武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2017年
05月23日

武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」を「idacafe」などに開設、5月24日(水)は「化粧外来」もスタート

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉で健康に関する取り組みを進めてきた「+Care Project(プラスケアプロジェクト)」が、健康・病気などに関する相談ができる「暮らしの保健室」を元住吉と武蔵新城に開設しました。

元住吉ではコミュニティスペース「idacafe(イダカフェ)」において毎週水曜日に、武蔵新城で同じく「NAYA」において3ヶ月に一度開催されています。

次回は明日、5月24日(水)に「idacafe」で開催され、傷跡などをお化粧の力でカバーする新企画「化粧外来」も実施されます。

■「暮らしの保健室」が開催されている「idacafe」
「暮らしの保健室」が開催されてれいる「ida cafe」

「暮らしの保健室」が開催されている「ida cafe 

「+Care Project」は、2017年4月1日よりNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントより独立し、一般社団法人プラスケアとして活動をスタートさせました。
その新たな活動として取り組むのが、「暮らしの保健室」です。

「暮らしの保健室」とは、地域のコミュニティスペース等を活用し、そこに看護師や医師などの医療者が駐在することで、健康や病気に関する幅広い相談を気軽にできるようにする仕組みです。
その医療者は医療コーディネーターとしての役割も果たし、地域の医療機関の紹介や、社会的資源との橋渡しをするものとしています。

「+Care Project」では、スタートアップ資金の一部をクラウドファンディングで集め、4月より元住吉の「idacafe」を中心に事業をスタートさせました。

■「idacafe」の店内
「ida cafe」の店内 

「idacafe」は、井田中ノ町商栄会の中ほど、井田小学校の正門近くにあるレンタルスペースです。
地域のさまざまなワークショップ、セミナー、スクールなどの催しに活用されています。

ここが毎週水曜日、「暮らしの保健室」になっています。

■「+Care Project」の西智弘さん、芋川祐樹さん
「+Care Project」の西智弘さん、芋川祐樹さん 

■コミュニティナースの渡邊麗子さん
コミュニティナースの渡邊麗子さん
※写真提供:一般社団法人プラスケア

「暮らしの保健室」は、代表であり医師でもある西智弘先生を中心に、多くの方の協力によって運営されています。

病院ではなく地域で活動する看護師「コミュニティナース」として、渡邊麗子さんがジョインされ、「暮らしの保健室」での相談業務を行っています。

■「暮らしの保健室」で相談を受ける渡邊さん
「暮らしの保健室」で相談を受ける渡邊さん
※写真提供:一般社団法人プラスケア

病院に行くというのはそれなりにハードルが高いですし、「まだ診察を受けるというほどではないけれども、ちょっと気になることを相談したい…」というニーズも多々あるでしょう。

「暮らしの保健室」では、コーヒーなど飲みながら気軽な相談ができます。

■「+Care Project」の濱田美智也さんによるハンドドリップ
「+Care Project」の濱田美智也さん 

■「MUI」による「暮らしの保健室ブレンド」
「MUI」による暮らしの保健室ブレンド

「暮らしの保健室」では、ワンドリンクオーダー(400円)が必要です。

元住吉のコーヒー豆の名店「MUI」が、このプロジェクトの活動に賛同し、ここでしか飲めない「暮らしの保健室ブレンド」を提供しています。

この400円が、健康相談の利用料金となっているわけです。
「暮らしの保健室ブレンド」だけでなく、紅茶もあります。

■「暮らしの保健室」のオプションメニュー
「暮らしの保健室」のメニュー

また、コミュニティナースが病院に付き添って医師とのコミュニケーションをサポートする「ナースサポートサービス」、医師や看護師に突っ込んだ個別相談を行う「よろず相談サービス」などは、別料金が設定されています。

ワンドリンクでの気軽な相談と「よろず相談」とのレベル感の違いなど、詳細は「暮らしの保健室」でご相談ください。

加えて冒頭に申し上げた通り、5月24日(水)を皮切りに毎月第4水曜日には、傷跡などを化粧でカバーするご相談サービス「化粧外来」もスタートします。

「化粧外来」の詳細は【こちら】の「+Care Project」のウェブサイトをご参照ください。

■会員募集中
会員募集中

また年会費5,000円の「暮らしの保健室」会員も募集しています。これはサービスの優待などが受けられるものですが、この取り組みのサポーター募集としての意味合いもあります。

「+Care Project」は利益を追求する団体ではありませんが、地域に寄与する活動を持続させていくためには、一定の収入が必要です。

「idacafe」のようなレンタルスペースにも費用がかかりますし、コミュニティナースも「地域のためになるから」といった「やりがい搾取」で無償奉仕いただくわけにはいきません。

「暮らしの保健室」の取り組みに賛同いただける方の入会や、寄付なども歓迎されているということです。

■「idacafe」(イダカフェ)のロゴ
「idacafe」のロゴ
 
■「idacafe」の駐輪場
idacafeの駐輪場

「idacafe」は元住吉の中でもブレーメン通り商店街を過ぎた先、井田中ノ町商栄会にあり、武蔵小杉からは(また元住吉駅からでも)少々距離があります。

ただ、店舗脇に専用の駐輪場がありますので、自転車でアクセスされると良いかと思います。

また「暮らしの保健室」以外にもさまざまな催しが開催されていますので、関連リンクの公式ウェブサイトもご参照ください。

■「暮らしの保健室」の開催情報
●Web:https://www.kosugipluscare.com/
<元住吉>
●会場:中原区井田中ノ町33-9 idacafe

●開催日:毎週水曜日10:00~16:00
※毎月第4水曜日14:00~16:00に「化粧外来」を実施
<武蔵新城>
●会場:中原区上新城2 NAYA enjoyspace
●開催日:3ヶ月に一度


■「idacafe」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レンタルスペース idacafe
idacafe ウェブサイト

(+Care Project関連)
+Care Project ウェブサイト
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント ウェブサイト
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(西智弘さん関連)
西智弘さんブログ かわさきOncology&Palliative Care
西智弘さんTwitter @tonishi0610
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(Mui関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ「MUI(旧店名もとえ珈琲)」
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