武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2009年
08月03日

住友不動産の(仮称)新丸子B計画が再進行

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2009/2/2エントリにおいて、新丸子駅近くの綱島街道沿いに計画
されているマンション「(仮称)新丸子B計画」事業見直しを行って
いることを取り上げました。2008年10月1日着工、2010年4月竣工
の予定が延期となっていたものですが、このたびこの計画が再始動
することになり、2010年1月着工、2011年9月竣工予定のスケジュ
ールが新たに引かれました。

■(仮称)新丸子B計画の建設予定地
(仮称)新丸子B計画の建設予定地

具体的にはどういった事業見直しをしたかというと、下記の対照表の
通りになります。

■(仮称)新丸子B計画 新旧計画対照表
  旧計画 新計画
用途 共同住宅 変更なし
敷地面積 2,122.23㎡ 変更なし
階数 14階建て 変更なし
住宅戸数 121戸 115戸
建築面積 891.00㎡ 960.00㎡
延べ面積 9,440.00㎡ 8,400.00㎡
工事着手予定日 2008年10月1日 2010年1月5日
工事完了予定日 2010年4月30日 2011年9月15日

用途も共同住宅のみのままで、一部店舗への切り替えはありません。
敷地面積・階数も変更なしとなっています。
目立つのは延べ面積が1,040㎡減少している点で、それに伴って
住宅戸数が6戸減少しています。建築面積が多少増加して階数が
14階で変更なしにも関わらず延べ面積が減少しているのは、上層
階の面積をカットしたということではないかと思います。

しかし、延べ面積の大幅な減少の割には戸数の減少が少ないようで、
共用部を一切無視して1戸あたりの延べ面積を単純計算すると、

旧計画 9,440㎡÷121戸=1戸あたり78.0㎡
新計画 8,400㎡÷115戸=1戸あたり73.0㎡


大雑把に上記のようになります。要するに1戸あたりの占有面積
がカットされた
、と解釈して良さそうです。
1戸あたりをダウンサイジングした分、平均価格が下がることになる
わけで、住友不動産の「事業計画の見直し」とはまさにこの「販売
価格帯の調整」にあった
ものと思います。
その他、事業見直しという主旨はありつつも、同じく住友不動産分譲
シティハウス武蔵小杉の販売との兼ね合いで販売時期の調整
行った面もあるかもしれませんね。

■(仮称)新丸子B計画の看板
(仮称)新丸子B計画の看板

現地では、前回エントリ時点では(仮称)新丸子B計画の看板が出て
いたのですが、計画が延期になって以後差し替えになっていまして、

■シティハウス武蔵小杉、シティハウス綱島の看板
パークスクエア綱島・シティハウス武蔵小杉の看板

上記の通りパークスクエア綱島とシティハウス武蔵小杉の看板
変更されていました。これがまたそのうち元に戻るものと思います。

この(仮称)新丸子B計画は武蔵小杉の再開発とは基本的に無関係
なのですが、景気の動向やさまざまな状況を反映して、案件ごとに
色々あるものだな、と思いました。

■(仮称)新丸子B計画 マップ
(仮称)新丸子B計画 マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2009/2/2エントリ 新丸子の住友不動産マンションが事業見直し

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