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2017年
06月04日

武蔵小杉駅南口駅前「喫茶ブラジル」が2017年6月29日閉店、ビル建て替えにより「洋酒コンパブラジル」も閉店へ

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅南口駅前の「喫茶ブラジル」のビルが建て替えられることになりました。

「喫茶ブラジル」が2017年6月29日(木)15時をもって閉店するのを皮切りに、上階の「洋酒コンパブラジル」なども順次閉店となります。

■武蔵小杉駅南口の「喫茶ブラジル」のビル
「ブラジル」のビル

■1階路面の「喫茶ブラジル」
1階路面の「喫茶ブラジル」

武蔵小杉駅南口駅前には、センターロード付近に古い商業ビルが多く残っています。

「ブラジル」のビルはその中でも築50年を数える古株であり、1階の「喫茶ブラジル」、2階の「洋酒コンパブラジル」が長く営業を続けてきました。

■閉店のお知らせが掲示された店先
閉店のお知らせが掲示された店先

閉店のお知らせが掲示された店先

1階の「喫茶ブラジル」の入口には、閉店のお知らせが掲示されていました。
6月29日(木)15時をもって閉店となります。

これに続いて、2階の「洋酒コンパブラジル」も閉店となるということです。

■上階への階段
上階への階段

■フロアガイド
フロアガイド

「ブラジル」のビルは、「喫茶ブラジル」の入口の脇に上階への階段があります。
1階部分に、フロアガイドが掲示されていました。

■2階の「洋酒コンパブラジル」
2階の「洋酒コンパブラジル」 

こちらは、2階の「洋酒コンパブラジル」です。
いわゆるカラオケスナックで、今も常連のお客さんなどが夜になると吸い寄せられて賑わっています。

■「洋酒コンパブラジル」の看板
洋酒コンパブラジルの看板

「コンパ」というと、大学などで親睦を深める飲み会などを指す言葉でしたが、もはや懐かしい昭和の響きですね。

■武蔵小杉駅南口に並ぶ商業ビル
武蔵小杉駅南口の商業ビル群

前述の通り、武蔵小杉駅南口には古い商業ビルが多くあります。

この一角は、かつては武蔵小杉駅前にありながら裏通りのようなロケーションにありました。

それが再開発により「KOSUGI PLAZA」が移転、オープンスペースとして「こすぎコアパーク」が整備されて「まさに駅前」に生まれ変わりました。

商業ビルとしての価値も必然的に向上し、一定上の賃料でのテナント入居が見込めることから、ビルの建て替えも促進されています。

■パチンコ店が建て替えられた「新恵商事ビル」
新恵商事ビル

■「忍」を建て替えた「S.N.Bビルディング」
「忍」の建て替えビル「S.N.Bビルディング」 

本サイトではこれまでに、パチンコ店「Club Square」の跡地の「新恵商事ビル」、「お好み焼き 忍」を建て替えた「S.N.Bビルディング」などをご紹介してきました。

また旧ビルについても、「すみれ」「おかしのまちおか」「所英男のDr.ストレッチ」「AOKI」などテナントの多くが近年入れ替わってきました。

「ブラジル」のビルも建て替えにより、また新たなテナントが入ることになります。

昭和の風景がまたひとつ武蔵小杉の駅前から消えていきますが、これもまた時代の流れなのでしょう。

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