武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
03月30日

「不二家元住吉店」が2016年3月31日閉店、「あびすけ」が2月29日閉店し新業態の台湾まぜそば・ピザそば「俺の金太」に転換

【Reporter:はつしも】

モトスミ・ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」が、2016年3月31日をもって閉店することになりました。

■ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」
ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」

「不二家元住吉店」は、元住吉駅からブレーメン通り商店街を2,3分歩いた、比較的駅に近い場所にあります。

商店街の道路がちょうど少し折れ曲がる交差点にあたり、駅から歩いていくと真正面に見える非常に良いロケーションにありました。

いつから営業していたのかはわかりませんが、一定以上の歴史のあるお店かと思います。

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ 

先般より、不二家元住吉店の店頭には閉店のお知らせが掲示されています。

近隣店舗は五反田、大森が掲載されていますが、同じ中原区内では武蔵新城に店舗があるほか、元住吉以南では港北区にも2店舗があります。

■店頭の入学式仕様のペコちゃん
店頭の入学式仕様のペコちゃん

店頭のペコちゃんは、時節柄入学式仕様になっていました。

しかしながら元住吉店に関しては、卒業式ということになりましょうか。

■不二家元住吉店のショーケース
不二家のショーケース

不二家のショーケース

不二家といえば昔からある企業で、知名度も高く世間一般に浸透しています。

ただ近年、中原区においては商店街にクオリティの高い個人営業の洋菓子店が群雄割拠してきましたし、武蔵小杉の商業施設にも洋菓子店が多数出店しました。

地域全体として、競合が激化してきているように思います。

■不二家 2015年12月期決算短信(連結)
http://www.fujiya-peko.co.jp/company/ir/
pdf/financial_20160209.pdf


なお、不二家全体の連結決算では、2014年12月期で1億1,000万円の当期純損失を計上していたものが、直近の2015年12月期には1億4,600万円の当期純利益に回復しています。

その要因まで見ていくと、洋菓子事業においてやはり専門店との競争激化による売り上げ低迷があったものの、物流費の低減などによる同事業の「減収増益」を実現したことがわかります。

洋菓子事業における売上伸長が難しい以上は、コスト削減や不採算店舗の整理を行うことが経営上必要となりますね。
「不二家元住吉店」閉店の直接的な要因はわかりませんが、少なくともそのような不二家の経営環境があったことは確かかと思います。

■2014年6月1日に閉店した「不二家武蔵小杉店」
2014年6月1日に閉店した「不二家武蔵小杉店」 

中原区においては、2014年6月1日に「不二家武蔵小杉店」が閉店していました。

これは南武線高架の耐震補強工事によって立ち退きが必要となったもので、それを機に不二家は復帰をせずに閉店となりました。

ここは現在溝の口の人気店「たまい」が営業をしています。

これにより、中原区の店舗は「武蔵新城店」1店舗のみが残ることになります。


個人的に不二家でケーキを買っているかというと、他の専門店を利用しているというのが正直なところです。
ただ、馴染みのあるペコちゃんの姿をみなくなるのは、少しさびしいような気もいたします。

■絶好のロケーションの元住吉店
絶好のロケーションの元住吉店

前述の通り、「不二家元住吉店」はブレーメン通り商店街の中でもかなり良いロケーションにあります。

一定以上の賃料になると思いますけれども、この場所を活かして次に入ってくる店舗はどのようなものになるか、気になりますね。



年度末付近になりますと、ブレーメン通り商店街の各所で移転や閉店などが発生しています。

2月29日には、つけめんの人気店「あびすけ」が閉店し、「俺の金太」という店舗に転換されていました。

■「あびすけ」から転換された「俺の金太」
「あびすけ」から転換された「俺の金太」」

ピザそば・油そば

台湾まぜそば

「あびすけ」のウェブサイトを参照すると、経営が共通の新業態店舗のようです。

台湾まぜそば・ピザそばなど、かなり個性的なお店となっています。
「あびすけ」はつけめんで有名なお店でしたが、「俺の金太」ではつけめんは提供されていません。

今後「あびすけ」のつけめんを食べたい場合は、日吉・東山田・西新宿に行く必要があります。
愛好されていた方は、ご注意くださいね。

■かつての「あびすけ」の「味玉つけめん」
かつての「あびすけ」の味玉つけめん

【関連リンク】
不二家 ウェブサイト
あびすけ ウェブサイト
2011/5/28エントリ 元住吉のつけ麺店「つけめん あびすけ」
2011/11/1エントリ 元住吉の「つけめん・油そば あびすけ」が移転
2014/5/31エントリ 「不二家武蔵小杉店」が2014年6月1日(日)閉店、14年の歴史に幕

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2016年
03月29日

武蔵小杉特化の情報番組「コスギスイッチON!」が2016年4月7日(木)かわさきFMで放送開始

【Reporter:はつしも】

2016年4月7日(木)より、かわさきFMにおいて武蔵小杉周辺に特化した情報番組「コスギスイッチON!」がスタートします。

メインパーソナリティに「おんちゃん」こと恩田裕之さんを配し、武蔵小杉のグルメ情報・イベント情報・防災情報などを放送していきます。

放送日は毎週木曜日14:30~15:00の30分間で、スマートフォンアプリ「ListenRadio(リスラジ)」でも聴取できるほか、番組ウェブサイトにもバックナンバーが掲載されます。

■コスギスイッチON! ウェブサイト
http://www.radioksg.com

■コスギスイッチON!放送開始のお知らせ
コスギスイッチON! 放送開始のお知らせ


「コスギスイッチON!」は、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントによる、「コスギの今がわかる」弾丸トークバラエティ番組です。

「おんちゃん」のフリートークでは地域のイベントや歴史などさまざまな話題を取り上げつつ、「おいしい街歩き」では地元飲食店をご紹介していきます。

また「街角インタビュー」のコーナーでは、武蔵小杉の駅前などで住民の皆さんの生の声も拾っていく予定です。

■「コスギスイッチON!」のタイムテーブル(予定)
14:30~ オープニング&トーク
14:32~ リクエスト1曲目
14:35~ CM
14:36~ おんちゃんのフリートーク
14:40~ 「おいしい街歩き」(地元飲食店紹介)
14:43~ おんちゃんのフリートーク
14:52~ 「街角インタビュー」
14:55~ CM
14:56~ 「今日の1分防災」
14:57~ リクエスト2曲目・エンディング
※時間は目安であり、タイムテーブルは変更される可能性があります。

加えて、「コスギスイッチON!」のテーマの一つとなっているのが「防災」です。

大震災など災害発生時には、電話・インターネット等の通信手段が接続困難になることが想定されます。
そんな中で有効とされているのがラジオであり、ラジオを通じて災害情報・安全情報等を受信できる環境にしておくことが推奨されています。

