武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2022年
05月09日

南武沿線道路・上丸子跨線橋下で中原区役所×川崎フロンターレの装飾がお披露目、中原区や等々力の魅力を発信

南武沿線道路の「上丸子跨線橋」下に、中原区役所と川崎フロンターレが協働で中原区の魅力と川崎フロンターレのヒストリーや活動を伝える装飾を実施しました。

この装飾が連休中に完成し、本日両者によるお披露目のセレモニーが行われました。

■南武沿線道路の「上丸子跨線橋」下の中原区役所×川崎フロンターレ装飾
中原区役所×川崎フロンターレ装飾

南武沿線道路・上丸子跨線橋下

武蔵小杉駅北口から南武沿線道路を向河原方面に進むと、綱島街道との立体交差があります。
この立体交差が「上丸子跨線橋」です。

上丸子跨線橋はかねてから拡幅工事が行われており、2022年3月28日に4車線で供用開始されたことをお伝えしておりました。

今回装飾が行われたのは、南武沿線道路に面した跨線橋下の壁面です。

■跨線橋下の装飾
上丸子跨線橋下の装飾

跨線橋下は、どうしても日陰になるため雰囲気が暗くなります。
また度重なる落書きも問題となっていました。

一方でここは向河原方面から武蔵小杉の中心街へのゲートのような位置付けにもなります。

跨線橋下を明るい雰囲気で中原区の魅力を伝えるような場所にすべく、中原区役所と川崎フロンターレが協働し、今回の装飾を行いました。

装飾は新丸子の同人誌専門の印刷会社「ねこのしっぽ」がデザインし、川崎フロンターレが製作したということです。

■北側「笑顔のあるまち・中原」
笑顔のあるまち・中原

■南側「等々力のあるまち・中原」
北側「等々力のあるまち・中原」

跨線橋下の装飾は北側・南側の2面あります。

北側は「笑顔のあるまち・中原」と題して中原区の魅力を伝える内容、南側は「等々力のあるまち・中原」と題して川崎フロンターレの近年のヒストリーを中心に伝える内容になっています。

大きく分けると北側が中原区役所パート、南側が川崎フロンターレパートですね。

●北側:高さ2.84m×幅19.62m(約55.72平米)
●南側:高さ3.59×幅19.62平米(約70.44平米)

サイズは上記の通りで、合計約126.16平米に及ぶ巨大な装飾が登場しました。

■同じく、中原区役所まちづくり推進部地域振興課 佐藤課長
中原区役所地域振興課 佐藤課長

中原区役所地域振興課長の佐藤さんからは、下記のようなご挨拶がありました。

「こちらの装飾は落書き防止効果や、中原区の魅力をさらに高める魅力発信を両立させていただいたとても素晴らしい取り組みで、大変感謝しております。
フロンターレさんには3月に中原区役所の庁舎の正面玄関も装飾していただき、区民の皆さんにもたいへんご好評をいただいています。庁舎の装飾とこちらの道路の装飾をあわせまして、フロンターレさんには区民の皆さんと一緒に区を盛り上げてくださっていると実感し、大変喜ばしく思っております。これからも中原区の魅力発信につとめてまいります」

またQ&Aでは、これだけ大きな装飾でも紹介しきれない中原区の魅力や川崎フロンターレの活動がたくさんあったことに触れ、

「嬉しい悩みですよね。フロンターレさんから色々アイデアをいただきながら区役所からも意見交換させていただいて作り上げたものですけれども、本当に詰め込み切れない魅力があることをあらためて感じた作業でした。結果、惜しまれつつ載せられなかったものもありまして、凝縮しても入れきれないくらい中原区はコンテンツに恵まれているということをあらためて感じております」

