武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2016年
02月19日

新丸子東3丁目の賃貸マンション「カーサブライト」完成、1階に市ノ坪の「保育ルームClover武蔵小杉園」が2016年4月移転

【Reporter:はつしも】

新丸子東3丁目の旧「小杉駅南部地区F地区」の住宅地に、6階建ての店舗付きマンション「(仮称)新丸子東3丁目計画」が建設されることを2015/7/14エントリでお伝えしておりました。
これは賃貸マンション「カーサブライト」という名称でほぼ完成にいたり、すでに不動産仲介のハウスメイトが入居者募集を行っています。

また1階の店舗区画には、現在市ノ坪にある「保育ルームClover 武蔵小杉園」が移転する形になります。

■「カーサブライト」が建設中の新丸子東3丁目
「カーサブライト」が建設中の新丸子東3丁目

■「カーサブライト」
「カーサブライト」

東急武蔵小杉駅周辺は、武蔵小杉再開発の初期に「小杉駅南部地区」として位置づけられ、A地区からF地区までの6地区に分けて再開発が検討及び推進されてきました。
主にA・B地区は武蔵小杉東急スクエア、C地区はららテラス武蔵小杉、D地区はミッドスカイタワー、E地区はステーションフォレストタワーなどの事業がすでに竣工しています。

「F地区」についてはまちづくり勉強会による検討の結果、全区域での再開発は行わないことになりました。
区域の一部を「新丸子東3丁目東地区」として分割し、TKS武蔵小杉ビル(現KDX武蔵小杉ビル)やブリリア武蔵小杉、フローラルガーデンが建設、竣工しています。

■防護シートが外れる前の「カーサブライト」と周辺の街並み
防護シートが外れる前の「カーサブライト」と周辺の街並み

残った「旧F地区」は戸建てを中心とした住宅街ですが、その後も中小規模のマンション建設など建物の更新が個別に続いています。
「カーサブライト」も、一部戸建ての用地が転換されたものです。

■「カーサブライト」の賃貸募集告知
「カーサブライト」の賃貸募集告知

建設工事の仮囲いがついている間、「カーサブライト」の現地には、賃貸募集の告知が掲示されていました。
ワンルーム27平米前後、賃料は管理費を含めて9~10万円程度というところです。

都心にも住めるような賃料ですが、ここは周囲にフーディアム、ららテラス、武蔵小杉東急スクエア、グランツリーが揃い、武蔵小杉駅の旧駅・新駅両方が利用できます。
再開発前とは全く状況が異なっていまして、それにより賃料も高くなっているということでしょう。

より高い賃料が見込めるようになるということは、土地オーナーからするとマンション経営など開発を行う場合の事業採算性が相対的に高まるわけです。
周辺の利便性向上に伴って、こういった土地利用転換が進むことは必然といえます。

■1階の平面図
1階の平面図

また現地には、1階の平面図も掲示されていました。
店舗は1区画で、面積からいってもテナントは前述の「保育ルームClover 武蔵小杉園」のみとなるでしょう。

■市ノ坪の「保育ルームClover 武蔵小杉園」
市ノ坪の「保育ルームClover武蔵小杉園」

移転する「保育ルームClover武蔵小杉園」は、市ノ坪の東福寺向かい側(市ノ坪交差点近く)にあります。
利用者のお住まいによって差が出てくると思いますが、「カーサブライト」に移転することによって、駅からのアクセスや周辺道路の環境が全体としては良くなりそうです。

「カーサブライト」は2016年2月末完成、3月中旬に入居開始を予定しています。
新年度スタート前の入居であり、地方からの大学生や独身の会社員などが入居するのではないでしょうか。

【関連リンク】
保育ルームClover ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2008/12/15エントリ  小杉駅南部地区F地区と新丸子東3丁目地区
2015/7/14エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー近接「旧F地区」に店舗付きマンションが着工、2016年2月完成へ

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