本日
、2023明治安田生命J1リーグ第17節「川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島戦」が等々力陸上競技場で開催されました。
6月7日に天皇杯が開催されて中3日でのハードスケジュールとなりますが、天皇杯ではスタメンの入れ替えを行っていたため、この試合はふたたびリーグ戦でのベストメンバーに近い布陣となりました。
サンフレッチェ広島が幾度かカウンターからのチャンスを迎えるも京都サンガから今季加入した新守護神・上福元直人がゴールを割らせません。
川崎フロンターレは後半56分、見事なゴール前での崩しから脇坂泰斗がネットを揺らし、これを守りきって1-0勝利となりました。
脇坂泰斗は本日6月11日が28歳の誕生日にあたり、
バースデーゴールということになります。
これにより
川崎フロンターレはリーグ戦2連勝、天皇杯を含め公式戦3連勝となりました。
■JリーグTwitter 川崎Fvs広島 ゴール動画 脇坂泰斗
■ホームゲームイベント「FINLANDランド」「みずみずフェア」
また本日はホームゲームイベントとしてフィンランドをテーマにした
「FINLANDランド」、川崎市上下水道局の取り組みなどを紹介する「みずみずフェア」が開催されました。
まずは
「FINLANDランド」からご紹介していきましょう。
■「FINLANDランド」が開催された等々力球場前
本日は前日から終日雨予報がありましたが、イベントがスタートした13時以降は曇天、または小雨程度で収まりました。
そのため
一部イベント開催場所の変更はあったものの、大きな影響を受けることなくイベント開催ができました。
以前はメインのイベント会場が等々力緑地の児童公園で、雨が降ると足元がかなりぬかるんでしまうのですが、
現在は公式野球場「等々力球場」が整備され、その前に広いアスファルトの広場が完成しています。
こちらがメイン会場になっているのも、運営上はやりやすくなっているでしょう。
■フィンランドFood&Drinkコーナー
まずは定番のスタジアムグルメです。
昨年の「FINLANDランド」でも好評だった、フィンランド大使館商務部がおすすめする
「フィンランドFood&Drinkコーナー」です。
本場フィンランドの味を再現した「サーモンスープ」や、ヘルシーなトナカイ肉を使った「トナカイソーセージ」などさまざまな北欧グルメが登場しました。
■「ライ麦ハウスベーカリー」の北欧シナモンロール
今回のFINLANDランドには、
鎌倉のベーカリー「ライ麦ハウスベーカリー」が初出店しました。
同店は、フィンランドから2015年に来日した店主のラッパライネン アキさんと、奥様手作りのパンが人気を博しています。
今回は
「北欧シナモンロール」をいただきました。
ふんわりとした食感にシナモンのほどよい甘さとカルダモンの香りがおいしかったです。
両サイドのぐるぐる巻きの成形はフィンランドスタイルの特徴なのだそうです。
同店のブースではほかにもフィンランド産はちみつなども、心惹かれました。
■フィンランドの雑貨
またフィンランドといえば、素敵なデザインの雑貨等も有名ですね。
Food&Drinkコーナーの隣では、
フィンランド雑貨のリユース販売も行っていました。
■ムーミンの記念撮影
またフィンランドを代表する世界的な人気キャラクターといえば、ムーミンです。
会場には埼玉県にあるムーミンのテーマパーク
「ムーミンバレーパーク」によるフォトスポットが設置され、ムーミンと一緒に記念撮影ができました。
昨年は悪天候のためフォトパネルだけだったのですが、今年は無事にムーミンが来場できました。
■本家「ムーミンバレーパーク」(埼玉県飯能市)
「ムーミンバレーパーク」は、埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」にあるテーマパークです。
ここに行けばムーミンの家があり、いつでもムーミンたちと会うことができます。
■モルック体験
フィンランド発のスポーツ「モルック」の人気がじわじわと高まり、等々力緑地でもプレイされるかたを見かけるようになりました。
本イベントでももちろん、昨年に引き続き
モルック体験が開催されました。
2チームに分かれ、木製の棒「モルック」を5投ずつ投げて得点を競います。
■クラブ特命大使の中西哲生さんや新保里歩さんも参加
■1等賞品のモルック一式セットも
今回のモルック体験には、
クラブ特命大使の中西哲生さんや応援番組MCの新保里歩さんもゲストチームで参加し、会場を盛り上げました。
また抽選による
1等賞品、「モルックセット」の当選者も出ました。
これでいつでもモルックがプレイできますね。
■FINLANDトークショー
■フィンランド大使館のレーッタ・プロンタカネンさん
■同じく、堀内都喜子さん
また今回は
「FINLANDトークショー」も開催されました。
こちらは
フィンランド大使館のレーッタ・プロンタカネンさんと、堀内都喜子さんがフィンランドの魅力を紹介してくれた回です。
フィンランドは現在ウクライナでの戦争のため航路の制約があるものの、ヨーロッパの中では日本から近い国であること、また
マリメッコやイッタラなど、魅力的なデザインを生み出していることなど、聞いているとフィンランドに行ってみたくなりましたね。
レーッタ・プロンタカネンさんが来ている服も、マリメッコのものだそうです。
堀内さんは長野県出身で、大学卒業後にフィンランド留学し、通訳などフィンランドにかかわるお仕事を経て2013年よりフィンランド大使館に勤務されています。
フィンランドの豊かさにを紹介する著書も出版されていますので、ご関心ある方は読んでみてください。
■「クイズ全湯制覇者100人にききました」
一方こちらは、クイズ企画
「クイズ全湯制覇者100人にききました」です。
