武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2019年
02月07日

女子バレーボール「NECレッドロケッツ」がV・プレミアリーグホーム最終戦を2月9日(土)開催、フードショースライスで割引サービスを実施

【Reporter:たちばな】

中原区を拠点とするスポーツクラブに、「V・プレミアリーグ」に所属する女子バレーボールクラブ「NECレッドロケッツ」があります。
V・プレミアリーグの2016/2017シーズンにおいて過去最多・6回目の優勝を果たした強豪である同クラブは、現在2018/2019シーズンの終盤を迎えています。

2019年1月26日(土)、27日にはホームのとどろきアリーナでの「日立リヴァーレ」「久光製薬スプリングス」との連戦が行われ、2月9日(土)にはホーム最終戦となる「日立リヴァーレ戦」が行われますので、ご紹介します。

■NECレッドロケッツのホームコート「とどろきアリーナ」
NECレッドロケッツのホームコート「とどろきアリーナ」

NECレッドロケッツのホームコート「とどろきアリーナ」

NECレッドロケッツは、1978年にNECの女子バレーボール部として発足しました。
NECのコーポレートカラーはブルーであり、レッドといえばどちらかといえば富士通を連想しますが、設立当初は男子がブルーロケッツ、女子がレッドロケッツという組み合わせでした。

その後、NECの経営環境が厳しくなったこともあり、ブルーロケッツは2009年をもって休部となりました。
そのため、現在バレーボールクラブとしては「V・プレミアリーグ」に加入しているNECレッドロケッツのみが残っています。

■NECレッドロケッツの練習場「NECレッドロケッツ玉川アリーナ」
NECレッドロケッツ玉川アリーナ

NECレッドロケッツはかつては横浜市都筑区のNEC横浜事業場に本拠地がありましたが、横浜事業場は2005年5月に閉鎖・売却されて現在の「ららぽーと横浜」の再開発が行われました。
それに伴って整備されたのが「NECレッドロケッツ玉川アリーナ」で、2005年6月からチームの本拠地となりました。

また、NECレッドロケッツはホームコートもとどろきアリーナですから、まさに「中原区の地元チーム」ということになります。
本拠地を移したことで、同年7月には「川崎市ホームタウンスポーツ推進パートナー」の認定を受けています。

現役では古賀紗理那選手、過去には杉山祥子選手や竹下佳江選手、大友愛選手、栗原恵選手、高橋みゆき選手など、多くの日本代表選手が所属してきました。

■とどろきアリーナでの「久光製薬スプリングス戦」
とどろきアリーナでの「久光製薬スプリングス戦」

とどろきアリーナでの「久光製薬スプリングス戦」

とどろきアリーナでの「久光製薬スプリングス戦」

とどろきアリーナでの「久光製薬スプリングス戦」

こちらは、とどろきアリーナで1月27日に開催された「久光製薬スプリングス戦」です。
この試合は3,000人を超えるサポーターが見守る中、フルセットに持ち込んだ末に惜しくも2-3で敗戦となりました。

バレーボールの醍醐味といえば、強烈なスパイク、そして粘り強いレシーブでしょう。
とどろきアリーナの大部分を占めたレッドロケッツサポーターの皆さんも、選手たちの熱いプレーに大きな声援を送っていました。

■NECレッドロケッツの応援グッズ
NECレッドロケッツの応援グッズ

川崎フロンターレの試合などですと、サポーターの多くが川崎フロンターレのユニフォームやTシャツ、あるいは青系の服を着て等々力陸上競技場に集まります。
レッドロケッツの応援をするのに「真っ赤な服はちょっと無い…」という方が多いかと思いますが、心配はいりませんでした。
ホームゲームでチケットを購入すると、応援グッズとして赤いビブスのようなものが一緒にもらえますので、これを上から羽織れば応援体制が完了です。
(今後毎回、永続的に実施されるサービスかどうかは本サイトで保証しておりませんので、ご了解ください)

■アリーナ天井中央での映像演出
映像演出

■選手名の掲出
選手名の掲出

また、アリーナの天井中央では、4方向の映像装置でリプレイ映像の放送や様々な演出が行われます。
また座席側には、登録選手の名前とキャッチフレーズが掲示されていました。

■キャプテンの柳田光綺選手(コスギんピック出演時)
キャプテンの柳田光綺選手(コスギんピック出演時)

選手をどこから覚えるかについては、スパイクやレシーブ、サーブなどどんなプレイに注目するかにもよると思いますが、ひとつは「キャプテンから覚える」というステップもあるでしょう。

