武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2008年
04月02日

新中原市民館の図面とパブリックコメント

hatsushimo.gif

パークシティ武蔵小杉・ミッドスカイタワーに隣接して、新中原市民館・
かわさき市民活動センター
等の建物の建築が進められていますが、
隣接する都市計画道路や建物の外装が出来上がりつつあります。

■新中原市民館・かわさき市民活動センター 外観
新中原市民館・市民活動センター

このうち「新中原市民館」について、川崎市ウェブサイトに建物内部の
図面が公示されました。

■新中原市民館 1F図面(縮小・一部)
新中原市民館 1F図面(一部)

図面の詳細については、こちらをご参照ください。
図面を見ると、どのような設備が配置されるのかがわかります。

■新中原市民館 1,2階予定図面(PDFファイル)
http://www.city.kawasaki.jp/pubcomment/info201/file1416.pdf

■1F設備
エントランスホール、ラウンジ、管理事務室、パンフレット閲覧コーナー、
応接室、グループ室、市民ギャラリー、自転車置き場

■2F設備
ロビー、多目的ホール、視聴覚室、会議室×6、音楽室、体育室、
児童室、和室、料理室、実習室、準備室


1Fについては、以前は中小企業婦人会館にあった「かわさき市民活動
センター」
が併設されることになりますが、中原市民館との共用部分
以外については図面には含まれていません。川崎市民活動センター
には、市民活動団体向けのインキュベーションスペース(安価な小型
オフィス)が設置されます。

一番面積が大きいのは多目的ホールで、569㎡・約372席となって
います。料理室では料理サークル、音楽室では音楽サークル、和室では
華道・書道サークルなど、体育室ではダンスサークルなどが活動できる
ものと思われます。施設は全般的に拡張されていますので、多様な
市民活動の場になりそうですね。

この図面を参照の上で、川崎市が市民からの意見(パブリックコメント)
募集しています。3月28日から4月27日まで、電子メール・FAX・郵送・
持参のいずれかで受け付けています。

■川崎市 パブリックコメント 中原市民館の再整備と移転について
http://www.city.kawasaki.jp/pubcomment/info201/index.html

ただし、ここまでの基本構想や施設の機能、設計案については、1999年
から2004年にかけて市民協働での検討や意見のヒアリングを行ってきた
かたちになっています。それを踏まえての図面であり、建物自体もかなり
できあがっていることから、根本的なレイアウトは変更不可能でしょう。

ですので、今回のパブリックコメントの募集は、募集要項には何の
制限もありませんが、現実問題としては図面自体はFIXとして、実際の
運用面などについてヒアリングを行うスタンスではないかと思います。

今後の予定としては、
2008年4月27日 パブリックコメント締め切り
2008年6月    パブリックコメントも踏まえ川崎市市民館条例改正案上程
2009年3月1日  現中原市民館閉館
2009年3~4月  新中原市民館への移転作業、開館準備
2009年5月頃   新中原市民館開館
となっています。

まあどうも、6月の川崎市市民館条例改正案を上程するために必要な
儀式ということなのでしょうが、出すべき意見があればまずは出して
おくことで、儀式も活かせる道があると思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
中原市民館 公式サイト

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