武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2007年
08月27日

オズ通り商店街など、子育て家庭向けサービス拡充

【Reporter:はつしも】

神奈川新聞 カナロコの記事から。

カナロコによれば、県内の商店街で、子育て家庭を支援するサービスが目立ち始めているようです。どこの商店街も厳しい経営になっていますが、商店街活性化の一環として親子向けのイベントや優待カード発行などが増えているとのことです。

背景として、神奈川県が「子ども・子育て支援推進条例」を2007年10月から施行することとなっており、子育て世帯にやさしい商店街への補助が行われるということがあるようです。

その一例として、元住吉の「モトスミ・オズ通り商店街」の事例が記事中に取り上げられています。
 
【モトスミ・オズ通り商店街の取り組み】
・2006年7月から「オズ・ファミリークラブ」を設置
・費用は無料。会員には週1回携帯電話のメールで安売り情報や地域情報を配信
・口コミで広がり会員は1,700人を超える。大半は20代~30代の子育て世代
・商店街副理事長の肉店では、会員限定の安売り効果などで売り上げは以前より2割増となっている
・親子向けの地域イベントを配信しているがさらに内容充実を計画。2007年度からは神奈川県から52万円の助成を受け、地域の子育てサークルの意見も聞きつつ検討

【県内商店街全体の状況】
・県商店街連合会の調査によると、県内の430の商店街の40%から回答あり
・そのうち、11商店街が子育て中の家庭に対するサービスや優待カード発行
・家族連れ向けのイベントは約半数の八十三商店街で実施
・ただ、子どもの一時預かりは5商店街、空き店舗を利用した子育て支援は4商店街にとどまる

記事内容はこんなところです。
全国的に見て、商店街はどこも厳しい状態であり、シャッター街になってしまっている商店街も地方では珍しくありません。その中にあって、元住吉は非常に商店街が栄えている街として知られています。

いろいろな工夫で商店街に活気が生まれた、というようなニュースは時々見かけますが、中にはなるほど、と納得するものもあり、やり方次第という部分もあると思います。

「オズ・ファミリークラブ」は私は会員になっていませんが、記事によれば会員も広がっていて活発に利用されているようです。
ただ、記事中に「口コミで広がり・・・」と書かれていますが、もっとアピールする余地はあるように思います。

たとえば、オズ通り商店街の公式ウェブサイト
こちらにも一応「オズ・ファミリークラブ」のページがありますが、以前サイトを訪問したときには正直印象に残りませんでした。
そのページには、

「2006年7月6日★NEW★ メーリングリスト開始記念」

という情報だけが取り残されており、それだけ見ると、「ああ、多分このメーリングリストってその後動いていないんだろうなあ・・・」という印象を受けたんですね。そのため、そのときには登録しようという気持ちに至りませんでした。

オズ通り商店街の公式ウェブサイト全体も2006年7月から更新がなく止まってしまっている印象ですが、メールで情報を取る方はインターネットで情報を取る可能性も高く、せっかく活発にメーリングリストを運用していらっしゃるのであれば、ウェブサイトも運用していけばより高い効果があるのでは、と思いました。

商店街は街の魅力のひとつですので、子育て世帯の多い中原区にあって今後の取り組みにも期待したいと思います。

【関連リンク】
神奈川新聞 カナロコ 「商店街が子育て家庭へのサービス拡充へ/神奈川県内」
モトスミ・オズ通り商店街 公式サイト
武蔵小杉ライフ:武蔵小杉リンク:商店街

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