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2014年
06月10日

中丸子地区三角地帯のセントラルフィットネスクラブ武蔵小杉駐車場が廃止、跡地に店舗開発へ



中丸子地区の三角地帯の、セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉の駐車場が廃止され、店舗に転換されることがわかりました。

■中丸子地区三角地帯の俯瞰
中丸子地区三角地帯の俯瞰 
 
東急武蔵小杉駅の東側においては、武蔵小杉再開発の初期段階から開発事業が進められていました。横須賀線武蔵小杉駅やグランツリー武蔵小杉など、隣接地で次々と再開発が進められる中、この三角地帯は手つかずのまま既存店舗と駐車場が存続していました。

上記俯瞰写真のうち、点線で囲んでいた部分は、セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉が地権者との契約により同クラブの駐車場として賃借されていました。
しかしこのたび地権者から、セントラルフィットネスクラブに対して「この駐車場を店舗に改装するため契約を解除する」旨の告知が行われ、6月いっぱいをもって駐車場が廃止されることとなりました。

■セントラルフィットネスからの駐車場廃止の告知
セントラルフィットネスからの駐車場廃止の告知 
 
現在、この顛末について、セントラルフィットネスクラブからの告知が現地駐車場において掲示されています。

同クラブとしては何とか継続して駐車場を賃借できないか貸主に対して交渉を行ったものの、やむを得ず契約解除の運びとなったということです。

■セントラルフィットネスクラブ地下駐車場の入口
セントラルフィットネスクラブ地下駐車場の入口
 
セントラルフィットネスクラブには閉鎖される駐車場のほか、建物地下にも駐車場があります。
7月1日以降は、利用者の方はこちらの駐車場を利用することになります。

■閉鎖される駐車場
閉鎖される駐車場
 
■歩道のない南側の市道
歩道のない南側の市道
 
さて、セントラルフィットネスクラブの駐車場用地が店舗に転換されるとなると、注目されるのは「どの程度周辺を巻き込んだ店舗開発になるのか」ということです。

現状、三角地帯の南側の市道には歩道が設置されておらず、毎朝のラッシュ時など横須賀線武蔵小杉駅に向かう自転車と歩行者と自動車が交錯して危険な状態にあります。

閉鎖される駐車場の区画だけでは、周辺の歩道から店舗エリアへの満足なアクセスルートがありません。

隣接する藍屋・あさくま・ジーンズメイトの駐車場を横切って店舗に来る構造というのも、ちょっと考えにくいでしょう。

となると、現在の駐車場区画のみの単発開発としても、少なくとも南側道路から店舗へのアクセスを改善することが必要になるのではないかと思います。
具体的には、写真右下のコインパーキングだけでも巻き込んで、ロータリー前から店舗にアクセスできるようにするなどといった方法が考えられますね。

三角地帯の藍屋・あさくま・ジーンズメイトの駐車場などより広い範囲を巻き込んだ全体的な商業施設開発も期待値としては当然脳裏には浮かんできますが、どのような事業になるものか、現段階ではわかりません。

いずれにせよセントラルフィットネスクラブの抵抗を押して6月末に閉鎖するわけですから、店舗開発の事業は閉鎖後比較的速やかに着手されるのではないでしょうか。
(セントラルフィットネスが使いたがっている以上、塩漬けにするだけであれば賃料を少しでももらい続けたほうが利益になるはずです) 

またわかることがあれば、お伝えしたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2008/3/21エントリ 中丸子地区A地区を、上から見る
2008/6/8エントリ 中丸子の藍屋で、子どもとランチ

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