2022年にクラブ創立26周年企画で実施した「川崎大田銭湯大スタンプラリー」で、全68湯を制覇した方100人に「銭湯」「サウナ」「フィンランド」に関するアンケートを実施し、この集計結果に関するクイズを出題するというものです。
写真は「フィンランドといえば?」というお題で、1位が「サウナ」、2位が「ムーミン」ということです。
このあたりは定番ですかね。
■サウナ体験
さて、クイズ1位の「サウナ」ですが、「FINLANDランド」では
実際にサウナを体験することもできました。
公式野球場の前にサウナテントがたてられて、煙突からもくもくと煙が立ち上っていましたね。
もちろん冷水風呂も用意されて、みなさんしっかり時間をかけて
「ととのって」いましたよ。
■川崎市・大田区の銭湯グッズ販売
また今回はサウナつながりということで、
川崎市と大田区の銭湯組合によるグッズ販売や、ガラポン抽選会も行われていました。
フィンランド=サウナ≒銭湯ということで、何らか繋げられればコラボになるのが川崎フロンターレのホームゲームイベントです。
■川崎市上下水道局presents「みずみずフェア」
さて、ここからは「FINLANDランド」の同時開催イベント、
川崎上下水道局presents「みずみずフェア」をお伝えしていきましょう。
こちらは主に等々力陸上競技場メインスタンド前広場で開催されていました。
■川崎市上下水道局「スペシャリストのスペシャルショー」
「みずみずフェア」で最初にご紹介するのは、
「スペシャリストのスペシャルショー」です。
川崎市上下水道局の皆さんが実際に行っている水道管の補修作業を、目の前で実演してくれるというものです。
■ゴムがついた棒による漏水止め
黒色の太い水道管は道路の地下を通っているもの、水色の細い水道管は、各ご家庭まで伸びている水道管ということです。
最初は、
先端にゴムがついた棒を使って、細い水道管の漏水を止める作業の実演が行われました。
■ベルトのような器具を使った水道管の補修作業
続いてこちらは、鉄製のベルトのような器具を使った水道管の補修作業です。
水道管に穴が開いて
水が噴き出した部分に鉄製のベルトのようなものを巻いて、補修を行います。
■木の棒を差し込んで応急手当をする場合も
なお、補修作業環境を整えるなど準備時間が必要な場合には、ご覧のような
木の棒を穴に差し込んで、応急的に水を止める場合もあるということです。
シンプルな作業ですが、これでもしっかり水は止まるものですね。
この間に周辺での作業を進めていくわけです。
■改めて補修作業
周辺の作業環境が整ったら、あらためて木の棒を引き抜いて正式な補修作業を行います。
しっかりボルトを締めることで、完全に漏水が止まりました。
■デザインマンホール
■クイズに答えてマンホールカードをプレゼント
川崎フロンターレでは、
川崎市上下水道局とコラボして川崎フロンターレデザインのマンホールを等々力陸上競技場前に設置しています。
本イベントではマンホールデザインの展示とともに、クイズに答えてマンホールカードのプレゼントも行っていました。
■「ただいま、びせいぶつ、出張中!」
こちらは、
川崎市上下水道局による浄水プロセスの紹介です。
下水処理場に入って来る
「流入水」は、家庭や事業所などの排水、薄いなどさまざまな経路で集まりますが、当然汚れた状態です。
それを綺麗にするのが
「活性汚泥」です。
汚泥というとさらに汚れたもののようなイメージですが、人工的に培養された微生物群を含み、下水処理に活用されています。
微生物群が流入水の有機物を分解することで、写真左のようなきれいな
「放流水」となり、下水処理場から放流が可能になるわけです。
■顕微鏡でのぞいた微生物
こちらは、
顕微鏡で覗いた微生物です。
写真ではちょっとわかりにくいと思いますが、
「マクロビオツス」が動いていました。
マクロビオツスは
別名「クマムシ」で人気ですね。
■微生物カード
浄水プロセスの説明を聞くと、こちらの
微生物カードの好きなものを選んでもらうことができました。
いただいたのは
「マクロビオツス(別名クマムシ)」です。
■「この管ホンマにツマランなぁ」
ティッシュペーパーとトイレットペーパーは似ているもののように感じられますが、前者はつまりの原因となるためトイレなどに流してはいけません。
本イベントでは
「この管ホンマにツマランなぁ」と題して、ティッシュペーパーとトイレットペーパーを水道管に流した場合にどうなるか、実験ができました。
これは写真では伝わらないと思いますので、動画もご参照ください。
■トイレットペーパーとティッシュペーパーを流した実験動画
手前がトイレットペーパー、奥がティッシュペーパーを流した水道管です。
トイレットペーパーはきれいに流れていきますが、
ティッシュペーパーは水道管の曲がり角で詰まってしまうのがわかると思います。
このようなことから、ティッシュペーパーはトイレに流してはいけないわけです。
■水源地・山北町の物産販売
東京や横浜・川崎など人口集中地域の水は、山の方の水源地から供給されています。
本イベントでは、
神奈川県の水源地である山北町の物産販売も行われていました。
山間部の森林など環境を守ることが、都市部で欠かせない水の供給につながっているわけです。
■水で遊ぶコーナー
その他、「みずみずフェア」のすべての企画はご紹介しきれませんが、
「水で遊ぶ」コーナーも人気でした。
上下水道局の事業を楽しみながら知ることができる企画もよいですし、シンプルに遊ぶのもよいと思います。
前日までは終日雨予報のところ、曇天・小雨程度ですんで多くの方が「FINLANDランド」「みずみずフェア」に来場されていました。
ホームゲーム「サンフレッチェ広島戦」にも勝利し、皆さん気持ちよくお帰りになったのではないでしょうか。
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