横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路と隣接ビル
横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路の建設が着々と進められていま
すが、今回は久しぶりに南武線ホームから現地を確認してみました。
■南武線ホームから見る横須賀線武蔵小杉駅連絡通路
現在では、南武線の上り・下り両ホームからほぼつながった状態で
連絡通路の建設が進められています。奥に線路をまたぐ跨線橋の
姿も見えますね。
■下りホームの連絡通路
下りホームの連絡通路を近くで確認してみると、大体通路の形状に
なっています。ただ、南武線を降りた乗客がここに流れ、横須賀線
側からの乗客もすれ違うとなると、見た目にはちょっと通路が狭い
ようにも感じられます。
以前のタウンニュースの記事によれば、暫定の連絡通路は正式な
ものよりも狭く、最も狭い部分で3mとなっていました。ここは暫定
ではなく正式な通路かと思いますが、どうも3mはないような気がし
ます。
■上りホームの連絡通路と跨線橋
一方、上りホーム側の連絡通路は、ホーム先端から少し歩いた後、
下りホーム方面への跨線橋をまたぐことになります。
この跨線橋の北側はマンションと隣接していますが、階段部分と
かなり近いですね。
■森山ビル
このマンションは森山ビルというのですが、このビルに関しては、
今年の8月27日に川崎市建設局が「小杉駅周辺交通機能整備建物
等調査」という題目で解体調査を株式会社建匠コンサルタントに発注
しています。
この調査の発注金額は595万円であり、「ちょっとした測量」の域を
超えた金額です。近隣でもJRによる買収話が噂になっており、将来
的に解体されて何らかJR武蔵小杉駅の用地となる計画があるよう
です。
■森山ビルと連絡通路
なお、株式会社建匠コンサルタントとは、建築分野の補償コンサル
タントを行う会社です。
連絡通路の階段が住居にあまりにも近く、部屋によっては突然目の
前が完全にふさがれたようなかたちになっていますので、森山ビルの
買収・解体の動きには、環境変化に対する補償という側面があるの
ではないかと推察されます。
さて、11月も中旬となりまして、横須賀線武蔵小杉駅の開業まであと
4ヶ月となりました。今年もあわただしいうちに終わってしまいそうです
し、年があけてしまえば結構あっという間ではないでしょうか。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 横須賀線武蔵小杉駅
2009/5/19エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路跨線橋工事開始
2009/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年6月)
2009/7/30エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路工事(2009年7月)
2009/10/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路と綱島街道トンネル
2009/11/10エントリ 横須賀線武蔵小杉駅のNEC側防音壁