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2020年
02月24日

「スポーツの駅」東急武蔵小杉駅の川崎フロンターレ広報ビジュアルが2020シーズン版に更新

【Reporter:はつしも】

2019年10月4日に、東急武蔵小杉駅コンコースにおいて、川崎フロンターレと川崎ブレイブサンダース仕様の装飾が行われ、「スポーツの駅」としてのお披露目が行われました。

コンコース内の情報発信スポット「こすぎアイ」周辺などに、両クラブの広報ビジュアルが展開され、マスコットキャラクター「ふろん太」「カブレラ」「ロウル」が登場したお披露目の様子を同日のエントリでお伝えしておりました。

川崎フロンターレは2020シーズンを迎えるにあたり、これらのビジュアルを新シーズン仕様にリニューアルしました。
 
■東急武蔵小杉駅のコンコース
東急武蔵小杉駅のコンコース

広報ビジュアルが展開されているのは、東急武蔵小杉駅の1階コンコースです。
その中央に情報発信スポット「こすぎアイ」がありまして、写真左側が大型ビジョン、右側がベンチを設置した休憩スポットになっています。

■ベンチ側・川崎フロンターレの広報ビジュアル
ベンチ側・川崎フロンターレの広報ビジュアル

川崎ブレイブサンダースのビジュアルは大型ビジョン側、川崎フロンターレのビジュアルはベンチ側に設置されています。

先般ご紹介した通り、川崎ブレイブサンダースのB1リーグは「2019-20シーズン」継続中でシーズンが年をまたぎますが、川崎フロンターレのJ1リーグは年ごとにシーズンが切り替わり、ユニフォームも一新されます。
そして新入団や移籍等も多く発生し、広報物に入っていた選手が新シーズンには在籍していない場合もあります。

そのため、各地の広報ビジュアル等も、選手やユニフォームが入っている場合は更新する必要があるというわけです。

■ベンチ上部のビジュアル
ベンチ上部のビジュアル

■新ユニフォームの田中碧選手(左)、谷口彰悟選手(右)
新ユニフォームの田中碧選手、谷口彰悟選手

ベンチ側では、ベンチの左右に選手のビジュアルが配置されています。
こちらは、田中碧選手(左)、谷口彰悟選手(右)です。

以前から在籍していた選手でも、活躍により一躍「チームの顔」に加わる選手も出てくる場合があります。
今回、その代表格がボランチ(2020シーズンの4-4-3システムにおいてはアンカー)をつとめる田中碧選手です。

左側の田中碧選手は、ユース出身で4シーズン目を迎える21歳で、昨シーズンブレイクを果たしました。
24試合に出場して、川崎フロンターレの生命線であるパス連携を中盤で支えるとともに、J1リーグでもトップのタックル成功率でボール奪取を重ねました。

J1リーグでは「ベストヤングプレーヤー賞」を受賞し、現在東京五輪代表の中軸として活躍することが期待されています。

そして右側の谷口彰悟選手は、今シーズンは新キャプテンに任命されました。

川崎フロンターレの不動のセンターバックとして、最終ラインからチームを統率します。
選手としての実力はもちろんですが、チーム随一のイケメン、かつ人望も高くファンサービスも積極的に対応することから、キャプテン拝命は多くのサポーターが納得したところです。

■新ユニフォームの家長昭博選手(左)、大島僚太選手(右)
新ユニフォームの家長昭博選手、大島僚太選手

続いてベンチの反対側は、家長昭博選手(左)と大島僚太選手(右)でした。

家長昭博選手は、2018シーズンのJ1リーグMVPです。
主に右サイドからの攻撃において、圧巻のフィジカルとボールキープ、精度の高い両足からのキックが特徴です。

2019シーズンでは、コンディション不調に苦しめられた部分もあったようですが、新システム「4-3-3」では3トップの右ウイング、または中盤のインサイドハーフでの起用が予想されます。