武蔵小杉には多数の高層建築物が存在し、防災にあたって地域特有の課題も存在することから、「コスギスイッチON!」では、武蔵小杉に特化したメディアとして地域向けの防犯・防災情報を発信していくこととしています。

■「コスギスイッチON!」の収録が行われる武蔵小杉タワープレイスのスタジオ
「コスギスイッチON!」の収録が行われる武蔵小杉タワープレイスのスタジオ


かわさきFMは、川崎市全域を対象にしたコミュニティFMです。
収録スタジオは、川崎市の地理的中心部である武蔵小杉駅北口、武蔵小杉タワープレイスの1階にあります。

■「コスギスイッチON!」収録リハーサル
「コスギスイッチON!」収録リハーサル

「コスギスイッチON!」収録リハーサル

■収録リハーサル Youtube動画


「コスギスイッチON!」の準備は着々と進んでいまして、先日武蔵小杉タワープレイスのスタジオで収録リハーサルが行われました。

「おんちゃん」のテンポの良いトークで、今後武蔵小杉の情報を明るく楽しく紹介してくれることでしょう。

■「コスギスイッチON!」facebookページ

■「コスギスイッチON!」Twitter
http://twitter.com/radioksg

また、「コスギスイッチON!」では、番組公式サイトのほかfacebookページ、Twitterも開設しています。

番組では武蔵小杉に関する情報、意見、うわさ、告知等募集をしていまして、お気軽に各媒体からお寄せいただきたいということです。

■インターネット放送聴取アプリ「ListenRadio」(リスラジ)
インターネット放送聴取アプリ「ListenRadio」(リスラジ)

■「ListenRadio」(リスラジ)アプリダウンロード
(iPhone) http://goo.gl/ZzmGOj
(Android) http://goo.gl/jTQESY

「コスギスイッチON!」は木曜日の14:30~15:00放送ですので、お仕事をされている方はリアルタイムで聴くのは難しいかもしれません。
またラジオの受信機を持っている方は、いまどきは少ないのではないでしょうか。

そこで今利用者が増加しているのがスマートフォンのアプリで、非常にクリアな音質でラジオのインターネット放送を聴くことができます。

また前掲の番組サイトでもバックナンバーが掲載されていく予定ですので、帰宅後にバックナンバーを聴くのも良いでしょう。


本サイトも武蔵小杉周辺に特化したウェブメディアとして、ラジオというまた新しい切り口で地域情報が発信されていくのはうれしく思います。

【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
コスギスイッチON! 番組サイト
コスギスイッチON! facebookページ
コスギスイッチON! Twitter
中原区 中原区テレビ番組 なかはらスマイル

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2016年
03月28日

3月30日(水)開催「武蔵小杉駅マルシェ」に川崎野菜「のらぼう菜」登場、「本格さぬきうどん」「BJcafe」でも期間限定のらぼう菜メニュー提供中

【Reporter:たちばな・はつしも】

2016年3月30日(水)14:00~18:00に、JR武蔵小杉駅北口において第3回「武蔵小杉駅マルシェ」が開催されます。
今回の目玉は、多摩区菅地区の「のらぼう菜」です。

■第3回「武蔵小杉駅マルシェ」のご案内
第3回「武蔵小杉駅マルシェ」のご案内 

■「武蔵小杉駅マルシェ」開催の様子(第1回)
「武蔵小杉駅マルシェ」開催の様子(第1回)

「武蔵小杉駅マルシェ」開催の様子(第1回) 

川崎市とJR 東日本は包括連携協定を昨年1月29日に締結し、本年3月26日に南武支線「小田栄駅」を開業させたほか、地産地消キャンペーンなど沿線地域を活性化の取り組みを行ってきました。
一方、川崎市においては、「一般社団法人カワサキノサキ」が、かねてから「農園フェス」の開催など地産地消の取り組みを草の根で進めてきていました。

「武蔵小杉駅マルシェ」はJR東日本リテールネットが運営、一般社団法人カワサキノサキが販売者となることでスタートしました。
JR武蔵小杉駅北口改札口前で毎月最終水曜日に開催、今回が3回目となります。

■武蔵小杉駅マルシェ facebookページ

来週の30日(水)14:00~@武蔵小杉駅構内で開催しますよ~。今回のメインは「のらぼう菜」です。市内でも多く見られるようになりましたね。今回仕入れる予定の「のらぼう菜」は時機を見合わせて栽培させて頂きました。一番美味しい時機を狙って陳列させて頂きます。その他にも程塚農園の「原木シイタケ」もちろんマルシェガールズのレシピブック付き!!お楽しみに!!

マルシェ カワサキノメグミさんの投稿 2016年3月26日


今回の目玉は、多摩区菅地区で栽培されている「のらぼう菜」です。

「のらぼう菜」は鎌倉時代に伝わったという伝説も残る野菜で、「菅のらぼう保存会」の取り組みにより栽培する農家も徐々に増えてきました。
茎の糖分が高くアクが少ないためにおひたしなどにもよく合い、雑草や虫などの被害に強くために無農薬で栽培するのが特徴です。

■菅のらぼう保存会の「のらぼう菜」
菅のらぼう保存会の「のらぼう菜」
 
(写真提供:Common Life)

この「のらぼう菜」は、2016/3/18エントリでもお伝えした通り、3月19日(土)の「新丸子の路地裏マルシェ」でも登場したほか、3月22日(火)からはJR武蔵小杉駅北口の「本場さぬきうどん 親父の製麺所 武蔵小杉店」でも期間限定メニューで使われています。

■「本場さぬきうどん 親父の製麺所」の「のらぼう菜温玉醤油うどん」
「本場さぬきうどん 親父の製麺所」の「のらぼう菜温玉醤油うどん」

「本場さぬきうどん 親父の製麺所」の「のらぼう菜温玉醤油うどん」

「本場さぬきうどん 親父の製麺所 武蔵小杉店」で提供されているのは、「のらぼう菜の温玉醤油うどん」です。
のらぼう菜の食べ方の王道ともいえるおひたしで活用しています。

同店はよくあるエキナカうどん店で評判の名店というわけではないですけれども、この「のらぼう菜」は確かに癖がなくて美味しかったです。


一方、「新丸子の路地裏マルシェ」に参加していた「BJcafe」では、「のらぼう菜」を使った期間限定の特別メニューを展開しています。

■「BJcafe」の「のらぼう菜と桜海老のアーリオオーリオペペロンチーノ」
「のらぼう菜と桜海老のアーリオオーリオペペロンチーノ」

■セットのバケットとサラダ
セットのバケットとサラダ

こちらは「のらぼう菜と桜海老のアーリオオーリオスパゲッティ」です。
オイルをたっぷり使って濃いめの味付けになっていましたので、ビールが飲みたくなりました(笑)

同店ではこのほか、「ホタルイカとドライトマトとのらぼう菜のスパゲッティ」なども提供されています。

■BJcafe facebookページ

寒いですが、いいお天気の日曜日。sunday brunchやってます♫今週はたっぷりサラダと食べ応えのあるソーセージ温度卵(写真はゆで卵)金時人参とパセリのスープパンのかご盛りサイフォンコーヒー(グラスワインも可)バナナ...

