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2022年
11月24日

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーが大規模修繕工事実施、高さ約160m外壁で昇降機が稼働中

武蔵小杉再開発地区のタワーマンション「パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー」で、大規模修繕工事が行われています。

工事用の昇降機が外壁に設置され、修繕作業等が行われています。

■丸子橋から見たパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー

こちらは、丸子橋から見たパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー(中央)です。
左側がシティタワー武蔵小杉、右側がパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーです。

ステーションフォレストタワーは、三井不動産レジデンシャル分譲の47階建てタワーマンションで、2008年10月に竣工しました。

隣接商業施設「パークシティ武蔵小杉プラザ(現在のLuz武蔵小杉)」とともに開発され、商業施設にはスーパーマーケット「フーディアム武蔵小杉」と「コナミスポーツ」がオープンしました。

■マンション壁面に設置された多数の昇降機
壁面に設置された多数の昇降機

丸子橋からの写真は2022年10月に撮影したものですが、この時点でマンションの壁面に多数の昇降機が設置されて、稼働していました。

■大規模修繕工事のお知らせ
併設の公開空地から見上げて

大規模修繕工事のお知らせ

併設の公開空地に面して、大規模修繕工事のお知らせが掲示されていました。
施工は建設時と同じく、竹中工務店です。

これだけの規模のタワーマンションの建設や大規模修繕工事となると、対応可能な建設会社は大手ゼネコンなどにある程度限られてくるのではないかと思います。

■昇降機のレール
昇降機のレール

大規模修繕工事の実施にあたり、壁面には昇降機用のレールが地上から最上部まで取り付けられていました。

低層・中層のマンションであれば、上から下まで足場を組んで修繕をするのが一般的ですが、武蔵小杉のタワーマンションのような超高層ビルで足場をはるか高くまで積み上げると、下のほうが荷重に耐えられません。

そこで写真のようなレールを引き、そこで昇降機を上下させながら修繕作業をするというわけです。

■(ご参考)足場を組んで実施する大規模修繕工事
低層マンションの大規模修繕工事

ご参考までに、こちらが足場を組んで実施した大規模修繕工事です。
6~7階かと思いますが、このくらいであれば足場を組んだほうが合理的ですね。

■短い昇降機
短い昇降機

■長い昇降機
長い昇降機

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの昇降機は、よく見ると長短が混在していました。

写真の短い昇降機はレール2本で動いていますが、長い昇降機はレール4本に跨っています。

昇降機が目の前で作業を始めると少々驚くかもしれませんが、通常作業スケジュールはあらかじめ告知されているはずです。

経年での外壁の傷などは雨水の侵入などで耐久性を損なうことにつながりますし、こうした大規模修繕工事はタワーマンションにとっても大切なことです。

マンションの大規模修繕工事は10年以上経過したところで着手されることが多く、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーが14年で実施しているのは一般的なスケジュールの範囲内と思われます。

■2019~2020年に大規模修繕工事を行ったレジンデンス・ザ・武蔵小杉
エレベーターが設置されたレジデンス・ザ・武蔵小杉

武蔵小杉再開発地区では、横須賀線武蔵小杉駅駅前の「レジデンス・ザ・武蔵小杉」が2019~2020年に大規模修繕工事を実施していました。

「レジデンス・ザ・武蔵小杉」は、2007年8月に竣工した武蔵小杉再開発地区の最初の大規模マンションです。
これに2008年10月竣工で続いたのがパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーでした。

武蔵小杉の他のタワーマンションも順次竣工していきましたので、今後各マンションの状況に応じて大規模修繕工事が着手されていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー 公式ウェブサイト
2019/9/2エントリ 武蔵小杉再開発最初の大型マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の大規模修繕工事が本日着工、再開発は維持・管理のステージへ
2020/1/8エントリ 武蔵小杉再開発地区初の大規模修繕工事:レジデンス・ザ・武蔵小杉で外壁修繕のエレベーターが稼働

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