武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2017年
12月20日

武蔵小杉の上場企業(1):東計電算(4746)の本社ビル増築工事が完了、中原区内に複数の事業所を展開

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺には、上場企業の本社・登記上の本店がいくつかあります。
そのうちの1社、株式会社東計電算の本社ビルの増築工事がこのたび完了しましたので、ご紹介します。

■株式会社東計電算の本社ビル(増築完成後)
株式会社東計電算の本社ビル(増築完成後)

東計電算は、自動車用フィルターメーカー・東京濾器株式会社の一部門「機械計算課」が母体となり、1970年に株式会社東京濾器計算センターとして設立されたシステムインテグレータです。

社業の発展の中で1980年には商号が「東計電算」に変更され、現在では武蔵小杉を中心とした首都圏各地、大阪、名古屋、福島などにも事業所を展開させ、ERP・会計システム・人事給与システム・ワークフロー・文書管理システムなどを業種別に提供しています。

同社は2000年に東証2部に上場したのち、2004年には東証1部指定を受けました。
東証における業種区分は情報・通信、証券コードは4746です。

上記写真が、市ノ坪交差点近くの本社ビルです。
写真左側はかつては駐車場だったのですが、このたび従来のビルと一体的なかたちで増築されました。

■増築のジョイント部分
増築のジョイント部分

■1階の駐車場部分
1階の駐車場部分

従来の本社ビル(旧棟)は1996年に建設されたもので、現在築21年とそれほど古いビルというわけではありません。
旧棟と新棟はジョイントしていまして、各フロアでつながっています。

そして新棟の1階部分は、駐車場・駐輪場になっています。
従来の駐車場機能は生かしつつ、オフィスを増床したわけです。

■東計電算の増築前の本社ビル
東計電算の増築前の本社ビル

■増築前の駐車場
増築前の駐車場

こちらは、増築前の本社ビルです。
ビルの隣は平地式の駐車場でした。

増築により、オフィスの延べ床面積にして1.5倍くらいになったのではないでしょうか。



■東計電算の「川崎第一事業所」(今井南町、法政通り商店街)
東計電算の「川崎第一事業所」(今井南町、法政通り商店街)

■同「川崎第二事業所」(新丸子東2丁目、上丸子跨線橋そば)
同「川崎第二事業所」(新丸子東2丁目、上丸子跨線橋そば)

■同「中原事業所」(下小田中5丁目)
同「中原事業所」(下小田中5丁目)

東計電算は、市ノ坪の本社ビルのほかに、法政通り商店街の「川崎第一事業所」など、いくつかの事業所を武蔵小杉周辺に有しています。

今回の本社ビル増築によって、各部門の配置の再編などもありそうですね。

■東計電算の本社ビルとシティタワー武蔵小杉
東計電算の本社ビルとシティタワー武蔵小杉

東計電算の業績は、2016年12月期で売上高123億円、経常利益26億円ほどであり、ここ5期の推移をみると概ね順調に推移しています。
そのような背景もあって、本社ビルを増築することができたのではないでしょうか。

武蔵小杉の地元上場企業として、今後の発展にも注目してまいりたいと思います。

■東計電算の看板
東計電算の看板

■東計電算の事業所マップ
東計電算の事業所マップ

【関連リンク】
東計電算 ウェブサイト
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