武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2017年
08月29日

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンに2018年4月開館「川崎市コンベンションホール」がウェブサイトを開設、市民に割引料金を適用し利用受付スタート

【Reporter:はつしも】

川崎市では、武蔵小杉駅北口の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」内に「川崎市コンベンションホール」の整備を進め、2018年4月に開館を予定しています。

同センターのウェブサイトが開設されまして、8月より利用申し込みの受け付けがスタート(※)していますので、お知らせいたします。

※利用する区画により受付開始日は異なります。

■コンベンションホールのイメージパース
コンベンションセンターのイメージパース 

■コンベンションホールが整備される「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト 

「川崎市コンベンションホール」は、三井不動産レジデンシャルとJX日鉱日石不動産が開発を進める「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の2階に設置されます。

デベロッパーがスケルトンの状態で川崎市に建物躯体を寄贈し、川崎市が内部の施工を行うものです。

■「川崎市コンベンションホール」のフロアマップ
川崎市コンベンションセンターのフロアマップ
※「川崎市コンベンションホール」のウェブサイトより

コンベンションホールは、A・B・Cの3区画に分割が可能な「ホール」、その「控室」、ホール前の「ホワイエ」、そして小規模な「会議室」で構成されています。

このうち「控室」「ホワイエ」は「ホール」利用に付属したものですが、個別に利用料金が設定されています。

■ホワイエのイメージパース
ホワイエのイメージパース 

利用料金は「一般」「市内の企業または研究機関」「市民等(その1)」「市民等(その2)」の4つに区分されていまして、うしろに記載した区分ほど料金が安くなっていきます。

本サイトのご覧の方の多くは「市民等」に該当するでしょうから、ここでは「市民等(その1)」「市民等(その2)」の利用料金を掲載します。

■市民等の施設利用料金表(その1)※不特定多数が来場する場合
種別 午前
9-12時
午後
13-17時
夜間
18-22時
全日
9-22時
延長
1h
ホール全区画 201,030 268,050 268,050 737,130 80,390
ホールA 75,490 100,650 100,650 276,790 30,190
ホールB 62,770 83,700 83,700 230,170 25,100
ホールC 62,770 83,700 83,700 230,170 25,100
控室1 1,880 2,510 2,510 6,900 750
控室2 1,880 2,510 2,510 6,900 750
控室3 1,880 2,510 2,510 6,900 750
ホワイエ 44,520 59,360 59,360 163,240 17,800
会議室1 4,660 6,210 6,210 17,080 1,860
会議室2 4,660 6,210 6,210 17,080 1,860
会議室3 4,120 5,500 5,500 15,120 1,640
会議室4 4,120 5,500 5,500 15,120 1,640


■市民等の施設利用料金表(その2)※不特定多数が来場しない場合
種別 午前
9-12時
午後
13-17時
夜間
18-22時
全日
9-22時
延長
1h
ホール全区画 125,640 167,530 167,530 460,700 50,250
ホールA 47,180 62,910 62,910 173,000 18,870
ホールB 39,230 52,310 52,310 143,850 15,690
ホールC 39,230 52,310 52,310 143,850 15,690
控室1 1,170 1,570 1,570 4,310 460
控室2 1,170 1,570 1,570 4,310 460
控室3 1,170 1,570 1,570 4,310 460
ホワイエ 27,820 37,100 37,100 102,020 11,120
会議室1 2,910 3,880 3,880 10,670 1,160
会議室2 2,910 3,880 3,880 10,670 1,160
会議室3 2,580 3,440 3,440 9,460 1,030
会議室4 2,580 3,440 3,440 9,460 1,030

上記の(その1)と(その2)の違いは、「不特定多数の来場を制限しているか否か」です。

例えばウェブサイトなどで広く告知をかけて来場を呼び掛けるような集客イベントであれば(その1)、市民活動団体メンバーの定例会議などであれば(その2)ということになります。

不特定多数が来場しない場合は、ぐっと利用料金が抑えられます。

4つある会議室は定員20~30名程度で、(その2)なら2,580円から利用が可能です。
グループなどで少しずつお金を出し合って利用される市民の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(※会議室のみの利用は、3か月前の月初からとなりますので、まだ受付を行っていません)

一方、ホールは921㎡ありまして、シアター席で960名、机を置いたスクール席3名がけで546名が収容できます。

規模的にそう巨大なものではありませんが、川崎市の方にお伺いしたところ、リサーチの結果この規模のニーズが高かったということなのだそうです。

■「川崎市コンベンションホール」利用の流れ
1.お問い合わせ(利用者)
  ↓
2.「利用申込書」返信(ホール)
  ↓
3.「利用申込書」記載の上提出(利用者)
  ↓
4.請求書発送(ホール)
  ↓
5.入金(利用者)
  ↓
6.利用許可(ホール)
  ↓
7.会場利用計画について打合せ(双方)
  ↓
8.催事当日
  ↓
9.催事当日発生費用精算の請求書発送(ホール)

利用を行う場合は、まず「川崎市コンベンションホール」に問い合わせを行い、メールまたはFAXで受領した申込書を返送するかたちになります。

「7.会場利用計画について打合せ」は、ホール利用の大イベント等での運営体制、レイアウト、施工、搬入計画、来場者誘導計画等を想定したもので、単なる会議室利用であれば、そう大仰なものにはならないでしょう。

詳細はエントリ末尾の関連リンクより、同ホールのウェブサイトをご参照ください。

■「川崎市コンベンションホール」のウェブサイト
川崎市コンベンションセンターのウェブサイト
(URL)
http://www.kawasakicity-ch.jp/

「川崎市コンベンションホール」の運営は指定管理者制度により、川崎市から株式会社コンベンションリンケージに委託されています。

この指定管理者選定にあたっての説明会には14社が参加したものの、最終的に応募したのはコンベンションリンケージのみで、選択の余地なく同社に委託することが決定しました。

同社は川崎市への応募にあたって、「年1回、市民向けのイベントを開催すること」を提案しています。
これはこのまま実行が確定したものではないでしょうが、何らか検討はされるものと思います。

その他、今後どのような会議、展示会等が誘致されるものか、注目されるところですね。

【関連リンク】
川崎市コンベンションホール ウェブサイト
川崎市報道発表資料 川崎市コンベンションホールの利用受付を8月1日に開始します
川崎市 川崎市コンベショホールの指定管理予者選結果について
株式会社コンベンションリンケージ ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北口地区 JX日鉱日石エネルギー社宅地区
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2016/3/21エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
2016/5/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズウエスト」発表、ツインタワー・一般開放される屋上庭園の等イメージパースを公開
2016/7/18エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」が20階超まで到達、PC工法で建設中
2016/12/9エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の内部工事により、室内照明が点灯
2017/1/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の建物躯体立ち上がりと、ベデストリアンデッキの接続部
2017/8/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」「タワーズウエスト」を結ぶペデストリアンデッキの鉄骨が道路上に橋渡し、8月8日(火)まで夜間通行止めに

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