BJcafe coffee&gourmetさんの投稿 2016年3月26日


なお、これらはレギュラーメニューではありませんので、日によって変わることもあるかもしれません。
また「のらぼう菜」がなくなり次第終了となりますので、お店にご確認ください。


JR武蔵小杉駅の「のらぼう菜の温玉醤油うどん」も、4月11日(月)までとなっていますが、同様になくなり次第終了となります。

「川崎野菜」、やはり旬のうちに食べるのが良いですね!

■Common Life・BJcafeのマップ
Common Life・BJcafeのマップ
 
【関連リンク】
(BJcafe関連)
BJcafe~まるこカフェ日記~
BJcafe facebookページ
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ BJcafe
2008/8/30エントリ 新丸子の新しいカフェ「BJcafe」
2009/1/10エントリ 新丸子のBJcafeで、パスタを食べよう
2009/2/18エントリ 新丸子のBJcafeで、パスタを食べよう(2)
2013/8/11エントリ 新丸子のBJcafeで、冷製パスタを

(JR東日本の地産地消関連)
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/9エントリ 南武線エキナカ店舗限定 地産地消メニューが4月13日(月)まで提供中、南武線オリジナル付箋をプレゼント
2016/1/28エントリ 第1回「武蔵小杉駅マルシェ」開催レポート:川崎産野菜や「わがままいちごのいちごジャム」など販売し大盛況に

(新丸子の路地裏マルシェ関連)
Common Life 新丸子の路地裏マルシェレポ
2016/1/28エントリ 第1回「武蔵小杉駅マルシェ」開催レポート:川崎産野菜や「わがままいちごのいちごジャム」など販売し大盛況に
2015/11/7エントリ 第2回「新丸子の路地裏マルシェ」11月7日(土)8日(日)開催、「Common Life」「BJcafe」に加え「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が初参加
2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」
2016/3/18エントリ 川崎野菜「のらぼう菜」が登場。3月19日(土)「新丸子の路地裏マルシェ」と3月22日(火)スタート「本場さぬきうどん武蔵小杉店」の「のらぼう菜温玉醤油うどん」

(川崎市の地産地消関連)
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2016/2/3エントリ ぐるなびが「かわさきそだち」の食材による「かわさきレストラン・ウィーク」を市内23店舗で2月21日まで開催:溝の口「フィオーレ」でのプレス向け試食会レポート

(その他地産地消関連)
2013/12/3エントリ セントア武蔵小杉に地産地消イタリアン「Piccolo」が12月9日オープン、不動産3店舗目「ピタットハウス」オープンへ
2015/7/30エントリ COSUGI CAFEに「青空キッズマルシェ」が8月3日登場、子供たちが地元夏野菜を収穫・お店作り・販売体験
2015/12/10エントリ 武蔵小杉駅北口「COSUGI CAFE」の週末夜間営業開始と、高津区・森正養鶏場の「モリモリ卵」のプリン
2016/2/9エントリ 小杉町2丁目のレンタルキッチンスタジオ「odekake kitchen」と、地元野菜の「まるまるSUNマルシェ」
2016/3/2エントリ 採れたてが絶品!武蔵小杉のマルシェにも登場「小泉農園のわがままいちご」のいちご狩りレポート

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2016年
03月27日

川崎市バスが4月1日の井田方面大幅増便ダイヤ・「小杉駅入口グランツリー前」バス停新設を発表、井田病院行無料シャトルバスは3月31日廃止

【Reporter:はつしも】

川崎市バスのダイヤ改正が2016年4月1日(金)に実施され、武蔵小杉駅から井田方面へのバスが大幅に増便されることを2016/1/27エントリにおいてお伝えしました。

その段階においては発表されていなかったダイヤが確定するとともに、井田病院に向かう「杉01系統」、井田を経由して蟹ヶ谷に向かう「杉03系統」が停車する「小杉駅入口グランツリー前」バス停が新設されることが発表されました。

また今回のバス増便に伴って、武蔵小杉駅北口から発着していた無料シャトルバスは、3月31日をもって運行終了となります。

■川崎市立井田病院
川崎市立井田病院

■川崎市バス 井田営業所所管路線のダイヤ改正等について
http://www.city.kawasaki.jp/820/page/0000075601.html
■川崎市バス 小杉駅東口時刻表
http://www.city.kawasaki.jp/820/page/0000056849.html

ダイヤの詳細については、上記川崎市バスのウェブページをご参照ください。
3月中は現行ダイヤと改正ダイヤが併記されており、改正ダイヤを参照するためには切り替えが必要となります。

■「杉01系統」の現行運行系統
「杉01系統」の現行運行系統

■「杉01系統」の4月1日以降運行系統
「杉01系統」の4月1日以降運行系統

前回エントリでもお伝えしたとおり、今回のダイヤ改正において、武蔵小杉駅北口から発着して横須賀線武蔵小杉駅を経由していた路線が「小杉駅東口」に集約されます。

それに伴って小杉御殿町、中原区役所前、東横線小杉駅(てもみん前)のバス停は経由しなくなりますので、そこから利用していた方は注意が必要です。

■「井田病院行き」が大幅増発される武蔵小杉駅東口駅前広場
供用開始された武蔵小杉駅東口駅前広場

また上記運行系統図の通り、小杉駅東口方面行きに限り、「小杉駅入口グランツリー前」バス停が新設されます。

■「小杉駅入口グランツリー前」バス停の設置場所
「小杉駅入口グランツリー前」バス停の設置予定場所

「小杉駅入口グランツリー前」バス停の設置予定場所

■施工が完了したバス停
施工が完了したバス停 

「小杉駅入口グランツリー前」の設置予定場所は、上記の通りです。

バス停名称には「グランツリー前」とありますが、実質的には「シティタワー前」ですね。
ただ基本的に個人の住宅であるマンションよりも、大型複合商業施設であるグランツリーの名前を入れた方が、場所がイメージしやすいでしょう。

井田方面からバスに乗って、武蔵小杉新駅に向かう場合にはこのバス停で降りた方が便利です。

■急行運転「杉02系統」の運行系統
急行運転「杉02系統」の運行系統

そして、井田病院に向かう「杉01系統」の急行運転として新設されるのが、上記の「杉02系統」です。

鉄道駅へのアクセスとなる「横須賀線小杉駅」「小杉駅東口」「元住吉」、大病院へのアクセスとなる「関東労災病院」「井田病院正門前」「井田病院」、そして蟹ヶ谷方面への分岐点となる「井田」のみに停車をします。