現在のNECレッドロケッツのキャプテンは、アウトサイドヒッターの柳田光綺選手です。
同選手は昨年の「コスギんピック」にもゲスト出演していました。

■イベントタイムのプレゼント投下
イベントタイムのプレゼント投下

バレーボールは、基本的に試合によって所要時間が変動するスポーツです。

V・プレミアリーグの5セットマッチ(3セット先取)の場合、リーグが公式に示している目安では1セットが約20分、3セットで終了の場合は1時間半程度です。
フルセットになった場合、2時間半程度とされています。

各セットの間にはチアリーダーズのショーなどが行われます。
この試合では2セットと3セットの間がイベントタイムになっていまして、観客席に向かってパチンコのようにプレゼントを投下するサービスが行われていました。

■アリーナでのグッズ等販売
アリーナでのグッズ等販売

ゲーム開催中、アリーナの内外ではグッズや飲食の販売店舗が並びます。
川崎フロンターレの「フロンパーク」ほどのイベント性はさすがにありませんが、こちらも試合開始前やイベントタイムにお客さんが集まっていました。

とどろきアリーナの場合、チケットの半券さえあれば出入りは自由です。

■試合終了後の選手バスの出待ち
試合終了後の選手バスの出待ち

試合終了後には、両チームの選手たちがアリーナ裏からバスで会場をあとにします。
そのバスの駐車スペースの前で、「出待ち」のサポーターの皆さんが並んでいました。

■等々力緑地・府中街道沿いのNECレッドロケッツの横断幕
横断幕

横断幕

■武蔵小杉駅前通り商店街のタペストリー
武蔵小杉駅前通り商店街のタペストリー

NECレッドロケッツはNEC玉川事業場に拠点があるため、もともとは向河原駅周辺の商店街でタペストリーなどの広報ツールを見かけることが多くありました。
それが最近、武蔵小杉周辺でもタペストリーが設置されるようになりました。

写真は武蔵小杉駅前通り商店街のもので、従来は川崎フロンターレや、法政二中高新校舎完成・共学化などのタペストリーが設置されていた場所です。

昔は集客に苦労した川崎フロンターレも、近年は等々力陸上競技場のキャパシティが限界に達し、知名度や集客力の点では「押しも押されぬ…」というレベルまで到達しつつあります。
商店街としても、同じく地元のクラブであるNECレッドロケッツの後押しをするのは良いのではないでしょうか。

■武蔵小杉東急スクエアのデジタルサイネージでの「NECレッドロケッツ」PR
武蔵小杉東急スクエアのデジタルサイネージでの「NECレッドロケッツ」PR

また商店街に加えて、現在は武蔵小杉東急スクエアも、NECレッドロケッツの応援をしています。
館内のデジタルサイネージや、2階通路においてNECレッドロケッツのPRが行われていました。

■館内のディスプレイ
館内のディスプレイ

館内のディスプレイ

館内のディスプレイ

館内のディスプレイ

武蔵小杉東急スクエアでは、NECレッドロケッツのホーム最終戦、2月9日(土)「日立リヴァーレ戦」の当日チケットを持参することで、「フードショースライス」18店舗での割引サービスが適用されます。
詳細はエントリ末尾の公式ウェブサイトをご参照ください。

そのために観戦するということはあまりないと思いますが、もし観戦される場合は、割引があることを覚えておいて損はないでしょう。

■NECレッドロケッツ V・プレミアリーグ優勝当時の中原区役所懸垂幕
NECレッドロケッツ Vリーグ優勝当時の中原区役所懸垂幕

■「コスギんピック」に登場したNECレッドロケッツの皆さん


【関連リンク】
Vリーグウェブサイト 女子
NECスポーツ ウェブサイト NECレッドロケッツ
武蔵小杉東急スクエア NECレッドロケッツの観戦チケットで特典!(PDF)
2009/12/4エントリ 中原区・武蔵小杉のスポーツチーム(1)NECレッドロケッツ
2011/8/7エントリ 「NEC玉川サマーフェスティバル」開催レポート
2014/3/9エントリ 「アリーナまつり」の東日本大震災被災地物産と、NECレッドロケッツ選手の最高到達点
2018/6/3エントリ 第2回「コスギんピック」で法政大学オレンジ・東住吉コッペパンズが優勝。大玉送りにNECレッドロケッツが参加、パラスポーツ体験も実施

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