東急武蔵小杉駅渋谷・目黒方面ホームにも仮囲いが設置
2012/1/11エントリにおいて、東急武蔵小杉駅の横浜方面ホームに
駅ビルへの階段・エスカレーター設置工事のための仮囲いが設置
されたことを取り上げました。
その後、渋谷・目黒方面ホームにも仮囲いが登場し、準備作業が
進められています。
■東急武蔵小杉駅の渋谷・目黒方面ホーム
ここは、東急武蔵小杉駅の渋谷・目黒方面ホームの北側(新丸子
寄り)の部分です。階段およびエスカレーターが設置されるのは、
当然ながら横浜方面ホームと同じくらいの位置にあたります。
■仮囲いと東急東横線の間
■仮囲いと東急目黒線の間
仮囲いと電車の間が狭くなっているのも横浜方面ホームと同様
ですが、こちらはいわゆる「上り電車」になります。ラッシュ時は
横浜方面よりも混雑が激しくなりますので、安全面のハードルは
より高いものになります。
ホームのスペースは、目黒線よりも東横線側の方が広くなってい
ます。
全般的には東横線側の方が混雑が激しいですから、その分東横
線側の方にスペースを広くとっているということなのでしょう。
ただ、ラッシュ時の目黒線の始発電車については、行列ができ
ますので、その間はかなり窮屈になっているものと思います。
■「ホームの広いところでお待ちください。」
仮囲いの壁面には、「ホームの広いところでお待ちください。」という
掲示がありました。
どうしても狭くなっていますので、安全面の観点からここにはなるべく
並ばないでほしい、ということですね。
最低限人の通り道も開けておかなければなりませんし、こういった
誘導も必要となります。
なお、また駅職員の方に渋谷・目黒方面ホームの安全面について
質問してみたところ、今回はさすがに
「警備員2名を上り・下りにそれぞれ配置して、安全に配慮して
おります」
という明確な返答をいただくことができました。
ただやはり、ラッシュ時の目黒線始発に関しては「なるべく詰めて
いただいて・・・」という以外にいかんともしがたいという感じでした。
実際問題、これは対策が難しいでしょう。
■仮囲いの内部
仮囲いの内部は資材が積まれていまして、今のところはまだ本格的
な工事は始まっていないようでした。
これから非常に密度の濃い路線を運行しながらの工事になります
ので、ホーム上に作業ヤードもほとんど広げることができず、簡単な
部類の工事ではないように思います。
ただ、ホーム上の人工地盤では鉄骨も組まれつつあり、順調に
工事は進んでいるようです。階段とエスカレーターも含め、今後は
どんどん駅ビルの姿ができあがってくるものと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2011/9/6エントリ 東急武蔵小杉駅ビルが公式リリース、ビル内に
学童保育施設および保育所を開設へ
2011/11/16エントリ 東急・JR武蔵小杉駅連絡通路を改修、下り
エスカレーター設置し西街区再開発ビルに接続へ
2011/12/14エントリ 東急武蔵小杉駅ビル建設予定地の重機と、
みずほ銀行ATM閉鎖
2012/1/2エントリ 東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエスカ
レーター設置工事を2012年1月10日着手へ
2012/1/11エントリ 東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエスカ
レーター設置工事が開始、ホームに仮囲いが登場