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2020年
08月19日

川崎フロンターレが難敵セレッソを5-2撃破しJ1リーグ新記録の10連勝、フロンパークでは新企画「ナゾトキっずランド」が開催

【Reporter:あさお】

本日、J1リーグ第11節「川崎フロンターレvsセレッソ大阪戦」が等々力陸上競技場で開催されました。
川崎フロンターレにとって、セレッソ大阪は2017シーズン以来未勝利の難敵でしたが、脇坂泰斗選手の直接フリーキック、家長昭博選手のPKに加え、小林悠・三笘薫・レアンドロ ダミアンの3選手のゴールにより5-2で勝利しました。

川崎フロンターレは2020シーズン、第1節のサガン鳥栖こそドローに終わったものの、リーグ再開後の10戦を10連勝で終えてJ1リーグ連勝新記録を樹立しました。
当然クラブ新記録を更新し、まさに破竹の勢いを維持しています。

■川崎フロンターレvsセレッソ大阪が開催された等々力陸上競技場
川崎フロンターレvsセレッソ大阪が開催された等々力陸上競技場

川崎フロンターレvsセレッソ大阪が開催された等々力陸上競技場

5-2で勝利

J1リーグの同一シーズン連勝記録は、1997年のガンバ大阪、2007年の鹿島アントラーズ、2018年のガンバ大阪の「9連勝」です。
川崎フロンターレはこれを2シーズンぶりに更新したことになります。

なお、鹿島については翌シーズンも開幕5連勝をしていることから、シーズンをまたいだ場合は14連勝が最多となります。

また、川崎フロンターレは第11節時点で「勝点31」を獲得しました。
これも開幕後同一時点での最多記録となります。

■脇坂泰斗選手が決めたフリーキック
脇坂泰斗選手が決めたフリーキック

■家長昭博選手が決めたペナルティキック
家長昭博選手が決めたPK

■得点後小林悠選手とグータッチをするレアンドロ ダミアン選手
レアンドロダミアン選手

川崎フロンターレは、近年セレッソ大阪を苦手としていました。
2017シーズンのホームゲームでは5-1勝利したものの、同年のルヴァンカップ決勝で敗戦。

2018シーズン冒頭のFUJI XEROX SUPER CUPでも敗れ、2018シーズン、2019シーズンでのホーム&アウェイ4試合通算は3敗1引き分けでした。

これらの敗戦の多くは「先にスキをつかれて失点し、その後守りを固められる」というもので、いずれも非常に悔しい試合でした。

今日のゲームも開始わずか7分で軽いミスから失点し、スタジアムに「またか」という雰囲気も漂ったものの、全く慌てることはありませんでした。

川崎フロンターレが今シーズンからトライしている新システム「4-3-3」は、より前線に人数をかける攻撃力・両サイドの幅も活用したスピード感が特長です。
特にリーグ再開後にこのシステムが機能し、10試合で29得点という爆発的な得点力を生み出してきました。

それが特に後半にセレッソ大阪の堅い守りをこじあけ圧倒、3シーズンぶりの勝利につながったわけです。

■「飲水タイム」でのミーティング
飲水タイムでの調整

今季のもうひとつの特徴は、ゲームの組み立てがうまくいっていない場合も、飲水タイムやハーフタイムでの的確な修正が行われ、盛り返すケースが非常に多い点です。

上記写真を見ると、、セレッソ大阪の選手が飲水を終えてほとんどピッチの戻っているのに、川崎フロンターレの選手や鬼木監督は時間をより多く使ってコミュニケーションを続けていることがわかります。

今日の試合では前半、後半の2回の飲水タイムで、ほぼ同じような光景がみられました。

■本日の「あんたが大賞」は三笘薫選手
本日の「あんたが大賞」は三笘薫選手

■Jリーグtwitter ゴール動画 川崎FvsC大阪 三笘薫

川崎フロンターレのホームゲームでは、主に勝利したゲームでマンオブザマッチ「あんたが大賞」が選出されます。
本日の受賞は、途中出場から4点目を挙げ、勝利に大きく貢献した三笘薫選手でした。

三笘薫選手は、川崎フロンターレユースから筑波大学を経て今季加入した新戦力です。
独特のコース取りからディフェンスを切り裂く「ヌルヌルドリブル」が特長で、たびたび途中出場からリズムを変えて得点を重ねています。

左ウイングでは開幕当初のレギュラーであった長谷川竜也選手が負傷中であり、今後も一層の活躍が期待されるところです。

■試合終了後、ピッチを1周する選手たち
終了後、ピッチを1周する選手たち

なお、9連勝した2クラブのうち、2007年の鹿島アントラーズは優勝していますが、1997年・2018年のガンバ大阪は実はいずれも優勝を逃しています。
2018年に優勝したのは川崎フロンターレでしたね。

クラブ間の力が拮抗し、競争が激しいのがJ1リーグの特徴ですので、半分以上が残っているシーズンのゆくえは、まだまだわかりません。
川崎フロンターレ対策を練ってくるクラブも今後増えるでしょうし、目の前の勝利を積み重ねつつ、さらに向上していくことが必要かと思います。

■上限5,000人での開催
超厳戒態勢での開催

■タオルマフラーを掲げる応援
超厳戒態勢での開催

現在、Jリーグは新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、入場者数の上限を5,000人とし、ビジター席を設置しない「超厳戒態勢」での開催となっています。

座席の間をあけ、応援も「拍手」「タオルマフラーを掲げる」ことに限定されています。
当初は8月に規制緩和される予定だったのですが、現状の社会情勢では困難なところでしょう。

少なくとも当面は現状の規制下での運営となるのではないでしょうか。



■ホームゲームイベント「ナゾトキっずランド」
ホームゲームイベント「ナゾトキっずランド」

■謎解きをする参加者
ホームゲームイベント「ナゾトキっずランド」

■アトラクションも謎解き仕様に
ホームゲームイベント「ナゾトキっずランド」

一方、等々力陸上競技場周辺のホームゲームイベントでは、平日ながら新イベント「ナゾトキっずランド」が開催されました。

これは現在武蔵小杉・新丸子周辺を舞台に開催されている、川崎フロンターレ×SCRAP ナゾトキ街歩きゲーム「川崎フロンターレ 絶対絶命からの脱出」のプロモーションをかねたもので、フロンパークに謎解きアトラクションが登場しました。

今回は入門編として、比較的簡単な謎が仕掛けられまして、子どもたちだけでも楽しめる内容になっていました。

■「川崎フロンターレ 絶体絶命からの脱出」
「川崎フロンターレ 絶体絶命からの脱出」

「川崎フロンターレ 絶対絶命からの脱出」については、2020/7/13エントリで詳細をご紹介しておりますので、そちらもご参照ください。
開催期間は2020年12月27日までですので、まだまだ楽しめます。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第11節

(ナゾトキ関連)
2020/7/13エントリ 謎解き街歩きゲーム「川崎フロンターレ 絶体絶命からの脱出」が7/15(水)スタート、新丸子・武蔵小杉が舞台に

(川崎フロンターレの取り組み)
2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
2020/4/15エントリ 川崎フロンターレが新型コロナウイルス対策でオリジナルマスク販売、需要急減の陸前高田市・キャンプ地等の物産紹介にビデオ会議背景画像を配布
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(リーグ再開関連)
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