■関東労災病院
関東労災病院 

ただこれは平日の朝2便のみの運行ですから、あらかじめ時刻を確認の上、ピンポイントで利用する系統になるでしょう。

■新設「杉03系統」の運行系統
新設「杉03系統」の運行系統

そして最後にこちらは、新設される「杉03系統」の運行系統です。

「杉03系統」は、「井田」までは「杉01系統」と共通のルートを通り、「井田」から井田山の坂をのぼらずに「井田営業所」を経由して蟹ヶ谷方面に向かいます。

こちらも新設バス停「小杉駅入口グランツリー前」に小杉駅東口方面行きのみ停車します。

■「井田営業所」
「井田営業所」



一方、冒頭に申しあげたとおり、井田病院が武蔵小杉駅北口から運行していた無料シャトルバスは、今回の市バス増便に伴って運行終了となります。

■無料シャトルバスのバス停(法政二高グラウンド前)
無料シャトルバスのバス停(法政二高グラウンド前)

■無料シャトルバスの時刻表
無料シャトルバスの時刻表

このシャトルバスは、武蔵小杉駅北口から発着し、尻手黒川道路井田一丁目交差点付近と、法政二高グラウンド前で途中乗降が可能でした。

もともとが「試行運行」と位置付けられていたもので、市バスの利便性向上と、利用率等も勘案して運行終了の判断に至ったものと思います。


4月以降、川崎市バスの利用状況はどうなるでしょうか。

市営の中核医療施設へのアクセスを確保するのは市営交通の責務でもありますが、一方で収益性の観点も無視はできないところかと思います。

このあたりのバランスは、たいへん難しいですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
川崎市報道発表資料 4/1(金)~ 小杉駅東口を中心とした市バス路線を充実させます

(武蔵小杉駅東口駅前広場関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2014/3/21エントリ 川崎市バスが川67・杉02系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表
2014/3/21エントリ 臨港バスが杉51・52系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表
2014/3/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅発着の羽田空港行きリムジンバスが武蔵小杉駅東口乗り入れを発表
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編) 
2015/8/25エントリ 武蔵小杉駅東口と二子玉川駅を結ぶ東急バスが2015年9月5日(土)より土日限定で運行開始
2015/9/5エントリ 武蔵小杉・二子玉川を結ぶ「玉11系統 FUTAKOSU BUS」本日運行開始、武蔵小杉目線で巡る乗車レポート
2016/1/27エントリ 川崎市バスが武蔵小杉駅東口発着の井田方面行きバスを4月1日より大幅増便、井田病院・関東労災病院へのアクセスが向上

(井田病院関連)
川崎市立井田病院 ウェブサイト
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート
2014/6/7エントリ 井田病院レストラン「ポールライト」の「からだにおいしい定食」
2015/4/7エントリ 川崎市立井田病院が4月1日全面開院、がん医療・救急医療などを機能強化
2015/5/18エントリ 川崎市立井田病院が半日帰り「がんドック事業」を開始、5月20日(水)より申込スタート
2015/12/29エントリ 武蔵小杉の2015-2016年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院

(関東労災病院関連)
関東労災病院 公式ウェブサイト
 ・2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/5エントリ 関東労災病院が2012年12月9日(日)に病院見学会を初開催
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/10/27エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」が2014年11月8日(土)開催、病院見学ツアー当日枠あり
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/10/30エントリ 「第4回 関東労災病院 病院祭」が2015年11月28日(土)開催、医療講演「ここまで分かった認知症」「病院見学ツアー」「体験企画」など実施
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療

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2016年
03月26日

「第39回こすぎ名物花見市」が4月3日(日)、ソメイヨシノの見頃に開催

【Reporter:はつしも

2016年4月3日(日)に、「第39回こすぎ名物花見市」が開催されます。

今年はソメイヨシノの開花タイミングがうまく合い、文字通り花見を楽しみながら、ステージイベントやさまざまな出店を回ることができそうです。

■第39回こすぎ名物花見市
第39回こすぎ名物花見市 

■第39回こすぎ名物花見市の開催概要

日時 2016年4月3日(日)10:00~17:00
会場 総合自治会館・広場及び二ヶ領用水・渋川
内容 ●ステージイベント
●大ビンゴ大会(先着順250名に本部で200円で販売)
●法政通り商店街プレミアム商品券販売(総合自治会館入口で11時より販売。1口5,000円、ひとり4口まで)
●各種出店
M247/JAGA/炭火焼鳥わいわい/pizza&wine KOBU/武田商店/お好み焼・鉄板焼 伊鈴/おかふじ/おかし工房しいの実/酒乃東屋/うなぎ専門店 かめや/ぱんぬはる/IL VENTO/酒楽酒酒酒/OSTERIA Osio Sotto/庄や/駅前通り商店街/法政通り商店街/渋谷酒店(生ビール・飲み物)/ブラジルフード/川島組(フランク・フライドポテト・綿菓子・焼とうもろこし・金魚すくい・ヨーヨー)/KOSUGI CURRY(カレー弁当・ドリンク)/キリンビバレッジ/読売新聞/郵便局/東京ガス(マイコンメーター復帰体験・電力紹介)/NTT/自転車対策室/NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
●フリーマーケット など

■ステージイベントのタイムテーブル
時間 広場 ホール
9:50 衹園太鼓(1回目)
10:00 オープニングセレモニー
10:40 川崎フロンターレシュートチャレンジ
11:20 KSG48(かわさき舞祭り)
11:50 ビッグフォレストカウボーイズ(ウエスタンショー)
12:30 うたのおねえさんとうさぎちゃんのワクワクコンサート
12:40 ベリーダンス
13:10 ソング&ダンス(劇団四季出身者)
13:20 ダンス&ガールズバンドユニットB-BG2回目)
14:00 津軽三味線 佐々木壮明
14:20 今井中学校吹奏楽部演奏
14:40 衹園太鼓(2回目)
15:10 タヒチアンダンスHeremiti
15:20 ダンス&ガールズバンドユニットB-BG(2回目)
16:00 大ビンゴ大会(※下記参照)

■「こすぎ名物花見市」のマップ
「こすぎ名物花見市」のマップ

「こすぎ名物花見市」は、武蔵小杉の歴史ある定番イベントです。

二ヶ領用水沿いの総合自治会館をメイン会場とし、周辺の二ヶ領用水・渋川に多数の露店・フリーマーケットが並びます。

■「こすぎ名物花見市」メインステージ「和太鼓衹園」
総合自治会館のメインステージ「衹園太鼓」 

■総合自治会館ホール「うたのおねえさんとうさぎちゃんのワクワクコンサート」
 

メイン会場となる総合自治会館には、屋外広場と屋内ホールの2つのステージが展開されます。
昨年は残念ながら雨天となりましたが、屋内ステージを活用してプログラム進行を行いました。

