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2020年
02月16日

川崎フロンターレの2020シーズン緒戦。ルヴァンカップ開幕戦で清水を5-1撃破、ユース出身・宮代大聖選手ら若手新戦力が活躍

【Reporter:はつしも】

本日、Jリーグの国内3大タイトルのひとつ、ルヴァンカップ(Jリーグカップ)のグループステージが開幕しました。

第1節では川崎フロンターレvs清水エスパルス戦が等々力陸上競技場で開催され、川崎フロンターレが新フォーメーション「4-3-3」により5-1で快勝しました。

■新調された等々力陸上競技場の横断幕
更新された等々力陸上競技場の横断幕

新調された等々力陸上競技場の横断幕

新調された等々力陸上競技場の横断幕

川崎フロンターレのホームゲーム開催時、等々力陸上競技場のメインスタンドには大きな横断幕が掲示されます。

この横断幕が2020シーズンを迎えて新調されまして、等々力陸上競技場への来場を歓迎するメッセージになっていました。

「スポーツの力で、人を、この街を、もっと笑顔に」

もうひとつのこのメッセージは、以前JR武蔵小杉駅北口駅舎壁面の川崎フロンターレ応援ビジュアルでも使われていました。

■2020シーズンのスタメン紹介
2020シーズンのスタメン紹介

2020シーズンのスタメン紹介

そしてスタジアム内での川崎フロンターレの選手紹介・スターティングメンバーの紹介映像も一新されました。

新バージョンでは、スターティングメンバーの横顔が登場します。

■新ユニフォームのふろん太君
新ユニフォームのふろん太君

そしてマスコットキャラクター「ふろん太君」も、勿論新ユニフォームを着用です。

新ユニフォームは全面の背番号は小さめですが、黒の縁取りがあって比較的視認性が良かったと思います。

■17,057人が観戦した等々力陸上競技場
17,057人が観戦した等々力陸上競技場

「J1リーグ」「ルヴァンカップ」「天皇杯」の3大タイトルのうち、平均してもっとも集客力が高いのはJ1リーグです。

ルヴァンカップや天皇杯については、決勝を除くとJ1リーグよりは来場者数が少ないため、等々力陸上競技場の観客席も若干余裕があります。

特に本日は雨模様もありましたので、当日思い立ってもチケットが購入でき、席取りの行列をせずに試合開始直前に行っても普通に良い場所で着席できました。
写真は応援の中心である「Gゾーン」の一番端のあたりです。

普段の等々力陸上競技場の「J1リーグ」が毎回チケットと座席の争奪戦が厳しい状態が続いていましたので、「いつもこのくらいで観戦出来たら有難い」というのが率直な感想です。

初めて観戦される方などは、最初はルヴァンカップから入ってみるのも良いかもしれません。

■ルヴァンカップ21歳以下枠で出場の宮代大聖選手
ルヴァンカップ21歳以下枠の宮代大聖選手

「ルヴァンカップ」は、若手育成をコンセプトの一つにしたカップ戦です。

大会ルールとして「2020年12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手」を1名以上スターティングメンバーに加えることが義務付けられています。

昨シーズンはユース出身の田中碧選手がこれに該当しましたが、今年は22歳になるため対象から外れます。
また、川崎フロンターレは今季大卒の有力選手を多数獲得していますが、大卒選手もこれには該当しません。

そこで川崎フロンターレは、レノファ山口にレンタル移籍させていたユース出身のフォワード・宮代大聖選手(19歳)を今季よりレンタルバック(レンタル解除で川崎フロンターレに復帰)させることとなりました。

宮代大聖選手は強烈なシュート力が持ち味で、これまで各年代の日本代表にも選出されてきました。

この試合では右ウイングでスタメン出場し、等々力陸上競技場デビュー戦となりました。
ゴールはならなかったものの、右からチャンスメイクするなど活躍を見せました。

比較的右サイドライン寄りでゴールから幅を取るシーンが多かったような気がしますが、もう少しゴール前での動きも見てみたいところです。

■5回繰り返した歓喜
5回繰り返した歓喜

5回繰り返した歓喜

今季の川崎フロンターレは、従来の「4-2-3-1」フォーメーションにかえて、「4-3-3」を採用しました。

このフォーメーションは、欧州のビッグクラブ「リヴァプール」などで使われている現在のトレンドですが、日本ではまだ使いこなせているクラブが多くありません。

4バックのディフェンダーは変わりませんが、中盤のミッドフィールダーを1ボランチ(アンカー)とインサイドハーフふたりの3角形で形成し、前線にはセンターフォワードと両サイドのウイングで3人を配置します。

