武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2011年
09月05日

苅宿小田中線 東横立体工区の踏切解消計画

【Reporter:はつしも】

関東労災病院の南側の東急線の踏切を立体交差にする事業がかねてより計画されています。先般コメントもいただきました通り、既に事業用地は取得が完了しているようで、今後の工事着工を待つばかりの状態になっています。

■川崎市 事業路線情報 苅宿小田中線 東横立体工区
http://www.city.kawasaki.jp/53/53gairo/home/kariyado3/kariyado3.htm

■苅宿小田中線 東横立体工区
苅宿小田中線 東横立体工区

この道路は苅宿小田中線と呼ばれ、川崎市の道路整備プログラムにおいて整備が予定れています。名前の通り苅宿から小田中を結ぶ道路ですが、そのうち東急線と交差する部分は「東横立体工区」として、立体交差によって交通環境を改善する計画となっています。

■苅宿小田中線 東横立体工区の事業計画
苅宿小田中線 東横立体工区の事業計画

■完成イメージ
完成イメージ

現地には事業計画の図面等が掲示されていまして、これを参照すると、立体交差のイメージを理解することができます。
両側に歩道が設置された本線が中央を通り、これが東急線の下をくぐることによって踏切が解消される計画です。

東急東横線・東急目黒線は高架化や地下化が進んでいますが、この区域は目黒線の延伸に伴って、高架上が東横線・高架下が目黒線という2層構造になっています。
つまり、上記完成イメージのような立体交差にしない限りは、踏切が解消できないわけですね。

■苅宿小田中線 東横立体工区の事業用地
苅宿小田中線 東横立体工区の事業用地

■トヨタレンタリースの立ち退き跡
トヨタレンタリースの立ち退き跡

このため、東横立体工区内では既存の道路の両側が事業用地として確保されています。見る限り、事業用地の確保は完了しているようで、立ち退き後の更地が残されていました。

この状態からしばらく動きが見えないようなのですが、川崎市の道路整備プログラムによれば、この区間は平成26年度(2014年度)までに完成を予定しています。

■川崎市建設緑政局 川崎市の道路整備プログラム
http://www.city.kawasaki.jp/53/53doukei/home/seibi_program/seibi_program.htm

鉄道と立体交差する道路となるとそれなりに工期がかかるはずですので、そのうち工事が始まってもおかしくないのでは・・・と思いますね。

中原区の道路事情は決して良好とは言えませんし、少しずつでも改善されていくとよいと思います。

■立体交差が予定される踏切
立体交差が予定される踏切

【関連リンク】
2010/10/22エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の歩道橋

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