今回の出演者は、これまでに武蔵小杉周辺の地域イベントに継続出演しているグループが揃っています。

■武蔵小杉発のダンスグループ「KSG48」(コスギフェスタ2015)
1日目のフィナーレ「KSG48」 

出演グループの一つ、「KSG48」は、2012年の「こすぎ名物花見市」で発足が発表され、メンバーの募集をスタートしました。

あれから4年が経過する中でメンバーの技量も向上し、「コスギフェスタ2015」では「かわさき舞祭」らしいコスチュームも新調していました。
このように地元発のグループが成長していく姿を見られるのも、地域イベントの魅力かもしれません。

なお、ステージプログラムの最後、16時には屋外広場で大ビンゴ大会が開催されます。
このビンゴカードはイベント本部において、先着250名・200円で販売されていますので、参加希望の方は早めにお買い求めください。

■渋川前の出店
渋川前の出店

また「こすぎ名物花見市」では、毎年多数の出店が二ヶ領用水・渋川沿いに並びます。

何かおいしいものをつまみながら、ちょうど盛りになりそうなソメイヨシノを楽しんでみてはいかがでしょうか。

■法政通り商店街のプレミアム商品券
法政通り商店街のプレミアム商品券(表面)

また「法政通り商店街プレミアム商品券」の販売も、毎年恒例です。

昨年の「防犯カメラ設置記念」に続いて、今年は「法政二中・高共学新校舎完成記念」ということになっていました。

5,500円分の商品券を5,000円で、3口まで購入することができます。
また一部店舗では、さらなる優待サービス(商品券利用で商品券の額面以上のお買い物ができるなど)も受けられます。

無理にお買い物をする必要はないと思いますが、もとより法政通り商店街で5,000円以上の消費を予定している方は、買っておくとよいでしょう。

■出店のにぎわいとソメイヨシノ
出店のにぎわいとソメイヨシノ

「こすぎ名物花見市」が開催される4月3日は、イベントが目白押しになっています。

富士通川崎工場では「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016」が、等々力陸上競技場では2016/3/22エントリでご紹介した「セイコーゴールデングランプリ2016川崎プレイベント スペシャル陸上教室」(要事前申込)が開催されます。

またちょうどお花見に好適な週末になりそうですから、どのような予定を組むか迷うところですね。

■「こすぎ名物花見市」の横断幕
「こすぎ名物花見市」の横断幕

■「こすぎ名物花見市」の看板
「こすぎ名物花見市」の看板

【関連リンク】
2008/4/10エントリ 丸子・小杉桜まつり2008レポート
2009/4/5エントリ 丸子・小杉桜まつり2009レポート
2010/4/5エントリ 「2010丸子・小杉桜まつり」レポート
2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止
2013/4/7エントリ 「第36回こすぎ名物花見市」レポート
2014/4/7エントリ 「第37回こすぎ名物花見市」レポート
2015/4/6エントリ 「第38回こすぎ名物花見市」雨天のレポート、ダンスグループ「KSG48」始動

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2016年
03月25日

川崎市が「JR武蔵中原駅連絡通路」「平間歩道橋」等のネーミングライツパートナーを募集

【Reporter:はつしも】

川崎市が、「JR武蔵中原駅連絡通路」「平間歩道橋」など、市内3か所の横断歩道・連絡通路のネーミングライツパートナーを募集することになりました。

年額30万円のネーミングライツ料を設定し、2016年10月からの導入を予定しています。

■川崎市報道発表資料 「横断歩道橋(連絡通路)」へのネーミングライツパートナーの募集について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
530/0000075694.html


対象となるのは中原区の「武蔵中原駅連絡通路」「平間歩道橋」のほか、川崎区の「旭町二丁目歩道橋」です。
これらの歩道橋・連絡通路に企業名等を入れた「愛称」を付けることができます。

川崎市としては市有財産を有効活用し、道路施設の維持管理等の財源確保を行うことを目的としています。

■「JR武蔵中原駅連絡通路」
JR武蔵中原駅連絡通路

JR武蔵中原駅連絡通路

今回は、武蔵小杉駅からも近い「JR武蔵中原駅連絡通路」を見ていきましょう。

同連絡通路は名称の通りJR武蔵中原駅に直結しており、南武沿線道路を挟んだ「エポックなかはら」「富士通川崎工場」、さらには南武線沿いの2階建て駐輪場にも接続されています。

歩道橋というよりも、駅直結のペデストリアンデッキと言ってもよいかもしれません。
なかなかに存在感のある施設ですので、ここがネーミングライツパートナー募集に選定されたのは頷けるところです。

■JR武蔵中原駅改札口との直結
JR武蔵中原駅改札口との直結

まずこちらが、JR武蔵中原駅との接続口です。2階改札口と直結しています。

ここから富士通川崎工場・2階建て駐輪場方面(写真右奥)、エポックなかはら方面(写真手前)、JR武蔵中原駅前1階方面(写真左)にそれぞれ通路が分岐しています。

■富士通川崎工場方面への連絡通路
富士通川崎工場・2階建て駐輪場方面への連絡通路

JR武蔵中原駅連絡通路は、駐輪場と接続した歩道橋部分を除いて、全域に屋根が設置されています。
ある程度日光を透過するようになっていますので、晴れた日には照明を使わなくても明るくなります。

前方に富士通川崎工場の本館ビルが見えてきました。

■富士通川崎工場への接続部
富士通川崎工場への接続部

現在、富士通川崎工場への接続部は、一旦地上の正門前に降りるようになっています。

現在進められている「富士通川崎工場再開発計画」では、敷地内にデッキを建設し、この連絡通路と2階レベルで直結させることが計画されています。

■富士通川崎工場再開発計画の配置図
富士通川崎工場再開発計画の計画図

上記は2011/9/16エントリでお伝えした、富士通川崎工場再開発計画の配置図です。

「JR武蔵中原駅連絡通路」とデッキ接続を行い、守衛所を入口に設置する形になっています。

正門前の歩道に降りる階段は守衛所よりも手前にありますので、一般の歩行者も現状通り連絡通路を利用することができます。

富士通側に建設されるデッキに屋根が設置されると、JR武蔵中原駅改札口から富士通川崎工場本館や今後建設される新棟まで、雨に濡れずに通勤できるようになりますね。

■2階建て駐輪場との接続部
2階建て駐輪場との接続部

また富士通川崎工場方面で南武沿線道路を横断せずに連絡通路を直進すると、駐輪場の2階部分にも直結しています。

駐輪場の2階というと1階よりも面倒で人気がありませんが、ここはそのまま連絡通路経由で2階改札口に行けるというメリットがあります。

■「エポックなかはら」への直結
「エポックなかはら」への直結

「JR武蔵中原駅連絡通路」は、南武沿線道路を挟んで向かい側の「エポックなかはら」にも直結しています。

正面がちょうど「エポックなかはら」のホールにあたり、イベント開催時にはこの連絡通路に開場待ちの待機列ができています。

■連絡通路外壁の「パンジー」「ツバキ」
連絡通路外壁のパンジー

今回のネーミングライツパートナーは、歩道橋・連絡通路の主桁部分に企業名等を入れた愛称を掲出することができます。

掲出する愛称は

「【ロゴマーク】【社名等】JR武蔵中原駅歩道橋」

といった形式が基本とされています。

「JR武蔵中原駅連絡通路」の場合の主桁がどこにあたるのかよくわかりませんが、基本的には上記のように南武沿線道路をまたぐ部分ということになるのではないでしょうか。

ここでは現在、中原区の花「パンジー」と、川崎市民の木「ツバキ」のイラストが掲示されています。

ネーミングライツパートナー募集期間は4月1日から5月31日までで、そののちに川崎市が設置する選定委員会において、金額・標示期間・地域貢献の提案等を勘案し、ネーミングライツの優先交渉権を付与する法人等を決定するものとしています。