キーパーを除いた後ろからカウントして「4(DF)-3(MF)-3(FW)」です。

川崎フロンターレはJ1リーグ3連覇を目指した昨季、他クラブによる対策、「川崎相手は引き分けでも良い」と割り切った守備固めなどにより、勝ちきれない試合が多くありました。

それを打破するため、今季は鬼木監督が「超攻撃的な戦術」として「4-3-3」フォーメーションを採用したわけです。

これ以上の詳細な解説はここでは省略しますので、専門メディアをご参照ください。

新フォーメーションも完全ではないものの一定以上の完成度を見せ、川崎フロンターレが5たび、ゴールネットを揺らして歓喜の瞬間が訪れました。

■5-1で勝利
5-1で勝利

■「あんたが大賞」は長谷川竜也選手
あんたが大賞の長谷川竜也選手  

あんたが大賞は長谷川竜也選手

本日の「あんたが大賞」(マンオブザマッチ)は、2ゴールを挙げた長谷川竜也選手でした。

5ゴールの内訳はレアンドロ ダミアン選手×1(途中交代)、長谷川竜也選手×2、小林悠選手×2(途中出場)です。

川崎フロンターレで1トップをつとめてきた小林選手の2ゴールは何度も見たことがありますが、長谷川選手の2ゴールは等々力陸上競技場で初めて見ました。

得点以外にも、左サイドからの突破やレアンドロ ダミアン選手との連携も有効でしたので、納得の選出ではないでしょうか。

■試合終了後、川崎フロンターレの選手たちがGゾーンに挨拶
Gゾーンに挨拶 

■かつて在籍した清水エスパルス西部洋平選手、鄭大世選手がGゾーンに挨拶
Gゾーンに挨拶  
 
Gゾーンに挨拶  
 
試合終了後、川崎フロンターレの選手たちがGゾーン(サポーターのコアゾーン)をはじめとする各所サポーターに挨拶をしてまわります。

それはいつも恒例なのですが、本日はかつて川崎フロンターレに在籍していた、清水エスパルスの西部洋平選手、鄭大世(チョン・テセ)選手もGゾーンまでわざわざ来て挨拶をしていました。

サッカーの世界では、移籍をした選手は「裏切者」のような扱いになったり、選手紹介やボールを持ったときなどにブーイングを受けることも珍しくはありません。

ただ、川崎フロンターレのサポーターは、かつて在籍した選手の紹介時には拍手を送る文化があります。

等々力陸上競技場でのスタジアムグルメとして、鄭大世選手の奥様がつくる「テセキムチ」の販売が昨シーズンも行われるなど、友好的な関係が続いています。

■コラボ開催された「川崎ブレイブサンダース」ホームゲーム
川崎ブレイブサンダースホームゲーム

川崎ブレイブサンダースホームゲーム 

なお本日は、同じく等々力緑地内のとどろきアリーナで、B1リーグの「川崎ブレイブサンダースvs島根スサノオマジック戦」も開催されていました。

今季は川崎フロンターレとのコラボレーションを展開していくということで、ふろん太君もこちらに登場していたようです。

今後はすでにお伝えした通り、武蔵小杉駅北口にオープンする川崎フロンターレオフィシャルグッズショップ&カフェ「アズーロ・ネロ」「FRO CAFE」での、川崎ブレイブサンダースグッズ販売などの協力も進められていきますので、またご紹介したいと思います。

■新「アズーロ・ネロ」「FRO CAFE」がオープンするコナカ跡地
コナカ跡地

アズーロ・ネロ、FRO CAFEがオープンするコナカ跡地 

【関連リンク】 
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
 
(2020シーズン関連)
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