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2016年
02月16日

府中街道・グランツリー武蔵小杉付近のカーブにおける交通事故と、ガードパイプ

【Reporter:はつしも】

世の中には、交通事故の発生しやすい場所があります。
その最たるものは自動車や歩行者等が交錯する交差点ですが、カーブも比較的事故が多い場所といえるでしょう。

昨年、府中街道のグランツリー武蔵小杉付近のカーブにおいて、交通事故の痕跡を見かけました。

■府中街道の事故発生地点マップ
府中街道の事故発生地点マップ

■府中街道の市ノ坪交差点付近
府中街道の市ノ坪交差点付近

事故が発生した地点

こちらが、事故が発生した地点です。
府中街道の市ノ坪交差点付近北側で、東急線高架下に向かって市道36号線(グランツリー武蔵小杉南側の道路)と合流する場所にあたります。

ご覧の通り、ガードパイプが激しく曲がっています。

この曲がり方からすると、反対車線の車がカーブをそのまま直進し、衝突したのではないかと思われます。

■縁石のタイヤ痕
縁石のタイヤ痕

道路の縁石を見ると、タイヤが乗り上げた痕が残っていました。
何かを避けようとしたのか、あるいは居眠り運転等だったのか詳細はわかりません。

なお、現在ではすでにガードパイプは新しいものに付け替えられています。

■中原警察署の交通事故発生状況掲示(当時)
中原警察署の交通事故発生状況掲示

ただ、中原警察署にある交通事故発生状況の電光掲示板を当時確認したところ、少なくとも死亡事故ではなかったことがわかりました。

何はともあれ、大事には至らなかったのは良かったと思います。

■拡幅が進んできた市ノ坪交差点付近の府中街道
拡幅が進んできた市ノ坪交差点付近の府中街道

府中街道は市ノ坪交差点以南までは拡幅工事が進み、歩道が拡幅されるとともに自転車の走行ガイド等も整備されました。
また車道と歩道を隔てるガードパイプや植栽も設置されています。

ただ市ノ坪交差点以北はまだ未整備の状況で、大部分において歩道がたいへん狭隘で、ガードパイプもありません。

■反対側車線から見た事故発生地点
反対側車線から見た事故発生地点

今回車が突っ込んだ箇所は、「グランツリー武蔵小杉」の開業に伴う市道36号線拡幅の際に幸運にもガードパイプが設置されていましたが、場所とタイミングによっては歩行者に危険が及んだ可能性もあったでしょう。

府中街道の交通環境は、拡幅によってなるべく早く改善されることが期待されます。

■グランツリー武蔵小杉前の、従来からのガードパイプ設置場所
グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ設置

なお、2016/2/7エントリでは、東急武蔵小杉駅周辺においてガードパイプが設置されたことをお伝えしました。

上記写真は特にリスクが高いT字路で、従来からガードパイプが設置されていたところです。
運転ミスなどさまざまな要因により突然車が乗りあげてくることが実際にありますので、そういった際にはこのようなガードパイプが有効かと思います。

【関連リンク】
2009/3/26エントリ 中原警察署管内交通事故死亡者ゼロ記録が700日に
2012/9/27エントリ 綱島街道・木月歩道橋の交通安全表示
2014/9/24エントリ 東急武蔵小杉駅南口路地の、カラーコーン設置
2015/2/10エントリ 武蔵小杉駅近くの南武沿線道路で川崎市バスと乗用車の正面衝突事故が発生、16名が負傷
2015/3/21エントリ 府中街道拡幅区間の自転車専用レーンが一部供用開始
2016/2/7エントリ 東急武蔵小杉駅周辺の都市計画道路に、歩行者保護と横断防止のガードパイプが設置

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