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2014年
07月29日

JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始

 

地域の懸案だったJR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し、ついに供用開始となりました。

■拡幅が完了した向河原駅前の踏切
拡幅が完了した向河原駅前の踏切

向河原駅前の踏切は遮断時間が長く、とりわけラッシュ時には歩行者・車両が数多く滞留する状況にあります。
それに対して設けられた歩行者スペースは十分な広さとはいえず、危険な状態にありました。

この踏切の拡幅計画が公になったのは2011年6月~7月の川崎市議会第3回定例会です。
一般質問に対して川崎市建設緑政局長が答弁を行ったもので、踏切の幅員7.7メートルを14.2メートルに拡幅し、必要な土地は川崎市が取得済みという説明がなされました。

速やかな着手が期待されたものの、その後なかなか工事が始まらずに年月が経ちまして、踏切を利用される皆さんも首を長くして待っていました。
2011年から丸3年が経過して、ようやくこのたび供用開始に至ったものです。

工事自体は比較的短期間で終わってしまいまして、時間がかかったのはJR東日本との調整ではないかと思います。
ある程度は理解できますが、なぜ3年も時間がかかったのかは、正直よくわかりません。


さて、拡幅後の写真だけですとピンと来ない方も多いと思いますので、拡幅前の写真と比較してみましょう。

■踏切南側(向河原駅側)の拡幅前
踏切南側(向河原駅側)の拡幅前

■踏切南側(向河原駅側)の拡幅後
踏切南側(向河原駅側)の拡幅後

今回の拡幅で、大きく広がったのが南側(向河原駅側)です。
拡幅工事により、踏切の遮断機が従来よりも外側に付け替えられました。

こちらは向河原駅の一般改札口から、踏切を渡ってNEC玉川ルネッサンスシティ方面への導線となりますので、歩行者が特に多い場所です。
車が入らないスペースが広がったことで、安全性が向上しました。

■踏切北側(武蔵小杉駅側)の拡幅前
踏切北側(武蔵小杉駅側)の拡幅前

■踏切北側(武蔵小杉駅側)の拡幅後
踏切北側(武蔵小杉駅側)の拡幅後

そして踏切北側も(武蔵小杉駅側)も、南側ほどではありませんが拡幅されました。
こちらも遮断機が外側に付け替えられています。

■川崎市報道発表資料 JR南武線連続立体交差事業調査の着手について(2014年4月16日付)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/530/0000057441.html

今回の踏切拡幅は安全性の向上を目的としたもので、「開かずの踏切」と呼ばれる遮断時間が短縮されるものではありません。
抜本的な対策としてはやはり南武線の連続立体交差化が必要であり、川崎市が現在武蔵小杉駅~尻手駅間の事業化のための調査を行っているところです。

■事業調査の概要
▼調査目的:
これまでの調査の成果を基に、本年度から国からの補助金を活用した事業調査を実施し、事業化に向けて、基本構造や関連都市基盤整備の基本的な考え方を検討する ▼調査期間:2014年度~2015年度(予定)
▼調査区間:JR南武線尻手駅~武蔵小杉駅
▼調査内容:
<現地調査> 川崎市域の地質調査・測量等(横浜市域は航空測量を実施)
(1)地質調査:ボーリングによる手法により地盤構成を調査
(2)航空測量:上空から土地の現況等を測量
(3)路線測量:鉄道敷地、公共用地内を測量
<基本設計>
(1)横浜市域を含めた尻手駅から武蔵小杉駅の全線
(2)川崎市域の先行的な整備着手を見据えた段階的整備
上記について、線路配線、構造、概算事業費等を検討
<その他>
駅前広場、都市計画道路などの関連事業に関する構造、事業費等の検討


まずは調査期間は2015年度まで(予定)となっていまして、その後事業化の判断が行われる見込みです。
完成まではたいへん長い年月がかかることと思いますが、今後の具体化が期待されるところです。

■高架化された南武線
高架化された南武線

【関連リンク】
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