と力強くお話しくださいました。

■本装飾を担当された中原区役所道路公園センター整備課 小野課長
中原区役所道路公園センター整備課 小野課長

また、中原区役所道路公園センター整備課長の小野さんからは、

「道路行政部門で20年以上仕事をしていてもそうない経験をさせていただいて、やりがいがありました。落書きに関する陳情が多い場所で、今回フロンターレさんに声をかけさせていただいてご協力をいただき、たいへん感謝しております」

と、地域課題の解決のためのコラボレーションに感謝の言葉がりました。

また川崎フロンターレ タウンコミュニケーション部の佐々木さんからは、

「街の皆さんの楽しそうな笑顔がコンセプト。『等々力のあるまち・中原』はフロンターレの優勝シーンを中心にしていますが、等々力はフロンターレだけではありません。地域の皆さんの憩いの場所としての姿もご紹介しています」

と、広い視点で製作にあたっての思いをお聞きしました。

■中原区の板橋区長・川崎フロンターレ佐々木さんら関係者によるお披露目
中原区の板橋区長と川崎フロンターレ佐々木さんによるお披露目

関係者によるお披露目

今回の装飾はGW前半には完成していましたが、お披露目は本日ということで、それまでウェイティングのシートが貼られていました。

本日は中原区役所と川崎フロンターレの皆さんの協働作業で、このシートを順番に剥がしてお披露目のセレモニーが行われました。

4月に中原区長に就任された板橋さんも来場されて、綺麗にシートが剥がされて装飾が完全公開となりました。

■ふろん太君も登場
ふろん太君も登場

ふろん太君も登場

さらにマスコットキャラクターのふろん太君も登場です。

装飾の写真の中に写っている自分を発見して喜びつつ、通行される方に手を振って今日もサービス精神満点です。

■北側「笑顔のあるまち・中原」
笑顔のあるまち・中原

それでは、まずは北側の「笑顔のあるまち・中原」から見ていきましょう。

こちらは中原区役所が大きく中心に掲載されています。
中原区役所は先日ご紹介した通り、川崎フロンターレをはじめとする「かわさきスポーツパートナー」の装飾が行われました。

写真は川崎フロンターレデザインになった正面玄関です。

■「中原区PR Movie このまちのどこが好き?」のQRコード
50周年記念ムービー

またこの下部には、中原区制50周年事業として製作された「中原区PR Movie このまちのどこが好き?」のQRコードも掲載されていました。

この動画も川崎フロンターレが協力しており、中村憲剛さんのダンスも収録されています。
(余談ですが、動画製作にあたっての区民向けワークショップには弊サイト「武蔵小杉ライフ」も協力し、エンディングにクレジットされています)
 
■武蔵小杉駅周辺
武蔵小杉駅周辺

北側の装飾は中原区役所を中心に、「武蔵小杉駅周辺」「川崎フロンターレサポートショップ」「地域イベント」「丸子橋」の各エリア・ジャンルに分かれています。

「武蔵小杉駅周辺」は、下記のスポットが幅広に紹介されていました。

●川崎市中原平和公園
●まんが寺・常楽寺
●二ヶ領用水
●新丸子駅前
●武蔵小杉駅東口
●Kosugi 3rd Avenue
●フロンターレ郵便ポスト
●武蔵小杉駅東口
●武蔵小杉駅JR西口前
●東急武蔵小杉駅南口
●こすぎコアパーク

■川崎フロンターレサポートショップ
川崎フロンターレサポートショップ

続いてこちらは川崎フロンターレサポートショップ紹介です。

装飾のデザインを担当された新丸子の同人誌専門印刷会社「ねこのしっぽ」や、川崎フロンターレサポーターが集まる「SHIBACOFFEE」、「ふろん太・カブレラドーナツ」でコラボ中の「イクミママのどうぶつドーナツ」などが掲載されていました。

●川崎フロンターレ公認キャラクターカワサキまるこ
●菓心桔梗屋
●今井湯
●イクミママのどうぶつドーナツ
●萬福飯店
●コスギカレー
●印刷会社ねこのしっぽ
●SHIBACOFFEE