有力選手の加入による競争激化と新システムでの戦術スピードアップの中にあっても、同選手が作り出す「違い」がチームに力をもたらすことと思います。

そして大島僚太選手は、川崎フロンターレの日本人選手として初めてエースナンバー「10番」をつけたチームの中心です。

中盤での「止める・蹴る」の基礎、どんなに密集した場所でもボールを受け、繊細なタッチとボディフェイントだけで相手をかわす技術、相手の急所に一瞬の判断でパスを供給する視野の広さなど、「Jリーグで一番うまい」とも評されます。
同選手のテクニックは、素人目にもそのすごさがわかりますので、一度映像で見てみてください。

■向かい側の「こすぎアイ」
向かい側のこすぎアイ

ベンチの向かい側の大型ビジョン「こすぎアイ」には、川崎フロンターレの選手らによる乗車マナー啓発映像などが放送されています。
こちらの映像はまだ2019シーズンのユニフォームで、ちょうど先日2020シーズン分の収録が行われていました。

後日、新しい映像に切り替えるものと思います。

■改札口近くの中村憲剛選手(左)、小林悠選手(右)
改札口近くの中村憲剛選手、小林悠選手

■レアンドロ ダミアン選手(右)
レアンドロダミアン選手

また「こすぎアイ」付近に加えて、改札口近くの柱にも広報ビジュアルが設置されています。
こちらの柱には、中村憲剛選手、小林悠選手、レアンドロ ダミアン選手が登場していました。

中村憲剛選手は、昨シーズン終盤の左膝前十字靭帯損傷により、現在はリハビリ中です。
復帰は6月くらい(本人談)ということでした。

川崎フロンターレのバンディエラ(生え抜きの中心選手)として、中盤でのパス連携には欠かせない存在です。

元からかなり華奢な体格で、パワープレイや駆動力全開のドリブル突破などを武器にしているわけではありません。
視野の広さや判断力を大きな長所とする選手ですから、前十字靭帯損傷という重傷も相対的にビハインドにはなりにくいように思います。

そして小林悠選手、レアンドロ ダミアン選手のフォワード2名は、昨シーズンはその併用がなかなかうまくいきませんでした。

小林悠選手は2017シーズン得点王、かたやレアンドロ ダミアン選手は元ブラジル代表、ロンドン五輪得点王です。
いずれも出場すれば結果を出す選手ですが、川崎フロンターレは「4-2-3-1」の「1」、ワントップのフォワードをフィニッシャーとする戦術が中心でした。

両選手を2トップとしたフォーメーションも試行しましたが、シーズン終盤までフィットするには至らなかったように思います。

今シーズンの初戦となったルヴァンカップ「清水戦」、J1リーグ第1節「鳥栖戦」では、新システム「4-3-3」の3トップの中央でダミアン選手がスタメン、後半途中から小林選手が交代という形になりました。

今後はダミアン選手が3トップ中央、小林選手が右ウイングという併用もありそうで、今後の起用法に注目が集まります。

■JR武蔵小杉駅の川崎フロンターレ広報ビジュアル
JR武蔵小杉駅の川崎フロンターレ広報ビジュアル

■こすぎコアパークの広報ビジュアル
こすぎコアパークの広報ビジュアル

東急武蔵小杉以外にも、川崎市内各所に川崎フロンターレのビジュアルは展開されています。
JR武蔵小杉駅北口やこすぎコアパークのビジュアルも更新され、先日のエントリでご紹介しておりました。

こちらはあえてユニフォームや選手を登場させず、シーズンが切り替わってもそのまま使える内容になっています。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2019/10/4エントリ 東急武蔵小杉駅が川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダース仕様に装飾、「スポーツの駅」お披露目にふろん太・カブレラ・ロウルが登場

(2020シーズン関連)
2020/1/9エントリ 川崎フロンターレが川崎大師必勝祈願から2020シーズン始動、武蔵小杉では挨拶回りに大島僚太選手・バナナ隊長脇坂泰斗選手が登場
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