東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエスカレーター設置工事が開始、ホームに仮囲いが登場
2012/1/2エントリで取り上げた、東急武蔵小杉駅ビルとホームを
結ぶ階段およびエスカレーターの設置工事が始まりました。
まずは横浜方面ホームに仮囲いが登場し、今後本格的に工事が
進められてきます。
■東急武蔵小杉駅 横浜方面ホーム
こちらが、仮囲いが設置された横浜方面ホームです。この位置に
駅ビルにのぼるための階段・エスカレーターが建設されることに
なります。
仮囲いには、警備員が2名配置されていました。
■仮囲いと東急目黒線の間
■仮囲いと東急東横線の間
前回エントリでも言及しましたが、ここはホーム北端に近づくに
つれてホームの幅が狭まっているところです。
それもあって、ご覧のように仮囲いと電車の間はかなり狭くなって
います。
ここにラッシュ時の行列ができますと、ホームを移動する方との
交錯も発生し、安全面が少々心配なところです。
東急武蔵小杉駅の職員の方にもこの点について聞いてみたところ、
「えー…なるべく安全に配慮してまいりたいと思います」
ということで、はかばかしい返答が得られませんでした。
スタッフを配置するのかどうかも確認してみたのですが、
「危険が発生するようであれば検討しますが、危険が感じられな
ければ現状のままかもしれません…」
との返答であり、こちらもはっきりした対策を聞くことができません
でした。
若手職員の方で、上層部からあまり話が通っていないように感じ
られましたので、実際には安全確保のための計画が立てられて
いるのかもしれません。
ただそれにしても、「危険が発生するようであれば」という返答は、
鉄道事業者としていかがなものかと思います。危険が発生してから
では、取り返しがつかないことがあります。
■新丸子側から見た仮囲い
■仮囲いの中
本日現在では、とりあえず仮囲いが組まれたというだけで、仮囲いの
中では目立った作業は始まっていませんでした。
■仮囲いの外側の時刻表と路線図
仮囲いの外側には、時刻表と路線図が掲示されていました。
ただ、ここはスペースが狭く人の行き来も多いですので、なかなか
落ち着いては見られないかもしれませんね。
東急武蔵小杉駅ビル建設工事は、2013年3月まで続く予定です。
工事完了後も仮囲いスペースはそのまま階段・エスカレーターと
して稼働しますので、ホームのスペースは狭くなったままの状態で
固定されることになります。
渋谷方面のホームにも今後仮囲いは設置されますが、ラッシュ時の
状況も踏まえつつ、安全第一で運用していってほしいと思います。
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