■「ねこのしっぽ」と「SHIBACOFFEE」
ねこのしっぽとSHIBACOFFEE

本日のセレモニーには「ねこのしっぽ」の社長・専務もいらっしゃっていましたので、お話を伺いました。

今回のデザインは幹線道路沿いということで、パッと目に入るようなものとし、下部の流線は多摩川の流れをイメージされたということです。

ここまで大きなビジュアルのデザインを手掛けられたのは、初めてだそうです。

■地域イベント
地域イベント

続いてこちらは「地域イベント」です。

川崎フロンターレ選手の商店街訪問をはじめ、フロンターレがかかわるイベントが多数紹介されていました。

この2年ほどはコロナ禍で開催が難しい状況にありますが、また今後さまざまなコラボイベントが実施されることでしょう。

●フロンターレ選手の商店街訪問
●コスギブルーパーク(サポートショップ主催イベント)
●川崎フロンターレサッカースクール
●中原区×フロンターレ コラボ婚姻届
●日本医科大学武蔵小杉病院(選手らが病院を訪問する「ブルーサンタ」)
●中原消防署
●算数ドリル実践授業at上丸子小学校
●中原警察署
●なかはらゆめ区民祭
●川崎純情小町
●多摩川エコラシコ
●武蔵中原駅発車メロディ

■地域イベントのひとつ「多摩川エコラシコ」
玉川エコラシコ

こちらは地域イベントのひとつ、選手らが多摩川を清掃する「多摩川エコラシコ」です。

ドイツ2部のデュッセルドルフに完全移籍した、日本代表田中碧選手の写真もありました。
完全移籍しても新しいビジュアルが街中に登場するのは、応援する方にとって嬉しいことでしょう。

■丸子橋
丸子橋

北側のさいごは、「丸子橋」エリアです。
多摩川河川敷や土手は、中原区の重要な憩いの場所ですね。

●多摩川河川敷
●多摩川土手
●京浜伏見稲荷神社

■南側「等々力のあるまち・中原」
等々力のあるまち・中原

一方、南側は「等々力のあるまち・中原」です。

等々力陸上競技場を中央に配置しつつ、川崎フロンターレの2017年以降のタイトル獲得の写真などが掲載されています。

■2017年J 1リーグ優勝
2017年J1リーグ優勝

■2018年J1リーグ優勝・2019年ルヴァンカップ 優勝
2018年J1リーグ優勝・ルヴァンンカップ優勝

■2020年天皇杯優勝・J 1リーグ優勝
2020年天皇杯優勝・J1リーグ優勝

■2021年J1リーグ優勝
2021年J1リーグ優勝

川崎フロンターレは、長年「シルバーコレクター」と言われましたが、2017年に悲願のJ 1リーグ初優勝を果たしました。

そこから毎年タイトルを獲得するようになり、これまでにJ 1リーグ、ルヴァンカップ 、天皇杯の国内3大タイトルを獲得しました。

残る主要タイトルはアジア・中東のトップクラブが戦う「AFCチャンピオンズリーグ」となっています。

今後さらにタイトルが増えることも期待され、その際に上丸子跨線橋の装飾が更新されるかどうか伺うと、

「そうですね、装飾はどうしても劣化もありますし、また次の施策に向けて、区役所さん、道路公園センターさんとどういった形でできるか、今後決めたいなと思います」

とのことで、十分期待できそうでした。

■等々力緑地の風景
等々力緑地の風景

最後にこちらは、普段の等々力緑地の風景などです。

これが川崎フロンターレ佐々木さんがコメントされていた、「フロンターレだけではない」、地域の憩いの場所としての等々力ですね。


本エントリでは装飾の概要をご紹介していますので、ひとつひとつの写真については、是非現地でご覧になってみてください。

また今後も川崎フロンターレは中原区役所やさまざまな企業・商業施設・商店街や地域団体などと楽しいコラボレーションを進めていくものと思います。

【関連リンク】
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