現段階でどのような法人が応募するものがわかりませんが、ただ「JR武蔵中原駅連絡通路」については、選定段階から「富士通」が想定されているのでは…という気もいたします。

もちろん川崎市による公募ですので公平な審査が前提とされているとは思いますが、ネーミングライツパートナーを募集する施設をここに選定するあたって、担当者の頭に「富士通」の社名が一切浮かばなかった言ったら嘘になるでしょう。
前述の通り、富士通川崎工場の再開発計画が完成すれば連絡通路と富士通が完全に直結することにもなりますし、違和感はないように思います。

他の企業・団体からより好条件が示させる可能性もありますし、そもそも富士通が応募するかどうかもわかりません。
果たして選定結果がどうなるのか、注目してまいりたいと思います。

■JR武蔵中原駅連絡通路と南武線
JR武蔵中原駅連絡通路と南武線 

【関連リンク】
川崎市報道発表資料 「横断歩道橋(連絡通路)」へのネーミンライツパートナーの募集について
富士通プレスリリース 川崎工場の再開発プロジェクトについて
2011/5/7エントリ 富士通川崎工場の「緑の景観づくり推進事業」
2011/8/27エントリ 富士通川崎工場再開発計画始動、新棟含め建物7棟を建設へ
2011/9/7エントリ 富士通が川崎工場再開発計画をリリース、第一期事業として新棟を2015年度完成へ
2011/9/16エントリ 富士通川崎工場再開発・第一期工事の計画概要
2011/12/20エントリ 富士通川崎工場再開発予定地の現況
2012/6/19エントリ 富士通川崎工場再開発計画の完成イメージ
2013/1/10エントリ JR武蔵中原駅北側に「武蔵中原駅前歩道橋下駐輪場」が2013年2月8日新設

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2016年
03月24日

「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016」が4月3日(日)開催、スポーツ教室の事前申込を3月29日(火)まで受付中

【Reporter:はつしも】

「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016」が、4月3日(日)に開催されることになりました。
本イベントは富士通川崎工場と富士通労働組合R&D支部の主催によるもので、毎年約1万人の来場者を数えるビッグイベントです。

当日は富士通川崎工場の広大な敷地と本館ビル等を開放して、さまざまな企画が同時進行で行われます。

企画のうち富士通のスポーツチームによる「スポーツ教室」については事前申込が必要であり、3月29日(火)までにメールで受付を行っています。

■「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016」
富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016

■「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016」の開催概要
日時 2016年4月3日(日)10:00~15:00
※雨天開催。ただしイベント内容の一部が変更されます。
※当日荒天予報の場合は4月1日(金)に告知し、5月15日(日)に順延します。
会場 富士通川崎工場【アクセス
参加申込 スポーツ教室は事前申込(抽選)が必要となります。
●申込期間:3月23日(水)~3月29日(火)
●抽選結果発表:3月31日(木)
事前申し込みについてはこちら
主催 富士通株式会社/富士通動労組合R&D支部
Web 富士通イベントページ

▼プログラム:
<屋外ステージ>
10:15~10:35 和太鼓演奏(鼓桜/チャイルドケアセンター)
10:50~11:20 動物戦隊ジュウオウジャー
11:40~12:00 富士通川崎吹奏楽団
12:20~12:40 西中原中学校吹奏楽部
13:10~14:00 大抽選会

■富士通春まつり大抽選会
大抽選会

■戦隊ショー
手裏剣戦隊ニンニンジャーショー

<屋内ステージ(本館1階)>
10:20~10:40 富士通民謡部
11:00~11:20 富士通謡曲部
12:00~12:20 富士通合唱部

<環境イベント>
10:10~ 肥料配布 ※なくなり次第終了
(場所は当日マップ参照)
13:00~ 肥料配布 ※なくなり次第終了
(場所は当日マップ参照)
10:00~14:40 竹細工教室(万華鏡製作)

<技術イベント>
10:00~14:40 テクノロジーホール見学(本館地下1階)
10:00~14:40 おもしろ電子工作(本館2階)
10:00~14:40 ひととゆめのネットワーク子供科学教室(本館2階)
10:30~11:20 手作り乾電池教室(本館2階)
11:40~12:30 手作り乾電池教室(本館2階)
13:20~14:20 手作り乾電池教室(本館2階)

■子供科学教室
子供科学教室

<メインビルイベント>
11:00~12:00 マグロの解体ショー(本館12階)

■マグロの解体ショー
マグロの解体ショー

<スポーツイベント>
10:15~11:00 子どもチア教室(体育館)※要申込
11:15~12:00 ランニング教室(体育館)※要申込
12:15~13:00 バスケットボール教室(体育館)※要申込
13:15~14:00 フラッグフットボール教室(体育館)※要申込
10:00~14:40 車椅子/車椅子バスケットボール体験(本館ビル)

■子どもチア教室
子どもチア教室

富士通のウェブサイトで事前に告知されているイベントは以上です。

このうち「スポーツ教室」については事前申し込みが必要となります。
申込期間は3月29日(火)まで、抽選結果が3月31日(木)に発表となりますので、詳細は下記ウェブページをご参照ください。

■富士通スポーツ 陸上競技部 4月3日(日)川崎工場「富士通フェスティバル 春まつり 川崎 2016」でスポーツ教室を開催します!
http://sports.jp.fujitsu.com/cs/news/detail/
160323010026/1.html


