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2017年
01月08日

相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店

【Reporter:はつしも】

府中街道沿いのうなぎ店「むさし野」が、道路拡幅のために2016年12月25日に閉店しました。

■府中街道沿いの「むさし野」
府中街道沿いの「むさし野」 

「むさし野」の建物は、ご覧の通り歴史を感じさせる外観です。
店主さんは力士出身で、引退後に昭和初期にあった両国の相撲部屋「小野川部屋」を移築して同店を開業しました。

■「むさし野」閉店のお知らせ
「むさし野」閉店のお知らせ

お店の入口には、閉店のお知らせが掲示されていました。
閉店の理由は府中街道の拡幅によるものということです。

いずれ閉店することを踏まえて、記録を残す意味で2016/12/7エントリで「むさし野」をご紹介しておりましたが、ここまで閉店が早いとは想像していませんでした。

■既存店や新店舗が営業する「むさし野」周辺
既存店や新店舗の営業が続く「むさし野」周辺

「むさし野」の周辺では、既存の事業所や店舗が営業を続けているほか、昨年新店舗までオープンしています。

■新店舗「酔い処 仲川恭平」
新店舗「酔い処 仲川恭平」

「むさし野」のビルを一つ挟んだ並びに昨年3月8日にオープンしたのが、「酔い処 仲川恭平」です。

当然ながら、拡幅によっていずれ閉店することを前提にした店舗であるはずですが、それにしても一定以上の期間営業ができないと初期コストがペイできません。

そうした点も勘案すると、この一角がすぐに立ち退きとなるような環境にはないと思われます。

■ご来店のお誘い
ご来店のお誘い

「酔い処 仲川恭平」の店先には、ご来店のお誘いが掲示されていました。

これはオープン3か月後くらいに作られたもののようですが、これによると「閑古鳥が鳴いている日々」があったそうです。

その後また時間が経過して、当初よりは知名度も上がってきたかもしれませんが、いかがでしょうか。
拡幅工事とはまた違った観点で、今後が気になるところです。

■「すきずき」の入居するビル
「すきずき」の入居するビル 

もう少し先には、東急線の高架沿いに居酒屋「すきずき」が入居する建物があります。

この建物も拡幅用地にあたり、いったん医療ビル計画が持ち上がって現実にクリニックの募集活動も行われたものの、以前お伝えした通りこの計画は白紙になりました。

そのため、こちらも同様に「すきずき」や2階の飲食店などが営業を続けています。


他方、府中街道が交通量の多い国道としてはきわめて狭隘であり、早急に拡幅が求められていることも事実です。

自転車は車道走行が原則ですが、例えばお子さんが府中街道の車道をトラックと並走するのは親御さんとしては肝が冷えるところでしょう。
そのような危険を緩和すべく、この区間の拡幅では、自転車走行スペースの確保も予定されています。

今後の道路拡幅の進捗も、見守ってまいりたいと思います。

■自転車専用レーン・走行ガイドの整備区間




■「むさし野」の店先にあった「長崎水道」
「むさし野」の店先にあった「長崎水道」

長崎水道

ところで、「むさし野」の店先には、「長崎水道 大正拾年」の文字が見える共用栓のようなものが置かれていました。

同店では2016/12/7エントリでご紹介した通り、店内にも古いものが展示されていました。

「むさし野」は建物自体も歴史がありますけれども、今後建物が解体されるとき、こういった古いものたちのゆくえもちょっと気になるところです。

■「むさし野」のうなぎ丼
うなぎ丼 

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