また6月の毎週末には、「SDGsはぐくみじかんKAWASAKI2024」と題して、地域活動団体によるお子さん向けのワークショップが開催されますので、ご紹介いたします。
■「そらとわすくーる」の子どもたちによる「視線入力アート」
■「そらとわすくーる」の紹介
「そらとわすくーる」は、肢体不自由や医療的ケアのある重症児を対象にした放課後デイサービス施設です。
日々の活動や体験を通して、「できること」「わかること」ことを増やし、「やりたい」「伝えたい」気持ちを育てることを目的として活動しています。
大切なのは、最大限自分の力でやってみることです。
それにあたっては、「そらとわすくーる」ではさまざまなテクノロジーを積極的に取り入れているということです。
今回のアート作品「視線アート」は、「視線誘導」の技術を取り入れて創作されました。
■「視線アート」の紹介
「そらとわすくーる」が導入したのは、島根大学総合理工学部 機械・電気電子工学科 伊藤史人研究室が開発した重度障がい児・者向けの支援アプリケーション「EyeMoT(アイモット)」です。
視線を動かすことでカーソル操作やパレット操作ができ、創作活動ができるというわけです。
■「視線入力」によるアート作品作り
画面の周囲にはパレットや操作アイコンが並び、視線を動かしてカーソルを合わせることで色を選択したり操作して絵を描くことができます。
これで作った作品が1枚目の写真です。
展示の趣旨を損なわないため、本記事ではあまり大きくは掲載しませんので、是非現地で鮮やかな色彩の作品をご覧になってみてください。
創作した子どもたちの写真や紹介文も添えられています。
また、ららテラス武蔵小杉4階では、6月の毎週末に「SDGsはぐくみじかんKAWASAKI2024」と題して、市民活動団体によるお子さん向けのワークショップが連続開催されます。
■「SDGsはぐくみじかん」によるワークショップ
※川崎市100周年記念事業 ウェブサイトより
■「SDGsはぐくみじかん」によるワークショップ開催概要
会場 | ららテラス武蔵小杉4階ABC cooking studio前 |
時間 |
①10:30②11:00③11:30④13:00⑤13:30⑥14:00⑦14:30 ※各回4~5名程度 ※所要時間25~30分程度 |
受付方法 | 事前予約、当日10:00から会場にて受付 【事前予約LINE】 ※事前予約は開催日の1~2週間前から開始 |
内容 | ●6月2日(日)手形足形工作で梅雨を楽しもう!(NPO法人みどりなくらし) 今だけのサイズの手形足形で、かたつむりを作ってみよう。 ●6月8日(土)オリジナルマラカス作りと育児&収納相談(子育て支援グループ いいんだよ) マラカス製作中、育児や収納について専門家に個別に相談できます! ●6月15日(土)ちりめんモンスターを探してレジンスプーンを作ろう!(まきまきキッチン) ピンセットで探したちりめんモンスターを、レジンで固めて、オリジナルスプーンをつくろう! ●6月22日(土)キラキラキャンドル作り(SUN FESTA) プニプニ&キラキラなワックスでキャンドルを作ります! ●6月29日(土)フラワーサシェ(Vege&Art Fes) 好きな花と香りを選んでオリジナルのサシェ(香り袋)を作ります。 |
主催 | ファミリースマイルプロジェクト |
協力 | かわさきママのわ事務局 |
WEB | ●ららテラス武蔵小杉 イベント情報 ●川崎市制100周年記念事業公式サイト イベント情報 |
弊紙で過去にご紹介した「まきまきキッチン」や「NPO法人みどりなくらし」も参加しています。
小さいお子さんがいらっしゃる方は、こちらもご注目ください。
■川崎市国際交流センターで「まきまきキッチン」が開催していたフードパントリー
【関連リンク】
・そらとわすくーる ウェブサイト
・NPO法人みどりなくらし ウェブサイト
・子連れコワーキング いいんだよ ウェブサイト
・2023/2/16エントリ 「まきまきキッチン」が川崎市国際交流センターで毎月第3土曜にフードパントリー開催、「遊べる子ども食堂」でコミュニティの場に
・2024/3/27エントリ 中原区役所主催「なかはら はじめの一歩講座」がこすぎの大学プロデュースで開催、まちに参加するきっかけ作りに