■富士通フロンティアーズのキャラクター「フロンティー」
富士通フロンティアーズのキャラクター「フロンティー」

また当日は、ご紹介した以外にも多数の催しが行われます。
詳細プログラムは当日に来場者に配布されますので、そちらをご参照ください。

広い敷地内に多数の露店が並ぶほか、また本館ビルの12階社員食堂、20階展望フロア、地下1階の展示室「テクノロジーホール」などが開放されます。

「テクノロジーホール」については2013/5/19エントリで詳細をレポートさせていただきましたので、ご参照くださいませ。

■賑わう露店
賑わう露店

■川崎フロンターレ「イケメンDUNK」
川崎フロンターレ「イケメンDUNK」

■本館12階の食堂
本館12階の食堂 

■地下1階テクノロジーホールの鉄道シミュレータ
地下1階テクノロジーホールの鉄道シミュレータ

■展望フロアから見た武蔵小杉方面
武蔵小杉方面

なお、本イベントは「こすぎ名物花見市」と今年も開催日が同一となります。
花見市については、また別途ご紹介を予定しております。

ご関心に合わせまして、お楽しみくださいませ。

【関連リンク】
富士通ウェブサイト 地域貢献活動 富士通フェスティバル 春まつり 川崎2016
2008/4/8エントリ 「2008富士通春まつり」レポート
2009/4/6エントリ 「2009富士通春まつり」レポート
2010/4/4エントリ 「2010富士通春まつり」レポート
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2012/4/1エントリ 「2012富士通川崎工場春まつり」レポート
2013/5/19エントリ 「2013富士通川崎工場春まつり」レポート
2014/4/6エントリ 「2014富士通川崎工場春まつり」レポート
2015/4/5エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2015」レポート

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2016年
03月23日

川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続

【Reporter:はつしも】

日本医科大学武蔵小杉病院および新丸子キャンパスにおいて、現在大規模な再開発事業が進められています。
同事業の一部として、新丸子キャンパスの跡地に川崎市立小学校および3,000平米の公園を新設することが計画され、2019年度の開校が予定されています。

このたび新設小学校の建築計画概要が発表されるとともに、近隣住民向けの説明会が開催されました。
これにより5階建ての校舎・3階建ての体育館を建設し、体育館屋上にはグラウンドを設置する計画であることなどがわかりました。

■小杉地区新設小学校のイメージパース
小杉地区新設小学校のイメージパース
 
■新設小学校の建物配置図
小杉地区新設小学校の平面図

小学校を新設するのは、日本医科大学新丸子キャンパスの敷地のうち、約10,000㎡の区画です。

残る北側の約3,000平米には公園を整備し、小学校の敷地内においては北側に校舎を配置することで校舎が公園とグラウンドに挟まれる形になります。

5階建ての校舎は、イメージパースのように木を活かしたデザインが計画され、従来型の小学校とはイメージを一新したものになりそうです。
1階に職員室・給食室・多目的室、2~4階に普通教室・特別教室、5階(屋上)にはプールが設置されます。

特別教室の中には「ミュージックギャラリー」「メディアギャラリー」など、目新しい名前の施設も見受けられました。

学級数は18で状況に応じて増加させることも可能とし、とりあえずは1学年3クラスの構成になりそうです。

また前述の通り体育館屋上にはグラウンド設置を計画するなど、限られたスペースを最大限活用するものとしています。
校舎4階には体育館屋上グラウンドにつながるバルコニーやテラスなども整備され、なかなかお洒落な雰囲気が感じられました。

(※新設小学校の各フロア図面もありますが、防犯上の観点からここでは掲載を差し控えます。)

加えて、同小学校では、グラウンドを人工芝または舗装にすることも検討されています。
川崎市の多くの小学校のグラウンドは砂ですが、強風の際に砂嵐になるなど、周辺環境への影響も懸念されます。

人工芝や舗装であればそのような環境影響が軽減されますが、整備コストの増加を伴うことから現段階においてはまだ未確定ということです。

なお、今回発表されたのは小学校の「建築計画」であり、学区の再編等については来年度に検討されることとされています。

■日本医科大学武蔵小杉病院・新丸子キャンパスの再開発構成
日本医科大学武蔵小杉病院・新丸子キャンパスの再開発構成

ここで、日本医科大学再開発の全体像を見ていきましょう。

日本医科大学は、武蔵小杉駅北口に広大な敷地を保有しています。
一番駅寄りに武蔵小杉病院、その北側に新丸子キャンパスのグラウンド、グラウンド西側に新丸子校舎という構成です。

同大学の再開発事業においては、グラウンドに武蔵小杉病院を移転・看護学部を併設し、武蔵小杉病院跡地は三菱地所レジデンスが買収してツインタワーマンションの建設を行います。

また新丸子キャンパスの校舎を都内に移転させ、本エントリでご紹介した通り、跡地に川崎市立小学校および3,000平米の公園が整備されることになります。

■日本医科大学新丸子キャンパスの校舎
日本医科大学新丸子キャンパスの校舎

日本医科大学新丸子キャンパスの校舎

武蔵小杉病院跡地は売却される一方で、新丸子校舎の跡地は引き続き日本医科大学が保有します。
2015年から2048年まで、33年間の定期借地権により川崎市が小学校・公園用地として賃借して活用を行います。

これは将来的に予測される人口減も踏まえて、固定化を避けたものではないかと思います。

■「事業計画のお知らせ」
「事業計画のお知らせ」

このたびの計画概要の確定を受けて、現地には「事業計画のお知らせ」が公示されました。

新設小学校は当初は2017年度開校予定でしたが、最近になって具体化してきた近隣開発動向を検証することを目的として2019年度の開校に変更されました。

「事業計画のお知らせ」では、校舎の完成予定は2018年12月となっています。開校が2019年度ですから、竣工してから3か月の準備期間が確保されています。

■日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンド
日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンド

日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンド

■日本医科大学武蔵小杉病院
日本医科大学武蔵小杉病院

■武蔵小杉病院移転・タワーマンション建設の「事業計画のお知らせ」


一方、日本医科大学新丸子キャンパスのグラウンドにおける武蔵小杉病院・看護学部建設、現・武蔵小杉病院におけるツインタワーマンションの建設についても、すでに「事業計画のお知らせ」が公示されています。

武蔵小杉病院・看護学部は地上9階・約43m、ツインタワーマンションは地上50階・約180mです。

すでにお伝えしたとおり、三菱地所レジデンスのツインタワーマンションには低層部に商業・業務施設、老人福祉施設・スポーツクラブ等が整備される計画です。

こちらは2023年8月完成とまだまだ先の話になりますが、新設小学校の整備と並行して準備が進められていくことになります。

■日本医科大学再開発のイメージパース(小学校・公園新設を除く)
日本医科大学再開発のイメージパース

【関連リンク】
川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
川崎市 環境影響評価 学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに

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2016年
03月22日

「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」プレイベント:一流アスリートによる「スペシャル陸上教室」が4月3日(日)開催、小学生対象に参加申込受付中

【Reporter:はつしも】

国内外のトップアスリートが参加する国際陸上競技大会「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」が、20165月8日(日)に等々力陸上競技場で開催されます。

これに先立って、オリンピアンの堀籠 桂宏さん、室伏 由佳さん、ハニカット 陽子さん、世界選手権元日本代表の田野中 輔さんを講師とした「スペシャル陸上教室」が4月3日(日)に開催されます。

陸上教室は小学生を対象としたもので、3月28日(月)まで参加申し込みを受付しています。

■セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎 スペシャル陸上教室のチラシ
セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎 スペシャル陸上教室のチラシ 
※クリックでPDFが開きます。

■セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎 スペシャル陸上教室の開催概要
主催 川崎市
共催 日本陸上競技連盟 普及育成委員会 公益財団法人川崎市スポーツ協会
日時 2016年4月3日(日)13:00~15:00(受付12:15~12:30)
※小雨決行、荒天中止
会場 等々力陸上競技場【アクセス
※7番ゲート付近に受付が設置されます。
内容 (1)かけっこ教室~運動会でヒーローになろう~
<講師>
●田野中 輔さん(所属:富士通)
【実績】
2007年・2009年 世界選手権大阪・ベルリン大会110mハードル日本代表
2007年 アジア選手権110mハードル優勝
●堀籠 桂宏さん(所属:ユメオミライ)
【実績】
2008年 オリンピック4×400mR日本代表
2005年・2007年 世界選手権4×400mR日本代表

(2)キッズデカスロンチャレンジ(デカチャレ)~キング・オブ・アスリートになろう~
※「走る・跳ぶ・投げる」小学生対象の10種競技体験イベント(日本陸上競技連盟推奨)
<講師>
●室伏 由佳さん(所属:日本陸上連盟普及育成委員会)
【実績】
2005年 世界選手権ハンマー投、2007年 世界選手権円盤投日本代表
2004年 オリンピックハンマー投日本代表
●ハニカット 陽子さん(所属:日本陸上連盟普及育成委員会)
【実績】
2000年 オリンピック走高跳日本代表
1998年 アジア大会走高跳優勝
対象 川崎市内在学・在住の小学校1年生~6年生 ※学年は4月以降の学年です。
定員 ●低学年(1~3年生)200人/●高学年(4~6年生)200人
参加費 ひとりにつき100円(損害保険料)※当日徴収します
申込 事前申込・先着順。下記の川崎市ウェブページよりお申込みください。
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000075331.html
※また、当日は受付でこちらのチラシ裏面の「当日用受付書」が必要となりますので、ご持参のうえスタッフにお渡しください。
申込締切 2016年3月28日(月)まで
Web セイコーゴールデングランプリ陸上川崎2016 ウェブサイト
http://goldengrandprix-japan.com/

■会場となる等々力陸上競技場
会場となる等々力陸上競技場

会場となる等々力陸上競技場

近年は、親の世代である30年前に比べると、小学生の体力・運動能力が全般的に低下していることが文部科学省の調査によりあきらかになっています。
思う存分走り回れるような場所が少なくなっていることも、その一因かもしれません。

それは先天的な運動能力の差異というよりも、「体を動かし慣れていない」「動かし方のコツがつかめていない」というケースが多々あるでしょうし、それは運動の機会をつくっていくことで改善が見込めるでしょう。

講師として招聘されているアスリートはいずれも一流の方々であり、等々力陸上競技場で気軽に教えてもらうのは、なかなかない機会ではないかと思います。

短時間の体験ではありますが、ひとつのきっかけとして参加してみてはいかがでしょうか。

■「スポーツのまち・かわさき」のマーク
「スポーツのまち・かわさき」のマーク

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2016年
03月21日

「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図

【Reporeter:はつしも】

武蔵小杉駅北口の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」に整備される川崎市のコンベンションセンター整備工事が、現地に置いて公示されました。

工事は2017年10月31日までを予定しており、2018年3月に再開発ビル全体が完成することになります。
本エントリでは現地に掲載されたイメージパースに加えて、全体構造を示した平面図もご紹介したいと思います。

■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」
「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト」 

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地に、三井不動産・JX日鉱日石不動産が開発する180m・53階建てのツインタワーマンションです。
ツインタワーは段階的な建設が行われ、先行して武蔵小杉駅寄りの「タワーズイースト」の建物躯体が現在立ち上がりつつあります。

ツインタワーの低層部にはいずれも商業・業務施設が建設される計画であり、「タワーズイースト」については2階の一部が川崎市に寄贈され、そこに市営の1,000人規模のコンベンションセンターが整備されることになります。

■コンベンションセンター建設工事の公示
コンベンションセンター建設工事の公示

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は民間の開発事業ですが、コンベンションセンターについては公共事業ということになります。

民間事業者から川崎市に寄贈されるのはスケルトンの状態の建物(何も施工されていないコンクリート丸裸の状態)であり、そこから川崎市がコンベンションセンターの整備工事を行っていくかたちです。

■「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備その1工事」
仮称小杉町二丁目コンベンション施設整備その1工事

■「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備その2工事」
仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備その2工事

同整備工事は行政上、「仮称小杉町二丁目地区コンベンション施設整備工事」という名称になっています。

2015年8月スタートの「その1工事」と、同年12月スタートの「その2工事」に区分され、いずれも2017年10月31日までが工期となっています。

工事費は「その1工事」が1億6,956万円、「その2工事」が10億2,934万円で、合計11億9,890万円です。
そのうち5%が市費、50%が国費、45%が起債とされています。

川崎市の事業ではありますが、半分が国費で賄われることになるわけですね。
これは川崎市債の発行も含め市の予算を投じることになるため、「その1工事」「その2工事」の発注が段階的に川崎市議会において承認決議されています。

■コンベンションセンターのイメージパース
コンベンションセンターのイメージパース 

コンベンションセンターは1,000人規模とかねてから発表されており、公示にはスクール形式(テーブル+椅子)のイメージパースが掲載されていました。

これはコンベンションホールを一番大きく使った形態かと思います。

■コンベンションホールの平面図
コンベンションセンターの平面図 

現地の公示にはありませんが、こちらがコンベンションセンターの平面図です。

ホールはA・B・Cの3つに分かれていまして、このパーテーションは可動式になっています。
前掲のイメージパースは、A・B・Cをすべて使ったものでしょう。

■ホワイエのイメージパース
ホワイエのイメージパース

続いてこちらは、ホワイエのイメージパースです。

スペースには余裕がありますので、イベントの際にここにブースを出したりすることもできそうです。

実際にどのようなイベントが、ここで開催されるでしょうか。

■建物躯体が立ち上がりつつあるパークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト
建物躯体が立ち上がりつつあるパークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト

■タワーズイーストの壁面サンプル
タワーズイースト

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は、現在建物躯体が立ち上がりつつあるところです。

現在は細長いタワー部分を建設しており、低層部に下駄履き状に広がる商業・業務施設の姿は見えていません。

タワー部分の壁面はすでにタイルが取り付けられていまして、完成した際の大体のカラーデザインがわかるようになってきました。
公示区域内には、写真のような壁面タイルのサンプルが掲示されています。

武蔵小杉再開発のタワーマンションは、基本的にこのようなアースカラーが基調となっています。

「タワーズイースト」は、2018年3月に完成・入居が予定されています。
まだ2年間工事が続きますが、今後タワーの背丈が徐々に伸びていくことになるでしょう。

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