武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2010年
09月21日

東急ガード下~中小企業婦人会館前の交通規制区間

hatsushimo.gif

東急武蔵小杉駅南口のガード下の先、中小企業婦人会館前から
パークシティ武蔵小杉の角にかけては、朝夕の時間帯は歩行者
及び自転車の専用道路
となっています。

■東急武蔵小杉駅南口付近の交通規制区間
東急武蔵小杉駅南口付近の交通規制区間

実のところ私はこの交通規制を全く把握していなかったのですが、
先日、この区間の車両進入禁止が守られておらず危険である、と
いう情報提供をいただきまして、現地を確認してみました。

■東急武蔵小杉駅南口近くのガード下
東急武蔵小杉駅南口近くのガード下

こちらは東急武蔵小杉駅南口近くのガード下ですが、確かに右手に
交通標識が掲示されています。

■ガード下の交通標識
ガードしたの交通標識

交通標識はご覧の通りで、ここから50m先の区間から、9時~11時と
16時~19時の間は歩行者と自転車の専用道路
となっています。

■中小企業婦人会館前の道路
中小企業婦人会館前の道路

ガード下から50m先とは、上記の写真奥で両サイドに青い標識が
出ている地点から
です。丁度中小企業婦人会館前の道路にあたり
ますね。
それより手前は規制区間ではないのですが、ガード下から標識まで
は現在は一本道であり、実質的にはガード下から先は車が入る
ことができません。

この道路は通勤・通学の時間帯には多くの人が通行していますが、
ここには現在、分離された歩道やガードレールがない状態です。

■自転車・歩行者専用区間の終わり
自転車・歩行者専用区間の終わり

中小企業婦人会館とパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの角に、
自転車・歩行者専用区間の終わりを告げる看板が立てられていま
した。ここまでが規制区間ということです。

この先はパークシティ武蔵小杉側に歩道が設置されていますので、
そちらを歩行するように誘導されています。

■交通規制違反車
交通規制違反車

・・・と丁度その時、乗用車が後ろから入ってきました。この時は朝の
交通規制時間帯
だったのですが、情報提供いただいた通り、規制が
守られていない状況を確認することができました。

交通規制は、残念なことに必ずしも遵守されないのが常ですが、
この区間については、
・武蔵小杉駅の西側はまだ再開発中で道路整備が十分でなく、一旦
入ってしまうと出るのが難しい
・交通規制区間が短い
・交通規制の存在自体が気付かれていない

このようなことが背景としてあるのではないでしょうか。

しかしながら、交通ルールは守らなければいけないのは当然ですね。
ドライバーからすると支障がなさそうなことでも、車両の進入を想定
していない自転車・歩行者との事故につながる可能性があります。

交通規制には必ず理由があるわけでして、この区間の場合、朝夕の
歩行者の量に対して歩道や道路の幅員が十分でない
ために、車両が
入ると危険であるということなのでしょう。

今後の状況改善としては、中小企業婦人会館(武蔵小杉駅南口
地区東街区)や、東京機械製作所(新丸子東3丁目南部地区)の
再開発により、この道路も両側に歩道スペースが設置
されることに
なります。
そうなれば車両と歩行者が分離されることで安全性が向上し、この
交通規制も解消されるのではないでしょうか。

ただ、再開発の完了は4年ほど先の話ですので、当面は現状の
ままとなります。今後の工事進捗により、むしろ一時的に道路の
幅員が減少することもあるかもしれません。

実際の交通規制の実施徹底等は中原警察署にお任せするとして、
交通規制の存在自体の周知、交通安全に多少なりとも寄与でき
れば、ということで今回取り上げてみました。

※9月23日記事訂正
規制区間に誤りがありましたので、訂正しております。


【関連リンク】
中原警察署 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

2010/9/13エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の中小企業
婦人会館取り壊し着手

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