、倒木が人にぶつかったならたいへんな事態に至った可能性もあります。
この武蔵小杉タワープレイス周辺はビル風が強いという声があり、風害対策として街路樹を新たに植えているさなかの出来事でもありました(2013/4/20エントリ参照)。

今回の事故について、川崎市消防局や神奈川県警などの調査に基づく見解は今のところ示されていませんが、またひとつ波紋を呼ぶことになりそうです。

なお本エントリには、複数の方から写真の提供をいただきました。
■地域住民の方
■@gom6105さん https://twitter.com/@gom6105
■@zuckiey_m_sさん https://twitter.com/zuckiey_m_s
ご協力まことにありがとうございました。

【関連リンク】
(武蔵小杉タワープレイス関連)
2009/9/15エントリ 武蔵小杉タワープレイスの窓掃除
2010/1/17エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「手作り年賀状展」
2011/10/26エントリ 武蔵小杉タワープレイスの駐輪場がオープン
2012/9/4エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「北海道」「タウンハウジング」オープン
2013/2/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「手作り年賀状展」2013

(小杉町2丁目開発計画関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
2011/10/18エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の180mツインタワーは54階建て・1,280戸規模に
2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
2013/3/31エントリ 「小杉町2丁目開発計画」のJX日鉱日石エネルギー社宅が退去完了、空家への防犯対策を実施へ
2013/4/20エントリ 武蔵小杉タワープレイス周辺で川崎市が追加風害対策実施を決定、防風植栽を追加へ

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2013年
05月06日

「エスパ」「FUJI GARDEN」跡地の「サイゼリヤ元住吉駅前店」

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2012/8/4エントリにおいて、元住吉・オズ通り商店街の「FUJI GARDEN」が閉店したことを取り上げました。跡地はしばらくの間空き店舗のままだったのですが、2013年1月に「サイゼリヤ元住吉駅前店」がオープンしていました。

■FUJI GARDEN」跡地の「サイゼリヤ元住吉駅前店」
「FUJI GARDEN」跡地の「サイゼリヤ元住吉駅前店」

「サイゼリヤ元住吉駅前店」がオープンしたのは、オズ通り商店街入り口付近のビル「住吉名店センター」の地下1階です。この場所は「FUJI GARDEN元住吉店」が2007年12月19日から2012年7月10日まで営業していまして、それよりも前は「エスパ」が営業していました。

スーパーマーケットの入居が続いていたのですが、今回はファミリーレストランがオープンすることになりました。

■「サイゼリヤ元住吉駅前店」の入口
「サイゼリヤ元住吉駅前店」の入口

このビルの地下1階テナントは、こちらの階段で出入りすることになります。古いビルですので、アンチ・バリアフリーなのはどうしても弱点になりますね。
路面での存在感が出にくく、この区画のテナントはなかなか難しい面もありますが、サイゼリヤが今後長期にわたって定着できるでしょうか。

■「サイゼリヤ元住吉店」の跡地
「サイゼリヤ元住吉店」跡地

従来は綱島街道沿いに「サイゼリヤ元住吉店」がありましたが、こちらは閉店し更地になっていました。「元住吉店」が閉店し、「元住吉駅前店」として移転オープンした形です。

従来の「元住吉店」はロードサイドの店舗らしく駐車場完備でしたが、「元住吉駅前店」は駐車場を失うかわりに駅前の立地を活かした店舗ということになります。

■「サイゼリヤ元住吉駅前店」向かいの「Balmo」
「サイゼリヤ元住吉駅前店」向かいの「Balmo」

余談ですが、「サイゼリヤ元住吉駅前店」の向かい側には、イタリアンレストラン「Balmo」がオープンしていました。だいぶ系統は異なりますがいずれもイタリアンレストランですね。

近年武蔵小杉駅周辺でもイタリアンの出店が多く、まだまだイタリアンブームが続いています。

■「エスパ」時代の店舗
「エスパ」時代の店舗

【関連リンク】
サイゼリヤ 店舗情報 サイゼリヤ元住吉駅前店
2007/8/21エントリ 元住吉のエスパ閉店
2007/12/1エントリ 元住吉エスパ跡地に、フジガーデンオープン予定
2007/12/31エントリ FUJI GARDEN元住吉店オープン
2012/8/4エントリ 「エスパ」に続く、「FUJI GARDEN元住吉店」の閉店

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